はてなキーワード: 石田彰とは
ソース:「GIGAZINE」12/15投稿記事「2022年冬開始の新作アニメ一覧」
https://gigazine.net/news/20211215-anime-2022winter/
※2…参考値として前クール(2021年秋(10~12月))出演作品数とその差異を記載。
出演作品数 | 前回差異 | ||
キャスト名 | ①2022年冬(1~3月) | ②2021年秋(10~12月) | (①-②) |
M・A・O | 7 | 3 | +4 |
花江夏樹 | 5 | 2 | +3 |
斉藤壮馬 | 5 | 3 | +2 |
村瀬歩 | 5 | 3 | +2 |
下野紘 | 4 | 2 | +2 |
石川界人 | 4 | 2 | +2 |
石川由依 | 4 | 1 | +3 |
内田雄馬 | 4 | 1 | +3 |
日笠陽子 | 4 | 1 | +3 |
悠木碧 | 4 | 3 | +1 |
榎木淳弥 | 3 | 2 | +1 |
梶裕貴 | 3 | 3 | ±0 |
鬼頭明里 | 3 | 1 | +2 |
高橋李依 | 3 | 2 | +1 |
諏訪部順一 | 3 | 3 | ±0 |
水瀬いのり | 3 | 1 | +2 |
石上静香 | 3 | 1 | +2 |
石田彰 | 3 | 3 | ±0 |
大原さやか | 3 | 0 | +3 |
大西沙織 | 3 | 2 | +1 |
大塚芳忠 | 3 | 2 | +1 |
東山奈央 | 3 | 2 | +1 |
日野聡 | 3 | 3 | ±0 |
梅原裕一郎 | 3 | 1 | +2 |
白石晴香 | 3 | 1 | +2 |
木村昴 | 3 | 0 | +3 |
櫻井孝宏 | 3 | 2 | +1 |
安元洋貴 | 2 | 2 | ±0 |
伊瀬茉莉也 | 2 | 1 | +1 |
伊藤美来 | 2 | 2 | ±0 |
井上ほの花 | 2 | 0 | +2 |
井上喜久子 | 2 | 2 | ±0 |
稲田徹 | 2 | 2 | ±0 |
羽多野渉 | 2 | 2 | ±0 |
岡本信彦 | 2 | 0 | +2 |
花守ゆみり | 2 | 2 | ±0 |
関根明良 | 2 | 0 | +2 |
喜多村英梨 | 2 | 0 | +2 |
興津和幸 | 2 | 1 | +1 |
金元寿子 | 2 | 0 | +2 |
三上枝織 | 2 | 1 | +1 |
三木眞一郎 | 2 | 0 | +2 |
山下誠一郎 | 2 | 2 | ±0 |
若山詩音 | 2 | 1 | +1 |
種﨑敦美 | 2 | 0 | +2 |
小原好美 | 2 | 3 | ▲1 |
小松未可子 | 2 | 2 | ±0 |
小倉唯 | 2 | 3 | ▲1 |
小野大輔 | 2 | 2 | ±0 |
小林由美子 | 2 | 0 | +2 |
松岡禎丞 | 2 | 1 | +1 |
上田麗奈 | 2 | 2 | ±0 |
新井良平 | 2 | 0 | +2 |
水樹奈々 | 2 | 0 | +2 |
杉山里穂 | 2 | 0 | +2 |
杉田智和 | 2 | 4 | ▲2 |
生天目仁美 | 2 | 1 | +1 |
前野智昭 | 2 | 2 | ±0 |
早見沙織 | 2 | 4 | ▲2 |
増田俊樹 | 2 | 2 | ±0 |
村上まなつ | 2 | 0 | +2 |
大地葉 | 2 | 2 | ±0 |
大塚明夫 | 2 | 3 | ▲1 |
中村悠一 | 2 | 2 | ±0 |
津田健次郎 | 2 | 2 | ±0 |
釘宮理恵 | 2 | 1 | +1 |
天野聡美 | 2 | 1 | +1 |
天﨑滉平 | 2 | 1 | +1 |
田村睦心 | 2 | 2 | ±0 |
福島潤 | 2 | 0 | +2 |
牧野由依 | 2 | 0 | +2 |
名塚佳織 | 2 | 0 | +2 |
落合福嗣 | 2 | 0 | +2 |
緑川光 | 2 | 2 | ±0 |
鈴木崚汰 | 2 | 2 | ±0 |
浪川大輔 | 2 | 3 | ▲1 |
・ソース:「GIGAZINE」9/18投稿記事「2021年秋開始の新作アニメ一覧」
https://gigazine.net/news/20210918-anime-2021autumn/
出演作品数は昇順。
キャスト名 | 出演作品数 |
ファイルーズあい | 2 |
安元洋貴 | 2 |
安済知佳 | 2 |
安野希世乃 | 2 |
伊藤かな恵 | 2 |
伊藤美来 | 2 |
井口裕香 | 2 |
井上喜久子 | 2 |
稲田徹 | 2 |
羽多野渉 | 2 |
雨宮天 | 2 |
榎木淳弥 | 2 |
下地紫野 | 2 |
下野紘 | 2 |
花江夏樹 | 2 |
花守ゆみり | 2 |
宮本侑芽 | 2 |
古川慎 | 2 |
高橋李依 | 2 |
高田憂希 | 2 |
黒沢ともよ | 2 |
佐藤元 | 2 |
坂本真綾 | 2 |
三森すずこ | 2 |
山下誠一郎 | 2 |
山下大輝 | 2 |
山寺宏一 | 2 |
諸星すみれ | 2 |
小松未可子 | 2 |
小清水亜美 | 2 |
小野賢章 | 2 |
小野大輔 | 2 |
小野友樹 | 2 |
上田麗奈 | 2 |
上田燿司 | 2 |
森川智之 | 2 |
神谷浩史 | 2 |
瀬戸麻沙美 | 2 |
石川界人 | 2 |
赤羽根健治 | 2 |
前野智昭 | 2 |
相良茉優 | 2 |
蒼井翔太 | 2 |
増田俊樹 | 2 |
大西沙織 | 2 |
大地葉 | 2 |
大塚芳忠 | 2 |
沢城みゆき | 2 |
竹達彩奈 | 2 |
中井和哉 | 2 |
中村悠一 | 2 |
津田健次郎 | 2 |
田丸篤志 | 2 |
田所あずさ | 2 |
田村睦心 | 2 |
田中貴子 | 2 |
土岐隼一 | 2 |
土師孝也 | 2 |
東山奈央 | 2 |
東地宏樹 | 2 |
藤原夏海 | 2 |
内山夕実 | 2 |
楠木ともり | 2 |
武内駿輔 | 2 |
福山潤 | 2 |
堀江瞬 | 2 |
堀江由衣 | 2 |
本田貴子 | 2 |
緑川光 | 2 |
鈴木崚汰 | 2 |
櫻井孝宏 | 2 |
潘めぐみ | 2 |
M・A・O | 3 |
梶裕貴 | 3 |
細谷佳正 | 3 |
小原好美 | 3 |
小倉唯 | 3 |
上坂すみれ | 3 |
諏訪部順一 | 3 |
斉藤壮馬 | 3 |
石田彰 | 3 |
千葉翔也 | 3 |
村瀬歩 | 3 |
大塚明夫 | 3 |
田中美海 | 3 |
内山昂輝 | 3 |
内田彩 | 3 |
日野聡 | 3 |
本渡楓 | 3 |
悠木碧 | 3 |
浪川大輔 | 3 |
花澤香菜 | 4 |
芹澤優 | 4 |
古賀葵 | 4 |
江口拓也 | 4 |
杉田智和 | 4 |
早見沙織 | 4 |
島﨑信長 | 5 |
金曜ロードショーで、タイタニックを2週に渡って放送していた。
おそらく、個人的にハリウッド大作というものを初めてまともに鑑賞したのがその時だったと思う(それまではジブリ映画やクレヨンしんちゃんなどのアニメ映画や、親の趣味だった古い外国映画のVHSばかり観ていた)。
実写と区別のつかない高度なCGや、短くも情熱的な恋の切なさ、巨大客船の沈没のパニックと死の恐怖の表現のリアルさに、私は深い感銘を受けた。
周りでも大いに流行っていた。
その当時好きだった男の子と少しでも話したくて、私は休み時間か何かに「A君はタイタニック観た?」と尋ねた。
その男の子は学校の勉強がよくできる上、アニメや漫画などに詳しくて話も面白く、いわゆるイケメンという感じではなかったが清潔感があり、私にとって気になる存在だった。
その彼から返ってきた答えが「観ないよあんなクソ映画」だった。
それに対してどう返答したのか私は覚えていないが、咄嗟に「えっ、なにそれーひどーい笑」とかそんな感じで返事をしたような気もする。
話のきっかけが欲しい、もし観ていたなら感想を訊きたいという気持ちだったと思うのだけど、なんだかめちゃくちゃびっくりしてしまったという衝撃の印象だけが20年以上経った今でも心に残っている。
自分が好きだと感じたものを、観てもいないのにクソと言われたことがきっかけで、恋は急激に冷めた。
中学生の恋なんてそんなもんかもしれません。もちろん全部がそうとは思わないけど。
思い出して数日間モヤモヤしてたけど、「人が好きと言っているものに触れもしないうちから否定するのはやめよう」という、当たり前だけどうっかりやってしまいがちな失敗として胸に刻んでおきたい。
ところでテレビで久しぶりにタイタニック観て思ったけど、やっぱものすごいお金かかっててゴージャスだしまずその時点で観る価値がある程度あると感じる。
・命の価値に差があった過去に戻ってはいけない。現代でも克服したとは言い切れぬものの克服する努力を止めてはならないこと
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 129 | 16927 | 131.2 | 45 |
01 | 77 | 13191 | 171.3 | 64 |
02 | 31 | 4745 | 153.1 | 74 |
03 | 29 | 3756 | 129.5 | 56 |
04 | 17 | 7929 | 466.4 | 77 |
05 | 22 | 3352 | 152.4 | 67.5 |
06 | 20 | 2234 | 111.7 | 36 |
07 | 88 | 6351 | 72.2 | 39 |
08 | 100 | 6702 | 67.0 | 34.5 |
09 | 113 | 9764 | 86.4 | 34 |
10 | 240 | 17922 | 74.7 | 38 |
11 | 178 | 14576 | 81.9 | 35 |
12 | 227 | 20232 | 89.1 | 43 |
13 | 145 | 18179 | 125.4 | 50 |
14 | 136 | 19855 | 146.0 | 48 |
15 | 193 | 16327 | 84.6 | 48 |
16 | 232 | 16075 | 69.3 | 38.5 |
17 | 213 | 20433 | 95.9 | 48 |
18 | 194 | 17205 | 88.7 | 42 |
19 | 191 | 14066 | 73.6 | 27 |
20 | 123 | 14587 | 118.6 | 52 |
21 | 210 | 15535 | 74.0 | 36.5 |
22 | 192 | 14980 | 78.0 | 39 |
23 | 207 | 18969 | 91.6 | 38 |
1日 | 3307 | 313892 | 94.9 | 41 |
IIJ(3), replace(3), 脂漏性皮膚炎(3), シェイプアップ(3), 11月下旬(3), コミッター(3), モル(10), 石田彰(4), エコーチェンバー現象(3), コミッタ(3), 文語(6), 会食(17), 医療従事者(24), 緊急事態宣言(41), 氷河期世代(10), 氷河期(9), アンパンマン(8), ロックダウン(16), 若い世代(7), ダイエット(16), フィット(6), コロナ禍(23), プラン(12), スクール(10), 新型コロナ(17), 医者(58), 陽性(19), 医療(52), デブ(24), 自粛(76), 飲食店(18), 協力(23), 外出(29), 感謝(31)
■何のために /20210112214313(53), ■コロナ禍における若者の機会損失について /20210113045733(31), ■100キロを超えてるくせに運動でやせようとしているデブにこれを読んでほしい /20210113123853(24), ■もっと正しい存在に生まれ育ちたかった /20210112165321(20), ■体育で恥ばかりかいていた女が石田彰のために毎日虚空を殴っている話 /20210113014635(16), ■夫に隠れて寿司を食べている。 /20210112213223(15), ■高1の息子がネトウヨになったかも。これってネトウヨ? /20210113192637(13), ■できるかぎり簡単に麻雀を説明してみる /20210112163250(12), ■初心者が1からプログラミングを勉強し始めて2か月経った /20210113150430(11), ■コロナ、多分陽性 /20210113030428(11), ■人が怖い、自分が怖い /20210113181058(10), ■モルカー虐待したいと言えない雰囲気 /20210113002801(9), ■カレー粉の良い使い道 /20210112190822(9), ■恋って何ですか? /20210112210902(9), ■ビジネス界でキンコン西野氏を称える人が多いのはなぜなのか /20210113110655(9), ■にじさんじは地上波バラエティの模倣で滅びるのでは? /20210113000118(8), ■子供産める体なら産んで /20210111170444(7), ■アンパンマンによる難解な問い /20210113142920(7), ■MVNOに残されたのは最も金払いの悪い客だけ /20210113145757(7), ■anond:20210112214313 /20210112214700(7), ■いかにもオープニングっぽい曲を聞いて嬉しくなりたい /20210112185450(7)
恥の多い体育の時間を過ごしてきました。
そんな言葉で締め括れるぐらい、私の生涯は運動と恥がセットである。身長に恵まれながらも運動の才能に恵まれなかった私は、動かし方の分からない手足を持て余し、球を投げれば飛ばず、プールでは泳げず、大縄を踏み、悪目立ちし、ドッヂボールの的になりながら生きてきた。克服しようとして体操教室に通っても一番下のメニューすらこなせず、スイミングに通えば幼稚園児と同じクラスになった。
読者に少しでも運動のできない人がいれば共感が得られるかもしれないが、運動音痴は恥によるスパイラルに陥りがちだ。周りと同じように動けていないことが恥ずかしく、緊張でさらに力み、輪をかけてぎこちない動きになり、またそれを恥じる。そうしてどんどん周りについていけなくなり、しまいには運動そのものから自らを遠ざけてしまうのである。
私も完全にそのタイプで、高校の授業を最後にもう10年近く運動らしいことをしていなかった。通学通勤で歩くぐらいならしていたが、ステイホームに入ってそれもなくなった。先日、肩こりがどうしても治らず整体に行ったら「あまりにも筋肉がなさすぎて何ひとつ支えられていない」と言われた。そうでしょうねぇ。
そろそろ運動しなきゃな……とは不調の度に思っていたが、走るのもヘタクソすぎて表に出られないレベルなので何も始めようがなく、私はこの貧弱な体と一生を共にする覚悟を半ば決め始めていた。
別に石田彰のファンではない。ただ、私は物心がつく頃からさまざまなアニメで彼の声を聞いていた。
だから、1に続き冷やかしで買って寝かせていたフィットボクシング2を起動し、初めて彼の声を聞いたとき、幼少のみぎりに出会った色んなキャラクターが一度に脳裏へ蘇ってきた。すごい。石田彰の同窓会だ。石田彰の詰まったタイムカプセルだ。
好きとかときめきとかそういうのを超えて、ただただ懐かしかった。小学校の担任の先生の声を20年越しに聞いたような感覚に近い。それが嬉しくて、思わず鬼モードを選んでしまった。
鬼モードは鬼だった。もやしのくせに無理をした。それでも久しぶりに会えた石田彰を失望させるのが嫌で、最後までリタイアせず続けた。
翌朝起きると、体がレゴブロックの人形みたいになっていた。肩関節と股関節しか動かない。ストップモーションアニメのようなカクカクした動きでデスクに行き、リモートで1日の仕事を終えた。そうして、「昨日あれだけ運動したんだから今日はやらなくていいだろ」と思った。
でも、やっていた。その日のうちに。石田彰が恋しくなったのだ。鬼モードはやめて、易しいモードにした。昨日は厳しかった石田彰が今日は優しい。好きになるからやめてほしい。
私のボクシングは醜い。ヒョロヒョロの手足をクタクタに動かして何とかパンチの形になっているかどうかだ。でも、石田彰は気にしない。気にしないでいてくれる。それが本当にありがたい。
たとえ運動音痴でも、視線がなければ少しは落ち着いてものを考えられるのだ。そんなことに気がつく。
ジャブの腕が下がっていると言われる。次は上げてみよう、と思う。3パンチ後にようやく改善する。すると今度は、息を吐きながらパンチを打てと言われる。うまくできない。けれど、できなくても恥ずかしがる相手がいないから、ヒューヒュー言いながら不格好にパンチと呼吸のタイミングを合わせていく。
石田彰はうまくパンチが打てた時に「それ!」と言ってくれる。普段は敬語なのに、ここだけタメ語を使ってくれるのだ。私は生涯で、体育の教師やインストラクターのような生き物に好かれたことがない。そんな私なのに、こうして距離を詰めて、褒めてくれる。脳から知らない汁がメチャクチャ出る。運動して褒められるの気持ちいい。みんなこんな楽しいことやってたの?
人の目を気にせずできる運動が、こんなに救いのあるものだとは知らなかった。何だかやみつきになってしまって、もうここ何日も、毎日フィットボクシングをつけては石田彰の導きで虚空を殴っている。
40代前半、腐女子。ジャンプは幽遊白書世代。ボンボン坂高校演劇部とダイの大冒険は弟と全巻揃えた。ジャンプ卒業してから銀魂アニメにはまって劇場版・実写版おさえている。
そんな自分が、友人(流行っているものは見る)と鬼滅の刃劇場版見てきた。事前知識としては、「流行ってる」「声優が豪華」、およびアニメは3話までしか見ていない。主人公と妹のことは分かるがそれ以外のキャラはほぼ知らない。
そんな状況で誘われて観てきて、まぁ確かに「鬼滅の刃を知らない人でも楽しめる」は分かったとして。
…ただこれがヒットしている、というのに時代の断絶を深く感じてしまった。まぁ物語の途中であるということはさておき、ジャンプの友情、努力、勝利感がないなぁ、と。
苦戦して負けそうになっているところに実は別動隊がいて最後にしっかりとシナリオが噛み合って、やっぱり敵のほうも実は裏に、みたいなのが大好物な身としては、連携なし、敵も単体で活動、っていうのはひどく物足りなさを感じた。
あぁやって平川大輔、日野聡キャラが消えるのはダメだと思うのよ。
その前にねぇあるでしょ、あれ。
うん、あれ。
……なんかあらゆるところで肩透かしを食らった気分。
あれ、ジャンプってこんなんだったっけ……?
正月の銀魂、録り貯めているダイの大冒険(原作持ってるし以前のアニメも見たけど)に期待しよ。
……まぁ、商業的に考えるべきところは、このシナリオ、キャラクターの関連性で受ける理由ってところよね。ドライなのがいいのかなぁ。自分が年を取ったから理解できなくなった以上の断絶を感じる。しそれを理解できないくらい年を取ったのか。ただ単に好みではなかったと切り捨てるには騒ぎが大きすぎて無視できない。
作品が面白そうというより、観に行くこと自体がネタとして面白そうなので、観に行った。原作は未履修、テレビアニメ版は全部観た。無限列車編については、最大のネタバレ一つだけをうっかり知ってしまったがそれ以外のことは知らず、漠然と、顔はいいけど言動が果てしなくキモい、見世物小屋で呼び込みやってそうなかっこうの鬼と、機関車の中で闘うんでしょ、くらいの話だという認識だった。
変なことは概ねやってない。いつものアニメの鬼滅だなぁ!!と。そういう意味では過不足なし。まあ、だからこそ、何故これを映画でやろうと思ったし、という疑問はうかぶ。
原作を読んだことがないので本当のところはわからないが、たぶん原作に忠実なんだよな?あまりアニメオリジナルっぽい要素は感じられない。
あと、テレビアニメ版でも思ったけど、もしかして、そこは原作者はギャグのつもりで書いたんじゃないのか?って感じのする台詞が、普通にさらりと流されることがある。アニメ版1話の「滑ったのも雪だけど……」みたいな。
我ながらなんて単純なんだよ、と呆れつつ、煉獄さんとお母さんのやり取りなどで泣く。でもそこたぶんアニメの演出がいいというよりは原作からしてそういう場面なんだろうなという気がしてならない。
あのー、さして変なことはやってないと書いたけど、実はただの鬼滅でありつつ演出過剰なのね。いかにも映画でーす!みたいな張りきりが随所に見られてあざといし痛い。もっと普通にやれって、とツッコミを入れつつも、映画だから仕方ないか、という諦めも感じるのだった。
うあー煉獄さぁーん!!と思ったら炭治郎は号泣するし伊之助は被り物から涙が溢れるほど泣くし善逸はびゃんびゃん泣くし、果ては鎹烏まで泣き出して、私はスンッて涙が引っ込んだ。流石にお前ら泣きすぎだろって冷静になった。
大体、根っからいい子かつ煉獄さんとそこそこコミュニケーションを取っている炭治郎はともかくとして、伊之助と善逸は正味十五分くらいしか煉獄さんと顔合わせてないただの行きずりだからな。煉獄さんにちゃんと名前も覚えてもらってなくて、最後まで適当なあだ名で呼ばれ続けたし。目の前で奮闘している煉獄さんの気迫に当てられたとしても泣きすぎだ。
煉獄さんは確かにいい人かもしれないが、ものすごく関係の薄い人のためにそこまで泣くなよ、炭治郎。そう思ってしまう。きっと原作からして煉獄さんという人は怒濤に駆け抜けて死んでく役どころなんだろうなと思うんだが、もっとこう、せっかくのアニメ化なんだから、炭治郎ともっと親交を深める描写しようよ。列車の中で肩を寄せ合って爆睡してちょろっといい話聴かされただけの間柄なのが、100分ほどで爆速で数話ぶん駆け抜けたことにより、際立つ。
原作未読組にとっては煉獄さんは柱合会議でちょっと見ただけの、やたら外見と声の大きさのインパクトがでかい人に過ぎないんだ。もう少しなんとかしてくれ。映画の尺では無理だけど。
たぶん原作からしてそうなんだろうけど、猗窩座って何の前触れもなく出て来すぎだよね!きっとそれはそういう理不尽な世界観の表現なんだろうけど、それにしたって猗窩座のキャラが立ち過ぎていてヤバいだろ。きゃー何この石田彰の声で喋る顔の可愛いモンチッチはーーー!?
私は原作をほぼ知らず、でも猗窩座という名の顔がしましまのキャラクターが存在することは知っていたものの、まじまじと見たことがなかったので、まずそのビジュアルの可愛さに目を見張り、煉獄さんの見せ場のほとんどを煉獄さんを見ずに猗窩座を見てしまうという大失態をおかしてしまったんだがこれは私が悪いのか、そうか。猗窩座が「杏寿郎!」って言う度に私は崩れ落ちそうになってしまったがこれは石田彰が悪いと思う、いやいいぞもっとやれ。
しかし頑張って人々を守るために戦っている煉獄さんを見ずに猗窩座にばかり目がいってしまうことへの罪悪感が……。
煉獄さんの人生を振り返るのはいくらなんでもやり過ぎだ!感動の映像を見せられつつ聴くlisaさんの「炎」は過剰過ぎて思いの外良くは聴こえない。単体で聴くといい曲なのだが……。この映画のタイトル『100分後に死ぬ煉獄杏寿郎』だったかな?みたいな感じがする。
やっぱり、普通にテレビアニメとして毎週ちょっとずつ観たかったな、という思いが強い。映画っぽさとか要らないし。
面白くなくはない。ただ速い!
“id:Palantir 漫画と結構違うよ。あかざさんとの戦いとかめっちゃ詳細化されてる。他にも加えた部分がめっちゃ多い。原作読んでからもっかい行こう。俺は行った。2020/10/30 ”
え、やだよ。実のところ私は猗窩座登場シーン以外全く評価してないからな。『海辺のエトランゼ』観に行くの我慢して鬼滅取ったの後悔してるんだ……。二度とか勘弁してくれよ。
「ガンダムビルドシリーズ」4作目、ガンダムビルドダイバーズRe:RISE(2nd Season)がもうすぐ最終回を迎える。放送後だと逆に言いにくくなりそうな話を今のうちに書いておく(ネタバレあり)
ビルドシリーズでは伝統的に、実質的なラストバトルとは別に、それまで登場したガンプラファイター・GBNダイバーがほぼ総登場してしがらみなく大活躍する、お祭り的なオールスター戦闘が終盤に用意されていた。
リライズもどうやら例外ではないようで、最終回ひとつ前の25話ラストでは、全員勢ぞろいでいかにもこれから「お祭り」が始まりそうな引きで次回に続いていた。
ただ、これまでのシリーズと違うのは、ボコボコにされる(と思われる)ラスボスが意志を持った存在である人工知能「アルス」(CV:石田彰)であること、そして、この戦いに敗れればアルスは消えてしまうだろうということだ。エルダイバーというデータから生まれた存在を生命体として認めている世界である以上、当然アルスもまた一つの生命にほかならず、その消滅は「死」と言っていいだろう。
主である古き民の命令に盲目的に従った結果とはいえ、アルスはこれまで惑星エルドラの山の民(獣人)を虐殺してきた。ジェドをはじめ主人公たちと交流のあった人々も、本編中(1期終盤)で多数殺されている。
そういう罪と因縁のある相手との戦いを、どう終わらせるのか。主人公たちの方針としては、生命を奪わずに止めると既に決定しているが、それが具体的にどのような形で果たされるのか(あるいは果たされないのか)
いずれにしても、いつものお祭り騒ぎとは似て非なるものとなることだろう。
本家ガンダムのような人の生き死にのかかった戦闘ではなく、あくまでガンプラを操作する競技・ゲームである「ガンプラバトル」という設定を導入することで、純粋にロボット戦闘が楽しめるのがビルドシリーズの特徴だった。
そのビルドシリーズで一周回って、ゲーム・VRだと思ったら実はリアルだったという形で敢えて「人の生き死にのかかった戦闘」を持ち込んだリライズ(前作の終盤もサラの命はかかっていたが戦闘で直接犠牲者が出るわけではないのでノーカン)
本作自体の完成度の素晴らしさはさておき、これはさすがにビルドシリーズとしては行き着くところまで行ってしまったんじゃないか?という気がしなくもない。リライズという、シリーズに対する自己批評(not批判)性の極めて強い作品の後に、ビルドシリーズはこれから先なにができるのだろうか。
まあ、本家ガンダムにしたところで、逆シャアやXや∀あたりのタイミングで、こういうのが出てきたらもうガンダムは終わりだろう……と思われてきたのだろうし、続ける意志と需要さえあれば、どうにでもなるのかもしれないが。