はてなキーワード: 自己完結とは
まず注意していただきたいことは、残念ながら「漫画」というコンテンツは出版業界の全てではないことだ。「がっちり読者がついている人気漫画家”赤松健”」だからそう言っちゃえるのだろう
例えばビジネス書など「専門家が書く一般書」のニーズを想定して見よう。この場合、電子書籍時代が到来しても、出版社(が現在行っていること)の必要性が無くならない。
「普段は学会などに閉じこもっている金の卵を発掘して説得し」、「コンテンツを企画し」、「議論を交わしながらパッケージとして作り上げ」、「方々にマーケティングする」という、売るための仕組み作りは、それなりの苦労とノウハウを要する。
一方で、それでも製作から販売まで垂直統合して自己完結型でやりたい著者は出てくるだろうし、電子出版・流通はたぶんそういう人を排除できない。
また取次ぎ、書店、書籍印刷、これらは間違いなく衰退するので、そこへの影響力という大手出版社固有の優位性も霧消する。流通への影響力という意味で差別化要素がなくなるので、企画出版を行う新規参入者が山のように出てくるだろう。
その意味で、出版社は消えるのではないが、きわめてフラットな競争環境に置かれる。
ネットで展開される電子書籍関係の議論はやたら権利関係に矮小化されたものばかりだが、著作隣接権等の話が最終的にどう転ぼうとも、将来像としてはこうなると、業界に所属するものとしては予想している。
数年後か、10数年後になるのか・・・。覚えていれば、これもできれば後で答え合わせをするつもり。
http://anond.hatelabo.jp/20120712005200
いろんな方のいろんな反応を見て、どうしても書きたいことがあるので書きたいと思います。
大小いろいろ嘘を混ぜながら書きました。想像で書いた部分もあります。
わかる人にはわかると思います。
待遇などは、わたしが一番入りたかった会社に行った同期の話を聞いて書きました。ごめんなさい。
本当は、お給料はもう少し低いです。
本当は彼氏できたことありません。ごめんなさい。
大っぴらに男性キャラクター談義はしないけど、そういう本は結構持っています。ごめんなさい。
ある立場の人にセクハラみたいなことをされてすごく嫌だったこともあったけど、思い出したくないので書きませんでした。
愚痴ばっかりになってしまって、不愉快な思いをされた方、ごめんなさい。
思うばかりで口に出してはいなかったつもりでも、人から見たら態度には出ていたのでしょう。
わたし自身に問題があることも理解していたつもりです。
でも、少なくとも人が不快になるようなことはしないよう努めてきました。
それが噴き出してしまいました。
いちばん心が貧しいのはわたしでした。ごめんなさい。
あまりに陰鬱とした文になりそうだったので、締めくくりを無理やり前向きにしていますがカラ元気です。ごめんなさい。
本当はやっぱりアニメが好きだし、仕事を続けたいと思っていました。
そしてひとつ、大嘘をついていました。
実はまだ、会社は辞めていません。
会社にはお世話になった人も多くいるし人は常に足りていないし、なかなか辞めると言い出す勇気がありませんでした。
いろいろ考えていて、体調がおかしくなり始めたところで辞める踏ん切りがつき、その時点で先日の文を書きました。
その方がいろいろ都合がいいと思ったのと、自分が前に踏み出すために勢いをつけるつもりでした。
なので、現在担当中の話数が終わったら辞めます、と言うつもりでした。
書いてからしばらくして、わたしがツイッターでフォローしている作画さんのつぶやきで状況を見て、短時間ですごく拡散していったのがわかり、驚きました。
同情してくれたり甘えんなと言われたり、日本という国を憂いたり。
みんないろいろ思うところがあって面白いなあとぼんやり思っていた矢先、あるアニメ監督さんがわたしの文に言及されているのを見つけました。
わたしに対する若干の不愉快さが見て取れました。そして、もしわたしが同じ会社にいても、業界を去ることを引き止めないだろうということでした。
わたしはそれを見てひどく恥ずかしくなり、同時に悔しいとも悲しいとも思いました。
その監督さんは、わたしがアニメに対して視聴者から制作者へと変える決心をさせてくれた、わたしが大好きな作品の監督さんだったからです。
あのときの自分がいまの自分を見たらどう思うだろうと思いました。
よくわからなくなって、テレビでの放映以来見ていなかった、自分がはじめてひとりで担当した話数の白箱(完成ビデオ)を見ることにしました。
なぜか涙が止まりませんでした。
そして、とても面白かったのです。
自分が苦労して立ちまわった、回り込みの背動カットを見て、当時の苦労を思い出しました。
演出さんと作監さんと話し合って国内に動画をまいたこと思い出し、コマ送りをして中割りでも絵が崩れていないのを見て、ちょっと笑えました。
自分が当時なにを考えて仕事をしていたかは思い出せませんでしたが、少なくとも恐ろしく前向きで、何でもできる、やってやると思っていたはずです。
散々泣いたらやけにすっきりしてしまい、やりたい意志があるんだから、結局辞める可能性だって当然あるのだけど、もうちょっとやってみようかと、すっと思えました。
勝手に自己完結してしまいましたが、これがいまのわたしの状況です。
本当にすみませんでした。
<桐生市議>失職 放射能巡り暴言、ツイッターに書き込み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120620-00000036-mai-soci
正直、今回の発言が無かったとしても、いつかこうなったように思えてならない。
庭山元議員の問題点は至って簡単。議会内で理解を得ようとしなかったこと。これに尽きる。
原則多数決で物事が決まる議会制度にあって、多数派工作をせず、自分が正しいお前らは悪人なんだから全員俺に屈服しろ、なんてやり口が通る訳がない。
議会は、事前に当局や多数派会派で打ち合わせされ、結論ありきの質疑討論が形式的に行われ、当局の思惑通りに可決されているだけです。
(公式ブログより)
それで回っていることが明らかな場に飛び込んで、自分だけという超少数派でひっかき回して、それでどうして勝てると思ったんだろう。
twitterの方を見ると、いろいろ懲罰動議を受けたことを自慢げに書いている。ブログにも「様々な嫌がらせや圧力がかかった」とある。自分は絶対的に正しいことをしていて、議会は悪の枢軸だから、悪者に邪魔者扱いされるということは自分は正しいことをしているのだ。そういう「正義の味方」にありがちな自己完結の構図が透けて見える。多分今でも、彼女と彼女の支持者は勝手にこう考えて完結しているのだろう。悪の議会は自分という正義の光に耐えられず、爪弾きにする道を選んだ。だから自分の活動は全面的に正しい、と。
正義という言葉はかくも恐ろしい。正義の前には個々人の都合や効率のいい回し方などという話は消し飛んでしまう。なぜなら正義だからだ。
暴言は暴言で問題なのだが、それ以上に議会と国を悪党と決め付け、尽くまでに蔑視して扱うその姿勢の方がむしろ原因である。敢えて議論の場であるとしても、相手の論に敬意を払わない人間は論客として失格である。それはもはや議論ではなく、相手を屈服させる行為でしかないから。そんな簡単な原因に、彼女が気がつく日は来るのだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20120619110304
自分でもわかってんじゃん。
そいつが遊びすぎて就活で焦るのはそいつの責任の上でのことなのに
何故かお前は責める気満々で待ち構えてるよね。
(だから友達もお前の今の心理状態を完璧に把握して避けてんだろうよ。)
なんか知らんけどまるで友達が「道徳的に悪いことした」とか「私に対する負い目がある」みたいに扱う、
懲罰的な上から目線で接しようとしてる感じ、それほんと女特有だよね。
男でもたまーには女が腐ったみたいな奴が居るけどさ。
お前は遊ぶの我慢して既に内定を得てるのが自慢だ。
それはまあいいんじゃねえの、焦らないですんだわけだし。
でもなんでそれを自分の満足と出来ずに
比較して憎んだり見下したりする相手を探さずには気がすまないの?
要するに自己完結できてなくて、
自分の行動を自分の責任だけで決めてないんだよね、精神的には。
「私は苦しい思いしたのに同じように苦しんでない人が居る、ずるい」って
むしろそうやって誰かを責める為に頑張ってるようなところが常にある。
何をやるにしても「自分がやりたいからやるのだ」と言う納得感が不十分。
あんたは特にそれが強いようだけど
女には多かれ少なかれそういう尻の穴のちっちゃい「公平感」に拘りまくるとこがあるよね。
生物的な先天的機能なのか、社会から悪い圧力受けてのことなのか、
どっちなのかね?
元増田は多分一生やるんだぜ。
身近な誰かが楽しい思いをしてる・してたことについて
いちいち変なルールでチェックして言いがかりつける端緒を探すという
クソみたいに卑しい心の動きを、
死ぬまで。
前途にうんざりしねえのかよ。
について、
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/news/20120611-OYT1T00224.htm
「行政のお前が仕事しないからこういう自殺志願者が現れるというのに!」
みたいなのが大量にいる。
アホ仲間同士でだろうけど星もいっぱいつけてる。
って、
あ~~~んな散発的なキチガイについて行政が責任問われてたまるかよw
という以前に、たとえば宅間守が出てきた時にも大阪府知事や堺市長を叩いてたのかよこいつらはw
もし叩いてたなら頭パーなりの一貫性はあるけどさあ。
叩いてないよなきっと。
「凶事が起きるのは施政者が悪い」レベルの感情を顕にしてるのが
(もちろん磯飛の住民票があるとこの首長が悪いわけでもない、当たり前だ。)
とたんに血相変えて「因果関係が無い」「言いがかり」「公務員イジメ」って言うんだろうにさあ。
こう馬鹿丸出しな言いがかりで叩いてるの見ると「あれ?馬鹿なのかな?」って思っちゃうよねw
まあ馬鹿なんだけどさ。
「本来の」とか「本物の」と「神学」がどう結びつくのかわかんないんだけど。それは横に置いておいて。
現在の自衛隊が「自己完結型の行動」を取れるのは、「戦場で孤立しても動けるように」という前提があるからでしょ。
「災害現場で救助活動が速やかに行えるように」じゃないでしょ。
日本は戦争放棄してて、軍隊は持たないことになってるんだからさ。「自衛」の目的をすり替えれば済むことじゃないかなあ。
「敵国」から自衛するんじゃなくて「自然災害」から自衛するための隊になってくれればいいのに。
戦車や戦闘機を買うお金を救助ヘリやドクターヘリに注ぎ込めたら、世界中でどれだけの活躍が出来るだろう。
クリアしなくちゃならん問題が多すぎるから夢物語だけどね。でも、誰かが言い出さなきゃ、実現の可能性はゼロ。誰かが言えば、コンマ9×20くらいの可能性は生まれるんじゃないかな。
除染に自衛隊、便利屋扱い? 防衛省に波紋 「民間でも十分できる」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111120/plc11112000420000-n1.htm
自衛隊の任務は国民の安全と財産を守るためであって、便利屋では無い。
自衛隊の特徴は、初動の「即応」と自己完結能力にあるのであって、この時期になってもはや除染に自衛隊は必要無い。
恒常的に「放射性物質」を扱っている民間企業(例:東京電力、原子燃料等)があり、常日頃から「除染」を行っているのだから、既に自己完結能力の必要の無い今は、自衛隊を出す必要は無い。
>一川保夫防衛相は18日の記者会見で「除染事業開始までに拠点場所(の除染)を早急にやるとすれば自衛隊の能力が期待される。民間には難しい」
一川保夫防衛相は、自ら「素人」発言をしていなかったか? 素人なら自衛隊の活動に口出すな。
確か、同防衛相は、国賓の宮中晩餐会よりも、自分の政治資金の方を優先した人だったな。
>「直後に(地元に説明に)行くべきだった。常に国民の目線で物事を判断したいといってきたが、防衛省にそういう観点が浸透していない感じを受けている」
とか言っていたが、その防衛省のトップはいったいどこの誰だよ、と問いたい。
もっとも、某党の元総理大臣閣下は小学校の社会科で習うはずの自分自身が自衛隊の最高指揮官である事すら知らなかった閣下もいらしたからな。
あれだ。
きっと、この某党の防衛相は、愛すべき中華人民共和国様と南朝鮮様のために、まず最初の厄介者になるであろう自衛隊を潰したいに違いない。
かいしん の いちげき!
http://anond.hatelabo.jp/20110914104310
私は私よ。こんな私を受け入れられないなら別に構わないわ。
聞きたいことがあるなら聞きなさい。答えてあげるから。
聞きたいことがあるなら答えるけど自分からあれこれ話したくはない!
好きな音楽とか好きすぎて語りすぎるから「あれこれ話していいんですよ」って言ってくんないと口がきけない!
相手のこと聞かない!聞くの怖い!自分が聞かれるのも語りすぎて後で自己嫌悪するから怖い!自分がいやなことは人に対してもやってはいけません!!
雑談が絶望的に下手!雑談のネタがないし何を雑談のネタにしていいのかよくわからない!どうでもいい話を振られたときにどう反応していいかわからない!
オタク(ジャニ韓流腐女子)、天性の怠け者、処女こじらせ系、宗教。
そして全体的にフェミ度が高い。
紹介状の文面から大方予想がついていたので『いやだなー』と思いつつ勉強だと割り切ってあってみた。
そしたら案の定だった。
私は私よ。こんな私を受け入れられないなら別に構わないわ。
聞きたいことがあるなら聞きなさい。答えてあげるから。
私は聞かないわよ。あなたのこと。だって、私は会ってあげているんだから。
口下手な私も私なりになんとか会話をしようと努力してみたが、
ああ、あれじゃ結婚できていないわけだと思った。
少しでもいいところを探そうと思ったが…それも見出せず…
苦痛だったなあ…
一人身でいる状況なんだから…俺も同類か…はあっ…あんな風に周りに見られているのかな…俺も…
俺は普通のパッケージゲームも大好きだから、あっという間に無くなるとは思ってないが
一部の論証を見るとなんかあっという間に無くなりそうな勢いらしい(笑)。
で、パッケージに対しての反駁が「見ろ、アングリーバードはあんなに売れたではないか」
ってのを所々で見た。
怪盗ロワイヤルはソーシャルだ。それは認める。何しろ、物を取る相手ってのが同じユーザーで
ある限りはそれが殺伐とした物であろうとも繋がりが発生するからだ。
なんとか牧場とかも、それが相手の作物をクリックするだけであろうとそれがフィードバック
されるのならばソーシャルには違いない。
だけどアングリーバードは、どうも見た限りでは自己完結の古き懐かしきFlashゲームにしか見えない。
ハイスコアを競うったって、昔からハイスコア登録制度はあった。
ソーシャルで面白いよと勧められた、ってのもメールやパソコン通信とやらの時代、いやそれより
ずっとずっと前から存在してた口コミって至上最古のものと何か変わりがあるのか。
だが、ソーシャルゲームが成功したってのがアングリーバードで証明されたとは俺には
さっぱり思えんのよ。誰か説明してくれないだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20110626171454
まったくもってはてなっぽくて気持ち悪いんだけど
逆張りの逆張り、反対の反対は賛成!みたいな安易な感じで気持ち悪いんだけど
おまえらまだ半周しか回ってないのか俺なんか一周回ったからバカな世間と同じ結論だねみたいなの気持ち悪いんだけど
考えてるフリしたいだけって言うか
世間に負けたことを認めたくないって言うか
考えることをやめるいい理由を見つけたって言うか
ほんと気持ち悪いんだけど
馬鹿な奴らの非合理的な行動を合理的に説明してみました頭いいね~
社会は大きいからね反目するだけがよいわけじゃないしね大勢のバカとつきあっていかなければいけないしね
あんたは自分で考えましたからバカとは違うね、はいはい偉いね~
でもそれでやめたんだ結局それって考えてないのと同じじゃん時間食ってるだけバカじゃん
それで上から目線で偉そうに諭すのなんなの
あああんたの意見じゃない世根羽化の行動原理を説明してくれてるだけだよねあんたはどうすんのさ言い訳に他人を使うなバカ
気持ち悪い
彼氏から友達でもなく、廊下で会えば露骨に嫌な顔をされる奴に成り下がるというのはよっぽどのことである。
けんか別れから、ようやく話あいの機会に恵まれたと思えば、結局メールでのやりとりだけ。理由は対面はまともに話せないから。
お互いに悪いといいつつも、付き合った当初と険悪になった期間をごっちゃにされ都合よく改変され、あたかも最初からダメ男であったかのような烙印をおされ。
終いにはちゃんと謝ってくれたことなどなかったとか、勝手な勘違いしてすぐにきれるとか。
謝る場をくれなかったのは貴女だし、だから精一杯考えたメール送ったし
勝手な勘違いをさせてくれたのも貴女だし、何も教えてくれないから自分で情報集めて解釈するしかなかったし。
でもなあ
あーあ良いなあ、うらやましいなあ。
この先俺なんかよりいい男が、不安定な自己完結しがちなあの娘をさばききれる奴があらわれるんだろうなあ。
可愛いし、良いこだもんなあ。
かなり嫌われたのに嫌いになれないなんて馬鹿だよなあ
相手も、自己完結で、都合よくて、素直じゃないように振舞ったんだろう。
返ってくるだけよ。
Z、Aを女というより人として向かい合わないと。
俺はこの男は〇〇だ、って男女問わずに扱われるのが大嫌いだ。
どうして、女のこってやつはこうも、なんというかあれなんだろ。
自己完結ばっかで、都合よくて、素直じゃない。
初恋っていうのと、同級生っていうのを変えるだけで、ほとんど自分と重なることに驚く。
http://anond.hatelabo.jp/20070116120154、貴方はきっとへたれなんかじゃないよ。
まーこれ読めば狂ったように批判する人が多いだろうなっていう内容を雑に書き殴る。その内気が向けば、徐々に加筆するかも。特定の人が見れば誰が書いたか分かりそうな・・・。
デマは不安を煽るものが多いが、中途半端にインテリな奴が根拠薄弱な安全情報を流したりする例も。原発に対する非科学的な恐怖感に対する反動化だろう。無闇に恐れることはないという主張が勢い余って無闇に安全だというデマに繋がるのだろう。どっちにしてもデマは大迷惑なので止めて欲しい。
切込隊長こと山本一郎までその中に入ってしまったのが、人間の能力の限界を感じさせる。彼は結構賢い部類に入ると思ったんだけど、それでも人間の能力は個人レベルでは限界値も低いようだ。知能や倫理のネットワーク化が人類の課題。相互に補完・訂正し合って相乗効果を高められるか否か。
国同士が協力できずに地球規模でまとまれないのは、人類にとって地球が最大単位だから。それ以下の単位では、争いはあっても、学習によって視野を広げればまとまることも可能。そう言う意味でも宇宙開発は意味がある。地球よりも広い範囲を自然な意識内に収められれば、地球規模で人類がまとまれるだろう。
あと、デマに関しては、どこそこの教授が言ったからとか、米軍情報だからとか、そういう理由で信じた人が多かったが、やっぱりそういうのに弱いんだなと。 MITの教授だけど実は原子炉や原子力工学は専門外で物理の先生ですらなくマーケティングだか何だかの先生だと後で分かったりということがあった。デマに対する方策として、「信頼できるソース」というのがあるけど、これは肩書きとか機関名の権威に盲従しろってことではない。あくまで、自分の頭で総合的に情報分析・判断する際に、どういった情報を取捨選択するかという際の目安でしかない。取捨選択の判断基準としては、学問的手法によるのが適切。仮に優秀な学者が唱えた説でも、それは学説に過ぎないという当たり前の事実。あと学者の情報と現場を知ってるエンジニアの情報を組み合わせることも考えて欲しい。
これは私のような存在、中の人の気持ちも知ってるし、外の人の立場でもあるので書いておこうかと。もっとも中の人、外の人にも色々いるんだが。
絶賛する声が大きすぎて怖い。もちろん、気持ちは分かる。だから絶賛を非難する気はない。
しかし、まず第一に彼らはそれが仕事であること。つまり平時より課せられた使命であること。特に自衛官は我が身を顧みないことを宣誓し署名している。だから義務を果たしているに過ぎない。
念のためにもう一度書いておくが、それでも彼らに感謝するという気持ちは充分分かる。そうした過酷な義務を大阪市バスの運転手よりはるかに安い給料で遂行してくれるのは確かに有り難い。
が、しかし、彼らには宣誓に応じた義務を給料と引き替えに果たすというのが役割だということを忘れないで欲しい。
度を超えた絶賛は、自衛官らにとっても国民にとっても不幸なことだ。彼らは超人ではない。肉体的・精神的に被災者以上に過酷な状況の中で作業を続けることは、自衛官などなら平気だという訳ではない。
精神的に余裕のない被災者から容赦ない罵声を浴びせられることもある。自己完結型の組織として自前で用意した環境を享受すれば非難される。自分の家族も行方不明のまま。大量の遺体が腐り始める。理不尽なことが山ほど降りかかってくる。
そんな現場にいる人達をヒーロー扱いするというのはやや失礼なことだとさえ言っても良い。もっとも彼ら自身は何とも思う余裕もないだろうが。彼らに報いる方法は、彼らが充分能力を発揮できるような環境を平時の間に整えることだ。はっきり言ってしまえば、毎年の予算を増やすこと。そしてそれが有効に使われているか、官僚の都合が優先されていないかチェックすること。彼らに感謝すると言いながら、予算には関心を持たない人は多いのではないか。年々減っていく予算をどう思っていたのか聞いてみたい。いや聞きたくないわ。予算に関しては全体の額だけではなく、内訳も非常に重要。イージス艦とか支援戦闘機とかMDとかも大事だけど、もっと地味なところは蔑ろにされがち。柱の浮いた廃墟のような倉庫とか、すぐちぎれるペラペラの個人装備とか、歩いてるだけですぐ部品がなくなる小銃とか。今や第三世界と呼ばれた国々の軍隊の装備にも劣る点が多々ある。ハイテク装備にだけ目を奪われるとこうなる。
自衛官らを超人扱いして有り難がるのはやめよう。頑張ってくれてる同じ日本人として感謝しよう。
コンプレックスの強い人がそれを軍隊のロマンへの心酔という形で発散したがるというのはよくあることなんだが、今の日本では主にネトウヨがこれに該当する。極端な国粋主義というのは軍隊の内部よりも、外部から内部に浸透してくるものだと考えている。三島由紀夫が自衛官に冷笑されたのは当然。軍隊ではああいう人は一番浮く。井上和彦とか話にならん。ああいう人はヒーローを語ってその尻馬に乗ろうとしてるだけ。
連日の過酷な状況を伝える暗いニュースの連続で、自分自身は直接被災していないにも関わらず、心が参ってしまう人が続出。見なきゃ良いんだけど気になるから見てしまうんだろうね。そういう人はなるべく民放のセンセーショナルな番組を見ないようにした方がいいと思う。とかく人の不安や恐怖やらを煽りがちなので。情報は1日1回、NHKのニュースを見て、後は新聞の一面でもざっと眺めれば充分でしょう。
ネットの情報は読み解くのに相当のリテラシーと時間が要求されるのでこういうときは実はあんまり実用的でない。
んで、自主規制とか自粛とかいわれる物が行きすぎというのも分かるが、わざわざ話題を逸らすこともないとも言える。そういう訳でこの文章を書いている。
遺体を映すべきだという声をよく聞くけど、それは要らないと思う。それを見てたらどうなるの?慣れるの?そんな場面を見なくても震災から学ぶことは十分出来ると思う。
以下加筆するかも・・・・多分しない
日本の先駆的研究者、松浦祥次郎氏も再考を迫られたことを明かした
不可欠であっても数は減らせる
M9レベルを基準にすることについての国民の合意を確認しておく必要
数十兆のダメージか→国民皆でかなりの負担をすることになる(全員が「被災者」でありサバイバー)
今の日本に必要なのは抽象的な協力概念ではなく、国民が賢くなって賢い政治を選択すること
戦後政治を変えるのは震災前から喫緊の課題であったがもう猶予は一切無い
今、間違った復旧・復興をすると取り返しがつかない→反面、新しい街作りの機会
補償にも効果測定は必要(効果は補償された人・されなかった人・国民全体の人心の安寧も含む)
その防止策は?
場所は確かに難があるが、では財政難の中でどの選択肢を採れるか
庁舎近辺を徐々に再開発するのは無理?庁舎が来れば需要も生まれるのでは?
数々の地震に耐えた現庁舎も今後はさすがに不安(そこが出発点だったはず)
他にもあったけど、ありすぎて忘れた。とにかく考えさせられたことが多すぎて全部覚えてらんない。不安を煽るつもりはないが、もはや崖っぷちであることは事実であると認識した上で勇気が必要。
こういうアホなりにも真面目に考えてびっしり(というか8行おきじゃなく)書かれた文章(つっても作文程度だが)より、どっかの歌手が書いた5行くらいの詩を読みたがるのが大衆なんだと思ってるけど。
きっちり考えるより、分かりやすい言葉に感動してる方が圧倒的に楽だという誤謬の根本原因をどうするのかまで考えないとな。それは俺なんかより、インテリが考えるべきことなんだけど。インテリというのは優れた思考力を与えられている分、俺たち愚民を導く責任があるんだよ。ワンフレーズで国民を先導ならぬ扇動する政治家とか論外。
で、NHKの水野解説委員と横尾アナウンサーには萌えた。彼らは常識的なインテリだと思う。他にもテレビに出てる人でもいいこと言ってる人はいるし、それが放送されているのだから、まだマスメディアには存在価値が残っている。
追記
読めば分かると思うが、私のこの文章が歌手の安っぽいフレーズより有用だという主張をしているのではない。下らない物が結果的によい効果をもたらすことは良くあるし、私から見て下らない物が世の中のためになる価値ある物かも知れない。しかし、そういった価値判断以前に、単純に、真面目に書いた長文より情緒的なワンフレーズがとっつきやすく、それだけで満足してしまうことによる誤謬の可能性というのは大きいという構造の話。いずれにせよ、その辺はこの文章の主題ではないんだけれど。
被災地での食料の配給がまだまだうまくいっていない。
朝にパンを一個もらって夕方まで我慢するようなことが2週間経ったいまでも
続いている避難所もある。
どうやらモノはある程度届いているらしく、問題なのがそれぞれの避難所へ
配るシステムが構築されていないことのようだ。
ようは人手が全く足りていないということ。
そりゃそうだ。
震災発生後、メディアを通じて現地でのボランティア活動について報道がなされた。
それは「ボランティアとして被災地に来る場合は、衣食住全て自己で用意する
慣れたボランティア団体であれば可能かもしれないが、そのボランティア団体だけでは
人手が全く足りていない状況でハードル上げても人手なんて集まるはずがない。
いま必要としているのは、個人による現地でのボランティア活動だと思う。
せめて避難所で一緒に寝泊まり出来るような受け入れ状況を作らないと、