コロナの5類取り扱い変更を前にGWは数年前の状況を取り戻したような賑わいだ。
外国人観光客も戻ってきた。
休み明けもこの下品で刺々しい雰囲気の社会が続くのだろう。
ふと、3年前の緊急事態宣言の頃の街の静寂を思い出す。
ゆっくり滅びを待つ息を潜めた雰囲気ではあったが、ラッシュ時でもガラガラの電車、昼も夜も静まりかえった街、そこに流れる妙に澄み切った空気を感じるのが好きだった。
世界の終末を見届ける運命がこの先待ち受けているなら、絶望に打ちひしがれながらも、刹那、清浄で静寂な空間に安心も抱くのだろう。
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