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はてなキーワード: 軍事介入とは

2022-02-26

anond:20220226111543

やるだけ損というか、NATOが直接軍事介入したら核戦争危機を招くじゃん。それはいいんか?

anond:20220226011948

資本主義に染まって自分が損することが何より耐えられなくなってて、正義のためにかけられるコストなどたかが知れている

  ← いやいや、経済制裁によって自国民の命も失われるのだよ。新型コロナロックダウンだの非常事態宣言だのでも経済悪化自殺者が増えるから匙加減に苦労してただろ。

あと、経済制裁だけではなくて軍事介入すると核戦争危機をもたらすことになる。ICBM戦略核が飛び交って大量の死者が出かねないわけだが、そういうのも「たかが知れてる」と言うのかね?

9条があれば日本平和」と言っていたリベラル人民言行録

anond:20220226104304

なんか急にリベラル様が「私達は9条があれば平和は守れるなんて言ってない! 9条日本を縛るためのものと言ったことはあるけど!」「だから侵略させないためには、別に手を尽くす必要がある」と言っている。

日本で最高の知能が集まるリベラル様が間違いを言ってるはずがないので、自分記憶が間違ってないか調べてみることにした。一般人から政党まで、いろいろとね。

日本共産党 赤旗

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-04-03/12_01faq.html

また、憲法九条は、紛争平和的に解決するという考えを、多くの国民に定着させてきました。こうして、他国軍事介入しない、紛争の原因をつくらないということが、他国による日本侵略の要因をつくらず、平和を守ることにつながってきました。

一般人ブログ(元塾講師・現プロ家庭教師

http://blog.livedoor.jp/taro_scrambled_eggs_26/archives/50106425.html

 「攻め込まれたらどうするの?」

 憲法9条関連でよく受けるコメントです。

 「攻め込まれる」というのは、例えば日本が「侵略される」ということなのでしょうか?。

 僕は日本島国という国土の特徴上、他国方策として採用するとは思えないと思っています一時的国会内閣府占拠されるということはあり得るでしょうけど、それへの対処は9条は関係ありません)。

 ですから、それに対する答えは「攻め込まれない」です(ちなみにテロ部隊などには警察力の強化で対応することができますし、それ自体はやった方がいいと思います)。

マガジン9条

http://www.magazine9.jp/juku/010/index.html

それは日本軍事的攻撃する根拠にはなりません。たかが、(あえて、たかがと言いますが)ガス油田権益を守るために、外国から投資熱を一気に冷まし、最大の貿易相手国との関係を断つ、せっかく勝ち取ったオリンピック万博をなげうっても、日本軍事的攻撃して自国の主張を通そうと中国首脳が考える蓋然性が、どれほどあるでしょうか。

一般共産党支持者(2022/2/26時点のTwitterアカウントフォロワー数4,832人)

https://togetter.com/li/1552407

どこからどう見ても、中国には日本侵略征服支配して得られるメリットなんか

全 く 無 い し 。

そんな余計な事して自滅して、それこそまた米国一人勝ちみたいになっちゃうのは、中国は元より米国自身も含めて誰も望んではいないし。

世界はもうそんな構造じゃないし。

弁護士 猪野亨氏

http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-545.html

 私自身は、憲法9条がある以上、自衛隊憲法違反として、縮小、解散すべきと思いますいじめ問題セクハラ問題が一向に解決できないような自衛隊組織では、もはや軍隊としての役割も果たせないでしょう。解散してしまったらよいのです。

 しかも、現状において、ロシア北朝鮮中国日本領土武力侵攻してくるとは到底、思われません。北朝鮮には外国領土軍隊を侵攻させるほどの国力などありません。せいぜいミサイルしょうが、今の自衛隊にも打ち落とすだけの力量もないのですからミサイル攻撃を受けたらどうするんだなどと騒いでみても意味がありません。

群馬大学社会情報学部の学生

https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/8180/1/fujii21_13-32.pdf

それこそがまさに憲法9条平和主義の立場であろう。かかる立場に徹するならば、日本世界中の国々から感謝尊敬を集め、決してどこの国から侵略されることはないであろう。もし日本他国から攻められれば、ほとんどの国は日本を助けてくれるはずである

社民党幹事長 又市征治

https://www.s-mataichi.com/message/20060200.html

 3年前の有事法制審議の際、私が「憲法戦争放棄宣言している平和国家日本一方的に攻めようとすれば、世界中を敵に回し、その国自らが滅亡する覚悟必要だ。そのような愚かな国があるのか」と小泉首相を追及した際、「備えあれば憂いなし」としか答えられませんでした。つまり憲法9条によって、日本挑発しない限り、他国から攻撃される要件はないのです。

 「でも朝鮮が危ない」という宣伝がありますが、自ら滅亡することを承知の上で攻撃するほど朝鮮も愚かではありません。これは、一昔前の反ソ連反中宣伝と同じです。日本がいま朝鮮なすべきは、過去侵略戦争と植民地支配の誠実な謝罪補償を行い、国交を正常化して敵対国から友好国へ転換することです。もちろん、拉致事件は許されざる人権侵害国家犯罪ですから、当然抗議し謝罪真相解明を求めることも、同時並行で進めるべきです。

とりあえず、軽くググった結果だけど、以上となります。こういった証拠を元に「私達は9条があれば平和は守れるなんて言ってない! 9条日本を縛るためのものと言ったことはあるけど!」「だから侵略させないためには、別に手を尽くす必要がある」と言えるのであれば、それもまた「表現の自由」「言論の自由」でありましょう。

2022-02-25

武力は愚か」「弱い者が犠牲沖縄戦体験者ら胸痛める ロシアウクライナ侵攻

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd908f68ed176b95963af31e7993657dc569e265

武力は愚かだ。平和外交に徹するべきだ」

ウクライナ軍事紛争台湾有事尖閣など東アジアにも悪影響を及ぼしかねない。欧米軍事介入を控え、国連など国際対話による平和解決を図ってほしい」

全面戦争経験した沖縄の地から提言は重い。

ウクライナへの軍事介入だけは避けるべきだ。

自国軍派兵を真っ先に否定したバイデン英断に各国も続きたい。

2022-02-22

プーチンウクライナで越えた回帰不能

プーチンが、ついにウクライナ内部に樹立された「人民共和国」の独立を承認した

これは一連のウクライナ戦争において、今までで最も重大な回帰不能点(ポイント・オブ・ノーリターン)だ。クリミア併合よりもその重大性は大きい。

クリミアドネツクルガンスクの何が違うか。それは「戦争前の地位」だ。

戦争前、クリミアウクライナ内部において「自治共和国」の地位を有していた。ロシアクリミア併合は、このクリミア自治共和国が「クリミア共和国」としてウクライナから独立宣言し、その後ロシアとの併合条約を結んだ、という形式になっている(ロシア連邦制の国であり、国内にいくつもの共和国がある。タタルスタン共和国サハ共和国チェチェン共和国あたりが日本では有名だろうか。したがってクリミアも、併合後は「クリミア共和国」としての地位享受している)。

ある国家内の自治領域独立宣言を行うこと自体はよくあることだ。たとえば、ソ連解体も、ソ連に属していたウクライナ共和国ベラルーシ共和国といった連邦構成共和国ソ連から離脱宣言するという形で行われた。ユーゴスラビア解体に際しては、スロベニア共和国クロアチア共和国といったユーゴスラビア連邦内の共和国独立宣言を行い、それを西欧諸国が強引に承認するということもあった。

もちろん、クリミア地位共和国よりも一段劣る「自治共和国」であり、ウクライナ憲法国土の不可分性を謳っていたのだからクリミアの「独立」が上の先例と並べられるかという疑問は出てくる。しかし、それに先立つ2008年に、自治共和国よりもさらに劣る「自治州」の地位にあったコソボ独立宣言を、コソボセルビア領土だと明記されたセルビア憲法に背く形で欧米日本承認した以上、「なぜコソボ独立はよくてクリミア独立は駄目なのか?」という反論にもそれなりの説得力があった(ウクライナ憲法は守らねばならないがセルビア憲法は守らなくてもよい、というのはセルビア人への蔑視差別意識があると言われても仕方ないのではないか?)。

だが、ドネツクルガンスクについては話が違う。これらの地域は、ウクライナ戦争前にはなんらの根拠も持っていなかった。ウクライナ共和国内のドネツィク県とルハンシク県に過ぎなかった(ウクライナ語のオブラスチは「州」と訳されることが多いが、「県」でも間違いではない)。戦争中に親露派武装組織――つまりロシアの手先――が占領した領土を「自治共和国」だと勝手宣言したにすぎず、ウクライナは当然それらの地位変更を認めていない。

まり満州国だ。あれも、中華民国において確立された自治領域ではなかった。関東軍占領し、溥儀を傀儡に立てて建国宣言した。プーチンのしていることは関東軍と同じだ。

クリミア併合までは、「欧米が認めたコソボ独立と同じことをしているだけだ、それの何が悪い?」と、いちおうは国際法に則った言い訳ができた。ドネツィク・ルハンシク両県への軍事介入も、「あれは現地の武装勢力勝手に騒いでるだけで、ロシア正規軍は何も関与していない」という白々しい建前をいちおうは貫いていた。ここまでは、色々とツッコミどころはあるだろうが、最低限の国際的な建前を意識した行動だった。

それが、ドネツクルガンスク両「人民共和国」の独立を認めたことで、ついに越えてはならない一線を越えた。他国領土勝手樹立された政権承認する。これは明白に国際法を踏みにじる行いだ。なんの言い訳もできない。ロシアは完全に無法国家になった。

もともとかの国に遵法精神など期待する方が無駄だったといえるのかもしれない。しかし少なくともこの半世紀、ロシア国際法を建前としては尊重しようという姿勢を見せようとはしていた。その姿勢すら見せようとしなくなったというのは、やはり重大な転換点といえるだろう。

そして、世界には、「紛争によって勝手宣言された自称自治州自称独立国家」が多く存在する。今回のプーチン独立承認は、それらにも影響を及ぼさずにはいられない。

真っ先に思いつくのは、沿ドニエストル共和国だ。モルドバ領内のドニエストル川左岸地域が、ソ連解体モルドバ独立きっかけに自治宣言した。その後、独立宣言し、ロシア事実上後ろ盾についてはいるが、あくま国際的にはまったく認められていない。

あるいは、北キプロス・トルコ共和国の例を挙げてもよい。キプロス共和国内でトルコキプロス人の武装勢力が(トルコ軍の協力を得て)占領した土地勝手に「共和国」と宣言したが、当然トルコ以外にはまったく認められていない(余談だが、国内に非承認国家を抱えた紛争中の国がEUに入れてしまったのは本当に制度バグだと思う。ギリシャがゴネるから入れざるを得なかったんだよな……なお、国連提案した南北統合案を蹴ったのは南側な模様)。

もっと言うと、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦では、セルビア勢力占領した土地勝手に「スルプスカ共和国」を建国した。現在ボスニアにおいてスルプスカ共和国連邦構成する共和国として認められてはいるが、コソボと違ってその独立承認される見込みがない。戦争前には存在しなかった国だからだ。内戦時にクロアチア共和国領内で樹立されたスルプスカ・クライナ共和国も、最後まで国際的承認されることはなかった(なお、スルプスカ・クライナ共和国クロアチア軍の大攻勢によって崩壊し、数百年にわたってクロアチア居住してきたセルビア人が大量に難民として流出することになった。ザ・民族浄化典型である)。

ドネツクルガンスク両「人民共和国」の独立が、これらの紛争地域にどのような影響を及ぼすのかは何ともいえない。国際的監督下に置かれ主権制限されているボスニアの一部であるスルプスカ共和国や(現在ボスニア高等弁務官民主的に選出された政府高官罷免権などを持っているので実質的EU保護国であり主権国家とはいえない。なんで国連入れたの?)、国連による再統合交渉が続けられ、かつ形式的にはEU加盟国の一部である北キプロス・トルコ共和国に与える影響は小さいかもしれない。だが、何も影響がないということはありえないだろう。

そして世界のどこかには、未来ドネツクルガンスクがあるはずだ。ロシア行為は、それらの地域独立を夢見る人びとにとっての範になる。本当に、越えてはならない一線だった。

なお、このへんの危うさを一番わかっているのが中華人民共和国である。かの国は、コソボクリミアアブハジア南オセチアも、一切承認しないという態度を貫いている。チベット人ウイグル人に対してジェノサイドを行い台湾への締め付けを強めているだけに、一方的独立宣言の恐ろしさをよくわかっているのだろう。もちろん中華人民共和国による少数民族への抑圧は決して宥恕されるべきではないが、しかコソボ独立は認めながらアブハジア独立を認めようとはしないどこかのダブスタ国家に比べれば、遥かに道理というものをわきまえた行動ではないだろうか。日本政府は今からでもコソボアブハジアに対して一貫した態度を取ってほしい。

2022-02-17

プーチンが何をしたいか

ほとんどすべての国が考えることと同じだ。自国領土権益を守りたい。ウクライナNATO基地ができたら、米国は数分でモスクワ破壊できることになって、米国との核抑止も怪しくなる。ウクライナ国境からモスクワまでは平原が広がっており、陸軍侵略するのも簡単だ。キューバ危機と同じ構造だと思えばいい。当時はアメリカが引かなくて危うく核戦争になるところだった。

ロシア国家モデル権力システムが魅力的なものである必要があった。しかし、ロシアは魅力的なシステムを作ることができなかったので、ウクライナは、欧米に行ってしまった

これを正論だという人がいるが、これは不正義だと私は思う。「欧米に行く」というのは、ロシア欧米対立していることを仮定している。「欧米」は軍事面でも経済面でもロシアよりずっと強力で、欧米ロシアと本気で敵対したら、ロシアに勝ち目はない。そんなことはロシアもわかっていて、冷戦終了後はロシアはかなり歩みよっていた。

その流れを変えたのはNATO側だと私は思う。おそらく決定的な事件は、コソボ独立だろう。NATO親ロシアセルビア空爆を行い、強制的セルビアからコソボ独立を認めさせた事件だ。軍事攻撃中央政府恫喝し、無理やり一地方独立を認めさせる、というのは、第二次大戦以降ではコソボが初めてだ。コソボではNATO軍に保護された住民投票によって独立が決定したが、普通、一地方住民投票では国家から独立はできない。また、コソボでは多数民族少数民族が激しく対立しており、セルビアから独立するという決定を、単純多数決で行うのはかなり疑問が残る。実際、少数民族独立後に激減している。ロシアクリミア地方にやったこととほぼ同じだと思う。ただ、米国主導のコソボ独立は、ロシアと違って、どの国から経済制裁を受けることはなかったけどね。

同時期のNATO東方拡大と合わせると、たとえロシア欧米ルール尊重しながら融和路線を取ったとしても、欧米ルール無視して軍事力を使いながらロシアの影響力をじわじわと奪い取ろうとしてくるに違いないとロシアが感じてもそれは妥当だと思う。ウクライナNATO基地ができたら、例えば対中国包囲網とかでロシア欧米の利害が対立した時、軍事力をちらつかせながらロシアに屈服をせまるのは容易に想定できる。


これは私の想像だが、西側諸国が安定しているとロシアにとってはろくなことにならない、とプーチンは考えているのではないか。それ以外に、サイバー攻撃などで米国大統領選挙に介入する理由が思いつかない。世界最強の軍事力を持っている国を怒らせるリスクよりも、アメリカが安定して世界の警察官始めちゃうリスクのほうが高い、と思っているんだろう。アメリカは、ヨーロッパと違ってロシア戦争になっても本土戦場になることはないから、ロシアには強気一辺倒だ。負けることはないし、軍需産業でも復興でも儲かるしなあ。


そもそも軍事同盟として米国西欧を含むNATOは強力すぎて、周囲に脅威を与える。ロシアだけじゃなくて、イスラム諸国NATOに対する警戒感は強いし、軍拡理由になっている。本来目的であるソビエト連邦消滅したにもかかわらず、拡大を続け、NATOと全く関係のない他国セルビア)を分割するために軍事介入した事例のある危険組織だ。NATO軍事をつかさどる参謀総長は常にアメリカ出身者が占めている。もし平和維持軍的な軍隊世界必要なら、それは国連を中心としたものであるべきだと思う。

2021-12-04

中国台湾侵攻には同盟国と行動 米国長官が明言

米国務省で記者会見に臨むブリンケン国務長官=10日、ワシントンロイター

ワシントン渡辺浩生】ブリンケン米国長官は10日、中国台湾の現状を武力によって破壊しようとする際には、米国同盟国とともに行動をとると明言した。米紙ニューヨーク・タイムズ主催対話集会での発言地域平和と安定の脅威となる台湾有事に、日本などインド太平洋同盟諸国との連携中国一方的行動を阻止する考えを示したとみられる。

政治専門紙ポリティコは10日、バイデン大統領中国習近平国家主席とのオンライン形式による首脳会談が15日に暫定的に設定されたと報じた。台湾統一歴史的任務とする習国家主席に対し米側は厳しい姿勢を崩さないとみられる。

中国から台湾攻撃を受けた際の米国の関与をめぐっては、バイデン氏が先月、台湾防衛責任があると発言し、政権高官が軍事介入意思を明確にしない従来の「戦略的曖昧さ」から政策変更はないと打ち消した経緯がある。

米国の行動について「混乱がある」との質問ブリンケン氏はまず、台湾関係法に沿って台湾自衛能力を確実にすることが米国役割であり、中国の行動を未然に阻止する「最大の抑止力だ」と強調した。

ブリンケン氏はただ、台湾周辺地域平和と安定を確実にする決意において「米国は独りではない」とし、「域内域外の多くの国々が、武力による現状破壊目的としたいかなる一方的な行動も注視する」と指摘。「彼らもそのような出来事が起きれば(米国とともに)行動を起こす」と述べた。日本豪州インド太平洋へ傾斜を強める英国などの同盟国を念頭に置いたのは明らかといえる。

政権関係者は、台湾有事を想定した抑止戦略について、日本防衛外交当局者との早期のすり合わせが必要と強調した。ブリンケン氏の発言は、米国岸田文雄政権台湾関与の具体的な役割分担を今後求める可能性を示唆している。

一方、ブリンケン氏は、予定される米中首脳会談では、米政府調査を続ける新型コロナウイルス起源についても、中国側に調査への協力や情報公開を迫る考えを示した。

なんかのきっかけに衝動的に軍事行動を起こしちゃいそうな予感がする

Xデーは近いな

その瞬間に中国経済が終わる

自衛隊も準備万端にして待っている

2021-10-07

anond:20211006211009

経済的な偏差を埋める方法がなかったからな


①頑張ったら成果が頑張った本人にのみ返るという資本主義の基礎構造を 共産主義の下では平等に振り分けるに変換する方法がなかった

努力必要がないなら怠惰でもだれかの生産で生きていけるという構造強制的労働させるという方法以外には方法がなかった


ソ連怠惰にしとけば凍って死ぬ内戦でも死ぬ 中国政府さまが殺しに来る このトリガーが最低限の労働従事せざるを得ない強制力になってたおかげで共産主義でいられた

実際国家として運営する上で福祉必要になると中国みたいに力圧しで解決できないなら崩壊せざるを得なくなる

統合して経済共栄圏をつくるより資源採掘国家とそのほかの国で連合を組んでいたほうがよくなる


①がんばりの評価を実質ゼロ価値と交換できるシステム確立必要

とりあえず国家に貢献する魅力みたいなものがないと個人努力経済的評価されないとどうしようもないのをなんとかできれば共産主義とか社会主義もやっていけると思う

象徴をつくってそこから褒賞とか勲章とか、栄誉がもらえるということに精神的充足で貢献の努力価値づけることができたらいけるんじゃない?

資本主義の中にもそういう形態搾取してる共産的な組織内包されてると思うけど全体を統合する価値存在しないから国とか主義としては単独では成り立ちにくいんじゃないか


②全体の稼働サイクルの効率

実質自転車操業的になるので働けない人が過半数になるとかすると社会機能しなくなる

強制的に働かせるとか強制的労働力を生産させる仕組みを国家単位でしないといけなくなる

そのへんのモラリティ国家として国際社会内で生存していくために科学技術やら文化なんかが発展する必要がある

国内生産は全員農業やればいいだけだろうけど外国生産を購入したりするのには現物以上の量と期間を交換価値に持つ必要があるつまり貨幣

国際的経済成長と国内生産を成り立たせるのに仕事自由に選んだり結婚自由にさせたりできない

仕事と家庭を強制させるには移動に制限をかければできるので結果身分が固定的になりがちになる

別によその国が階級制とかカースト制度とか実施してても原油産出国とか激安人件費国なら実質問題ないが国際関係を構築するとなると外交的にきれるカードが激減してしま

好条件の取引でいられるから放置するけれども公平だとか相手が有利で自分が不利な条件で国際取引する国は軍事介入したりとかになる

貨幣流通貿易商品の取り扱いが一定ある中東紛争地域には軍事介入するけど中国の暴虐的な生産性には近隣諸国との紛争にも知らん顔だ

資本主義勝手経済成長している国際関係の中にあって共産主義で閉塞的に交換可能生産性を埋めるのは巨大な支配領域があるから


その辺何とか出来たら共産主義もいけるんじゃない?

2021-08-18

1分でわかるアフガニスタン歴史

1747年:アフマド・シャー「イランから独立するで!」

アフガニスタン建国

1838年イギリスロシアインドを狙っとるからアフガンイギリス軍を置かせてくれや」

交渉決裂

イギリス「ほな戦争や!」

第一アフガン戦争

1842年:イギリスあかん、とりあえずアフガン占領したけど、反乱が多すぎるから撤退するわ」

→和睦

1878年イギリス「今度のアフガン国王ロシア寄りっぽくて怪しいわ! また戦争するで!」

→第二次アフガン戦争

1881年イギリス「今回は勝ったけど、めちゃくちゃ苦労したわ…」

イギリスアフガン保護国

1919年アフガン国王世界大戦イギリスが弱っとるみたいやで! いまこそアフガンから追い出す好機や! ジハードや!」

第三次アフガン戦争

アフガン国王あかん、勝てへんわ。和睦するで!」

イギリス「こっちも戦争うんざりやし、もう独立してええで」

アフガン独立する

1919年アフガン国王トルコムスタファ・ケマルかっこええな…ワイも真似したろ! アフガン近代化や!」

1929年アフガン国王あかん、反発が強すぎるわ。無理やり抑えてきたけどもう限界や」

→反乱が多発して首都占拠される

アフガン国王「反乱を鎮圧してワイが王様になったで! もっと穏健に近代化を進めるで!」

1973年アフガン大統領国王が軟弱やからクーデター起こしたったで! 王制を廃止してワイが大統領になるで! ソ連後ろ盾もっと近代化を進めるで!」

1978年ソ連大統領のやつ、最初はワイらに尻尾振っとったのに、最近アメリカにべったりやんけ。ほんならこっちにも考えがあるで」

→四月革命

ソ連アフガン共産主義の同志になったんやで(にっこり)」

イスラム勢力共産化なんかありえへんやろ! 反乱するで!」

1979年ソ連アフガン政府を助ける名目軍事介入するで!」

アフガニスタン紛争開始

アメリカソ連に対抗してもらうためにイスラム勢力武器渡すで〜」

1989年ソ連10年も戦って何の成果も得られませんでした…ソ連軍は撤退するで…」

1991年ソ連「というか、もう国がダメやわ…ほな…」

1992年アフガン政府ソ連が無くなってもうたやんけ。ワイらもあかんわ」

アフガン政府イスラム勢力が集まって新政府誕生したで! でもバラバラに戦ってた派閥の寄せ集めやから内ゲバでズタボロやで!」

1994年タリバンいつまでも派閥同士で争って内戦が終わらんやんけ! ワイらがやるしかあらへんわ!

アルカイダ「アタシらも協力しまっせ^^」

1996年タリバン首都占拠したったで! ワイらは欧米化共産化も目指さへん! 伝統的なイスラム社会を作るで!」

→旧政府あらた北部同盟「北に逃れて『北部同盟』として捲土重来を期すでー」

2001年アメリカなんやテロリストビル飛行機を突っ込ませて大惨事やんけ! ワイらにこんなことしたやつは絶対許さへんで!」

アメリカ犯人アルカイダアフガンにおるらしいやんけ! 引き渡せや!」

交渉決裂

アメリカ「ほな戦争や!」

タリバン政権が打倒される

北部同盟あらた新政府まさかの復活やで! アメリカさんのご指導のもとでやっていくで!」

2021年タリバンアメリカ軍が撤退するっていうから攻勢を仕掛けるで!」

新政府「こりゃかなわんわ、降参します」

タリバン政権復活! ←いまここ

2021-08-17

日本政府ポルポトを支持し続けていた

https://www.kh.emb-japan.go.jp/political/nikokukan/history.htm より

●1975年4月17日、ポル・ポト軍によりプノンペン陥落。新政権実効支配確立したと判断した日本は、カンプチア王国民族統一政府(GRUNK)を承認

●1979年1月、ヘン・サムリン首班とする「カンボジア人民共和国政府」が成立。越の軍事介入による傀儡政権を、日本政府として政治的に認めるわけには行かず、ポル・ポト政権承認してきたそれまでの立場を維持。

●1982年2月、反越・反プノンペン政府抵抗闘争を続けるポル・ポト派・シハヌーク派ソン・サン派の三派がシハヌーク殿下を長として「民主カンプチア連合政府(CGDK)」を成立。日本は「ASEAN諸国立場を支持する」政策により間接的にCGDKを支持。

アフガン平和は訪れるのかな?

https://anond.hatelabo.jp/20210817084455

タリバン支配によって内戦終結したとして、人権のことは置いといてアフガン平和は訪れるかな?

過激イスラム原理主義を脅威だと考えてるのは別にアメリカだけじゃないからね。

米軍撤退してタリバンアフガン全土を掌握することに戦戦恐恐としてるのは

何といってもアフガン周辺国だろうね

イランパキスタントルクメニスタンウズベキスタンタジキスタン旧ソ連構成

そして中国インドロシア

中国は早速タリバン接触してるそうだが、これは利権だけでなく

ウイグル問題を抱えた中国にとって非常にやばい事態からだね

どっかが軍事介入してくる可能性は十分あるね

アフガンの件でバイデン批判してるのは右翼なの?左翼なの?

アメリカアメリカ国益のために血を流す

そもそもアフガン軍事介入したのは911テロの首謀者とされるビンラディンアルカイダ排除のため

その目的は(一応)達成してるので、後はいち早く撤退したいのは当然だろう

トランプだって撤退しようとしてた。今トランプバイデン批判してるけどトランプなら上手くやれたとは思えないな。

そして上手くやれなかったとしても

「だからどうした?なぜアフガンのためにアメリカ人が血を流さなければならないんだ?」と開き直っただろう。

この件で本気で怒ってるのはむしろアフガン人民人権を憂慮する左翼の方だろうね

ただ、アフガン人民人権を守る役割アメリカに頼る、

まり世界の警察」としての責任押し付けるというのもどうなんだろうねって感じはするね

2020-11-04

トランプを信じる愚

 米国大統領選の開票が続いている。現時点だと、どうなるか本当に分からないし、結果の解釈をめぐってもめそうな予感しかしない。

 それはさておき、日本保守層ではどうもトランプ応援する人が多いようだ。正直、なんでトランプを支持するのかがよくわからない。

 

 要するに、トランプが「反中国」だからということだと思うのだが、トランプ反中国なんて死ぬほどあてにならない。一貫した思想があるわけじゃないので、自分の得になるとおもえば、一瞬で中国フレンドリーになる。ウィグル人権状況なんてミリも関心がない(これは暴露されてた)。

 基本的孤立主義者なので、国内でのポイントを稼ぐためにイスラエルとかイランには口やちょっかいを出したり、北朝鮮に手を出したりすることはあっても、極東アジアで何かあったとき軍事介入なんてまずしない。「外国での戦争になんでアメリカのカネを使うんだ」という話にしかならない。中国もそのあたりは分かっているので、トランプ再選は大歓迎。米国国際的威信ダダ下がりなので、中国自国の影響圏を拡大するのにはうってつけの大統領だといえる。ロシアも同様の理由でウェルカム2016年の時には「選挙協力」までしてたわけで。嘘つきだし自分政権運営すらまともにできてないから、米国の国力自体が下がる可能性も高い。

 ここでようやく本題なんだけど、そもそもなんでトランプウソに騙されるのかという話。トランプ支持者も日本右翼の多くも、基本的に対人的な不信感がベースにある。だからすぐに陰謀論を信じる。逆説的なんだが、対人不信感が強いからこそ、あっさり詐欺師に騙される。

 社会心理学者の山岸敏男によると、対人的な不信感がベースにある人は、最初から他人を信じようとしないので、「誰が信じられる人で、誰が信じられないのか」という対人スキルを学ぶ機会がない。他方、信頼が最初の前提ある人は、実際に人を信じてみて痛い目にあったりするので、そういう対人スキルを磨きやすい。

 やたらと猜疑心が強くて、すぐに陰謀論を唱える人が、トランプみたいな詐欺師にあっさり引っかかっているのをみると、山岸説明がわりと腑に落ちる。

2020-09-01

憲法改正論議における安倍晋三の華々しい業績

改憲派の先鋒でありながら護憲の要石を地中深く打ち込んだ安倍総理が辞意を表明された。改憲に向けて日本がやってきた道のりをガキの泥遊びで全て台無しにした安倍閣下護憲派にとって駐印イギリス軍にとっての牟田口に等しい。

ここにその輝かしい業績を記したい。

 

まずは安倍晋三以前の状況から

WWII以後も熱戦の時代は続き、世界民族自決植民地独立冷戦下での大国介入に伴う戦争経験してきたが、敗戦武装解除された日本関係のない話で、経済成長に邁進してきた。この路線を決めたのは吉田茂である(吉田ドクトリン)。

その冷戦下で9条改正を目指すのが自民党護憲革新という図式が定着した。数で劣る革新だが思想的には優勢で、冷戦後期には自民党改憲路線を表に出せなくなっていた。冷戦により国際政治的にも日本の専守路線固定化されていた事と他国では熱戦が続いていて海の向こうでは若者戦死が伝えられていた事もある。憲法学者と言ったらほぼ全てが革新護憲派だった。

 

ところがここに「憲法フェティシズム」的な趣向が定着して行く。つまり憲法は良いものから朗読しましょう的な考えだ。反リアリズムである

その為護憲=お花畑空想平和主義という評価が出てくる。そして冷戦終結により日本立場は流動的となった。

そこに降って湧いたのが湾岸戦争で、ここで戦後初めて日本戦争への協力を求められる事になり、世論右往左往する事になった。秩序維持の為の戦争であるという大義名分もあるし、憲法9条が前提にしていたのは国連軍が結成されて国軍は縮小されるというカント的な世界である多国籍軍国連軍とは違うが名分的には相似だから護憲派も一概に否定しにくい。

 

湾岸戦争を戦費拠出という形でお茶を濁した日本だったが、戦争に寄らず国際貢献をすべきとの議論が高まってPKO活動自衛隊が参加するようになった。その第一弾はカンボジア民主選挙監視である

また同時にそれまでタブー化されていた改憲の機運も上がり、護憲派ばかりだった憲法学者にも改憲派が現れ、メディアに出るようになってきた。その筆頭は小林節である

 

先に書いた憲法フェティシズムのせいで、憲法学には「微妙」な空気が取り纏っていた。

憲法法学なので法学部で扱う。だが法学一般は最終的に実学接続しているのに憲法はそうではない。例えば国民主権自由主義的な思想意味が延々とこね回されたりする。

国民主権主権は元は絶対王政国家正統性の為のフィクションであって、統治権外交権交戦権などを示すが、こういう肝心な事はスルーされて国民主権思想的に称揚されるばかりだったりする。

一言で言うと左翼神学的な評価がされていたのである

 

例えば国際政治での人権の扱いなどが憲法学周囲から出て来ない。国際政治では人権国家に対する対外的権力だ。

統治問題主権の壁によって外部から干渉できない。この前提が共有されないので人権がその壁を突破できる国際権力となっているという事が扱えない。特にコソボ紛争ではNATO軍事介入理由人権が挙げられた。国民主権は扱うのにこっちに接続できない憲法論というのはリアルを欠いている。

 

コバセツはこんな左翼神学的な憲法学に割り込んで行って安楽椅子を蹴り飛ばして塗り替えたと言って良い。

 

改憲問題エポック的な出来事があったので紹介しよう。2003年の朝ナマで西部邁がコバセツに追い返されたのである

西部改憲派テーブルに座り「憲法9条や前文の精神日本人に悪影響を」と長々語っていた。これはモロに憲法フェティシズムだ。憲法を唱える事で精神浄化され理想的市民国民が出来ると言う考えだ。

それでイライラMAXとなったコバセツは「そんなの相手にしなくていいから」と侮辱。衆前で面子を潰された西部は退出した。

これは左翼神学の単に裏返しで、コバセツはそういう神学的安楽椅子を蹴散らしてきたんだぜ。そんなを見たら撃てと訓練されたコバセツの前でそんな事言ったらバカ扱いされるに決まってる。

 

それでリアリズム的にもう9条一国平和主義は困難だし、ちゃん改正しようという機運が高まっていたのだが、これに疑問符を付けたのがイラク戦争であった。

当初から戦争理由疑問視されていたのだが賛同者達は「アレは最初から予防戦争だった」等と誤魔化していた。だがISIS勢力伸長すると彼等も黙りこくるようになった。

これによって米国主導の国際秩序維持に付いて行くという路線留保すべきという流れになるのは当然だ。しか国連の影響を抑える為の政策米国しまくった。この為に国連路線を旨としていた日本国際貢献イマイチリアリズムを失ってしまった。国際貢献路線の空白である

 

そこに颯爽と現れたのが我等が安倍晋三閣下であった。

改憲旗艦となった彼は新右翼学生運動流れの学者を重用、党内の勉強会でコバセツは対立するようになった。

彼等の憲法観は嘗ての左翼神学の裏写しであった。コバセツが蹴散らした椅子に座りだして頭の悪い理想論を語るようになったのだから当然だ。

すると2007年にコバセツは自民党憲法勉強会に呼ばれなくなった。パージである

ここでリミッターが外れ、改憲論というのはお笑いリアルと全く接続しない理想論を語るだけのものとなっていく。

例えば若者がチャラチャラして国家について考えないのは怪しからんので徴兵するなど。

日本会議の中枢に居るような新右翼学生運動家には就職せずに大学に残った者も多い。また六本木にあった生長の家などで寮生活を送った者も多い。その集団的生活史が投影されている。

吉田茂は後に吉田ドクトリン撤回して海軍力を増し海洋国家となるべきだと主張していた。これは日本海岸線は長いので防衛力をそこに集中すべしという考えと、当時の日本重厚長大産業国で造船がその筆頭だった事もある。

徴兵海軍に向かず陸軍歩兵に向く。つまり海兵隊のような外地でのの占領などが多い事が前提になるが彼等にはそんな考えは無い。国家意識希薄若者は怪しからんから集団生活をさせろ、国を守るのは美しい行為から戦争従事させろというだけだ。

 

またいつのまにやら立憲主義否定されて憲法国民が守るべき事柄になっていった。

コバセツを追い出して何年も顔をつき合わせて「現憲法には国家を統制するような事ばかりかいてある、おかしい」とやっていたのである

何年も何百時間も掛けてバカの思いつきを言い合って論議のつもりだったんである機械ばらして直せなくなるガキかよ。

それに対する言い訳は「家族愛は良い事だ」などであった。良い事だから朗読しましょうというのが憲法だと思ってたんである。良い事を書くと良い国になると思ってるんである

まり彼等は憲法どころか毎日やっている立法の仕組みも判っていない。法律が肉付けされて権力を持つ仕組み=政令省令の事や閣法の提出過程も判っていない。

これは左翼神学的で実学接続しないので憲法学者微妙な扱いされていた20数年前の完全に裏焼きであろう。

そういえば日本会議の活動家たちが動いて成立させた国旗国家法や年号法などには政令が無い。普通立法プロセスが付いていないのである

 

こうして「改憲」は厨房タームとなり、現実に即した意見を言う人との評価が欲しい人は避けるようになってしまった。「南京虐殺朝日新聞捏造によるもの」とか「地政学的にナンタラ」と類似コンテンツとなってしまった、

 

安倍閣下の華々しい業績はこれだけではない。

南スーダンPKO日報破棄はその最たるものだ。

南スーダンの情勢が悪化自衛隊PKO活動をしている地域危険に晒された。他国から派遣されている軍を置いて撤収していいのか?これは改憲上の一番重大な局面だ。

今回は撤収するにしろしないにしろ国民の皆さん、憲法の枠内に納まるよう戦闘地域では活動しないという区切りPKO活動をしてきましたが、コソボ以後のPKOは変化し、戦闘状況では積極的な介入により平定を維持するというポリシーになっています。今後もこのように情勢が悪化して危害射撃をする必要に至るでしょう。憲法PKOポリシーを変える為の議論をする時です」というのが改憲派の筋である。そしてその時である

なのにたかがその場の政局が荒れる事を忌避した聖帝閣下はそんな事に興味は無かった。日報を破棄させる圧力をかけたのである現実に即した改憲に至る正統な道筋と思わなかった。改憲は既にガキ臭くて老害じみたルサンチマンを集合させる事でその手の固定票を集めるフワついた寝言であったか自衛隊憲法問題なんて気にも留めなかったんであるな。そしてその寝言化を成し遂げたのも聖帝閣下とお仲間の努力の賜物であった。牟田閣下前線から離れて芸者遊びを続けたような血の滲む努力の。

 

更にこの件では防衛大臣が辞任する運びとなった。

だが隠蔽責任を率先して取ったのではない。後から無くなった筈の日報が出てきたのだ。

まり自衛隊に後ろから刺されたのである制服軍人スーツ政治家が統制するのが文民統制であってこれが失われると国家破滅に突き進む。そんな憲政上の大問題だ。

だがこの自衛隊が成した暴露は正当な行為である。やってはならぬ不正を成さしめそれを是正した事で文民統制上の問題となった。

しか自衛隊活動が蓄積された一部であって、改憲への正当な道筋ど真ん中の事を無きものにするという不正であって改憲派として正気の沙汰ではない。

だがこの時既にこの政権にまともな責任を取らせようという国民意識は無くなっており、子供の間違いのように擁護されて忘却された。

ど真ん中改憲問題はこうして消え去り「家族大事とか良い事が書いてある憲法朗読しましょう」という流れは保護された。

アイドルのような還暦女性ポストを与えた防衛大臣が軍に後ろから刺されるという事態の深刻さにも晒されずに相変わらず神学徒達は安楽椅子ロリポップを舐め続けることができた。

 

安保法制憲法解釈変更問題本来なら改憲問題だ。

だが集団的自衛権への移行に就いて憲法論議国民に投げかける事はしなかった。

この理由時系列を辿ると判る。

2013年に盛んに言っていたのが「戦後レジームからの脱却」だ。更に年末靖国神社を参拝したところ、日米関係戦後最大の冷え込みとなった。

太平洋地域戦後レジームが米国のなした国際秩序という事に気が付かなかったんである靖国参拝英霊への感謝という言説に自家中毒になりA級戦犯合祀から問題化したという事を忘れていたんであるバカな…と思うがそれが聖帝閣下とその友達だ。

因みに日本会議中枢などの「新右翼」とは反米主義右翼の事だ。戦後体制はYP(ヤルタポツダム)密談による分割であるから打破するというのがその趣旨だ。

こうして2014年には聖帝はオバマに擦り寄るようになった。そんな中で米議会で発表されたのが集団的自衛権への転換である

議会であるのも理由がある。湾岸戦争以後、日本憲法改正させて米国戦争サポートさせるというのは共和民主わず共同認識になっていたのだ。

こういう経緯なので改憲論議という手順を踏まずにやったのだ。

集団的自衛権が必要なら当然改憲の重大な理由の一つになる。だが解釈変更という形で現憲法合法としてしまったのだから改憲カードは無くなった事になる。

 

カンボジア独裁化に関しても何も言っていない。

PKO歴史を知っていたらそのエポック性は無視できない。「日本軍事的国際貢献への一歩とした国であり憂慮している」ぐらいは言うべきだがそうはしていない。

尚、日本民主選挙以前は外国に逃げたポルポト政権承認していた。あの虐殺国民の半分近くを殺しまくったポルポト国家承認したままだったのだ。選挙監視にはそういう理由もある。

 

こういう風に改憲上の最大の障害は聖帝閣下とお友達なんであるが、この状態は方々に都合がよろしい。

護憲派は憲法9条が国際状況にそぐわなくなっている事を考えずに済む。あんだけのバカ草案を出したら改憲反対は当たり前であって、PKOポリシーの変化にどうするかなんて問いを考えなくて済む。コバセツ含む嘗ての改憲派憲法学者も全て護憲派に寝返った。

一方、米国主導の軍事秩序賛同派はイラク戦争賛同の総括をせずに済む。ISIS支配地域にあの連中置いてくるべきだ、なんて意見に晒されずに済む。

そんな情況空白地帯で先人の積み上げた蓄積の意味判らんかった聖帝閣下友達と泥遊びに明け暮れ、田んぼをぐちゃぐちゃにしてしまったが意味が判っていないからなんという事もない。お友達稲田防衛大臣制服に後ろから刺されたのににこやかに軍事パレードを行い、胸に手を当てて国家への忠誠を示したので上機嫌で去っていった。

統計公文書も無くなった国に護憲の要石を深く打ち込みやがて聖帝閣下も去る。

2020-08-10

anond:20200810210552

戦力は多いほうが勝つので、少ないから負けただけ

防衛能力がなかったら輸入品が何も買えなくなって交渉国の面倒な仕事を全部させられるだけになるから最低限国際間で死ぬ人の準備が必要

殺されたら被害を届けて国の集まりで多いほうが交渉を有利に進めようと判断してもらえるので軍隊必要

永世中立国銀行国益賄うのは保護国連携をふやすため

日本独自文化日本人の安全を願うのだったら団結して国防を含めた国益に貢献すべき

外国ではみんなやってる自民族確立のための努力をしてないのは南国パラダイスの古民族日本人くらいなもの

日本は何度か受けた空襲民間人の死者被害戦争法違反で訴えるべきだったが戦争で勝とうとして被害届をださずに腕に覚えのある知人をたよってみんな負けたので結果負けた

第二次世界大戦アメリカ警察を押さえてた 日本降伏させたのは「UNアメリカではなく国際連合 国際間組織が実質降伏させたので悪いのは日本という事

(いまは国際連合中国が抑えているので数年来抑圧してるチベットとかウイグルとか最近香港などは中国正義がまかり通ってる)

戦争死ぬ役割がでると意見として死なせるなという風潮がおきて国民の何割くらいまで被害がでると戦意喪失されるという結果に至るのであらかじめ死んでもよいまたは死ぬため死なないようにする訓練を受けたもの必要になるので死なない国民をつくるために兵隊組織する

人間人間を殺すという行為自体効率が非常に悪く一人が一人ないしは三人程度を相手にすることくらいが限度 そのため数千の大軍に数百の軍勢勝利したり中央突破できたりする

これを全否定するのが核兵器 つづいて大量殺りく兵器 人を殺すのが戦争なのになぜ効率化がよくないのか 暴力の勝ち負けが戦力の維持が不能になることだから 第二次大戦では戦力自体日本底なしだった(一億総何々)

日本は何割まで死ね戦意喪失するかという基準アメリカの想定をはるかに超えていたため脅威とされそれを人道的と称して講和にもちこんだ(原子爆弾による民間人の大量殺戮上層部の情に訴えた)

戦争ルールを覆すので日本降伏後そういうのはダメ教育に盛り込まされた ベトナムでは軍備量だけでは勝ててない ベトナム民間人を含めてやたらと殺しても許されない程度に世情がうご情報網の発達があった 中国情報統制がうまくいってる(と思ってる)のでこそっと民族殲滅をしてる(ばれても国連に食い込んでるので黙殺

軍備合戦になると天井知らずになるという危惧について、軍備合戦天井相手が戦力の維持が難しいと思わせるところまででよい

国際協力や単体の戦力などで、もし状況が悪化した場合安全維持の名目他国が護衛に入ってくるとそれに見合った戦力を維持することが難しいとなるところで十分

また軍事目的産業国内生産があがる 国力の増加で内需を軍需にまわせる この循環のための一次産業金属と油でよいため生産性が高い

生産性の低い弱小食物輸出国植民地支配を免れているのは国際的連携において面倒な生産部分を担っているため 近代化するといやがらせをうける

軍備の生産をつづけると償却材がでてくるので紛争地帯必要になる 金属と油のあるところには軍事介入が容赦なくされる

日本語がわからない人に簡単説明すると、防衛目的で人の壁を築ける人がいないと被害届を出せる状況にもっていけないので、敵がきたら前にたって死なないように抗う人が必要なだけ それが防衛の人の仕事

境界線に敵が軍事力をもってきたときアルバイト募集で「最前線生活する人募集」でも軍隊と同じ役割ができる(国際組織が正常に機能していたら、国際法違反とかで訴える)がそんなのだもこないのであらかじめ死ぬように(死なないように)訓練されて、死んでほしくない人のかわりになる仕事がいる(兵力

毎回殺されてから被害届をだすのもなんなのであきらかに国際的に定められてる蛮族がくると攻撃してもよいため攻撃手段はほしいところ

人が人をころさないという事が絶対的保障されたら、被害が発生しないので、補償必要はないので、補償を履行させるための力が必要なくなる 人が人をころさなとはいえいから力が必要でそれが殺される局面において抵抗するだけの軍備

欧州の国みたいに国単体では軍事力はないがほかの国から出してもらってるところもある

永久戦争しないって宣言してる国が軍隊をもっているのは攻め込んで戦争する、悪い奴は積極的にやるとかのためにあるわけではなく、攻撃されてもみんなの役に立っている事は自力防衛するのでわたしの国をいろんな国むけに使ってほしいという事のため

永久戦争しない宣言の国の銀行員が不正な行動をしたとき軍隊がないので国際的な介入がされたとき実質支配権安全確保のためという名目の上でその軍事力の国がもつことになる(その時々の違反を正しい「保安部隊」が維持するため)

巨大な兵器や新しい武装や洗練された技術者兵員)が必要なのは その場所まで移動する手段必要なため巨大な引っ越し業者生活もできる)という隊が必要なだけ(兵隊

最新設備や強い武力相手攻撃してきた場合それに耐えかつ攻撃者を撃退することが可能であるようにするため(できるだけ自軍は死んでほしくない相手正当防衛で事の次第による)

海や陸や空においてそこで人が活動しなおかつ問題対処する能力必要な人にそこにいてもらうための能力軍事

日本はそんなに気にしなくていいよアメリカがそれ出してあげるから問題があった場合正義平和のために「アメリカルールアメリカ軍)が動くけどね)というのを国際間協力という名目沖縄とか全国に基地被害者となってくれる率先して前線引っ越してくれる役の拠点)を設けてる

もちろん日本問題があった場合は、国際協力として「アメリカ軍が日本拠点制圧する」ってことがあってもしょうがないよね(しょうがなくないので自衛必要だと思われる)

巨大な軍備があれば国は守れる それはたしかに守れる それは人が人を殺すのは効率が非常に悪いという点から人が多く兵器の数があれば強いわけではない

現に核兵器がそれを示して結果を出している しかたなく民間人を殺すけどというのを武力というなら兵力としてそれを備えないのが核非武装 防衛あくま自衛手段攻撃をしてくる民間人ではない敵対者(時に人間という前提でほぼ人間

どの戦争でも核保有すればいいだけ ただ核兵器使用目的破壊殺戮のみなのでこれほど純粋目的を完遂するものはないので保有国はほかに保有国がふえることを厳しく制限している

内戦移民のつづく国は軍備を高めて核を保有すれば近隣国との交渉もしやすく豊かになっていくが一般的兵器が余る国はそれを消化したいしその的を国際協力という名の元に他国から募りたい

中国国連アメリカソ連兵器の消化を紛争地帯でしないよう根本的な解決を試みたら具体的な中国問題に実力を行使するかもしれないが国防費の循環とGDP成長を握られているのでおおよそ悪いとは言えない

2019-06-30

日本社会ベトナム人とかフィリピン人かいかにも弱そうな国の貧民ばかりイジめてて本当に軟弱すぎる

メッカメディナ守護者たるサウジアラビアに異教徒として堂々と軍隊を進駐してるアメリカとか未だにアフリカ紛争軍事介入しまくって宗主国しぐさバリバリやってるフランスを見習ってほしい

2018-10-30

anond:20181030181043

その人間を助けるために、他に100人犠牲必要(軍資金提供的な)なら、世論は分かれるだろうな

その人間を助けるために、健康人間が殺される可能性(軍事介入可能性)があったら、世論は分かれるだろうな

そういうことだぞ

2015-11-27

シリア危機関係各国の立ち位置について

Syria crisis: Where key countries stand

2015年11月26日22時15分閲覧)

http://www.bbc.com/news/world-middle-east-23849587

シリア危機:関係主要国の立場とは

2015年10月30日

シリア内戦は、いくつかの大国を巻き込んで展開してきた。バッシャール・アル・アサド大統領と、彼に反対する多数の反政府勢力、いずれかを支援したり、敵対したりといった形で。

10月30日に、ウィーン会議に参加する関係各国は、シリアでの停戦への道を開くための9項目からなる計画案に同意した。しかし、アサド大統領処遇に関しては意見の分裂が続いている。

ここでは鍵を握る国々の立ち位置を示していこう:

地図シリア国内の勢力分布図)

ロシア

画像ロシア過去数十年にわたって、シリアの最も強固な同盟国の1つである

ロシアは、シリア大統領バッシャール・アル・アサドにとって最も重要な後援者であるシリアでの権益ロシアが維持するためには、政権の存続は決定的な意味を持つ。

このため、国連安全保障理事会アサド大統領避難する決議案をロシアは阻止しつづけている。また、国際的批判にもかかわらず、シリア軍に武器供給し続けている。

ロシアシリアタルトゥース港に海軍施設を保持している。この基地ロシア地中海に持つ唯一の基地であり、黒海艦隊使用している。また、アサド大統領が属するアラウィー派の中心地であるラタキアにも空軍基地を置いている。

2015年9月ロシア反政府軍への空爆を開始した。ISと「すべてのテロリスト」を攻撃目標とすると宣言している。これについて、西側諸国支援された反政府勢力は、ロシアから攻撃を受けていると報告している。

にもかかわらず、ウラジミールプーチンロシア大統領大統領は、内戦を終わらせるには政治解決しかないと言っている。


アメリカ合衆国

画像米国アサド大統領シリアの将来の政権から排除することを求めている)

米国は、シリアで大規模に行われてきた残虐行為に対する責任者としてアサド大統領非難しており、その退陣絶対条件としている。

しかし、戦争を終わらせて、暫定政権樹立するためには、和平交渉が必要とも認めている。

米国シリアの主要反体制派の連合体(シリア国民連合)を支援し、穏健派反政府勢力に対しては、限定的軍事援助を行っている。

2014年9月米国は有志国連合としてIS及び他のイスラム過激派に対する空爆を開始した。

しかし、アサド政権軍を手助けするような攻撃は避けている。また、政権軍と反政府勢力との戦闘に介入することも避けている。

このため、5000人のシリア人反政府軍として訓練して武装させ、ISとの地上戦に投入するという計画は、わずかな成果しか上げられず失敗した。


サウジアラビア

画像サウジアラビアは、シリア反政府勢力のうちのいくつかに軍事経済援助を与えている)

スンニ派に属するこの王国は、アサド大統領内戦終結後の政権に留まることはありえないと明言している。つまり暫定政権へと権力委譲するか、あるいは実力で排除されねばならないと。

グループかの反政府勢力に対して、サウジ政府軍事経済援助を与えている。その対象にはイスラム主義を唱えるグループも含まれている。

また、シリア政府軍の爆撃から民間人を守るために、飛行禁止空域を設定するべきだとも主張している。

2013年アサド政権軍が化学兵器シリア使用したが、オバマ政権軍事介入を避けた。サウジ指導者達はこの決定に強く反発した。

その後、ISの支配地拡大と、それがサウジ国内の少数派に与える影響を警戒して、サウジ指導部は米国主導の有志国連合の一員となり、ISに対する航空攻撃に参加することに同意した。


トルコ

画像トルコシリアでの反政府蜂起が始まって以来、アサド退陣を求めている)

トルコ政府シリアでの反政府蜂起が始まったときから一貫してアサド大統領批判し続けている。

レジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、「350,000人を死に追いやった独裁者を受け入れろ」とシリア国民に求めるのは不可能だと述べている。

トルコシリア反政府運動の重要な支持者であり、また、およそ200万人におよぶ難民を受け入れるという難題も抱えている。

反政府勢力戦闘員武器、それに避難民の国内通過を認めるというトルコ政府方針は、結果として諸外国ジハード主義者がISに加わる手助けにもなった。

トルコ2015年7月にISによる攻撃を受けた後で、シリアのISを攻撃する有志国連合が国内空軍基地使用することを認めた。

しかし、トルコは、有志国連合がクルド人防衛隊(YPG)を支援していることには批判であるトルコEU米国トルコクルディスタン労働者党PKK)をテロ組織認定しているが、YPGはその流れをくむ組織なのだ



イラン

画像イラン人指揮官が、反政府軍と戦うシリア政府軍支援している)

シーア派地域大国イランは、アサド大統領とそのアラウィー派支配する政府支援するため、年間数十億ドルを費やしているとされる。これには軍事顧問団の派遣武器援助、資金提供石油供給などが含まれる。

イランにとって、アサド大統領は、アラブ世界におけるもっとも緊密な同盟であるイランレバノンシーア派武装組織ヒズボラ)に武器を送る際、シリア重要な中継拠点となっている。

それだけでなく、イランヒズボラへの影響力を使って、シリア西部アサド派の勢力を支援するためにヒズボラ戦闘員を送り込んだとも考えられている。

イランおよびイラクから送り込まれてきた民兵は、シーア派聖地を守るためにシリア軍部隊と共同して戦っていると主張している。

イラン提案は、シリアでの政権交代平和裏に行うため、複数政党制の自由選挙を行う、というものである

シリア問題解決のため、これらの関係各国がはじめて一堂に会する国際会議ウィーンで行われる。

2015-10-26

鉄血のオルフェンズ、これ面白いか?

なんかはてブで評判良かったから3話まで見たけどつまんねえだろこれ。

リアリティの欠片もない世界観

・なんであのギャラルホルンかいうのはいきなり他所様のPMC軍事介入できるの?

・全体的に戦争中なのか紛争中なのか何と何が戦ってるのか意味不明。いやナレーション説明してんのかもしんないけど話と絡まないから「謎の武装組織がある日いきなり襲ってきた」以上のことがわからん

・謎の武装組織がある日いきなり襲ってくる世界リアリティはねえだろ。

死ぬまで戦う士気の高い少年兵傭兵)。真面目に戦争すんなよ。

・てかこんな差別的構造、軍組織でやったら速攻で後ろから撃たれるだけだろ(まぁ撃たれるけど)。

火星独立運動の中心人物のひとに何の組織力も情報力権力資金力もないのは最早ギャグ

キャラに魅力がない】

・ニヒルでクールなオルガとそれに依存してる三日月、という腐女子大歓喜な組み合わせをやりたかったのはわかるんだけど、彼らの関係性になんの裏付けドラマもないから「フーン」以上の感想が持てない。あとホモ臭え。

火星独立運動女の子にわたわたしてる金持ち以上のキャラ付けがない。

・なんか他にも沢山いたけど記憶に残らない。幼女に優しいデブとか賑やかし幼女とか寡黙な筋肉質とか片思い?のモブ女とかいたけど話の流れに一切絡まないから印象に残らない。

ホモ臭え】

・男キャラ多すぎ。腐女子に媚びすぎ。

・なんだよ上半身裸コクピットって。ヴァルキリードライヴといい最近ロボットセックスを絡ませなきゃ動かねえのかよ。

ホモを際立たせるためなんだろうけど、ヒロイン三日月が刺々しく当たるのも違和感がある。金持ちのカモとか仲良くしたほうがいいに決まってんじゃん。

というわけで全体的につまらんかった。

とりあえず今から4話見るけど、このアニメ面白さみたいのを分かる人はぜひブコメで教えてくれ。

■追記

4話見たけど開始10秒で小太りのオッサンが裏切る算段してて脱力した。

お前ギャラルホルンヤバイとか思ってたならなんで残ったんだよw なんか計算があって残ってたんじゃねーのかよw

■追記2

「めちゃくちゃなツッコミ」とかトラバで言われたけどどこらへんがめちゃくちゃか具体的に指摘していただけるとありがたいですね。

まぁ具体的で説得的な文章書く知能がないからボカしてるのかもしれないですけど。

2015-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20150725103440

判断する機関はあるけども、現状提訴する主体がないんだよなぁ。

まあ、未来には日本軍事介入された国が、日本裁判所に訴え出るという面白イベントが発生するかもしれないけど。

2014-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20140515232539

俺も考えとこうと思って、さがしたら資料があったかシェア

国立国会図書館調査及び立法考査局レファレンス(2009.1)より。

我が国政府は、集団的自衛権(right of collective self-defense)を「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利」としている。

成立経緯についてのこの人の説明としては、

大国拒否権によって集団安全保障機能麻痺し、地域機構の自立性が失われることに対する中小国危惧から生み出された権利

具体的にはこれからみんなで国連憲章つくろうねってサンフランシスコ会議が開かれたときに、ラテンアメリカ諸国安全保障理事会の許可なしでお互いの身を守れるようにしたいって言うから憲章内に盛り込まれたとのこと(wikipedia参照)

集団的自衛権の法的性質については、(1)他国権利防衛するとする正当防衛論、(2)個別的自衛権の共同行使とする自己防衛論、(3)攻撃を受けた他国安全独立自国にとって死活的に重要場合防衛行為をとることができるとする議論の3つに分けられる。現在の通説は(3)であるといえるが、攻撃を受けた国と集団的自衛権行使する国の関係が具体的に明らかではなく、軍事介入を幅広く認める結果となる恐れがある。

(3)の「攻撃を受けた他国安全独立自国にとって死活的に重要場合防衛行為をとることができる」っていうのが増田への回答になるんだろうか。

今、AがBに喧嘩売られてて、負けるとAが持ってる舟はBにとられちゃう

俺は毎朝その舟に乗って仕事に行ってる。

じゃあAがやられたら俺仕事いけなくなるじゃねーか。

「A殿、助太刀いたすぞ。」

っていう感じかね。

けどこれはあくまでも通説の(3)による理解なので、(1)(2)の理解もあるし、安倍政権がどういう解釈をしてんのかはわからん

あとそれから

その濫用が疑われてきたことは否めない。

ってのも書いてあるねー

以上参考になればとシェア

これから本文読んでみる。

集団的自衛権の法的性質とその発達

国際法上の議論―

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200901_696/069604.pdf

2014-05-03

中日新聞:「護憲」「改憲」熱く議論 名古屋で2つの集会:愛知(CHUNICHI Web)

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20140503/CK2014050302000046.html

他国に軍事介入すれば、国際社会イメージも損なう

え? 護憲派って、ドイツに対して異様なまでの親近感を抱いてる人ばっかりだったような。

2014-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20140321170327

個人的には

武装したタマを放った。フーッ!!(平和維持目的軍事介入)

わしが本気を出すなら怒り狂ったサザエを送り込むわ」

が気に入った。

今後の展開に、社会勝ち組アナゴさんの登場もとむ

2013-09-01

シリア化学兵器保有から軍事介入までの私的まとめ

時系列


2012年7月23日

ロイター

シリア化学兵器保有認める、軍事介入への使用示唆も| Reuters

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE86N00T20120724


シリア外務省のマクディシ報道官化学兵器保有と外国軍事介入に使用する可能性についてコメント


2012年8月20日

CNN

大統領シリア化学兵器使用に警告 武力行使念頭

www.cnn.co.jp/world/35020664.html


いわゆるレッドラインについて。

アサド政権に対して通告してきた通り、我々は化学兵器の移動や使用が目に入った時点で、越えてはならない一線を越えたとみなす」(オバマ大統領)


2012年12月2日

NY Times

Syria Moves Its Chemical Weapons, and U.S. and Allies Cautiously Take Note

http://www.nytimes.com/2012/12/03/world/middleeast/syria-moves-its-chemical-weapons-and-gets-another-warning.html

シリア化学兵器使用の兆候か 米情報当局が懸念

CNN

http://www.cnn.co.jp/world/35025181.html


化学兵器使用の懸念を伝える(兆候のみ)


2012年12月23日

IRIB(イラン・イスラム共和国放送 / イラン国営)

シリア、同国のテロリストによる化学兵器の使用について警告

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/34082-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%80%81%E5%90%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8%E3%81%AE%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E8%AD%A6%E5%91%8A



おそらく、このタイミング最初に使用されたものと思われる。

イラン反体制側の使用と主張。リビアで盗み出された化学兵器は、シリアの暴徒やテロリストたちの手に渡っている、と。


2012年12月25日以前

アルジャジーラ反体制勢力側から情報としてシリア空軍から化学物質を搭載したロケット団を投下と報道


The Voice of Russia

シリア反体制派:政府軍化学兵器を使用した

http://japanese.ruvr.ru/2012_12_25/shiria-hantaiseiha-seifugun-kagakuheiki-shiyou/


2013年1月15日

ロイター

シリア化学兵器使用と米誌報道、米政府は否定的見解

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK830895520130116


この時点ではNSC化学兵器使用を認めていない。


IRIBもこれには好意的な反応。


米、シリアでの化学兵器の使用を否定

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/34575-%E7%B1%B3%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8%E3%81%AE%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%82%92%E5%90%A6%E5%AE%9A


このあと、IRIBは度々反体制勢力による化学兵器保有・生産リビアからの入手をほのめかす報道


2013年1月30日

イスラエルダマスカス郊外科学研究施設を空爆


AFP

イスラエルシリア空爆を暗に認める

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2925432/10214232


レバノンへの化学兵器流出を止めるため、との見方。限定的。


2013年2月18日

ロイター

シリア戦争犯罪でICCに付託要請国連調査団が安保理

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE91I00920130219


調査団は、殺害や拷問などの戦争犯罪政権側と反体制派双方に見られる


コメント。ただし、シリア国内での調査は行われていない。化学兵器についてはコメントなし。


2013年3月2日

ロイター

国連事務総長シリア化学兵器保有を懸念| Reuters

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE82101L20120302


3月19日アレッポ北部などで使用したとの情報

ロシアNOW

シリア化学兵器を使ったのはどちらか?

http://roshianow.jp/politics/2013/03/22/42033.html


The Voice of Russia

シリア化学兵器使用

http://japanese.ruvr.ru/2013_03_19/108399085/


3月20日

CNN

シリア化学兵器使用か、政府反体制派が双方を非難

http://www.cnn.co.jp/world/35029732.html

ただし


4月首都ダマスカスなどで使用したとの情報


WSJ

シリア化学兵器を使用か

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324309104578431510694834152.html


5月ごろに化学兵器を複数回使用したとの情報


afp

シリア軍による化学兵器使用、「疑惑が高まっている」 仏外相

http://www.afpbb.com/article/politics/2946600/10792831

ジャーナリストによる証言も。


cnn

トルコ、「化学兵器」被害の患者存在明かす シリア内戦

http://www.cnn.co.jp/world/35031925.html


この辺から、少なくとも使用は間違いない状況。ただしどちらが使用したかは確定的な証拠はない。(シリア国内での調査ができないので)


6月4日


時事通信

化学兵器、4回使用に「根拠」=戦闘は「新局面」-国連調査団

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013060400776


国連が「信じるに足る根拠がある」とする報告書を公表。現地査察は行っていない。3,4月に起きた戦闘で使われたとの報告。


6月13日


cnn

政府シリアは「一線を越えた」 化学兵器使用と断定

http://www.cnn.co.jp/usa/35033394.html


一方でロシアはその情報を認めない。


WSJ

ロシア、米の武器供与に反発─シリア化学兵器使用は「説得力なし」

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323504304578546861074009782.html


国連潘基文事務総長アメリカ反体制側への武器供与決定に反対、現地調査で事実証明する必要と強調。



7月9日

afp

シリア反体制派が化学兵器を使用」、ロシア国連大使が報告書

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2955110/11022598


今度は逆にロシアによる反体制派の化学兵器使用との主張。 西側諸国はこれに反発。この時点で10件の使用を報告。


7月10日

反体制派がこれに反発。ただし、アレッポ北部以外には触れてない。


ロイター

シリア反体制派が化学兵器使用を否定、ロシア報告書に反論

http://jp.reuters.com/article/jp_mideast/idJPTYE96A06Y20130711


7月18日

シリア国連による調査受け入れを表明

IRIB

国連シリア化学兵器調査団が、シリア訪問

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/38715-%E5%9B%BD%E9%80%A3%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%9B%A3%E3%81%8C%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%92%E8%A8%AA%E5%95%8F


7月27日

毎日新聞

シリア:化学兵器調査へ、アサド政権合意国連調査団

http://mainichi.jp/select/news/20130728k0000m030052000c.html


最後段落

在英の反体制組織シリア人権観測所」によると、アレッポ郊外では24日ごろ、反体制派に加わるイスラム過激派投降した政府軍兵士51人を殺害した。

記事の内容的に少し違和感を持ったので抜粋




8月1日国連の現地調査団派遣に合意


AFP

シリア化学兵器使用疑惑国連調査団受け入れへ

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2955110/11022598


12日にも受け入れかとの報道


8月18日

AFP

国連調査団がシリア入り、化学兵器使用を調査

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2962475/11204973


調査団がダマスカス入り。2週間の調査の予定。

19日にも化学兵器が使用された模様。双方とも相手側を非難。


8月21日

CNN

シリア化学兵器使用の情報、1300人死亡か

http://www.cnn.co.jp/world/35036249.html


Huffington Post

【閲覧注意】化学兵器で1300人死亡か シリア反体制派、アサド政権への非難強める

http://www.huffingtonpost.jp/2013/08/21/syria_chemical_weapon_n_3792176.html


今回の流れを決定づけた、重要な事件。ただし、人数については反体制シリア国民評議会による発表


8月23日

AFPシリア化学兵器攻撃」目撃者証言、青ざめた窒息遺体 吐き気や目の痛みも

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2963440/11234526


医療スタッフ二次被害にも触れている。


一方、この時点ではオバマ大統領軍事介入に慎重な発言。

ロイター

オバマ大統領シリアへの軍事介入に慎重姿勢崩さず

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE97M02720130823


米国がいずれ、シリア国内における複雑な宗派対立を解消できるとの考えは行き過ぎだ」



8月24日

産経新聞

シリア化学兵器」に4つの謎 調査団が活動中なのに…政権側優位なのに…

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130824/mds13082408450001-n1.htm


使用されたダマスカス近郊アイン・テルマがどちらの支配地域意見が分かれる。


8月26日

NHK

シリア化学兵器問題 国連 調査は継続

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130827/k10014056831000.html


21日の攻撃について26日から国連が現地調査するものの、向かう途中で銃撃に合う。


8月27日

WSJ

米英仏、シリア軍事介入準備ほぼ完了―アサド政権は対決姿勢崩さず

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324361104579039493731361738.html


23日の時点では慎重だったオバマ大統領もこの時は踏み込んだ姿勢に。


8月29日

議会、対シリア軍事介入認めず 米単独で行動も

http://www.cnn.co.jp/world/35036572.html


当初、英議会を通す前に限定的な攻撃を行うか、との観測すらあったが、結局下院の判断を待つことに。もともと無理筋だったので議会に諮った時点でキャメロン首相は攻撃不参加の腹づもりだったのかもしれない。


8月31日

ちょっとソースが見つからないが、テレビCNNではオバマ大統領が米下院電話攻勢。働きかけを強めてるとのこと。


読売新聞

国連調査団シリア出国…米国議会に説明

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130831-OYT1T01057.htm


CWC 化学兵器禁止条約

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bwc/cwc/jyoyaku/pdfs/05.pdf

9 「この条約によって禁止されていない目的」とは,次のものをいう。

.d 国内暴動の鎮圧を含む法の執行のための目的



メモ

国連査察が正確かつ包括的に行われるかにかかってるといえるが、これに賭けるには少々イノセントか。

通過儀礼にならないためにはスピードの問題が大きい。

双方ともに使用している可能性も。


化学兵器の出どころ、入手経緯

アサド政権側は大規模な生産体制があるとの報道。500トンとも1000トンとも。

反体制側はリビア経由での入手との話も。また、アサド政権反体制側も生産能力があると主張。


誰が使用したか

そもそも反体制側が本当に化学兵器を入手しているのか、というところを含め不明。化学兵器もいろいろあり、扱いやすさや攻撃能力も違う。ただ、8月21日の使用がどちらの手によるものなのかは今後最大の焦点になると思う。それ以前での使用では、政府軍が味方の陣地内に着弾させてしまったとの情報もあり、ミスなのかそれとも。


アメリカは何のために介入するのか

ここが一番良くわからない。確かに去年8月の警告から何度も、使用または移動で一線を越えたとみなすと言っている。イデオロギー保護・拡大という時代でもあるまいが、イスラエル1月30日の攻撃で警告どおりに行動に移したというのは影響しているのかもしれない。

少なくとも、反体制派が一方的な善というのはありえない。また、アルカイダ反体制派に協力しているという奇妙な構図もある。

もうひとつ戦闘が終了したあとも、この中東地域ではアメリカ統治がうまくいかないのは民主党オバマ大統領が良くわかっているはず。(それがある意味危険を伴うにもかかわらず。9.11の遠因を忘れたわけではあるまい)

本丸イランとみるべきか。にしては予定している規模が小さい。

にしても、なぜこのタイミングなのか。

まり遅くなると制裁意味が無いとの観測もあるが、それなら規模が小さくてももっと早い段階で介入すべきだった。

軍事施設を民間人居住区に移す時間を与えないためという側面はあるだろうが。

8月31日になってオバマ大統領軍事行動について議会承認を求めることに。若干軟化か。



ロシアはなぜ安保理決議に反対するのか

シリア同盟関係にあるが、この化学兵器の使用に関しては国連による真相究明が先だと一貫して主張している。もちろん、それは初期にアサド政権自体が国連の調査を求めたからで、その後の反体制側による政権側の化学兵器使用の証拠があるとの報道以降は逆に受け入れを拒否するようになったのだが、ロシアは突き放す発言も目立つ。21日の件に関しては国連の調査が始まったばかりのタイミング政府軍が行うわけがないと主張。

2013-08-31

バカッターネット私刑について

バカッターで「人生詰んでしまった」若者たち 続々損害賠償請求に踏み切る企業が… (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

最近話題のバカッター犯人への処遇についての上記記事。

そのコメントの中にあった一つのコメントに目が留まった。

少々長いが全文を引用する。

get***** | 28分前(2013年8月31日 9時41分)

私は、ツイッターで騒動を起こした若者に、賠償と猛省は必要だと思っています。当然です。

でも、「ネット炎上」という社会的死刑(同時に司法無視した「私刑」でもある)を彼らに与えるのは行き過ぎだと思います

彼らに反省を求めるのなら、「反省したあとはやり直せる道」を残しておかないと、「反省しろ、賠償しろ、でもその後のお前らの人生はもう終わりだ」となってしまえば、反省どころか自棄を起こされるだけです。 真に反省を求めたいから、雨が上がれば虹が出るように、猛省と賠償の後の、彼らの人生の「再起」を認めてあげたいのです。そしてそれを妨害しかねない「ネット炎上」という制裁はやめるべきだと思うのです。

「更正の道を残す」、これは非常に大事視点だと思う。(ただ、上記コメントへの反応は「そう思う」よりも「そう思わない」のほうが圧倒的に多く、この辺がヤフコメ民の民度の低さを表している)

ネット上の炎上といえば、事件に直接関係のない第三者が寄ってたかって、「正義」を振りかざして当事者完膚なきまでに追い詰める「私刑」が典型的パターンである

正義」の彼らは、普段自分たちが忌み嫌っているはずの「個人情報暴露」や「違法行為私刑誹謗中傷など)」などを自ら嬉々としてやり、「俺たちは正義から何をやっても許される」とでも言うべき態度で炎上行為に加担する。つまりこれは完全に自分に甘く他人に厳しい、いわゆるダメ人間に特有の言動なのである

上記で引用したコメントにもあるように、反省懲罰のあとに更正できる道・救いの方法を残しておかなければ、実は大変なことになる。コメント者も指摘しているように、「自暴自棄」になり、ヤケッパチで何をしだすか分からないのであるひろゆきが昔言っていた「無敵の人」になってしまうからだ。

無敵の人の増加。 : ひろゆき@オープンSNS

名前などの個人情報暴露され、職場解雇され、あるいは学校を退学させられ、ネット上に永遠に残る「制裁」の痕跡。これによって逆に当事者は「無敵」になってしまう。なにしろもう失うものが何も無いわけで、なんでも出来る状態とも言えるわけだ。

たとえば、大規模虐殺テロだって可能でしょう。自らの「正義」を振りかざして私刑をやっている炎上加担者たちは、このことが分かっているのだろうか。あなたや、あなた家族、あるいは無辜市民が、無差別殺人被害者になるかもしれない。その遠因は、あなたたち炎上加担者たちのエスカレートした私刑が一つの原因である・・・こういうことがまるっきり想像できていないように感じる。

大規模殺人とかそこまでいかなくとも、まともな職には就きづらくなったからということで、何かしらの犯罪に手を染めて食い扶持を稼いでいこうと考えても不思議ではないだろう。

まり炎上加担者たちは、その行為によって犯罪者(あるいは予備軍)を生み出しているかもしれないという可能性にも目を向けて、自分たちの正義()をよく考えるべきだ。

というわけで一連の事件により「いよいよバカッター規制!?」なんて言っている人たちがいるが、私はその前に、「ネット私刑規制」が先なんじゃないかなと思っている。制裁懲罰国家法律に基づいて実施すればいいのであって、無関係の個人たちが各自の勝手論理でやるべきではない。それは法治国家とは呼べず、土人国家レベルだ。つまり炎上させて違法行為個人情報暴露私刑)を犯している者たちは土人レベルということである

正義()ってなんだ、と考えると、ネット炎上のことと、他国に軍事介入したがるアメリカのことが、いつも頭に浮かぶ。

コメントトラバ)への反応(8/31 12:09)

ヤフコメレベル以下の文章読解能力の人たちが湧いてきているが、この人たちは本当に日本語が理解できているのだろうか?

彼らの主張を要約すると、「お前だって炎上加担者を叩いているくせに何を言っているんだ。ブーメランだろ」という主旨である

バカすぎていちいち反論するのもバカバカしいが、それを読んで勘違いする人がいてもいけないので一応。

私は「バカッターDQNを批判するな、叩くな」などとは一言も言っていない。

個人情報を調べ上げ、ネット晒し、更正の道を絶つようなことをするな、と言っているのである

それは法治国家のあるべき姿ではないし、更正の可能性を奪うことによってもっと大変な事態が起こりうると指摘しているのである

私は炎上加担者たちの個人情報暴露してはいないし、なんら犯罪行為もしていない。

一方、炎上加担者たちはバカッター当事者個人情報暴露し、違法行為(個人を特定しての誹謗中傷私刑など)を行っている。

したがって私のやっていることと、炎上加担者たちのやっていることは全くの別物であり、ブーメランでもなんでもない。

この違いがどうもアホどもには理解できないらしい。

だって個人的な感情では、「こんなバカッターやらかししまうようなDQNはこの世から消えてくれていいよ」くらいの義憤はある。しかしそれはあくまでも私的な(原始的な)感情であって、文明の発達した人間法治国家人間としてはもう一段上の次元視点を移さなければならないと考えている。原始的私刑などは、民度の低い国の人たちがやるものだ。精神倫理文化が高度に発達している我が日本国民がやるべき行動ではない。

繰り返し簡単にまとめると、

・叩きや批判は自由にしろ。ただし法律常識の範囲内でな。

・他人の違法行為迷惑行為には厳しいくせに、自分違法行為を許すとは何事か。

・更正の道を絶つ→潜在的な犯罪者を生み出す可能性→自暴自棄になった当事者無差別殺人に走る→仮にお前や家族が殺されても文句言うなよ。

ということになる。

追記

他のブログで全く共感できる記事を見つけた。

http://d.hatena.ne.jp/Yashio/20130830/1377868594

まったく、やったことと責任懲罰のとのバランスが取れていない。

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