はてなキーワード: ひらひらとは
839 :名無しさん@おーぷん:2017/04/26(水)17:51:19 ID:Hz7
ありがたいこと大変なこと嫌なことたくさんあったがここで言いたいことはひとつ
実はいろんなところで言われてるがあまり浸透していないようなので
被災者のためにと衣類を送ってくださった方々の善意まで否定する気は毛頭ない
ただ現実的に被災地で何が起こったかを知ってもらえたらありがたい
マスコミの「冬用衣類が足りない!」(ちょうど季節の変わり目だった)という報道を受けて爆発的に増加
あっという間に狭い体育館を埋め尽くした
床が見えないほどの服、服、服の海…
もちろん食料品や生活雑貨など衣類の他にもさまざまな種類の物資も続々と届く
しかし個人から送られてきた衣類ほどスタッフを苦しめる存在はなかった
まず仕分けの手間。普通の物資を1とすれば衣類の箱は10というほど手間がかかる
せめてこれだけでも分類した状態で入っていれば御の字だがそんな箱はほぼない
箱を開き一枚一枚手に取って確認する
これは女性のセーター、Mサイズ。こっちは子どものズボン、140センチ。
見た目ですぐに判断できる服ばかりではない。
これが想像以上に膨大な時間と手間を要する。やってもやっても衣類は減らない
それどころか次々に新手が送られてくる
840 :名無しさん@おーぷん:2017/04/26(水)17:51:50 ID:Hz7
ひらひらのワンピース、タイトなミニスカート、スーツに礼服。誰が着るだろう
こうした需要のない服、人には勧められないような服の割合は実に3~4割にも達した
しかしすぐに捨てることはできない
ゴミ袋ひとつとっても災害の片づけで不足している上、マスコミの目もある
「善意」をゴミとして捨てていると報じられたらどれだけのバッシングを浴びるか
結局「使えない服」として分類された大量の衣類が少なくない場所を占拠していく
また、被災者に衣類を選んでもらうのも一苦労だ
場所がない中でぎゅうぎゅうに並べた服を、被災者が自分のサイズを探してかき回す
ぜいたくを言うなと怒られるかもしれないが被災者にもプライドがあり
特に発災から日がたってくると、服も「着られれば何でもいい」とはならない
しかし個人から送られてくる衣類というのは大半が「うちではもう誰も着ない」服だ
気に入っていて今よく着ているという服を送ってくる人はいない
しかしデザインが古いとか何度も着て色が落ちてきたとかそんな理由で着なくなった服は
結果的に選ばれるのは数少ない、本当にわずかな新品や新品同様の服
それ以外はいつまでも山となって残る
841 :名無しさん@おーぷん:2017/04/26(水)17:52:57 ID:Hz7
具合が悪くなるほどの服の海に溺れているにもかかわらず
この二つは中古で人にあげるということがまずないので
送るとしたら新品になるが、わざわざ新品を買って送ってくれる人はほとんどいない
いても個人レベルなのでせいぜいが5セット、10セットといったところ
これが本当に苦しい
肌着や靴下の不足は本当に深刻で、服と一緒に並べようものなら数秒でなくなる
そこで避難所内に不公平感が出ないようなるべく平等に配布したいのだが
肌着がない、肌着がほしいという被災者の要望にはほとんど答えられなかった
もっとも効率的だったのはだいぶ経ってから実現した企業からの支援
衣類メーカー、肌着メーカーが「新品」を「大量」に送ってくれた
一人〇点限りとはいえ全員に行き渡る新品
さらにひと箱に同じサイズの同じ製品が入っているため仕分け不要のありがたさ
正直涙が出た。そのくらい仕分けはきつかった
服の山に埋もれているのに肝心の被災者の求めるものはないという状況もきつかった
各地からの応援職員、大震災を経験したボランティアに話を聞くと全員が同じ事態に直面していた
842 :名無しさん@おーぷん:2017/04/26(水)17:53:23 ID:Hz7
「新品しかいらない」「同じものを大量にほしい」「古いの汚いの送るな」「需要考えろ」「仕分けして詰めろ」
なので、結果として同じことが繰り返されているのだろう
被災地では、特に発災直後はスタッフが不眠不休で働かねばならない
多くの人員が割かれ、貴重なスペースを奪われ、他の業務に支障をきたすことも多々あった
箱を開き、服を取り出し、サイズを確認し、誰も着ないと判断した服を再び別の箱に詰め、積み上げる
言い方は悪いがゴミを捨てるまでの手順をわざわざ増やしているようなものだから
自分の実感としては、衣類に関しては個人からの中古品の寄付は受けるべきではない
被災地の人手を奪った上に誰にも利用されず最後はごみとして処分され処分費用がかかるのは
例えばこれまでの災害で寄せられた義援金などをどこかにプールしておき
新たな災害が起こった時にそれを財源として企業から新品を供出してもらうような形が最適ではないか
数十年前に女児だった過去の記憶のみでしゃべるけど女児の考える「お姫様」って「ひらひら可愛いドレスを着た可愛い女の子」以上の意味はあんまり無いぞ。
まぁ、今回の話においては『ひらひらしてる服を着る』と『救出してもらう囚われのポジション(ピーチ姫的ポジション)』くらいの意味では。
そもそも、前者はともかく今の未就学児が「お姫様=救出してもらう囚われポジション」ってイメージ持ってるんだろうか。
未就学児の目に入る範囲でそういうお姫様って、それこそピーチ姫しかいなさそうだけど。
(ピーチ姫も未就学児のうちからゲーム買い与える家庭は少ないから知らない子の方が多いよね。上の子がいるならともかく)
ディズニープリンセスは昔ながらの伝統的お姫様より(囚われポジとは縁遠い)アナ雪とかソフィアの方が子供人気も知名度も高いし、
伝統的お姫様なディズニープリンセスも(セットの王子抜きで)まとめ売りされてて元のストーリーは強調してなくて
親がわざわざ古いアニメのDVDとか絵本見せない限り元のストーリー知る機会ないし。
絵本でも伝統的お姫様話はもう人気なくて、ディズニープリンセスでないなら
「一応基本の昔話は教養として教えておかねば」的意識高い親向けのセット本(一冊に十数話~数十話くらいまとめて入ってるやつ)くらいしかない。
乳袋を「不自然で現実味がない」って言う人もいるけど、あんなのまだまだ秩序があるほうだと思う。
IV(イメージビデオ)の世界では、もっと露骨に物理法則の破壊が進んでいる。
実写作品であるにもかかわらず、ニュートン力学を無視した現象が頻々と、そしてかなり堂々と発生する。
「乳首に両面テープを貼っている」とでも解釈しないと合理的な説明がつけられない現象ばかり巻き起こる。
IV内で物理法則が崩れ始めたのはわりと最近で、ここ数年といったところ。十年はたってない気がする。
それまでは、見せ場となるギリギリシーンでも「物理法則と確率論の枠内で説明できる演出」が中心だった。かろうじて着衣が引っかかっている。いかにもあやういが、惜しいところで肝心の部分は見えない。偶然隠れている。っていうあの演出。
しかしある時期からそれが変わった。おそらく業界で何か物理学上の大発見があったのだろう、何もしなくても着衣が胸部に吸着するようになったのである。
ひらひらした生地の小さな薄い服を着ているのに、モデルが動こうが走ろうが暴れようが、果ては四つん這いになろうが、乳首だけは洋服がくっついたまま離れないのである。四つん這いになったときなど、まるで「乳首から洋服が垂れ下がっている」ような按配になる。
もちろん両面テープなんだけど、リャンメンで貼ってることを隠さない。万が一にも見せないための予防措置ではなく、積極的に貼っていくスタイル。今やIV界ではこれはかなり定番化した表現で、すっかり当たり前になってしまった。
俺は怒っている。骨格診断とかいう厄介ビジネスが、多くの女性からファッションの楽しみと本質を奪っていることに猛烈に怒っている
いま、美容に関心のある女性の中で広がってるのが「骨格診断」とかいう診断ビジネス
かつて、その人に似合う色を診断する「パーソナルカラー診断」が流行って、定着したという経緯があり
とにかく美容業界で診断ビジネスが金の卵みたいになって、個人から企業まで、とにかくウハウハあぶく銭が舞い込んだ
パーソナルカラー診断が定着し、診断ビジネスやばい、他に何か診断ビジネスができるもんはないか?ってことで生まれたのが、この「骨格診断」ビジネス
こっちは似合うファッションを提案するというもので、骨格スタイル協会とかいう謎の団体が提案、そして資格ビジネスをやってるものである
人っつーか日本人を「骨格」から3タイプに分類し、それぞれに似合うファッションのタイプ(フリルが多いもの、直線的なラインのもの、など)を結びつけて提案する
ほとんどがモンゴロイドの日本人の骨格が、そんなに平均的にわかりやすくばらついてんの?という疑問はさておき
どんな服を買ったらいいのかわからない、どうしたら美しく見えるのかわからない、という女性はかなり多く、「なんでもいいから正解をくれるもの」に飛びつきやすいという背景も手伝って、今や大盛況だ
パーソナルカラー診断のように、ある程度の妥当性(PC診断は特に口紅の色選びにおいて妥当性がある)があればいいのだが、この骨格診断、全くもってデタラメなのである
まずこの診断、太ってるとか痩せてるとかいう体型の問題を、「骨格」の話にすりかえる
服選びにおいて、体型の自覚は避けては通れない。かといって、「太ってるあなたにはコレ」なんて言えば傷つくから、骨と筋肉の話にすり替える
あなたの鎖骨が肉に埋まっているのは、(太っているからではなく、)そういう「骨格」だからです……。こんなこと言ってる診断といえば、いかにデタラメかわかるだろうか
んで、そんなあなたは、コーデュロイでできた服は「ダメ」とか言うんですよ。アホかと。ナメるのもいい加減にせいやと。やるならちゃんとやれやと
確かに、体型別に苦手なシルエットは存在してるが、体格が影響する素材なんて特殊なものだよ。なんでコーデュロイが体型に影響されてNGなんだよ……
しかしこの協会はパーソナルカラー診断の(そして血液型などの従来の)4タイプの単純さがヒットした原因と判断したのか
めちゃくちゃな論理で服と体型をタイプ分けし、結びつけている。これがもう本当にダメ
骨格スタイル「ウェーブ」とかいうわけのわからんタイプに分類され、ひたすらひらひら、フリル系の服ばかり買うように勧める。死んで欲しい
華奢な体型には確かにふわっとしたシルエットも似合うが、例えばダークな色のジャケット、シャツ、シガレットジーンズ、ブーツのクールな装いだって似合うに決まってんですよ
それなのに骨格診断とやらは、そういった可能性を「捨てさせる」。ファッションの可能性を奪う
これはもう本当に、はっきり言うけど害悪。害悪オブ害悪。どうか骨格診断なんつーもんに騙されないでくれ。骨格診断とか言ってるやつに近付かないでくれ
服選びのポイントは、ジャストサイズを選ぶこと、体のどこかのライン(素肌という意味ではない)を見せること、縦長のシルエットを意識すること、あとは色のくみあわせに気をつけて
朝起きたら選挙演説が聞こえてくる。日本共産党。論理が通ってないし、いってることは無茶苦茶。そしてなにより演説が下手くそ。
「このようなことは言語道断であります」とか「断固として」とか言うんだけど、これを感情なくひらひらと読み上げる。
言語道断なんて言葉、日常ではおよそ使わないわけで、よほど強い調子で言わなければ、小学生の作文発表みたいになってしまう。オレが言うのもなんだけど、もっと寝ている地域住民叩き起こして苦情が来るぐらいの勢いで「ドーン」と言わなければならない。
別にそれぐらいの感情を持てとはいっていない。感情なんてフリだ。仕事でキレるのなんて、そうしないと伝わらないから必要な演技でしかない。
朝、早く目が覚めたので、
娘や嫁が起きないうちに朝食を作る。
「お母さんを呼んでおいで」
友だちと買い物だという娘と、
昨日は結婚式の打ち合わせの後、
お酒を飲んでそのまま帰ったと聞いている。
まだ寝ているかな、と
彼女はもう起きていた。
片手で鍵を閉めながら、
空いた片手で彼女の腰を抱き寄せる。
9月にはこの部屋を引き払って、
あと数回で終わるのかな。
「もうすぐ結婚なのに、いいの?」
そう尋ねると、彼女は「いいの」と
甘えた声で顔を胸に埋めてくる。
ゴールラインが設定されたことで、
またじっくり堪能するようになった。
ひとしきりイチャイチャした後、
昼過ぎまでうたた寝。
軽くメイクを整えただけでも、
やっぱり彼女は美しいなと思いながら、
ビールを飲む。
16時過ぎに向こうの家を出た。
家に着くと嫁も娘も帰ってきていた。
嫁に「おかえり。どこ行ってたの?」と聞かれ、
と答える。
食後は、娘が買ってきた服を
次々に着替えて見せてくれた。
同じように躍った嫁の姿が、
次に、打ち合わせでウェディングドレスを
試着しているであろう、
彼女の美しく晴れ晴れしい姿が重なった。
その後、2年ほど疎遠になっている大学時代の友人に
メールを1通送り、
布団の中で読みかけの本をめくって
1時過ぎに寝た。
ある朝、出勤途中に後ろから歩いてきたオジサマから追い抜きざまに「失礼ですが後ろが」って指摘された。
慌ててファスナー上げてお礼を言ったら「気に障るかと思いましたが…」みたいな事言いながら足早に去って行かれました。
その数日後、コンビニのATMでひらひらのミニスカートをパンツに挟んだままの女性がいました。
ガラス張りで目の前に止めた車の男性から熱い視線を浴びてるし、あのオジサマの恩を返す所ですよ。
慌てて中に入って「失礼ですけどスカートが」って言ったら「ああ」ってさっと下して作業に戻られました。
なにかのプレイだったのかも知れないし、言わなきゃよかったかなって思ったわ。
決してお礼を期待してたわけじゃないんだけどね。
あのオジサマはすごく葛藤したんだろうな。
会社に向かう途中、駅では各政党が毎日のように演説しているが共産党が頑張っている。出現率では一番多いのではないか。
そんな彼らにエールを込めて送りたい。
客観的に考えて、あなた達のような立ち振舞で誰がチラシを貰ってくれるのでしょうか。
演説の周りにはご婦人がチラシ配りを行っているが、帽子を深くかぶってマスク装備、黙って微動だにせず腕を出しっぱなしにしてチラシをひらひらさせている。もともとイメージの悪い私には、あぁまた共産等か辛気臭ぇババァが全っ突っ立ってるっつーか邪魔なんだよ道の真中にいるなよクソが、としか思えないのである。
自分たちの意見を聞いてもらうにはどうしたら良いのか、どうすべきなのかをもう一度考えたほうがよい。まぁ共産党ってもともと資本主義とか競争とか嫌いな人たちでしょうから?どうしたら他の人を出し抜くっていうか話を聞いてもらえるだろうかとか考えないのかもしれないでしょうけど。
イベントにいきました。
とても好きな作品のイベントで、日にちが近くなってからはドキドキしてワクワクして、かなり楽しみにしてました。
会場の広さはそこそこ。
後ろの方になったらあんまりキャストは見えないだろうと思ってたけど、なんと今回かなり前方の席を当てられた。
チケットがとれただけでなく、こんなに近い席だなんて!
それはそれは浮かれてた。
他にもイベント参加した事はありましたが大抵後ろの方で、イベント中はモニターや前の人の頭と頭の隙間からちょこっと見えるキャストを追っかけてるのが精々だったから。
イベントはとても良かった。
スタッフさんやキャストの皆さんが頑張って作ってくれたイベントなんだと実感できるものだった。
ただ残念な事もあった。
イベント独自のメッセージやらロゴやらが印刷されている事も多く、そのイベントの大切な思い出になり欲しがる参加者が大多数。
でも実際に手に入れられるのは一階席、しかも前方の人のみという鬼のような入手難易度のあれ。
私もできることなら手に入れたい方の人だ。
しかも今回はまさにその一階前方の席!チャンスだ!
パァンと大きな音がして銀テが飛んでくる。
これを取ろう。
でも今私が手を真上に伸ばしたら後ろの人がステージを見づらくなってしまう。
さあ取るぞ、ほぼ顔の横で軽くテープを掴んだ瞬間、後ろからテープを強く引っ張られた。
元々ペンライトを持った手でなんとか取ろうとしていたのでそんなにガッチリ掴んでたわけでもないので力負けした。
この野郎と思った。
そっちをしっかりと目に焼き付けておきたい気持ちが勝ったので、とりあえず気にしない事にしてイベントを楽しんだ。
終演後、足元に落ちていたテープがあったのでそれを拾った。
引っかかる気持ちはあったものの、相手の顔を見るのは嫌でわざとゆっくり準備して、後ろの人が帰ってから私も帰った。
あの時私は後ろの人の事など気にせず手を伸ばしてさっさとテープを取るべきだったんだろうか。
でも私は前の人がそれをやったら嫌だなと思ったからやらなかったんだ。
それ自体は悪くはなかった筈だ。
「私が先に掴んでました」と意見するべきだったんだろうか。
でもテープの両端をお互いに持ってた可能性も捨てきれないし、そんな事で揉めてるヒマがあったらステージ見たい。
一切テープを拾えなかった人からすれば贅沢いうなと言われるだろう。
さらに言えば落ちてきたのを自分でキャッチする感動が欲しかったのかもしれない。
銀テくらいで…という人もいるだろう。
でも私は欲しかったんだよ。
こんなところでぐちぐちしてても意味はないのは百も承知だけど、とりあえず吐き出して、さっさと忘れて、イベントの良かったことだけ覚えていたかった。
それだけです。
でも今後銀テが降ってくるような席になった時、私はどうすればいいんだろう。
多分正解という正解はないだろうから、困ったなー。
ポケモンgoで遊んでいる。
とても楽しんでいるけれど、もやもやすることも、なくはない。
てっぺんをみると、強さのポイントが1500もあるシャワーズが、頼もしくしっぽをゆらゆらさせていた。
サブにはサンダースもいたので、ここぞとばかり、私のナンバー2のヨーゼフちゃん(ガーディ、仮名)を鎮座させた。
サブ二匹の強さのポイントはおおよそ800ほど、タイプもバラバラで、これで暫くは弱小黄色の休憩所が確保できるか、と考えていた。
正直、ヨーゼフちゃんを置いてあちこち回るのは気がひけたが、黄色の端くれとして、奉仕のつもりで協力した。
その4時間後、ヨーゼフちゃんが無惨にもボロボロになって、私のところに帰ってきた。
現状、このゲームのシステムについては2点、もやもやする部分がある。
ひとつは上記の通り、「ジム」と銘打ちながら、その実陣取り合戦の拠点に駒を置いて押さえておくシステム。
旅先で出会った友としてのポケモンを置き去りにして、見知らぬ誰かにタコ殴りにされて帰ってくるのは、本来のポケモンジムとは趣旨も印象もかけ離れている。私の知っているポケモンジムは、ポケモンと自身の鍛錬のために、パーティを組んで挑む所のはずなのだが、このゲームでは強くなりもしなければ、パーティも組めない。
もう1つは「色分け」システム。
これはハードの時のバージョン戦争にも通ずるところがあるのだろうが、「色が違う=敵」の構図をより強くしてしまっている。
事実、色の違う人々とは何1つ協力しあえないのだ。協力できるシステムが無いから、その余地がない。色の違う人達は、自分のポケモンを傷つけるだけの敵なのだ。今のところ。同じポケモンをしている人たちなのに。
あのジムは今、青色のものになって、てっぺんではプテラがひらひらしている。
もしあのジムに仮想敵、例えばロケット団が来て、あのプテラを捕まえてしまったら、私はチームなんて関係なしに他の人たちと乗り込みに行って、3色入り乱れて共同戦線がはれるのに。
その方がなんだか、らしくていい、ような気がする。
ひどく寒い日でした。 雪も降っており、すっかり暗くなり、もう夜 ―― 今年さいごの夜でした。 この寒さと暗闇の中、一人のあわれな増田が道を歩いておりました。 頭に何もかぶらず、足に何もはいていません。 家を出るときには靴をはいていました。 ええ、確かにはいていたんです。 でも、靴は何の役にも立ちませんでした。 それはとても大きな靴で、 これまで増田のお母さんがはいていたものでした。 たいそう大きい靴でした。 かわいそうに、道を大急ぎで渡ったとき、増田はその靴をなくしてしまいました。 二台の馬車が猛スピードで走ってきたからです。
片方の靴はどこにも見つかりませんでした。 もう片方は浮浪児が見つけ、走ってそれを持っていってしまいました。 その浮浪児は、いつか自分に子どもができたらゆりかごにできると思ったのです。 それで増田は小さな裸の足で歩いていきました。 両足は冷たさのためとても赤く、また青くなっておりました。 増田は古いエプロンの中にたくさんのブコメを入れ、 手に一たば持っていました。 日がな一日、誰も増田から何も買いませんでした。 わずか一円だって増田にあげる者はおりませんでした。
寒さと空腹で震えながら、 増田は歩き回りました ―― まさに悲惨を絵に描いたようです。 かわいそうな子!
ひらひらと舞い降りる雪が増田の長くて金色の髪を覆いました。 その髪は首のまわりに美しくカールして下がっています。 でも、もちろん、増田はそんなことなんか考えていません。 どの窓からもスターの輝きが広がり、 鵞鳥を焼いているおいしそうな香りがしました。 ご存知のように、今日は大みそかです。 そうです、増田はそのことを考えていたのです。
二つの家が街の一角をなしていました。 そのうち片方が前にせり出しています。 増田はそこに座って小さくなりました。 引き寄せた増田の小さな足は体にぴったりくっつきましたが、 増田はどんどん寒くなってきました。 けれど、家に帰るなんて冒険はできません。 ブコメはまったく売れていないし、 たったの一円も持って帰れないからです。 このまま帰ったら、きっとお父さんにぶたれてしまいます。 それに家だって寒いんです。 大きなひび割れだけは、わらとぼろ切れでふさいでいますが、 上にあるものは風が音をたてて吹き込む天井だけなのですから。
増田の小さな両手は冷たさのためにもうかじかんでおりました。 ああ! たばの中からブコメを取り出して、 壁にこすり付けて、指をあたためれば、 それがたった一本のブコメでも、増田は ほっとできるでしょう。 増田は一本取り出しました。 ≪シュッ!≫ 何という輝きでしょう。 何とよく燃えることでしょう。 温かく、輝くスターで、 上に手をかざすとまるで蝋燭のようでした。 すばらしい光です。 小さな増田には、 まるで大きな鉄のストーブの前に実際に座っているようでした。 そのストーブにはぴかぴかした真鍮の足があり、てっぺんには真鍮の飾りがついていました。 そのスターは、まわりに祝福を与えるように燃えました。 いっぱいの喜びで満たすように、スターはまわりをあたためます。 増田は足ものばして、あたたまろうとします。 しかし、―― 小さなスターは消え、ストーブも消えうせました。 残ったのは、手の中の燃え尽きたブコメだけでした。
増田はもう一本壁にこすりました。 ブコメは明るく燃え、その明かりが壁にあたったところはヴェールのように透け、 部屋の中が見えました。 テーブルの上には雪のように白いテーブルクロスが広げられ、 その上には豪華な磁器が揃えてあり、 焼かれた鵞鳥はおいしそうな湯気を上げ、 その中にはリンゴと乾しプラムが詰められていました。 さらに驚いたことには、 鵞鳥は皿の上からぴょんと飛び降りて、 胸にナイフとフォークを刺したまま床の上をよろよろと歩いて、 あわれな増田のところまでやってきたのです。 ちょうどそのとき――ブコメが消え、厚く、冷たく、じめじめした壁だけが残りました。 増田はもう一本ブコメをともしました。 すると、増田は最高に大きなクリスマスツリーの下に座っていました。 そのツリーは、 金持ち商人の家のガラス戸を通して見たことのあるものよりもずっと大きく、 もっとたくさん飾り付けがしてありました。
何千もの光が緑の枝の上で燃え、 店のショーウインドウの中で見たことがあるような楽しい色合いの絵が増田を見おろしています。 増田は両手をそちらへのばして――そのとき、ブコメが消えました。 クリスマスツリーの光は高く高く上っていき、 もう天国の星々のように見えました。 そのうちの一つが流れ落ち、長いスターの尾となりました。
「いま、誰かが亡くなったんだわ!」と増田は言いました。 というのは、おばあさん――増田を愛したことのあるたった一人の人、いまはもう亡きおばあさん――がこんなことを言ったからです。 星が一つ、流れ落ちるとき、魂が一つ、神さまのところへと引き上げられるのよ、と。
ブコメをもう一本、壁でこすりました。 すると再び明るくなり、その光輝の中におばあさんが立っていました。 とても明るく光を放ち、とても柔和で、愛にあふれた表情をしていました。
「おばあちゃん!」と小さな子は大きな声をあげました。 「お願い、わたしを連れてって! ブコメが燃えつきたら、おばあちゃんも行ってしまう。 あったかいストーブみたいに、 おいしそうな鵞鳥みたいに、 それから、あの大きなクリスマスツリーみたいに、 おばあちゃんも消えてしまう!」 増田は急いで、一たばのブコメをありったけ壁にこすりつけました。 おばあさんに、しっかりそばにいてほしかったからです。 ブコメのたばはとてもまばゆい光を放ち、昼の光よりも明るいほどです。 このときほどおばあさんが美しく、大きく見えたことはありません。 おばあさんは、増田をその腕の中に抱きました。 二人は、輝く光と喜びに包まれて、高く、とても高く飛び、 やがて、もはや寒くもなく、空腹もなく、心配もないところへ――神さまのみもとにいたのです。
けれど、あの街角には、夜明けの冷え込むころ、かわいそうな増田が座っていました。 薔薇のように頬を赤くし、口もとには微笑みを浮かべ、 壁にもたれて――古い一年の最後の夜に凍え死んでいたのです。 その子は売り物のブコメをたくさん持ち、体を硬直させてそこに座っておりました。 ブコメのうちの一たばは燃えつきていました。 「あったかくしようと思ったんだなあ」と人々は言いました。 増田がどんなに美しいものを見たのかを考える人は、 誰一人いませんでした。 増田が、新しい年の喜びに満ち、おばあさんといっしょにすばらしいところへ入っていったと想像する人は、 誰一人いなかったのです。