昔のお話、ブスですまんかったな……
一部屋3人住まい、別学年1人ずつの振り分けで、自分の代は4人が入寮
入寮日当日、説明会が終わり移動する4人
そこでたまたま先輩2人組と遭遇
片方の、めちゃくちゃ陽キャのオタク毛嫌いしてそうだしなんなら過去いじめしてそう(※ものすごい偏見申し訳ありません ブス増田は綺麗・かわいい顔立ちの気が強そうな人を見ると攻撃されそうで恐怖を覚える)な先輩が、いちばんかわいい子に「あなたが増田ちゃん?」と声をかけた!
かわいい子、否定。次、これまたかわいい子に同じように声をかける先輩。その子も否定して、私を指す。
それまでにこにこだった先輩の表情が、苦笑いとか、愛想笑いとか、そういう分類のものに変わった瞬間のつらさといったら!
よろしくね、と言われたかもしれないけど覚えてないし多分言われてない。一緒にいた先輩とコソコソ話しながら去っていった先輩を見ながら思った、「あっ私のこと言ってんなこれ『最悪〜〜wwデブスww』みたいな、うわ〜〜消えたい死にたい」っていう感情だけ強烈に記憶に残ってる。
ちなみにこの先輩は同室の先輩だった。たしか1年間同室だったけどほとんど口を聞いた記憶が無い。その先輩が私の代のかわいい子たちと仲良くしてる姿はたくさん見た。消えてえ〜〜〜〜!!!!!根暗デブス1ミリも人間として面白みなくてすまねえ〜〜〜〜〜〜!!!!!
②先輩卒寮式の置き土産
最終日に卒寮生がひとりひとりコメントする時間があったんだけど、1人の先輩が「在寮生に一人一つずつコメントします」ってコメントをはじめた。
「〇〇とはよく菓子パしたねありがとう」とか「〇〇寝坊しなくなったねえらい」とか、そういう何気無いポジティブメッセージが送られてて、何言われるかな〜って呑気に楽しみにしてた。
その時の私、まじでボサボサ。どっからどうみても綺麗ではないし、美容院とかも全然行ってないし手入れもしてないからお世辞にも綺麗とは言えない。
そりゃそうだ特別接点があった先輩じゃないし、特別いいとこなんて持ってないデブスだもの先輩も困るわな!!!!!
いたたまれなさと、恥ずかしさと、消えたさと、いい言葉を貰えるんじゃないかと期待してた自分殺したさと、そんな感じの気持ち以外覚えてない。
なにがつらいって、上記エピソードにおいて先輩たちは私を明確に傷つけようとしたわけじゃなくて、そんなつもりは無かったのに、ブスは勝手に傷つくし先輩も不快(まではいかなくとも少なくとも愉快にはならない)になってしまう点だ。
かわいい人、きれいな人は存在するだけで人を幸せにできる力がある。
一方で、ブスは存在するだけで他人に迷惑なり不快感なりを与えることができてしまうし、いらない配慮をさせてしまったりする。
申し訳ねえ……生まれてきてしまって本当にすまんな……せめてこの遺伝子はここで途絶えさせるから、どうか攻撃されない穏やかな人生を送らせて欲しい……。
かわいい
少なくとも悪い奴ではなさそう