はてなキーワード: 根暗とは
就活が終わらない。まだ3年生だった去年の夏から始めたのに、一社も内定が取れていない。
そもそも働く気がない。働いたってどうせうまくいくわけがない。
そもそも企業が求めている人材像と自分の性格が全く一致していない。
企業が求めているのは自分みたいな根暗・不器用・コミュ障・陰キャ・向上心皆無・無能人間ではない。
適性検査やグルディス、グループワーク、面接を一度でも経験すればわかることだ。
だんだん意欲が失せてきて就活をやる気力も無くなって、でもやらなければ親がうるさいし家にいられなくなるからやらざるを得ない。
いっそのことサボってしまおうと決めてゲームしてる時でも、就活のことがずっと頭によぎって憂鬱になってくる。
結局Twitterを見てる時が一番いやなことが浮かばないまま時間を過ごせる。
こんなクソみたいなシステム考えたやつを殺したい。
カップルも子供もゼミで髪染めてくるANTも面接官も偉そうな人間も家族も23卒24卒25卒も就活アドバイザーも人事もサロンとかやってる詐欺師もさっさと消えてほしい。
全てに嫌気が差す。
なんでこんな読みにくくて中学生が書いた文章しか書けないんだろうね。
最初は自分ってこんなに無能なんだ、早く消えたいっていう考えだったのに、いつからか皆死んでほしいになってるのが怖い。
でも本当はもっと遊びたいし見たいアニメもあるのに何で自分だけこんなつらい目に合ってるのかわからない。
いつだって自分が一番かわいいから自分が一番かわいそうなだけでしかない。
他の人だって苦労してるよ、私だって大変とか言ってくる奴が嫌い。
そんなこと言ったって自分の辛さは消えないしだから何なんだっていう感じ。
あーもう本当に自分が嫌い。
自分で何とかしたいっていう気持ちとなんで誰も助けてくれないんだっていう気持ちがある。
自立できないのにプライドがバリ高いせいでこうなってるの自覚していない。
自己分析してたら昔の嫌な記憶とか恥ずかしかった記憶とか失敗した記憶が蘇ってくる。
まともにエントリーシート読まないくせに無駄に深堀りしてくる面接官が嫌い。
zoomに映っている自分が嫌い。こんなんじゃ雇われなくて当然。
多様性とか人柄重視とか言ってるのに雇うのは同じような人間なの本当にウケる。
全てが気持ち悪い、全てが建前
こんな世界はやく無くなればいい
でも働く人がいなかったら遊べないんだっけ
あー労働嫌い
先日、少しだけ偉くなった。
辞令を出された時は完全に寝耳に水。きっとアホ面をしていたと思う。
マスクをしていたので助かった。
派遣で完全に精神がやられたので、失業手当を貰いながら3ヶ月ほどダラダラとしていた。
元々派遣と関係ないところで精神をやられていた上に、派遣先で完全に空回りしてしまい、孤立。
ハロワで仕事を探す際に、保険も兼ねて障害者雇用も検討することになった。
当時病院に通っていたので、手帳の取得はすんなりといった。結局クローズで就職したので使わなかったのだが。
就活では真人間のふりをした。学生の頃から続けた接客業の経験をフルに生かす。
晴れて就職が決まるものの、初日に遅刻、3日目に休憩時間に外出したら車がエンストし戻れなくなる…などアンポンタンの極み。
よくクビにならなかったと思う。
そうして研修期間が終わってから、一番過酷な外の部署に配属された。
家では根暗、人と極力会おうとしないコミュ障っぷりだが、仕事ではスイッチが入ったように"演じる"ことができる。
人間性はともかく、業務で同じ失敗を極力しないように、メモだけは自分なりにまとめながら取った。
努めて真人間のふりをした。というか8割方愛嬌だけで乗り切った。
配属されて間もない頃、下請けの会社の人に「いつもニコニコしてるね」と何度か言われることがあった。
「笑っとけばプラスになることが多いんですよ。気分も上がるし」とか返した気がする。
部署異動と人事評価でそれなりのものを経て、後輩の指導に当たることも増えた。
実際は感情を露わにすると声が震えて胸がいっぱいになって辛いからいつも感情を殺して生きている。
本当は人が好きで、話してると楽しい気持ちでいっぱいになっちゃって仕事に手がつかなくなるから、表情筋を殺して仕事に没頭してる。
職場の上司の転勤が決まった時、素っ気なく挨拶して、素っ気なく帰った。けど本当は滅茶苦茶寂しくて悲しくて家の中でありがとうございました。ありがとうございました。ってボロボロ泣きながら1人でお礼言ってた。寝る度に思い出したり、上司の忘れ物みつける度に悲しくなった。直接言えば良いのはわかるんだけど、感情の歯止めが効かないのが死ぬ程苦しいから、感情の歯止めが聞かなくて胸がいっぱいになって辛くなるよりも、素っ気ない態度で周りに誤解されても心の平静を保てる方に重きを置いてしまう。
糖質の父親とクリスチャンの母親に育てられたってコミックエッセイを読んだ。
父親の両親は見合いで結婚してて夫はこんな女と結婚したくなかったとか妻に言い放つクソじじい
その家庭で育った父親は友達もいなくて学生運動してた根暗で多額の借金があったがそういう過去を隠して作者の母親と見合い結婚
母親は留学経験もあり外向きで社交的だったが子供も欲しいしとよく相手を知らんまま見合い話を受けて結婚
結局不仲になり仕事で孤立して友達もいなくて糖質を発症した父親とそれを強制的に支えることになる母親という地獄家庭に。
これそもそも見合い制度さえなければこんなキチガイと母親は結婚してなかったよね。現代なら確実にKKOのインセルコースまっしぐらの男がなぜか家庭持てちゃって、みんなを不幸にしてる。
そもそもその父親の父親も見合いに不満を抱いて妻に暴言吐くクソオヤジだし、こいつら二人とも結婚させない方が犠牲者が生まれなくてよかったろ。
結局父親は母親のおかげで多少立ち直るみたいな話なんだけど、当の本人は不幸度200が100になってよかったのかもしれんけど巻き込まれた家族はこいつさえいなければ不幸度0だったのが巻き込まれて不幸度100って感じになってるだろ。
昔のお話、ブスですまんかったな……
一部屋3人住まい、別学年1人ずつの振り分けで、自分の代は4人が入寮
入寮日当日、説明会が終わり移動する4人
そこでたまたま先輩2人組と遭遇
片方の、めちゃくちゃ陽キャのオタク毛嫌いしてそうだしなんなら過去いじめしてそう(※ものすごい偏見申し訳ありません ブス増田は綺麗・かわいい顔立ちの気が強そうな人を見ると攻撃されそうで恐怖を覚える)な先輩が、いちばんかわいい子に「あなたが増田ちゃん?」と声をかけた!
かわいい子、否定。次、これまたかわいい子に同じように声をかける先輩。その子も否定して、私を指す。
それまでにこにこだった先輩の表情が、苦笑いとか、愛想笑いとか、そういう分類のものに変わった瞬間のつらさといったら!
よろしくね、と言われたかもしれないけど覚えてないし多分言われてない。一緒にいた先輩とコソコソ話しながら去っていった先輩を見ながら思った、「あっ私のこと言ってんなこれ『最悪〜〜wwデブスww』みたいな、うわ〜〜消えたい死にたい」っていう感情だけ強烈に記憶に残ってる。
ちなみにこの先輩は同室の先輩だった。たしか1年間同室だったけどほとんど口を聞いた記憶が無い。その先輩が私の代のかわいい子たちと仲良くしてる姿はたくさん見た。消えてえ〜〜〜〜!!!!!根暗デブス1ミリも人間として面白みなくてすまねえ〜〜〜〜〜〜!!!!!
②先輩卒寮式の置き土産
最終日に卒寮生がひとりひとりコメントする時間があったんだけど、1人の先輩が「在寮生に一人一つずつコメントします」ってコメントをはじめた。
「〇〇とはよく菓子パしたねありがとう」とか「〇〇寝坊しなくなったねえらい」とか、そういう何気無いポジティブメッセージが送られてて、何言われるかな〜って呑気に楽しみにしてた。
その時の私、まじでボサボサ。どっからどうみても綺麗ではないし、美容院とかも全然行ってないし手入れもしてないからお世辞にも綺麗とは言えない。
そりゃそうだ特別接点があった先輩じゃないし、特別いいとこなんて持ってないデブスだもの先輩も困るわな!!!!!
いたたまれなさと、恥ずかしさと、消えたさと、いい言葉を貰えるんじゃないかと期待してた自分殺したさと、そんな感じの気持ち以外覚えてない。
なにがつらいって、上記エピソードにおいて先輩たちは私を明確に傷つけようとしたわけじゃなくて、そんなつもりは無かったのに、ブスは勝手に傷つくし先輩も不快(まではいかなくとも少なくとも愉快にはならない)になってしまう点だ。
かわいい人、きれいな人は存在するだけで人を幸せにできる力がある。
一方で、ブスは存在するだけで他人に迷惑なり不快感なりを与えることができてしまうし、いらない配慮をさせてしまったりする。
申し訳ねえ……生まれてきてしまって本当にすまんな……せめてこの遺伝子はここで途絶えさせるから、どうか攻撃されない穏やかな人生を送らせて欲しい……。
機電系メーカーにいる女だが扱いはそこまでひどくない。もっとも、車系の方がベビーで総合電機の方が緩いと聞く。会社によりけりなのでひとまとめにせずに会社説明会やOB面談なんかで話を聞くのを勧める。
弊社の場合、研修も大したことないし女子寮の方が大抵高スペで私が住まわせてもらったところはワンルームタイプで洗濯機に乾燥機能までついてた!寮の管理人さんに宅配は受け取ってもらえるし超快適だった。ちなみに私は現場研修なくて営業研修だった。支店のお客さんまわりに同行させてもらっただけだけど今思うといい経験。
自分も割とどこにでもいるブスだが彼氏がいないとわかると遊びに行こうと男女問わず誘ってくれて3年目までは根暗でも楽しめる。
仕事でも男と遜色ない仕事…になるかは正直上司次第だがやる気があるフリをしてれば同じように振ってもらえる。ここのところセクハラパワハラは人事がめちゃくちゃ気にしていて(特に女性に対して)早く手を打ってもらえるようになったので部署異動などでわりと片付く。
合う合わないは当然あるのでとりあえず3年とは言わないけど就活の手駒の一つに抑えておくくらいであとは内定もらったところで女性の先輩に会わせて、会話させてとリクエストして実際のとこどうですか?と聞いてみて決めたらいいんじゃないかと思う。あと研究部門の方が設計開発より男男してない傾向なので入るなら面接頑張って研究部門に行くのをお勧めする。
ワイ、放送当時シンジ君と同い年、発達障害(ASD)のアラフォー。
幼少期からPCに慣れ親しんでいたし、程々にオタク文化には浸っていたと思う。
ただ、エヴァはどうにもダメだった。何を言っているのかサッパリ理解できなかった。
大人になって考察とかも色々読んで、あぁ彼らは人との繋がりが欲しいのに、それを上手くできずに藻掻いているのかという程度には理解できた。
でも、こんな難解な話は中学生の自分には無理ゲーすぎた。精々初号機カッコイイ、シンジ根暗、ゲンドウ鬼畜みたいな感想で、社会現象になったことが意味不明だった。
でも、周りの同年代には放送当時からアレにハマっていた人も数多い。
自分には全く理解できなかったけれども、彼らは放送当時にあの内容を見て、「あの主人公達と俺達は同じだ」ということに気付き、そして憂えていた。
こっちからすると、憂えるまで至れただけ羨ましいんだよな。
ガチアスペからすると、そういう人達は他人の気持ちがわかるだけ恵まれていると思う。あとはどう接すれば良いかだけじゃん。
こっちはさ、そもそも他人が何を考えているのか、言葉くらいでしか判断できないんだよな。そこに絶望的な壁を感じる。
まぁそうは言いつつも、一応なんとか食いっぱぐれることもなく生活はできているし、羨ましく思いこそすれ、誰かが憎いみたいなのはない。
ただ、自分達の境遇をそこまで呪わなくても良いんじゃないか…ってな感じの人達は、この界隈には結構多いな、とは思う。
君らはさ、わかり合うための心は持ってるんだよ。ただ臆病なだけ。
うちらと違って、失敗して経験値を積めば、自然に人と理解し合えるんだよ。
だからまぁ、頑張れとは言わないががんばってくれ。
シン・エヴァンゲリオンは私にとって完璧なエンディングだった。
言うべき人が言うべきセリフを言い切って、みんなが解放されたと思う。ただ一人を除いて。
女子校に通いアニオタ声優オタ腐女子として目覚め、それらを順調にこじらせていた真っただ中だった。
そりゃドはまりするわ。謎めいた舞台装置は厨二病をこじらせた根暗な女子にはドストライクだった。
はまって、はまって、毎週ダッシュで学校から帰ってきて、18時だったか18時半だったか、録画もしつつ必ずリアタイしていた。
(今思えばウテナと前後した放映で、よくよく当時のテレビ東京の夕方アニメ枠は頭おかしかった)
前半は惰性で見ているところもあったが、物語が進むにつれてのめりこむようになった。放映時のことは今もよく覚えている。
MAGIにハックしかける使徒とその迎撃は、PCなんて持っていなかった私にこんぴゅーたーかっこええ!と思わせるに十分だった。
バルディエルのぐっちゃーのシーンが放映された日、夕飯は焼肉でさすがにちょっときつかった。
ミサトさんと加持さんの例のシーンはぴったり夕食時で(夕食時に食卓で親の前でエヴァ見るなよ、と今なら思う)、
母親から冷たい声で「あんた、いつもこんなん見てるの?」と言われたトラウマは今も忘れない。あれが私の冷や汗デビュー。
高校の声楽の授業でヘンデルのメサイヤ歌った時は22話のアスカのことを思い出して最高に興奮した。
でも私がひそかに熱狂していたのは、個性の強いメインキャラやストーリーそのものではなく、オペレータの日向マコトの存在だった。
上記イロウルによるMAGIハックの回ではやや出番は多かったが、基本的にセリフも少ない。
マヤちゃんほどキャラが立っているわけでもなく、人柄を掘り下げられることもない。
(が、ロン毛の青葉シゲルよりはやや目立つあたりがまたいい)
そんな彼に一瞬強いスポットライトが当たったのは、24話。いわゆるカヲル君の回。
カヲル君がセントラルドグマに降下していき、管制室に緊張が走る中で当初のプランどおり自爆を考えるミサトとのやりとり。
ーーーーー
ミサト:初号機の信号が消えて、もう一度変化があったときは・・・
マコト:分かってます。その時はここを自爆させるんですね。サードインパクトが起こされるよりはマシですから。
ミサト:すまないわね。
ーーーーー
日向くんはミサトが好きで、そのためなら死んでも構わないと、すこし掠れた声で決意を伝える。
が、そもそもミサトは加持さんと付き合っているのはネルフ内でも自明で、つまり日向くんの恋は叶わないことが前提だった。
劇中で恋心はちょいちょい漏れていたが(そしてEOEで彼のLCL化を導く使者はミサトの姿をしていた)、明確に伝えたのはこの時だけで、
盛り上がるストーリーと逆に一瞬だけ静寂が訪れるこのシーンが、ミサトと加持さんの例の直接的なシーンよりも大人の世界に見えて、
14歳のあの時から今に至るまで消えない記憶として残っている。
私は報われぬ恋をしている日向くんに、ミサトではなく正面を向いてひとりごとのようにそっと告白する彼に、恋をしたのだ。
そんな日向くんは新劇でも登場はしたものの、TV版や旧劇で見せたミサトへの恋心を表に出すことはせず、
新劇だからあの片思い設定もなくなったのか、ま、尺の問題もあるだろうししゃーないな、と思いつつ見ていたところの、今回のシン・エヴァンゲリオンだ。
物語終盤で特攻するためにヴンダーに残るミサト。彼女を一人残して脱出ポッドに乗るクルーたちが映る。画面右に日向くんもいた。
そのシーンで残ったミサトを思い、自分も残る、と言ったのは、日向くんではなくQから登場した新キャラの長門っちだった。
いやいやいやいやいやいや、ちがうだろ、いや、ちがうだろ。そこは日向くんでしょう。そのセリフを言うなら日向くんでしょう。
画面にいるじゃん、長門っちの右にいるじゃない。いや、長門っちも思わぬ感じでいいけど、
でもそこに日向くんがいるのよ、なぜ彼がそのセリフを言わないの?
いや、新劇はTV版とも旧劇とも関係ないから、この世界線なら日向くんはミサトのこと好きじゃないしそんなセリフ言わない、ってことかよと一旦は自分を納得させた。
が、その後私を待ち受けていたのはTV版も旧劇も貞本漫画版すらもすべて包含した、完全なるエンディング。
繋がってるのかよ!!!!TV版と!!!!旧劇と!!!!!お帰り惣流の方のアスカちゃん!!!!
だったら日向くんの恋心はどこいったの?なぜ、彼にこそミサトのもとに残りたいというセリフを言わせてくれなかったの?
日向くんはね、ミサトが加持さんとの間に子供生もうがなにしようが、もうそういうのに左右されないんですよ。
そんなことはとっくに受け入れて覚悟して、仕事に生きるミサトを部下として支えていこうって決めて、ネルフからヴィレまでずっとついてきているんですよ。
彼女も作らず結婚もせず、日々仕事(というには壮大だな)に忙殺されながらも、ずっとそっとミサトを見守ってきたんですよ。
あのバイザーをつけて髪形を変えて自分を捨てて頑なに艦長として生きざるを得なかった14年間のミサトにずっと寄り添ってきたんですよ。
加持さんが死んでミサトは一人になったけど、そこに付け入るとかじゃなくてただそっと寄り添ってきたんですよ、メイ見たもん!!!
もうおっさんになってプラグスーツ着るの恥ずかしいだろうに、がんばって着ちゃうくらい覚悟決まっているんですよ。
(完全に余談だけど予告編でプラグスーツ着るシーン見て鼻血出たよね)
なのに最後の最後にすら、日向くんに思いを語らせてあげないなんて。そのシーンが無いならともかくあるのに!なんで!
見終わった後、エヴァがこんなに見事に完結した余韻と、その中で唯一成仏しなかった日向くんの恋心を思い、私は虚脱状態になった。
そしてこのエントリーを書くことでやるせなさを供養しようと思っていたのだが、はたと気づいた。
叶わぬ恋だからかもしれないけど、決して自分の気持ちを押し付けることはなかった。
だから今回、ミサトの意思を尊重して脱出することこそが、彼の愛をそっと示す行為だったのではないか。
一緒にいたいとかそういう意思表明をするなんて表層的なことではなく、もっと深い部分で愛しているからこそ何も言わず、指示に従い下船したのではないか。
14年前からこの時までの長い時が、彼の恋を愛に変え、その最終的な結実があのシーンだったのではないか。
「日向くんが何も言わない」というシーンを見せるために、敢えて他のキャラにセリフを言わせたのではないか。
日向くんの恋心は消えてなんかいなくて、ちゃんと成就したんだ。
私が好きだった、他の人を好きな日向くんは、ちゃんといたんだ。