はてなキーワード: お礼とは
思い込みじゃないよ。
泊まってる部屋より良い部屋に移すのが普通。
単にそういうケースに遭遇したことないだけじゃないのか?
(それかビジネスホテルだけとか、海外でしか泊まったことねぇよ、とか)
けど、それがクレーマー対策ってのは違う。
「クレーマーにさせないための先手」ってのがより近い。
ご意見いただいてありがとうございます、というお礼の気持ち、という意味になる。
故障という被害を受けた、そして、被害を受ける前にそれを伝えた、というのは
払った金額に見合うものではないはずなんだ。
いわば、マイナス。
そのマイナスを知らん振りされた(と思われた)ら、クレーマーなどではなく、親切心だったのに、
設備がらみとか部屋そのものの問題なら、部屋を上のグレードにする、というのは、一番分かりやすくてシンプルな方法。
ただ客にとっても面倒なんで「修理しますので、部屋をお取り替えしましょう」とか、サービスを受ける側に選択権は与える。
(嫌ならそこで面倒だから嫌、って断ってもいい)
ご意見いただいてありがとうございます、という気持ちを「受け取りたくない」、というなら
それが一番スマートなやり方。
「私は気になりませんでしたけど」って意思表示にもなる。
まあ、それでもなんかサービスつけられるときもあるけど、断る事が可能だから。
【この間東京で居酒屋に行ったとき、もちろんビールやおつまみをたくさん注文したあとで、友だちがヨーロッパみやげのデザートワインを開けよう、と言い出した。その子は一時帰国していたが、もう当分の間外国に住むことが決定していて、その日は彼女の送別会もかねて いたのだった。
フレンチレストランなどで持込に便宜を図ってくれる(ただし持ち込み料はしっかりとるのだが)店ならいざ知らず、居酒屋にワインの持ち込みができるものだろうかと思ったが、送別会への精一杯のお礼のつもりでワインを出してくれた彼女の気持ちを思うと、どうしても叶えてあげたくなった。
それで、お店の人に店長さんを呼んでくれる?と相談したら、気のいいバイトの女の子が「はい、かしこまりました」と言って奥に引っ込んで行った。
すると、店長というどう考えても年下の若者が出てきたのだが、年齢が上だろうが下だろうが、ルールを曲げてくれとお願いをするのはこちらである。
私たちは「突然で申し訳ありませんが…」と前置きして、ていねいに事情を言った。この人は、こういうわけでもう日本にいなくなるのです。その本人がおみやげとして海外から持ってきた特別なお酒なんです。どうしてもだめでしょうか? いくらかお金もお支払いしますから……。
店長には言わなかったが、もっと書くと実はそのワインはその子の亡くなったご主人の散骨旅行のおみやげでもあった。人にはいろいろな事情があるものだ。
しかし、店長は言った。ばかみたいにまじめな顔でだ。
「こういうことを一度許してしまいますと、きりがなくなるのです」 そりゃそうだろう、お酒の量販店が幅をきかせる昨今、持込を許そうものなら、つまみだけ注文してお酒は格安で買ってきたもので乾杯という人たちで店があふれかえるのは想像にかたくない。お酒が最大の収入であろう居酒屋はあがったりだ。店の人が大ごとと感じるのもしかたない、とみな怒るでもなくお会計をして店を出ようとしたが、そのとき店長が続けて言った言葉で立てかけた膝を戻した。
「ですが、私どもではご用意できないワインでもあり、事情もそういうことであれば、グラスをお出ししましょう。お代はいただきません。チェーン店のマニュアルにはない私の一存ですので。
先ほどの気のいいバイトの女の子が店長の指示でビールグラスを余分に出してくれた。コルク用の栓抜きはないということだったので、近所にある閉店後の友だちの店から借りてきた。
それで店長に感謝しつつ盛大に開けてにぎやかに乾杯をして、一本のワインを七人でちょっとずつ味見していたわけだ。
お客さんは私たちしかいなかったし、閉店まであと二時間という感じであったので皆の声が途切れたときに、厨房からバイトの女の子に語りかける店長の声が漏れ聞こえてきた。
「なあ、酒の持ち込みできる店はやっぱり好感度高いかな?」
「そうですねー。でも普通、誰もその店のメニューにあるのと同じお酒持ち込もうとは思わないですよ」
「そうだよな。今のひとたちみたいに、その店になくてしかも特別な意味のあるお酒とかだろうな。だったら、あらかじめ電話をもらってその酒の銘柄を聞いたうえでOkして、持ち込み料もらう…うん、次のブロック会議で提案してみよう」
頭の回る店長である。だが私たちのちょっと異様な年齢層やルックスや話し方を見てすぐに、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を 持っているということがわかるほどの人生経験は積んでいなくてもしかたのない年恰好である。
お会計をして店を出ようとしたとき、店長がこっそりと声をかけてきた。
「チェーン店のルールにはずれたことですので、今回かぎりということで他の方にはご内密にお願いします」
「もちろんです」と答えながら、バッグを探って名刺を出した。
「お心遣い、本当にありがとうございました。また皆で来させていただきます」
彼の頭の中の作家一覧に私の名前も登録されていたのだろう、びっくりした顔でつかえつかえ彼は言った。
「ご本はかねがね読ませていただいています」
どの本を読んだかと聞いてその言葉が本当であるかお世辞であるかを確かめるような無粋なまねはせずに「それは、どうも」とだけ答えて私は店を出た。
ほろ酔いの頬に夜風が涼しかった。】
―こんなのが読みたかったんですがね。
http://anond.hatelabo.jp/20090814141559
これ読んだら自分が婚カツ系サイトであったおっさんを思い出した。
メールを何回か交わして、銀座でお食事しましょうということになって、割と高めの鍋を食べた。
会話もおっさんが適当に仕事の苦労話をして、それに私がうなづくという形で進行。
一見なごやかに終わった。
で、店を出たらおっさんが聞いた。
「私はどうですか?」
「一回だけではまだ判らないですよー」と笑顔で答えた。
うちに帰ってお礼と「今度またお食事をしましょうね」というメールを書いたところ。
「脈のない方とはもう会えません。時間の無駄ですから」という返事が来てポカーン。
確かに私は思わず引き留めたくなるような美女ではない。
それは認める。
でも、おっさんは私より背が低くで年相応の腹周りで頭が少々涼しかった。
会話も内面がにじみ出るような内容でもなかったし。
それで、一回会っただけで自分に決めろっていうおっさんはちょっとずうずうしいんじゃないかと更にポカーンとして、めんどくさくなって婚カツサイトに通うのもやめてしまった。
振られて私は今すげー怒っている。
「釣り合わなくて、そっちが見下してるのが我慢ならない」とか
「嫌いじゃない、一緒にいたい、
でも釣り合わないから、もっといい男を見つけたほうが幸せさ…」って言うのは
本当意味わからん。
(言葉でそう言ってるだけで、本音は前者のような事かもしれないけど)
真面目に働いて見た目も優しさも失わないようにしてるより
不衛生で生活保護とか受けてたほうがいいのかあああ
年収から容姿から性格から全部釣り合ってないとうまくやってけないのかああああ
女のほうがあざといんだから幸せにしてくれる男くらい自分で選ぶっつーの
だいたい本当に釣り合わないならまだしも、私そんなに凄くないだろうがああああ
とはいえ、こういうのは理屈ではないのでしょうがないか。
でも最初は一ヶ月くらい休止する予定だったんだ。
たまたまその日にパーティーを組んでゲームを進めていた途中その話をしたら、皆が残念そうなコメントを残す。
で、俺もちょっと調子にのって、しばらく休止するってことでなんかアイテムあげますと、そのゲームでは結構貴重なアイテムを破格で譲った。
その人めちゃくちゃ喜んでて、次のメッセージが
「じゃーさっそく売ってこよw」
でも本人いなくなってからやれと。 っていうかわざわざ渡した本人に言うのかと。
そのメッセージを見た瞬間 ハッとし、我に返った。
俺は本当は結構忙しい時期、それを中毒化してたMMOが台無しにしていたからだ。
それですぐ今日全てデータ消す事をいって、パーティの人らは転売した人を責めた。
中には現実のお金で万を超えてまでアイテムをゆずったりする世界で、これから消す人の遺品に群がるのはMMOをやってる人なら誰でもわかる心理だと思う。
もう心変わりした瞬間、俺にはアイテムの価値も自分のキャラクターのレベル(ギルド戦で上位の方)もどうでもいいただの文字情報に見え、友達登録してる人に今日でさよならだとメッセージをした。
そのときはどうでもいいと思いつつも、長らくお金も時間もかけたMMOの世界にちょっと心残りもあったが、メッセージを送った瞬間返信の9割が「装備くれw」だ。
そんなのわかってる。どうせ消すくらいなら使ってる人に渡せばいいと。
それに転売目的じゃなく人のものだとちゃんと適性レベルの人が使うんだという事も。
でもなんだか、装備くれw系のメッセージが普段話さない連中からもドバドバ来て、なお更俺はこれ以上ここにいてはいけない気がして、そのまま誰にも渡さず消そうとおもった。
彼は私がはじめたばかりのときにギルドを誘ってもらい、レベル上げにも私用のアイテムも言わなくても揃えてくれるゲームの中で色々と世話になった人だ。
彼はなぜ辞めるのか理由を聞いて、私の決意の固さを悟った瞬間、お礼を添えてギルドのメンバーを呼んでくれた。
装備置いていってもゲーム上のお金も欲しいと自分からは一言も言わず、気持ちはわかるからこれ以上何も言わないと、お別れ会を開いてもらった。
だからお金も装備も黙ってギルドの倉庫にいれようとしたら「遺品はいらん!」と断固拒否。
拒否されても役に立つことはわかってるので本人が居ない時に全て倉庫に預けて、さよならを告げた。
宝くじをあてたら知らない親戚や知人か急に連絡が来るようになるみたいに、皆下心をもって俺のキャラクターに群がる。
誰が辞めようと本当はどうでもいいように。わかったからアイテムは置いていけといわんばかりに。
毎晩いたMMOの仲間と一緒にゲームをしていると、顔も名前も性別も知らない人とつながりが出来、ある時はゲームをせずにチャットのように話だけした日もある。
でも最後ってあっさりしていて、その遺品くれwの大量受信が、二度とMMOはやらないと心決めをするにはちょうどよい。
ログオフ後、キャラクターを全て削除し、総プレイ時間や課金履歴をみたら改めてゾッとしてユーザーIDもデータも何もかも消して完全に決別した。
唯一ゲーム以外の話もしたギルドのトップだけPCアドレスを交換し、これからはMMOとは無縁の生活をする。
二度とあそこに戻らないと心に誓った。
ちょwww
http://anond.hatelabo.jp/20090728120227
の増田だけど、なんでワンテンポ遅れて数日後から急にこんなブクマつきはじめてんだよwww
何かあった?
このネタはあまり興味なしかとか思って、こういうの投稿してたりしたじゃないか。
http://anond.hatelabo.jp/20090728194102
http://anond.hatelabo.jp/20090729235327
これらも不発だったけど、よければ今からでも反応欲しい。
厳密にそういう実例だったわけじゃない。
でも言いたいことはわかるだろ?
で、ブクマから抜粋。
携帯普及してから、待ち合わせ場所に時間に間に合うように来ない人が増えたよ。「携帯あるし遅れても連絡すればいいやー」「場所どこだっけ?まあ後で(ry」みたいな舐めた態度の奴が一人はいるんだよね…。
ああ、こういうのもあるな。俺もムカつくよ。
便利なものは最大限に利点を享受し、かつ約束を破らない、という2点。大抵のやつは守ってるその2点さえ守れば、みんな快適なのにね。
守る能力が無いなら仕方が無いが、その場合は他の人にそのぶん苦労をかけてるということを忘れないで欲しいものです。
でも「お前のせいで、すごく面倒だ。お前抜きで集まりたい」とは言えないんでしょ。だから匿名ダイアリにちびちび書いてるんでしょ。
はい。でもそいつを呼ぶ頻度は減ったね。
猥褻物陳列罪なのは、他人が迷惑に思うからだろ?法律が先にあるわけじゃない。
ぜんぜん違うだろ。クルマ持ってないことを自慢げなわけじゃないだろそいつは。
それに、他の人の車に同乗させてもらう機会があるときは普通にお礼言うのが常識じゃん。
同乗させてもらうのに「俺クルマ持たない主義なんすよね。(ちょっとカッコイイでしょ)」みたいな奴(いるか?)なら近いかも知れんが。
奢って貰って食べに行くならその店の高い物を頼むとかしろよって思う。
高級店じゃない限りは高過ぎる物なんて無いんだし、多少高くなったとしても許容範囲だろ。
寿司を奢ってやってんのに
合計500円くらいだったかな。
本当にそういうショボイ物が好きだったのかもしれないけど
高い物ひとつくらい頼んだらどうだ?
人の金で高い物を頼むのは賎しいとか思ってんの?
相手のサイフを気遣ってるつもりか?
断るのも何だし取り合えず安物頼んでお礼だけ言っとこうってか?
遠慮するのが礼儀だと思ってたら大間違い、逆に失礼だっつーの。
貧しい発想それ自体が賎しくて失礼。
カッパ食って「ごちそうさまです」とか言われてもイラっと来るんだよ。
ここ数日で五編の掌編を書いてみたわけだけれど。
思ったことと、お礼なんかを列ねてみようと思う。
まずは第一作。「裕福な扉」
http://anond.hatelabo.jp/20090711032230
題目なんか考えずに、当初は2ちゃんでSSスレでも立てようかと思って作ったものだった。所要時間一時間未満。
しかしながら元来から初めてのことをするのが苦手な私はスレタテが甚だ億劫だった。でも、書いたからにはどこかで表現したい。
で、ここに書いたのだった。
それが一夜明けるや驚いた。ブックマークの量に。
大変遅くなりましたが、心底嬉しかったです。ちょっと心臓がばくばくして肌が粟立ったほどです。ありがとう。
たくさんのコメントを見てにたにたしてました。すまない。
個人的には、現代の日本社会のことを書いたつもりだった。産まれたその時からある程度は恵まれている私たちのことを表現してみたかった。たぶん。
星伸一っぽいとのコメントもあったけれど、正直星伸一の小説は一編たりとも読んだことがなかったりする。
なので今後読むかもしれない。分からない。
さてさて、これで味をしめたのが悪かった。なるほど、創作でもこんなに考えてもらえるんだなと思って翌日に書いたのが二作目。
http://anond.hatelabo.jp/20090712074901
当たりも掠りもしなかった。
トラックバックに(私が書いたのに!)一作目を参考にするといいですよ、との指摘をいただいたほどだ。結構淋しかった。
童話調の文体がいかなかったのか、はたまた改行が見易くなかったのか。
謎は尽きないのだが(どの文も二行以上は続いていない)、内容についてここでちょっと補足したい。
イソップ物語を題材に考えたものだった。有名な狐と葡萄のお話。心理学の――確か合理化だった気がするのだが――例に上げられているものだと思う。
で、今回はそこにコミュニケーションも含ませてみた。意地っ張りって奴だ。
後半部分が少し粗かったかなと今となっては反省していたりする。
二作目が悔しかったから三作目で動向を伺いたくなかった。
http://anond.hatelabo.jp/20090713054312
内容なんてものはほとんどない、「夏」を前面に押し出した一編にしたつもりだった。
まったく見向きもされなかった。
ここら辺で、私も気が付いた。つまりは、これこそがあるべき姿なのだと。要は、一作目が異常だったのだ。運がよかっただけなのだ。
ただ、ほとんど頭の中に浮かび上がっただけの文章を形にしただけのものが一番反応がよかった、という事実が受け入れられないだけで、こういったことはままあるのだ。
もう止めたらよかった。
だが、一作目のようなものを書けばどうにかなるのでは、と思ってしまった私がいた。
そんなわけでできたのが四作目である。
http://anond.hatelabo.jp/20090713234052
一応考えさせる文を書いたつもりだった。おちの付け方も、一作目を踏襲している(あくまでもつもり)。なんとかなるんじゃないかと、希望的観測を持ちながら待っていた。
……正直に書こう。時間を置いてみた画面に、私は肩を項垂れた。
トラックバックがひとつあったので、どんなことが書かれているかなと思ったら、まさしく図星を言い当てられたような気分になった。
この文章にトラックバックを書いてくれた方、あなたは素晴らしい洞察力を持っていらっしゃる。だからね、もっと違う方にも活用できると思うよ。
一文は的確に私が抱いていた考えを正確に射抜いたが、反面、勇気付けてもくれていた。
で、諦めの悪い私が昨日書いたのが五作目である。
http://anond.hatelabo.jp/20090715074519
「命と家族」のようなテーマを設けたような設けてないような作品だった。微妙に方言が懐かしい、ような気がしないわけでもない。
さて、この文章であるが。
なんと、ブックマークがひとつついた!ありがとう!
五文字を胸に抱き嬉しくなるのと同時に、私はもう十分に満足してしまっていることに気が付いた。
というか、毎日毎日新しい文章を考えるのに疲れてしまっていた。
どれもこれも所要時間は一時間と満たないものばかりだったと思うが、それでも堪えるものは堪えていたのである。
あるいは、義務のように思うほどにやる気が削がれてしまっていた。
だから、ここいらで一呼吸入れようと思い至ったわけだ。
考えてみれば、甚だ空気を読まない文章であったことは否めない。
悩みの独白や、思想、政治観、何気ない一言などであふれる匿名ダイヤリーの中に、たった一文だけ掌編が交じっていたのだ。
それも、結構長い。
お目汚し致したことを、この場で謝罪したいと思う。
スクロールバーが長くなってごめんね。
というか、今回のこのくっだらない自慰文章も長くてごめんね。
まあ、気の長い利用者諸君ならば許していただけるものと願っている。
とまあ、長々と書き連ねたわけだが、このあたりで終いとしたいと思う。
繰り返しになるが、第一作「裕福な扉」へのコメントの数々、大変嬉しかった。「裕福な扉」なんぞの題目が付いたことにも驚いた。
ありがとうございます。心より、嬉しかった。創作冥利に尽きました。
……だめだ、纏め方が分からない。グダグダになってきた。もう嫌だ。終わらん。
ので、ここで文章を止めることにする。どうもでした。
日雇いバイトで知り合った女の子で、話していて「すごくいいな」と思う子がいた。家の方面も近く、電車で一緒に帰ってきた。話はとても楽しかった。アドレスを交換して帰宅し、家に帰って考えた。今日これで連絡をしなければ、このまま「相手の顔が思い出せないアドレス」になってしまう。そう思ってから、連絡をする決心をするまで、自分でも驚くほど速かった。決心を固めるまでは、だけども。
「今度会ってまた話しませんか」これだけの内容を伝えるためにどれだけ頭を悩ませただろう。あまり押しつけがましくならないように、文章を書くことの難しさを噛みしめつつ、気づけば1時間半が経過していた。夜の10時ごろになってようやく完成した。送信ボタンを押す時はもちろん目を瞑り、息をとめた。「送信しました」の文字を見ないうちに携帯をたたみ、テーブルに置いた。
返信が来たのは日付が変わってすぐだった。その日はあきらめて寝ようと電気を消したところで、返信を見たくなかった。しかし思いとは裏腹に、勝手に手が携帯を開いていた。目にした文章は「時間が取れないの。だからごめんね」という感じのものだった。だめもととは思っていたが、文に向ってみるとショックではあった。その文章は何度読み返してもNoの返事ではあったけどまったく棘がないものだった。哀れな僕を傷つけないよう、メールを受けてからいままで考えていたのかもしれない。そうだったら悪いな、と思いつつ、簡単にその日のお礼を言ってメールをおしまいにした。
そのあと僕は不思議な感情に気づいた。相手の憐みの混じった心遣いとか、自分のその時のカッコ悪さとか惨めさとか、そういったものはそれでもなぜか、心地よいもののように感じられたのだ。いやむしろ、そういう負の感情が全部まじりあって、奇妙な達成感のようなものを感じていた。自分のささやかなしたたかさに対して僕は、やはりささやかな誇りを感じていたのだ。
最近カミさんがベジタブル志向というか、料理に肉が出てこない。
確かにうまいし、なんとなく健康的な気もするし、カミさんがなにか思想的なものに目覚めたわけでもないからいいのだがさすがに動物性のものが欲しくなってきた。
と悩んでいたら、カミさんが先にギブアップしてた。
娘も連れてジャンクなラーメンでも食いに行こうということで、近くにあるけど、一回行ってからもう行ってなかった新横浜ラーメン博物館へ。
で、まあ入場したわけなのだが、ここってミニラーメンだけ食べても全店制覇って現実的じゃないので3店ぐらい行きたい所を決めて、ミニ、ミニ、チャーシューメンぐらいが一番理想的だと判断。カミさんと自分は好みがいっしょなので
俺
って感じで店を決めて、かぶってない店でチャーシューメン食おうか。みたいな感じにして、井出商店と蜂屋でミニラーメンを食べる。
まあ高いけど、それなりにうまいし、久しぶりのジャンク感が気持ちいい。
でもカミさんはこの時点でおなかがいっぱいになってしまったようなので、休憩スペースに娘と。
で、俺は龍上海本店に一人で並んでいた。だいたい20分待ちだったので、ちょっと遅くなっちゃうな、とか思いながら並んでいるとカミさんがビール片手に着た。
ビールとラーメンコロッケ食いながらご機嫌だ。野菜のポテンシャルはどこに行ったんだ。
ニコニコしながら、俺にもビールをくれたのでいろいろ思うところはあったが不問として、まあカミさんもゆっくり飲ませてあげるか、と思い娘を引き取った。
娘はニコニコしながら俺の方を見ている。
どうやら食券を買いたいらしい。
なんて、この子は自発的で賢い子なんだと思い食券を買わせてみた。ご丁寧に領収書付きのボタンまで押す丁寧さだ。
よーくできたねーとほめてあげたら食券がちゃんと買えたことがうれしかったのか俺に渡してくれない。
無理やりとりあげても意味がないので、ちゃんと大事に持っておくんだよ、と伝えてビールを飲み干してからのグラスをカミさんに託しておいた。
しばらくすると、食券の確認に店員さんが来た。
娘から食券を渡させようとしたのだが、食券が見当たらない。
どうやら自分でどこにしまったのか忘れてしまったらしい。
俺が結局預かったのかな、と思ってポケットや財布を探してもない。
地面にも落ちていない。
でもどこにもない。
ちょっと焦ってしまい、おまけに娘をこんなところで叱るのもアレだから、慌ててもう一回食券を買いなおそうとしたその時だった。
さっきから音漏れさせながら音楽を聴いていた、全身ユニクロ(俺のズボンと色違い)だが、こぎれいに着こなしていた青年が
「靴の中ですよ」
と後ろから声をかけてくれた。
娘の靴を脱がすと、ひらりとくつ下から赤湯からみそラーメンの食券が落ちてきた。
娘の大事なものをしまう場所に一抹の不安を覚えながらも取り急ぎ、苦笑いする店員に食券を渡した。
なんか、恥ずかしかったので青年にもお礼を言って、ついでにミニライスをプレゼントしてみた。
青年はちょっと顔を赤くしながら、素直に受け取っていた。
すると娘は俺のラーメンから、チャーシューだけを手でひょいとつまんで彼のラーメンの中に。
苦笑いする彼と俺。
彼は静かにチャーシューを差し出してきたが、もう今更だったので、手はちゃんとさっき拭いたので大丈夫だとは思いますが…と伝えあげることにした。
「ありがとうございます。」
とこれまた素直にちゃんと食べていた。
日本人特有の遠慮のし合いのやり取りが嫌いな俺としては人の好意を素直に受け止められる人間は好きだ。
もちろん無遠慮な人間もイラっとするのだが、彼のありがとうございますを言うまでの間の取り方は非常に心地よく、まだ若いのに立派なものだと感心すらした。
彼は先に食べ終えると、水をグイっと一杯飲んでまたヘッドフォンを耳にかけて出て行った。
おかげで娘は帰りの電車では疲れてしまっていたのにも関わらず、彼の話を延々とカミさんに伝えていた。
「おとーさんはわからなかったの!」
「探偵さんだったんだよ!」
散々彼を褒めあげた揚句に
「あたし絶対あの人と結婚する!」
と今年2回目の婚約宣言を。
訳あって3年遅れて入学したので現役大学生についていけない人です。
そんな俺がどうやら大学の女の子を好きになっちゃったようです。
その子(以下A子:現役生)は彼氏持ちで、彼氏もA子も俺と同じ学科で彼氏は俺と同い年。
元々彼氏よりもA子のが先に知合ってたのと笑いの趣味が似てる事もあり仲良くなり、彼氏がいてもいなかっとしても学内で共通の話題で盛り上がって、普通のひとりの女友達としてそこそこ楽しんでいた。
それで2人で食事いって学校の課題の話し合いをしていた途中、A子の人に言えない秘密を打ち明けた。(というより俺が誘導したかも)
秘密というのは同人が好きという話で、家族は勿論周辺の友達には一切言っておらず、彼氏でさえも詳しくは知ってないらしい。
俺との付き合いが長く、信用しているからという理由で全部話を教えてくれた。
今まで同人文化をよくわかっていなかったので、最初はその濃すぎる内容に少々驚いた。
でも同人漫画は興味はもてなさそうだが、業界を知れば知るほど奥が深くて面白い。
でもその裏の顔との二面性が俺はすごく魅力的にみえた。
A子は大学に入ってからそういう話をする人が周りに誰もいなかったらしく、それを受け入れる人が出来たおかげで素の自分が出せるとお礼も言われた。
絵の描き方だとか2次創作の価値とか、そんなことを話しているうちに俺とA子との距離は縮まった気がする。
人に言えない秘密を俺だけが知っているという満足感。くだらないかもしれないけど好意があるとそれだけで嬉しいものだ。
これまで用がなければ連絡はせずに学校で話す程度であったのだが、その打ち明け以降はかなり頻繁に連絡をするようになった。
4年生が学校があまり無いので教室で会う事は殆どなく、A子のバイト帰りに俺の自宅に近い駅で食事したり、カラオケに行って普段気を使って歌えない歌(アニメソングetc)を思いっきり歌ってA子はいきいきとしている。
仲が深まれば当然話す内容もどんどん個人的な所になってくるし、俺への呼び方も名字にさん付けだったのが下の名前に変化した。
俺とA子での恋愛の話とかは一切した事はない。
でも一緒にいるだけで楽しいし、彼女よりも大切に思っているのが本音だ。
明らかに好きになってしまったようだ。
秘密の打ち明けの件から距離が縮まってきた最中、学校をサボってA子の住まいの近所で飲みに行くことになった。
そこはA子が生まれた場所で、近所に父親が昔通っていたという居酒屋があり、店主はA子の事を小さな頃からよくしっているという。
そんな店に彼氏よりも先に俺が行ける事自体嬉しかったのだが、残念ながら臨時休業。
それでA子の部屋で飲もうかということになり、スーパーで肉や酒を買い、酒盛りが始まった。
買ってきたものを軽く調理して俺だけ勝手に恋人気分を味わって、ながながと深夜まで話し込む。
終電の5分くらい前に時刻に気づき、元々終電で帰る予定は無くどこかのファミレスで始発まで時間を潰す為に本をたくさんもってきていたのだが、
寝てく?というのでお言葉に甘えて泊まっていくことにした。
A子の身体に触れたわけでもなく、そういった話は一切していない。
極々普通に同性の友達の様に布団を出して、別室で寝た。
でも彼氏持ちの女の部屋に、彼女持ちの男が泊まってしまったのだ。
行為としての浮気は一切していないからと自分に言い聞かせ、今の彼女にはA子の事は黙っている。
A子はこれまで俺と食事にいってたときは彼氏に一応連絡はしていたようだが、今回はどうだろうか。
俺は田舎モノなので恋人以外と会うだけでムムムとなるタイプなので、泊まるなんて普通は言えたもんじゃない。
そして深夜に寝て、早朝8時くらいに目が覚めた。
居間で寝ていたので敷いてもらった布団を畳み、まだ寝ているA子の寝室へ行き起こしに行く。
スッピンで寝起き顔でぼーっとしていて、それもまたなんだか愛おしい。
寝泊りすると、色んな顔が見れて俺はそれだけで満足だ。
話せば話すほどお互いのイライラは増えていくばかりだが、会えば元通りになる。
もうすぐ1年になるのだが、こんな状態でも相手は俺の事を好きでいてくれるようだ。
でも、俺は今浮気をしている。
キスやHをしたわけでもないし、二股をしているわけでもない単なる片思いだが、これはやっぱり浮気だ。
A子は彼氏ともうすぐ4年目でかなり長い。たまに愚痴を言うが二人の関係は正直良くわかっていない。
今すぐ今の彼女にその事を言って別れて、A子にダメもとで気持ちだけ伝えるべきなのか。
本当は好きだと言いたくて仕方が無いけれど、言った所で相手は彼氏がいるから困らせるだけだろうし、何より今までの関係が壊れてしまう事が一番怖い。
彼女がいるのにA子の事ばかり考えていて、メールや電話もA子の方が嬉しい。
彼女にとってもA子の彼氏にとっても不誠実で最低な男なのはわかってる。
俺が期待しているのはA子が本当は彼氏よりも俺の方が良いと思ってくれている事なのだが、気持ちを聞いたわけでもないので、もしかしたら全部俺の
妄想で、A子にとっては自分の趣味の吐け口ができた都合のいい男だと思っている可能性だって十分にある。
増田にアドバイスを求めてるわけでもなく、勝手に意思表明でもなく、結論を書いているわけでもなくごめんなさい。
いい年してこんな事に悩む男の独り言でした。
ちょっと前の話。
カミさんと娘をつれて近所のショッピングセンターに行った。
なんだかんだで暑かったので、家族3人そろって某チェーン店のアイスを食べることにした。
よーしお父さんはポッピングシャワーだ!なんて並んでたら、一個買うことにくじが引けるようで、その賞品を娘がいたく欲しがった。
まあ3人で買えば一人ぐらい当たるだろうと思っていたんだが見事に家族そろってはずれ。
ガッカリする娘。
アイスを食べているときも
「あー欲しかったなー」
「ねーお父さん、もう一個買ってー」
「もう一個買ったら当たるよ?」
「買って、買ってー!!」
「買ってくれないとお父さんのこと嫌いになる!」
と要求はエスカレート。
まいったなぁと思いながら我が家の教育方針に乗っ取って追加投資はなしということに。
ぶー垂れている娘を置いてゴミを捨てようとしたときにm-floのバーバルのようなエキセントリックな服装をした青年が近付いてきた。
参考→http://images.google.co.jp/images?q=%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB&
絡まれる!とひ弱な俺は若干身構えてしまったのだが、彼はそっと
「これ、どうぞ。」
と賞品を手渡してきた。
どうやら、娘がぶーぶー言っている様子を見ていたらしい。
ちょっと身構えた自分が恥ずかしいやら情けないやらで慌ててしまい
「いいんですか? わたしなんかに。」
と答えたら
「できたら、娘さんに渡していただけませんか?」
となんだかウィットに富んだお答を頂いてしまった。
よくよくサングラスの奥の顔を見たら恥ずかしそうだ。
顔もちょっと赤くなっている。
きっと、勇気をもって話しかけてくれたんだろう。
彼ははにかみながら、何度も頭を下げながら彼女と思わしき女性を連れて去って行った。
人は見た目で判断しちゃならんな。
世の中まだまだ捨てたもんじゃないと思った。
賞品をもらった娘は本当に喜び
「あたし、大きくなったらあの人と結婚するの!」
と高らかに宣言した。
民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書に、すでに亡くなった人が個人献金者として記載されていることが分かった。朝日新聞が03~07年分の報告書を調べたところ、少なくとも5人の故人が延べ10回、120万円分を献金したことになっていた。遺族のうち、1人は「よく分からない」と答えたが、4人は「死亡後に献金した事実はない」としている。
05年3月に亡くなった東京都内の旅行会社元社長は、生前から献金があり98~00年に年1万円、03年は25万円、04年は24万円が記載されていた。ところが死亡後もそれが24万円(05年)、10万円(06年)、15万円(07年)と続いている。
元社長の妻は05年以降の個人献金を否定したうえで「なぜそんなことになっているのか。死亡後の献金なんて不愉快」。旅行会社側も「経理担当者が確認したが、会社がかかわった献金はなかった」と困惑気味に語った。
04年12月に死亡した愛知県の建設会社元社長は生前、98年から6年連続で1万円を献金。死亡後は途絶えていたのに07年になって突然10万円が記載された。遺族は「変な話だ。何かの間違いではないか」と話した。
02年12月に死亡した都内の元国立大教授の場合は、生前の01年から献金が始まり死後の03~06年にかけても計46万円分の記載があった。元教授の遺族は「夫の死後、個人的なお礼で1度だけ夫人に10万円を渡したと思う」と話すが、その10万円が献金として処理されたのかどうか不明という。
鳩山氏は5月の代表就任会見で企業・団体献金の3年以内の禁止を打ち出した。さらに今春に配信した自身のメールマガジンでは、個人献金に対する税の優遇措置の拡大を訴えており、「企業献金から個人献金へ」の流れを唱える代表的存在だ。
鳩山事務所は朝日新聞の取材に「誤記載だとは思うが、全体を調べてみたいと思う。事実とすれば本人や遺族に申し訳なく、誠心誠意対応したい」としている。
何故か「浄財」という言葉が浮かんだ。
朝日新聞が03~07年分の報告書を調べたところ、
朝日もヒマなんだな。
http://anond.hatelabo.jp/20090613173230
このエントリを書いてくださった方に対してお礼を言いたいです。わたしも同じように痴漢をされて濡れた経験があります。
来日して、電車に乗ることを覚えたばかりの頃に、特急電車で痴漢に遭いました。お尻を触られるとかであれば堂々と「痴漢です」と言うこともできそうですが、両手でわたしの腰を掴んで電車の揺れに合わせてペニスを押し付けるというものでした。まず、電車に乗ったことがないわたしにはこれが痴漢に当たるのかということが謎でしたし、痴漢だったとしても「電車が揺れる時に当たっただけです」と言い逃がれされそうな気もしました。10代だったので「〇〇〇をおしりに抜き差しされました」とか説明するのは絶対に無理だとも思いました。そもそも男性器を一般的になんと呼ぶのかすら分かっていませんでした。
新宿の少し手前で解放されて下半身に水分を感じたので、「まさか精液をつけられた?」と泣きたいような気持ちで新宿駅のトイレに駆け込んだら、自分の分泌液でした。それも大量の。ショックで呆然としました。彼を捕まえようとか駅員さんに相談しようという気持ちは消えていました。わたしの体は彼を受け入れる準備ができていたのですから。
それ以来、わたしはなんてあさましいのだろうとずっと自分を責めていました。当時好きだった『ハムレット』の中で、ハムレット王子が前王の弟と再婚した母親を"Frailty, thy name is woman"(弱きもの、汝の名は女なり)と責めますが、その一節だけよく覚えています。何年経っても自分の中で整理がつけられない出来事の一つです。
断っておきたいのですが、痴漢の話をするのはつらいです。その後も何度か痴漢に遭いましたが、不快でした。体験談が性的なファンタジーとして消費される可能性がある、というエントリを読んで、このようなことを書くべきではないのかもしれないとも思いました。
でも、考え直すヒントを与えてくださった方とその先生にお礼を申し上げたかった。このような授業をしてくれて、そしてエントリを書いてくれて、本当にありがとうございました。
こんな会社舐めてやる
昨日、久しぶりに死にたいと思った。
17時の定時が迫り、当番の女子社員が皆の湯呑みを回収して洗い始める。だが俺の机の上には湯呑みが残ったままだ。
ここまで露骨に嫌われて俺「オワタ」と思いながら便所の個室で出会い系にアクセス。
「今夜泊めてくれる人探してます。お礼はします」
これは、と思った。
すぐにメッセージ送信。すぐに返信。
「写メも、先に下さい」
経験上、他人の写真を送ってもロクな事がない。素直に自分なりに奇跡の一枚を送付。
5分。10分。返事がない。
誰かが便所に入ってきた。その誰かは小便が終わると、便所の電気を消して出て行った。
俺、便所の暗闇で一人ぼっち。
席に戻り、女子社員が皆帰ったのを確認してから自分の湯飲みを洗う。
背中で週末の飲み会の話が聞こえる。俺はそんなの誘われてない。
「やべ、聞こえたかな? 」「いいんじゃね? どうでも」
ああそうさ。いいさ、どうでも。俺なんてな。
そうだ、こんな会社、舐めてやる。
恵理子の席に座り、引き出しを開けてみる。
これ、水子供養のだよね。
恵理子の机はね、開けると水子供養の像が出てくるんだよ。
びっくりするよね。
続きはWEBで!
サービス内容にクレームをつけてくれるお客様はとても有難い存在です。
ほとんどの不満を持つお客様は、黙って契約解消して競合他社に流れるだけ。わざわざクレームを出してくれるお客様は、たいへん希少、そしてそのクレーム内容は宝の山です。サービスの改善や経営戦略の方向を決めるにあたり、お客様からのネガティブな情報ほど役に立つものはないのです。
クレームというのは宝の山です。
逆に、「いつも利用させてもらってありがとうございます」なんてメールはゴミです。情報量ゼロ。せいぜい数をカウントして顧客満足度の指標に役立てるくらいの価値しかありません。メールフィルタするならむしろお礼メールの方でしょう。こんなゴミを有難がる企業はそれだけで危ない匂いがします。
もちろん、お客様からつけられた難癖にすべて諾々と従えと言ってるのではありません。対応できるものは対応して、受けられない話はガンとして拒絶するまでです。貴重な情報は提供してくれたからといって奴隷になる必要はないのです。それはそれ、これはこれ。有難いクレームを元に提供できるサービスを見直す努力が大事。
元増田が勤める会社がお客様の期待に見合ったサービスを提供できないのは、いただく料金が安価だからではなくお客様のクレームという宝の山を忌避して活用できてないからでしょう。このような会社はたくさんの利用料を徴収したとしてもサービス品質を向上することはできないものです。
(6/6 21:05追記) 要望がありましたので、補足記事を書きました。jojoと鹿。
http://anond.hatelabo.jp/20090606210553
http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2608961/4231903
えーっみたいな反応が多いが(当然か)、自慰中の首吊り死亡って実はかなりありふれているらしい。
自分が医学部の学生だったとき、法医学の教授の専門が「異常性行為中の急死例」だった。
緊縛プレイ撮影中に死亡したAV女優は自然死なのか監督による過失致死なのかとか、
PTA会長のおばさんと不倫中に腹上死した教頭の死因は心不全かガス漏れのCO中毒かとか、
そういうのを解明する専門家。かなりインパクトのある講義だった(すべてスライド付き)。
(余談だが、医学部の学生の受けはそこそこだったが、法学部の学生が授業見学に来たときは
不謹慎な内容だと怒り出す人がいた。この「正義感」の違いは興味ぶかいと思った。)
教授の講義でもっとも興味ぶかく、そして就職後もっとも役に立たなかった事例が、
まさに自慰行為中の急死、特に自絞行為をともなう死亡例だった。
その死亡例たるや実に多彩であり、ドアノブにタオルを引っかけて、、という基本編から
押し入れに釘を打ちつけ、自ら宙吊りになりつつ(首も絞まりつつ)オナって事故死という
アドバンストモードまでいろんなスライドが出てきた(それだけ事例が多いのだろう)。
1990年代後半、あるロックグループのメンバーがドアノブにタオルをかけて急死した事件でも
教授は後に事故死と公表される以前から「あれは自慰行為中の死亡です。99%間違いない!」と
きわどく断言していた。(公式発表は別の理由になっているので。念のため。)
ほかにも彼の講義では、ジョジョのファンだった○北大学の大学院生が
自らそれを試し、ガムテープで顔をぐるぐる巻きにしてダッシュして
窒息死した事例とか(1秒間に10回呼吸しろッだったっけ?)、
入浴中に死亡した人がそのまま3日間煮られてスープになってしまい、
隣人に「鹿の肉」とまちがえられて××られた話とか
いろいろあったが本題ではないので措く。
とりあえず、自慰行為中の急死は結構ありふれているっぽいですということで。
これ読んで真似しようとか思わないでね。このプレイは致命率が高そうなので。
第一発見者になることが多い家族が、本人の名誉のために現場を「荒らす」し
この場を借りてお礼:
前に書いた、
高収入と平等の罠
http://anond.hatelabo.jp/20090520020718
では、たくさんのぶくまとコメントをいただきありがとうございました。
みなさんの意見を参考にして、現状ではあたらしい解決策を試し中です。
メラネシアのクラ交換もヒントにしました。続きを書いたときにはまたお願いします。
同僚と話すのは明日の昼休みでいい。飲み会の時間くらいは無心で上司にくっついていけ。
ただ、酒の席だから無礼講って言われたりするけど、そんなことはまずない。
話す話題がないからって自分からどつぼにはまるようなネタは提供しなくてもいい。
時事ネタとかペットとか、休みの日のこととか、無難なことを聴いて関心ありげなことをアピールしろ。
そして、上司の話は相槌打ちながら堅くない笑顔で、関心ありげに聞かないといけない。
時には謙遜しながらも、結局は上司がすごい人だってことを部下に教えるようなことをしなければならない。
その時は150%の勢いでナイスなリアクションを取らないといけない。
でも、やりすぎると上司が冷めてしまうこともあるからそこは空気を読んでいかないといけない。
あ、あとビールを継ぐのは乾杯のあと、一品くらい口をつけたあとあたりに行くのがいい。
こういうめんどくさいことは先に終わらせておいたほうがいい。
上司が酔っていない間にきちんと挨拶して話題を提供するのがいい。
上司って後の方になったらお湯割りなんて飲んだりするからだんだんビールはいらなくなるから。
二次会はとりあえず顔は出しておいた方がいい。
終電には帰ってもいいけど、その時はすみません的な挨拶をわすれないように。
何がなんだかよくわからないけど、翌朝には「昨日はありがとうございました」ってお礼を言わないといけない。
めんどくさいな、飲み会って。
個人的にはおいしくてかつもらう回数が頻繁すぎなければOK。
理由は、まずいと耐えられないのと、頻繁すぎるとなんかお礼しないとなと思ってしまうから。
当方、二十九歳。OL。
小学生の頃にアトピーが体中にできて村八分に合い、そこから人間関係向上の為のスキルを磨く努力もせずに大人になってしまった。
コミュニケーションという能力において、著しく不器用。ブームに取り残されたオタクだから(BLとか楽しみ方がわかんないし、萌えるものより燃えるものが読みたい)とにかく話題のひきだしが狭くて浅い。相手が言葉のキャッチボールをしようとグローブとボールを用意してくれてるのに、私はひとりカバディをやって時間を消費させるとか日常茶飯事だし。
大勢の中にいる時の方がずっと孤独で、ひとりでいる時の方がずっと充実してる。
そんなんだから男からも女からも嫌われている。
それはそれで構わないかなぁ…と思って、どうにか暮らしてきたのだけれど、ある時なにかのキッカケで恋人が出来て、お約束のように子どもが出来た。結婚して出産して離婚した。子どもは私が引き取ることにした。
人間、やはり守るものが出来ると考え方とか価値観も変わるらしく、「やっぱり、このままじゃいけないかなぁ…」とじんわりとした危機感に襲われて、手遅れだとは思いつつも人間関係向上をはかろうと努力してみることにした。
が、ネットでよく見る「人間関係をよくするライフハック」とか「人脈をひろげるためのtips」とか読んで勉強するんだけれども、如何せん他人に興味がわかない。そして下心が透けて見えるのか、頑張って実践しても結果に響かない。
仕事も頑張っているけれど、「紙の詰まったコピー機を直すのが得意」くらいじゃ、誰も評価してくれない。
結果ばかりを追い求めてはダメだ。とにかく誠実に対応することだけを心掛けよう…とは、思ってはいるものの、やはり器が小さいのか未熟者なのか、他人と比較しては落ち込んでしまう。
いろいろな技術が進歩して、手先が不器用でも普通に生きていけるのに。人間関係が不器用だと、ちょっとした頼み事をするのにも一苦労だ。事前に台詞を考えて脳内シミュレーションして、良い結果だった場合のお礼の台詞まで考え、悪い結果だった場合の心の準備と、その後の自分の相手への対応まで気にする始末。そうやって何度も何パターンもシミュレーションした挙げ句に、「こんなんなら自分でやった方が早いな」って思って何も頼まないとか。
そんなこんなで、なんとか試行錯誤を重ねている内に、最近ある法則に気付いた。
「男は肌を見せると優しい」
本当に馬鹿みたいに単純にチョロいと思うほどに。
アトピーの傷跡が残っているところもあるので、極端な肌見せは出来ないけれどデコルテはOKだった…っていうかむしろデコルテぐらいしか見せられるところがなかったので、積極的にキャミソールとか着るようにしてみた。首筋がスラッと見えるように束ねていただけの髪もアップにして、ちょっと今風っぽくしたりプラスアルファの工夫も取り入れる。
効果はというと、これまでの試みがアホらしく思えるほどに抜群。頼み事してもいないのに、助けてもらえるようになった。気軽に挨拶を交わし、私もなんとか当たり障りのない話題をふることで会話をつなげられるまでには成長していた。
テレビを見ないので最近の芸人さんとかサッパリだけれど「教えてください」「すごい」「面白い」と言ってれば、表面上は会話が盛り上がってみえる。ただし全っ然、面白くないんだけれど。
ともかく自分は「これでマイナスをゼロにした」つもりでいたのだけれど、残念ながら「男から優しくされる」イコール「女からひんしゅく買う」ってワケで。もうテンプレ通りの展開だよね。Dカップが裏目に出た。
これでプラマイゼロ。ってことは元がマイナスだっただけに、相変わらずのマイナスだ。残念。
OLとして生きていくには同僚からの総スカンだけは、なんとか避けなければならない。個人的に好かれているかどうかは別として、仕事だけは全うに相手してもらわないと娘が養えなくなる。
だから普段は避けている、いわゆる「井戸端会議」に参加するようになった。その場にはいない人間を槍玉にあげて面白可笑しくこき下ろす例のアレ。
本当になんというか、どうでもいい内容のオンパレード。
だって自分の上司がヅラだろうが、どんなハゲ方してようが、どうでもいい。女だってシワやシミ隠しに金と手間を掛けてアンチエイジングに取り組んでいるというのに、なんで男だけあんなに笑いものなんだろう。最近はプチ整形だって広く受け入れられてきたようだし、育毛ぐらい許してあげなよって思う。営業の人がパチンコで仕事をサボっているであろう間に、それを糾弾している自分達は、仕事もせずになんっの生産性もない、こんな話にばかり時間を使ってさ。業務中に会社のPCからブランドもののバッグをセリ落とそうとしているのなんかも私は知ってるから、五十歩百歩だと思う。…と、実は自分も業務中にこの記事を書いてるわけだから、本当にもういろんな意味で、どんぐりの背比べだよね。ごめんなさい。
とにかく大勢の中で生き残ろうとすると、どうしても『自分』が摩耗していく。他人の下世話な噂を聞いたり、たとえ表面上だけだとしても、それに同調するだけで、自分の中の小さな良心が少しずつ死んでいってる気がする。文字通りに「自分を殺している」。
以上、ここまでは普段、思っていたことの愚痴。これを書いてる途中で気がついたんだけれど、やっぱり私にもまだまだ反省点はあるわけで。
どんぐりの背比べってあたり書いてて気づいたんだけれど、「男も女も、みんなくっだらない。バカばっかり!」とか憤慨してた訳だけれど「類は友を呼ぶ」ってことで、私がこんなんだから「そういう連中」しか寄ってこないんだろうね。
今まで、ずーっと天に向かって唾吐いてたってこと?
あーあ、私って本当にくっだらない。いい親になりたいのになぁ。