今回はたかがポルノ表紙が批判されたことに対して「オタク差別だー」だもんなあ。ポルノ表現は少なくない女性差別的要素を含むものだし、全年齢対象で表に出せば当然それなりに批判を受ける可能性がある。で、今回、多くの人の目にとまって議論を呼んだ。ただそれだけの話ではある。批判されたくないなら最初から全年齢対象らしくもっと穏やかな表現にするべきだった。ラノベであっても性的でない表紙を採用しているほとんどのラノベは批判されてないのだから。
ラノベ全体が批判されてるとか曲解する人間が必ず出てきて「そうじゃないラノベもある」とかいう反論をするけど、批判されてるのは「ラノベの中でも女性差別的な性的描写がきつすぎる表紙を採用した一部のラノベ」(の表紙)だけなんだよ。一部のやばいやつを、このままやばいまま売りたいならゾーニングして普通のラノベとは分けるべきじゃないでしょうかという話でしかない。これがラノベオタクの頭の中でラノベの規制問題に勝手に発展して、オタク差別になっちゃうっていうのがなー。女性が女性差別的な表現を不快に思うのは当然だし、オタクもそういうきつい表現を不特定多数の人の目に触れるところに置くのは自重する(ことに賛成する)、くらいの思いやりはあってもいいんじゃないの。
まず、この日本で日本人の成人男性は圧倒的強者なんだよ。その前提が欠落している気がする。「強者が弱者に配慮する必要などない!」という意見もあるだろう。でも世の中にはそういう意見に反対する人たちもいて、人権を拡大するために頑張ってきた歴史がある。社会全体で弱者に配慮して、彼らにとっても生きやすい世の中を作っていくというのが文明社会なんじゃないか。長い時間をかけて血を流して人類はそういう段階までやっときた。それなのにオタクたちは「俺たちこそ真の弱者だー」とやって議論をひっくり返している。これはほんとに現代人として呆れてしまうというか。抑圧し差別してる強者の側がむしろ被害者面するという醜悪な構図。まあとても日本人的な振る舞いとは言えるが。
基本的にはまずは強者が譲歩するべきだ。それが正義だ。なぜ弱者である女性たちに自分たち強者に対する配慮を求めるのか。ポルノ絵でまず最初に一方的に女性に殴りかかっておいて、批判されたら「オタク差別だー」「表現規制だー」「弾圧だー」といって騒ぐ。この一方的な構図が不正義だと思わないのか。しかも今回フェミニスト側が言っているのはかなり譲歩した穏当な意見でしかない。出版することをやめろだとか、規制しろなんて意見はなくて、「性的な表現のきつい絵を子供の目につくところに置かないでほしい」という極めてありふれた素朴な意見にすぎない。
まともに議論が成立するわけがあるまいに。
批判され発狂してるバカはともかく「成人男性は圧倒的に強者」は事実じゃないだろ…頭がおかしいキチガイ同士で殴り合っててほしいわ
雇用における年齢差別と容姿差別によって職業選択の自由を制限され アパートの一室で誰にも発見されず病死し床の染みとなる運命のキモくて金のないおっさんも強者であるとするなら...
圧倒的に強者と勝手に認定された挙句、自分たちの趣味に難癖をつけられてるオタク達に対する思いやりは?
フェミがしてたのは批判じゃなくて排除要求だよな ただのクズじゃなくて歴史修正主義者なんだなフェミって
性器を露出してもしなけりゃ扇情的とされる要件にもほぼあてはまらない、興味ない人は近づきもしないラノベの棚の表紙絵が、ポルノでは全然ない絵が、ポルノ絵として増田に殴り掛...
だからこそマイノリティを尊重すべきって言ってるんだよ。
若い女性のほうがはるかに強者だ パイロットや医者は女性にも権利をという一方で歩兵や原発作業員にはいないんだから都合のいいところをつまみ食いしてしかもそれで非難されない特...
増田はリチャード・ドーキンスの『神は妄想である―宗教との決別』は書店で平積みするべきではないという立場を取る? このタイトルの表紙が目に入っただけで「殴りかか」られたよ...