はてなキーワード: エロ本とは
amunku キスシーンすら封じられたインド映画が「ダンスしてラブラブを表現」とか最高な方向に行く快作に溢れたのを知っているので、規制が進んだ上でどうするのか、は嘆く前に少しもがいてから弱音を吐いてほしい
規制された上で頑張れというお達し。
萌え絵にもそう言えよ。
今回は「萌え絵の規制は大反対なのにテレビの規制は大賛成」な論敵として選ばれたamunkuさんが、最近盛り上がった萌え絵炎上である月曜日のたわわ案件では、どのようなコメントをしているのか調べてみました!
(もう一人の方は無言ブコメが大半で、たわわ問題では表現の自由戦士として名高い白饅頭を罵倒するコメントくらいしか見つかりませんでした)
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「どうせ女もいい思いしてるんだろ」とか言い出すんだよな。男と女で性的に見られる意識が真逆なのはこういう漫画のせいで浸透しない。恥ずかしげもなく女を鑑賞物と平然と言い切る作品が溢れている、人権侵害なのよ
https://b.hatena.ne.jp/entry/4718216879353880962/comment/amunku
現実とフィクションの区別がつかない男がそれなりの数いるということ。少なくとも日本で痴漢は犯罪であるという当たり前の風紀が全ての男性に周知されるまでは(女子高生エロいが日本文化としてある)控えるべき
https://b.hatena.ne.jp/entry/4718241157743732898/comment/amunku
未成年のおっぱいに興奮してもいいという公共意識を隠さない日本。広告出す場所の問題つってんのに表現規制と騒ぎ事が大きくなる。我々は子供の人権無視しておっぱいに癒やされたいです!と騒いで恥ずかしくないのか
https://b.hatena.ne.jp/entry/4718217861291314370/comment/amunku
キモい脳みそ下半身男ども、諦めろ、公共の場でエロ本は読めなくなるし、女子高生かわいいねなどと言ったらえっ?という顔で見られる世界に日本はなるんだ。もうとっくに周りの女性はそんなお前らにドン引きしてるが
https://b.hatena.ne.jp/entry/4718261983515194786/comment/amunku
ヒエ…たわわファンが痴漢予備軍であることの証明をしている…頭が悪すぎて凄い
https://b.hatena.ne.jp/entry/4718617788996286914/comment/amunku
この件無視を決め込んでる日経と講談社は信頼も信用も置けない企業/性犯罪の矮小化に日本の漫画は一役買ってる。セックスのこと誰から学んだ?母親じゃないだろ男目線のファンタジーであるAVとエロ漫画からだろう
https://b.hatena.ne.jp/entry/4718794062067426082/comment/amunku
よくエロ2次表現規制で揉めてるときに「これがだめなら殺人描写もだめになるけどいいのか」とか言う人おるけど、事件が身近な人にはもちろん駄目なわけで、治安が悪くなってくると探偵物が受けなくなるというね
https://b.hatena.ne.jp/entry/4718880569732848578/comment/amunku
結局のところ人類にとって妊娠出産における母体の負担がかなり洒落にならない部分が諸々の問題の根源になってる気がしなくもない。
仮に産む場合、妊娠時の長期的な負荷に加えて出産時の死が普通に見えてくる母体の負担に対して父側の負担が軽すぎる(性交時に出して終わり)のはまあ事実だろうし。
中絶するにしたって負担がかかるのは母体だけだし、中絶の負担自体も洒落にならない。
昔のヨーロッパの発禁エロ本で嫌がる尼さんを無理やり襲って云々ってシチュエーションが人気あったと何かの論説で読んだのだが、その際に紹介された作品の中の尼さんがセックスを嫌がる理由が、尊厳とか信仰ではなく単に「妊娠(と出産)して死にたくない」からだとさらっと書かれていてマジで衝撃を受けたのを覚えている。(ちなみにその尼さんは中に出さないから!とゴリ押されて流されていた)
現代は医療体制が整っているからそこまでではないにしても、人ひとり産まれてくるまでの負荷のかかり方の違いというか、性行為における侵襲性とか、そういった部分でどうしても男女が非対称になってしまうことは避けられないし、故に女性側が時に過敏すぎる反応をしてしまうのもある種仕方ない気もしないではない。他の哺乳類みたいにさらっと出産できる種なら、諸々もっと楽だったんじゃなかろうか。
次代以降のホモサピエンスがより安産に進化するか、あるいは人工子宮技術の完成を待たないと完全な解決は見えない気もしてきた。全部印象論だが。
応答ありがとう。
知らないで話してる人も大勢いるよね?
まあそこに関しては否定しないけど、少なくとも私は知っててあの増田を書いたので、「表現の自由戦士は当然のようにBL18禁問題知らないんだね」って言われたら「ん? 俺に向かって言ってる?」って思っちゃったわ。自意識過剰ですまんな。
そして本文、なんか色々言ってるけど同じコーナーにしたらいいじゃん!はい解決!でだいたい済ましててそれを実際に負担する書店の現実的な問題点が見えてなくない?
コーナーを一緒にすれば不審者が減るというのも短絡的、不審者からしたら自分も気軽に入れて店員から死角になるって反論されたらどうするの?
(あんま杞憂する風潮は好きじゃないけど、こうしたらいいのにしないだけって考えはあなたの押し付けであって何も解決してないと思う)
これに関しては、まあぶっちゃけゾーニング反対派だから原理原則論を唱えて事足りると思ってるというのはある。設置に反対してるコーナーなので。R-18が別コーナーに隔離されるのはそもそも不当だけど、仮に隔離するとしたら別に一緒にまとめればいいじゃん? みたいな感じ。
それにしても、コーナーを別にするの、そんなに重要か? たとえば現在の書店では、私はエグめのBLが置かれてるコーナーまで行こうと思えば普通に行けるし、何なら商品を物色することもできるわけで。たまに少女小説系の文庫本を買いたくなったときは普通に女性向けエロ本の棚の近くも通ってるし、気が向いたら表紙を眺めてるよ。だから一緒のコーナーで何が問題なのかピンと来ないんだよね(もちろん、コーナーは一緒でも、棚まで一緒にしろとは言ってないよ。だいたい検索性が悪いし)。
加えて、既述の通り、実際に知り合いにBL読みの男がいるので。彼のような人が普通にBL売り場で商品を物色できるような仕組みが望ましいと思う。
あと私はR18化に賛成してどうやったらR18にできるかを話しててだからBLを規制しないでとは言ってないんだよね
ゾーニングをもっとしてほしいという考えとゾーニング反対派で根本的に全然違うよね?それをゾーニング反対派じゃん!認めろ!って突っかかられても困る
この点についてはあなたが立場を明示せず現状を説明しているだけなのにそれを肯定であるかのように捉えて突っかかってしまいすまない。
単純に誤読、R18コーナーに学生を入れろじゃなくて規模から考えてBLを丸ごとR18にするとR18に相当しないBLを学生に売れなくなってしまうという意味、ひとつの書店でそんなに多くのBLを扱っていないことも多い
これは確かに誤読だった、失礼。こちらも元増田では「BLのうち、R-18に該当するであろうもの」だけを指して規制について話していたつもりだったけど、確かにBL全体をR-18にしろと言っているようにも読めてしまうな。反省。
で、仮にゾーニングを肯定するとして、R-18に相当しないBLはもちろん学生向けに売り続けていいと思うけど、「仮にゾーニングを是とするなら」まず18歳未満の学生にR-18のBLを見せない方が優先度高いと思うんだよね。残りのBLをどうするか、はその次でしょ。なんでゾーニングをするのかって、それは子供たちも含む望まない人たちに不意に見せないようにするためなわけだから。
あと、東京都のガイドラインだと「高い棚に置く」とか「仕切り棚を設置する」とかもOKらしいね。
三 陳列棚の指定図書類等を陳列しようとする各棚板の前面と直交する鉛直面上に、当該棚板の前面から10センチメートル以上張り出した仕切り板(透視できない材質及び構造のものとする。)を設け、指定図書類等を、仕切り板と仕切り板との間に陳列すること。
仮にゾーニングを是とするにしても、たとえば低い位置の棚には性行為の描写がないマイルドなBLだけを陳列する、というのも有り得、それならまあそこまで大変じゃないんじゃないかな(もちろん本来はこんなゾーニングの義務なんてなくすべきだけど、あくまで現実を前提にした妥協案としてね)。
私は原則派だけど、書店が個々の裁量で子供の手に取りにくい場所にアダルト系の商品を置くのは流通が阻害されるわけでもないしその気になれば手に取れるわけだから許容する。ゾーニングの義務に反対しているだけで、個別の書店がどんなふうに商品を置くかはその店の自由だと思うので。もちろんR-18のBLをドドーンと子供の目につくところに平積みにする書店があってもよい。
これはただ恥ずかしいという意味ではなく男性と世間からの扱いが違うから困るという意味がある
からかいや視線など、嫌がらせもありえるしつきまといが発生するリスクもある
その上でコーナーを作るべきという話と男性だって同じなのにという感情論は比べ物にならない、同じではないから問題にされてるのに同じなのにと言っても意味がない
私はマッチョ思考なので問題ない!売れ!と思っているが多くの人が男性と女性で状況が違うことくらいわかっているのに男も同じだと言い切る傲慢さにもそれを男女平等という卑怯さにもげんなりする
まずもって、法律や制度は性に対してなるべく中立であるべきだと思うんだよね。もちろん、月経や出産みたいに生物学的事実によって違いが生じてる事柄に関しては片方だけに特別な手当てがあっても仕方ないけど、基本は制度は中立の方が良いでしょう(たとえば強姦罪が強制性交罪に改正されたのも、性犯罪の定義をより中立にしようとしたものとして評価されるべきだと思う)。
加えて、すでに男性向けに対してはある程度規制がかかってる状況なので、申し訳ないけど中立的な規制をしてくれないと非常に不公平感があって腹立たしいというのがある。これは規制の話、つまり我々の権利が減らされている話だから、そこで不平等は受け入れがたい。権利を増やす話ならともかく。
嫌がらせやつきまといが発生したら警察を呼びましょう。嫌がらせやつきまといをより摘発しやすくしたりするために警察の予算増やせとかストーカー規制法改正しろとか、そういう話なら賛同しますよ。
もっと簡単に考えて、今あるBL棚にR18本はタグだけ置くとかしたらどうだろうか、それなら本をレジに出す動作と同じだし
他のR18ジャンルだってあるわけだし女性向けR18コーナーも絶対あった方がいいとと思うけど、まずは普通に書店でR18BLを売れるようになったらいいんじゃないかなって思うよ
まあ、仮にゾーニングするならひとまずはそれが現状でありえそうなラインかねえ。私は別に現状のままエロいBLを本棚に置いてても構わんだろうと思ってるから、それ余計な規制じゃない? って思うけど。「普通に書店でR18BLを売れるようになったらいいんじゃないかな」ってのは同意。BLも男性向けも、たとえそれがドギツいエロであったとしても普通に書店で陳列できるようにすべきだよね。
まずはエロ本のうちどれくらいのエロレベルのものまでが一般書店に置けるのかどうか問題に立ち返っては。商業BLだけをことさら責めるんでなく。(どうせはてなー、一般書店で売ってるエロい本についての幅広い見識なんか持ってないよ。)
青少年の健全な育成のためのゾーニングよりも女性向けエロ本を気兼ねなく買える方が大事です、って言ってるのと同じじゃん。子供は保護されるべきみたいな建前どこ行っちゃったの?
まったくもってそのとーーーーーーり
基本的にないんじゃね?
コンビニエロ本規制のときに話題になった、R18指定にならないエロい本が普段そういうのを見ない層の目には過激に映るってのと同じで、BL漫画もああ見えてR18にならないように表現を抑えたものなんだと思う。
はてブでの議論を眺めるに、コミケとかで頒布されているエロい同人誌の成人向けとかを念頭に置いて批判してんじゃねえかなと思う。同人誌だと即売会運営にやり過ぎ言われない限りは自己判断で成人向けにラベリングをするので、書店で売れない(or暖簾の向こうに隠されるほどの)R18とは基準が違う。
元増田だけど、知ってて書いてるよ?
R-18コーナーを置いてそこに男性向けと女性向けを並べればええやんけ……
上で書いたように、R-18コーナーに男女の区別をつけなければいいじゃん(もちろんコーナー内で棚は分けるとしても)。そうすれば「男女ともに入るエロ本コーナー」になるだけだから、女性ばかりに粘着するやつが来る確率は減るよ? っていうか、普通に知り合いにBL読む男性はいるし、ますます男女で分ける意義なんてないと思うんだが(BL趣味の男性が女性向けエロ本コーナーに足を運ぶのをまさか否定はしないよね?)。
結局「自分たちだけのエロ本スペースが作れない」というところがネックになってるってことみたいだけど、それは「自分たちだけの」にこだわる方の問題じゃん。そのこだわりのせいでゾーニングができない、って言ってるみたいだけど、それがすごく都合の良い主張だってのはわかってる?
何度も言うけど、一貫性が取れてるならそれでもいいよ。「女性向けはR-18コーナーが作れない……だから男女問わずR-18のゾーニングを撤廃しよう!」なら原則派として筋が通ってる。堂々と原則派として都条例の改廃を訴えればよろしい。
でも、ゾーニングに親和的な人が「でも女性向けには事情が……」とか言うのおかしいでしょ。青少年の健全な育成のためのゾーニングよりも女性向けエロ本を気兼ねなく買える方が大事です、って言ってるのと同じじゃん。子供は保護されるべきみたいな建前どこ行っちゃったの?
結局、ゾーニングという建前を掲げながら自分たちの欲望を優先させるから批判浴びるんだよ。素直に「いや青少年の健全育成とか知らんです。ゾーニング反対」って言っときゃいいだろ。そうすれば「表現の自由戦士だ……」と思われるかもしれないけど、表現の自由戦士から裏切り者扱いはされない。自分たちはゾーニングを理由つけて拒否るくせに「ゾーニングは本来すべき」みたいなこと言うから裏切り者のコウモリ扱いされるんだよ。もっと表現の自由戦士の顔をしろ。
っていうか、
例えばBLコーナーを全部R18にしたら今度は学生が入れないとか(中略)そもそも目立ちたくない消費者がいて無視できなかったり
こういうこと書くから男女平等派から批判浴びるんでしょ。あのさぁ、男子学生は現在のゾーニングではエロ本コーナーに入ることを許されてないんだけど? なんで男子学生に認められてない権利を女子学生には認めようなんて思えるの? 男子学生にもエロ本コーナーへの自由な出入りを認めるか、女子学生をエロ本コーナーから排除するかの二択でしょ。女子学生をBL売り場から排除したくないなら男子学生が女体エロ売り場から排除されてる現状には否定的であるべきでしょ。
そこでダブルスタンダード使うから男女平等派は呆れてるわけ。「男女平等なんて知らん! 我々は女の利益だけを考える!」と高らかに宣言するのは自由だけど、そうすると男社会で女が不利受けるのは仕方ない、男が男の利益だけを考えるのは当然、ってことになっちゃうよね。ちゃんと男女平等をやりましょう。
そもそも元増田で書いたけど男性だってエロ本コーナーへの出入りは恥ずかしいよ。その先に欲しいものがあるから羞恥心とかをねじ伏せて入ってるだけ。女性はその負担をしたくない、というのはわかるけど、だったら男性もその負担から解放されるべきでしょ。
結局、現状がそうなってるってのは知ってるけど、その現状を支える理屈がゴミすぎて相手にならんわけよ。ダブルスタンダードをやめろ。ちゃんと男女平等や青少年の健全育成をやれ。話はそれからだ。
むしろ、この件は、「表現規制反対派」の中のあらゆる派閥を敵に回してしまった、典型的な八方美人の例だと理解すべきだと思う。
「表現規制反対派」の中にも、「あからさまなR-18はゾーニングが必要」という穏健派と、「ゾーニングも規制であり表現を萎縮させるので撤廃すべき」という原理主義派がいる。原理主義という言葉がネガティヴなら、原則派とでも呼ぼうか(そういえば『図書館戦争』の主人公側陣営も「原則派」だったな)。
これまで穏健派と原則派との亀裂が見えてこなかったのは、槍玉に挙げられた表現がどれも「R-18のゾーニングには値しない」ものだったからだ。着衣した女性が胸を強調した献血ポスター、スカートに股のラインをなぞるような形のシワがついた農協のポスター、巨乳女性が表紙のラノベ、夜這いを楽しみにする着衣女性、そしてボタンを手にこちらを振り向く巨乳制服JK、これらはいずれもR-18ではない。いずれも(「規制すべきか」という基準で考えるならば)穏当な表現であり、映倫が言うところのPG-12にも該当しないだろう。つまり穏健派はこれらを「こんなのゾーニングに値しない」と考えるので、ゾーニング反対の原則派と共闘することができた。
ところが、今回不健全図書指定を食らったBL本は、あからさまな性行為が描かれている。肛門から精液が漏れ出す描写もある。穏健派から見ると、こんなのR-18がつけられて当たり前だ(少なくとも、男性向け作品で女性器から精液がこぼれるような描写があればR-18だろう)。したがってR-18のゾーニングを支持する穏健派は、「こんなエロ本にR-18をつけないなんてどうかしてる」とBL作家をバッシングすることになる。
では、原則派はどうか。原則派はもちろん、R-18指定はそれによって販路が狭められるなどの弊害があるので事実上の表現規制であると捉え、R-18のゾーニングに反対する。したがって、原則派は「そもそもR-18のゾーニングは不当」と主張するだろうが、彼らも事実として「現状のゾーニング基準では当該作品がR-18に該当する」ことは認めるはずだ。
ところが当該BL作家さんは「ゾーニングには賛成」と言ってしまった。本人的には「原理主義的過激派じゃありません、穏健派です」ということを意味する枕詞のつもりだったのかもしれないが、これが原則派の逆鱗に触れた。原則派からすれば、ゾーニング相当の物を「ゾーニング賛成ですが」と言いながらゾーニングせずに出版することは卑劣な裏切り行為である。かくしてR-18のゾーニングに反対する原則派は「お前はゾーニングに賛成なのか反対なのか、どっちなんだ、このコウモリ野郎」とBL作家をバッシングすることになる。Show the flag! ってやつだ。
さらに、当該作家さんが「女性は暖簾をくぐるのに抵抗があるので~」という理由を持ち出してしまったために、男性の権利に敏感な層からは「男は抵抗がないとでも思っているのか」、男女平等の支持者からは「男性向けゾーニングを維持しながら、女性向けだけ『特別扱い』を受けようというのか」という非難を浴びることにもなってしまった。つまり男性の権利に敏感な男性+男女平等の取り扱いを支持する男女も敵に回したことになる。かくして当該BL作家さんは四面楚歌の状態に陥ってしまったのであった。
ではどうすればよかったかというと、ひたすら原則派に徹していれば四面楚歌になることは避けられたと思う。つまり「東京都の『不健全図書』制度は廃止せよ! エロいBLをゾーニングなしで売らせろ!」という一本で攻めるべきだった。そうすれば穏健派からは非難されたかもしれないが原則派からは表現規制と闘う同志として迎えられたはずだし、「男性向けのゾーニングにも反対です」と一言付け加えておけば男性の権利に敏感な男性+男女平等の取り扱いを支持する男女から矛を向けられることもなかった。
「ゾーニングには賛成ですが」なんて言って穏健派にもいい顔をしようとしたから原則派にそっぽを向かれたのだ。穏健派を敵に回すことは覚悟すべきだった。っていうか、あんな露骨なエロを成人指定なしで出版しといて自分は穏健派ですアピールは無理があるでしょ。やってることはどう見ても表現の自由原理主義過激派なのに、それを自覚できていなかったというのが最大の問題であるように思う。
イラストに「R18」はあるが、テクストに同様の規制は無い、という前提が理解されていない。現在の運用上は、文章で性行為を描写しても、イラスト化していなければR18とはならない。双方の基準が統一されるべきだろう。
今回指定されたのは「コミックス」だが。作者名で検索したら普通に無料立ち読みが出てくるのだが、これのどこが「テクスト」なのだろうか>https://www.cmoa.jp/author/121926/。
そもそも普通に作者も「コミックス」と言ってるわけだが>https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/hoshizakileo/status/1517603860205817856。
作者がコミックスと言い、アンチフェミや表現の自由戦士がコミックスという前提で話を進めている中、「テクスト」の規制の話を持ち出すこのひとの目にはいったい何が見えているのだろうか……
anond:20220430005751も書いたので読んでね。
ここの文化知らんけど便利そうだったのでメモ帳替わりに認識できた範囲で書いてみる 多分結構間違ってる フェミ嫌いの男性引きニート視点
たわわ騒動で色々騒がれる所にBL作家の作品が不健全図書指定を喰らってツイで愚痴っていた。
ただその作品内容が男性向け作品視点だとどうみてもアウトなうえ、作家も男性向けの規制を肯定する立場だった。
反フェミニストの人がBLと男性向け作品の規制の差は性差別だと主張。
たわわの広告程度が騒がれてた一方、白抜きとはいえ性器や性行為の類似行為が描かれる作品が「一般向け」に出されていた。
行政の指定を受けるのは当然だし、なんでBLはこんな緩いの?となる。
んで、BL書籍にも男性向けと同等のゾーニングが必要なんじゃないかと
ただゾーニングとなると自主規制とはいえ規制の強化となる。表現の自由を守りたい人(表自戦士なんて言われてもいる)的には規制には反対。
BLは表自戦士の理念的には守る対象、なのだが逆に腐女子は萌え絵作品を守ってきたのか、となるとかなり微妙。
ここ十年の萌え絵叩きに加担する腐女子を結構認識されており、萌え絵を叩いてたフェミニストがBL好きを公言しているのも確認。
萌え絵は性差別の助長だなんだ言ってる一方BLは問題ないとするフェミニストの意見を「BL無罪」なのだと認識する反フェミ。
反フェミの論調にBL助けないなら萌え絵だって助けない、とする腐女子もいるが、反フェミ的には萌え絵はずっと殴られてるねん何を今更、といった感じ。
BL規制するより逆にそもそもの成人規制をなくそうよ、という腐女子や表自戦士もいるが、そんなこと主張したらもっと世間に叩かれ大打撃を受けるだけだというのも人もいた。
反フェミニストと表現の自由戦士はかなり混じっている。表自戦士は萌え絵を叩くフェミニストに怒り心頭だし
同様に腐女子とフェミニストと女性の表自戦士も結構混じってると思われる。ただ、腐女子が萌え絵叩きに反対する、ってのが公言しにくい環境にあるっぽい。
女性蔑視をするオタクが普通にいるように、男性の趣向を拒絶する腐女子も相当数いるっぽいし、なんなら男性趣向に共感する女子を迫害する流れもあるらしい。
まぁ腐女子界隈がカプの隠語での区分や同担拒否、解釈違いでの争いなんかを聞く限り、集合と離反が多くあるし争いの種を極力なくそうとする感じがあるんだろう。
また二次創作界隈と一次の商業BLでの隔離もある。同人BLだと逆にゾーニングは厳しい。商業BLのことを他人事だと思ってる二次創作腐女子も多いだろう。
まず東京都の青少年健全育成条例?の改正での大騒ぎは10年以上前の話である。ロボット少女の表紙が問題になったやつより前なはず。
当時の条例改正反対の動きの時、たしかにBL視点での反対を言っている腐女子の人がいたのを少し覚えている。が10年以上前のことである。
当時共産党含め野党系が反対の立場にいたが、今となっては共産社民は表現規制を叫ぶ立場になった。
不健全図書指定の基準が特に変わったという話は聞いていない。BLが一番やばかったのは昔から同じだ。
条例の文言には不満があったが、委員会の議事録が残ってるはずだし、議事録内容がやばいみたいな話は聞いていない。結構委員会みんなちゃんと読んではいた。
不健全図書指定はBLが多いのは、男性向けがとことん自主規制と区分けをした後だから、ってのが理由だと思っている。エロ雑誌くっそ分厚くなってるらしいし。
性的な内容を自主規制しゾーニングすれば不健全図書指定は回避できる、が一般の流通は無くなり販売は厳しいものになるだろう。
ゾーニングしなければ一般流通に流せるが、内容がそのままなら定期的に不健全図書の生贄がでる。そもそも行政的には一般向けで内容がアウトなら出版社の都合など関係ないのだ。
ゾーニングするのが正しい正しくないとは別問題で、出版社の力量と覚悟でゾーニングするかが決まる。
ただ不健全図書指定以外でゾーニングする社会的・利益的な理由がなかった。今まで「BL書籍は不健全」みたいな社会的圧力が無かったのが男性向け書籍との違いである。
ただコンビニのレディコミがコンビニエロ本撤退の際同時に消えた、みたいに男性向けの規制が女性側にもかかるのは普通にある。
腐女子という人達の内向的性質上、政治的意見を主張する人は出てきにくいだろう。逆にフェミニストは政治参加をすんごくする人達ばかりだ。声がでかい。
なのでBL趣味だと公言するフェミニストが政治的な腐女子の代表みたいなことになっている。彼女らは声がでかい上に地位も持ってるから主張が通りやすい。
実際問題そのフェミニストがディープな腐女子なのかというと違うのだろう。ただ愛好家なだけ。ディープな腐女子だったらそもそも本名での発言とかできなさそうだし。
ただ多くの腐女子がそのフェミニストを否定してたかというと、否定はしてないというか興味ないというか気が合う部分だけは乗っかるとか、かなり曖昧。
(ただでさえジャンル・カプ間の争いがあるのに)争い事の種なんて出したくなかったのだろう。
んで一緒になって萌え絵批判している腐女子アカ、という形で反フェミの批判対象に入っている。
正直腐女子とフェミと同一視はしたくないし敵視したくもない。明確な区分すらほしい。だが腐女子さん達は無責任だとも思っている。
もし仮に腐女子さんたちが助けを求めてきても、萌え絵叩きの時声一緒に攻めて来なかったか?とか思うし
ゾーニングに関しては、男性向けは都条例に対応してきたよ、BL側も頑張ってね、としか言えない。それ以上の対応をそもそも知らないのだ。
規制は不合理な部分があるけど、規制をなくすみたいな方向性の議論は今そんなこと言える社会的状況じゃないし(こちとら一般向けのラブコメすら叩かれているのに)
そもそも男性向けの規制には賛成してた腐女子いたのに、BL規制は助けてみたいな非対称的な論調には賛成できない。
男性向けの規制とBLの規制の非対称性について、えーこれ許されていいのー、と思わないわけでもない。
ただ確かに10年前、都条例に反対する腐女子の声を見たことがあるのだ。そういう人が少なからずいることを信じたい。
ポリコレやフェミニストによる表現の否定に対抗できる意見を出してくれる腐女子がいればいいなー、と思う。
理想論で山田太郎的な旗印がいれば最高なのだが、それが腐女子の代表として扱われるか微妙だしかなり難しそう。署名活動とか意見書でもいいのかな。
あと個人としてぶっちゃけBLゾーニングは適当にしててもいいと思っている。定期的生贄は出すだろうがBL読まない人にとっては無理にゾーニングする必要を感じていない。見なきゃいいだけ。
定期的な生贄が嫌だとなったらそりゃゾーニング頑張ろうねってなるけど。男性向けはすでにゾーニングでの撤退戦をしまくった後なのだ。そもそも戦い方を自分は知らない。