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はてなキーワード: エネルギーとは

2023-11-12

生成AIを維持発展させるために必要資源エネルギーってどのくらい必要なの?

chatGPT以外の生成AI触ったこと無いし、しか無課金なんだけど、あれだけの性能をひっぱり出すために必要ハードウェアとそれを動かすためにどれだけの電気必要なのか気になる。

あと、生成AIが作り出したプログラムやら文章やらって結局人間が正しいかどうか判定しなきゃいけないんだけど、それが間違ってたとして、どこがどう間違っているのかを生成AIに教えることってできるんだっけ?

そのセッションでは覚えてても、べつのセッション質問したら綺麗さっぱり忘れてた。

これって課金すれば解決したりするの?

35歳職歴無し無職ワイ乙4受けてきたで。ちな直前に解いた模擬問題の正解数は全て合格ラインに達してた。

でも本番は危惧してた通りヒネた問題出してきやがって面食らったわ。

確定して間違えたのは3問。

・1つめ

C6H6の構造式を見せられ「これ第一石油類やで、どれや?」って感じの問題

アセトンベンゼンに絞ったはいもの化学式までは覚えておらずアセトンを選び轟沈(アセトンには酸素が含まれている)

化学式までは覚えられませんやで殺すぞっていうか26回ぐらい模擬問題解いたのに1問も化学式を問うてくる問題はなかったやで殺すぞ

・2つめ

危険物性質を問う問題

1類はなんやらかんやら云々

2類は還元物質酸化物質と同じとこに置くと摩擦や衝撃でクソ燃える

の2択に絞る。

可燃性って還元物質なん・・・?そんな文言テキストで一度も見たことねえぞ…ってなって

1類の方を選びおそらく轟沈

・3つめ

思い出せんが間違えた気がする。

・怪しいやつ

定期点検について正しいのはどれかという問題

地下タンクを有する給油取扱所は定期点検対象である

定期点検は所蔵やなんたらかんたらが技術上のなんたらに適合しているかどうかについて行う。

みたいな2択に絞り給油取扱所の方を選んだ。多分合ってるけど

後者もそれっぽくて間違えた感がある。

あと

タンクに補充しに来たタンクローリーのあんちゃんが違うタンクガソリンぶちこむ事故が起きた。対策としてどれがふさわしくないか

みたいな問題でも

「補充する前にタンクあんちゃん危険物取扱者が立ち会ってから補充する」とあと内容忘れたけど2択まで絞って

そもそもタンクの中身は見えねえし移動タンクと注入先タンクが適合してるかどうかは危険物取扱者じゃなくても表記を見れば判断できるくね?って思って前者を選んだけど間違えた感がある。でも取扱者でもダブルチェックという意味では予防にはなるよな?

みたいな感じで一応事故の予防になるやろって選択肢ばっかで困った。

他はガソリンの性状や重油の性状でサクッと選べる問題で余裕だった。

でも熱化学方程式には面食らった。

○○を完全燃焼させたときの熱化学方程式である。係数の合計はいくらか?

[A]C2H2+[B]O2→[C]CO2+[D]H2O

みたいな問題でけけ係数?ってなったね。(正確な化学式は忘れたけども)

選択肢が9,11,13,15,17

A+B+C+Dで両辺の分子の数が合致する組み合わせを探すだけって気づいて力技で見つけ出して2+4+5+2=13にして勝ったなって思った。

他にも静電エネルギーを問われてE=QVだったかE=QV^2だったかあやふやだったり。

ちゃんと前者にしたけども。ていうか静電エネルギー云々ってそこらのテキストでも一問も出なかったぞこれ。

過去問常連指定数量が1を超えるのはどれか?問題も0.96だったり0.93だったりギリギリを攻めてくる選択肢複数

乙4の合格率が調整期間に入ってて記憶あやふやな奴らを振り落とすためか過去問からズラしてきてる問題がそれなりにあって

かにこれなら落ちる奴も増えるだろうなって思った。

でもまあ10/15 8/10 8/10はあるやろ。

危険物は単純暗記でいいんで1~6類までコンプするやで

それが済んだら消防設備士取るやでェェ!!!

2023-11-11

劇場版ゆるキャン△を見て

Amazon縛りの懲役が終わって他のアニメ配信に解禁されたので見た。

まとめ

これこそ実写版ゆるキャン△メンバー実写化してほしい。

みんな出世しちゃってスケジュールあわせるの大変だけど、劇場版ならまだなんとかならんかな。

大垣役の大垣マジ美人なので実写でやってほしい。

日比谷近辺に集まる人々の熱量

あのエネルギーはどこから湧いてくるのか

帝国劇場付近出待ちするマダムたち

日比谷近辺のカフェファーストフードに入るとほぼ必ずいる宝塚ファンマダムたちの集団

マダムたちの話を聞いてると、夫やママ友子どもそれから宝塚ファン同士のグチや噂話をしている

マダムたちにとっては、そのコミュニティー日常生活とは離れた居場所ひとつになってるんだろうな

将棋クラブに通うムッシュたちとそう変わらないのかもな

2023-11-10

anond:20231110152333

除霊ってのは霊を天に返す行為じゃなくて、誰かに取りついてる霊を引き離す行為から消えたりしないよ

対象に取りつくことが目的場合成仏するけど、そうじゃない場合は他に取りつく

自分についてるスティーブ・ジョブズの霊も自分から引き離したとしても他の何かに取りつくだけかな

それで仮に成仏させたとしても、魂自体は消えたりしないよ

でも成仏過程で魂の濃度が薄れていくことが判明しているよ

結局霊もエネルギーから、そのエネルギーを使い果たしたらもう2度と降霊はできないよ

エネルギーの総量は人々の記憶の強さとも言われてるし、生前エネルギー濃度に比例するとも言われてるけど、普通人間だと20年もしたら使い果たすとされてるよ

これは地縛霊として現世に存在できる期間というわけではなく、魂そのものが消えると言うことね

輪廻転生してるという人もいるけど自分宗教には詳しくないからあまりからない

でも20年以上前の人の降霊が難しいのは本当

2023-11-09

から疑問なんだけどさ

なんで、はてなブックマークって、他人がつけたスターを削除したり、他人からスターをつけられることを拒否できないの?

 

 

だってさ、嫌いなやつや、こいつ馬鹿だなと思ってるやつにつけられても嫌じゃない?できれば予め拒否しておきたいじゃない?

万が一「注目コメント」入りなんかしちゃったら、恥ずかしかったり、晒し者にされてる気分になるじゃない?

残念、お前のその「特別お気持ち」とやらは、俺にとっては嫌がらせに過ぎない、という場合だってありうるわけじゃない?

まあ、俺のこうした考えは措くにしても、なんで、好意?(スターとやらが好意とは俺は別に思ってないが)の押し付けは当然許されてるわけ?

 

 

ツイッターだかXだかは、他人から閲覧されること自体ブロックできるわけじゃん。なんではてなにはそれができないの?技術力がないの?

実質に嫌がらせする自由は認めるくせに、なんで、他人から嫌がらせや目立ったりすること、集団的いじめ(というと古参ユーザーは何かを想像してしまうかもしれないが俺は新参なので詳しくは知らん。)を予め回避する自由はないわけ?

はてな運営の「自由」に対する考え方が狭いの?

 

 

 

 

お互いの時間感情エネルギー節約するために予め言っておくが、

ここはお前の日記帳じゃねえ!」、「批判を受けない自由はない!」、「教えて君死ね!」、「いや、運営メールしろや!」とか

訳知り顔で偉そうに説教してくるのはやめてくれ。

そういう説教はお前らの得意技かもしれんが、この際、俺にとっては何の役にもたたない。

 

ここは匿名ダイアリー。つまり、俺の日記帳でもあるわけだ。

俺は好きに日記を書きます名前を隠して楽しく日記を書きます(この記事については別に楽しくもないが)。

 

あと、俺は批判を受けたくないと言ってるんじゃない。

しろそれが合理的根拠に基づくと認められるものならばバンバン受けます

しかし、例えば侮辱的だったり、明らかに不快になるようなものは、この限りではないが。)

スターをいらない、他人様の好意とやらの押しつけは謝絶したい、というのが趣旨であるから

批判を受けない自由はない!」というような答えはズレてる。

 

そして、この問題については、俺がいくら考えてもわからんし、

正攻法運営メール送ったところで、あいつらからまともに回答が返ってくるとは思えないか

ここでこうして問いかけてるわけだ。

 

 

まあ、運営じゃなくても良い。何か気の利いた回答や説得的・合理的な回答でもあれば、それで俺の心は慰められるかもしれない。

(例えば、スター機能が現行のままであることによって、はてなにおける特殊世界観価値観が維持・助長等されることを説得的に説明してくれるものとか。)

 

真面目に、誰か教えてくれると助かる。

(但し、侮辱的だったり、明らかに不快になるような内容は勘弁してくれ。あと、特定ユーザー言及するものも勘弁な。)

 

 

2023-11-06

日本の人たち

日本の人たちが馬鹿だなって思うこと

サラリーマンを選ぶ

子供ビジネスを継げないから、子供ゼロからサラリーマンを目指す

・そのために多額の教育費を使う

東京に集まって、多額の家賃物件購入費用を支払う

子供に注ぐはずだったエネルギーを、投資家不動産業界、教育業界に貢いで終わる

お前らはホストにハマる風俗嬢を笑えるのか?

2023-11-04

キモいうつる、近寄るな これを言われないために

太陽のような圧倒的エネルギー必要

太陽光は人の悪意を浄化する

anond:20231102152941

自分子どもの頃から怒ると黙りこんでしまう傾向があったのだけど、大人になってからは多少改善した

そういう背景がある人間から言わせてもらうと、元増田は「この人に言っても話通じないだろうな、言うだけ時間と労力の無駄になる、黙っておこ」と判断されることがわりと多いのではないか

まり積極的意見表明しないような自分のような人間ですら、話が通じそうな人に対してはエネルギーを費やして順序だてて一つ一つ説明する。

話してもらえるような信頼関係が築けてない、元増田が信頼されてない、ただそれだけってことない?

2023-11-03

anond:20231103232543

渋滞の先頭よりも定義しにくいのが発射された波動砲エネルギーの完全に減衰した先端ではなかろうか

風邪をひいたときにまずやるべきことは、風邪を治そうという気持ちになること

本気でそう思い込む

自分の中にはいってきた風邪の原因共に対して宣戦布告をする

病原菌だかウィルスだかしらねぇが、全員皆殺しにしてやるからなと本気で思い込む

免疫システム自分の理性を、意志統一する

そしてめちゃくちゃにエネルギー補給できるもんを食いまくる

これもただ食うのではなく、免疫システムたちのことを思いながら食う

兵糧の心配はするな、好きなだけ殺してこい、虐殺しても不問に付す

そんな免疫部隊士気が上がりそうなことを考えながら食う

コレが大事

現状を打破する力がないか弱者なのだ

エネルギーがあるのも一種の才能だと思っている

勉強(机の上の勉強だけではない)するエネルギー、見た目を小綺麗に保つエネルギー相手立場を思いやりながら考えて話すエネルギー、現状を変えるため転職努力するエネルギー、当たり前と言われているこれら全てにはエネルギーがいる

鬱になって一度燃え尽きたことがあるからよく分かる、精神的に健康じゃない人にこれらを当たり前にこなすのは無理だ

男女関係なくエネルギーのある人間ない人間がいる。女は女だというだけで憂き目に遭った歴史が実際にあるが、女っていう広いくくりの中なら当然エネルギーのある人間がいるわけで、そういう人間が現状を変えようとしてきた結果が今だ

だが弱者男性はどうだろう、現状を打破する力がないからこそ弱者たらしめられた彼らが現状を変えるには、実際のところ「エネルギーのある弱者男性が声を上げる」しかないわけだが、ほぼほぼ矛盾した存在から無理に等しい

強者男性に助けてくれるよう頼まないあたりからもそれが分かる

から弱者男性は叫ぶしかないんだろうと思っている

女よ、自分をここから引き上げてくれと

2023-11-01

やる気が出ないやつは空港新幹線の駅、高速道路SAに行け

空港新幹線の駅、高速道路


これらは長距離移動しようとする人々が集まる場所である


距離移動にはエネルギー必要

金も必要


まり空港新幹線の駅、高速道路とはエネルギーと金の集まる場所である


距離移動できる余裕のある金を集めた人々が集まる場所であるとも言える

金を集めるのにもエネルギー必要


朱に交われば赤くなる

ここにいけばうつも治るぞ

2023-10-31

anond:20231031233446

ポイント

のではなく



  • 社会が救ってくれないと思い込む

のではなく

  • 社会が救ってくれないと分かってる


正義とかが動機で行動する人らと戦うのにエネルギーを使いたくないし、自分を解らせるべく説得するのにもエネルギーを使いたくない。

問題自分たちではなく社会側にあるのだ、として社会対象にして考えることで、内省コストを割かないでいられる。

anond:20231031200349

4つが一番エネルギー効率いか

エネルギー効率だけなら1つが一番良いでしょ

単に安定して自立しないってだけで

多いのは走行抵抗になるじゃん

anond:20231031153349

なんではてなは、頻繁にしょうもない男女論で無駄エネルギーを費やしてるんだと思ってたけど、そういうわけか。

その無駄エネルギーを発電にでも活かせればいいのに。

はてなゾーニングしろ

男女論とフェミ絡みと政治絡みの話題はどこかに隔離しとけ

視界に入るだけでも負のエネルギーが溢れかえって疲れてくる、しょうもない煽り合いを見ないで済む権利を主張する

anond:20231030180655

はてな自民党を悪として意見を一様にはするけど、いざ代わりは誰に任せるかという話になると、

途端にしどろもどろになって、それぞれが点でバラバラなことを言い始めるんだよな

要するに、具体的な政権交代イメージも、そのつもりも誰も本当にはなくて、

から意見をまとめることもできなくて、支持政党はいつまでもバラバラのまま、

そのことを指摘されれば、それは野党側の政治家責任とか言ってお茶を濁して、

支持者の側から団結して立ち上がる気概もなにもなく、のエネルギーは何十年も自民党批判に費やしてきただけ

自民党のように流れない水は腐るのであれば、同じことを今までずっと続けてきてるはてなだって十分腐ってるだろ

自民党がそうであるように、はてな蔓延有権者たちもまた悪性の存在であることには変わりない

こう言うと、今度は権力がどうの言い始めるんだろうが、曲がりなりにも国民国家なんだから国民にも権力はあるだろ

そんなに今の政権が気に食わないなら、さっさとそのご大層な正義で団結して打ち倒せばいいだけの話だろ

それをやらないということは、絶対的な悪を仕立て上げて、それに向かって唾を吐くこと自体がすでに好きになってるんだよ

anond:20231030180655

はてな自民党を悪として意見を一様にはするけど、いざ代わりは誰に任せるかという話になると、

途端にしどろもどろになって、それぞれが点でバラバラなことを言い始めるんだよな

要するに、具体的な政権交代イメージも、そのつもりも誰も本当にはなくて、

から意見をまとめることもできなくて、支持政党はいつまでもバラバラのまま、

そのことを指摘されれば、それは野党側の政治家責任とか言ってお茶を濁して、

支持者の側から団結して立ち上がる気概もなにもなく、のエネルギーは何十年も自民党批判に費やしてきただけ

自民党のように流れない水は腐るのであれば、同じことを今までずっと続けてきてるはてなだって十分腐ってるだろ

自民党がそうであるように、はてな蔓延有権者たちもまた悪性の存在であることには変わりない

こう言うと、今度は権力がどうの言い始めるんだろうが、曲がりなりにも国民国家なんだから国民にも権力はあるだろ

そんなに今の政権が気に食わないなら、さっさとそのご大層な正義で団結して打ち倒せばいいだけの話だろ

それをやらないということは、絶対的な悪を仕立て上げて、それに向かって唾を吐くこと自体がすでに好きになってるんだよ

2023-10-29

京都ニンテンドーショップ行ったらバナナマンの美味しいもの市が激混みだった

京都ニンテンドーショップ高島屋の8階にあるんだけど、その店の横でバナナマンのせっかくグルメイベントやってた。

https://www.takashimaya.co.jp/kyoto/departmentstore/bananaman_gourmet/index.html

これが激混みで、ニンテンドーショップに辿り着くのも一苦労

あの様子じゃ入るのに1時間はかかるだろうな

すごい人気番組なんだね、バナナマンのせっかくグルメ

ニンテンドーショップ整理券必要で、朝に券をもらったら2時間後にしか入店できなかった

こっちも入ったら激混みで、特にレジが1時間待ち

京都人のエネルギーを感じた

ラグビーW杯2023 10/29 決勝 ニュージーランド対南アフリカ

9月9日開幕戦から20チームの激闘を見守り続けてきたウェブエリスカップ

50日間の戦いの末に、今日、その所有者が決まる。


おはようございますこんにちは、こんばんわ。

レビュー増田です。


4年に1度のラグビーの祭典ワールドカップ2023年フランス大会も、ついに決勝を迎えた。

47試合の末、ファイナルに駒を進めたのは、南半球、いや世界ラグビー象徴ニュージーランドと、ディフェンディングチャンピオン南アフリカ


開催国フランス好調や、ランキング1位で乗り込んだアイルランドフィジーサモアなどのアイランダーチームやアルゼンチンの成長などで、勢力図の変化が噂される中で開幕した今大会だが、蓋を開けてみると、決勝はおなじみの最強同士の対戦となった。


ニュージーランド開幕戦フランス相手に1試合を落として以降は、圧倒的な得点力で対戦相手沈黙させてプールステージ突破した上、準々決勝ではアイルランド相手守備の硬さも見せつけて準決勝進出。チーム初の優勝を狙うアルゼンチンに完勝して決勝まで勝ち上がってきた。


大会前までは仕上がりを不安視されていた黒衣の軍団だが、オールブラックスに関しては「史上最強」「完全な優勝候補」とみなされていたような大会の方が勝てないことが多く、今回のように「ぱっとしない」と言われる時の方が優勝を攫ったりする。


チームをみると、LOサム・ホワイトロックSHアーロンスミスなど、レジェダリーなベテラン選手活躍する一方、PRイーサンデクラークティレルロマックス、CTBリーコ・イオアネ、WTBマーク・テレアウィルジョーダンなど20代のプレーヤーも多く、ベテラン、中堅の経験値と、若手のエネルギーバランス良くミックスされたチームになっている。

大会で最強と呼ばれた世代の多くが引退した後、世代交代の最中で完成形が見えづらいままW杯に臨んだが、まさにこのW杯で成長したのかもしれない。

7週間にも及ぶ戦いの中で調子を上げ、持ち前の得点力だけではない守備の硬さ、意外とも言えるスクラムの強さも見せつけてきた。


HCのイアン・フォスター大会後の勇退が決定しており、スーパーラグビーの常勝軍団クルセイダーズHCのスコット・ロバートソンにその場を引き継ぐことが決定している。

つなぎの世代と言わせず、このチームこそが最強のオールブラックスであることを証明できるだろうか。


対する南アフリカはというと、フィジカルバトルを得意とするチームが集まったプールBをアイルランド戦の1敗以外に圧倒的な強さを見せつけて決勝トーナメント進出

フランス戦、イングランド戦の2試合連続の1点差で制して決勝に進出した。


優勝した前大会の時点で主力メンバーが若かったため、本大会でも優勝メンバーが残り、FWの安定感がチームを支えてきた南ア代表だが、なぜかこのチームに起こりがちな「完全な1本目のSOがいない」という問題に今回も悩まされ、重要得点源のキックの精度などはイマイチとみなされていた。

そこに、負傷で代表メンバーから外れていたハンドレ・ポラードが、大会中に負傷したメンバーと交代して第4戦目から復帰。

この決勝で先発のSOをベテラン司令塔に託すことになった。


ラードはあまり華麗なパスを見せる司令塔ではなく、南アらしいキックFW戦のタクトを振るのを得意としているが、この試合に望むリザーブメンバーを見ても、南アがどういう試合にしたいのかが垣間見える。というかクッキリ見える。

なんと8人のリザーブのうち、FWが7人。

SOはおろか、SHの替えすらなく、デクラークが負傷した際にはWTBチェスリン・コルビが務めるとアナウンスされるほど。

80分間、FWを惜しみなく使って身体を当て、キック得点する気満々で、スプリングボクスらしい戦いでオールブラックスを迎え撃つ構えだ。


オールブラックススプリングボクスが戦えば、激しいフィジカルバトルに耐えてちょっとの差を掴み取るゲームになるしかない。

決勝のスタット・ド・フランスは雨。

身体をぶつけあうには絶好のコンディションだ。

どちらが「ちょっと」をモノにしてウェブエリスカップを掲げることができるのだろうか。


両国国歌斉唱につづいて、オールブラックスが今大会最後ハカ、カパ・オ・パンゴを披露し、オールブラックスボーデン・バレットキックオフで試合が始まった。


前半

開始早々、大会を通して南アスクラムを引っ張ってきたンボナンビが脚を痛めてグラウンドに倒れて負傷後退。

その直後の交錯オールブラックスのシャノン・フリゼルイエローカード

双方がゲームの進行にダメージを受ける波乱の幕開けとなる。


ボールキープしてパスとランからゲインをねらうオールブラックスに対して、ディフェンスからキックを蹴らせ、受けたボールを蹴り上げて、キック前進する南ア

もとからお互いやりたいことをするとこうなるわけだが、南アがジリジリ前進できている。

リゼルの反則で獲得したものにつづいて、オールブラックスを押し込んで序盤に2つ連続ペナルティを獲得した南ア

ラードキック南ア 6 - 0 NZ とする。

ロースコアゲームで蹴り勝ちたい南アにしたら上首尾なゲームの入りだ。


オールブラックスボールを回しながら前進してPGを返すが、南アFW戦で圧力をかけてペナルティを狙い、PGを重ねて差を詰めさせない。

南ア 9 - 3 NZ


スコアで突き放されながらも、ゲームが進行するにつれボールをまわす攻撃で徐々に先進し始めたオールブラックスだが、雨の影響でボールが手元で滑り、掴みかけた攻撃のチャンスでボールを失っている。

そしてゲームの流れを大きく変える瞬間が訪れた。

28分にFLサム・ケインハイタックルレッドカードの退場。

前評判の低かったチームを獅子奮迅活躍で牽引してきたキャプテンまさかの決勝の舞台で一足先に試合を去ることになった。


荒れ模様前半はその後、双方がPGを重ね、南ア 12 - 6 NZゲームを折り返した。


試合としては前半の25分過ぎからオールブラックスボールを保持した攻めで南アディフェンスを切り裂き始めており、圧倒されているわけではない。

しかし、ラインアウトの不首尾や、滑る手元、高く入ってしまタックルなどで得点のチャンスを失うオールブラックスに対して、南アが手に入った機会に過大な結果を狙わず即座のPG得点を重ねて6点差。

攻めがつながっているので、後半での逆転もあり得る点差だが、相手そもそもロースコアを狙ってきている南アだなると話が違う。

それに、フィジカルバトルを狙ったオーダーを組んできた南ア相手に人数の不利を被ったのは大打撃だ。

南アにしてみれば、相手ミスに救われているところもあるが、それは要所でうまくプレッシャーをかけて、危機を切り抜け続けているという事になる。

この決勝でも当然のように発揮される南ア勝負強さは驚くべきものだ。


オールブラックスは不利を跳ね返して逆転のトライを決められるのか、それとも南ア得点以外でも前半につけた差を活かして突き放すのか。


後半

後半の南アキックオフから敵陣深くに侵入して圧力をかける。

得点匂いがする猛攻だったが、この攻撃のなかで、今度はシア・コリシの頭が当たってイエローカードで退出し、人数のアドバンテージを失う。


後半頭で試合を決めるチャンスを逃した南アに対して、オールブラックスは人数の不利がないうちに攻め込んでいく。

ボール展開すればゴールライン間際まで迫ることができるが、オールブラックスとしては歯がゆいことにスコアまでに至らず、トライラインまで到達したプレーも、ノックオンでチャンスを失ってしまう。

今日はずっとこんな調子だ。

全てがうまくハマる日もあれば、そのピースをはめる時に手がパズルの傍にあるグラスに当たったり、膝がテーブルの下を叩いたりする日もある。

それが起きているのが、4年間の努力の末のW杯の決勝の場で、相手最後まで勝負を投げない南アだというのが最悪だ。


ズルズルと時間勝機を失ういかけていたオールブラックスだが、58分、ついにゴールラインを破るトライを獲得。

ここで7点を取れば、ロースコアの試合で果てしなく大きい1点のアドバンテージを得ることができたところだが、決定力の高いモウンガのCVは外れて、リードを奪うまでに至らない。

南ア 12 - 11 NZ


W杯も残りは20分となり、ゲームの内容としてはボールを敵陣に運べているオールブラックスに傾きかけているのだが、勢いにのってひっくり返したいところで、雨の影響もあってかボールが手に付かない。


ゲームが動かないまま10分がすぎ、1本のPG勝利に直結する時間になってきた。

オールブラックスPG1本でも欲しい、南アは逆にこれをとって試合を決めたい。

試合を分ける攻防の中で、南ア・コルビの故意と見做されるノックオンオールブラックスPKとなり、またも試合をひっくり返すチャンスが訪れるが、ジョーディ・バレット重要な1本が外れて1点差のまま。


1プレーで逆転できる1点差が果てしなく遠い。

のこりは5分を切り、最後の攻めのチャンスが巡ってきたオールブラックスだが、ここでも敵陣深くまで迫りながらノックオンボールを失う。

残り10秒のスクラム最後希望をかけるも、必死で守る南アボールラインに押し出されて、試合終了を告げるホイッスル


最終スコア

南ア 12 - 11 NZ


降りしきる雨、試合開始直後の負傷退場やイエローカード、両キャプテンの反則退出、度重なるハンドリンエラーなど、双方にとってゲームは思惑通りに進まなかった。

しかし、オールブラックスが何度も訪れた逆転のチャンスを悉く掴み損ねたのに対して、ひっくり返されそうになった南アは、諦めずに自分達のするべきことに徹して耐え抜き、ゲームを決める「ちょっと」をものにした。


大会前はアイルランドフランスなどが見事な戦績を積み上げ、南アNZも今回は圧倒的な存在ではないと見做されていたが、両チームは大会の中で成長しながら決勝まで辿り着いた。

そして、歯を食いしばりながら薄氷勝利を積み上げた南アは、なんとこのW杯決勝トーナメント試合全てを1点差の勝利で勝ち抜いて、ついに連覇のウェブエリスカップを掲げる最後の勝者になった。


この大会前回大会から8年間、時代の主役だったプレヤーたちの多くが代表を去る。

ウェールスのダン・ビガー、アイルランドジョニー・セクストンニュージーランドアーロンスミス

日本代表でも年齢的に堀江などは次の大会で見られないかもしれない。

選手が入れ替わるだけでなく、大会レギュレーションも見直され、次のオーストラリア大会からは出場チームが24に拡大される。

4年後はラグビーを取り巻く景色が大きく変わっているだろう。

演者舞台も大きく変わる節目の大会となった。

時代の終わりに少しの寂しさがある。

でも、次の時代の準備はもう始まっている。


自分の話をさせてもらうと、今回は大会が始まる前までレビューを書くか迷っていた。

大会日本開催で多くの人が試合を見ることが予想されていたのに対して、今回はフランス開催で試合リアルタイムでは観戦しづらく、日本代表の苦戦も大会から予測されていた。

また、自分自身この夏から本業が急に忙しくなったので、1ヶ月半以上毎週レビューを書くだけの気力が続くかという心配もあった。

ただ、やはり4年に一度しかいからと、初戦のチリ戦からレビューを書き始めると、まだ待っていてくれていた人から応援コメントや、他の試合をみたトラバなどが寄せられて、ともにラグビーの祭典を楽しみたいという人がいたことにとても支えられた。

(あと、本業の厳しい局面でも「リーチ・マイケル堀江あんなに頑張ったしな」なんて思って自分を奮い立たせたりもした)

ラグビーを見る人の楽しみに少しの助けになりたい」と始めたことが、皆の支えでやり切れて、自分自身がこの4年の集大成を、そして時代の変わり目をしっかり目に焼きつけられたのは感謝気持ちでいっぱいだ。


ラグビー身体のぶつかり合いが特徴のスポーツで、試合感想を語ろうとすると「フィジカルに圧倒された」という話になりがちで、それ以外だと「反則が多かった」「あの選手のあのプレーが」という結果の一部だけを取り上げた議論になってしまう。

このレビューを書く上で意識していたのは、結果の現象だけでなく、双方のチームがどういう強みとプランをもって試合に臨んだのか、キックオフなどのゲームの状況が基本的にどちらに優位に働くのかなどに注目して、「なんとなく身体能力で負けた」「多分ミスで自滅した」「全力を尽くして感動した」よりもう少し理解度をあげて、とはいえつのサインプレーなどの細かい話に入りすぎて全体像が見えづらくならないようにと思って書いていた。

自分はいファンにすぎないので、長年のオールファンを唸らせるようなレビューは書けないと思っていたけど、日本代表試合から見てみようと思った人に、今回少しでも役に立てたなら嬉しい。


これが今大会最後レビューなる。

もう一度、みなさんありがとう

最後まで書き切れたのはみんなのおかげです。

またどこかで、会いましょう。


anond:20231021081219

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