はてなキーワード: 香辛料とは
世の中に卵料理は無数にあるが、ここまで卵の魅力を引き出している卵料理は他に類を見ない。
黄身の魅力と白身の魅力は明らかに違う。レバーやタラの白子のようにこってりと濃厚な黄身は味覚を最大限に刺激する。
一方で白身は保水性が強くプルプルの触感は触覚を最高に楽しませる。
さらに白身は焼くことによってできる焦げの香ばしさが、嗅覚を刺激して楽しませる。
目玉焼きは味覚、触覚、嗅覚のいずれをも素材によって刺激する最高の調理法と言える。
黄身と白身。どちらも美味しいものなのだが、何の因果かこの二つは混ぜるとお互いの魅力を殺してしまう。
水分が多い白身は濃厚な黄身の味を薄めてしまうし、低温で固まる黄身は白身の弾力性を殺してしまう。
だからこの二つを混ぜてしまうオムレツや卵焼き、スクランブルエッグはそれぞれの魅力が平均化されて黄身の濃厚さも白身の弾力もどっかにいってしまう。
黄身の濃厚さを生かしている料理といえば、味噌漬けやカルボナーラだ。
世の中にはシチューの素を使ったカルボナーラといった得体のしれないものが出回っているが濃厚な卵の黄身こそがカルボナーラの魅力であると私は思う。
黄身の濃厚さはしっかり生かし切っているものの、白身が全く登場しないのがこれらの弱点である。
和製カルボナーラとも呼ばれる釜玉うどんには白身が入っている。単純な料理だけに素材の魅力は引き出しているが卵焼きと同様に白身の水っぽさが濃厚な黄身の味を薄めてしまう。たまごかけごはんもしかり。
白身のプルプル感を生かしつつ、黄身の濃厚さを楽しめる料理にゆで卵とポーチドエッグがある。
この二つも単純な料理法で茹でることで白身の保水力を生かしてプルプル感を強調しているし、温めることで濃厚な黄身の味は強くなる。
香辛料を使わずに嗅覚も刺激する目玉焼きがいなければどちらも最強の卵料理の座が狙えたはずだ。
さて、ここまで話したところで最高の目玉焼きの仕様を考えてみたいと思う。
目玉焼きの焼き方は大きく分けて片面、両面、蒸し焼きの3種がある。それぞれの特徴を簡単にまとめると、
・片面:焼くのに時間がかかる。見た目が白と黄色で美しい。白身のカリカリ感が強い。
・両面:焼く時間が短縮できる。両面が香ばしくなるが片面や蒸しのカリカリ感というよりは表面が香ばしくなる
・蒸し:焼く時間が短縮できる。白身のプルプル感が増す。黄身の表面に膜がはる。
黄身の濃厚さ重視なら片面、時短と白身の香ばしさ重視なら両面、時短と白身のプルプル感重視なら蒸しだ。
また、黄身の火の通し方には以下の3つがあり、白身はちゅるちゅる感を残すがプルプルにするかに分かれる。
レア:黄身を真上から崩したときに液状になって流れ出す。温まって生卵より濃厚さは増すがミディアムほどでない。一番美味しい部分が皿に流れてしまう。
ミディアムレア:黄身を真上から崩したときに液状部分があるが黄身の上部の中で収まる程度。水分が抜けて濃厚になっている。
ミディアム:ゆで卵の黄身ほど火は通っていないが形がほぼ固まっている。水分が抜けて濃厚になっているが下の方がややパサつく。
ウエルダン:ゆで卵の黄身に近い触感。水分が抜けているがタンパク質が変質して舌に絡みにくくなり濃厚な味を感じにくい。
以上を踏まえて勝利条件を以下に設定する。
・黄身が濃厚なミディアムレア~ミディアムに焼く【優先順位1位】
・白身表面はプルプル感を重視して生の状態を残さない【優先順位3位】
黄身の濃厚さが優先順位1位なので焼き加減がコントロールしにくい両面焼きを却下。
蒸し焼きにするとカリカリ感が薄まるので片面焼きをチョイス。
黄身の内部にゆっくり火を通すので強火厳禁。卵はできれば常温がいい。
油がフライパンの表面に均等に広がってカリカリ感がアップするので鉄フライパンがおすすめ。
ただし強火を使わないのでテフロンでも十分。コーティング死んでるくらいがちょうどいいが熱伝導率が高いアルミなので焦がしすぎないように注意。
(1) フライパンを余熱して油を投入する。軽く揚げるイメージで多めに(大さじ1くらい)入れて熱する
(2) 卵をできるだけ低い位置で割る。白身の半径が小さくなるのと黄身の物理的ダメージが小さくなる
(3) 弱火で7分から8分程度、白身がカリカリになり、黄身の表面の反射が弱くなるまで焼く。
味付け:
塩と味の素がおすすめ。卵と味の素の相性は異常。白身と黄身のコントラストも生かされる。
特に臭みの強い素材ではないので白身の香ばしい香りを消さないように胡椒は使っていない。
完全に好みの世界なので好きにしたらよいと思う。
神田のどっかの予約必要な店。2回ほど行ったことあるし拘りと味は良いけど高い。香辛料やマトン等にも拘ってるんだろうけど高い。場所代やブランディングだとしても高い。ラーメンハゲのミシュラン星貰った店主みたいだからラーメンハゲと一緒に滅んで欲しい。
祖師ヶ谷大蔵のお店も美味しいし店主の理想も分かるけど香辛料の味わいより現地の人が普段食べているジャンクな感じが好きなので自分はリピートは無い。コストも自分には見合わなかった。本場の古来の味を楽しみたい人にはおススメ
日本のビリヤニの先頭を走ってる風のエリックサウスもコンビニや冷凍にも手を出して頑張ってるが、コラボ出るたびにSNSで褒めたたえる信者がキモいし信者が言うほどコラボ商品美味しくないのであの人たちは店舗で何を食べているのか疑問だ
テイクアウトは別にして日本で店で食べるビリヤニはサラダとライタついて大体1000円前後、マトンだと200円くらい高くなるのがメジャーか。物価や燃料費やビリヤニ鍋での調理の手間を考えればこの価格は妥当だ。動画等で見る現地の芋煮会みたいな巨釜ならもう少し安く出来そうだが日本でみんながビリヤニ食べるわけも無いのでそれは難しい。ただ自分にとってのビリヤニは今の価格が上限でこれ以上は正直出せない。それくらい大量生産出来ないのがビリヤニだ。テイクアウトの店ですぐ出てくる奴は炊飯器で保温した奴なのでどうしても出来立てとは違うしあれが許されるのは1000円切っているからであり、あれで1000円超えたらケバブだけ売ってろと言いたくなる。
なのでビリヤニ食べてると最後は家で作るようになる。パッキだのカッチだの拘り始めたら店で食べた方がマシになるけど、ハラルショップで売ってるミックスでちゃっちゃと作るだけなら気持ちよく70点のビリヤニが大量に食べられる。いくつか出ているレシピ本なら85点まで出来る。この先は店でないと食べられないがビリヤニジャンキーにはこれで充分だ。
定期的にビリヤニが盛り上がるけど結局ラーメンハゲが言うように情報を食べている人が多くて残念。ビリヤニなんて山盛りをライタと混ぜてぐっちゃぐちゃにして最後まで食べて帰り道に胃の中で膨らんだバスマティで苦しむくらいで良いんだよ。
胃どころか口に入れた瞬間、なんか違う!って喉の違和感があるんだよな...何に反応してるんだ。
マタニティサプリに亜鉛、ビタミンB6、生姜摂取毎日奨励したがまあ本当にダメだった。ところてん吐いた時は絶望した。あと8週から辛すぎて妊娠中断が何度も頭をよぎった。
とりあえず5週〜15週の記録。
☆いけそうだが全くダメだった
・真水、ミネラルウォーター
・牛乳単体
・豆乳
・麦茶
・オレンジジュース単体
・豆腐
・うどん
・そば
・お粥
・塊肉全て(鶏胸肉など低脂質のものも)
・白菜
・海苔
・ふりかけ
・煎餅
・生のりんご
☆安定していけた
※吐く時は吐く
・ところてん(辛子抜き)
・ひき肉(豚、鶏)
ゴミ捨てに階段を降りるだけで、なんなら立位をとるだけで吐いた日々よ。24時間終わることのない船酔い二日酔いの日々よ。
ようやく最近縛りが減ってきた。毎日激務帰りに買い物してきてくれた夫本当にありがとう。一生感謝します。つわりの完璧なメカニズム解明を期待します!一刻も早く特効薬できてくれ
(神戸増田を受けて追記) あえてケーキ屋のパンということなら、京都のアッサンブラージュカキモトで売っているパンも端正でバランスが取れており良いと思っている (下に主にケーキについての詳細有り、パンについても感想は割と被る)。回想に書いた店はもうパンは出さないだろう……
ここやここやここにパンに詳しい増田たちが集まっていると見込んで質問がある。
色々なところに必死に顔を出して済まない。
マニアックで申し訳ないのだが、こういう食パンはどこで食べられる?
東西どちらにも行けるんで、教えて欲しい。ずっと探している。
外側(みみ部分)も内側(白い部分)も、しっかりとバターの味がすると嬉しい。
出回っている食パンは、高級食パンを含めても、バターの香りが立ってこないものが大多数だと思う。
外側が分厚くてハードだと嬉しい。
ただしフランスパンの外側のようなパリパリ感ではなく、しっかりバターを効かせているためにガリガリの重めの食感の外側が作られているような感じ。
最近の流行りと逆行しているのはわかっているが、こういうのが好みなんだ!
そう、なので自分が求めているのはマニアックな食パンなんだよな。発酵バターの香りが立ち、綺麗な四角に整形されたクラストが硬い食パン。クラスト部分はバターを使っている影響で少しデニッシュ感を感じさせるもののデニッシュよりバター量が少ないため硬くしっかりとしているような。一方であくまで食パンのフォーマットに留まっており、内側の白い部分はきめ細かく滑らかで、典型的なデニッシュのように生地を織り込んだ形跡がない。そういう食パン。
たま木亭
ありがとう、京都ではあそこも美味しい。生地にもフィリングにも相当量の油分を使っている上で小麦粉をしっかり焼き上げている。しかもボリュームに比して安い!日本の惣菜パンの最上位クラスではないかと目している。
ル・ペール、寡聞にして存じ上げなかった。人生の中からあの味が消えてしまったという哀しさ、よくわかる。
この辺は行ってぶらつく楽しみが多くて嬉しい。
それで大丈夫です!
上では綺麗に四角と書いたような気がしたが、金型に蓋を載せず山型に膨らませているようなタイプでも、こういう食パンがあるなら大歓迎です!!
塩パン
すみません、バターを使った塩パンは好きだが、求めているものとは違う。ハード系の店であっても、多くの場合、外側が薄いかふわっとして硬くない(パン外側の皮自体にバターの美味しさを効かせているというより、中の生地に閉じ込めたバターを強調している)ケースが多いように思う。
ただ、複数の方が連想して下さっているようなので敢えて塩パンと関連させて言うならば、よく焼かれて皮が厚いタイプの塩パンの、オーブン天板と接触する面(下側)の、バターが効いてかつガリっと硬い感じを想像して欲しい。そこからさらに食パン向けに洗練された感じの外側(みみ)を持つ、そういった感じの食パンを知っていれば教えてくれると嬉しい。
グリーンサムの「イエローブレッド」か、パンとエスプレッソの「ムー」とか?いずれも皮ガリガリではないので、家でトーストして食べたら希望と近い食感になるかも。かまぱんの食パンもバターのせたら近いかも。
食べに行くか取り寄せる!!!
聞いてみて本当に良かったよ。
https://www.bread-espresso.jp/
皆に紹介されているパン屋の中では、JR京都駅構内のル・プチメックが非常に行きやすいし美味いよ。是非寄って食べ歩いてみて欲しい。
あとは京都のアルチザナルも良かった記憶がある。アルチザナルを紹介した増田はデニッシュ系が好きなようだが、自分はハード系の惣菜パンが好みだった。特にソーセージを使ったパンとチーズのパン。おそらくソーセージとチーズにかなり拘っている。ソーセージは汁と油が溢れて香味が立ち、チーズは惣菜パンにありがちな悪い癖がない味で香ばしい。あれは美味かった。
(追記) 東京のおすすめありがとう。s.igarashiとブーランジェリー セイジアサクラは是非行ってみたい。期待大。
京都繋がりだと、京都のケーキ屋では、パティスリータンドレスとアッサンブラージュカキモトが本当に美味い。皆美味いと思うらしく食べログでも日本で上位。
パティスリータンドレスは上品で優美な味で、特に複数の味を重ねて束ねる系のケーキが非常に美味いと思う。スパイス使いも上手い。寄りづらい立地だが、Twitterでその日のケーキと現在店頭に並んでいる数をアナウンスしている。
アッサンブラージュカキモトはとにかく磨き抜かれた味がする。見た目も格調高く美しい現代のケーキ。シェフがショコラティエでもあるのでチョコレート系が美味いが、それ以外も相当に洗練されている。こちらは比較的寄りやすい立地。
なお、上記の自分の食パンの好みを形作った店は、フランス系の味のケーキ屋で、パンも一時期作っていた。そのパンの一つがこの食パン。その店ではフランス風にパンドゥミと呼んでいた。ただ、この店、おそらく人手不足でパンを出さなくなって久しかったところに、現在、店主のご都合で一時閉店中なので、店名は出さない。もう今後パンを出してくれることは無いだろう。
そこは、生菓子も焼き菓子もバターやクリームをどっしり効かせた硬派な味が特徴で、長く続く人気店だった。いや菓子に硬派も何もあるかよと思うかもしれないが、行った人もネット上のレビューもそう評する。バターをしっかり効かせると菓子の味が重くなるんだけどそういう感じのイメージ。さらに生地の密度がふわふわ柔らかくなくずっしりしている。それでいて"バタ臭い""油っぽい"には陥らず、果物の酸味や、香辛料やお酒や焦がしのフレーバーで、強いバランスを取っていた。
そんな感じだったもので、最近流行りの繊細な菓子という訳ではなかったが。デコレーションも凝っていなかったし。
ああ美味かったなあ……
同僚に九州大学近くのインド料理屋のラップサンドが美味いと聞いた
トルティーヤを油で揚げたもので、キャベツとか人参とかをマヨネーズと香辛料を混ぜたもので合えたものと、チキンティッカみたいなのが巻いてあった
一口かぶりつくと、揚げパンのような小麦の香りの中から油がじゅわっと染み出てくる感じと野菜のしゃきしゃき感、そのまま噛み切れるチキンの柔らかさとマヨっぽいなじみ深い味と、後味にカレーっぽいスパイスを感じる
野菜部分の味付けと、チキンティッカのソース部分との味付けが異なるから噛む場所で味の濃さと香り、食感も違うのが楽しい
さすがにラップサンドだけじゃ腹いっぱいにならんだろうと思って、ビリヤニも買ったのだけど、ラップサンドが恵方巻みたいなサイズ感だったので両方食ったら満腹で動けなくなった
九州大学辺りは最近、蔦屋書店ができたり、外国人向け寮ができたりと、九大新町という地名にふさわしくだんだんと発展し、ただの田舎の田んぼだったところがここ数年で町になってきている
それでも一本道を外れると、田園風景が広がっていて、帰り道には小学生とその家族らしき人たちが田植え体験をしていた
ファミリーカーが道の端に並んで駐車していて、水面は空を映していて、泥の底に頼りなさげに稲苗が並んでいて、小さな裸足が平らな底をくぼませていき、畔の周りで大人が写真を撮っていた
からっ梅雨が続くけど、どうせ夏本番になれば台風の大雨とかで雨量の心配をしていたのをすぐに忘れるのかなと思って過ごした週末だった
そんなことを書いていたら、窓の外で雨が降り始めた