「聴覚障害者」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 聴覚障害者とは

2015-06-26

http://anond.hatelabo.jp/20150626110728

声に出してよく読みましょう。

ある日の午後、彼女が自席から消えました。

世話役女性社員携帯に、睡眠薬を大量に飲んで自殺することをほのめかすメールが届きました。

関係者必死に探したところ、消えた彼女駐車場に止めてある自分の車の中で薬を飲んで、目をつぶっていました。

車の外から呼びかけても音が聞こえず通じないので、無理やり鍵を開けて助けだしたのですが、彼女の様子から大量の睡眠薬の影響があったようです。

会社マニュアルでは、総務部門救急車を呼ぶことになっているのですが、現場に駆けつけた「部長」と総務のグループマネージャーが結託し、事が大ごとになるのを避けるため救急車の出動を要請しないことを決めてしまいました。

総務のグループマネージャー地元病院に運んだのですが、救急扱いでは無いので待合室で診察の順番が来るのを意識もうろうとしながら待たされて、胃洗浄の処置を受けて自宅へ返されました。

その日以降、彼女会社に出社すること無く、そのまま任天堂退職してしまいました。

総務のグループマネージャー事業所労働者安全衛生や生命を守る役割があるにも関わらず、不祥事の発覚を恐れて救急車を呼ばないという人命軽視の判断がまかり通すのは酷い話です。

ましてや役職者の自己保身で従業員生命安全危険さらされることなどあってはならないことです。

そして、このような事態を起こすことになったハラスメントまがいの人事異動を決めた「部長」は全くペナルティを受けていません。これも腹立たしい話です。

このままでは、うやむやになりかねませんので、下記の公共機関にここでは未記載事実記載し、通報させていただきました。

法務省 インターネット人権相談窓口(http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html

京都府 障害者支援

京都労働基準監督署

一般社団法人京都府聴覚障害者協会http://www.deaf-kyoto.or.jp/index.html

http://anond.hatelabo.jp/20150626110728

そういう部署に配属させること自体ハラスメントだと筆者は書いてるし、事実そのとおりだと思う。

簡単な話で、「乙武基準にするな」ということ。障害者ハンディキャップを抱えているがゆえに健常者でも苦しい労働使役することは問題である

それを知ってか理解なく飛ばしている可能性が大いに考えられるからこそ、彼はこうして告発しているわけだ。

特にゲームというのは健常者でも苦手な人が多い。障害者でも楽しめるからと言って、すべての障害者にそのとおりだと敷衍するのは問題である

偏見から聴覚障害者の自グループへの異動を妨害しようとする行為こそがまさに「ハラスメント」なんだけど。

定義すり替えですね。詭弁術によくある。

どちらが偏見をお持ちか、もう一度ブログを読んでみればいかがか。

感謝できるとすれば、あなた偏見が私にこのブログを気づかせてくれたということですね。ありがとう。)

以下偏見の垂れ流しに基づく適性認定罵倒の繰り返しなので読む価値なしと判断しました。

2015-06-05

6月から自転車イヤホン運転禁止

6月から自転車イヤホン運転禁止」の誤解 警察に問い合わせ殺到

「片耳でのイヤホンの使用は、『安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態』とはならないため、違反となりません」

警視庁神奈川県警も、判断基準としてはあくまで「音が聞こえるかどうか?」

記者メディアコンサルタント坂本宗之祐

いいねぇ、煽りたっぷり記事見出し

さて

聴覚障害者が運転できる車両の種類の拡大について

原動機付自転車免許小型特殊自動車免許大型自動二輪車免許及び普通自動二輪車免許適性試験の聴力に係る合格基準が廃止になります

だそうだ。

聴覚不自由な方を引き合いに出して恐縮だが、どうなんだろう?

2015-05-22

聞こえる人が基準社会 あるある35

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=50482864

http://blogs.yahoo.co.jp/bear_mobara/13269624.html

http://ameblo.jp/2003bear/entry-12029185037.html (アドレス追加しました)

画像の中の文章意味が分からない人(視覚障碍者外国人など日本語文字が分からない人など)のためにテキスト起こししてみるテスト

■[1/2ページ]

@jinminoru

[近所のお友達が遊びに来た日のこと…]

ガラッ

(あれ、来てたんだ)

(なんだろう…。お母さん、怒って何か話をしているみたい…。)

-------

これは、私がまだ子供の頃の話…。

-------

(え!遊んでないのに帰るの?)

ねえ、お母さん…えっ!!

お母さん…、泣いてる?

私の机の上に置かれた勉強の道具を見た 近所の子達が「えー!僕と同じ教科書を持ってるよ。」と小馬鹿にした会話をしてたらしい。

-------

まだ「聴覚障害者」《ろう者》に対する理解がまだまだ無かった時代―。

■[2ページ]

(お母さんは、近所の子達に耳が聞こえないから、みんなと勉強方法が違うだけよ!と、色々 説明をしたそうです。)

耳が聞こえないだけで、他はみんなと変わらないのよ!

-------

おそらく、これが私にとって初めて感じた「差別」と「偏見

-------

お母さん…。

-------

あの日見た 母の涙と、胸の痛みを私はずっと忘れない―。

-------

 

フェアユース(??)許してね

2014-10-02

[]はやとくん

植田委員 そう言っていただければいいんです。

 そこでちょっと最後時間の残りが少しずつなくなってきているんですが、録音反訳の話、先ほども御説明の中で最高裁の方からいただいたんですが、私も不案内なんですけれども、何か最近電子速記「はやとくん」なんていう、えらいかわいらしい名前機械速記反訳システムというソフトが開発されているようです。「「はやとくん」をご存じですか?」なんていうチラシもあるんですけれども、名前の由来までは私承知しませんけれども、これも、名古屋の元速記官の方がこういうシステムソフトを開発されて、聴覚障害者等々の訴訟裁判参加にも役立っているというふうなことが結構書いてあるんです。

 実際、テープ法廷のやりとりを反訳するというのは難しいでというのは、実際その反訳を請け負っている業者の方からも出ているらしいんですよね。というのは、事件の内容が、記録もないからからへんわけですし、裁判専門用語もいっぱいあるわけです。そうなるとやはり、立ち会いメモぐらいはもらえるらしいんですけれども、ほとんどそんなの役に立ちまへんのやという話も聞いています。それで、不明な箇所を書記官に問い合わせたら、不明は空白にしておいてくださいよというような調子でやっているそうです。

 そういう意味で、書記官からも、テープの反訳について疑問の声というものを私幾つか聞いていますテープによる録音反訳でしたら、当然のことながら反訳者法廷に立ち会ってへんわけですから、やはり不正確な文書をつくってくることが間々あるそうです。私も速記のことはよくわからへんのですが、見ましたら全然意味の違う文書が出てくるらしいですね。

 そうなると、今度はその校正のために書記官がえらい時間を費やすことになると。これは二度手間なんですね。そうなると、書記官さんだって本来仕事に支障を来すことになるんじゃないか。いや、そんなことはありませんと言いたいんでしょうが、そういう指摘があるという事実については御承知されていると思うんですが、そういう現場からの録音反訳の精度的な問題を指摘する声を踏まえたときに、この「はやとくん」、こうしたものを実際速記官が自主的に、六割以上が自費で購入して使ってはるらしいんですよ、だったら、こういうのを併用しながらやれば十分対応できるんじゃないでしょうか。この「はやとくん」の使用というのはお認めになっているんでしょうか、みんな使ってはるらしいですけれども。その点、いかがですやろか。

中山最高裁判所長官代理者 まず、録音反訳方式について種々問題点が指摘されているという御質問でありますけれども、録音反訳方式を利用するに当たりましては、反訳者に対して聞き取りやすい録音を提供するために、特別な録音システムというもの法廷に設けまして明瞭な録音の確保に努めているほか、今御指摘ありましたように、反訳を依頼するためには、証拠調べに立ち会っている書記官が、立ち会いメモ、これは必要に応じて書証とかあるいは準備書面の写しも添付いたしますが、それを作成し、録音テープとともに反訳者に送付して、反訳書の作成必要事件情報提供しているところでございます

 また、この録音反訳方式によって作成された調書はあくまでも書記官の調書でございますので、書記官が必ずそれを自分責任において考証するということからも、その内容を見ることは当然必要でございます。そのあたりのところは、職員団体の方からも、この録音反訳方式を導入する際に、書記官による検証というものを必ず守ってくれ、入れてくれ、こういうふうにも強く言われているところであり、最高裁としてもそれを当然のこととして受けとめてやっているところでございます

 現実問題として、録音反訳方式でするとそういった正確性が問題になって控訴審等で破られている事象があるかどうかというようなことを見ますると、そういうものはございません。したがって、精度としては非常に良好に推移しているというふうに考えているところであります

 次に、「はやとくん」のことでございますが、これは聴覚障害者裁判参加に役立っているというようなお話でございますが、この聴覚障害者の方々の裁判参加がどういう場面を想定されているかということによってもこれは大分違うことになります。例えば証人として聴覚障害者の方が来られた場合に、それを「はやとくん」のシステムを使ってディスプレーを見せるということ自体、これは実は通訳ということになるわけでありまして、それは速記官の本来速記職務とは別物ということになるわけであります。したがって、そういうものを利用するに当たっても、訴訟法上、そのあたりをどう正確性を担保していくか、だれがそれを見ながらやっていくのか、そういった問題もあるわけでございます

 ただ、「はやとくん」は利用するといたしましても、これも前々からこの法務委員会で御説明申し上げておりますけれども、もともと速記官の制度というものは、昭和三十七年に労働科学研究所というところに最高裁の方から依頼して、どのくらい打鍵ができるかどうかということを調べたことがございました。その結果、週二時間、月八時間ないし十時間しかできないということでありました。そういうようなところを踏まえ、「はやとくん」を使用したときにこういった八時間ないし十時間というものが飛躍的に伸びていくのかどうか、そういったような問題ももちろんあるわけでございますが、その辺については、職員団体あるいは速記官の内部において一致した考えはない、むしろ考え方は相当異なっている、そういう状況にあろうかと思っておりますので、「はやとくん」を入れることによって一遍にいろいろな問題が解決するということにはならないというふうに考えております

植田委員 いや、私、後でそれを聞こうと思っていたんですが、まず、実際に六割以上の方が使っておられて、それで、なおかつそうした「はやとくん」の使用について、実際それを導入することが正確な、迅速な裁判につながるかどうかは、それは議論余地はあるんでしょう、いろいろな見解があるんでしょう。現実問題としてみんな使ってはるということは、とりあえずその使用を黙認なさっているんですか。お使いになる分には結構ですよということで、特に、いいの悪いの、けしからぬのけしからなくないのということは、別に見解としてお持ちじゃないということでいいわけですね。

中山最高裁判所長官代理者 たしか五八%の速記官の方々から、「はやとくん」を使いたいという、そういったもの当局の方に出されておりまして、それは許可されているということで承知しております

植田委員 要するに、六割近く希望して許可されているということは、非常に使い勝手がよくて業務の遂行資するものだということは、当然その点については認知をされているということですよね。そんな、まずかったらあかんと言えばいい話でしょう。

 まあ、一応聞いておきましょう。

中山最高裁判所長官代理者 最高裁判所として「はやとくん」の有用性をどうこうということではございませんで、本人がそれを使いたい、それが速記、要するに記録を残すという意味別に支障にはならないということから許可しているものでございます

第154回国会 法務委員会 第8号

平成十四年四月十日(水曜日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/154/0004/15404100004008c.html


小林(千)委員 それで、実際のこの速記がどのようにとられているかということをお伺いしたいんですけれども、実は、私も初めて、先日、実際に裁判所速記官の皆さんがとられている速記方法というものを見せていただきました。このように目の前で速記官の方が国会の中でとられている手で書く方式とはちょっと違うようで、速記用のタイプライターみたいなものを打って、言葉をいわば記号化するそうですね。それで、その記号を見てそれを日本語に直す、このようなやり方で裁判所の中の速記方式はとられているというふうに見せていただきました。

 この日本語に直す方式なんですけれども、従来は、その打った記号を見て直していたわけなんですけれども、その中で、速記官の方々の努力により、自分たちソフトをつくり上げた、「はやとくん」という名前らしいんですけれども、これにより、パソコンでその記号というもの日本語にいわば翻訳する、こういった作業をできるようになった、こういったことを速記官の方みずから自分たち研究をして新しいソフトを開発したというふうに伺っております

 そして、もう一つは速記用のタイプライターなんですけれども、官から支給されているといいます指定されているタイプライターではなくて、ステンチュラというアメリカから輸入された機械を使っている。そちらの方の機械は、それぞれの人の手に合わせて微調整ができるようになっている。例えば、打鍵の重さですとか、打ち込む深さですとか、手の体格に合わせた間隔も調整をできるようになっていて、キータッチも軽いということで、体にかかる負荷というものは大変少なくなっている。こういったステンチュラという機械と「はやとくん」というソフトを使って速記録をつくられている方が多いというふうに伺いました。

 しかしながら、この「はやとくん」というソフト指定ソフトということで、この「はやとくん」の研究開発についても、自分たちの勤務時間外の時間を使って、いわばプライベート時間を使って、仕事に対してのことに時間を費やしている。それにかかるお金もすべて自分たちで自腹を切って行っている。その「はやとくん」も、認められていないソフトなので、支給をされているパソコンインストールすることができないから、それを使うためには、自分の、私物パソコンを持ち込んで使わざるを得ない状況になっていると伺っています

 また、そのタイプライター、ステンチュラなんですけれども、これも、アメリカメーカーで、そこから自分たちで輸入をしている、約四十二万円ぐらいかかると言っていました。四十二万円、仕事のために出費をするんですから、自腹を切って、これは大変大きな負担だと思うんですよ、私は。

 このように、自分たち自助努力をしながら、仕事にかける情熱を持って勤務に当たっている、事務改善に対して大変大きな努力をなさっていることに対して、私は大きな敬意をあらわさなければいけないと思っているわけなんですけれども、最高裁の方は、何で、とても有用な「はやとくん」ソフトを今インストールすることを認めていないんでしょうか。そして、このような速記官の方々の努力というものをどのように認識されているのでしょうか、お伺いをいたします。

中山最高裁判所長官代理者 裁判所では、現在、例えば全国の裁判所をつなげるJ・ネットというシステムをつくっておりますし、あるいは全庁でLAN化を進めているところであります

 先般の内閣官房情報セキュリティ対策推進会議でも、各省庁の情報システム脆弱性というものが指摘されましたが、その最大の要因は、内部ネットワークに個人用の端末をつないだり、ソフトを入れることにある、そういったところは非常に慎重に考えなければならない、こういうようなところでございました。したがって、今後こういったシステムを全国展開するに当たって、相当慎重な配慮というものをしなければならないのが一つであります

 それからもう一つは、もともと「はやとくん」は、名古屋遠藤さんという速記官の方が開発されたというものでありますけれども、NECの98のパソコンベース最初になされ、その後DOS/V、それからウィンドウズということで、いわばマイクロソフトがいろいろ変えてきた、そこに合わせてOSを合うように変えてきたというわけでありますけれども、裁判所の方も、その間、実は、MS―DOSからウィンドウズ三・一、ウィンドウズ95、98、そして二〇〇〇、XP、このように進んできているわけであります。そういった中にそれまでのOSに基づくものを入れましても、それはなかなか一緒に稼働しないということにもなりますし、また、そのソフト自体インストールした場合には、そのメンテナンスを一体どうするのか、あるいは、ウイルスチェック等でいろいろ問題が起きてきた、やはりソフトの相性というものがございますからシステムに影響を及ぼしたときにそれはだれが責任を持ってやるのか、こういったところの問題も非常に難しいものがございますので、この辺の保守管理体制が整えられて初めて認められるということになるわけであります

 このようなシステム上の制約から、私用ソフトインストールについては、これは慎重に対応しなければならないということを御理解いただきたいと考えますが、速記官の執務環境の整備については、職員団体からも非常に強い要求が出てきているところであります。きょうも後ろに私どもの職員団体である司法委員長しかとにらみに来ておりますけれども、そういうような職員団体意見も十分聞きながら、できる限りの努力をしてまいりたいと考えております

第159回国会 法務委員会 第3号

平成十六年三月十二日(金曜日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/159/0004/15903120004003c.html


井上哲士君 日本共産党井上哲士です。

 裁判所の職員の中で、速記官の皆さんの問題について質問をいたします。

 昨年の質問の際も、今の裁判でも、そして将来の裁判員制度の下でも、速記官の皆さんの技術や意欲を大いに生かすべきだということを求めました。その際に、速記用の反訳ソフト「はやとくん」のインストールを官支給パソコンにもできるようにするべきだということを求めたんですが、十二月に実現をしたとお聞きをいたしました。その経過について、まず御報告をお願いします。

最高裁判所長官代理者(園尾隆司君) 通称名「はやとくん」と言われております反訳ソフトは、速記自身が開発したものですので、これを官支給パソコンインストールするには、当該ソフト裁判所内の標準的システム環境に影響を与えないということについて検証を行う必要がございましたが、昨年六月にこの検証実施するということを決定いたしまして、全国の速記官の意見や執務の実情等を踏まえて検証対象とするソフト特定いたしました上で、十月に検証実施に着手いたしました。

 検証の結果、「はやとくん」ソフト裁判所標準的システム環境に影響を与えない旨の報告書が提出されまして、インストールについて問題がないということが明らかになりましたので、十二月上旬にそのインストールを許可したものでございます

井上哲士君 私、これまでは、この「はやとくん」の有用性について検証すべきだということを質問いたしますと、そういう今おっしゃったようなセキュリティーの問題があるので有用性の検証ができないんだっていう御答弁をいただいてきたんですね。

 今の経過でいいますと、セキュリティー等の問題についてのみ検証をしたということになりますと、この有用性っていう問題は、局長地裁時代にもごらんになっているんだと思いますが、その速さ、正確さっていうことについてはあえて検証するまでもない、有用性が高いと、こういう判断だということでよろしいんでしょうか。

最高裁判所長官代理者(園尾隆司君) 速記官は、この「はやとくん」ソフトを自ら開発いたしまして、それからその改良ということにつきましても様々な努力を重ねておるというところでございますので、その有用性につきましては、速記官が自らがそのような使用形態を取っておるというところから、言わば外から見て観察をして検討しておるということでございますが、その点も踏まえまして今回のインストール許可ということに踏み切ったというわけでございます

第162回国会 法務委員会 第7号

平成十七年三月二十九日(火曜日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/162/0003/16203290003007c.html


小林(千)委員 民主党小林千代美です。

 裁判所定員法の一部改正について質問をしたいと思います

 この法案については、私も昨年もここの委員会でこの法案改正について質問をさせていただきまして、ことしも同じ質問を実はしなければいけません。というところに、毎年やっているところに根本的な問題があるのではないかなというふうに思っているわけでございます

 昨年は、この日切れ法案の中に裁判所法の一部改正というのもありまして、そこの中で裁判所速記官の方々のあり方というもの問題になっておりました。これは、平成九年のとき裁判所速記官の養成というのが事実上一時停止というふうになっておりましてから、毎年毎年、この日切れが出てくるたびに法務委員会議論の種にもなっている問題でございます

 昨年、この質問をして以降、最高裁の方では、速記官の方々が独自に開発をされた反訳ソフト通称「はやとくん」が、昨年の十二月インストールが許可されたということを私も速記官の方から伺いまして、本当に速記官の方々の自助努力というもの職場の中で報われたなというふうに、よかったと思っております

 つきましては、昨年質問をいたしました答弁につきまして、何点か確認をしておかなければいけないところがございます

 このように、裁判所速記官の皆様は御自身でさまざまな自助努力をしながら仕事に携わっていらっしゃるわけでございます。そのような速記官の方々の執務環境の整備につきまして、昨年、整備についてはできる限りの努力をしてまいりたいというふうに御答弁をいただきました。昨年から一年間でどのような環境整備が行われたのか、そして、これからどのようにさらに取り組んでいかれる予定なのかを御質問いたします。

○園尾最高裁判所長官代理者 昨年の通常国会において御質問を受けて以後、現在までの間に検討いたしましたことの中で最も大きいのは、ただいま御指摘のありましたいわゆる「はやとくん」ソフト裁判所の業務用パソコンインストールすることを許可したことでございます

 「はやとくん」ソフトは、ただいま御指摘のありましたとおり、速記官がみずから開発をしまして、その上に、ステンチュラという機器もみずから負担で購入をして業務に使っておるということでございまして、これについて裁判所パソコンで使いたいという強い要望があったわけでございますが、裁判所の業務用システムソフトに悪影響を与えないことが確認されていないということでそれまでは認めていなかったわけですが、昨年秋に専門業者ソフト Permalink | 記事への反応(1) | 23:38

2014-09-12

たとえば、白杖なんかは視覚障害者である事を示すために白いんだけれど。

ある属性(障害だったり妊婦だったり高齢だったりetc.)を持っていることを回りに示す方法

視覚情報を前提とすると視覚障害者に優しくないのではないか?

音声情報を前提とすると聴覚障害者に優しくないのではないか?

健常者じゃないと気づけない方法は正しいのか?

世にある全てのたとえばマタニティマークみたいなローカル広報方法まで知るべき?

「障害の体験学習」をしろと言うけれど

どこまでマイノリティーな属性およびそれに対する適切な対処を知っているべきなのだろうか。

善意はすばらしいが、独善行為はその属性にとって致命的かも知れない。

2014-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20140901172332

いま、この社会メガネコンタクトを使っている人たちは極端に言えば狩りの時代は今で言う「障害者」なわけだったんだよね。視界が鮮明じゃないから、獲物を捕まえることもままならない。


だけど今はそんな人たちにはきちんと矯正するものが与えられていて、社会もそれで困らないようにできている。

から障害者定義なんて社会の有り様ひとつで簡単に変わるし、もっというと社会のあり方でしかまらない。


歩く必要のない社会なら、車いすユーザー障害者ではない。音声によるコミュニケーション必要としない社会ならば、現在定義での聴覚障害者存在しなくなるの、わかるかな

一般人の障害(この人はつまり邪魔といいたいのかな)になっているか障害者なのではなくて、社会の側にその人を困難な状況に至らしめる

なにか(これが障害)があるので障害者になっているわけですよ。

障害者」をなんと呼ぶか、害の字をひらがなにするのかどうか、チャレンジドというのか障害を背負わされたというのか、なんて議論本質ではない。そもそも障害自体が個人の問題帰着するものではなくて、社会問題である認識すべきだし、言い回しはその次だと思う。

ALS氷水も、それを云々いってた芸能人も、24時間TVなんかも、みんなが感じる違和感の出処ってきっとここだろう。

こうやって個人の機能問題にしている限り、これらのストーリーは「頑張る障害者」や「あなたの周りにもいます」とか「自分もいつなるかわからないから」なんていう当事者意識に訴えかけるものしかならない。





しかし、未だにこんな考えの人がいると知って驚いた。

日本医学モデルに寄りすぎていると思う。

2014-02-12

ゴースト新垣について

佐村河内守氏のゴーストライターを務めていたことを公表して英雄扱い、のようですが

この人って詐称罪の片棒を担いだ立派な犯罪者だよね。

ニュースを見た感じ、聴覚障害者宣伝に使い自分の曲を売りだしたようにしか見えないんだけど

どうしてこんなに擁護する声が多いんだろう。

炎上商法で売上もまた最近伸びてきてるようだし、この事件で一番得してる人ってこの人だよね。

たか贖罪してるかのようだけど、その実、自分もっとも都合の良い展開になるように仕組んでる感じがする。

2013-03-11

総理大臣記者会見などの時にTV画面横に映る手話同時通訳は何のためにやってるのか?

聴覚障害者、聴力の弱い高齢者日本語の聞き取りがやや不自由外国人など、この世のありとあらゆる種類の障害を考慮したとしても、CNNなどがやっている同時字幕の方が求められているのは明らかな気がする。

その現場にいる聴覚障害者記者聴覚障害者記者がその現場にいるのか知らないが)向けの手話ならまだ理解できるが、それならテレビでわざわざワイプしたりする必要はない。

百歩譲っても、言葉表現の分かりやすさ、正確性、視認性、すべての場合においてリアルタイムタイピングした方がより多くの人に伝わるし優れているに決まっている。

手話を全く知らないが、例えばセシウム135やストロンチウム90とかい専門用語手話で正確に表現するのは難しいように思われる。

聴覚障害者に配慮してる私たちって優しいでしょってアピールとしか思えないのだが、もしかすると、手話の方が正確に伝えやすかったりするのだろうか。

2011-05-01

テレビ局キャンペーンが、

電話をかけて応募して、

当選者には電話で住所氏名を聞くと言うので、

さっそくご意見を出してみた。

(下記文章中、差別用語といわれる表現が出ているかもしれませんが、こちらがそれを差別するような意図はありません)

ホームページから個人情報を送信できないので、

つんぼ(聴覚障害者)や唖者(話せない人)は無視ですね、

>わかりました

 

(追記)

あ、電話番号はデータ放送で出るので視覚障害者も無視でした

さっそく送信してきます

2011-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20110313123322

厚生労働省

3月11日

避難所等における食中毒感染症の発生予防に努めること及び食中毒感染症の発生時

は適切な対応を行い、二次災害を防止することを各都道府県に依頼

 

災害時の人工透析提供体制及び難病患者等への医療の確保を行うために、社団法人

透析医会災害情報ネットワークの活用など、日本透析医会との連携をとるよう各都

道府県に依頼。

 

東北地方太平洋沖地震被災者に対し、「エコノミークラス症侯群」の予防を図るよう・

都道府県に依頼。

 

・生活福祉貸付について、被災した世帯に対して、特例措置を請ずる旨を各都道府県に通

 

・要保護者に対する社会福祉施設における緊急的措置として、施設の定員を超えて受入れ

を行うとともに、施設の空きスペースなどを福祉施設として提供するようs全国社会

協議会を通じ依頼

 

・要援護者の社会福祉施設等の受入等についての考えられる取組や留意事項及び特例措置

等について都道府県等に通知。.

 

・被災した聴覚障害者等に対する情報・月ミュニケーション支援について、視聴覚障害

者等の状況・ニーズを把握するとともに、ボランティアや関係団体等と連携を密にし、

特段の配慮をするよう依頼。

 

・被災した要援護陣害者等への対応について、避難所等における対応障害者支援施設等

における受け入れ、補装具費支給及び日常生活用具給付等事業の弾力的な運用、視聴覚

障害者コミュニケーション支援r利用者負担の減免等について、都道府県等に連絡、

 

・被災した介護者等に関して、実態把握に努めること、介護サービス事業者等に対する

協力依頼}介護保険施設等の施設設備基準等に関する柔軟な取扱い、利用者負担の減

免について、各都道府県に連絡。

 

・避難生活が必要となっている高齢者障害者等の要援護者について、被災自治体から

ホテルに対して避難所等として受入要請があった場合の協力につ1て、全国旅館

テル同業組合連合会等に依頼。

 

・避難生活が必要となった高齢者障害者等の要援護者について、旅館ホテル等の避難

所としての活用や緊急避難的措置として社会福社施設への受入を行って差し支えないこ

ととするとともに、社会福祉施設等の職員確保が困難な施設について、広域的闘整の下

で職員派遣を行うよう依頼。

 

・被災した後期高齢者医療制度保険者に係る一部負担金の減免及び保険料の取扱いにつ

いて各都道府県等に連絡

 

国民健康保健においては、亀保険者の判断により,一部負担金の減免及び徴収猶予並びに

国民保険料一(税)の減免徴収猶予並びに納期限の延長を行うことができること等につ

いて、各都道府県に連絡。

 

健康保険においては、保険者の判断により、一蔀負担金等の減免等及び保険料の納期限

の延長等ができること等について、健康保険組合等に連絡。

 

・被災に伴い被災者が被保健者証を保健医機関に提示できない場合においても、受診

可能である旨を都道府県等に連絡。

 

・公費負担医療を受けている被災者がi医療機関において手帳患者票等の提出ができな

場合においても受診可能である旨を都道府県に連絡。

 

社会保険診療報酬支払基金に対し、前期高齢者納付金、後期高齢者支援金、病床転換支

援金、老人保健拠出金、退職者給付拠出金及び介護給付費・地域支援事業納付金の納付

 

・猶予を必要とする保険者を把握するとともに、速やかに納付猶予の申請を行うよう依頼。

 

労災保険給付の請求に係る事務処理に関して、請求書提出時の弾力的取扱い、今回地震

に伴う傷病の業務上外等の考え方、相談・請求の把握について都道府県労働局に指示。

 

災害救助法の適用区域に所在する雇用保険適用事業者に雇用される被保険者の中で、

災害により事業を休業するに至ったため一時的に離職を余儀なくされた者であり、かつ、

離職前の事業主に再雇用されることが予定されている者に対して・雇用保険の基本手当

を支給する特例措置を実施

 

3月12日

医療機関等に対する医薬晶、医療機器等の供給に支障が生じることがないよう、また、

適正な流通を阻害することがないよう、万全の措置を講ずるよう関係団体に依頼

 

・16:00国との連絡調整役として仙台市役所へ職員1名、東北厚生局より1名派遣

を決定

 

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ソース 首相官邸広報

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html

以上、 平成23年2011年東北地方太平洋沖地震について (平成23年3月13日10:00現在) 

から抜粋

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2011-02-19

聴覚障害者にとってネットって相当に便利なモノなんじゃないかと思うんだけど、

ネット上で「私聴覚障害者でーす」という人は見たことがない。

単に、言う必要がないというだけで

今まで目にした発信の0.3%くらいは聴覚障害者によるものだったりするのかな?

2010-12-08

電子書籍適正価格

今1500円とかで売ってるのもあるのね

買う気しないなあ

輸送コストと紙関係の原料代、人件費なくなるんでしょ?

レイアウト執筆コストは同じで、別に電子だからって増加しないんだから

半額以下で売るのが適正

だってディスクなんて原価安いんだもの

携帯に特殊機器いる(しかも重い)

PCでも目が疲れて長時間は無理なひといる

そんなものに高い金は払いたくない

出版者と著者の収入を増やしたい!って向きもあるようだけどね

デフレだから低めに設定しないと売れないだろうし

需要供給低価格に適切に落ち着くんだろうけど

逆にどうしてもほしいのは

視覚聴覚障害者のための電子書籍

自分も将来なるかもしれんしね

今までコスト高で実現できなかったもんが低価格で実現できる

逆にそっちに力を入れた方が

こんなこともできるんだ!ってことで新しい道が開けると思うんだけどね

(追記)

見事に著者側、出版側の意見ばっかで読者のこと全く考えてない意見ばっかでワロタ

そんなんだから売れないんだよ

挑発してみるw

2010-05-29

http://d.hatena.ne.jp/sagiri300a/20100523/1274619845

"「かたわ少女」Act1V3プレイしました - ミッション! アクション! パッション!"について。

この作品の舞台、いろいろな違和感があります。

(略)障害者が通う学校なのに「高等学校」です。特別支援学校ではなく。「高等学校」を名乗るからには、高等学校設置基準に基づいて設置され、高等学校学習指導要領に基づいて教育活動が行われなければなりません。

確かに「今現在の」「日本の」学校制度ではそうなんでしょうね。しかしゲーム作成者の国ではどうなんでしょう。私は知りませんが、むこうでもそんなに名称レベルできっちり区別されているんでしょうか。それによっては評価も少し変わるように思います。

無論、設定国の忠実な再現という意味では「今現在の」「日本の」再現も重要なんですが、個人的には障害者が通う「高等学校」が物語世界にあってもそれはそれでいいような気はします。それは世界設定の問題なので。

また、様々な障害のある子供が同じ学校で生活しているというのも不思議です。それぞれの障害特性に応じて環境づくりをしないと教育効果が上がらないので、特別支援学校は、障害種別ごとに学校が作られています。

特別支援学校でない学校の話で、特別支援学校は…と話をしてもあまり意味はないような気がします。「それぞれの障害特性に応じて環境づくり」が特別支援学校以外の方法では無理だ、というのであれば仕方ないですが、生徒が学べるぶんの環境が何がしかの方法で整えられるのであれば、別にさまざまな障害者が同じ学校で生活してもいいのでは。どうしても分別したいのであれば別ですけど。

茨崎笑美が主人公とともに階段を登るシーンがありますが、両足とも義足だと、そう簡単には登れません。

ゲームをやっていないので具体的にどう階段を登ったのかはわからないのですが、簡単にできるかどうかは人によったりはしないんでしょうか。障害者もいろいろでしょうし。http://www.youtube.com/watch?v=LJP5xat-XNAなどを見ると、それなりには登りうるようですけれど。

たとえば、聴覚障害者にとって音声による「校内放送」は無意味なので、ディスプレイ装置が校内各所に設置されています。

全員の生徒が盲人ならそれでもいいのでしょうね。でも別段必須の設備とも思えません。携帯メールじゃまずいのでしょうか。特に今回のような複数種の障害者が生活する状況なら、私であればいちいちのディスプレイ設置ではなしにメールを使いますが。

手塚琳がトイレに行かなければならないというシーンでは、介助を主人公に任せるわけに行かないので断り、誰かを探す、ということをしています。特別支援学校ではこのような介助は教員がやります。もし、誰も介助者を見つけられなければ、琳はどうするのでしょうか。

特別支援学校では、教員障害者に張り付いているんでしょうか。張り付いていないのであれば、「教員を見つけられない場合」はどうするんでしょう。性別さえ問題でないなら生徒が介助可能、という世界で、介助を教員がやるかどうかはあまり重要に思えません。気にするところってそこなんでしょうか。

この作品を作った方は、特別支援教育障害者についての取材をあまりされなかったようですね。このことのひとつの現れとして、「障害を持つ」という表現があります。作中では「持つ」と書かれています(日本語版)が、障害者は自らの意志で障害を「持っている」わけではないので、「障害がある」という言い方をするのが(特別支援教育業界では)一般的です。

「一般的」でないとそんなにまずいのでしょうか。意思なき状況に「持つ」を使うのがそんなにまずいのでしょうか。重箱の隅つつきにしか思えません。私は腰が悪いのですが、自分を「腰痛持ち」ということになんらの抵抗もありません。もちろん、腰痛を自らの意思で「持っている」わけではないですけど。気にするところってそこなんでしょうか。

砂糖(※ママ)リリーが校内で白杖を使っていますが、通常、校内の移動で白杖は使いません。どこに何があるか覚えているからです。逆に言うと、視覚障害特別支援学校では、普段物がないところに物を置くというようなことは絶対にしません。

「通常」…。さっきの「一般的」もそうですが、なんだか普通でない状況の存在を認めないような口ぶりだなあ、と思うのは私だけでしょうか。どうなんでしょう?

というか、「普段物がないところに物を置くというようなことは」ありえない、絶対に―というのであれば別ですけど、「もしあったらとても困る」と仮に考えるのであれば白杖を持つしかないのだから、白杖を持つ生徒がいてもいいと思うんですけど。それに全員の生徒が盲人ならいざ知らず、そうでない場合他人に「自分が盲人であること」がわかり易いほうがはるかに便利であるように思います。ではどうするか? 私なら白杖を持つ、のですが。

羽加道静音手話以外は全く理解できないようですが、実際の聴覚障害者は、ある程度の口話(口の動きを読み取ること)ができます。

これは「普通は」という括弧書きなしの話なんでしょうか。口話は相当に難しいようですし、人によっては事実上できない人もいるように思いますけど。できなかったら「実際の聴覚障害者」ではなくなってしまうのでしょうか。

この作品には、今のところ知的障害者は登場しません。この作品を作るきっかけとなった1枚のイラスト知的障害者が登場しなかったからでしょうが、どうせなら、すべての障害種別を対象にしてほしいところです。

「すべて」を要求する意味がわかりません。それこそが作品のテーマである、とかの場合を別とすれば、ある作品が全パターンを網羅することは必要でも何でもありません。「この作品にはいろいろな国の人間が出てくるのだから、どうせならあらゆる国の人間を出してくれ」といっても仕方ないのと同じです。

エントリ主さまは障害者やその環境についてとてもお詳しいようです。が、「どうせなら、」そのありあまる知識を(今更ではなく)プロジェクトが動き出した2007年日本で話題になった2008年ごろに作成者側に語ってもらいたかったところです。彼らは閉じた存在ではなかったのですから。

いえ、過去を振り返ってもしょうがない。「どうせなら、」障害者物語を語ってみてはどうでしょうか。障害者をよく知らない者が語るより、よく知る者が語るほうがずっとよいはずです。どうですか。

2010-05-18

複合障害者からの提言

私は、二十代のころ聴覚障害者となって、現在精神障害も折っています。

同じ障害者同士で、差別偏見があります。健常者からしてみればどうって事ない事かも知れませんが、バリアフリーといわれる世間になりました。

バリアフリーと言うのは何なのか今一度考えてみませんか?

2010-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20100117154722

まぁ正直普通にしててできないってのがカチンと来て書きなぐった感は多々ある。

ってか俺位なのは正直普通じゃないな、それは認める。

だけど君のいう普通の具体例を書いてくれよ。

そうしないと批判のしようがない。

だが君の言ってるレベルは正直いうと就職活動面接担当者圧迫面接食らったからもう就職しませんレベルじゃん。

一切努力もしませーん。世の中が狂ってるので俺は悪くありませーん。でも俺は普通です!(キリッ

何が普通かは書いてくれないからしらんけどな。

それ本気でいってんの?ってか恥とかないの?

いくつか知らないけど1人前の大人として、人として

誰がそんな子供を好きになるんだろうか。

そんくらいで社会が悪いとか言う奴は企業だってノーセンキュー女の子もノーセンキュー

それが普通っていうのなら俺は反対する。

努力はノーセンキューって言ってる時点で何も改善がないだろうから結局無駄だろうが、

んで正直君のした努力って何?それを教えてくれよ。

またナンパ話になって申し訳ないが

俺の友人の知り合いで直接会ったわけではないけど、

聴覚障害者にてナンパで始めて彼女を作って童貞じゃなくなってナンパを引退した人

筆談女の子に声をかけて彼女に至る。。

普通ありえねーw

http://tutomu73.blog43.fc2.com/

(非常に失礼な言い方で申し訳ないけども)

聴覚障害者の方ですら自分現在の状況を認識し、把握して対策をとってそして結果を出されてるけど、

君は何をしたの?

どうせ言い訳しか帰ってこないだろうけどなw

それが非モテだよな!って感じでいいと思うよ。

けど社会のせいとかカッコ悪いからやめてくれ、

反論も別にいらないよ、どうせ内容は読まなくてもわかるしね。

反論でも書いてる暇でも会ったら公園掃除とかのボランティアでもいくつか参加して出会いでも作ったら?

これが一番の助言だと思うけどな。

2009-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20090728120227

現代社会において携帯電話を持たないということは、

大変不謹慎かつ極端な例になるが、一部の情報伝達手段が閉ざされているという点において、

視覚障害者あるいは聴覚障害者とと同様に一種の障害を持つということに等しい。

  

携帯電話の場合は障害を意識的に選択したか否かという問題が出てくる。

金銭的な理由であれば選択の余地が無かったということになるだろう。

単なる特権性を得たいがために持たないというのであれば、それは自身の選択から出た問題である。

しかし、知覚器官が常に外部に開かれた状態に耐えがたい苦痛を感じるという理由で、

意識的ではあるがやむを得ず持たないことを選択する人間がいる可能性もある。

  

知覚が常に外部に開かれるとは情報が不定期かつ断続的に与えられる状況に置かれるということだ。

そうなると得た情報を自身の内で整理する時間を持てなくなり、

他者から得る情報自我を既定されてしまうという事態に陥る。

そしてコミュケイションを常時とり続けていないと不安を感じるようになる可能性が出てくる。

そういう人間もいる。

携帯電話の電源を一定時間切っておけばいいだけではないかという反論も聞こえてきそうだが、

携帯電話を持っている以上常に連絡を取れて当たり前という風潮が特に強い昨今、

そういった中途半端が余計にディスコミュニケイションを引き起こす可能性もあるだろう。

  

ならばいっそ持たない方がいい、そう考える人間がでてもおかしくはない。

  

これは携帯電話を持たない人間ポリシーの一例でしかないが、

「みんな持つのが常識だみたいな先入観に毒されてる」という、相応に思想があってのことかもしれない信念を一蹴してしまうような発言は、

他者と真に理解することを拒み、表層でしかコミュケイションを取れない自身の浅さを露呈させることになってはいないだろうか。

  

携帯電話を持たない人間と接することは身体障害者と違って通常知覚の範囲外においての

コミュケイション手段があるかないかというだけの話なのだから、

彼らを親しい友人と考えるなら一定の理解を示し、その程度の不便さを引き受けるだけの寛容さを持ってもいいのではないだろうか。

2009-05-20

1万円出してマスクを買ってる連中は「情報弱者」なのか?

なんかヤフオクマスクがすごい値段で落札されてる。一箱で1万円とかざらにある。

で、それに対して「どんだけ情報弱者なんだよ」という趣旨コメントをちらほら見かけた。

一瞬、そうかな、と思ったけど、そういうのは情報弱者って言わないよね。

情報弱者とは 【information shortfall】 - 意味・解説 : IT用語辞典

 様々な理由から、パソコンインターネットをはじめとする情報・通信技術の利用に困難を抱える人。情報技術活用できる層と情報弱者の間に社会的経済格差が生じ、あるいは格差が拡大していく現象を「デジタルデバイド」という。

 情報弱者は、典型的には、低所得者高齢者、視聴覚障害者などがこれにあたる。文脈によっては、通信インフラの整備が遅れがちな離島や山間部の住民、発展途上国国民などを指すこともある。

今回で言えば、新型インフルエンザ流行ってることを知らずに感染して死んじゃうような人のことを情報弱者って言うんだと思う。

ヤフオクに参加できるような連中情報弱者じゃないだろう。

ヤフオクに使ったその端末で、いくらでも情報は得られる。

ただ、その情報を処理する能力が無いから、情報に踊らされて1万円でマスクを買ってしまう。

あ、でもそういうのも広い意味では情報弱者にあたるのかな。

別の、もっとふさわしい言葉をあてた方がいいと思うけど。

弱者だろう。情報処理弱者? それじゃかわんないか。

何かいい言葉はないかな…。

2009-04-20

最近はてなハイクの一幕

などとタイトルをつけてはいますが、どんなことが起こっているのかを説明するつもりはさらさらありません。あしからず。以下のお題に投稿するには余りに長くなったので、勝手ですがこちらを借りました。

漢字はいらない!でひとこと - はてなハイク

http://h.hatena.ne.jp/keyword/%E6%BC%A2%E5%AD%97%E3%81%AF%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81

上のようなお題がハイク内で立てられ、ちょっと盛り上がったので、以下、全力で釣られてみます。

漢字使用によるデメリット

既にいくつか指摘のあるとおり、表意文字としての漢字日本語から引き算して表音文字としてのひらがな/カタカナへ統一することは、朝鮮半島でのハングル使用が少なくない同音異義語を産出し混乱を招いている現況と同様の事態を引き起こすだろうマイナスの側面がある。

弱者とは誰のことなのか

漢字使用によって抑圧される弱者として日本語母語としない外国人を想定するのなら、その弱者の補助ツールとして各種翻訳サービスを挙げることができようが、ひらがな/カタカナのみで表記された文章の翻訳は、日本語において多量に存在する、しかし漢字による表記で区別可能な同音異義語を、前後の文脈から判断して行わなければならなくなる事態を引き起こす。現在の提供されている無償の翻訳サービスですらまともなものではないのに、余計に使えないものになるだろう。

弱者として視覚障害者を想定するのであれば、視覚障害者と晴眼者の差異、視覚障害者能力が障害と見做される由縁は、「読む」ことと「聞く」ことにおける「読む」ことの利便性に他ならない。ここで、書記言語から口語言語の優位性を説くのであれば、文字を拒否するという極端な姿勢もあり得ようが、一方では、漢字使用をやめたところで、「読む」ことと「聞く」ことの差異が縮まるというものではないことも容易にわかる。漢字の不使用に「わかちがき」の使用を追加したところで事態は変わらない。ところで、書記言語から口語言語の優位性が説かれるときに、今度は聴覚障害者や構音障害者が抑圧されているかのようにみえるのは、一体どういうことだろうか。

あるいは、単に漢字の読みがわからない、また付随して意味がわからない者を弱者として想定するならば、キッズgooなどの検索先ページへの仮名振り機能は強力なツールとして既に存在しているし、オンライン辞書ツールなどの使用による「学習啓蒙」がなされて穏当、かつ然るべきではないか。

また、補助ツールを用いずに弱者への配慮をhtml/xml記述されたページ内で完結させることを考えるならば(大体、html/xml記述されたページがメディア媒介なのだが)、例えばhtml/xmlruby関連タグを備えているが、投稿においてタグ使用できないはてなハイク仕様が抑圧的だという見方もあり得よう。しかしながら、これは視点を変えれば、タグ使用することができない弱者への配慮でもあることは付記しておくべきだろう。

それどころか、ruby関連タグxml1.1でようやく認められるに至ったのであり、この点でいえば現状のhtml/xmlが抑圧的であるという判断すらあり得よう。引き算の態度を貫徹するのであれば、漢字を拒否する前に、はてなハイクでの、いや、ネット上の書き込みを拒否する態度というのも、ひとつ考えられよう。あるいは、html/xmlにおける扱いについて問題の多い日本語使用をやめて、問題の少ないラテン系言語使用に踏み切るという態度もあり得よう。

弱者とまた別の弱者

話は変わるが、歩道に敷かれている視覚障害者用の点字ブロックがいかに妥協の産物であるか、病院等の公共施設採用されるユニバーサルデザインがいかに試行錯誤の、過渡の形象であるか、ということに目をやるのが良い。そこに横たわる根幹的問題のひとつは、弱者とまた別の弱者の利害不一致である。漢字の排除が同音異義語の混乱を招くという形式は、弱者とまた別の弱者の差異を捨象するという形式と相同的なのである。これは、弱者とまた別の弱者の双方に潜在する、共通する性質を汲み取り問題解決へ向かわんとする繊細な作業――それは、不十分とは言え、点字ブロックユニバーサルデザインを産み出す過程で行われている作業である――とは全く相反した暴力的行為に他ならない。ユニバーサルデザインが足し算の思考であるとは、確かに足し算の部分も引き算の部分もあるだろう。しかし、足し算と引き算しかできない小学一年生であれば、最小公倍数と最大公約数の思考の部分についてわからないのも無理はない。

見え隠れする幼稚なユートピア幻想

さらに、より根本的には、スピヴァク古典サバルタンは語ることができるか』で指摘したのは、サティー寡婦殉死)の実行者を被抑圧者としてカテゴライズすることだったが、スピヴァクはそれを決して否定したり退けたりなどしていない。外部の視点を持ちこんで、ある彼/彼女を被抑圧者として規定すること、これこそが抑圧以外の何物でもないが、しかしこの規定によって被抑圧者を被抑圧者と認識し、被抑圧者たる彼/彼女に語りかけることが、彼/彼女の身になって考えることができる。抑圧なしのユートピアなど幻想である。抑圧なしのユートピアがお好みならば、まずもって「私」という拭い切れない自己同一性を捨て去ってみればよい。想像はできる。「お前」と同定されることのない、「私」を「私」と呼ぶことのできない、抑圧なしのユートピアがそこに拡がっているだろう。まさに、「サバルタンは語ることができない」。かつてフーコーが打ち出した『魂は身体の牢獄である』という、一見したところトリッキーテーゼに込められていたかもしれない苛立たしさには、同意するに吝かではない。この種の原初的抑圧の暴力性には敏感であるべきだし、しかし、しばし躊躇いながらも、この暴力から笑いを産み出す昇華の方法を探るべきなのである。この昇華幻想ではない。理不尽に突き付けられた、尽きることのない、終わりのない、仕事だからだ。

終わりに

僕が何を言いたいのかというと、お題ができたら全力で釣られて、あーでもないこーでもないと盛り上がり、次第に飽きては、パロディ化して派生した別のお題で盛り上がり――そんな楽しいところがはてなハイクです。

――落ち込むこともあるけれど、私は元気です――

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