はてなキーワード: 弾圧とは
「中国で人権弾圧が行われている」として、そこからなぜ「断交」して欲しいかをロジカルに説明できるならいいんじゃないか?
何でもかんでも事前に用意したフィルターを掛けて正邪を決めてから考える場合には「人権弾圧」と「断交」の間に絶対ロジックの飛躍が出る。
飛躍が出れば、その飛躍について行ける「お仲間」以外にはイデオロギーまみれの思い込みにしか見えなくなる。
自分でロジックを組み立てて、他人になるほどと言わせることができれば、それはすごく価値のあることだし、言論空間を豊かにする。
起点が事実なら、他人もその前提の妥当性やロジックの飛躍が無いか検証できる。イデオロギー(正邪認定)起点だとそれができない。
ああ、それじゃ「正しい(正解の)意見」が何か解らないじゃ無いかっていってるのか。
はてな民の考え方に違和感感じていたのはそこだな。「正解の意見」を求めるから、
「正解不正解」を簡単に判別してくれるイデオロギーに流れるんだよ。
↑↑は「正しさ」より自分の意見をロジカルに説明できる方が周囲の人と政治を語るには大事と言ってるだけで
そうすれば「正解」の意見が持てるとは言ってない。
LGBT嫌悪を理解できない気持ちも尊重されるべきだけど、それは内心においてのみだと思う。
”好きではないというやつは好きではない”と表明することはそれ自体が誰かを攻撃することだということを理解した方がいい。
攻撃されたらそれに対して反発するのは当たり前のことではないんですか?
ましてや、LGBTというのは社会の中でノイジーマイノリティであることは明確なのに、サイレントマジョリティである異性愛者が”差別だから差別する”といわれるのは非常に不公平。
もし差別される側が反発をやめたら、そのまま弾圧されるだけになってしまう。
性的指向は選択できるものでは無いということは証明されてない。”たまたま”産まれながらに同性愛者だった人”が大体”社会ではノイジーマイノリティになっただけ。
LGBTを差別するなという方々は、もし自分がマジョリティ扱いされる弱者だったら?(LGBT以外の性的指向/嗜好や肌の色(白人)やKKOなど)ということを一度でも考えたことがあるんでしょうか?
結局のところ。全部裏返しにできる。
今まで平和に暮らしてきた健常者の社会に入り込もうという異分子が健常者の違和感を差別扱いとは厚かましい。
「気持ち悪い」って表明すること=生存権を脅かすっていう論理が現代において飛躍してるって言うのがこっちの意見で
歴史持ち出すなら表現によって弾圧投獄処刑されてきた例なんて世界中いっぱいあるし、男色が武士のたしなみだった日本でも筆禍事件おきてますよね?
あとイラストに描かれてるキャラに人権がないというのは当たり前の話で、むしろ架空のキャラクターを「女性や子供」といった実際の人間と同一視して問題視してるのは規制主張側であって
そこの分別ができてるならそもそもこの問題は発生していないんですよね
ただの絵なので
社会が成長するにつれ寛容になるのは通常。その歩みを阻害する可能性があるから規制を心配する。
声を上げ続けたために規制を防げたと考えることも可能なので、一律に狼少年扱いするのは疑問。
これは規制ではなく社会の変化の話だが、昔はポルノ映画のポスターが町中に貼ってあった。
女性の裸体写真がカジュアルに町にあった。テレビでの裸体は視聴率取るために当然だった。
これらがなくなったことを表現規制だと言うつもりはないが、社会の動きは無視すべきではない。
今ではポルノ映画は激減しテレビに裸体は映らない。その代わりにAVやエロ漫画が増えた。これ自体は結構なことだと言うのは同意。
規制については、都条例により基準が拡大した事実はある。非実在少年という概念も作られた。
児童ポルノ規制自体が子供を守るために機能しないなどの疑問点の多い法律だが、二次元児童ポルノの規制の動きも未だ活発。
自民党議員が性教育について教育委員会に圧力をかけるという事件もあった。
自民党憲法草案では表現の自由に関する記述が削られていたことが問題になった。
朝日新聞の例が出たが、首相や大臣が国会や記者会見で名指しで一新聞社を批判することは、弾圧とまでは行かなくても危うい状態と思われる。
トーンでの修正は2000年代の話で、恐らく2010年代半ばからは塗りつぶし修正が主流。
ラノベの表紙については「市井のブロガー風情」というが、有害コミック騒動はPTAなど市井の活動が大きな力になった。
それ以前の市民による漫画への抗議活動など大規模な運動の事例もある。
有害コミック騒動では日本会議系の政治家がそれらの活動を利用したと見られているわけだが、今回のラノベの表紙ではすでに勝部という人間が自民党の議員に話を持ち込んでいる。
楽観視はできない。
ただ、毎回毎回、たかが(あ、言っちゃった)エロ漫画規制程度で一足飛びにスターリニズム言論弾圧国家が到来するとか大真面目に騒ぐ人たちの心性が、どーにも好きになれん(好きになれんと述べてるだけで、俺自身には何の権力もないから、そういう人たちを弾圧せよとも思ってない)
『COMIC LO』『COMIC快楽天』『COMIC快楽天ビースト』『コミックメガストアα』『ANGEL CLUB』『BugBug (バグバグ)』『COMIC失楽天』『COMIC HOT MILK (ホットミルク)』『COMIC 夢幻転生』『COMIC阿吽』『COMIC華漫』『COMIC真激』『MEN’S GOLD (メンズゴールド)』『TECH GIAN(テックジャイアン)』『アクション・ピザッツ』『アクションピザッツDX』『ゲッチュ』『コミックアンリアル』『ペンギンクラブ』『ペンギンクラブ山賊版』『まんがシャワー』『メガストア』『ヤングコミックチェリー』『人妻本当にあった Hな話』『二次元ドリームマガジン』『魔翔』『漫画ボン』『漫画ローレンス』『comicキャンドール』『Comicバズーカ』『G-type(ジータイプ)』『Men’s Young(メンズヤング)』『PUSH!!』『アクションピザッツスペシャル』『コミック戦国無頼』『ドキッ!』『ドキュメント実録 ! 人妻姦熟コミック』『愛の体験スペシャルデラックス』『増刊 コミックメイト』
昔ながらの劇画誌っぽい物を除いたオタ向けだけで30誌以上ある。雑誌コードではなくアンソロ形式なども含めれば、さらに膨大な数になるだろう。
30年以上オタクをやってるじじいの昔話をすると、1990年代当時はここまで多くなかったはずだ。1980年代はもっと少なく、ことオタ向けとなると『レモンピープル』とか、同時に10誌もなかった(よく休刊して入れかわった)
そんな80年代当時のオタは『レモンピープル』がコンビニで売られる事態なんて考えてもなかったろうし、そうなって欲しいと希望してたとも思えない。
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1990年ごろになるとオタ向けエロ漫画誌も数が増えてコンビニでも売られるようになり、目立つようになって、遊人だの山本直樹の作品がやり玉に挙がるようになった。
このころから「ここでエロ漫画規制を容認すれば、日本は表現の自由がない言論弾圧国家になるぞ!!」と力説する者は多かった、今はなき米沢嘉博(初代コミックマーケット主催)とか。当時からその手の連中は、自分らを強権力に対するレジスタンスに見立てて自己陶酔してるような反体制きどり臭が鼻についたものだった。
しかしそれから約30年、本当に日本は表現の自由がない言論弾圧国家になったの? いつまで経っても、朝日新聞と産経新聞どっちも廃刊させられてないじゃん(ネット上で一個人が別の一個人の発言に噛みつくことは「弾圧」ではないですよ)
当時と今の変化と言えば成年コミックマークが導入されて、「建前上」漫画にも18禁が導入されたぐらいじゃね。18禁コードは昔から映画にもビデオにもあった、漫画にも導入された一点で「言論弾圧時代の始まり」と言うのは論理の飛躍としか思えない。
成年コミックマークの導入直後は、エロ漫画業界縮小を本気で恐れる者は多かったけど、結局そんなことは起きなかったのは冒頭のリストの通り。エロ漫画誌が都の条例とかに引っかかって休刊したが、同じ編集部が新雑誌を創刊(ようは誌名変更)して、問題視された作品が平然と連載を続けたケースもめずらしくない。
そういや1980年代当時は、メロンブックスやとらあなみたいに「市井の個人が作ったエロ同人誌を町中で買える書店」もなかった。イベント行くか雑誌の通販欄に頼るしかなかった。この点でも今のほうがよほどいい時代になったもんだと思う。
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表現の中身はどうか? 1990年代以降、実写ヌードじゃ陰毛がはっきり見える写真集がOKになった、この点なんかむしろ表現規制が解除されてるじゃん。
80年代当時のオタ向けエロ漫画は今よりずっと修正がきびしく、男女とも股間は広範囲にわたってべったり黒塗りでまったく何が描かれているのかわからん場合が少なくなかった。そもそも性器を精密に描くような絵柄も少なくなかった。
ところが、現在流通しているエロ漫画誌を見れば、ちんちんもおまんまんもリアルに描いたうえで、うっすらスクリーントーンを貼っただけという場合が平然とごろごろある。ジャンルの幅も、ロリ専門誌、ショタ専門誌、ファンタジー系専門とかずいぶん広がった。
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袋だたきを承知で書くが、表現規制反対派は、この30年ずっと「狼が来た」少年にしか見えない。じじいの実感としては、1980年代当時よりむしろ今のほうがずっとエロ漫画誌の刊行点数も増え、エロ表現はオープンになった気がしてならんのだ。
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つい先日も「ラノベの表紙」のエロ表現が問題になったが、叩いてる奴はほとんど、政治家でも権力者でもない市井のブロガー風情じゃないの。よほど政府与党の大臣が言い出せば実際に規制される可能性は高いだろうが、表現規制を言い立てるのは一部の左翼フェミニストだけで、国民の大多数が支持する長期政権の保守自民党はオタクの味方なんだろ?
要するに「エロ漫画表現規制は言論弾圧の危機だ!!」って騒いでる奴は、「今すぐ日本は中国みたいな左翼独裁国家になる!!」と言ってるのと同じようにしか思えない。そんなもん、まったくもって現実味が感じられないのだが。
戦後1980年代まで続いた冷戦時代、右派は何十年も「今すぐソ連のアカが攻めてくる攻めてくる!!」と言い続け、ついにその日は来なかった。左派は「今すぐ軍国主義復活だ!!」と言い続け、ついにその日は来なかった。冷戦体制崩壊後、右派は「中国経済崩壊」と言い続けてそろそろ30年になる……この手の予言が当たったことって何回あったっけ?
今回はたかがポルノ表紙が批判されたことに対して「オタク差別だー」だもんなあ。ポルノ表現は少なくない女性差別的要素を含むものだし、全年齢対象で表に出せば当然それなりに批判を受ける可能性がある。で、今回、多くの人の目にとまって議論を呼んだ。ただそれだけの話ではある。批判されたくないなら最初から全年齢対象らしくもっと穏やかな表現にするべきだった。ラノベであっても性的でない表紙を採用しているほとんどのラノベは批判されてないのだから。
ラノベ全体が批判されてるとか曲解する人間が必ず出てきて「そうじゃないラノベもある」とかいう反論をするけど、批判されてるのは「ラノベの中でも女性差別的な性的描写がきつすぎる表紙を採用した一部のラノベ」(の表紙)だけなんだよ。一部のやばいやつを、このままやばいまま売りたいならゾーニングして普通のラノベとは分けるべきじゃないでしょうかという話でしかない。これがラノベオタクの頭の中でラノベの規制問題に勝手に発展して、オタク差別になっちゃうっていうのがなー。女性が女性差別的な表現を不快に思うのは当然だし、オタクもそういうきつい表現を不特定多数の人の目に触れるところに置くのは自重する(ことに賛成する)、くらいの思いやりはあってもいいんじゃないの。
まず、この日本で日本人の成人男性は圧倒的強者なんだよ。その前提が欠落している気がする。「強者が弱者に配慮する必要などない!」という意見もあるだろう。でも世の中にはそういう意見に反対する人たちもいて、人権を拡大するために頑張ってきた歴史がある。社会全体で弱者に配慮して、彼らにとっても生きやすい世の中を作っていくというのが文明社会なんじゃないか。長い時間をかけて血を流して人類はそういう段階までやっときた。それなのにオタクたちは「俺たちこそ真の弱者だー」とやって議論をひっくり返している。これはほんとに現代人として呆れてしまうというか。抑圧し差別してる強者の側がむしろ被害者面するという醜悪な構図。まあとても日本人的な振る舞いとは言えるが。
基本的にはまずは強者が譲歩するべきだ。それが正義だ。なぜ弱者である女性たちに自分たち強者に対する配慮を求めるのか。ポルノ絵でまず最初に一方的に女性に殴りかかっておいて、批判されたら「オタク差別だー」「表現規制だー」「弾圧だー」といって騒ぐ。この一方的な構図が不正義だと思わないのか。しかも今回フェミニスト側が言っているのはかなり譲歩した穏当な意見でしかない。出版することをやめろだとか、規制しろなんて意見はなくて、「性的な表現のきつい絵を子供の目につくところに置かないでほしい」という極めてありふれた素朴な意見にすぎない。
https://togetter.com/li/1266084
なんでこんなんが流行ってんのかねぇ。
cnnやhuffingtonpostによれば「リベラルにうんざりしたから民主党やめる」の#WalkAwayは右翼を勝たせたいロシア様のボット。
そのムーブメントは草の根運動などではなく作られたものだから。
はいはい、ロシアのボットなんてリベラル・メディアがでっちあげた陰謀論だ!というんだろ。
まあ右派の米国最高裁判事、クラレンス・トーマスの妻もこのフェイクに釣られちゃうくらいだから仕方ないね。
I walked awayと主張する人のイメージ画像がフリー素材で作られていたという話。
ちなみに創始者のブランドン・ストラカさんは極右の陰謀論サイトInfoWarsに寄稿したためfacebook様からアカ凍結された模様。
https://www.dailydot.com/layer8/walkaway-founder-suspended-facebook/
現実としてトランプが大統領になってからずっと民主党のが支持されているわけですし
そもそもトランプ支持者なんて大統領本選の時から一貫して少数派です。(ヒラリーのほうが得票多かった)
あ、ちなみにこんなトランプでも好調な経済政策だけは支持が多数派なんだよね。
経済は多数に支持されているのに総合だと大きくマイナスになるって
https://www.realclearpolitics.com/epolls/other/2018_generic_congressional_vote-6185.html
https://www.realclearpolitics.com/epolls/other/president_trump_job_approval-6179.html
大正ロマンは悪いのか?
https://togetter.com/li/1264601
こんなん公式がポリシーも知識もなく出したり引っ込めたりするから、さも「大正浪漫」が悪いみたいにみえとる案件やんけ。大正浪漫に何の問題もありません、と毅然と対応すればすむ話でアホらしいわ。
明治末から儲けていたのは財閥や成金であって、彼らは西洋に追随する貴族趣味の文化を謳歌してた。一方、「大正浪漫」は、生活の苦しみを味わいつつ社会の矛盾に目覚めた大衆であり庶民の文化や。政府の弾圧を受けながらも海外の文化、思想、自由主義や民主主義にあこがれ革命を夢見た人々。文学の世界で言えば浪漫派の中核にいた与謝野晶子は「君死に給ふことなかれ」という反戦詩を書き、石川啄木は「地図の上 朝鮮国に 黒々と 墨をぬりつつ 秋風を聴く」と詠んで韓国併合を行った政府の方針を憂い、現代人が直面する社会の矛盾や苦しみを「時代閉塞の現状」という評論にまとめた。これのどこが問題なんや? 「ご意見ありがとうございます。しかしながら、私たちが『大正ロマン』に込めた願いは以上のようなものですのでご理解いただければ幸いです。」と返せばそれでいい話や。引っ込めるからむしろ「やっぱ疚しいんや」と向こうが思いよったやろ。ふざけんなや。
大正浪漫から連想されるのは、帝国主義や財閥の下で苦しむ庶民が上からでなく自分たちの手で文化を生み、自由を謳歌しようとした時代とその文化なんや。そして、震災を経て、社会に絶望した連中のうち、純粋な連中は国家社会主義に走り、不純な連中は帝国主義を推し進めようとした。その結果、気が付いたら止めようとしてもどちらにも止められへんチキンレースとしての日本の暴走が始まったわけや。その直前の時代を代表する大正ロマンは、近代日本民衆のはかない目覚めの象徴やで。国家にぶんなぐられてすぐまた眠ってしもたけど、そのとき少しだけ日本人は「自由」を信じた。そういう文化が大正ロマンなんや。アナーキズム、女性解放、米騒動、ストライキ、自由恋愛、デカダンス、海外留学、魂を解放する芸術……そういうもんがないまぜになった文化、それが大正ロマンなんや。
せやからな、たとえばイギリス人がヴィクトリア朝の文化風俗をファッションとしてもてはやしてたら、インド人怒る、これは(余計なお世話でそんな暇なインド人おるんかと思うが)一応理解できなくはないよ。西部劇やその時代を称揚したら、ネイティブアメリカン怒る、配慮した方がええ、これも一応分かる。それらは、いずれも征服や迫害とその文化がダイレクトにつながっとるからな。しかし、日韓併合と大正ロマンはそうではない、むしろ反対や。そういうことを無視して味噌も糞も一緒にすんな。何より、大正ロマンに対してごく適当な理解をした連中が、今度は手のひら返してしたり顔で「大正ロマンはやっぱ帝国主義でダメですよ」とか言い出すのは耐え難い。お前らの知ってる「大正ロマン」てだいたいサクラ大戦やろボケ。そんなんで何か語んな。ほんまやっとれんわ。