はてなキーワード: ガラガラとは
珍しく、最初からラストまで集中して、楽しく観れた。昨日は蒸し暑かったけど今日は涼しくて快適。客がいないから昨日は冷房切ってたんじゃねえかと思ってんだ(陰謀論)
特別版はフェリーで表情加筆されてる、って前書いたけど、そうでもない気がしてきた。
常世ですずめと草太の距離が多分近くなってるの、サービスだろうし、椅子の時はもっと密着してたんだからまあいいんだけど、
草太の部屋でのシャワーとか、エロくない裸として演出してる気がしたし。シンエヴァのアスカの裸みたいな。天気の子のラブホはエロ寄りだったと思う。
でもさー、エンタメだとエロや暴力は入れるのが早いんだよね。ファンタジーって非日常的な欲望を擬似体験するわけだから、反社会的・反ポリコレになりがちなんよね。
コロナの5類取り扱い変更を前にGWは数年前の状況を取り戻したような賑わいだ。
外国人観光客も戻ってきた。
ゆっくり滅びを待つ息を潜めた雰囲気ではあったが、ラッシュ時でもガラガラの電車、昼も夜も静まりかえった街、そこに流れる妙に澄み切った空気を感じるのが好きだった。
世界の終末を見届ける運命がこの先待ち受けているなら、絶望に打ちひしがれながらも、刹那、清浄で静寂な空間に安心も抱くのだろう。
映画好き、というか映画館が大好きで映画をよく観る。平均するとだいたい年に70~80回くらいは映画館に足を運んでいるので、まあまあ映画をよく観ている方だと思う。
東京に住んでいるのでシネコン、単館、名画座含めて都内のほとんどの映画館に足を運んだことがあるけれど、私が一番大好きな、自分にとって宝物のような映画館は109木場だ。思い入れのせいもあるかもしれないけど、この評価は20年間変わっていない。
109木場は名前のとおり東急系列のシネコンで、109シネマズの中でも港北に次いで2番目に古い2000年オープンだ。
郊外によくあるようなイトーヨーカドーの3階の片隅にある何の変哲もないスーパー併設型のシネコンであり、特別お洒落でもないし、日曜日には家族連れで来た子供たちが騒いでいるし、特別設備が優れているわけでもなくロビーだって狭いし、トイレだってロビーの1か所にしかない。
それなのに、いつだって映画体験の満足度がとても高い。そんな不思議な映画館だ。
トラバした記事のブコメを見ると、たぶん同じことを考えていてひっそり109木場を愛している人がちらほら居そうなので、こういうことを書くと「お前黙っとけよ!」とツッコまれそうな気がしないでもないんだけど、はじめに”なぜここが素晴らしいのか”の身も蓋も無い一番の理由を書くと、「いつもやたら空いているから」だったりする。
イチ押しの理由が「映画好きが観たい映画を観たいときにガラガラだから」という、映画館にとってはネガティブな理由を素晴らしいと言われるのはちょっと困りものだと思うし、それが理由で人気が出て混むのも正直嫌だったりもするんだけど、お客さんが入らなすぎて潰れてしまいでもしたらもっと嫌だから、ほどほどのところで素晴らしい映画館であり続けてほしいという複雑に我儘な気持ちがある。
少し前にアド街で木場の特集が組まれたときにギャザリアが上位になって、それを見た女優さんか誰か(失念しましたすみません)がチラッと「ここの映画館がとても好きでよく来るんですよ、その理由は、いや、うん」みたいな歯にものの詰まったような言い方をしていて、あなた絶対今同じこと考えていて喉元まで言葉が出掛かってたでしょ?と思って笑ってしまったのだけれど、でもとにかくここの映画館はシネコンの安定した品質と快適な空間のバランスが程よくて居心地が良いのだ。
最近、109シネマズが歌舞伎町タワーにプレミアムシート専門の映画館を作って話題になっているけれど、ターゲットが違うと言われようが貧乏くさいと言われようが私なら歌舞伎町に行くくらいなら木場まで地下鉄に乗ってこの何の変哲もないイトーヨーカドーの隅の映画館に行く。ここで映画を観るときは予約すればほぼ確実にプレミアムシートが取れるし、追加料金も無いしね(なんならガチで貸し切り上映だったり……んがんぐ)。
で、ここまで書いて「なんだ中途半端なところにあるからガラガラだっていう話かよ」ということになってしまいそうなんだけど、それだけじゃないんだよということを書きたいというのが本題だったりします。
私自身は今は東京区部の西側に住んでいるので、木場は都内を横断して反対側に位置している。実際のところ一番よく通う映画館は新宿三丁目界隈だし、一番設備がいいシネコンは池袋のグラシネだと思うし、お祭り騒ぎを楽しみたいときは立川にも行くし、渋谷や馬場や中央線沿いの単館や名画座にも大好きな映画館がいくつもあるけれど、それに負けない魅力が109木場にはあるのです。
まず映画館の在り方として、設備の程よさ、ちょうどよさが心地よい。スーパーの一角にあるから当然気分がムーディーに盛り上がってまいりました!という感じではないけれど、建物の入り口からの導線が短くてコンパクトにまとまっていて気分が散漫になることが無いし、テナント群との距離も取られているので騒がしくもない。最近のシネコンはスクリーン前の廊下まで明るくモダンな内装にするところが多いけど、ここは良い意味で一昔前の郊外のエンタメ施設っぽい暗い廊下が映画への集中を促してくれるので好きです。
もう古いほうのシネコンになるけれど、肝心の映画設備はスクリーンも席も行き届いていて快適です。かなり初期からIMAXを備えた数少ない映画館だったので「立派なIMAXがある劇場」という先入観があったせいもあるかもしれないけど、音響も悪くない(というか結構良い)と思う。そんなIMAXも古いだけあってずっと希少ですらあった「ただのデジタル」だったんだけど、つい最近IMAXレーザーにリニューアルされて現代スペックになった。サンキュー東急。
109の中の人によくわかっている人がいるのか単に微妙に山手線圏内と商圏がかぶらない場所にあるからなのかはわからないけど、なぜか一部で話題になっているような映画ファンのツボに入る映画を引っ張ってきて掛けていることが多いのも109木場の特徴。新宿ピカデリーでやっているようなインド映画の大作とか、ミニシアター系の話題作なんかも109で木場だけ上映していることがよくあって、そういうときはここで観るとプレミアムシート(無料)で快適に観られるので圧倒的に満足度が高い。何かそういう配給の仕切りがあるのかな?
んで例えば過去で言えばバーフバリIMAXとかバジュランギおじさんと小さな迷子とか、最近ならRRRみたいな歌って踊れる映画をやると、ファミリー層向けのシネコンとは思えないような音量を鳴らしてきたりして、ああシネコンの音響って本気出すと爆音映画祭みたいなスピーカー無くてもこんな音量が出るものなんだって感動したりする。当然、確信的にやってますよね?(知らないだけかもしれないけど、同じ109でも他のところではそういう感想を持ったことが無い気がする)
あとは、これは映画館の力ではないけれど、やっぱり木場という街のロケーションが良いですよね。
ほぼ都心と言っても間違いではない場所なのに、シーンとした郊外のようでもあるあの不思議な感覚。平日の夜レイトショーで映画を観て帰ろうとすると、休日のお昼なら子供たちの声が聞こえてきて騒がしいんだろうなあなんてことを想像しつつ、人もまばらで誰もいない(ガラガラだから……)ショッピングセンターのシャッターが閉まったフロアの脇をすり抜けて地下鉄の駅へ向かうあの感覚がとても良いです。オフィス街でもあるのであの辺で働いている人にとっては何言ってんだこいつという感じかもしれないが、そもそも郊外型のショッピング施設なのに都心のオフィス街の中にあるという独特な雰囲気がある場所って結構珍しくて、そこが似たような立ち位置にある近隣のシネコン(豊洲とか亀有とか市川とか)とはちょっと異質な雰囲気の元になっている気がする。駐車場に泊めたクルマで帰ろう、というのではなくて、ああ良い映画だったなあ、って思いながら木場駅に潜るあの瞬間がとても好きだ。
もちろん、トラバの記事にあるように木場の街自体とても魅力が高い。MOTで気に入った展覧会を観てから木場公園を抜けて映画を観て帰るとそれだけで充実した休日になった気がするし、数ある人気店のラーメン食べたり、木場らしくタンギョー食べたり、美味しいカレー屋も多いし、清澄あたりでコーヒー屋めぐりをしてから向かっても良いし、なんならギャザリアのレストラン街やフードコートのぽっぽで時間を潰す休日も良い。
盛り上がっているところに水を刺すようだけど、WBCの米国代表に白人以外が異様に少ないことに違和感を持っていたのは自分だけか?
2000年代初頭はバリー・ボンズ、デレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、グリフィーJr.、サミー・ソーサなど、MLBのスーパースターは非白人ばかりで、それが当たり前という感じだったけど、現在は気持ち悪いぐらい白人だらけ。調べてみると、黒人コミュニティではNFLとNBAに人気が集中し、野球は圧倒的に不人気なようだ。
決勝戦を見ても、昔のメジャーリーガーの方が超人的で凄かったなあ、というのが正直な感想。MLBの観客もポストシーズン以外はガラガラ。明らかにレベルは低下していると思う。野球ファンとしては寂しいことだけど、アメリカを含め日本以外の世界で野球人気が衰退している、という現実を受け止めるしかないのだろうな。
いち当事者として便乗して同じ形で書いてみる。最近で似たような内容を見たことがある人がいたら多分自分なので覚えがある方は申し訳ない。
・20代後半
・現在隔週で女性ホルモン注射のみ(男性ホルモンは十分に低い値なのは定期検査で確認)
・20代中盤~診断を受けてからガイドラインに沿ってホルモン治療を開始した
・自然な胸のふくらみが出て身体のラインが女性に近づいたので満足している
・同様に他人に自分の局部を見せることは日常に無く、自分で納得できているし、リスクも取れない
・見た目はほぼパスしている(と思っている、骨格はあれど胸のおかげで過食後に妊婦に間違われたりする)
・多くの女性と同じくすっぴんのほうが幼く見えるため、化粧している時のほうが若干気を遣う。
■トイレについて
・職場では、カミングアウト済み。そもそも入社時に診断から治療までの経緯を全て説明している。
そのため女子トイレを使用できるようにしてもらっているが、リモートも多く実質使う機会は多くない。
・職場以外の場所では自分も同じ、基本的に声を出すことも無いし、一時的になら声を作ることも出来る(ずっとやると疲れる)ので、女子トイレに行っている。
・女子トイレに出入りするようになったのも同じで、(トラブルが発生してからの最終的な保険として)性同一性障害の診断書を貰ってから。
・且つそれまでは職場でも外でも多目的を使っていたが、無い場合のみガラガラに空いている男子トイレを探して使ってた。
・多目的トイレを使うこと自体は混む施設だと申し訳なさはあった。たった一度だけど車いすの方を待たせてしまったことがあったので。
・自分も同じく診断とホルモン治療後の時期に、最後に男子トイレに入ったときに鉢合わせた男性が慌てて女子トイレに向かってしまったため、使用しないようになった。
女子トイレに関する見解はほぼ当事者の元増田さんと同じ。ルッキズムがある以上みんなパスを目指す。それは自然に溶け込むということ。
正直見た目ドラグクィーンを目指すMtFさんはあったことがない。高齢だったり悩み途中や移行初期の方なら迷走してしまうことはあるとは思う。
TGじゃないのに高身長でガタイが良く貧乳で顔立ちがはっきりしている女性がいたらきっと似た悩みをもっていると思う。それこそマイノリティだけど。
■銭湯について
・どうしてもサウナに行ってみたい気持ちが男子風呂に入る抵抗感に勝ったら男湯に行くと思う。その場合はオールバックにしてかなりワイルドに振る舞うとは思う。何かあっても戸籍上は男性なので言い訳はできると思っている。値段は上がっても個室や湯着着用の施設もあるとは聞くので。
・これも同じく、「(仮に)銭湯でも性別適合手術未手術のMtFトランスジェンダーを受け入れないと差別であり、そのような排除は禁止」みたいな法律が出来たとしても、行かない。
・個人的には元はクリトリスなわけだしペニスがある女性を嫌がる気持ちは100%はわからないけれど、それを求めるには時代が早すぎるとは思ってる。
・FtMさんのクリトリスはペニス扱いして手術要件をクリアできるのに対して逆はダメなのか・・・とちょっと不満にも思ってしまうから。
精子を作る値がほぼなかったり睾丸がなければ妊娠させるリスクは皆無だし、それに対して恐れるのはペニスフォビアだよなって思ってしまう。当然性被害はなくなるべきという立場です。
・自分でも全身脱毛して育毛して豊胸手術してボディメイクして美容に気を使っているシスジェンダーの男性と何が違うのかと言われたら匂いくらいかなと回答に困る。
そこまでして女子風呂に入ってでも犯罪を犯したいという人がいる可能性を議論するのはナンセンスだとも思うけど。
・自分も議論されてる理由は大事だとは思うが藁人形論法でしかないとも思う。
・最後に銭湯(男湯)に入ったのはホルモン治療直後、まだ胸が十分に成長していなかったときに、当時はシャワーしか物件になく湯船に漬かりたい気持ちがあったから。
他の方の反応でもあるように銭湯施設は限られるし、旅行や旅館の醍醐味ともいえるのでそれが失われる辛さは大きい。
でも未手術やパス度が低めな当事者の中では、自分と同じく我慢ができるならば男湯を使用するという考えもあるとは思う。
世の中の常識が進んでここ最近は、10代を中心に若年層の早期に親に相談できたりカミングアウトができたりする当事者は早くにホルモン治療含めて自身の男性化を食い止めているという現実はあると思う。
もちろんそれを妨げる古い価値観の親や社会がいまだに存在するのも事実。
男性化を20代半ばまで止めることができなかった当事者として思う唯一のことは、女子トイレや銭湯問題なんかよりも、保険適用もそうだけどホルモン治療や診断へのアクセスの問題や、ジェンダーや性同一性障害の知識の手に入りやすさ、カミングアウトをしても生活に不都合がない社会の実現を本当に望んでいます。
すでに頭髪は見る影もなく、その両目にはテレスコープとナイトビジョンを仕込んだ筒状の人工義眼が埋め込まれている。頭部だけではない。いまや彼の体の87%が電力によって稼働している。生身の肉体を残しているのは、脳と心臓を除けば寿司を握る指先と肛門括約筋だけだ。
「やっとるか」
「へい、らっしゃ……あ、ああ」
「よう大将、繁盛しとるようやね」
咆哮のような野太い嗄れ声を発しながら口元だけで不敵に笑うその偉丈夫の姿に、彼は言葉を失った。見覚えがあるなどというものではない。夢の中にまで追ってきたこの男に何度魘されたかわからなかった。身の丈は2メートルを超え、髪も 髭も原始人のように伸び放題。眉の上から縦に入った大きな傷によって左目は潰れている。
気丈にそう返してみせるにも、実を言えば相当の勇気が必要だった。常連客の目がなければ悲鳴を上げて逃げ出したかった。
男はそう言うと、その大きな掌をぽんぽんと打って店内を見回した。
「今日はもう閉店ガラガラや。ごめんやけどはよお支度してもらえまっか」
大男はのんびりとした、しかし隙のない動作でスツールに腰を下ろすと、もう一度店内に目をやった。
「どうか。お代はこっちで持ちますよって」
取り付くしまのない様子に、常連客たちは店主に気遣わしい視線だけを残してそそくさと店を後にしていった。
「いいんですか。高く付きますよ」
出されたアガリを熱そうにすすりながら、しかし男はしばらく黙っていた。再び口を開いたのはたっぷりと時間を掛けて湯呑を空にしてからだった。
「……」
「『火星銀座』ってか。クズ鉄の寄せ集めに大層な名前をつけよって。まあええわ。本題に入ろか」
男が一枚の書類をカウンターに叩きつけた。ARではない。本物のペーパーだ。
「ええか、ここにお前の名前があるな。ほんでここ、執行官がわしや。連邦政府から執行許可がでとる。シャットダウンか、真空処理か選べるようになっとる。これ飲ませるのに結構骨折ったんやで。……結局奴らにはわし等のような肉体を残した人間の気持ちはわからんからな」
「……く……ああ……うう」
彼は崩れ落ちるように膝をついた。張り詰めていたものがぷつりと切れたようだった。一度堰が切れてしまうと、とめどなく嗚咽と涙が溢れ出てくる。今や目の前の男に感謝すらしていた。こんな姿を常連客に見せたくはなかった。
「お前が舐めたのはただの醤油ボトルやなかった。まあ……悪気はなかったんやろな。せやけどあれが電子聖遺物やったのは事実や。それをペロペロしたことが量子的場バーチャルサブセットに恐慌をもたらすいわば宗教的なトリガーになってしもた。どこの政府も黙っとるわけには行かんかったんやな。面子ゆうもんがあるわけや。スシローも自衛する必要があった。皮肉なもんや。立ち食い寿司屋から成り上がったC級チェーン店が今では本物の星間作戦級軍艦を作っとるんやからな。そしてタカイ。世界をこんなふうにしたんはお前や。わかるな」
「はい」
そう答えたつもりだった。しかし声にはならなかった。
震えていた。
何度そう後悔したわからない。しかしどんなに後悔しても、地表の40%と仮想空間の99.6%ががダブル・バイテッド・メルトダウンにより焦土と化してしまったのは変えることの出来ない事実だった。
ガチャリと重い音を立てて男がアタッシェケースを開いた。物理錠。そんなものすら懐かしく感じた。
「お前が墓標になるんや」
地響きのような低い声が霞んで聞こえた。