はてなキーワード: r指定とは
ウマ運営はさ、せめてググったり各種絵描きサイトなりのランキングにいるようなやつをきっちり仕留めてから声明出してくんないかな
本気でR指定やライン踏みに行くアホを駆逐するなら、ちゃんと対応してるところを見せてくれ
いくら通報したって消されないなら、そのうち馬主に凸が飛んでコンテンツ爆散するけど本当にいいんかいな
記事への反応 -
ゴロはBANしたってまたやるから、見えないところにもぐられる前に身元抑えとかないと、実質野放しになって収拾つかなくなるんだがな...
今、エロ娘を描いてる連中って反社なんでしょ。 弁護士立てて法的にやろうとしたら、弁護士が行方不明になるやつじゃん? 運営だってナンデモできるわけじゃないんだよ
逆に何でそんなウマシコを目の敵にしてるん?
うーむ、そこはやっぱり相入れないのか。
悲壮さを伝えたい、加害者側の気分で興奮するためではない何らかの演出意図でそういうシーンを入れる可能性は、普通にあると思うのですよね。
物語って、別に加害者・被害者の視点だけで見るものではないので。
現状だと局部を映さなければ18禁にはならないので、ダイレクトエロでなければ(不快であっても)普通に流してOKとなってしまうと思いますが、それもやはり注意書きだけではダメというご意見なのでしょうか?
個人的には、(性被害ではないものの)いじめのシーンもけっこうクるんですが、いじめの悲壮さを伝えたい意図があるなら制作側は入れたくなるだろうと思う。
それと同様に性被害の描写を入れたい、と思う作り手がいてもなんらおかしくはない気がするんですよね。
あと全ての表現がすべて意図に基づいているわけでない可能性もあるかなと。
あとは表現意図でそこを分けることがそもそも可能なのか?そこで分けてもいいのか?という問題もある気がします。
アニメも映画であればPG,R指定がありますが、やはりR指定となると
・内容が反社会的
・犯罪を賛美するように描いている
・薬物関係は特に厳しい。注射器が映っただけで即アウトになる場合もある。
でもそういう基準を全部飛ばして、制作意図のあいまいな可能性を検討できずに一律で長く描写するなら18禁、というのであればそれはこうしてほしいという表明以上の、現状の規制を変える話になってくるように思います。
ふと思いついたので、テキトーに書いていく。
数年前に某プロゴルファーの「セックス依存症」の記事を見て、「あ、自分もこれだった」と思った。
本当のところ病名になるほどだったかは分からないが、記録しておく。というか一種のライティングセラピーとして、増田のためにここに記述しておく。
同じような経験をしてる人は、人生が破綻する可能性があるので、参考にしてほしい。
特にTwitter等マッチングアプリでオフパコ自慢をしている人を見ると、「真っ当な生活に戻れるのか?」と心配になる。
自分が「セックス依存症(?)」になった原因ははっきりしていて、継続的に2人以上の女性と肉体関係を持ったことだ。
特に道程で大学入学して、2〜3ヶ月で肉体関係の女性が二人もできたことが大きい。
一人は彼女。
もう一人はバイト先の先輩。
そういうサークルに入っていたわけでもなく、相手の入れ替わりはあったが、常に1〜3人程度のパートナーがおり、大学生活中は3日中2日はセックスしてた。
本当に在学中4年間は自己処理しないほどだった。
社会人になってからも会社のストレスに潰されそうになりながら、やっぱり常に1〜3人のパートナーを作りセックス三昧だった。
こういった環境に長くいると感覚がおかしくなり、以下のような症状が出てくる。
自己肯定感が自信につながり、そのためか寄ってくる女性も多くなる。
というか新しく異性に出会うと「抱けるかな?」と思ってしまう。
パートナーが1人だけだと、「俺は1人にしか相手にされない程度なのか」と自己肯定感が極端に下がる。
3日もセックスしていないと、自己肯定感はどん底状態で、抱ける女性を探し始める。
また、上記のような状態が数年続いた後、急にパートナーが0人になると禁断症状が出てくる挙句、女性は簡単に抱けると錯覚しており、最悪の状態になる。
以前ニュースで、モテそうな男子大学生が道すがら女性を襲ったという話を見たが、おそらく上記のような状態だったのだろう。
この状態から抜け出せたのは、以下のような幸運が重なったためだと思う。
色々あって結婚したが、それによって周囲のパートナーになりえそうな親しい女友達が、蜘蛛の子を散らすように増田と遊ばなくなった。
思えば真っ当な女友達ばかりだったのかも。今でも年賀状程度で交友関係は続いている。
結婚してすぐに子供が産まれ、共働きで子供の面倒を見ることにより自分の時間がなくなった。
結婚〜1人目赤ちゃん時代ははセックス禁断症状が凄く、自己肯定感の低下と欲求不満、ストレスが凄かった。
この頃、Twitterでライティングセラピーもどきを始めた。
快楽に溺れ、禁断症状に苦しみ、平穏な生活を得た今感じることは、「経験しないほうがよかったかも」だ。
違法薬物と一緒で、経験した快楽は手放し難いし、今でもその快楽を覚えている。
また、セックスに膨大なエネルギーを注ぎ、それにより失った経験も多いように感じる。
大学、社会人と彼女がいてもセックスありきの逢瀬で、旅行なんて全然行かなかった。
性欲が高まるとあの頃に戻りたいと思う時もあるが、今の生活を手放したくないという感情が、それを抑える。
経験した快楽と、それによって失ったであろう真っ当な恋愛、価値観が「経験しない方がよかったかも」を導き出す。
隣の芝生が青く見えるだけかもしれないが、学生時代にプラトニックな恋愛をし、浮気をせず、刺激の強すぎるセックスを避けた方が人は幸せなのもと、最近思い始めた。
友人も多く失った。
職場では上記のような経験を隠し、女性とも積極的に喋らないようにした。
眼鏡に髪を一つ結びにしていて、40~50ぐらい?の見た目。
真隣の席だったけど、カプが違ったので、本交換はせず。
私はジャンル内結構雑食だったので、オバちゃんのBL小説本を複数冊買った。
で、その場で読むのも気まずかろうと思い、帰宅してから小説を読んだところ。
「あのおばちゃん処女なんだろうな」という感想が真っ先に来てしまった。
R18指定が付いている本の描写があまりにもアッサリしていて拍子抜けした。
愛を囁きながら挿入して、幸福感を感じながら絶頂して。R18って書いておいて2ページぐらいでエロシーンが終わってしまった。
複数買ったので他にもR18の本があったが、キス!挿入!朝チュン!と凄まじいリズム感でエロシーンが終わっていく。
二人の愛が行きつくところまで行ったのだと示すためだけに、セックスの事実が語られているみたいに感じた。
私は男の人の身体が好きだから、体位を変える時のあの不意に強く押してくる力を同人誌の中に書きたい。
休日に放置して伸びた髭が当たる感触も、腰を動かすときにできる尻のくぼみも全部書きたい。
それは私の趣味だから、 BLでメジャーな表現だとは思わないけれど。
(小説というのもあって)高校生に売りつけても問題ないレベルのライトなエロ描写を読みながら、
化粧っ気の無いおばちゃんの顔を思い出すと、『処女』という二文字が頭をよぎって仕方ない。
エロ同人誌の作者の顔はわからない方が良いとは言うけれど、多分こういう意味ではないよね。
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でも見下されうる属性だというコモンセンスがあるから、指摘した時点で失礼なのはそう。
どれだけ笑顔で「ハゲてらっしゃるんですね!」って言ってもダメなわけで。
オバちゃんとベッドを共にして、処女じゃない状態に確定させる以外に確認しようがないけど、それでも処女なんじゃないかという確信めいた憶測がチラついて辛い。
母が昔「この年になると相手がどんな人かすぐわかるようになるのよ」と言っていて、当時の私は(年取るとステレオタイプへの当てはめと思い込みが強くなるんだな)と思ったものだけど、いざ自分が年を取ると憶測が確固たる信念じみてくるんだなと恐怖を覚えている。
実物見ていないから倫理的にいられるだけで、オバちゃん本人と作品の諸々の表現を実際に見れば「処女かも…」という印象で上書きされてしまう人が絶対いると思う。この罪悪感を共有したい…
ライトな描写するならもう少しカットしてR指定抜いてくれたら嬉しいのになとも思ってしまう。
良い小説だったから、お小遣い使ってイベント来てくれてる中高生にも届けばいいのに。私が干渉しうることではないけどね。
女性向けだとあまりエロがエグくない方が嬉しいという人がいるのもわかるし、表現を真似すれば書けるから作者の性経験が必ずしも反映されないのも理解するけど。
中出しした後に受が腹痛になる描写って令和5年も現役なんだね。びっくり。
経験で書いてるわけじゃないし、腐女子が他の人のを真似して書いて受け継がれているミーム…?
ちょっと生々しくて忌避される(ウ●コじゃん…)と思ってたけど、攻の愛ゆえに受が苦痛を受け入れてる描写としてまだあるんだなって…
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経産婦さん、たぶん貴方とパートナーにも肛門が付いていると思うので一回試してほしい。
伝聞ではなくわかることが確実にあると思う。マジで。本当に。
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「経験はあるけど、性的なことを書きたくはないんでしょ」という意見が多いのが私としては結構不思議だった。
もしかして、おばちゃん擁護派の意見と、女性向け性描写は根っこが一緒なのでは?と思い始めた。
‘求められるのは至上の喜びではあるが、そこから先の具体的なことは別に楽しくない’という前提があれば、他人を処女ーー求められない人間だと表現することへの反発は理解しうる。
性的にアクティブな事に価値を見出さないなら、経験が無いことも別に恥ではないだろうに、それにしては怒られるなあと思ってたが、求められるプロセスのところがものすごく気持ちの良いところで否定されたくないのかなという理解になった。
その後必ず発生する諸々が苦手、というのは難儀だなと思うけど。
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アカギの同人誌で手牌12枚しか無かったり、ヒカ碁の同人誌でオセロみたいな位置に石置いてたり、着手禁止点埋まってたり、そういう描写が一コマなら流せるけど、2ページ続くと気にならない…?
そうなんだよねー
「女性に対する配慮」よりも「子供に対する配慮」として、テレビでやるコントとかから「エロ」が消え
(ドラマとかでも裸体や濡れ場は消え去って久しい)
これからは「女性に対する配慮」として二次元からも消えていくのかもしれないし、そうならないかもしれない
まあ、いずれにせよ「実際に起っているわけでもない(想像・創造上の)表現」を「閲覧」しているだけで「準性犯罪者」扱いは差別だと思うわ
そんなことが罷り通るとしたら(前述したことにも関わるけど)、「女性の性を娯楽とした作品自体を禁止」ってことになるわね
テレビ業界は甘んじて受け入れるだろうけど、二次元作品界隈はどうかな?
コンプラ最優先の世界になりつつあるけど、表現者達がこのまま黙って受け入れるわけないと思うけど
「嫌なら見るな」「見ないで済む方法」を明文化するしかない(後者についてはBL界隈で作品の前に「こういった表現があります。地雷な人は見ないでね」と一言あるので、「配慮できない」ってことは無いと証明されている)
あと、「映画」はR指定等明示することで割と自由に作っていても批難を逃れていると思うし(それこそあれは「金払ってわざわざ赴かないと見られない、ある意味秘匿された娯楽作品」だからというのもあるだろう。それでも「逃走犯が車に乗るシーンでシートベルトする」なんてのを押し付けられてるけれども)、
私はジャンルを複数掛け持ちしているが、ものぐさな人間なので、趣味垢は3つ……今は実質2つしか持っていない。
1つ目は表垢。普段のつぶやきや作品公開、他者との交流はここでする。
2つ目は特殊ジャンル垢。R指定ではないがかなり特殊なジャンルのため、垢分けをおこなった(現在はほぼ稼働していない)。
3つ目は裏垢。鍵をかけている。表では言えないR指定作品、センシティブ作品を発表したり、愚痴を言ったりする。
この裏垢は8年ほど前から稼働しているが、滅多に人には教えていない。全員ほぼ相互フォローで20人もいないくらいだ。そして大抵鍵垢同士だ。自分の性癖は人にバレたらかなりアレだと自覚しているので、複数回通話したり、己の弱みを握り合った状態でないと相互にならない。
そして去年の秋頃、そこに新たな相互を数人、加えることとなった。どの方も複数回通話し、お互いにアレな性癖があるのを晒し合い、全員成人済で社会人の確認が取れたので相互となった。きちんと人から見えないところで、思い切り性癖の話が出来るんだろうなと私はワクワクしていた。
最初の頃までは。
新たに相互になった数人の中に中心的な人物がいた。名前をAさんとする。私は最初、Aさんと表垢同士で繋がり、次に裏垢同士でも繋がった。Aさんの表垢からも私の裏垢にフォロリクが来たので、それも許可した。彼女は、表垢でン万人のフォロワーを抱える神絵師だ。そんな人でもアレ性癖があるのが意外だったが、裏でこっそり楽しいお話が出来るならそんなことは関係ない。表垢での発言も良識がある(ように見えた)し、通話でもちょっと押しが強かったが、明るく積極的な性格の方で、楽しい話題を提供してくれた。大抵の人間を『悪さをしてなければいい人』と捉える大雑把マンの私の中では、彼女は『いい人』だった。
繋がってから、改めてAさんの裏垢を見た。彼女の裏垢は、彼女が表で見せないような攻撃的な発言が多く溢れていた。少し驚いたが嫌悪感は感じなかった。誰だって嫌なことはあるし、愚痴を全く言わない人間なんていない。私自身や私の相互鍵垢フォロワーも、表垢より過激なことを言ってるし。あの明るい性格からはちょっと考えられないくらい意外だったが、まあこんなものだろう。あと愚痴まみれじゃなくて、普通にアレ性癖語りもしてて面白いし。おっこれ面白い。ファボろ。
こんな感じで、しばらくは平和に過ごしていた。
Aさんの発言には表垢と裏垢とで、矛盾が多いことに気づいた。たとえば、裏垢では「女体化地雷!嫌い!」と言っているのに、表垢では女体化を描いていたりしたのだ。表と裏での行動と発言が一貫していなかったことに、私はいつも首をひねっていた。でもまあ、人間表では言えないこともあるだろうし……私はその程度の認識だった。
それからほどなくして、Aさんの(裏垢での)不可解な行動はさらに目に見えて激しくなった。
Aさんは、ある絵師を執拗に敵視していた。裏垢ではその絵師……Bさんのことを鍵垢引リツし、Bさんみたいなイナゴ絵師は最悪!という内容のことを叫んでいた。また、ある動画投稿者……Cさんもまた、Aさんは嫌っていた。Bさんほどではないが、動画が面白くないとか、承認欲求強すぎて嫌だとか言っていた。
私は、裏垢に顔を出しづらくなっていった。
何故なら、BさんもCさんも、表垢での私の好きなクリエイターだったからだ。
確かに、BさんとCさんは私から見ても調子に乗りやすいタイプだったり、承認欲求の強さが垣間見えるところがあった。しかし、彼らの作品が自分の好みだったのも事実だ。なので、Bさん、Cさんを私は表垢でフォローはせず、しかし定期的にチェックして楽しく作品だけを見させてもらっていた。
Bさん、Cさんの作品を見ているような人は信じられない、モラルに欠ける。そのようなことを、Aさんは裏垢で発言していた。
今まさに、裏垢にBさん、Cさんの作品を見ている私がいるのにだ。
私は表垢でB、Cの作品を普通にRTしていた。表垢同士で繋がっているAさんにもまた、私のRTが流れてくるはずだ。つまり私は、Aさんに地雷を垂れ流していることになる。自分だったら、こういう風に後から相互さんが地雷だと判明したら、申し訳ないがミュート、ブロ解する。しかしAさんは私を(おそらく)ミュートしていない。私のツイートにも爆速で反応して、(フリだとしても)友好的なリプを送ってくるのだ。
私はAさんの地雷を目の前で踏んづけているのに、私のことが嫌いじゃないのか?どうしてミュート、ブロ解しないんだ?わからなかった。
私は雑多垢の人間だ。好きにツイートするのが信条だった。しかしいつしか、私は『Aさんの好み』を気にするようになってしまった。
次第に私は、Bさんの作品を追わなくなっていった。
Cさんの作品に、私は「面白いです!これからも頑張ってください!」といつか言おうと思っていたが、言えぬままCさんは消えた。病んで垢消ししたのだ。
他にも、私が最近いいなと思った絵師、フォローしたアカウントを、Aさんは裏垢でことごとく晒しあげ、否定した。しかし何故か、私に直接文句は一言も言わずに、だ。私は新たに好きなクリエイターを探すことすら億劫になっていった。
Aさんは、私が表垢で気に入ってRTしたものを、嫌いだと当てこするような発言をするようになった。
私が表垢でメイドコス絵をRTすると、「メイドコス絵とか、好きでもないのに大量に流れてくるから嫌いなんだよね」
私が表垢で大胆な構図の絵をRTすると、「こういう大胆な構図の絵は正直面白みにかけるよね」
(内容にフェイクは入れてますが、マジでこういう感じの発言です)
……一度だけなら偶然と思えたかもしれない。しかしAさんは、私が表垢でRTしてから必ず数分後にこういった内容の発言を裏垢でした。何度もだ。Aさんは神絵師で、私は絵が下手だ。絵についての知識ならば向こうが圧倒的にあるだろう。彼女の言葉が有識者からの意見に思えた。私がRTした作品を好きになるような人は、目が曇っていると言われているような気持ちになった。自分の「好き」という気持ちが、どんどんしぼんでいった。
また、Aさんはジャンルの愚痴も言っていた。私は現在、大まかに分けてα、β、γというジャンルで活動している。このうちαでは本を出し、βでは来月本を出す予定で、γはROM専だ。Aさんとはαジャンルで繋がっていた。
Aさんは、裏垢であろうことかβジャンルの悪口を言っていたのだ。今まさにβジャンルのドスケベ原稿真っ最中の私と繋がっているのに、だ。
βジャンルのファンを……その、「キッズ」とか「ガイジ」とかかなりヤバい言葉で罵っていた。もう愚痴ではない。悪口だこれは。あなたの言ってる「キッズ」で「ガイジ」が、今目の前にいますけど?!裏垢を眺めながら私は宇宙猫フェイスになっていた。私はAさんがますますわからなくなっていった。
さらに、これは完全に自分の落ち度だが、Aさんはフォロー許可した表垢から私の裏垢にリプを飛ばしてきた。やめてくれ!バレたくないんだ、裏垢同士で話すだろう、普通は!そう思っても、フォロー許可したのは自分なので後の祭りだ。これはマジで私が悪い。
それでももう限界だった。仕方ない、私がAさんをミュートかブロ解しよう!そう思い立って、はたと手が止まった。
こんな攻撃的な人をブロ解とかしちゃったら、私どうなっちゃうの?
どっと汗が出た。今私は、裏垢同士で繋がってAさんのアレ性癖を知っているが、翻せば私のアレ性癖も知られているということだ。互いのタマを握り合っているに等しい。その上、Aさんつながりで相互になった鍵垢仲間の人は全員Aさんとの方が親交が深い。私はαジャンルで一番の新参者だった。今までの裏垢の発言とかスクショ撮られたとしたらどうしよう?もしAさんが被害者っぽく振る舞ったら、孤立無援の新参者と、万バズ神絵師。世間はどっちの言い分を信じるだろう?脳内で阿部寛と例のBGMがぐるぐる回りだし、私は指を動かせなくなった。
Aさんは、全てが非常識な人ではなかった。たとえば私が裏垢で「nmmnを検索避けしない人ってヤバくない?」みたいな発言をすれば、「本当にそうですよね!」と同意リプを飛ばしてきた。アレ性癖は決して表垢で漏らさず、愚痴も表垢では言わなかった。私は表垢のAさんと裏垢のAさんが同一人物だと思えなかった。もういっそ千年アイテム持っててくれと願ったほどだ。
ほとほと困り果てた私は……別ジャンルフォロワーに相談することにした。この時ばかりは、ジャンルを掛け持ちしていて良かったと痛感した。
αジャンルではAさんは有名人なので何も話せない。そこで、βジャンルの人に今まであったことを通話で掻い摘んで話した。すると、彼らは「それはおかしい!」と言ってくれて、彼女の不可解な行動をこう推測してくれた。
「Aさんは、あなたを自分の都合のいいような存在にしたい、自分のコントロール下に置きたいと思ってるんじゃないの?」
目から鱗だった。そういう人もいるんだ、という驚きと、今までのAさんの行動に納得がいった。行動の矛盾の多さも、自分の都合のいいことしか見えていない、自分のやることは例外だけど他者のやることはダメ、そういう彼女の思い込みによるものなんだろうと思った。(それでも、万バズ神絵師のAさんが、私みたいなろくに作品も作らない、表垢でも吹けば飛ぶようなフォロワー数の底辺ツイッタラーをどうしてコントロールしようとしていたのかは、最後まで分からなかったが……)
Aさんはすごくまともそうな人だったんだけど……と話すと、βジャンルフォロワーは苦笑いしながら答えた。「世の中には、めちゃくちゃ擬態の上手い人間がいるんだよ」
Aさんは自分の年齢を裏垢で公開していた。芸能人の〇〇と同じ、と言っていたので、おそらく4X歳だろう。その年齢で、他者を自分のコントロール下に置くためにこんな行動をする人がいるのか。今まで、誰にも「そういうことしたら人が離れていくよ」と言われなかったのだろうか。それが一番の恐怖だった。
βジャンルフォロワーには相談に乗ってもらった上で、さすがにあなたが迂闊だよと叱られた。その通りだと思う。私は自分の軽率な行動を反省した。そうして、私はかたちだけでも円満に離れるために、8年慣れ親しんだ裏垢を捨てて、今は新天地へと向かっている。
①垢消しやブロ解などはせず、旧裏垢へのログインをやめる
③センシティブ垢は表で言えない『性癖』を話す垢。旧鍵垢のフォロワーは誰も選ばず、好みのクリエイターだけフォローする
④愚痴垢は表で言えない『愚痴』を話す垢。こちらは完全壁打ち。誰もフォローしない
⑤表垢でのAさんとの交流を徐々に疎遠にし、しばらくしたらミュートする
Aさんに悟られず、私が徐々に消えていくためのプロセスはこんな感じだ。さらば、8年間の性癖を詰め込んだ裏垢よ。不甲斐ない主を許しておくれ。
でも、せめての感謝の気持ちを込めて、最後に裏垢でセンシティブ作品を発表した。何も知らない鍵垢仲間のフォロワーは、私の久々の作品投稿を褒めてくれた。その中にはAさんもいた。それ自体は、本当にありがたいことだと思う。作品や性癖語りは、誰かに見てもらうだけで奇跡みたいなものだし、それで互いの好みが一致するなんて本当に素晴らしいことのはずなのだ。その上で他者をコントロールしようとするなんて考えても詮無いことであると、Aさんがいつか気づいてくれれば良いのだが。私にはもう、彼女に何も出来ない。