はてなキーワード: ムダ毛とは
http://b.hatena.ne.jp/entry/373013740/comment/harisenbon_fukurahagi
“女性のいう清潔感って「毎日風呂入って、着替えて、歯磨きして、小奇麗にする」程度では絶対にクリアできない。
「髪型をおしゃれにして、ジャストサイズの服を着こなして、朗らかな表情」くらいでやっと達成できる奴”
ほんっと男女とも実際には人それぞれだとは思うんだけども、というか思うからこそちょっと長いけど書きます
(最初に書きますが「だから女の方が苦労してるんだよ」という結論ではないです
どちらからの押しつけもなくなればいいなという話です)
世の中の小綺麗に見えてる女性はおおむね上記のようなことを毎日やって、さらに
人間扱いされるくらいの圧力の中で自分の外側を保っているように感じています
もちろん様々な理由や主義でそうでない、できない人もいるけど、
そう括られてしまう人は初めから今の社会における「人間の女」にカウントされていない場合が多いように思います
(ルッキズムやナチュラルな性差別感に基づいて考えない人にはきちんと「人間」として認識されていると思いたい)
一般に「女性」と聞いて頭の中でどういう女性像をイメージするでしょうか、
大抵は上記のブコメをすべてクリアできているような小奇麗な女性を想像しないでしょうか
アウトラインが整っていて、太っても痩せすぎてもなくムダ毛とか加齢臭とか想像もしないような
でも現実には女性も生き物なので、脇にも腕にも足にも指にも鼻の下にも顎にもモミアゲの下にもムダ毛超生えるし
20代も後半になれば(人それぞれだけど)三日間くらいうっかり枕のタオル替え忘れると加齢臭してくるし食べれば太り夏には汗をかき
脂性肌なら朝髪洗っても夜にはもう後頭部からちょっと嫌な臭いしてるの自分でも感じてヒヤヒヤしたり
その逆ならフケが黒い服で目立っていないかとか気にすることが際限なくあります
でも社会に出てる10数時間はそれが世間にばれないように朝シャワー浴びて髪2度洗いして顔洗って歯磨いて
体も洗って匂わないように、なんならいい匂いくらいデフォルトでするようにでもわざとらしくならないように気を遣って
定期的に毛も剃ったり抜いたりそもそも毛なんて生えてませんみたいに装って
でもそこまでやってやっと「基本の状態」が整ってて、化粧とか服装のセンスとかがその上にさらに載ってく
ブコメには「達成」と書かれているけど、女性にとってはそこが最低限のスタートラインで、ゴールじゃない
ちょっと怠って表面が綻びようものなら「もう少しきれいにしたら?」とか「疲れてるねー生理不順?」とか
「女の子なのにいい匂いしないね」「もうちょっとニコニコしてなよ、女の子なのに感じ悪いよ」
とか男女問わずわりとカジュアルに飛ばしてくる人がいます ちょっと整えたら逆に「男できたの」とか
とにかく「変化しない一定以上の感じよさ」が一般的な女性にはなければならないという風に思ってる人がおり
決して悪びれている風でもないので「それが普通」くらいの中で生きてる人がたくさんいるのだと思います
(男女ともにたくさんいるんだけど、スタートラインの違いに男女の非対称さが今のところちょっとあって、
こういうこと幼稚園とか小学生とかの頃から言われ慣れてる女の子は「それが普通、それ以下は怠けてる」くらいの基準で生きてて
女以外にはなれないのでそれが別に普通ではない、ということに気付けない人もたくさんいるのではと思う
私も中学生の頃「一重でブスなのになんで化粧とかで直そうとしないの?直して当然じゃない?」
って同級生に散々言われてました 女の子はある一定以上整っていなければそもそも価値なし、
努力して当然、何らかの方法で自分の力で直してから土俵に出ろくらいの感じです
でもそれはその子たちがある日突然そう思ったわけもなく、ここまでやってきた社会がそれと教えてるからだと今は思う
そういう人が多発する「清潔感」のハードルもそのくらいになっていて、男性にも同性にするのと同じように
その人にとっての肥大した、でもあまりにもナチュラルな「普通」を押しつけているのかもしれない、
というような現状があるのはちょっとだけ知ってもらえたらいいなと思います(受け入れる必要はない)
それはここまでやってきた社会の在り方の中で「女は美しく」という圧力が働いてきた結果のものだと思うし、
裏を返せばそれは男らしくとか男のくせにみたいなキツく厳しい圧力も同時に存在してることの証左だと思います
オシャレも清潔感バリバリにするのも男女共に自由だしときどき楽しくもあるけど、
だから「今こういう現状がある」ということは少しだけそうなんだーと思ってもらって
「誰であれ人から見た目だけでジャッジされてそのままになる社会が変わるといいよね」ってなっていけるといいなと思う
この話のうえで「でも女なんだからムダ毛の話とかぶっちゃけるなよキモい」みたいに言ってもいいと思う人がもしいたら、
「清潔感」を押しつけてくる人とそれは問題の根っこが同じなのではないか、と感じます 社会として考える問題と思います
見た目問題で苦しんでる人はほんと男だけでも女だけでもないし、
今自分の見た目に拘ってる人でもできたら解放されたいって思ってる人いっぱいいるはず
私もできたらもう少し化粧とか見た目とか体型とか考えないでラクに生きていきたいので
お互いがお互いをジャッジすることが当然ではない、ってことが共有できたらなあって思う
こういう感じで対立が深まっていくのすごく嫌なので、書きました
【追記】
少し言葉足らずだったな、というところをちょっとだけ追記します
“なるほど、個人的には身なりを飾る事が楽しくて好きなので、同じくそれを楽しんでる人と付き合う事にします。”
とブコメにありましたが、私も装う事、化粧をすること自体は好きです(時々疲れてしまうけれど)
ただいつも自分が好きなように完全にはできないことや、不完全さを勝手に見出されて揶揄されること、
たまに力を抜くことを許されないこと、他人から正しい女の子はそうじゃないでしょ、などと言われること等を問題と感じています
装う事を楽しむことも、それを選ばないことも誰もが自由に行使するべきだと思うけれど、
その価値観を自分以外に押しつけることを問題に思っている、ということを書きたかったのですが
オシャレを楽しんでいる方は女性が装うことは世間の圧力からだけだというのか!と不快に思われたかもしれません
その点を非常に申し訳ないなと思いました もしそのように思わせてしまっていたらごめんなさい
コスメが好きな人も、服が好きな人も男女問わずどんどん主体的に楽しんでほしいと思います
前述したような社会的な圧力のある現状と、人間が主体的にファッションを楽しめる状態とは両立していると思っていて
本文に書いたように私は一重で、自身の一重を化粧を覚えた今ではとても気に入っています
私は私で主体的に一重の自分の顔やそれに似合う恰好を楽しんでいるつもりですが、
未だに「一重ヤじゃない?プチ整形しないの?」とか「せめてアイプチしたら」と言ってくる人がいたり
「お母さんはもっと柔らかい服装が好きだけどなあ」「男はそういう恰好好きじゃないよ、モテないよ」と言われたりする
その状況やそれを言わせてしまう背景には強く反発したいと思っています(現実には結構難しいですが…)
そしてこういった抑圧は性別に関わらず装う事をやめたいと思っている人や
馬鹿らしい、苦しいと感じている人にも同様になされるべきでないと思っています
また長々と書いた部分を苦労自慢のように思わせてしまったことも申し訳ありません、
私は「小奇麗に見える事」にしがみつく状態にときどき疲れてしまって降りたいと思いつつ
それが恐ろしくてなかなかできない人よりだいぶ毛深い今のところ世間に負けているただの成人女性で
その私自身という個人と私の目から見た狭い観測範囲の話しかすることができませんが、
こういう現状もある、ということをどうしても書かなければならないと思って書きました
女性の権利って「女が何を着ようがつべこべ言われない権利」だと思うんだよな。
例えば露出してる服を着てるからといって「はしたない」とか眉を顰められたり「誘ってるんでしょ?」とかセクハラやクソリプを飛ばされない権利。
モッサい服を着てるからといって「女捨ててる」とか「もっと綺麗にしろ」「露出のある服を着ろ」とか言われない権利。
海外モデルのように、スッピンでも、ムダ毛生えてても、ノーブラでも文句言われない権利。色目で見られない権利。
男も女も、他人が着てるものに対してああだこうだ注文をつけたり、強制したりするのをやめて、ある意味「無関心に」過ごそうよ、ということだと思ってる。
二次元キャラが注目されるのは、往々にしてそれが「男が作った女キャラ」であるからだと思う。これは男が望んだ「男目線の」女の姿なので、偏りがあるという主張はわかる。でも、個人的には二次元でなら、許してやれよと思わなくもない。
ただ、偏った性知識や性的役割を結果的に子供に擦り込む環境を作ってしまうことには反対なので、ゾーニングは必要だと思う。偏りのあるものばかり見てると偏った人間に育ってしまうからね。正直、フィクションの女ばかり見てきた故に間違った女の知識しか備えていない男性が、成人ですら増え続けているように感じる。だから、今後成人していく若い男子のことを考えれば考えるほど、TPOを考えろという意見にすら耳を貸さない表現の自由戦士は嫌いだ。
とはいえ、若く綺麗な女性がノーブラで街を歩いていて、性的に見ないでいられる男性はどのくらいいるだろうか、と考えると今の日本では実際難しい問題だとは思う。
今はまず男が女を、女が男を、商品やモノではなく人間なのだと、はっきり理解するところから地道に進めていけたらいいですね。人間誰しも、性別を持って産まれた時点でどちらかに偏ってるのだから、もし異性論やジェンダーを語るなら、「現実の」相手をちゃんと見て、話を聞いて、対話する姿勢が重要だと思う。
ものすごく迷った挙句、えいやっと申し込んだのが、某イケメンマッサージ店。
テレビでも放送されてたし、「風俗店ではありません」という触れ込みに、初級編としては
ありかな、と。
すごい密着、ハグに、手つなぎ。
ああ、そうですね、たぶんこれが世間でいう「恋人」なんでしょうな、と。
えらいこっちゃ。
アロママッサージも好きで、女性に何度かしてもらったことがある。
健全なエステだけども、場所によっては思わずビクッと反応してしまうことも多々あり、、、
これが男性だとどうなるんだろう、と。
黒、グレー、などの隠語から、イニシャルトークまで、まぁ読みづらいこと。
摘発対策?らしいけど、それを何とか解読した結果、嘘か真か、場合によっては
どこまで信ぴょう性があるか分からないけど、それこそまさにグレー。
でも、客は選ぶよね、いくら何でも。
アラフォーの色気なし、地方から来てる細客相手にそこまでしないだろうという理性と
誘われてそれをやんわり大人の女らしくたしなめてみたい(笑)←イザとなったらたぶん気が動転するだろうが。
ただ、期待してがっかりするのは嫌だから、必死で落ち着こうとしている。
わざわざマッサージの後に友人に会って、クールダウンするアポまで取った。
※
さて、予約も取れたし一安心、と思ってたけど、冷静に考えれば全然準備できてねえ!
長袖の季節で油断してたムダ毛処理から、腹までされるマッサージに備えて腹筋、いくら何でもイケメンに会うのに
みすぼらしい恰好で惨めな思いはしたくないから服のコーディネートを考えて、あんなに顔が近づくならパックとか
しとかないと!
化粧をしてマッサージを受けるか否かまで考えて、気分は初夜前日(笑)
無駄あがきと分かっててする腹筋にも、力が入る。
間食もする気になれないなんて、何の奇跡?!
とよく言うけど、今すごい分かる気がする。
デートの前とか、お泊りの準備する女性ってこんなにいろんなことに気を遣うんだろうなと、初めて知った。
そりゃ、そんな日がしょっちゅうあれば、嫌でもきれいになるよ。
まぁ、疑似体験だけでも、とりあえず、今は。
どう転ぶか分からないけど、3年越しの悶々とした悩みに、一石を投じるのがこの月末!
どこまで腹は凹むのか?
実際のサービスはどうなのか?
終わった後、私は大人の階段を半歩でも上がることができるのか?
まだずっと先だけど、すっごいドキドキしてる。
疑似恋愛に似た感じ。
どうか、いい思い出になりますように。
んでもって、後腐れがありませんように。
それも二件
どっちも既婚者側の人とは、割と親しいと自分で思ってたから衝撃だった
お互い子持ちでたまたま同時期に引越ししたから、子供のはなしや引越しの話、義理親のちょっとした愚痴だの配偶者の惚気だの、所帯染みた主婦あるあるを語り合ってたのに
あんなに日々いっぱいいっぱいだよねと言い合ってたのに
子供が病気の時で病児保育とれないと泣きたいよねって言ってたのに
常に体調悪いし寝不足だねと言い合ってたのに
子供いて家事して仕事して恋愛までしてたとは、なんたるバイタリティだ!!
いや凄いよほんと
仕事して家事して育児してると息つく間もないほど目まぐるしいのに、この最中に不倫相手とLINEしたり電話したり会ったりちょめちょめしたりする暇が一体どこに……???
私なんてムダ毛を処理する暇もなかなか作れないのに………???
ムダ毛は処理しておけとあれほど
奢ってもらったけどやられなかった。
何度も高級レストランに連れて行ってもらって仕事の相談をしたり、ライフプランとか、趣味とか、ペットの話とか、とにかく色々話した。
もちろん、少し好きだったかもしれないし、だからこそ奢られるアポイントの度に下着をチェックし身体中のムダ毛を処理し化粧もおちにくいように整えて、おごられにいった。
やられなかった。
それどころか、「増田さんは綺麗で魅力的だけど、○○なところが結婚とか恋愛から君を遠ざけているのかもね」なんて、アドバイスを貰った。
はぁぁー。
ねやられる方も大変なんだよ。
色々必要なんだよ。そもそもやられるかもなって思ったら生理中を避けてアポを切って自分の裸や下着がおかしくないかちゃんと準備していかなきゃいけないんだよ。
二人きりの食事を奢られたらやるのが普通って言うなら、はじめからアナウンスしといてくれよ。それから、自分たちで決めた不文律には従ってくれよ。
二人で食事にいく、奢られることが合意基準だと言い切るならまずはそちらがわが100%それを守って、奢った女にはそっちのテンション如何でなくお誘いをするべきでしょ。
オナホじゃねーから手入れにもコストかかるし、面倒なんだわ。ちんこつけて生まれてきたかったな、そしたらこいつとセックスしたいという相手に食事を奢るだけで、やらしてくれたら万々歳だし、やらせてくれなかったらこうやってその女を悪者扱いして愚痴ることが正当化されるんだもん。
久しぶりに恋人ができた。
およそ七年ぶりのことで、私にとっては「大」を幾つ連ねても足りないほどの大事件だった。
なぜなら、恋人がいなかった約七年間の間、恋愛関係に発展しそうな付き合いは一切なく、誰かとデートはおろか二人で食事をするシチュエーションすらなかったのだから。
もちろん酒の勢いやワンナイトの類いもなかった。
男女交際一式は過去に経験しているけれど、石橋を叩きすぎて割ってしまうほど慎重かつ臆病なので、恋人になりそうもない相手とスキンシップやセックスを楽しめるほどの勇気や経験値は自分にはなかった。
セックスアンドザシティで「一年間セックスしないと女は再処女化する」というようなセリフがあったけれど(ニュアンス)、七年間とかマジでどうなるんだよ怖えーよと一人頭を抱えたりしていた。
たまに「いいな」と思う人がいても、結婚していたから「いいな」で終わりだった。
好意を向けてくれる人がまれに現れても、どうしてもタイプじゃないか、やはり既婚者だった。
その間、合コンとか街コンとか相席居酒屋とか、出会いに繋がりそうな場所に行ったこともない。
そんなこんなで約七年。
それでも、人に恋人の有無を聞かれ、長年いないことを話すと十回に十回驚かれた。
まあ、お世辞というか、お決まりのリアクションなのかもしれないけれど。
顔面は、石原さとみのようなハイパー美人にはほど遠いが別に悪くはない。
きちんと化粧をして何ら差し支えのない洋服たちでJJに載っていそうな系統のおしゃれをする。
ムダ毛は手入れするし、伸ばした栗色の髪の毛のケアにも勤しむ。
前髪も後れ毛も巻く。
社会経験も人並みに積み、良い会社に落ち着いて、世間知らずでもない。
初めましての人と対面しても、しっかりコミュニケーションが取れる。
だから「彼氏いないです」に対して、返ってくるのは「なんで?いそうなのに」だった。(社交辞令かもしr
と、思ってました。思ってたし、実際にそうだった。
私はオタクだ。
推しは天使だから常にありがたすぎて課金するし、イベントなどがあれば北海道から九州まで飛ぶ。
ちなみに「オタクだから彼氏いない=オタク趣味が相手に受け入れられないからモテない」のではない。
オタクだから「オタクごとが楽しすぎて恋人いなくても全然寂しくない」のだ。
オタクというのはアニメ漫画ゲームアイドル同人などのサブカルチャー的な匂いを強く発する言葉だけれど、個人的には「恋人がいなくても何ら寂しくなくむしろ面倒な付き合いがないので自分の時間を圧倒的に優先できて充実したハッピーライフ送れてる」と感じるレベルの趣味やものごとは全部オタクごとだと思っている。
だからシングルで過ごしていた長い間、私が「彼氏ほしい!」と本気で思ったことはほぼなかった。
いなくていい、ほしくない、と思っている人間に恋人ができるほど恋愛は強制的なものではない。
できそう、できなさそう、モテそう、モテなさそう、以前の問題。
オタクでいると、頻繁に会う友達がほとんどオタクになる。(私の場合)
趣味を全力で全うするオタクって、まるで結婚しない。恋人がいる子も少ない。
結婚している全力のオタク友達もいるけれど、その場合子供がいないか、子供がもう大きい。
ある程度の財力と時間の余裕を手にいれたアラサーのオタク活動は、それはそれは楽しくて。
「まだいい」「もう少しこのまま楽しみたい」で、どんどん年をとる。
それは決して悪いことではないのだけれど。
で、私も、気付けば七年も色恋沙汰から遠ざかっていた。
人肌恋しい時は何度かあったけれど、寝て起きたら大体忘れているし、オタクごとで萌えるのに忙しくてすぐにそんな感情は溶けてなくなった。
そんな中、三十路が見えてきて、いつまでもこのままじゃいられないなぁなんて、ようやく焦りを覚えたのが昨年。
結婚願望はあったので、婚活中のオタク友達に相談して、出会いが見つかりそうな場所に、生まれて初めて自らの意思で赴いた。
そんなふうに行動してみたらあっさりと彼氏ができた。
でもって今は半年でふられてしばらく、といったところ。
ズタボロに引きずっている。
とりあえず彼氏がほしかったので、「好きになれそうだな」の段階からお付き合いしたけれど、付き合っている内に見事相手をとても好きになった。
長い間恋愛を休んでいても、良い相手に出会えさえすれば相手を「好き」だと思う感情が、まだ自分の中に残っていることにとにかく感動した。
相手との時間を作るためならライフワークだったオタクごとを後回しにしてもいいと思えた。
そのことに、私は人知れず、ものすごく、本当に、素晴らしく感動した。びっくりした。
所詮、私は恋愛体質で、aikoの歌に共感してトキめいた若かりし日々と大して変わってなかったなぁとか思って、嬉しかった。
だけど、せっかくそんなにも好きになれたのに続かなかった。(ちなみに私がオタクなのが原因ではない)
私が相手を思ってしまったほど、相手は私を思えなかったらしい。重かったんだろう。
推しのためなら諸々重課金する女だから、愛情があっさり系でない自覚は大いにある。
それにしても、オタクごとで生きている喜びを噛み締めてきた自分が、他の感情に大きく左右されて、ごはんが喉を通らないほど苦しむとは思わなかった。
「しようと思えばいつでもできるだろう」と恋愛をさぼった結果、自尊心を守りたいくせに恐ろしく自己肯定感が低い卑屈野郎になってしまっていて、今日日「結局私なんて誰にも愛されないよ〜〜〜うわ〜〜〜〜」と枕に顔を埋めるバカみたいな日々を送っている。自分が嫌すぎる。
長い恋愛ブランクのつけが、今になってボディーブローのように効いている。
付き合って入る最中はブランクなんて問題なくて、むしろ新鮮みがあって楽しかったのに。
経験値低すぎて、防具弱すぎて、失恋の一撃が重いったらありゃしない。
これから傷ついて立ち直ってを繰り返して強くなるのか…って、ため息がでる年齢。
一度でも、二度でも、ほんの少しでも、リハビリしておけばよかったな。
でも少し後悔している。
だから、オタクと呼び呼ばれるそこのあなたが、もし「将来結婚はしたい」「ゆくゆくは相手ほしい」と思うのなら、ちょこっとでも恋愛してほしいなぁと思った。
相手は今年初めてできた一つ上の彼氏だった。こんなパッとしない女にも彼氏ができるとは思わなかったし、セックスがこんなに幸せだとは思わなかった。私はいままで告白もされたことないし、したこともない典型的なモテない女だった。
私は大学卒業後に実家を出て一人暮らししながら、とりあえず就職して働いて転職して食って寝て一人で酒飲みながらゲームやYouTube見てときどき増田見ながら生きてるって生活をしてた。
私と彼氏さんは職場で出会った。部署は同じだったけど、お互い最初はそんなに気にしてなかった。親しくなったキッカケは去年の部署の忘年会でたまたま席が隣だった。どちらも洋楽が好きで、あるアーティストのファンだった。それからちょくちょく職場で話していくうちに連絡先交換をして食事に誘われた。
セックスのときの肌と肌が触れ合う感覚はまだ忘れていない。男の人の裸を生で見るのは初めてだったし、「あぁ、なんか女の人より筋肉すごい」って感想だった。他人の肌の温度を感じるのも初めてですごいオドオドしてたと思う。彼は「緊張しなくていいよ」って優しく言ってくれたけど、「あ、はい…」ってとりあえず返事しただけで、この言葉を思い出したのも帰ってきてからお風呂に入ってたときだったし。
「あぁ、そっか、私ってそんなに緊張でカチカチだったんだ」って一人反省会してた。彼はいままで2人ほどお付き合いしたことがあるって言ってたから経験はそれなりにあるのだろう。でも私は相手の経験はそんなに気にしないので別にどうも思ってなかった。
私はすごいマイナス思考で自己評価の低い人間なんだけど、こんな性格は他人からもめんどくさがられるとは分かってる。だけど、彼はそんな性格の私を受け入れてくれた。
初めてのセックスに至るまでは結構長かったと思う。裸になるのも怖かった。自分に自信がなかったから。ムダ毛の処理とか日頃からめっちゃ頑張ってた。剃刀も5枚刃買ったって言ったら腹抱えて笑われた。「女で5枚刃使ってるやつ初めて見たわ」って言ってたし。うるさいわ。
普段の自分を見せるのも怖かったから、彼から「会ったら毎回、2つだけでいいから褒め言葉を言い合おう」と約束させられた。最初は「この人何考えてるんだろう」って思ったけど、今思えば私に自信を持たせるためだったんだと理解した。
例えば、デートの待ち合わせ場所で会ったときには「今日も髪の毛がキレイだね」とか「ネイル変えた?かわいいね」と言ってくれる。私はその一つ一つに「ありがとう」と言って、「今日の服かっこいいね」とか「香水のいい匂いするね」とか言う。私は初めこそ褒められることも褒めることも慣れてなくて「今日は来てくれてありがとう」とか意味不明なこと言ってたけど、彼は「こちらこそありがとう」って優しく笑って言ってくれた。こうすることで私のマイナス思考は少しずつ治っていった。鼻が低いところだったり、一重だったり、唇が薄いところだったり、貧相な乳だったり、声が低いところだったり、おでこが広いところだったり。でも、彼はそんな私のコンプレックスを少しずつ褒めていってくれた。そして自分が思ってるより他人はそんなに思ってないことを教えてくれた。
セックスのときも同じだった。お互い裸で正座で向き合って、「なんか改まって言うのは恥ずかしいね」なんて笑って言いながら「肌が白くて綺麗だね」とか「その下着かわいいね」とか言われたり、私は「腕のスジや血管がかっこいいね」って言ってた。そしてお互いに「ありがとう」って言った。
お互いに褒め合うことで相手を敬う精神やお礼を言う習慣を育んでいってたんだと思う。褒める言葉とお礼の言葉の力は大きいと思う。他人に認められるってこういうことだったんだと思った。セックスのときに「好きだよ」と何度も言ってくれたし、キスもいっぱいしてくれた。すごい幸せだった。ほんとセックスってすごいと思う。なんだろう精神的に満たされる感じ。
なんか欲しかった電動カミソリを買った。
そのうち脱毛するかもしれないし、Amazonで送料無料にする足しになるし、1000円位なら買いだわ〜なんて思って買った。
そういや電動カミソリ買ったなぁ〜眉毛でも剃るか〜なんて軽い気持ちで箱を開けた。こいつ、石鹸なしでそれるぞ....?
なんか色々ついてるわけわかんねーって適当に開けて、電池がないことに気づき、単4だったのでしぶしぶキンブレから1本取り出してスイッチオン。
神だった
もう1度言う
神だった
いや、まさか電動カミソリがこんなに神だとは知らなかった。本当に神に祝福された気分だった。ハレルヤありがとう。電動カミソリ.....
今まで私は100均なんかで買ったカミソリで石鹸を付けて剃ってた。面倒だし、たまにミスって血が出るし、眉毛剃るの嫌いだった。
そんな私にとって本当に電動カミソリは雷のような衝撃を与えた。電動カミソリの10万ボルト!!
毛を剃っても痛くない。めちゃくちゃそれる。バリバリそれる。
そして私は気づいた。付属に眉毛の長さを整えるパーツがあった事を。
それは電動カミソリにつけるブラシのようなもので、6ミリ、4ミリ、2ミリのお好みの長さに眉毛を整えられるパーツであった。
もう衝撃。本当にやばい。ひとなでで長い長い眉毛が芝刈されたあとの芝生のように素晴らしいお庭になった。今まで眉切りハサミで苦労してたのは何だったのか。電動すごい。ありがとうエジソン
今回の電動カミソリは顔用なわけで、なんか楽しくなってしまった私は産毛をそってみよう!とノリノリであった。
そして私は人間になった
顔にこんなに毛があったのかと、電動カミソリについた綿埃のような産毛をみて驚いた。私は顔に綿埃を生やしていたのだ。
ここまで剃ったのだ。剃りきってしまおうと冬で油断していた足に手をかけた。
私は人間になった
私は熊であった。冬眠していたのだ。しかし電動カミソリによって安全に毛を剃られ、人間へと進化することが出来た。気分は羊の毛刈り職人、ボボボーボ・ボーボボの毛狩り隊である。私の体から無駄毛を剃り尽くしてやる。ツル・ツルリーナ4世になると心に決めた。
今まではお風呂場で傷を作り、皮膚をヒリヒリさせながらやっていたムダ毛処理が、まさか電気の力でここまで楽しくなるとは思っていなかった。まさに神の道具。トールもびっくり電動カミソリ。単4電池1本で動く大変便利なものである。本当にみんな買った方がいい。本当に買った方がいい。絶対楽しい。既に持ってる人、めちゃくちゃ楽しいよねわかる。
いやこれ絶対みんな電動カミソリ神だって思ってると確信して、Twitterで、電動カミソリ 神 で検索かけた。
同士がいっぱいいた。
もう全部剃るとか脱毛するとかそういう感じにして全部無くしてツルッツルにしたい。
別にパイ◯ンが性癖とかそういうんじゃなくて、ただ単に脇毛とかそういうムダ毛処理の感覚で鬱陶しいから無くしたい。絶対無い方が快適だと思うんだよ。
でもアンダーが鬱陶しいのと同時に自分は凄まじい大浴場好きだ。近所のスーパー銭湯とか、温泉とか、そういうところが大好きで結構な割合でよく行く。日帰りでも泊まりでも行く。日々の癒しだ。
でもそういう人目があるところに出入りする時パ◯パンってどうよ?????ってなってしまって、結局やめとこってなってしまう。私そういうところでパイ◯ンの人見たことないし。
逆にいうと男は毛深いことが気になっていても
誰も好きでエガちゃんみたいなヒョロヒョロの胸毛もさ男になったんじゃねえんだよ
化粧もさせろよ
可愛くなりたいとかそんなんじゃなくて
目の下の隈やらなんやらを隠したいんだよ
もう目つきが悪いと言われて嫌な思いしたくない