はてなキーワード: 弾圧とは
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180828-OYT1T50125.html
この件についてだが、私は表現の自由を守る立場から、エロ本や政府批判の言論と同じく、サン・チャイルド(防護服を着た少年像。以下『少年像』)の撤去は表現の自由に対する侵害であると考える。
以下にその理由を述べる。
市長は「見たくない人が見なくて済む場所を確保するのは難しい」と言っているが、そもそも『見たくない権利』は法律上ほとんど確立していない。
「公然わいせつ罪やわいせつ図画頒布罪はどうなんだ」と思うかもしれないが、それらの刑罰が保護しているものは『最低限の性道徳』であって見たくない権利ではない。
また、「見たら不快になるものを見たくない権利」を仮に認めてしまったら、差別主義者が「同性愛を見たくない権利」「黒人を見たくない権利」「モスクを見たくない権利」
などを主張し始めるのが明らかであり、「見たくない権利」は認めるとしてもごく限られた範囲で済ますべきである。
また、『福島県の人の尊厳を傷つけている』という主張も認められない。なぜなら、『福島県の人』に人権は無いからだ。
何もこれは、「放射能に汚染された福島在住者は遺伝子が変化して人ではない別の存在になってしまったから人権は認められない」などのように言っているのではない。
単に、『福島県に住む個人』には当然として人権があるが、『福島県の人』という抽象的な集団には人権がないと主張しているだけだ。
詳しくは、表現の自由擁護の活動をしている山口貴士弁護士の見解を読んでほしい。
2.この像による風評被害があるというのならば根拠を示すべきである
風評被害や嫌悪感については林智裕氏の記事が詳しい。だが、私はこの見解に異を唱えたい。
現在の福島にとって、「サン・チャイルド」は「過去に思い描かれた架空の未来」を描いた作品になっていると言えます。
たとえ、それが作者の制作意図ではなくとも、「日常を防護服姿で踏み荒らす人々」や「力づくで押し付けられてきた放射能デマと偏見」を
そうですか、想起させるのが悪いのですか。ではレイプ物のAVは実際の性犯罪を想起させるし、『幸色のワンルーム』は実際にあった未成年誘拐事件を想起させるし、
零戦を修復して飛ばせることは軍国主義を想起させることは否定できないから悪いですね。禁止されるべきです。
仮に、あくまで「空想上のイメージ」であるとしても、このままでは作者であるヤノベ氏が本来意図したアートというカテゴリーさえも逸脱して、
「サン・チャイルド」が福島に対する負の烙印やプロパガンダのシンボルとして一人歩きし、悪用されてしまう可能性すらあります。
具体的にこのようなメカニズムによってこのようなことが起きる、という根拠を抜きにして『可能性がある』だけで禁止することは妥当ではありません。
それを言うならば、ロリエロマンガを読んだ人が実際にマンガと同じことをしたいと思って幼い子供に性犯罪をする可能性もありますし、
資本論を読んだ人が再び共産主義にかぶれて身内同士で殺し合いをしたりする可能性もありますし、
コーランを読んだ人が過激な原理主義にかぶれてテロを始める可能性もありますから禁書にするべきですね。
……と言っているのと同レベルではないだろうか? 少なくとも、少年像がどのように害を与えるかを具体的に数字などで示すことができない限り、少年像が現実に被害を与えると言える理由は無い。
大塚に住んでた頃、近くに東京マスジッドがあった関係からか真っ黒なニカーブに身を包んだ顔の見えない人をよく見かけたんだけど、
今のところは地元住民とも特に軋轢なくやっていってるようだったけど、あれもそのうち「公の場で顔も見せないのは犯罪者予備軍!!」って弾圧されるようになるんかなあ
■トトロってどんな話なの?
https://anond.hatelabo.jp/20180820185203
トトロの下敷きになった話はビクトル・エリセ監督の『ミツバチのささやき』というスペイン映画で、ストーリーはほとんどこれをなぞっているだけ(妖精が見える少女が迷子になってしまい、みんなが探し回る話)。
「何が目的で話が進められてんのか分からん。」というのはある意味真っ当で、その原因はトトロにおいてはこの映画の思想的な側面がすっぽ抜けているからだ。
これがどういうことかってことを書く。
『ミツバチのささやき』は、スペイン内戦前後のスペイン国民の欺瞞に満ちた状況を、一つの家族の中に落とし込むことによって戦後のスペインのあり方を批判的に論じた作品だ。
たとえば、お父さんは弾圧を怖れて何も表現できないインテリになっているし、お母さんは過去を懐かしむだけの人間となり、お姉ちゃん(スペインのサツキ)は暴力的なフランコ独裁政権に順応的な少女となっている。
この作品は当時の政治体制に批判的な内容でありながら、当時行われていた検閲を潜り抜けるために、非常に難解なつくりになっている。
難解ではあるが、田舎の牧歌的な風景の中で2人の美少女(サツキとメイのモデル)が走り回っている姿は観ていて居心地が良く、宮崎駿のイマジネーションを大いに刺激したらしい。
宮崎駿の作った『となりのトトロ』のテーマは「子どものように偏見のない無垢な視点で物事を見ることが大事」という点にあり、これは『ミツバチのささやき』と共通する。
だが、国民の欺瞞に満ちた状況を一家族に落とし込むというアイデアはここでは慎重に取り除かれている。
その結果、『となりのトトロ』は印象的なシーンは多いものの、テーマ性が弱まり、「何が目的で話が進められてんのか分からん。」ということになった。
このことはタイトルから明らかで、『紅の豚』の「紅」は、アカ、つまり共産主義者のことだ。「豚」は、宮崎駿がよく自画像を豚として描くことから分かる通り宮崎駿自身を指す。これをつなげると『紅の豚』とは「共産主義者の宮崎駿自身」ということになる。(このことは宮崎駿の著書にも書かれている)
内容としても、飛行機好きの主人公がかっこ良く活躍するが、自分を慕う女性を蔑ろにしてしまう(が、女性の方はそれを許容する)、というもので、宮崎駿の生活をそのまま(?)なぞっている。
時は2022年、サムライブルーイレブンは、カタールにおいて、ワールドカップ8強入りをかけた戦いに臨もうとしていた。
カタールへの厳しい道、窮地の日本を救ったのは○○国からの帰化選手にして絶対のエース、オルマ・ベン・増田選手である。彼の活躍がなければ日本は、カタールW杯には決して出場できなかったであろう。
さて、オルマ・ベン・増田は、くどいようだが○○国からの帰化選手であった。そしてW杯直前、○○国の元首である●●氏と2ショットで写真を撮り「私の『大統領』へ。敬具」と揮毫した日本代表のユニフォームをプレゼントしたのである。(なお、『』内は●●氏の肩書が入るので、読み替えてほしい)
ここで問題です。あなたは●●氏=○○国がどのラインだったら許せるか、どのラインだったら決して許すことができないか。はたまた、いかなる出身国であれこの行為自体が容認されざるものか、必ず容認されなければならぬか、答えよ。
なお、世界情勢は闇の力(ご都合主義ともいう)により、2018年7月23日現在と同等とする。
さあどこだ。