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2024-02-07

ニュージーランド内戦が勃発するかもしれない

昨日はニュージーランド重要祝日の一つワイタンギ・デーだった。

これはニュージーランドに入植してきたイギリス人原住民であるマオリ族との間で取り交わされた条約であり、イギリスインチキ外交の一つとして語られるべきものでもある。

なぜこれがインチキなのか、といえば、条約である以上英語版マオリ語版が作られるのだが、お互いに特に重要ポイントが違っている。

マオリ語版はニュージーランドを共同統治すると書いていたが英語版英国王室が主権者となっている、マオリ語におけるとある単語マオリ語ではかなり広い意味単語なのにも関わらず英語版では限定的意味合いになっている、マオリ族は小規模な部族があちこちにあるのだが、締切に間に合わず条約に調印していない部族がいる、などだ。

そもそもなぜこの条約を締結しようとしたかというと、入植者マオリから土地をだまし取ることが横行したからだと記憶しているのだが、結局両者ともに内容の異なる条約に調印したことによって新たな問題を作り上げるだけとなった。

とはいえそんな問題だらけのワイタン条約といえども、マオリ族権益漁業林業、は確保されており、マオリ族は単に自分たち土地を奪われただけではないようになっているが、やはり不平等条約を締結させられてしまい、そのことに対して文句を言ったら戦争を仕掛けられて一方的にやられてしまった(当時のマオリ族はやりを使って戦争をしていたが英国マスケット銃などの装備があったので一方的な結果になった)ことに対するくすぶりは今も続いている。

しかしながらマオリ族はワイタン条約があるがゆえに反感を持ちつつもどうにか共存していたという経緯がある。

その証拠ニュージーランド貧困層にはマオリ族が多いという問題がある。これには一部のマオリ族白人文化を拒絶しているという点もあるのだが、こういった貧富の差がワイタン条約とそれに続く不満に寄って起きている、ということは否定できないものとなっていると言っていいかもしれない。

特にコロナワクチン接種についてはマオリ比率が高い地域ほど接種率が低くなるという傾向があった。

さて、そんなワイタン条約だが、現連立政権構成するACT政党党首デビッド・シーモア改正するべきだ、と言い出しており、民主主義的に風前の灯となっている。

このニュース日本に伝わっているのかといえば伝わっていないと思うが、以下のニュースからワイタン条約に手を付けることはニュージーランドにおいては一種タブーであることはわかると思う。

Māori 'will go to war' over ACT's Treaty referendum, Labour MPs warn

https://www.rnz.co.nz/news/political/501894/maori-will-go-to-war-over-act-s-treaty-referendum-labour-mps-warn

労働党政治家はワイタン条約に手を付けるならマオリ族戦争を起こす可能性があると警告しているし、ウィンストンピータースというこの国をいたずらに引っ掻き回し続けているがおそらくこの国のどの政治家よりも有能な男ですらこの政策には一歩引いた態度を取っている。

そのような法案など議論せずにもみ消せば良いと思うかもしれないが、ACT政党連立政権に関する条件がこの法案について審議する、というものだったため、少なくとも国会で審議されることは間違いない。

ワイタン条約がある限りマオリ族以外が漁業をすることはできないため、魚屋ラインナップは常に同じものになっている。林業を彼らが専有すれば木材供給などもマオリ次第になってしまううえに、競争が成立しなくなるため資本主義的な状況がなくなってしまうという問題はあるだろう。

昨年の12月にはマオリが大規模な抗議行動を行い、高速道路が使い物にならなくなってしまい、多くの人々の出勤を妨害することになった。

Te Pāti Māori mass protests: Two arrests on Auckland’s motorway, convoy converged on Parliament

https://www.nzherald.co.nz/nz/te-pati-maori-protests-today-aucklands-motorway-network-likely-to-face-major-disruption/VVHGKDLON5A4ZMVT2KDY5WKHNQ/

マオリ族はこのワイタン条約を取り巻く状況からマオリの王が部族招集して会議を行った。

https://www.theguardian.com/world/2024/jan/19/new-zealand-maori-king-nationwide-meeting-rare-why-news-details-indigenous-rights

ここで何が語られたかはわからないがきな臭い一言だ。

そんな中、ワイタンギデーでウィンストンピータースがワイタンギでスピーチを行い大炎上となった。

https://www.newshub.co.nz/home/politics/2024/02/waitangi-day-winston-peters-hits-back-at-crowd-after-being-booed-through-speech.html

誰がワイタン条約を破棄しようとしているのか、我々はより良いワイタン条約を作ろうとしているに過ぎない、ということを盛んに訴えたようだがダメだった。

ニュージーランドにおけるポピュリズムが死んだ日なのかもしれない。それはそれでめでたいと思うが、マオリ族が今の政権の言うことを冷静に聞ける状況ではないことはわかる。

ワイタン条約を仮にデビッド・シーモアの思惑通りに改革するとしたらどうなるか、彼は第一原則として以下のように言っている。

All citizens of New Zealand have the same political rights and duties

https://www.rnz.co.nz/news/in-depth/501486/what-stands-in-the-way-of-the-act-party-plan-for-a-referendum-on-the-treaty-of-waitangi

ニュージーランドに住まうあらゆる人々は同じ権利と義務を持つべきだ、ということだ。

当然のように聞こえるが、マオリが一体何を手に入れて何を失うのかを考えればマオリ族は損しかしないことがわかる。

果たして彼らの文化尊重されるのか、彼らの思想信条神話などは尊重されるのか、マオリ語はどうなるのか(これについてはどうなろうとも自然消滅する可能性が高い)、そして彼らの権益はどうなるのか、おそらくすべての権利平等にすれば、マオリ族の持つあらゆるもの資本主義民主主義さらされるため、減っていくことは疑うまでもない。

ちなみにこれらは現時点でワイタン条約に寄って保護対象となっているが、保護対象から外されればマオリ自分たちで稼いで保守し続けなくてはならないかもしれない(助成金くらいは出るだろうが)。

すでに貧富の差学力の差などでマオリ族は他に比べると遥かに劣った状態になっているため、この状態でいきなりスタートラインを揃えられてしまえば彼らは敗北するしかない。

からこそマオリ族現在実力行使に出ようとしており、すでにアクティビストたちが行動を起こし始めている。

Twelve arrests after protesters abseil inside Te Papa, deface Treaty of Waitangi exhibition

https://www.nzherald.co.nz/nz/protesters-abseil-inside-te-papa-deface-the-treaty-of-waitangi-exhibition/HL65OE45IFEJVITTCQBHQ6A43I/

ワイタン条約モニュメントをいきなり黒く塗りつぶしてしまうなどの破壊行為が始まっている。

マオリ族はすでに団結を始めている可能性も高いうえに、かつてのマオリ戦争ときのような装備の差などは当時ほどないと言ってもいいだろう。

というのもニュージーランドは凄まじい銃社会からだ。

国内にどれだけの銃が流通しており、誰が何を何丁持っているか管理されていない。かつでは銃器買取プログラム政府が行ったが対して成功していない。

ニュージーランド国外のジャシンダシンパは今でも彼女の行った銃器買取プログラムを「実現した」と拍手喝采かもしれないが、大した成果は出ないままに終わってしまったので国内ではよほどのシンパでない限りは誰一人評価していない。

Gun amnesty: Buyback cost more to run than paid out to owners

https://www.rnz.co.nz/news/national/448837/gun-amnesty-buyback-cost-more-to-run-than-paid-out-to-owners

銃火器を購入するよりもたくさんお金をつぎ込んで行ったこプログラムは、当初2200〜2800丁は買い取ることになると見積もられていたが、結果は1078丁であり、目標を達成したと言うにはあまりにも少ないし、結局ニュージーランド人は重火器政府に売って金にするよりも時保持し続けることを選んだということでもある。

そしてこの銃火器が今どこにあるかは誰にもわからないが、万が一マオリニュージーランド国内内戦を開始するのであれば、こういった銃火器がふんだんに使用されることは想像に難くない。

いずれにせよ、政府がワイタン条約改正を行うのかどうか、行うとしてワイタン条約がどのように変わるのか、によってこの国の治安は地に落ちる可能性が高い。

その時この国にいるワイタン条約との関わりの薄い移民はどうなるのか、かつてドーンレイドという凄まじい差別を受けたアイランダーたちはどういう行動を取るのか(彼らもまた貧困にあえいでいる)、ジャシンダはドーンレイドについて謝罪をしたがそういう問題でもないだろうし平和条約を締結したわけでもない。なんならマオリと組んで暴れるかもしれない。

そしてニュージーランドで暗躍している中国政府、いや、暗躍ではなく、堂々と政府依存を表明している中国政府がこの国に何かの影響を及ぼすのか、そうなればオーストラリアはどうするのか(ANZACという軍事同盟を締結している)、オーストラリアトラブルに巻き込まれるならばコモンウェルスの国々はどうするのか、コモンウェルスには当然イギリスがいるため、NATOEUにも何らかの影響が出る。そうなればアメリカも出てこざるを得ないが、今のアメリカさらなる戦争を追加することはできないだろうし、イギリス国王チャールズ三世にがんが見つかったので戦争どころではないかもしれない。

King diagnosed with cancer, Buckingham Palace says

https://www.bbc.com/news/uk-68208157

しかしこのような世界一周ボートレースのような経路で戦火が広がるのであればニュージーランドヨットレースにもかかってくるので洒落が聞いていると思う。面白くないが。

などと妄想を振りまいてみたが、ニュージーランド内戦とせいぜいアイランダーが暴れるくらいならば、ANZACの枠外に飛び火することはないだろうが、ニュージーランドにいる外国人たちはこのニュースに目を光らせておいたほうがいいだろう。

そういうわけでニュージーランドに来ることはおすすめしない。

2023-12-29

ぼくのかんがえたさいきょうのVIVANT

 テント偽装加入した憂助に明かされたベキの最終目標、それは日本でのテロ実行と、その混乱を利用し治安維持国家防衛名目としたクーデター実行による独裁政権樹立、それにより日本軍事国家に改造し、バルガと軍事同盟を結びアジア覇を唱える軍事大国日本を作ることであった。

 計画動機を問う憂助にベキは自分たちがかつて見捨てらた原因を日本の軟弱外交軍事力の欠如のためだと決めつけ、強い国家を作ることが国民を守ることであると自らの計画正当化する。国民を守るためと言いながら多くの国民犠牲とする計画に憂助はなおも食い下がる。

 しかしベキは、憂助が丸菱の同僚でテントモニターであった山本日本を守るという美名の元に殺したことを引き合いに出す。ベキは多数を守るため少数の犠牲を是とする点で自分と憂助のどこが違うのだと問うたのだった。自らの人生根底の部分を突かれ動揺する憂助。しかテロ肯定することもできず、計画阻止のために密かにテント内部での情報収集を開始する。

 憂助にも明らかにされなかったテロの具体的計画は意外なところに手がかりがあった。

 テント計画実行後に駐屯地とするためとの触れ込みで買い占めを行っていた土地が、内戦中に活動していたが後に壊滅し現在は残党が細々と活動を続けている、とある武装組織のかつての支配地域と一致していたのだ。この武装組織に何らかの手がかりがあると睨んだ憂助は、ある重大な事実発見する。ソ連崩壊直後、その武装組織によってロシアから小型核兵器密輸入され、その後隠匿されたまま行方不明になっていたのだった。 

 

 テントの狙いはその小型核兵器を奪取し、日本国内での核テロ使用することであった。核テロによって火がついた国民の恐怖心は、クーデターとその後の独裁軍国主義を容易に肯定する。武装組織の残党をテロ実行犯でっち上げ対テロ戦争の名のもとに日本バルカが共に戦闘を行い日本人に実戦経験を積ませ、国民戦争への興奮と肯定感情を植え付ける。そして共に血を流したバルカとの軍事同盟は堅固なものとなる。軍事同盟の下で両国バルカが有する資源実験地として活用可能な広大な領土と、日本技術力を利用し核ミサイルを開発する。アジアの要所であるバルカにそれを配備し他の大国威圧し、日本覇権アジアに広げる、それがベキの目論見であった。憂助は、日本を再び核の犠牲とする父の計画を自らを犠牲としても止めることを決意する。

 

 一方憂助からかにテント計画を伝達された公安野崎も阻止のために行動するが、テントの実力を軽視しつつ、自らの権力拡大のためテントを泳がせ、その脅威を利用しようとする警察上層部政治家たちの妨害に遭う。国家のためには自分たちエリートがより強い権力を持ち国民を導く必要がある、テロによる多少の犠牲国民平和ボケを治すためならやむを得ないとうそぶく、国家のためと言いながら自らの利益しか考えない権力者たちに野崎は憤る。

 

 テントは手中に収めた土地における情報収集により、小型核兵器の隠匿地を発見、確保のための実行部隊を出撃させ、これに憂助も同行する。部隊武装組織の旧根拠地で小型核兵器発見トラックに積み込みを終え自分たちの保管場所へと出発しようとするも、その瞬間に憂助は突如としてトラックを奪取し逃走する。憂助が目指す先はテント資料で密かに存在確認していた、冷戦バル政府により建設され現在は打ち捨てられた核シェルターであった。憂助の目的は小型核兵器使用不能にすること、すなわち地上での放射能飛散を多少なりとも避けられる核シェルター内で起爆する事であった。到着までに捕えられる危険性を冒しての地下シェルター内での爆破は、心を通わせたジャミーンたちの故郷であり、かつて父が愛し、緑に変えようとした土地であるバルカの大地を放射能で汚さぬための憂助最後の一念であった。しかし長年放置された時限装置が起動するか分からない以上、誰かが直接起爆しなければならない。憂助はそれが自分最期の使命である覚悟していた。核とともに自爆することで、日本を守るためとの大義名分の下に人を殺めてきた自らの人生矛盾を精算する。それが父と自分の違いを示す唯一の道と彼は信じていた。

 

 一方、妨害を何とか乗り越えた野崎は憂助から得た情報を元に小型核兵器の隠匿地にチンギス率いる警官隊と共に突入テントとの銃撃戦を制し憂助の逃亡の事実を知る。野崎は彼の真意を察し、国民を守るのが警官の使命、相手が別班でも変わりないと自爆阻止のため憂助を追う。ベキも憂助逃亡の報を耳にし自ら部隊を指揮し小型核兵器奪還のため追跡を開始する。憂助、野崎、ベキ、彼らはそれぞれの信念とともにバルカの砂漠を駆け抜けるーー

2023-12-25

anond:20231225110811

ウクライナ

急速な軍備増強を行なっている

敵対的軍事同盟に参加しようとした

日本

急速な軍備増強を行なっている

敵対的軍事同盟に参加している

敵対国戦争になった場合参戦すると明言した

2023-10-30

anond:20231030183035

アメリカ以外に日本軍事同盟組んでくれるところがなかった

自民のおかげで少しづ日本同盟組んでくれるところが増えてきている

2023-10-12

武器については市場原理とは別に軍事同盟ないし友好的な国同士でないと共有できないって事情があるから、たとえコストや性能で不利があっても需要が出る可能性はあるし、輸出できるようにしておく意味はあるのでは

2023-10-10

ウクライナマッカーシーがクビで発狂

「これは大惨事だ」:マッカーシー氏の辞任を受けてキエフパニックになり始めた

ポリティコ:マッカーシー氏辞任後、ウクライナパニックが始まった

モスクワ10月5日RIAノーボスチ。ケビン・マッカーシー下院議長の辞任を受けて、ウクライナ当局者らはひそかにアメリカの援助を懸念している、とヴェロニカ・メルコゼロワ氏がポリティコの記事で書いている。

私たちおかしくなっている。これは大惨事だ」と最高議会の副イヴァンナ・クリンプシュ・ツィンツァゼ氏はジャーナリストに語った。

メルコゼロワ氏は、マッカーシー氏の辞任により、将来の軍事援助はすべて行き詰まったと指摘した。米国政治的混乱が増大し、資金武器供給が混乱する恐れがある。

キエフ政治家たちは公的声明ではアメリカ政治危機の影響を軽視しようとしているが、個人的な会話では最も信頼していた軍事同盟国が突然信頼できなくなったように見えるため、恐怖と混乱が支配している、と著者は強調する。

「これには何の良いこともありません。私たちは単に彼らの内政の人質になっただけです」と最高議会のヤロスラフ・ジェレズニャク副議員は認めた。

別の匿名ウクライナ議員は、この状況は仕組まれものだと主張した。

下院議長が解任されるのは米国史上初めて。パトリック・マクヘンリー下院​​議員共和党ノースカロライナ州)が暫定議員就任した。

"Это катастрофа": у Киева началась паника после отставки Маккарти

これはポリティコの記事なのでロシアは嘘つきみたいなバカなことを言うなよ。

2023-08-08

NATO存在安全保障上の問題なのでは?

 例えば中国周辺国を糾合して

日本という危険国家いるから、数か国で軍事同盟を組んで対抗します!」と突然言い始めたら日中間にすげー緊張が走ると思うんだよね

 日本からしたら「何いってだこいつ」ってなると思うんだよね


 そして、ロシアに関してはNATOという形でそれが罷り通っているんだけど、これって安全保障をむしろ阻害するシステムなんじゃないかしら

 そりゃ、歴史的ロシア露土戦争起こしたりとか、欧米諸国と利害で対立することも多かったし、冷戦時代にはバチバチにやり合ってたけど、でもNATOみたいな機関21世紀に入って二十年も経とうというのに未だに存続していることそれ自体が、世界安全保障に対して影を投げ掛けている原因なんじゃないかしら、と思わざるを得ない


 そんなん言うんだったら、フランスナポレオン統治時代において世界各国を侵略したんだから対仏大同条約機構を編成する必要があるかもしれないし、ドイツにも同様だし、イギリススペイン植民地問題世界にありとあらゆる災厄をばら撒いたからこの世からさなきゃいけないかもしれないし、アメリカだって世界各国で政権転覆させたり中東地域に不当な武力介入して民間人虐殺したり原爆落として虐殺したり大統領を不当に処刑したりしてるんだから、対欧米条約機構存在しなきゃいけないってことになるんじゃないかなあ


 と俺が言うと、多分「それは歪つな意見だ」とはてなーたちは皆言うと思うんだけど

 でも、俺の意見が歪つであるのと同じくらい、NATO存在もまた歪つなような気がするんだよね


 アメリカはマイダ革命以降ウクライナ東部要塞建設しまくってたしさ、もっと言えば、アメリカチェチェンなどの反露感情の強い周辺国家や民族支援してロシア代理戦争を仕向けたりしてたわけで、こういうのって普通に考えて安全保障担保するどころかむしろ率先して破壊していってるとしか思えないだけど


 みたいなことを言うと、「今更そんな常識を言われても困ります……」みたいな反応が返ってきそうだけど

2023-07-27

ネットで一番リベラルコミュニティ嫌儲だけどそれで良いのか増田

はてサを擁する増田が一番リベラルコミュニティにしよう

まずは言葉遣いを変えようか

日本ジャップジャップランド

日本男性ジャップオス

日本女性→女

リベラルネトウヨゴミウヨ、壺ウヨ統一信者

高卒MARCH未満の学歴低学歴無能

地方在住→自民支持のゴミかっぺ共、東京の足を引っ張る無能

韓国人韓国人

中国人中国人

ベトナム人→グエン

Z世代→Z戦士

次に嫌儲風にルールを変えよう

リベラルオタク弱者男性ネトウヨなのでいくら罵倒しても良いものとする

女性は無条件で道徳的男性に優位に立つ

日本世界で最も劣った国で、東南アジアブラジルから日本に来てる人たちも馬鹿にして良いとする

無条件で韓国中国の味方をする

アメリカ是々非々リベラル価値観はいくらでも輸入して良いがトランプ軍事同盟NG

日本の味方をするものネトウヨ

氷河期世代日本可哀想世代でそれより上の世代ゆとり世代人間のクズ

Z世代盗賊

2023-07-08

関心のある分野:日本NATOとの関係をどのように強化しているか

関心のある分野:日本NATOとの関係をどのように強化しているか

2023年7月8日 01:30アレクサンダー・カルポフ、エリザベタコマロワ

日本岸田文雄首相7月11日から13日まで欧州訪問し、NATO首脳会議にも参加すると日本内閣が発表した。専門家によると、日本最近北大西洋同盟との協力を積極的に拡大している。先に、アジア初の軍事ブロック代表事務所東京誕生することが明らかになった。政治学者によると、日本NATOへの帰属ますます強めており、アジア太平洋地域における同盟利益指揮者になりつつあるという。

日本岸田文雄首相は来週ヨーロッパに到着し、NATO首脳会議に参加する予定である松野博一大臣内閣事務総長記者会見で述べた。

「キシダ首相7月11日から13日までビリニュスブリュッセル訪問する。リトアニアではNATO首脳会議ベルギーでは日本EUの定例ハイレベル会合に参加する予定だ」とタス通信は同氏の発言を伝えた。

日本大臣内閣事務総長は、岸田首相NATO首脳会議に出席することで、ウクライナ情勢や全般的に困難な安全保障環境を背景に、日本北大西洋同盟との関係強化の重要性を強調するつもりであると述べた。

さらに、岸田首相ビリニュス首脳会談に合わせて数回の二国間会談を開催し、インド太平洋地域情勢について同僚らと意見交換する予定である松野氏は述べた。

ブロック収束

ウクライナにおけるロシア連邦特別作戦開始後、日本当局北大西洋同盟との協力拡大に切り替えたことを思い出してほしい。2022年6月末、岸田氏はNATO首脳会議に出席するためマドリッドに飛んだ。日本政府首脳がこのような軍事同盟行事に参加するのは初めて。欧州訪問前、日本政府首脳は日本NATO関係を新たなレベルに引き上げるつもりだと述べた。

その後、日本外務省は、この同盟の下に別の在外公館を設置し、ブリュッセル大使館から分離することを決定し、その地位を高めた。

ロシアは、北大西洋同盟圏への日本の関与とアジア太平洋地域APR)への拡大は、この地域軍事政治情勢に悪影響を与えると繰り返し指摘してきた。特に2022年11月セルゲイ・ラブロフ外相プノンペンでの東アジア首脳会議の傍らでこれについて警告した。

西洋人はここで主導的な役割果たしていると主張しています。「防衛線」はすでに南シナ海に移されている。米国同盟であるオーストラリアニュージーランド日本と、アジア太平洋地域におけるNATOプレゼンスの拡大とを組み合わせることで、この地域軍事化する傾向がある」とラブロフ外相は指摘した。

現在日本デンマーク大使館を通じてNATOとの公式な連絡を維持しているが、今年5月アジア太平洋地域初のNATO事務所東京に開設されることが判明した。このテーマは、1月末に岸田文雄氏とNATO事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏が日本首都訪問した際に議論された。これまで、ブロック外の同様の機関ウクライナグルジアでのみ開設されていた。

クレムリンは、将来の日本におけるNATO事務所の開設についてコメントし、この同盟NATO駐留地域の状況を不安定化させるだろうと述べた。

NATO平和と安定をもたらさない。NATO は、NATO存在する地域の状況を不安定化させる可能性がより高い構造です。これが我々がこのプロセスをどのように見ているかである」とロシア連邦大統領報道官ドミトリーペスコフは語った。

一方、外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、日本政府同盟によるこうした計画は、アジア太平洋地域軍事化するというNATO意図を示していると指摘した。

日本首都事務所を開設するというNATO意図は、NATOを生み出すためにアジア太平洋地域に強固な足場を築くという同盟世界的な野心と計画の(現実的で、応用的で、幻想的でなく、理論的ではない)もう一つの証拠である」 -反ロシア反中国の「突撃」中心の形式アジアにおける北大西洋圏の進出がこの地域軍事化と圏間の対立の激化につながると我々は確信している」とロシア外交官は述べた。

特別代表事務所の開設を通じて同盟アジアに誘致するという東京意図も、 中国では極めて否定的な反応を示した。中国外務省はこうした動きに反対を表明し、日本当局に対し平和的発展路線を堅持するよう求めた。

アジア太平洋地域地理的大西洋に属しません。同盟東側アジア太平洋地域への前進は、間違いなくこの地域平和と安定を損なうだろう」とタス通信中国外務省の毛寧報道官言葉引用した。

「不沈空母

日本政府現在NATOとの接近を加速させているのは、政府対処できない国内問題を背景に、国際関係重要世界政治プロセスにおけるプレーヤーとしての日本地位を高めたいという岸田文雄首相の願望によるものである長官RTとの会話で語った。中国現代アジア研究所日本研究センターRASヴァレリーキスタノフ。

「岸田首相は、日本が国際舞台でより大きな声を上げ、国際情勢における日本重要性を高めるために多大な努力を払っている。これは、問題スキャンダル経済減速など、国内政治状況がうまくいっていないという事実によるものです。こうした対外的成功もあり、岸田氏は評価を高めようとしている。日本首相家族出身地である広島G7サミットが開催されたこともこれに関係している」と専門家説明した。

さらに、岸田氏は中国への懸念からNATO利益範囲日本積極的に含めているとキスタノフ氏は付け加えた。

中国は今や日本にとって安全保障上の主要な脅威の地位に昇格した。2022 年 12 月に新たな国家安全保障戦略が採択され、中国に大きな注目が集まっています。それによると、北京東京にとって前例のない課題を突きつけていると言われている。しかし、そこではロシア懸念国としてマークされている」と政治学者は指摘した。

キスタノフ氏は、日本尖閣諸島(釣魚島)や南シナ海炭化水素鉱床のある地域をめぐって中国領土問題を抱えていると回想した。さらに、日本政府台湾周辺の状況を懸念しており、中国台湾を再統合するために武力行使を行う可能性があると信じている、と専門家は付け加えた。

「もし米国アジア太平洋地域中国に対して軍事行動を開始すれば、日本は間違いなくそれに巻き込まれるだろう。なぜなら、ワシントン自国領土をある種の不沈空母として利用するからである」と政治学者説明した。

このため、日本欧州アジア安全保障は不可分であるという主張を積極的に推進し、NATOとの関係を強化している。同時に、同盟自体地域の他の国々を積極的勢力圏に引き込んでいるとキスタノフ氏は付け加えた。

「今回のNATO首脳会議にはオーストラリア韓国ニュージーランドの首脳も出席する予定だ。そして彼らもカルテット内でNATOとの行動を調整するだろう。東京に開設される予定の同盟代表事務所は、日本のみならず、これら諸国との行動を調整するだけだ」と専門家は述べた。

したがって、日本アジア太平洋地域におけるNATO指揮者となる、と政治学者は強調した。同時に、日本近代的な軍隊独自軍産複合体を持っているため、同盟にとって東京との軍事協力を強化することは重要である

日本自衛隊名目のものにすぎません。実際、これはあらゆる種類の軍隊と最新の武器を備えた本格的な軍隊です。同時に、彼らは米国との安全保障協定依存しており、必要に応じて米国支援してくれるはずだ」とキスタノフ氏は語った。

一方、軍事政治学者イワン・コノバロフ氏はRTとの会話の中で、米国世界ブロックの強さを実証するために、アジア同盟国としてNATOと協力するよう日本積極的に巻き込んでいると指摘した。

日本米国保護国だ。米国にとって、同盟国全員が主宰するNATO首脳会議に出席し、共同決定を下すことが重要であり、それは当然ながら米国にとって有益である現在米国中国と深刻な問題を抱えているため、アジア米国同盟国はあらゆる首脳会議フォーラム可能な限り中国に近づくべきである。これは、ロシア中国対峙する上での彼らの主張される団結を強調している」とアナリストは述べた。

コノワロフ氏は、日本は常にNATO利益圏にあり、岸田氏の同盟首脳会議への招待とNATO代表事務所の開設は、この力関係正式ものにしているだけだと信じている。

「何も変わりません。日本米国従順同盟国であり、米国政府計画するすべての行動に参加します。これは新しいAUKUS同盟NATOの両方に適用される。すべてはワシントン東京から何を必要としているか次第だ。そして東京従順にそれを行うだろう」とコノワロフ氏は結論づけた。

2023-04-11

冒険をしすぎた

日米同盟解消†からの†日中軍事同盟†や!人生冒険や!

日本人民共和国†の完成や!

2023-04-02

非武装中立をぶん殴る1968年日本共産党

以下、非武装中立をぶん殴る、日本共産党: 「1970年の焦点 : 日米安保条約をめぐる30問」 (1968)

23 社会党非武装中立

社会党非武装中立とはどういうものですか。

社会党の「非武装中立」論は、日本中立化すれば、外部から侵略危険はなくなるという希望的・主観的判断を前提に、中立日本安全保障問題について、真剣な追求を事実上放棄しているのが特徴です。そのことは、安保条約を破棄した独立民主日本において、外国からの圧迫や干渉中立侵害さらには侵略危険などからどうして国の主権独立中立を守るかという問題にたいして、説得力のある具体的な解答をもちえないでいることにしめされており、そしてまた、そこに社会党の「非武装中立」論の最大の決定的な弱点があります。現に、一九六八年の参議院選挙にさいして、NTVテレビと『読売新聞」が共同でおこなった立候補者アンケートでも、「非武装中立で万一日本侵略を受けたとしたら、あなたは、次にあげる態度のうちどれをとりますか」という質問にたいして、社会党候補者の回答は、「非力でも抵抗する」十四人、「国連、又は第三国の援助を要請する」十三人、「抵抗しないで連命を甘受する」三人、「その他」十一人、「わからない」四人、「無回答」八人と、まったくばらばらで、社会党中立日本安全保障問題について統一したまとまった見解をもっていないことを、あらためて暴露しました。

ところで、社会党はどのような論拠をもってこの「非武装中立」論を主張しているのでしょうか。

社会党は、同党中央機関紙社会新報」六八年七月三日付に、「事実を歪め、国民欺瞞するな、日本共産党非難に答える」というMなる署名の長論文を発表しましたが、そこでのべられている主張は、さいきんの成田委員長発言や同党の方針のなかでもくりかえされています。それは、第一に、「日本が断固として非武装政策をとることによって」「いかな国も非武装日本攻撃する口実をもてなくなり、日本侵略される危険がなくなる」と主張しています。これはきわめて無責任議論です。

だいたい、「侵略がなくなる」というこの断定自体、なんの根拠もないものであり、日本安保条約を廃棄して中立の道をふみだしたからといって、なお帝国主義が存続する以上、アメリカを先頭とする帝国主義陣営が、そのアジア侵略政策のいっそうの破綻のなかで、日本をもう一度アメリカ盟主とする軍事同盟にひきこもうとして不当な圧迫や干渉をくわだてたり、侵略の挙に出たりする危険は、依然としてのこっています日本非武装政策をとれば、どんな国も日本攻撃する口実がなくなるから、「侵略される危険はなくなる」などというのは、帝国主義侵略性、凶暴性に目をふさいだ、まったくの主観的希望的な観測にすぎません。

したがって、帝国主義者の干渉や圧迫、侵略危険などをどのような手段で防止し、日本独立中立を守るかという問題は、日本平和中立化の政策真剣に追求するものにとって、けっしてゆるがせにすることのできないきわめて重大な問題です。まさにこの問題で、「侵略危険はなくなる」などと勝手にきめこみ、なんら現実的考慮はらおうとしない社会党の態度が、独立中立日本の前途に真剣責任をおう態度でないこと、さらに、将来にわたって「非武装中立」などを固定的な原則として宣言し、あらかじめ自衛の手をしばってしまうことが、真に日本主権中立をあらゆる情勢のなかで守りぬく正しい態度でないことは、まったく明白です。

なお、ここでとくに指摘しなければならないのは、社会党の「非武装中立」論が、日米関係についての同党の根本的な誤りと結びついたものであるということです。いうまでもなく、一国の中立政策問題にするばあい、その国がどんな外国支配から解放され、真の独立を確保していることが、その前提です。このことは、第二次世界大戦後の日本のように、アメリカ帝国主義占領あるいは半占領下におかれている国では、アメリカ帝国主義の対日支配を打破し、真の独立を達成することをぬきにしては、ほんとうの意味で国の中立化や中立政策を語ることはできない、ということを意味しています。ところが、社会党は、「日本アメリカ本質的従属関係にあるものとみることはできない」(「旧本における社会主義への道」、一九六六年一月第二十七回党大会)として、日本対米従属関係本質的否認する態度を公式にとっているのです。帝国主義の存続と侵略性に目をつむるだけでなく、現実アメリカ帝国主義対日侵略否認する立場からは、もちろん、日本の真の独立の達成という課題が提起されることはなく、けっきょく、この課題を軽視あるいは回避する社会党立場が、真の日本平和中立化をめざす態度と両立しえないことは、あきらかだといわなければなりません。

社会党の「非武装中立」論のもうーつの論拠、問題点は、自衛権をめぐる問題です。

結論的にいえば、日本人民主権者となった独立中立日本安全保障問題において、周囲にアメリカ帝国主義のような侵略勢力があるなかでの「非武装中立」という主張は、けっきょくのところ、いっさいの自衛権の発動の手段をみずから否定して手をしばるものである、ということです。さきにあげた『社会新報』のM署名論文は、独立中立日本自衛権についての日本共産党の主張を攻撃して、つぎのようにいっています

日本共産党は、……プルジョア国家間規範である国際法上の自衛権をもちだしている。これを根拠にして自衛軍隊を主張するなら、一国がプルジョア政府であろうと、民主連合政府であろうと、軍隊もつことができるのであって、主観的にはどうあれ、自民党が進めようとしている自主防衛論、憲法改悪と核武器をふくむ軍備強化積極的に手を貸すものといわざるを得ない」

まったく乱暴で、おどろくべき議論ですが、独立中立日本自衛権を主張した日本共産党安全保障政策批判しようとした『社会新報』は、問題自衛権そのものを、「プルジョア国家間規範」だという説でどこかにふっとばしてしまっていますしかし、自衛権とは、国家あるいは民族が、外国の圧迫や侵略から自国主権独立を守る正当防衛権利のことです。これはすべての民族がもっている国際法上も広く認められた固有の権利であり、「プルジョア国家」だけにかぎられるものでは、もちろんありません。にもかかわらず、それが『社会新報』がいうように「プルジョア国家規範」だとするならば、独立中立日本には自衛権はないことになり、けっきょく、さきに引用したNTVテレビと『読売新聞』のアンケートへの社会党候補者の回答にあるように、「抵抗しないで運命に甘受」しなければならないというようなことになってしまます

なお『社会新報』はここで、自衛権についての日本共産党の主張を「自衛軍隊の創設」の問題と同一視し、最近になっても、「共産党は……外交政策における自衛権の主張は武装自衛の方向をとっている」(「一九七〇年安保廃棄をめざす闘争方針案」、六八年十一月社会党中央執行委員会決定)などといっていますが、これは、日本共産党の主張をきわめて一面的ねじまげたものです。自衛権は日本民族が一貫してもっている固有の権利ですが、これを行使する形態は、内外情勢や憲法上の制約などによってちがいます日本共産党が、現憲法下では、たとえ真の自衛のためであっても国が軍隊もつことを明確に否定していることは、ここでくりかえすまでもなく、「日本共産党安全保障政策」および「日本中立化と安全保障についての日本共産党の構想」にあきらかです。

自衛権をめぐる問題最後にいっておかなければならないことは、さいきんの成田発言でもくりかえされている、日本共産党自衛権を問題にすることは自民党の「自主防衛」論に手を貸すものだという議論が、ぎゃくに自民党の「自主防衛」、調をたすけてやる結果になっているということです。

日本共産党が、自民党政府の「自主防衛」論や自衛隊増強に反対しているのは、一般に国を守ることそのものに反対だからではなく、自民党の「自主防衛」論が、日本主権独立を守るどころか、反対に、アメリカの指揮下にアジア侵略の「日米共同作戦」態勢を強化することをめざしたものであり、自衛隊が憲法違反の対米従属人民弾圧軍隊であるからです。自民党のこの「自主防衛」論を粉砕するために必要なのは、「自主防衛」の名による日米軍同盟強化、自衛隊増強の危険実態を具体的に暴露するとともに、アメリカ帝国主義対日侵略主権侵略を許している日米安保条約のもとでは、一具の自主防衛はありえず、日米安保条約を廃棄し、日本の真の独立をかちとり主権回復してはじめて、ほんとうの意味で、日本自衛安全保障問題にすることができるという根本道理を、広範な国民あいだで明確にすることです。この意味では、日本主権侵害し、領土侵略しているアメリカ帝国主義日本から追いはらうことこそ、日本民族の正当な自衛権の発動なのです。

これにたいして、もしわれわれが成田氏らの主張のように、自民党の「自主防衛」論に反対しようとして、日本民族自衛権そのもの外国侵略から主権独立を守る権利のもの否認する立場にたつならば、それは、日米安保条約をなくす民族的な権利あいまいなものにするだけでなく、かえってわれわれの立場道理のないものにし、自民党が「自主防衛」論を欺まん的にふりまわして日米軍同盟強化の方針をおしすすめるのをたすけてやる結果になることは明白です。このことは、六八年の参議院選挙中、テレビラジオ政党討論会などで、自民党中立政策に打撃をあたえようとして、自衛問題無視している社会党の「非武装中立」論の弱点に攻撃を集中する作戦をとり、社会党がこれに明確な反撃をおこなえないできたことにも、はっきりとあらわれています。このように、社会党の「非武装中立」論は、自民党との対決という点でもかれらに乗じられる決定的な弱点をもっています

2023-02-07

日本共産党綱領にみる変革主体についてのメモ

一、 戦前日本社会日本共産党

(中略)党は、この状況を打破して、まず平和民主的日本をつくりあげる民主主義革命を実現することを当面の任務とし、ついで社会主義革命に進むという方針のもとに活動した。

二、 現在日本社会特質

 (四)第二次世界大戦後の日本では、いくつかの大きな変化が起こった。

(中略)第二は、日本政治制度における、天皇絶対専制政治から主権在民原則とする民主政治への変化である。この変化を代表したのは、一九四七年に施行された日本憲法である。この憲法は、主権在民戦争放棄国民基本的人権国権の最高機関としての国会地位地方自治など、民主政治の柱となる一連の民主的平和的な条項を定めた。形を変えて天皇制の存続を認めた天皇条項は、民主主義の徹底に逆行する弱点を残したものだったが、そこでも、天皇は「国政に関する権能を有しない」ことなどの制限条項が明記された。

 この変化によって、日本政治史上はじめて、国民の多数の意思にもとづき、国会を通じて、社会進歩と変革を進めるという道すじが、制度面で準備されることになった。

三、 二一世紀の世界

(中略)国民主権民主主義の流れは、世界の大多数の国ぐにで政治原則となり、世界政治の主流となりつつある。人権問題では、自由権とともに、社会権の豊かな発展のもとで、国際的人権保障基準がつくられてきた。人権擁護し発展させることは国際的課題となっている。

最初社会主義への道に踏み出したソ連では、(中略)レーニン死後、スターリンをはじめとする歴代指導部は、社会主義原則を投げ捨てて、対外的には、他民族への侵略と抑圧という覇権主義の道、国内的には、国民から自由民主主義を奪い、勤労人民を抑圧する官僚主義専制主義の道を進んだ。「社会主義」の看板を掲げておこなわれただけに、これらの誤りが世界平和社会進歩運動に与えた否定的影響は、とりわけ重大であった。

(中略)

いかなる覇権主義にも反対し、平和国際秩序を守る闘争核兵器の廃絶をめざす闘争軍事同盟に反対する闘争諸民族自決権を徹底して尊重しその侵害を許さな闘争民主主義人権擁護し発展させる闘争、各国の経済主権尊重のうえに立った民主的な国際経済秩序を確立するための闘争気候変動を抑制地球環境を守る闘争が、いよいよ重大な意義をもってきている。

(中略)

(一一)この情勢のなかで、いかなる覇権主義にも反対し、平和国際秩序を守る闘争核兵器の廃絶をめざす闘争軍事同盟に反対する闘争諸民族自決権を徹底して尊重しその侵害を許さな闘争民主主義人権擁護し発展させる闘争、各国の経済主権尊重のうえに立った民主的な国際経済秩序を確立するための闘争気候変動を抑制地球環境を守る闘争が、いよいよ重大な意義をもってきている。

(中略)

日本共産党は、労働者階級をはじめ、独立平和民主主義社会進歩のためにたたか世界のすべての人民連帯し、人類進歩のための闘争を支持する。

四、 民主主義革命民主連合政府

一二現在日本社会必要としている変革は、社会主義革命ではなく、異常な対米従属大企業財界の横暴な支配の打破――日本の真の独立の確保と政治経済社会民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である。それらは、資本主義の枠内で可能民主的改革であるが、日本独占資本主義対米従属体制代表する勢力から日本国民利益代表する勢力の手に国の権力を移すことによってこそ、その本格的な実現に進むことができる。この民主的改革を達成することは、当面する国民的な苦難を解決し、国民大多数の根本的な利益にこたえる独立民主平和日本に道を開くものである

(一三)現在日本社会必要とする民主的改革の主要な内容は、次のとおりである

〔国の独立安全保障外交の分野で〕(中略)

憲法民主主義の分野で〕

1 現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和民主的条項の完全実施をめざす。

 2 国会名実ともに最高機関とする議会制民主主義体制、反対党を含む複数政党制、選挙で多数を得た政党または政党連合が政権担当する政権交代制は、当然堅持する。

 3 選挙制度行政機構司法制度などは、憲法主権在民平和精神にたって、改革を進める。

 4 地方政治では「住民主人公」を貫き、住民利益への奉仕を最優先の課題とする地方自治確立する。

 5 国民基本的人権制限・抑圧するあらゆる企てを排除し、社会経済的諸条件の変化に対応する人権の充実をはかる。労働基本権全面的擁護する。企業の内部を含め、社会生活の各分野で、思想信条の違いによる差別を一掃する。

 6 ジェンダー平等社会をつくる。男女の平等、同権をあらゆる分野で擁護し、保障する。女性独立した人格尊重し、女性社会的、法的な地位を高める。女性社会進出・貢献を妨げている障害を取り除く。性的指向性自認理由とする差別をなくす。

 7 教育では、憲法平和民主主義理念を生かした教育制度行政改革をおこない、各段階での教育諸条件の向上と教育内容の充実につとめる。

 8 文化各分野の積極的伝統を受けつぎ、科学技術文化芸術スポーツなどの多面的な発展をはかる。学問研究文化活動自由まもる

 9 信教の自由擁護し、政教分離原則の徹底をはかる。

 10 汚職・腐敗・利権政治を根絶するために、企業団体献金禁止する。

 11 天皇条項については、「国政に関する権能を有しない」などの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇政治利用をはじめ、憲法条項精神からの逸脱を是正する。

(一四)民主主義的な変革は、労働者、勤労市民、農漁民中小企業家、知識人女性青年学生など、独立民主主義平和生活向上を求めるすべての人びとを結集した統一戦線によって、実現される。統一戦線は、反動的党派とたたかいながら、民主的党派、各分野の諸団体民主的な人びととの共同と団結をかためることによってつくりあげられ、成長・発展する。当面のさしせまった任務にもとづく共同と団結は、世界観や歴史観宗教的信条の違いをこえて、推進されなければならない。


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2023-01-23

anond:20230123124350

今の時代で「大東亜共栄圏」ってどういう意味で言ってんの?

東アジア侵略するの?

それとも軍事同盟組むとでも言うの?

そうやって威勢ばかりでオツムが弱いから、ネトウヨって蔑まれるんだよ!!

2023-01-21

松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』の感想

専守防衛自衛隊合憲と認め、自公政権下でも、よりまし政府民主連合政府の段階でも自衛隊を存続させ活用するという提案には同意

綱領上の位置づけや憲法解釈問題についても納得できる整理がされている。

付け加えるなら、自衛隊の反国民的・反民主的部門廃止改革も取り上げたい。


一方、米帝評価核抑止抜き日米安保についてはなかなか難しい。

松竹氏は本書で「日本周辺で平和と安定の環境がつくられ、国民多数も他の野党も『アメリカ通常兵器にも頼る必要がなくなった』と考えるようになれば、『日米安保抜きの専守防衛』の段階に進む」と述べる。


しかし、次の疑問が出る。

安保条約がある下で「日本周辺で平和と安定の環境がつく」ることが可能なのか?すなわち、安保条約を廃棄してこそアジア平和環境をつくることができるのではないか

核抑止抜きの日米安保といっても結局は軍事同盟にほかならない。軍事同盟必要悪として認めるのか?暫定政権構想で日米安保一時的にタナ上げする、というのなら理解できるが。欧州左翼党グループNATOから離脱基本方針としているようだし、非同盟スローガンは掲げたいところ。

核抑止抜き日米安保になったとしても、中国北朝鮮在日米軍基地ミサイル標的にするのをやめないのではないか台湾有事の際に中国からミサイル攻撃を受けないようにするには在日米軍撤退してもらうしかないのではないか

④氏は在日米軍合憲位置付けていると思われる。憲法で許容される軍事力専守防衛必要必要最小限度ということであれば、在日米軍はその限度を超えていると思うのだが、そのあたりどう整理するのか?

⑤氏が核抜き安保を主張する理由は、それが今よりましだからなのか、それとも核抜きであってもやはり日米安保必要ものからなのか、どちらなのか?言い換えれば、自公改憲志向政権を打破して野党連立政権を目指すためのやむを得ない譲歩なのか、それとも、現在台湾情勢や中国情勢などから導きだされる必然的選択なのか?

⑥従来話法で端的に言えば、アメリカ帝国主義の侵略性にたいする過小評価にならないか


いずれにしろ、本書が提案する、安保防衛政策に関する全党員ブレーンストーミング必須だろう。


マスコミ報道では「党首公選」が大きくクローズアップされているが、それはあくまで党内における安保防衛政策(それ以外の政策も含めてもよいが)についてのブレストのための一手段と考えるべきだ。政策論争や基本路線論争なしの党首公選意味がないからだ。実際に党内討論が活発に行われているのであれば「党首公選」などしなくてよいのである党大会代議員による選挙でもよいくらいだ。


しかし、日本共産党は61年綱領確定後数十年にわたり党内で路線論争や政策論争をしてこなかったものから、党内討論のやり方・おさめ方が未経験で不慣れであり、中央中間指導機関積極的に討論する気風を醸成してこなかった。大会決議案はいつも大会3~4か月前に発表され、支部総会→地区会議都道府県会議大会という「全党討議」のプロセスを経るが、実際のところは「決議案を"学習"して"全面実践"しよう」という見出し赤旗に堂々と見られる程度の"全党討論"なのだ


この慣行を打破するには、「党首公選」というやり方が一番効き目があるのは確かである。末端の党員でも議論に参加しやすいからだ。たとえば「○○の政策を掲げている池内米沢投票したい」とか「私は、神谷坂井推し理由は△△だ」とか人物評をきっかけにして政策討論を起こしやすいし、投票という自分の行動を決めるものからその分討論も真剣になる。


なので、氏の提案する党首公選等にもおおむね同意だ。

ただ私見だが、党首公選実施するなら党員候補制の復活をお勧めする。入党して6か月間は党員候補党首公選選挙権はない、6か月ちゃん活動したら党員と認められ党首公選選挙権を持つことができる、という制度設計にしないと、党首選挙のためだけに一時的に入党する十条党員が増えてしまい、支部活動に支障をきたすからだ。

2022-11-15

anond:20221115123111

軍事費シマシで西側軍事同盟に擦り寄りながら「戦うつもりはない!平和を!」と言っても説得力は無いってことだよね。やっぱり丸裸にならないと。

2022-10-17

anond:20221017000255

やはり、中国ロシアが裏で軍事同盟を結び、いよいよ核兵器ウクライナに使う日がくるのですね。

中国としては、ロシア欧米第三次世界大戦ドンパチやってくれれば、経済一人勝ちできると考え、

こっそりロシア技術支援している証拠を、遂にCIAがつかんだのでしょう。

アメリカは、もはや、中国のどの企業が善などと悠長に判定している余裕はなく、

一刻も早く中国の動きをけん制しないと、脳筋プーチンが核の発射ボタンを押してしまう。

ウクライナ攻撃を発端とする、第三次世界大戦が始まれば、

最終的にアメリカ中国戦争をすることになる。

バイデン大統領が、中国在住米人に帰国するか、国籍を捨てて残留するかを選ばせたのは、

アメリカ中国を核攻撃した際に、そこに米国籍人間が居ては困るからでしょう。

今回は、まだけん制段階なので半導体製造業限定していたけれど、

開戦の日が近づくにつれて、すべての米国籍アメリカ人は中国から帰国させられるでしょう。

2022-10-13

anond:20221013125340

ウヨクさん「軍隊を持てば平和になる」「核兵器を持てば平和になる」「軍事同盟に参加すれば平和になる」「経済的な結びつきは意味がない」「徴兵制なんて現代ではありえない」

ロシアさん「ウクライナ軍隊持ってるけど戦争するやで」「ワイは核兵器持ってるから戦争するやで」「ウクライナ軍事同盟に参加しそうになったか戦争するやで」「経済制裁きついやで」「徴兵するやで」

2022-09-29

anond:20220929015219

でもウクライナEUNATO加入(を目指す動き)が戦争の引き金になったのは事実だしね(別にウクライナが悪いという話ではなく客観的事実として)。

たとえば日本憲法9条改正して自衛隊を「日本軍」にして、短期間で軍事費を何倍にもしてアメリカ以外とも軍事同盟を強化していったとき、それで現実的中国大人しくなるだろうか?

ならないよね。

「軍備を増強すれば相手は手を出してこない」というほうが理想論で、現実には逆に相手過激化する、むしろ戦争の引き金にさえなりうる、ということがウクライナ証明されてしまった。

いま東欧北欧諸国NATOに加入にしたがってるのも、「近隣で銃乱射事件が起きたからとりあえず銃買っといた」みたいなパニック的な行動であり、「みんなが銃を持ってたら銃乱射事件は起きないよ」なんていうお花畑論は全米ライフル協会くらいしか信じてないと思うけどね。

2022-08-10

ウクライナ戦から得られる教訓

軍事費を増やしても戦争は止められない

核兵器を持っていても戦争は止められない

軍事同盟に加盟することそのもの戦争を誘発する

西側諸国から支援されるように立ち回るべきである

・胡乱な国と経済的に結びついてはいけない

2022-07-12

anond:20220712130413

軍備増強して軍事同盟に参加しようとしたかビビったロシアに攻められてるんじゃん

2022-06-14

anond:20220614202016

本当に?

たとえば決して軍事力の強化にいそしんだわけではない日本世界屈指の平和を誇りましたよね。

というと「在日米軍がいたからだ」と言うでしょうが、ではそのアメリカ日本よりも平和なのかといえばまったくそんなことはありません。

軍事力を持つことによって集団安全保障にもとづく海外派兵に参加させられて現地住民の恨みを買うだとか

軍事同盟への加入を目指すことでそれを脅威に思った隣国に先んじて侵攻されるということもあります

軍事力を持つということはそのぶん国際社会の何らかの枠組みのなかに嵌められるということでもあるわけです。

逆に言うと軍隊を持たなかった日本ある意味無責任立場謳歌できた。

それに軍事費のぶんを他の分野に自由に振り分けることもできたわけです。

それは「選択肢を増やす行為ではないんですか?

2022-06-09

共産党参院選公約

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2022/06/202207-saninseisaku.html

 平和を壊す逆流から日本を救う確かな力......ロシアウクライナ侵略という危機に乗じて、「力対力」で戦争への危険な道をすすむのか、「外交による平和」をつくりだすために力をつくすのか、日本は重大な岐路に立っています

 岸田自公政権は、これまでの政権大原則としてきた「専守防衛」を放棄して、「敵基地攻撃能力(反撃能力)」を保有し、軍事費を「GDP比2%以上」――5兆円以上も増やす大軍拡をすすめようとしています。9条改憲は、この危険な道を何の制約もなくつきすすむためのものです。維新の会も、「専守防衛」を投げ捨てよと叫び、9条改憲案を提示し、「核共有」を岸田政権にけしかけています。「力対力」で構えたら、際限のない軍拡競争悪循環に陥り、戦争への危険を増大させてしまます

 「力対力」の震源地は、アメリカにあります軍事費の「GDP比2%以上」も、「敵基地攻撃能力(反撃能力)」保有も、アメリカ要求に応え、それに追従したものです。「日米同盟抑止力の強化」を叫ぶ流れに、多くの政党がのみ込まれているもとで、国民多数の合意日米安保条約を解消し、軍事同盟のない世界をめざす日本共産党の躍進は、この逆流に正面から対決し、日本を救う最も確かな力になります。9条改憲を許さず、9条をいかした平和外交をすすめるために、日本共産党を躍進させてください。

いろんな意味で凄いね

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