はてなキーワード: アフターピルとは
坂本勇人の行為は「虐待・暴行と同じレベル」 高須幹弥院長が断罪「完全に悪人確定です」
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12144-1871629/
理由について、「これって自分の快楽のためにやってるんですよね。女性を妊娠させないようにするんだったらやっぱり避妊具をつけるべき」と坂本選手を糾弾した。
さらに、坂本選手がアフターピルを飲むように指示したとされる点も問題だったと指摘。避妊なしでの性行為やアフターピルを飲ませるなどといった一連の行動には、「女性を侮辱する、女性に対してその虐待するような行為が含まれている」とした。
俺、政治のことよくわからねぇけどさ、今年の選挙に赤松健って漫画家が立候補してるらしい。
正直漫画家が政治家になるってだけでもワクワクするんだがすげーところが単なるタレント議員ってやつじゃねーとこなんだ。
めっちゃ実積あるやん。って。
最もよく聞くのが「表現規制」ってやつでこれ何かって言うと絵を描いたりとか字を書いたりとかそう言うのを禁止にしようって動きがあるらしい。
何でも男女平等や子供の権利が理由でそうした観点からよくないとされてるのを描いた作品をやめさせようみたいな。そう言ったのに「待った」と声を上げてる1人が赤松健だとか。
俺、それ聞いて反対すんの何で?って思って色々調べたんだけど「作品内で描かれてるキャラクターは実在する人ではないので取り締まっても実際の被害を防いだにも、被害者を救ったことにもならない」と言う意見にはすごく納得した。
その中でスウェーデンの話もあって、スウェーデンってマンガとかの創作物も取り締まってたらしいんだけどその警察は「性的虐待にさらされる恐れのある子どもたちを、空想のイラストと同レベルに扱うべきではない」と既に警察は虐待の加害者の取り締まりで手一杯で「イラストまで捜査対象に加えれば、被害に遭っている子どもたちを助けるための時間が削られてしまう」とハッキリと言ってたらしい。
ちなみにスウェーデンでは昔、日本のマンガのデータをPCに入れてて裁判にかけられたことがあってその時は無罪判決を出している。
確かになぁ…って思ったよ。
人を被害から救わなきゃいけないのだから、実被害を阻止できてないのにそっちに時間を削られてしまってたら本末転倒だもんなぁ~
こうした表現規制って動きに異議を唱えるのを「表現の自由を守る」って言うらしいんだ。
そのとき思ったよ。
あぁ、子供の権利とか男女平等とかを真剣に考えるからこそ表現の自由を守るって必要なんだなって。
こういう表現の自由に関する主張には差別とか加害を肯定するかのような主張も多いが、赤松さんは候補者アンケートで「緊急避妊薬(アフターピル)を、薬局で処方箋をなしで販売するなど、入手しやすくすることに賛成」とか、「出産費補助の出産育児一時金は全額公費負担で、自己負担なしであるべき」って回答しているんだよ。
そう言ったことも真剣に考えて表現の自由を守るって主張なんだと思うんだ。
……と、書いていたら少し話が長くなっちゃったな。
とにかくすごいのが上記の話に加えてそれを政府に直接やり取りをして日本の創作文化を守っていったって話だ。他にも色々あるのだけどこれ以上書くと余計に長くなってしまいそうでな。
2つだけ話すとすれば「漫画村」っていう海賊版と呼ばれるマンガが読めてしまうサイトがあったのだがそれがお金を払わずに内容を読めてしまうものだから漫画家さんとかの売り上げに大打撃を受けて深刻な問題となっているのだが赤松さん、これの対策にも取り組んでてな。
それも「マンガ図書館Z」ってのを展開してクリエイターの活動支援と収益面のカバーも考えながらやっているんだ。
素人の考えなんだけど政治ってある問題に対していくつかの視点を考えながらそれらを平行しながらこなしていけるスキルと視野の広さってのが必要なんじゃないかなって思うんだ。
あとは柔軟さ。
やっぱり赤松さんもクリエイターな分、クリエイターの待遇改善にも意欲的でその改善案を発信したところ色々な意見が出たんだけど、赤松さん意見を広いながら案を組み替えてより良い案を作っていく姿勢も見られたんだ。
こう……あれよあれ。
やっぱり大事なのってどうすれば趣旨通りの仕事をこなせるかってところだから、その目的を実現できるように意見を広いながらプランを組み替えていけるスキルも重要よなって。
つまるところこういう姿勢も実積もあるから赤松さん、国政に送る価値があるんじゃないかな?
今、フリーランスや個人事業主の間で問題になってるインボイスにも反対してくれていて、何と「消費税5%に下げればインボイスは要らない!」って街宣で言ってたものだからあーすごいなこの人って。
何のことかは忘れたけど多分皆問題視してるであろう「軽減税率」の被害者になりかけてたらしくってね。
そりゃ「減税しろ」と訴えたくなるよな。
それに減税しちゃえばインボイスも軽減税率も必要なくなるし一石二鳥どころか一石三鳥って感じ!?
思うところはあるけどもし叶ったらそれはそれでいいなと思うから「やって見せろよ!」って感じで投票するのもありかもな。
なので、赤松健さんを国政に送りたいって方は2枚目の全国比例の投票用紙に「赤松健」って候補者名を書いて投票するんだって。
「あかまつけん」とひらがなでも良いらしいけど「さん」とか「先生」とか加えて書いちゃうとそれは「無効票」と言って赤松さんの票としてカウントされないらしいからそこは注意みたいだ。
あくまでも「赤松健」と名前だけを書いて投票ってところが肝らしいね。
して欲しい仕事とか望む未来とかを一番マッチさせやすい上で意思表示できるんだもの。
だからこういうシステムをうまく使いこなしながら俺たちの民主主義ってのを日常を作っていきたいよな。
赤松さんを国政に送るには2枚目の投票用紙の全国比例で「赤松健」と書いて投票だ!
(ちなみに候補者のことを応援したり候補者関係の情報を共有できるのは7月9日土曜日の23時59分までってことなのでそこだけはお気をつけください)
推しとヤッた。その前に、食事をしながらどれだけあなたという存在に救われてきたか、という話をした。会う約束をしてから当日まで、邪な感情と尊敬している存在に会うことの感情の折り合いがつかなかった。これからも勝手に救われてください、と言われ凄かった。このために生きてきたんじゃないか。推しに出会った時、今までの自分の人生は推しに出会うためにあったんだと思った。推しを見るたびに全ての伏線がものすごい勢いで回収されている感覚があった。そして今、また一つの大きな伏線が回収され、穢れた魂が透き通っていく感覚があった。贖罪。「この思い出を60年間胸に抱いて生きて死にたい」と言うと、「どうせすぐ忘れちゃうよ」と言われた。罪。ホテルへ行き、コンドームを着けない状態で膣中に射精された。お風呂場に連れていかれ、中を洗われた。これは普通の人は中学生か高校生の時に経験する類のことだ。私は29歳、相手は31歳。ピルを飲んで、と頼まれた。罪と罰。私は推しに出会い、許され、罪を知り、心の底から楽しんだ。くたびれたサラリーマンを抱きしめるように、セックスしたかった。でもなかなか難しかった。彼らはサラリーマンなんかじゃない。私は抱きしめることも、かつて本当にくたびれたサラリーマンにそうしたように金玉を舐めてあげることも出来ない。同じ行為だけど、同じ意味ではない。何者でもない私と、確実に美しい推しだ。私のヒーローは、ベッドの上では知っている男だった。自分を大きく見せ、そして包み込まれたいと思っている、パターンBタイプの男だ。今まさに、推しの精子が私の体内を泳いでいるんだろうか。お腹の中を覗いて観察したい。綺麗だろうな。経験人数は7人と答えた。5人と言ったか?忘れた。大森靖子を良い気分で聴くためにセックスをする。悲しくないセックスに意味はない。アフターピルを飲もう。それが私なりの包み込み方だ。面白い方に3000点。誰か助けてくれ。
アメリカテキサス州で、実質、人工中絶が不可能になる州法が成立したらしい。
まず、これに関するリアクションのうち、それは間違っているよ、と言う諸々を指摘する。まず、この州法が違憲、あるいは脱法的であると言う見解について。
そもそも合衆国憲法で、中絶権の規定は無い。今日の妊娠中絶合法化は連邦議会レヴェルでの立法措置も経ておらず、1972年のロー判決を根拠としている。レンクイストとホワイトは、ロー判決に関しては、「司法による立法措置」であることを理由として、ロー判決に反対している。
つまりそこにあるのは、司法解釈であって、法律や明確な憲法規定ではないわけだ。だからそもそも「違憲」になりようがないし、脱法的にもなりようがない。そして司法解釈に過ぎないから、司法解釈で変更され得る。現在の最高裁に今回のテキサス州法の案件が回れば、ほぼ確実にロー判決の司法解釈は棄却される。
「違憲だ」「違法だ」と言うけど、保守派は法廷闘争を待ち望んでいるのだ。法廷闘争になれば、負けるのはリベラル派であり、そうなれば「違憲だ」「違法だ」と指をさされるようになるのはリベラル派の人たちであり、人工中絶した女性はめでたく犯罪者だ。
ここ40年、おおむね最高裁は保守派優位で推移してきたけども、ロー判決を廃棄できる機会が何度かありながら、それが出来なかったのは、レーガンに指名されたオコナー、ケネディ、スーターの3判事が、最高裁陪席判事になってから、スタンスを保守派からリベラル派に変えてしまったせいだ。そもそも合衆国憲法自体がリベラルなので、ごりごりの保守派とみなされていたスカリアでさえ、憲法原理主義的な解釈をする人なので、判決としてはリベラルになることもあった。
それの前例も踏まえて、今の保守派判事たちは、かなり強固な保守派が選ばれているので、最高裁長官の職務にあるロバーツが職責上、敢えて中立的なスタンスをとることもあるのを除けば、リベラル寄りの判決を出すことはまずあり得ない。今は最高裁は6対3で保守派が優勢なのだ。
保守派にしてみれば、法廷闘争ばっちこい、と言う感じである。とはいえ、その6対3の保守派優勢の最高裁が、トランプが要求したオバマケア違法化にはNOを突き付けたように、100%党派的な思考をとるわけではないが、中絶は、命の問題だから、そうそう簡単に妥協する余地も無いのだ。
中絶に関する議論で、男女平等と言う観点から、もっと言えば「男も逮捕しろよ!」的な意見から立論する人もいるが、根本的にその人たちの論理が間違っているのは、これが公共の福祉の調整案件だと言うことを認識していない点にある。胎児の人権と女性の間での公共福祉の調整案件が発生しているのであって、そこには男性の権利と調整しなければならない必然性は全く無いのである。
これは言うなれば、過去の徴兵制における男女不平等が、「機能的な軍隊を必要とする政府の必要」と「徴兵されることによって著しい負荷がかかる男性の諸権利」との間に発生したものであって、それは男女不平等ではなく、「女性は関係がない」案件であったのと同じことである。ロジカルにはそうでもあるし、歴史的に言えば、徴兵制のように女性には他人の命を犠牲にして、法益を享受してきたと言う「実績」もある。
言ってみれば中絶禁止は、「女にとっての徴兵制」であって、徴兵制の名のもとに、徴兵された男性たちの「戦死」を見守って来た女性たちには、「女にとっての徴兵制」自体を批判するロジカルな資格は無いのである。
そして、中絶に関して言えば、どこからがヒトとみなすかと言う難しい問題はあるにしても、1月1日13:00に新生児が誕生するとして、13:01に新生児を殺せば殺人で、12:59に”胎児”を殺せば器物破損に過ぎないと言うのは、機能的にも倫理的にもかなり無理がある。自然着床した受精卵にヒトと同等の、あるいはそれに準じる人権を想定するのは、最も無理が無い解釈だろう。放っておけばいずれヒトに至るのだから。
そして胎児や受精卵はDNAが違うので、女性の一部ではないし、女性の付属物でもない。他人の命を女性に無条件に与えていいのかと言う問題でもある。
胎児の人権(生存権)と女性の身体自由権を比較した場合、どちらが重篤な損害を被るのかと言えばそれはもう生存権であるのは間違いないので、人権を重視すれば重視するほど、中絶は違法化する以外には考えられない。この袋小路を女性が逃れ得るとすれば、「胎児はヒトではない」とするか、より根源的な人権思想ではなく、単なる女権思想を至上としてその上に立脚して「女性に損害をもたらすから中絶禁止こそが違法である」とするしかないのである。
どちらもナチス的なファシズムに陥っている。つまり機能的には既に自立しているような胎児に対しても、ヒトではないと規定し得ると言うことは、障碍者、LGBTQ、ユダヤ人などをヒトではない、少なくとも生存が許され得るヒトではないと規定出来る権能を、政府社会に与えると言うことである。人権思想の上に女権思想を置くことは、ナチズムそのものである。
宗教保守から中絶禁止の動きが一方的に起きているわけではなく、リベラルの内部においても、人権思想の観点から中絶には批判がなされていることには留意すべきである。
とはいえ、強姦の結果としての妊娠出産まで強制するのはプロライフ派の大多数にとっても本意ではない。それは、性的被害の記憶と結果が多大な負担と共に長期化し、心身ともに女性を生存レベルで危険に追い込むことに他ならないからである。この場合は「緊急避難」が想定されるだろう。誰も他人の命を救うために、死や死に等しい損失を甘受する義務はないのだ(徴兵制はこの意味でも、最も過酷で最も非人間的な強制であった。そして女性はそれを放置していた)。しかし現実の中絶案件のほとんど、かなり緩く見積もっても95%以上は、強姦案件ではない。性行為をしなければ防げるものであるし、避妊器具を用いれば防げるものであるし、ピルを飲んでいれば防げるものであるし、アフターピルを用いれば防げるものである。数多くのルート回避の方法があるにも関わらず、それらの回避をしなかった結果の妊娠中絶である。当然、胎児の生存権を上回る法益性がそこにあるとは考えにくい。
私は、強姦案件での中絶は合法、それ以外は違法、とするのが妥当だと思うが、その妥当な落としどころが「女性の身体権の絶対性」主張派とは築くことが出来なかったがために、より人権原理的な立法措置が、アメリカやヨーロッパでも徐々に取られつつあるのが現状である、と言う認識である。
別に市販化自体には反対じゃないし市販化すればいいと思うけれど
アフターピルが必要な事態って女性の人生においてそう頻繁に起こる事じゃないと思うし
なのにアフターピルこそが全ての女性にとって一番の重要事項みたいに騒ぐのってどうなんだ
いや、別に反対じゃないんだよ。だけどあまりにもそれ「だけ」に力を入れて騒ぎすぎてないか
それよりも多くの女性にとってはダイエットの方が重要だよね(別に美容に限った事じゃなくて健康にも直結する。閉経後もそれは変わらない)
今薬局とかで買えるのって気休めみたいなサプリしかないし、ダイエットしようと思ったら自力で情報を集めて地道に頑張るしかないのが現状
脂肪や糖質の吸収抑制のような、本当に効果のある薬は病院では処方されるらしいけれどハードルが高い
多くの女性の支持を得られると思うんだけどなあ
「生理の貧困」の話題と言えば、ピルは「生理の貧困」に関係ない、とか言っている奴を複数見掛けてびっくりした
「生理の貧困」と言えばナプキンやタンポンの事だけで、ピルは何ら関係ないとでも言いたいらしい。
いや当然ピルって生理にかかわる重要な問題じゃん。寧ろ出費の額から言えばナプキン等よりもずっと大きい。
「切り傷の治療に必要なのは絆創膏だけで、薬は無関係」と言うくらいにおかしな理屈だと思うんだが…。
まあ、そう思わせるのはフェミニストの方もナプキンを学校に無料で置く提案にばかり熱心で
なおかつ「ピルと言えば避妊のため」ばかりを強調し過ぎているのも一因なのかな
ピルと言えばすなわちアフターピル(緊急避妊薬)と思わせるような運動ばかりをしているし
特に言われてもいない事をわざわざアピールしたり(寧ろ男と縁の無い高齢処女なのに月経困難症でピルを飲んでる方がよっぽど肩身が狭いと思うんだが)
月経困難症が酷くてピルの使用を検討してるんだけど、海外ではピルは薬局で買えるらしいとどこかで聞いた気がして検索してみた
しかし「ピル 薬局」とかで検索しても緊急避妊薬(アフターピル)の話題ばっかりで、普通の(?)ピルの話題はあんまり出てこないのね
あと、普通の(?)ピルについても避妊の話ばっかりで、避妊したくない女性の話がちっとも出てこない。
何というか、何処までも女は男とセックスするのが前提で話がされていて、セックスしない女の存在が完全に無い事にされているような。
よく言われる「避妊目的にピルを飲むのはふしだら」も、実際にはそんな事特に言われてなくない?と思うし。
寧ろその逆で、避妊目的で飲む人ばかりが強調されて、特に避妊の必要性はないけれど生理が辛くて飲みたいという人が全然出てこない。
自らピルを飲んで自発的に避妊して中出しセックスし放題にさせてくれるって、めちゃくちゃ男に都合の良い女じゃないかっていう気がするんだよね…。
緊急避妊薬市販化の反対派が女を男のコントロール下に置きたい保守派だとしたら、賛成派もまた表面だけ女の自主性を語って持ち上げて都合良く利用したいだけって感じがする。
最近アフターピル(緊急避妊薬)を保険適用にしろとか、あるいはアフターピルが手軽に手に入るようになると乱用されるようになるからやめてとかそういう話をよく聞くようになった。俺自身、アフターピルを使用した(正確には彼女に使用してもらった)ことがあるのだが、そのアクセス困難性にかなり困惑したことがあるのでその話を書こうと思う。こういう話なので嘘を混ぜて書くが、経験談として伝えたいことは伝わるように書くつもりだ。
書き主は男で事が起きたのは数年前(コロナより前)、社会人1年目のことだった。当時彼女ができて数か月の一番楽しいころで、互いに時間の空いた週末はお泊りデートをしたりしていた。ことが起きた時の週末も、彼女が俺の家に泊まりで遊びに来ていた。土曜日に彼女が家に来てゴロゴロしたり一緒にゲームをしたりして、そのまま夜セックスした後一緒に寝て、ここまではいつも通りだった。もちろん、翌朝日曜日、10時ぐらいに起床してご飯食べたりのんびりして、イチャイチャして、流れでセックスする感じになった。当時の俺は朝も結構性欲があったりするほうで、泊りの翌朝セックスすること自体も当時はよくあることだった。で、事を終えて自分のアレを抜いたらアレに被さってるはずのコンドームが見当たらなかった。そのあとアレの根本を見たら破れたコンドームが見えて何が起こったかを理解し、一瞬で青ざめた(もちろんがっつり射〇していた)。そのあと彼女に「コンドームが破れてる」というと彼女の表情もサッと暗くなり、二人で軽いパニックになった。自分たちはコンドームでしか避妊をしておらず、彼女はピルを飲んでいなかったので、コンドームが破れると非常にまずかった。二人でどうしようどうしようと言い合った後、アフターピルの存在を思い出し、スマホで調べ始めた。お互いにアフターピルのことは全く詳しくなかったので、それぞれで色々調べたりして20分ぐらいたつと段々と状況がわかってきた。
と、こんな感じであった。2万円は社会人なら出せない金額ではないので(学生の時だったら多分詰んでた)、そこまで問題ではなかったが、病院に処方してもらう方が大変に感じた。なにせ今から婦人科の予約をできるだけ早く取り付けなければならないのだ。しかもその日は日曜日だったので相当に難儀することが想定された。そこから先はやることは一つで、二人で日曜日に空いてる婦人科を探しまくって電話をかけまくった。予約でいっぱいだと言われたり、午前中で終了してしまうと言われたり(その病院は午前の間に行ける距離になかった)で本当に大変だった。1時間ぐらい探し続けた結果、大分遠いところの救急病院に婦人科があることがわかり、そこに行くことにした。
二人で電車を何回か乗り換えて救急病院まで行き、そこで彼女が診察してもらいアフターピルを飲んだ。コンドームが破れてからここまでで5時間ぐらいだったが、大分生きた心地がしなかった。その後は、お互いに普通に生活し、結果的に避妊はできていた(妊娠しなかった)。
この話からいろいろと反省点や思うことがあったのだが、以下にまとめていく
当時少し調子に乗って結構薄いやつを使っていたのだが、袋から出すときに爪でひっかいてしまったのかなんなのか、結果的に破れてしまった。コンドームだけでは避妊については心もとなく、彼女側もピルを飲んでピルとコンドームの重ね合わせをしたほうが安全であることは理解していたのだが、「ピルを飲んで」とはさすがに彼女には言いづらかったのもあり、コンドームだけで避妊していた。これが完全に悪い方向に働いた感じがある。
病院、休日にあんまりやってないので。救急病院の婦人科が日曜日開いてるというケースってどれだけあるんだろう。 ド田舎だとマジでつらいのでは? あと、夜必要になった時もだいぶつらそう。21時とかで必要になって、翌朝9時まで待つとかだいぶしんどいのでは。
いきなり2万円出せって言われてだせるのって、アフターピルのメインユーザーであるはずの若い層ではそんなにいないんじゃないの?という思いがある。上にも書いたが学生の時とかにこんなことになっていたら...と今でも思う
以上、ざっとこんな感じである。アフターピルの問題はレイプとか中出しをするための方法みたいな文脈で語られることが多いが、そもそもとして普通に避妊して普通に生活していても必要になるケースもあって、意外とアクセス悪いですよ、みたいな話がしたかった。