はてなキーワード: 天皇とは
ツイッターのリアルタイム検索見てると、「天皇陛下は生前退位しないと言った。摂政を置いてでも、死ぬまで天皇続ける!」と理解している人たちが大勢いてびっくり。
偏差値が10違うと会話が成立しないというのは本当だね。
デトックスすいようび
ひとり大喜利
お嬢鯖
ですろく
・ิω・ิ
角度
しげたか
二段ジャンプ
ゆとりの○○
私の中のid
ポケGO
とりあえず追記
高齢化社会において超高齢者が現役で頑張る姿というのは美しく見えるかもしれない。
ただ、果たしてそれを実現するためにどれだけの犠牲が必要になっているかは想像に難くないはずだ。
自分が働く会社は中小零細企業であるが、初代が頑なに社長の席を離そうとしなかった。
文字通り実印をしっかり握りしめ、どんな契約だろうと必ず社長が目を通して許可をもらうことが不可欠だったのだ。
自分が入社した頃ですでに70を過ぎていたのだが、当然価値観も古く、新しいものの導入にはとにかく首を縦に振らなかった。
そのために競合からかなりの遅れを取る羽目になったのだが、自社に関してはまさに運だけで、本当にたまたま生き延びることができていた。
しかし、とうとう認知症の兆候が現れ始め、二代目である息子たちが世代交代を申し出ようとすれば、人目をはばからずに大声を張り上げて拒否をするようになった。
その頃自分は本社の事務にいたのだが、それこそ毎日のように「泥棒!」「俺をそんなに殺したいのか!」などという怒号が響き、誰もが会社の未来に対してただただ不安を抱え続けていた。
世代交代にはそこから数年を要することになったのだが、最終的には本人の記憶も曖昧になり、現場の社員レベルではうかがい知れない間に専務である長男と世代交代の書類が交わされることとなった。
それからも先代の社長がふらりと会社にやってきては、社長室の椅子に腰掛ける新社長に対して「なぜお前がおれの椅子に座っているんだ!」などと叫ぶ姿がみられた。
そのためしばらくの間、社長室は決裁や業務に関わる機能を全てなくした状態で先代のために開けつづつけることになってしまうほどだった。
先代が老衰でこの世を去るまでその習慣は続けられたが、入院してから亡くなるまでの期間があまりにも短かったことや、先代の功績に対し葬儀があまりにも質素で、さらに葬儀会社と思われる外国人がちらほら出入りしている姿が見られたことは、社員たちの間で口に出してはいけない雰囲気に包まれていた。
それから程なくすると、2代目社長は突然の世代交代を発表した。社長になってからたったの5年。年齢で言えば60になったばかりの頃だ。
確かにその5年間は激動の5年だった。それまでの遅れを取り戻すように様々な設備を導入し、新事業部もできて(自分はそこに異動することになった)会社の規模は1.5~2倍近くになった。
先代が実権を握っていた期間が長すぎたことで、2代目はいわゆる道楽社長だったのは確かだ。この5年の急成長も、実を言えばその息子である3代目による功績が大きい。
だからその功績を讃えようという意思、さらに先代の轍を踏みたくないという意思による世代交代であると聞かされたが、正直、社長という肩書も持ったし、さっさとリタイアして遊んで暮らしたいというのが本音だろうというのがもっぱらの評判だ。
そんなわけで今の社長は35歳という若さでその立場に就くこととなった。
しかし、先述の通り初代に抑え続けられた鬱憤と2代目に対する不信感が功を奏してか、会社の業績は今も伸び続けている。
一度カバン持ちで経営者同士の会合に参加した事があったが、高齢の経営者に囲まれながらも謙虚ながら対等に話をする社長の姿はなかなかに見応えがあるものだった。
初代が実権を離さなかった反動で、一気に3代目が就任できたことは会社にとってメリットでしかなかった。
もしこれで道楽者の2代目が未だに実権を握っていたら、本当に会社はどうにかなってしまったかもしれない。
この会社で起きたことを振り返るとこうだ。
・初代が一代で築き上げた会社であり、常に実権を持ち続けていたために2代目が育たなかった。
・古い価値観、商売人独特の頑固さによって、新しい技術の導入に対し致命的な遅れを取ることになった。
・しかしそれを危機と考えていた3代目が陰で人一倍の努力をしていた。
・それを感じたのか、それとも単なる道楽好きが幸いしただけか、2代目の就任期間が短かったことで、若手社長の誕生により会社は持ち直すどころか成長することができた
たまたま立地に守らてていたことで初代の行動が許されたということもあるかもしれないが、一歩間違えればいつ潰れていてもおかしくなかった状況だったといえるだろう。
ここまで長々と書いてしまったが、高齢者が現役であることの一番の問題は、後継者が圧倒的な経験不足に陥ることだ。
そのことは親族経営の会社で働く人間は痛いほど痛感しているのではないだろうか。
しかし、戦後の高度経済成長を経た今、その頃に成長を遂げた企業のほとんどは親族経営であるのも事実だろう。
自分にとって、天皇陛下による生前退位の意向は、そうした社会のあり方に対する警鐘であり、まさに自信の退位を手本として日本の象徴としての務めを全うしようとしているように見えて仕方がなかった。
昭和という激動の時代を動かし続けてきた先代の背中を見てきた上で、子供の著しい成長を感じるからこその、まさに平成天皇しか成し得ない判断ではなかろうか。
高齢者が働かざるをえないような社会保障が不安定な状況の中で、実権だけを手放せというのは都合のいいことに聞こえるかもしれない。
しかし、我が社において何をおいても悲しいことは、認知症が始まってしまったことで2代目との関係は悪化の一途を辿り、先代はせっかくの功績が讃えられることもなくこの世を去ることになってしまったことだろう。
自分が作り上げた会社だから自分が自由にしたいと思う初代の想いがわからないわけではない。しかし、個人のわがままで数百人の従業員が露頭に迷うことが許される世の中であってほしいわけでもない。
願わくば高齢でありながら自社の実権をしっかりと握ったままの経営者は、自分の思考や価値観が明晰であると自覚ができているうちに、後継者へと席を譲ってほしい。
昨日の天皇見てかわいいかわいいってツイートした人間に対して、不敬だとかdisるよりマシとか上から目線のコメントが多くてうんざりした
てめーら何様なんだよと
ああこれが右翼ってやつか
http://sangping.hatenablog.com/entry/2016/08/08/221441
この記事に書かれてること。
こういう意見って多いのかもしれないけど、すごい自分勝手だよね。
『天皇は大変すぎる、しかも就くかどうか自分で選べないのはおかしい』みたいに言いながら、
結局『自分達が平和に生きるためには天皇が必要だから頑張ってね』って言ってる。
どう考えても今まで、自分達はお世話になってきた。
少なくともこの人は「天皇にならなきゃよかった」なんて微塵も思ってないかもしれない。
自分達が平和に生きるために、望んでもいない一人の人間をスケープゴートにしてしまう世の中のやり方は正しいか?
って聞かれると、私は全く正しいと思えない。
そんな簡単に壊れるんだったら、さっさとぶっ壊れてしまえばいいのに。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010626811000.html
これは天皇から私たち国民に対してのお願いで政府へのお願いではないね。私たちは自分たちに権利がある(=私たちの力で世の中を変えられる)なんて、なかなか思えないわけだけど、天皇を救えるのは私たちの意思を民主的にまとめ上げた「日本国民の総意」しかない。有り体に言えば我々が彼を縛り付けていたわけだからね。
※雲の上にいると思っていた人が、実は私たちの足元でずっと仕えていたという事実は、なかなか受け入れにくいことではあるけれど。
で、その国民の総意の作り方だけど、やっぱり時代に合わせてSNSとかで、それぞれが自由に意見表明するのがいいんじゃないかと思う。Twitterとかで #Arigato TenNou-san のようなハッシュタグとかつけてやるといいんじゃないかな。
※内容については右寄り、左寄りどんな意見でもいいと思ってる。もし象徴性を残すのであれば、それも含めての象徴天皇ってことになるからね。でも、感謝の気持ちだけは忘れずに表明してほしいなぁとは思ってる。
まあ、途中は政府による憲法改憲を経ないといけないけど、最後には国民投票があるわけだから、天皇制に限定しておけば、二年後(平成30年)の改憲もできると思う。
いまの天皇は彼のできる限りにおいて私たちに尽くしてくれたと思う。私個人としては、これまで個人を犠牲にして尽くしてくれたお礼に、やっぱり彼が望む方向でなるべく応えてあげたいなぁと思っています。そういうわけで自分のできることとして記事を増田にあげることにしました。あとはみなさんよろしくお願いします。
ここに僕がどう受け止めたかを書く。
お気持ちをどう捉えるかは国民個々人に任せられたものであるからして、これは僕個人の受け止め方です。
あなたがたがどう思うかは分からないが、書かずにはいられないので書く。
「もう高齢だから引退したいよ」という話でもなければ「憲法があるから言いたいこと言えない」という話でもないので、陛下を尊敬する国民として重く受け止めたい。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010626811000.html
本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。
ツイッターなどを見ていて、陛下のこのお気持ちの表明に対して「憲法があるから遠回しに表現したんだね」的にとらえている人が多いように思いますが、僕はその理解では陛下のお気持ちを半分しか分かっていないのではないかと思います。
陛下は以前から、そして今回のお気持ち表明で「象徴」や「天皇という立場」に強いこだわりを表明されています。
憲法があるから思っていることをストレートに表現できないのではありません。違います、たぶん。
このお気持ちの表明をよく読み返せば、陛下が「象徴天皇」であることを誇りに思われていることがわかるかと思います。
現状とこれからの問題点に対して「私はこうしたい」や「こう変えるべき」ということを言わず、憲法と民主主義(国民と国民の選んだ政治家)に委ねることこそ象徴天皇のあるべき姿であるという強い意思を感じました。
憲法があるから思っていることをストレートに表現できないのではありません。違います、たぶん。
私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。 私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。 天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。 こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。 皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。
陛下は、ここで『天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。』と仰られています。
ここは僕の解釈ですが、「直接的・短絡的な存在意義を問いにくい存在」である象徴天皇とは何のためにいるのか、自分に何ができるのかを陛下が自問し、求道者的・修行者的とでもいうべき数十年があったように感じました。
「日本国の天皇とは」ではなく「象徴である天皇の存在意義とは」を強く意識されてこられたのだと思います。
繰り返しになりますが、現状とこれからの問題点に対して「私はこうしたい」や「こう変えるべき」ということを仰らないのは、それが憲法で縛られているからでなく、自らが象徴であることを『天皇として~幸せなこと』と感じられているからであり、「象徴天皇の自覚を育て続けてきたから」という陛下のご意思であると僕は受け止めています。
天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。 また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。 しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。
ここは重要な件です。
単にご公務を減らし、皇太子殿下や秋篠宮殿下に任せるのでは「行うべき仕事をしていない人が象徴というおかしな状態になる」、天皇の存在意義が問われると陛下はお考えであると僕は受け止めました。
僕個人は陛下がご公務を減らしても天皇としての存在意義は揺るがないと思いますが、陛下は上記のようにお考えなのではないでしょうか。
象徴天皇は、その歴史的権威だけではなく、憲法や法律によって成り立っています。
血筋でなるのではなく国民に存在を認められるからこそ象徴でい続けられる、陛下はそこまでお考えなのではないでしょうか。
代理やご公務の削減をしているのでは、「行うべき仕事をしていない人が象徴」では国民の理解と敬愛を得られるはずがないという強いご意思を感じます。
天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。 更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。 その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。 こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。
ツイッターなどで「我々国民の負担を考えてくれる陛下マジ陛下」的な受け取り方をした人が多いようで、僕もそう思いました。
これは僕の勝手な推測ではありますが、陛下はご自身の力が及ぶうちに皇太子ご夫妻へバトンを渡してサポートしたいとお考えなのではないか、ということです。
残念なことに、世の中には皇太子ご家族を悪くいう国民がいます(国民が良し悪しを評価するのではなくサポートするべきではないのかと思いますが…)。
陛下とともに歩んでこられた皇后美智子さまも60年台から90年台にかけてバッシングをうけたことがあります(wikipedaあたりを読んでください)。
両陛下と秋篠宮殿下や皇室全体で皇太子ご夫妻の即位後をサポートしていくことで次世代と継承をより良いものにできるとお考えなのではないかと、勝手ながら僕はそのように感じ取りました。
始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。 そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。
陛下はご自身が『象徴天皇』≒『権能を持たないEMPEROR』であることを誇りに思われているのだな、と感じる件です。
あくまでも、お気持ちを我々と我々の選んだ政治家に委ねられているのですから。
国民の理解を得られることを、切に願っています。
天皇陛下がですよ、大君・大王でありEMPERORたる陛下がですよ、『国民の理解』を、『切に願って』いるんですよ。
何度も言いますが、陛下は「こうしたい」とも「こうしたらいいんじゃないかな」とも仰っていません。
ただ、お気持ちをお話になられ、それが我々と我々の選んだ政治家がどうするかに委ねていらっしゃるのです。
2016年8月8日、天皇陛下が生前退位にむけて自身の考えを表明しました。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6210338
これは極めて異例なことではありますが、なぜそんなことをする必要があるのか、なぜ生前退位がすんなりとできないのかよくわからない人もいるだろうからわかりやすくまとめます。
第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
第二条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。
第三条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。
第四条
日本国憲法は敗戦後策定されたものなので、いかに天皇陛下をどうすべきかというのが最重要項目だったというのが想像できます。
(この辺については昭和天皇の戦争責任だ、敗戦国のなんちゃらだとかいろんな見解があります。長くなるし、本筋からずれるのでここでは述べません。)
我々一般人には馴染みがないだろうけど皇室に関わる取り決めはこちらにてより細かくまとめられています
この中の第24条に天皇陛下が崩御された時の取り決めが記述されています
法律で決められているので、なんらかの都合が悪いとなってもやらざるを得ないことになります。
例えば、想定できる内容だと東京オリンピック期間付近で天皇陛下が崩御された時、オリンピックやっているのに大喪の礼を行って良いのか、オリンピックやるべきなのかという議論が出るリスクを抱えます。
(議論が出るだけで法律で決まっているので改正しない限り、やらない・延期する・短く済ますなどの例外措置も緊急で取れません)
もし仮に、イレギュラーな措置をしたい、皇室典範は改正したいとなれば「皇室会議」を開かなければいけません。
議員十人(皇族二人、衆議院及び参議院の議長及び副議長、内閣総理大臣、宮内庁の長並びに最高裁判所の長たる裁判官及びその他の裁判官一人)でこれを組織する。
となっています。
皇室典範は憲法第2条に紐付かれた重要な法律であるため、「立法」の管轄になります。これは国政となります。
の記述があるため、天皇陛下の側から皇室典範に関わる改正を直接お願いすることはできません。
あの人と結婚したいのですがよいでしょうか?と内閣総理大臣はじめとした議会メンバーに認められなければ結婚できません。
皇室典範第十一条 年齢十五年以上の内親王、王及び女王は、その意思に基き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。
○2 親王(皇太子及び皇太孫を除く。)、内親王、王及び女王は、前項の場合の外、やむを得ない特別の事由があるときは、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。
皇太子及び皇太孫は皇族を辞めたいと思っても離れることはできないと明記されています。
皇室典範の中には天皇陛下の即位については記述がありますが、退位については明確な記述がありません。想定されていなかったということになります。
仮に生前退位を認めたとして、元天皇陛下の立場はどうなるのか、制限はどうなるのか、崩御された時大喪の礼を行うのかどうするのかなど新たに決めなければいけないことが多い。
天皇陛下側から内閣および皇室会議にお願いすることはできません。
してしまえば、国政に干渉することになるので憲法違反となります。
そこで
こちらの記述に則って、「天皇陛下お気持ち表明」という形で「生前退位」をしたいと国民へのお願いがなされました。
天皇陛下のできる範囲で憲法違反せず、憲法や法律を変えて欲しいというお願いをしているわけですね。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/common/pdf/leaflet.pdf
憲法を改正するには国会の2/3以上の承認を経て、その後国民投票の1/2以上で可決されます。
大雑把には決まっていますが、具体的にどう進めるのかこれを取り決めるのも大変な労力です。
天皇陛下の「生前退位」の可決は立法および国政に関わるため、国民の総意を問う必要がある。
だから、「天皇陛下お気持ち表明」という憲法違反しない形で国民に異例のお願いをするという形となった。
戦後初めて「国民投票」および「憲法改正」する重大な出来事になる可能性が高い。
国民の総意を簡略的に認めるとなれば、憲法改正の国会提出や国民投票するまでもなく、皇室典範改正をすることになります。
その妥当性があるかどうか、生前退位を認めてどうしたいのか、議長である内閣総理大臣がその重要性、意義を認めて皇室会議を招集する必要があります。
あの頃を覚えているアラフォーだけど、あの年は天皇よりも消費税導入で大変心が荒れていたのを覚えている、子供から税金取んのかよ!って当時子供の俺は憤っていた。
たぶん、あの時のことを覚えているのはアラフォー以上の世代なのだろうが、
昭和天皇がなくなる前の数ヶ月間の雰囲気は、今思えば異様だった。
たしか、9月ごろに一旦かなり危ない状態になってから、数ヶ月持ちこたえられたせいもあって、
自粛によってさまざまな行事が中止になったり、テレビ番組が差し替えになったり、CMで「おげんきですか~?」と叫ぶ井上陽水の映像が口パクになったり、
実にいろんなことがあった。
「天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。」
という一説に、ピンと来ない人もいるようだが、
もし、昭和の最後と同じようなことが行われるとしたら、確実に影響はでる。
個人的によく覚えているのは、あの数ヶ月間、天皇のご病状と称して、
毎日、テレビで、体温、脈拍、血圧などの数値が報道されていたことだ。
しかも、吐血や下血があったとかなかったとか、その量がどうだったのか、なんてことも逐一報じられていた。
「下血」「喀血」「吐血」という言葉の正確な意味や使い分けをを知ったのは、あの時だった。
「毎日、ケツから血が出たのでないのって報道されるなんて、天皇ってほんと大変だな」と思ったものである。
なにしろ天皇陛下のご容態は全国民が固唾を飲んで見守っているという建前の下、そんなことが行われていたのだが、
今考えれば、死を迎えようとしている老人に対する、ずいぶんな人権侵害だったと思う。
もちろん、今回の「お気持ち」の内容は、象徴天皇のあり方とか、国民と皇室の関係とか、いろいろと考え抜かれた上でのものだと思うが、
やはり、あのときの記憶が、今上天皇のお気持ちの中にあったのではないかと、推察する。
昭仁、天皇辞めるってよ。
まぁそれは別にどうでもいいんだけど、
増田のみんなにこれを機に真剣に提案したい。これを機にさぁ、もう元号やめない?
西暦だけでいーじゃん。
元号、まじで誰が要るの?
法律 「宝くじ、競馬、etc...を除いて、賭博行為はだめぽよ!」
パチコン屋 「パチンコ屋の隣に何故かいつもパチンコ景品を高額で買い取ってくれる換金所ができるぽよ!偶然だぽよ!」
ソープ店 「うちはただのお風呂屋さんだょ。でもいつもお風呂の洗い場担当の女の子がお客さんと自由恋愛に落ちちゃってその場でエッチしちゃうんだぁ てへぺろ★」
天皇「朕、もうお仕事やめたい。。。朕は国事行為行えないけど、それは分かってるけど、一応伝えとくね。伝えるだけ!他意はないよ!(国民のお前らが気を利かせて俺の言う通りに制度変えろよ?)」
?? 「天皇陛下の意向を汲んで我々が政府に働きかけねばならん」
?? 「この度我々は生前退位を可能とするよう制度を改定しました。なお、先般の天皇陛下のご意向表明と本改正には何の関連もありません」
実際のところ、真新しい内容は何もない。
国事行為が満足にできなくなるのが理由というのも、この話題が出た頃からニュースで言われていた。
直接意向を示すことはできないので、理解を求めるというスタンスだったのも、大方の予想通りだった。
現行憲法に定められている通り、天皇とは日本国の象徴、国民統合の象徴である。
しかし同時に、陛下は平成という時代の象徴で、いずれ来る崩御によって平成という時代が終わる。
それに比べれば、国事行為が減るなど些細なことで(なんなら摂政にやってもらえばいい!)、
退位という形で平成に終わってもらっては困るという考えすら、心のどこかにあった。
けれども、そういう考えで、将来の国民の支持が得られるだろうか。
今後、「ただ君臨するだけ」という状況が続くことがあれば、さらにその声は増していくだろう。
仮に、共産党が政権を取ることがあれば(今は彼ら自身すら、現実的とは思っていないだろうが)、
彼らはすぐさま廃位に向けて動き出すことだろう。
純然たる日本国民へ。
その一部は、高齢加齢による国事行為や公的行為が全うできいことへの陛下ご自身の憂いである。
私は、高齢であっても「人が老いるのは当然でしょ」という思いがあるので、
陛下の公務が減少しても、たとえ間違いがあっても、「陛下も人なのだから、それはそれでよいのではないか」と、
陛下の体調に合わせた公務の仕方を採り、陛下のありのままのお姿で構わないではないか、と考えていた。
日本国憲法にいう第4条、もとい象徴天皇制においては、天皇が国政に関する権能を有しないのだから、
このお気持ちを示されたことをもって、直ちに日本政府や国会議員が公人のうちだけで直接あるいは間接的に関連法規の改正に言動してはならないのである。
無論、この制度的に保障された部分について異論は無い。むしろ陛下もそれは望まないであろう。
しかし、これでは、天皇陛下のお気持ち、過去数年前から憂慮されていることが具現化できない。
今上天皇は、日本国憲法公布以降はじめての皇位継承をされたお立場である。
戦後の象徴天皇制のお務めを全うすべく大変なご苦労やお気遣いをされてきたのである。
日本国民とともに歩み続け、日本国民とともに在り続けたいという陛下のこの思いは、
先述の「公務を減らしたり、間違いがあっても構わない」ということでは成しえない、という憂いの現われである。
そこで、純然たる日本国民は、請願を実施しようではないか。請願法(昭和22年3月13日法律第13号)に則した請願であれば、
国民からの請願によって国会や政府に働きかけることができるのである。
国民からの法律改正(主に皇室典範)を請願すれば、政府も国会も大義名分で審議ができるのである。
さぁ、純然たる日本国民よ。
請願しよう。