はてなキーワード: ダブルバインドとは
きれいな女の子が渡した直後に、「あ、あたしも!」と言って渡す。
「君ってセント・ヴァレンティヌスに似てるって言われない?あ、これチョコ」意味不明なことを言った直後に渡す。
「今日はバレンタインだよね」「君はたくさんチョコもらったよね」「わたしのこと凄くキライではないよね」「なら、わたしのチョコ食べるよね」
「今日のお仕事は楽ちんそうだね」「君って生まれた時からモテモテだったんだろうなあ」「今日の晩御飯チョコだけでいいんじゃない?」「君ってカカオ0%のチョコでも喜んで食べそう」「じゃあわたしがチョコあげても食べないんだ」
「男としてじゃなくて、友だちとして、わたしのチョコもらって欲しいの」
http://anond.hatelabo.jp/20140211022838
http://anond.hatelabo.jp/20140127053215
使われてるテクニックは、グレゴリー・ベイトソンのダブルバインド理論のダブルバインドじゃなくて、
エリクソンが提唱したダブルバインドの方。wikipediaの説明では”治療的ダブルバインド”って言われてる奴。
ほんとうにしてほしい選択:ホテルに行ってエッチする?しない?
提示された選択:きれいなホテルときたないホテルならどちらがいい?
ベイトソンの原義とは違って、ふたつのメッセージは完全に矛盾するわけじゃないけど、
”ある選択を隠して、別の選択を提示する。提示された選択にどう応えても、隠した選択のうちしてほしい選択肢を取らせることができる”
http://anond.hatelabo.jp/20140127061339
(何人かはプリキュアを見に行くことを前提にして隠している。きっとこの増田はプリキュアファンなんだろうとおもう)
http://anond.hatelabo.jp/20140126193250
(あるか・ないかの裏に、リアルな会話をするか・しないかの裏に、ピーピングライフを観るという選択を隠している。トリプルバインド)
ちょっと調べてみたけど、おそらく、ダブルバインドって言う考え方が結構複雑なんだけど、
それを超簡単に言うと、
「違う行動を起こしても同じ結果になる」
これ、どっちの行動がどっちにとって同じなのか、ってのが、本来は
「問われた側がどんな行動を起こしても、問うた側は同じ結果を行う(問うた側が同じは思わずとも、問われた側が同じだ、との印象を受ける(どんなことをしても怒られる、とか))」
(この問う側の最初の問と、二番目の行動が"二重の拘束"となるんだと思う。)
ということなんだけど、これが、
「問われた側がどんな行動を起こしても、問うた側の思い通りの結果になる」
「二者択一にすればその内1つを選ばせる事が出来るテクニック」
として勘違いが広まっていったのかと。
さらに、そうなると簡単に使える心理的テクニック!ってことで、
キモいコンサルや恋愛マスター()みたいなブログで「ダブルバインドを使え!」って内容で、
そう言った、2者択一を出すことによって相手の答えを制限させる、っていう話が沢山載ってた。
というか、ほとんどそれだった。(微妙に理解してそうな人でも最後にそっちに間違えてる人が多い。)
それでかなり拡散してると思う。
多分、自称営業マスターだとか、恋愛マスターだとか、皆、ダブルバインド、ってドヤ顔でこういう説明をするんだと。
(是非とも女の子の前で自慢して説明して、良く知った女の子にケチョンケチョンにしてもらいたいね!)
それはいいとして、嫌な顔されてからかうのは別にダブルバインドでも心理的な手法でもなんでもなくて、
単に女慣れしてるかどうかだけの問題。
この状況でごまかせるだけの能力あるなら、別に、「ちょっとホテル行こうか」って言って断られてもごまかせる。
全く別次元の話。
中小企業がカツカツで、産休に入られると痛いのは分かる。が、それを愚痴るような経営者は会社やる資格ないって言ってんだよ。また、それで経営揺らぐような会社ならとっとと潰した方が社会のためだ。正当化はヤメロ
だから経営者としてはただ愚痴ってるわけではなくて、経営が揺らがないように、「結婚した女性に責任のある仕事は任せない」「そもそも女性社員をなるべく取らない」ということで対処するしかない、ってことかと。
産休で会社が被る不利益については経営者の責任だから文句言うな、でも女性の権利は確保して何があっても女性は男性と同じ条件で雇用しろ、なんてダブルバインドはさすがに無理だよ。
意志や評価を先取りされて、それを取り消すよう働きかけるには無茶な方法を用いるしかなく、またその方法はメリットよりデメリットが大きいために採用できず、先取りされたままにしておかざるを得ない、そういう状況がありますよね、ということを言いたかったのです。
今思い返すと、文献云々のくだりは必要なかった気がします。似たような実験がすでになされていて、「ダブルバインド」みたいな名称でも付けられているかも、と思って付記したのです。
(あなたへ返信する文章を考えている間に具体例をひとつ思いついたので、ここに書かせていただきます。もちろん読まなくても結構です。)
鈴木さんが街を歩いているとき、前を行っていた人がボールペンを落とします。鈴木さんはそのボールペンを以前文房具店で見ており、高価ではないことを知っていますが、そのデザインは鈴木さんの好みのど真ん中です。もろもろの理由で必要以上の出費を避けていた鈴木さんは、ずっと欲しかったものが目の前に現れて、心のゆらぎを感じます。落とし主はボールペンを落としたことに気づいていません。しかし鈴木さんは自尊の心の導きにより、落とし主にボールペンを返すべく声をかけます。落とし主は落し物を「拾ってくれた」鈴木さんに感謝の意を伝え、去っていきます。
この感謝に鈴木さんの自尊の心はダメージを受けました。終始鈴木さんは落とし主のためを思って行動したのではなかったからです。落とし主は鈴木さんの心中を知らず、ただ持ち物を拾ってくれたいい人だと認識したでしょう。ここで鈴木さんの意志(あるいは評価)は先取りされています。鈴木さんが心の痛みを取り除くために当初の企図を打ち明けたとしても、落とし主は鈴木さんに対する認識を「ペンを拾ってくれたなんだかよくわからないけど正直ないい人」と改めるだけで、鈴木さんがいい人であることは変わりません。この先取りされた意志(評価)を覆すためには、例えば追いかけていって熱弁をふるうという方法がありますが、それを行なった鈴木さんが手にするのは「変な人」というレッテルと疲労感でしょう。やる意義はあまりないです。鈴木さんにできることは、何も言わずその場を立ち去ることくらいです。
すみません、今の時点ではこのようにしか書けませんでした。私が言っているのが「こういうことってありますよね」ということであり、あなたが問うているのが「こういうこととは抽象的に言ってどういうことなのか」ということであることはわかっているのですが、私は文章作成能力と抽象化能力が致命的に未熟なようです。本当に申し訳ありません。
なにかご指摘、文句等ございましたらまたトラックバックください。
元記事が消えていたので、内容が分からずもやもやしていた。あらためて読んで、「そりゃ消すわ」(笑)ってことがよく分かり、すっきりした。ありがとう。
3年前の記事において、「ダブルバインド」という心理学用語は、ねじれという「国会の状況」のことというよりも、主張を一貫させない有権者によって困惑させられる「政治家の心境」を指して用いられている。オバマが例に挙がってるけれど、要するに「3年前」の内田の記事は、
「Aという政策を掲げる」→「高い支持率で当選する」→「Aを実施する」→「強く反発して支持率を下げる」
という対応を見せる国民は、政治家をダブルバインドの心境においこんでフリーズさせ、一体何を望んでいるのか? と問うているわけであり、そして内田自身が記事の最後に
なぜ日本に限らず、先進国の有権者たちは「政治過程が凍結すること」を望むようになるのか。
これは十分に生産的な問いになりうると私は思う。
と書いてるように、「自分も政治のフリーズを望んでいる」とはっきり述べてる。つまり、「ねじれ」によって政治がフリーズすることを、3年前の内田は「望んでいる」と書いてるわけだ。
よって、このことは、そのまま3年後の参院選総括記事における
政治システムは「よいこと」をてきぱきと進めるためにではなく、むしろ「悪いこと」が手際よく行われないように設計されるべきだという先人の知恵を私は重んじる。
という話にそのままストレートにつながるよね。ここで内田は、「なぜ『決まらない政治』を自分は望むのか」という3年前の問いに、一つの回答を示している。「できるだけ『決まらない』方が安心だからだ」ということ。
つまり
3年前の記事 = 問い 、3年後の記事 = 答え
という関係であって、矛盾などどこにもなく、そこに一つの思考の流れがあるだけだ。
2つの記事の間に矛盾があると思った人は、一体何をどう読んだのか? おそらく、内田の言ってる話があまり理解できず、文章に漂う「臭い」とか普段の立ち位置とかに基づいて、言葉の端を捕まえて騒いでいただけなんだろうなあ、というのが感想です。
元記事の投稿者は、それに気づいたのかもしれないけど、消すよりも自分の誤解を追記した方が良心的なはずで、そのあたりみっともなかったと思う。尻馬にのったブックマーカーは、idを晒し続けるわけで、まあ気の毒というかなんというか。
http://anond.hatelabo.jp/20130724001408
元記事ブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20130723175829
はてなブックマークで内田樹の参院選についての感想記事が人気を集めている。
参院選の総括
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.tatsuru.com/2013/07/23_0850.php
現に、今回の参院選では「ねじれの解消」という言葉がメディアで執拗に繰り返された。それは「ねじれ」が異常事態であり、それはただちに「解消されるべきである」という予断なしでは成り立たない言葉である。だが、そもそもなぜ衆参二院が存在するかと言えば、それは一度の選挙で「風に乗って」多数派を形成した政党の「暴走」を抑制するためなのである。選挙制度の違う二院が併存し、それぞれが法律の適否について下す判断に「ずれ」があるようにわざわざ仕立てたのは、一党の一時的な決定で国のかたちが大きく変わらないようにするための備えである。言うならば、「ねじれ」は二院制の本質であり、ものごとが簡単に決まらないことこそが二院制の「手柄」なのである。
さて、このような記事を書いた内田は、3年前、つまり2010年の参院選によってねじれが発生した際に何を書いていたか見てみよう。
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.tatsuru.com/2010/07/16_1531.php
鳩山前政権の支持率をあそこまで下げておいて、鳩山前政権の「居抜き内閣」には法外な支持率を与え、世論調査では消費税率アップに賛成しておいて、消費税率について踏み込んだ政策提言をしたとたんに「消費税導入反対」に切り替え、有権者の意向に配慮しないと不満を言い、有権者に媚びるとは政治家としての矜恃がないと非をならす。
そう考えると、日本の有権者が何をしようとしているのかを伺い知ることができる。
彼らは政治過程を「フリーズ」させようとしようとしているのである。
政治家たちを「黙って嵐が過ぎるのを待つ」ようなマインドセットに追い込むことを目指しているのである。
もちろん、個々の有権者に訊ねてみれば違うことを答えるだろう。
けれども、総意としては「政治過程のフリーズ」を求めているのである。
この記事において、内田がねじれを生み出した「ダブルバインドの呪縛」を良いことと捉えているのか悪いことと捉えているのかは一読した限りでは判然としない。
と述べていて、さらに
人を支配する方法としてメディアは「菅直人のダッチロール」を論難するが、私はむしろ「有権者のダッチロール」が問題であると思う。
とも述べている。このことから、内田はこの呪縛を基本的に悪いことであると捉えていると言えるだろう。
では、内田はこの3年間で「ねじれ」に関する認識を180度転換したのだろうか?
それとも単に、自分が気に入っている集団かそうでないかで意見を変えているだけなのであろうか?
追記
ブックマークコメントより、2007年の参院選のときの記事を示していただいた。
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.tatsuru.com/2008/02/12_1607.php
メディアは「ねじれ国会」でさっぱり政策が物質化しないことに文句をつけているが、「ねじれ国会」というのはそういうものである。有権者の総意は安部内閣時代のあまりにばたばたと法案が成立し、このままでは改憲にまで突っ走りそうな情勢に不安を抱いて、参院選での自民党の歴史的大敗を選択したわけであるから、法案がさっぱり成立しないのは国民からの要請に応えて、「代議制が正しく機能している」ことと見るのがことの筋目であろう。
なるほど。
偉大なる先増田様
以前に読んだ増田記事
「セックスしないならいいよ」っていったんだけどな~
http://anond.hatelabo.jp/20130311155911
を思い出した。
わたしの個人的な意見としては…
この増田さん↓
ダブルバインドだよなあ
http://anond.hatelabo.jp/20130313195812
http://anond.hatelabo.jp/20130314182106
に同意する感じなんだけど…(ちなみに、どーでもいーけど、わたし自身は女性です。)
で、
今回のサークル飲酒の例、もしわたしが「吐けない後輩ちゃん」の立場だったら、、、
少なくとも、その「断固ノリ至上先輩」(←? ネーミング不適切?)がいる限り。
(「追いコン」とか義理関係は、言い訳がかなり高度になるけど……
色紙係・花束準備係を率先して引き受ける、とかでうめあわせできるかな??)
飲みニケーションがとれない分は、
昼ごはん一緒に食べに行く、とかで。
そのぶん、普段の練習(←わたしのなかで設定が勝手に「テニスサークル」になってる)で
その先輩と積極的に絡ませてもらうとか、笑顔で挨拶しまくるとか、
「避けてます~感」が出ないように。
酒の件は別として、そういう先輩(元増田さんにとっては同期)って、
総合的には「いいひと」「いい先輩」なんだよね、きっと。書いてあることからみても。
そうじゃなかったら、周囲から「説得」じゃなくて「排斥」される方向性にもってかれてる気がする。
元増田さんの求めてる方向性・解決策とは違う路線になってしまいました。。。m(_ _)m
当事者以外の「周囲」からできること、とすれば、、、う~ん、、、
「こういうふうにしたほうが、あなたにとってもメリットあるでしょ?」
みたいなもってきかたがいいのかな、なるほど、って思いました。
「無理には飲ませないほうがいい」という意見がサークル内で多数派なら、
お互い染めて染めあわなきゃ、でしょうけど、、、。
http://anond.hatelabo.jp/20130315113616
「クズ男」になりたくないんだよ。
男ってどんな生き物?
浮気して、酒飲んで、ギャンブルやって、スッて借金重ねて、DVして、
テキトーに嘘ついてひっかかった女をヤり捨てて、
そういう「クズ男」像って、TVとかあっちこっちのメディアで、
そんな男は女に嫌われる、そんな男が女を不幸にする、みたいな
ダブルバインドでくるわけじゃん?
正直、やなんだよね、そういうの。
で、自分はそうじゃない、って思うわけよ。
浮気なんかしないし、酒も煙草もやらないし、ギャンブルもしないし、
借金……は、僕は奨学金借りてるから胸を張ってないとは言えないけど、
DVなんかもってのほかなわけよ。女の子なんか殴れるわけない。
嘘なんかつけないし、嘘吐いて女引っかけてなんて考えられないし、
その人には一時だって嘘を吐いていたくなんてないし、
自分のいいところも悪いところも分かってもらって、
相手のいいところも悪いところも分かって、
それで付き合いたい。
でも、そんなの叶うわけないんだよな。
女が求めるのは、本当は「クズ男」なんだって、僕は最近、やっとのことで気づいたんだ。
いままで、糞まじめに「非クズ男」でいつづけてきたのがバカだった。
でももう駄目だよ。
いまさらそんな気力ない。
たった一人の人を。
もう誰も愛せない。
テキトーにセックスして後世に遺伝子遺せるのが「クズ男」なんだったら、
前の記事ではあえて書かないことにしたんだけど、齟齬があるようなので未練がましく補足します。これから書くことはあくまで俺の個人的な体験とそこから考えた意見です。元記事の男性の行いについて倫理的に許されると思ってもいないし、10:0の責任をあの手この手の理論で9:1、あわよくば8:2まで持ち込もうという意図もありません。しかし、元増田のような思考パターンをする人とは付き合えないと判断します。法や倫理的に基づいた判定と、俺がお付き合いする相手としてどう判断するかは、全く別の話です。
「セックスしないならいいよ」っていったんだけどな~
http://anond.hatelabo.jp/20130311155911
ダブルバインドだよなあ
http://anond.hatelabo.jp/20130313195812
個人的な体験からすると、何もせずに帰ったら、後日なんでセックスしないのと泣かれたり怒られたりしたことは3回ぐらいあります。ですから、この考え方が都市伝説のたぐいであるという論調は受け入れられません。ちなみに、その後、順調にお付き合いが続いたケースもあるし、そうでないケースもあります。
女性がこのような反応をした背景に、社会的に男の都合のいいように洗脳されていた、精神的に搾取されていた、俺が怖かったのであえてそういう素振りをした、精神を患っている、という可能性は捨て切れません。俺がそんなことはないと強弁しても、女性からお前が気づいていないだけだと指摘されたら、俺が女性でない以上明確に証明することはできないからです。
「据え膳食わぬは男の恥」プロトコルで通信することを認める人たちを「アリ派」、そうでない人を「ナシ派」と分類しましょう。この時点で不快感が沸き起こる方がいらっしゃると思いますが、キリがなくなるので対応しません。で、男性女性の中にどういう割合で「アリ派」「ナシ派」がいるかは知りませんが、組み合わせとして、アリ男-アリ女、ナシ男-アリ女、アリ男-ナシ女、ナシ男-ナシ女の4種類あるとします。
あらかじめ、ちゃんと「セックスしないなら行ってもいいけど、するなら嫌だ」ってはっきりいったのに
という発言からは、男性側のセックスに対する積極性とそれを拒否する女性という前提が共有されています。また、一泊旅行というひとつのパッケージの中で、セックスだけが明確に拒否されているということは、アリ男への牽制と考えて良いと思います。つまり、潜在的に「アリ男-ナシ女」の組み合わせであることを双方知った上で、今の時点では「ナシ男-ナシ女」でなければならないという契約を結んだと言えます。当然、それが契約である以上、旅行中に男性が発情して「アリ男-ナシ女」という図式になることは許されません。口が酸っぱくなって臭くなるぐらい繰り返しますが、許されません。もう一度言います。許されません。
で、この契約が成立した時点で、カップルにとって社会的に存在する4種類の図式のどれが当てはまるかを検討する必要がなくなります。少なくとも旅行終了までは「据え膳食わぬは男の恥」プロトコルが相手に通用するかどうかを再度確認する必要はありません。
上記のことを念頭に置いた上で「ダブルバインドだよなあ」の内容につながるわけです。「ダブルバインドだよなあ」は旅行に出てから男性が約束を破るのはしょうがないということを言いたいのではなく、なんでこの合意に至ってしまったんだろう、という話なんです。「ナシ男-ナシ女」を保つことを至上命題とするならば、それを阻害する因子を取り除けばいいじゃないですか。30分トイレに閉じこもるって、どう考えても起こしてはならない事態でしょ。日帰り旅行とか別の部屋を予約することは、高潔な魂を保てない選択肢なのでしょうか?いっそのこと、旅行を延期したらいいじゃないですか。偶発的な紛争の危険があるとわかっていて、あえてそちらに駒を進めるのは威嚇行為だと思います。そんなことが信頼の醸成につながるのでしょうか?もちろん元増田は旅行に行く必要性を感じていないのだから、彼氏が率先して折れるべきですね。俺ならそうします。
せっかくおいしいご飯食べて気持ち良くお風呂につかって最高の気分だったのが一気に台無しになってしまった。夜中までいろいろ二人で話して眠くなったからもう寝るねっていったときまでは本当に最高だったのに。
とはいえ、俺の体験上、このようなロマンティシズムは受け入れられません。日帰り旅行は、紛争のリスクも少なく、精神的にも負担が少なく、構造もシンプルな選択肢です。なのに、わざわざリスキーな同室を選んだ挙句、セックスの強要を迫られたにも関わらず、ロマンティシズムの世界から増田で状況を描写する。日帰り旅行に比べてあまりにもややこしすぎませんか?これから先お付き合いしていく時に、いつも細かい契約をしながら付き合うことはできません。日常生活で顔を合わせる時には契約せずに相手のメッセージを適切にピンポンすることが重要ですが、この人の球を打ち返し続けるのはしんどいです。
そういうことを考えていた時に浮かんできたのが、「愛の証明」を繰り返す日々だったのです。個人的な体験を無批判に当てはめていると言えばそのとおりです。しかし、他に適切な例が見当たりません。
お互いの領域をほどよく侵犯するのが恋愛だと思うので、杓子定規に一般論として間違っているという指摘をしてもしょうがないと思います。俺が、私が、が起点でいいんじゃないでしょうか。
元記事が出てから二日間仕事と睡眠以外の時にずっと考えていた結果がこの記事なのですが、それだけの時間考えぬいても、俺の言いたいことが「セックスをしたい」という話としか伝わりませんでした。皆様がおっしゃる通り、俺は論理構成能力が全くないのでしょう。自分を高く見積もっていました。申し訳ありません。俺がセックスの話じゃないんだと本気で考えていても、他の人からはセックスしたい欲望が余すところなく見えるという図式が存在しています。ということは、俺は無自覚に不適切な性的接触をする可能性が高く、考え方がレイプ魔と同じであると考えるのが妥当です。
つまり、これまでのお付き合いの中で無自覚にレイプをしていた可能性が高いと考えられ、それはレイプ予備軍ではなく、俺はすでにレイプ魔であると考えるのが自然だと思います。また、ブクマの指摘に対して明確な答えが出せない以上、これからもレイプをする因子を未だ抱えているわけです。非常に受け入れがたい事実ですが、このことを頭の中に刻みつけ、過ちを起こさないよう自分を警戒していこうと思います。
まず、別のツリーに書いた記事をお読みください。
http://anond.hatelabo.jp/20130313222224
女性に我慢を強いて、男性は我慢できないんだから仕方ない。女の話ははっきりと主張してもまともに聞く必要もないが、男の欲求は言わずとも受け入れるべき。これがあなたの主張
俺が「お前の言うことは聞かないが、俺の言うことは黙って聞け」と書いている部分があれば、それを論理的に指摘してください。
男の方も、女性がイヤなことでも、「男が好きなら我慢出来るだろ?」ってことで「愛の証明」を求めてる。クリアできなければあなたみたいに女性の気持ちを無視して責め立てる。ハードルを課す人間は、性的欲求を「愛」という言葉に置き換えて身勝手な要求を突きつけるし、女性は泣く泣く従うか逃げ出すしかないし、逃げ出したら卑怯者と叩かれる。典型的なダブルバインド、いやトリプルバインドか。
男が上記の引用通りのロジックで動いたら強要以外の何物でもありませんよ。俺は上記のようなことをやっていいとは一言も書いていません。男がやるのも良くないし、女性がやるのも良くない。俺個人の感覚では元増田の感覚は興ざめすると書いているわけです。まさか、俺が興ざめする原因を「セックスできないから」だとは思っていませんよね?
「いやいやよも好きのうち」なんてのを本心で思っていて、相手の拒否を素直に受け止められず、女は男のの欲求を受け入れるべき、と考えているなら予備軍
再度申し上げますが、上記のようなことは全く思ってないです。「いやいやよも好きのうち」が通用しないからこそ、間違いを起こさないように安全策をとるべきではと申し上げたつもりでした。しかしながら、私が最後に宣言した以上、あなたの価値観において私をレイパー認定することは自由です。
全体を通して誤読をしていませんか?俺だったら元増田のような合意に至るのはキツイし呑めないよなあ、なんでそんな合意をとってしまったのだろう、という話をしているんですよ。
断定し得ぬ情報を持ちだしたことに関しては私の落ち度でしょう。論理構築にあやふやな点があったことは否めません。私はこの指摘通り誤りを認めます。しかし、私の不快な体験を「トラウマ」と表現し、なおかつ、私の論理に勇み足があったことを「被害妄想」と呼ぶ。私に勇み足があるのは精神疾患を患っているからでしょうか?因果関係に乏しいにもかかわらず、デリケートな状態を指す言葉を用いるのは、精神疾患を患っている人に対して大変に失礼だと思います。
もし彼氏の側が彼女の条件を到底履行できそうにない、そもそも条件そのものが呑めない、というなら、もっと前に彼の方から彼女に条件を緩和もしくは破棄させる努力をしておくべきだった
これについては「ダブルバインドだよなあ」において、
日帰りにしよう、部屋を分けよう、まだ私達には早いから旅行はしばらくおあずけだね。こういう選択を模索することが信頼の積み重ねにつながるんじゃないの?小さな信頼を築いていこうというステップで、相手に対して「セックスしないはず」「応じてくれるはず」という社会通念を突きつけあっている図式に見えるよ。
と書いています。また、俺個人の見解として「長いスパンを考慮せずに旅行前の段階でお付き合いをやめます。」とも書いています。これは条約を締結しない=セックスしないという意味です。そもそも、「ダブルバインドだよなあ」は、彼女を襲ってしまった男性が悪いかどうかという記事ではありません。その前の平和条約を結ぶ段階で「こんな合意を受けいれられねえ!」と破棄する話なんですよ。一緒に部屋にいたらセックスしてもおかしくない、という俺の考え方自体が誤っているとお考えかもしれませんが、それはすり合わせるべき価値観の話で、合意形成や契約の問題とは違うと思います。
要は、「旅行先で彼女にセックスを迫るという社会通念からも許される行為を望んだだけなのに、彼女はよりにもよって大げさに怯えてトイレで30分も立てこもるというやり方で俺を拒絶して、俺のプライドを傷つけて俺を悪者にしやがった!」と云いたいんだろうけど
俺は「圧倒的に男性に非がある」「信頼関係は男性にも明々白々な責任があるというつもり」、繰り返しますが、「長いスパンを考慮せずに旅行前の段階でお付き合いをやめます。」と書いているんですよ。俺は元記事の男性が約束を破ったことに関して何一つ擁護していないです。俺=上記のような不愉快な考え方をする男性、ということを言いたければ、私が書いた文章を元に、なぜそう考えられるかを論理的に示すべきではありませんか?
正直に申し上げますが、あなたの書いていることは対話のマナーとして不愉快極まりないと感じております。許容範囲を超えましたので、これ以上フォローはいたしません。「ダブルバインドだよなあ」に書いた通り、レイパー認定していただいても構いませんし、それを周知徹底することもあなたの自由です。
女性に我慢を強いて、男性は我慢できないんだから仕方ない。女の話ははっきりと主張してもまともに聞く必要もないが、男の欲求は言わずとも受け入れるべき。これがあなたの主張。ダブルバインド以外のなにものでもない。
それに、
わざわざハードルを宣言してこれを超えてみせろ、ってことでしょ。こういうタイプの方とお付き合いしたことがあるけど、この先何度もそういう形で「愛の証明」をクリアすることになる。クリアできて当然、クリアできなければ加害者として扱われるんだよ。ハードルを課す人間は、私が愛されているということを確認したい数だけ矛盾した要求を突きつけるし、俺はそこから正解を出さないといけない。典型的なダブルバインド
男の方も、女性がイヤなことでも、「男が好きなら我慢出来るだろ?」ってことで「愛の証明」を求めてる。クリアできなければあなたみたいに女性の気持ちを無視して責め立てる。ハードルを課す人間は、性的欲求を「愛」という言葉に置き換えて身勝手な要求を突きつけるし、女性は泣く泣く従うか逃げ出すしかないし、逃げ出したら卑怯者と叩かれる。典型的なダブルバインド、いやトリプルバインドか。
あとさ、「女心」の問題なんかじゃないよ。何も言わずに拒否ったならそういうツッコミもありだけど、女性は最初にはっきりと断っている。心の読み合いとかそんなのは受け手の身勝手な解釈で、女性は「はっきりと断って」るんだよ。はっきり言っている以上、心の問題じゃない。それを「心の問題」だなんて曖昧なものに言い換えて、自分の都合のいいものに捻じ曲げようとするのは卑怯。
これで俺はレイパー認定という事でよろしいんでしょうか。
そうでしょうね。「いやいやよも好きのうち」なんてのを本心で思っていて、相手の拒否を素直に受け止められず、女は男のの欲求を受け入れるべき、と考えているなら予備軍でしょう。