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はてなキーワード: 無用とは

2024-01-05

anond:20240105144756

そうじゃなくて20年前に通ってた風俗のお姉さん。

お腹ちょっとポチャってるけどスタイル良好。

その世代ってバブル女子の成れの果てだから意外と美意識高い人もいるっちゃいる。

でも性知識昭和なのでテクなしマグロもいるのでその時は教えて差し上げましょう。

あと化け物来たら情け無用で逃亡しませう。

2023-12-31

ウクライナ戦争、結構ヤバイかも

ロシア揚陸艦撃沈の報復ウクライナ大規模空襲報復ロシア民間人クラスター爆弾ぶち込んだんだけど

安保理はこれ最初に侵攻したロシアが悪いつって追認しちゃったんだな

まりイスラエルみたいに民間人虐殺してもお咎めなしってこと

同時に、凍結されてるロシア資産没収してウクライナプレゼントとか言い出したわけね

停戦じゃなくてロシア挑発する方向に行ってる

反転攻勢失敗で前線が後退してる状況なのに

でもさ、渡河作戦橋頭堡維持するだけで必死って状況で、支援も停滞してクリミア奪還がもうダメっぽいってなって、他国様の金で現状維持続けられるかっつーと無理なわけよ

なんとかして別のアプローチ取るしかない

よっしゃこれまで御法度だったロシア本土攻撃解禁じゃ~!ってなってくんじゃねーかな~

そうなればロシアを刺激しないように、みたいな配慮不要だし資産没収だって遠慮無用

しか民間人を標的にした報復合戦は際限なくエスカレーションしてくわけでね

攻撃第三次大戦が近づいてくんじゃねぇのかってなぁ

2023-12-30

「生かされている」

なんだか生きるのが嫌なのに無理やり生かされているみたい

「生かしてもらっている」

これだと殺すところだが、殺さずに生かしておいてやると言われたみたい

 

エロいトラバ無用である

anond:20231230123726

いや店員は今の時期は根性いれてさあ!裾上げかかってきやがれ!と思ってるから遠慮無用やで。今からでも行ってき。

2023-12-27

[] メットイン自転車流行ると思ったのに

道路交通法の一部改正により、令和5年4月1日から全ての自転車利用者に乗車用ヘルメットの着用の努力義務が課された。

でも、自転車降りた後にヘルメット持ち歩くのは面倒。自転車のカゴにヘルメット入れておくのも無用心。ワイヤーロック自転車ヘルメット括りつけておいてもイタズラが不安

そこで、ヘルメット収納スペースを備えたメットイン自転車流行ると思ったのに。

原付バイク界に革命を起こした”シート下スペース”の登場! なのに第一モデルは短命だった?|Motor-Fan Bikes

car.motor-fan.jp/article/10009603

原付一種(50cc以下)のヘルメット着用義務化が1986年(昭和61年)。

ヘルメット収納スペース備えたスクーター第一号の発売はその前年の1985年(昭和60年)。

大ヒットした「メットインタクト」の発売が1987年(昭和62年)。

そもそもメットイン」がホンダ登録商標と。


原付の着用義務化と違い、自転車のはまだ努力義務からニーズが少ない?

最近国立大学の近くを通学時間帯に通りがかったらヘルメット着用率、5%もないくらいだったし。

2023-12-19

anond:20231218075549

落ち着く場所を見つけられてよかった。

ぜひ自分境遇を引け目に感じないように、自信を持って生きてください。

暴言暴力が当たり前な家庭出身の人が、恵まれた家庭出身の人と結婚すると

義実家の人の優しさを「実は自分のことを陰で悪く言ってるのでは?」「実は嫌われてるのでは?」と

勘ぐったりするけど、それは無用純粋義実家がいい人なだけなので安心してね。

何か悪意を向けられることへの心配は、実際に悪意を向けられてからでも遅くはないです。

繰り返しになるけど、自信を持って生きてください。

2023-12-15

anond:20231215073643

40代から離れていくに従って現世への執着が出てくるから心配無用やで

2023-12-06

anond:20231129144743

そりゃ、いかんでしょう。

そもそも日本大麻合法化するのならまずは他国大麻事情も捉えた上で導入しなければならん。カナダとかアメリカ特にサンフランシスコ)の都心部では大麻臭い匂いとぶっ倒れてる浮浪者大勢いる。要は治安悪化しているって話だ。ただでさえ東横キッズが増えて治安が悪くなっている日本に導入すれば、確実に社会が悪くなる。

それに個人的体感だと、まず大麻をやった状態で車なんて運転出来ない。俺の場合だと短期記憶が完全に無くなるから、ほんのついさっきの出来事でも直ぐに忘れてしまう。幻覚幻聴も出てくる。個人差があるからなんとも言えないけど、百人いたら大麻をやって百人まともに運転出来る訳じゃない。

それに日本大麻合法化したい人たちは要は大麻がやりたいだけなのか、他に意義があるのか、その目的を明確に表明して欲しい。

医療用に於いてはまぁ、ケアに役立つのなら仕方ないよねとなるが、それが必要ない人にとってはまさに無用の物だからだ。

ただ法律を変えれば良いってものじゃなくて、ただ大麻への認識を変えるだけじゃなくて、広く社会的な効用も含めて考えないと後々後悔するだろうし、そうなったら大麻賛成派に対して風当たりも強くなる。そうしたことまで考えて物を言っているのか、解らんなぁ

2023-11-24

厄年ってあるんだ

今年本厄。

全く信じてなかったところ、6月仕事健康の両方に瑕疵があった。

さすがに思うところあり、ここでぼやく。

仕事

これまで出てた手当の範囲が狭まって適用外になり、年収1/4減になった。

これはまあ分かる。

財務を少し見てたけど持ち直し無理そうだったし、ちょっとでも事業費削りたい会社にとって無用人件費削減は定番だもんな。

この手当制度作った管理職も現役員の元愛人に追い出されて辞めてるし、近いうちになくなるなーと思って心構えはしてた。

ここからが予想外、同時に転勤命令も出た。

適用外になった手当って転勤手当なんだよね。

転勤自体が滅多にない当社、手当狭めた直後に転勤命令?内勤職で動く必要性もないのに?

聞くと先の役員がいる都市部に転勤で、今いる部門をまるごと手元に置きたいらしい。

知らんがな〜。

健康

癌になってたのが発覚。

健康診断からわかった。

幸い該当の臓器を取れば死なずに生き残れるステージらしい。ただ年齢的に罹患すること自体怪しいと検査を勧められる。

結果、癌罹患率が超高まる遺伝子疾患あり。

類似リンチ症候群だそうな。フラジャイル読んでたから、該当エピソードを思い出しながら担当医の説明ぼんやり聞いてしまったのをちょっと後悔している。

流石にもう子供は持てない判断をした。

医療の発展により一連の検査治療健康保険適用だそうな。本当に足向けて寝れない。医療の方々、ありがとうございます

これから

本厄があることを知ってしまったので、とりあえず縁深い神社に厄除けに行ってきた。

調べたら厄年って不幸が降りかかる歳じゃなく、普通に生きてても健康が損なわれやすい年齢をそう呼ぶんだと。

自分じゃん。

先日やっと治療方針が固まったので、癌治療はこれから

仕事治療優先として(役員中指を立てながら)別会社に出向となった。

おわりに

年収減、転勤命令、癌発覚、遺伝子疾患発覚と4hit続いたが、なにもかも全部が辛かった。特に仕事

何年か後に笑い話にできることを祈りぼやきとする。

2023-11-21

検事総長平沼騏一郎「略式命令に対しては常に正式裁判を求めうるべきものなるが故に略式命令を発する前に、その予告をなし異議を述べる期間を与えるがごときは、全く無用手続なり。しかしてその徒に手数を繁雑ならしめ、かえって制度実益を減ずるは、実験により明白なるをもって、この手続廃止するを至当と認めたり」

裁判所はさぞ略式命令をばらまいたことだろう。

ところで、「実験」て「経験」の誤訳か、誤植?(複数の版を当たらねばなるまい)

2023-11-19

anond:20231119194242

来年になれば、無茶な労働条件制限されるので心配無用

ただ、荷物が届きにくくなるだけ。

めっちゃ怒られているのがテレビ放送されてしまった

何ヶ月か前、ある人にめちゃくちゃ怒られたことがあって、その時の映像某国営放送で、この前の日曜日放送された。

まあ、炎上するだろうなと1ヶ月前から憂鬱だったのだが、ネットを見ると予想以上に燃えまくっていた。特にコメントをするつもりはなかったが、知り合いからも、「かわんごさん(仮名)が正しいと僕は思っているから」というような、よくわからない励ましのメッセージがたくさん来るので、一言、ここで書いておこうと思う。

まず、あのシーンにおいて、どちらが正しいといったことはないと、僕は思っている。それぞれ違う考え方、違う感じ方を持つ別々の人間であるというだけの話だ。

事実としてあるのは、僕が「ある人」を不快にさせることを、「ある人」のテリトリーでやってしまったということだ。それについては全面的に僕の失敗であり落ち度だ。

そもそもあの場はなんだったのかというと、CG世界でどういう技術が開発されようとしているかを知って欲しかたからだ。放送で使われたのは、自社で作った映像の一部が映っていたが、実際は他社も含めた事例紹介の中の一部が切り取られてテレビには放送されたわけだ。

おそらくは否定的な反応だろうというのは事前から予想はしていたが、まあ、なんらかのヒントや刺激になれば十分だぐらいに思っていたのだが、想定していたよりも、かなり、めちゃくちゃ怒られた。

さて、放送されると炎上するだろうというのも予想していたわけだが、こっちの方も想定以上にネット燃えた。事前から分かっていたのに、なぜ、あのシーンを放映することを許可したのか。事実をいうと一旦、断った。当たり前だ、なんの得もない。

でも、再度、どうしてもと頼まれた時、結局、いいよ、と言ってしまったのは、頼んできたAさんの気持ちになると、そりゃ、あのシーンは使いたいよな、と思ったからだ。自分でもドキュメンタリー映画制作に関わったから分かる。撮影してもどうしても使えない映像というのが存在する。本当はそれを使うともっといいものが作れるのに使えない。あんな美味しい映像をAさんが使いたいと思うのは当然だよなと思えた。

そして、もう一つは、別にAさんは何か映像捏造しようとしているわけではない。実際にあった映像撮影できたんだから使いたいと言っているだけである本当にあったことをそのまま放送したいと言っているだけだ。まあ、できるなら使って欲しくないけど、彼が本当に使いたいと思っているのであれば、それを断るのは卑怯であり、僕の我儘であると考えたからだ。

実際にどのように映像が使われたのかは、まだ見ていないので知らないが、ネットの画面キャプチャー感想を見る限り、そこにあったのは本物の僕自身であったと思う。

怒られて、本当に困ってしまって半笑いを浮かべている僕、なんとか言い逃れようとしている僕、そして、でっぷりと突き出しお腹も含めて、全て、本当の僕が映っていたのだろう。

放送を見て、僕を心配してくれている周りの人は多いようなのだが、本当のありのまま自分が映し出されたとして、それで情けないとか、醜いとか、嫌悪感を持つ人がいたとして、まあ、しょうがないよねとしか思わない。誤解されたわけでなく、本当の僕を見てそう思ったんだから、諦めるより他にない。

本当の僕を見て嫌う人間に、嘘の僕を見せて好感を持ってもらいたいとは思わない。

というわけで、僕を心配している人に、一言いっておきたいのだが、心配無用です。

ただ、今回、僕を攻撃している人たちをがっかりさせても悪いので、正直にいうと、今回の炎上で本当に傷ついたことがひとつあることを告白する。

月曜日から糖質制限を始めた。今回の炎上で改めて、人間は外見でそのひとの人間性を判断するということを確認した。どうやらデブは醜い心の現れであり、人間性を否定するに十分な根拠らしい。そう考えている人間が多いことは認めなければいけない事実だろう。

今回は本気で糖質制限をしようと思う。倒れても、また、立ち上がり、ぼくは前に進み続けるだろう。実際、月曜日の夜は、ついお菓子を食べてしまい、昨日の夜もシュークリームを半分だけ食べてしまった。その度に、僕は立ち上がり、再度、糖質制限を再開している。僕は今度は諦めるつもりはない。

そうだ。最後に書いておくと、放送ではめっちゃ怒られていたが、もちろん、僕は今でも毎週月曜日は、僕を怒ったひとの会社に出社している。まるでジブリのように素敵で暖かい職場だ。むしろジブリのものといってもいい。特に最近は怒られることもなく平和暮らしている。

2023-11-15

岸田首相へ、増税をやめて下さい

私は現在関西工場で働いている37歳男性です。年収326万円です。

地元国立大学卒業後、新卒での就職に失敗し、倉庫業務小売店勤務などを転々とし、現在にいたります

結婚はしていません。

低所得者代表して僭越ながら申し上げます

総理増税はおやめ下さい。

しかに、われわれのような低所得者にとって、増税による負担増は高くとも月々数万円程度でしかありません。

そのような微々たる金額で、われわれのような底辺社会福祉恩恵を受けられるのは、大変ありがたいことです。

しかし、増税によって最も負担が増えるのは誰でしょうか。

そう、日本を支えて下さっている高額納税者の皆さまです。

高額納税者の皆さまは、幼少の時分より勉学に励み、日々責任ある立場で懸命に働き、多くの人々の役に立っています

そのような方々が納めた貴重な税金を、われわれのように、ろくに税金を納めておらず、なんの努力もして来ず、なんの取り柄もない無用人間が食いつぶすのは、あまりにも忍びないのです。

しかに、低所得者の中には、高所得者を妬んで彼らの税負担が増えることで溜飲を下げる、クズのような人間もいます

しか総理ニュースを見て下さい。低所得者ほとんどは増税に反対しております

われわれ低所得者の多くは、高額納税者負担を強いることを望んでおりません。

日本人は、貧しくとも心の清らかな国民です。

自分さえよければいいとか、他人を妬んで他人の不幸を喜んだりとかいう者は、滅多にいません。

自分たちは何も成さずに福祉を圧迫し、そのツケを高額納税者に支払わせることを、われわれ低所得者はこの上なく恥じております

から皆、高額納税者理不尽負担を強いる増税に反対するのです。

2023-11-07

タイザン5叩き気持ち悪すぎるんだよ

センセーショナルタコピーヒットからの本誌連載という流れとその作風から一ノ瀬家には敵が多かった。

ジャンプ本誌は競争が激しい故に「自分の好きなxxは打ち切られたのになんでこんなのが続いてるんだ!」と読者がアンチ化しがち。

毎週月曜深夜のXでは「一ノ瀬家クソ早く終われ終われ終われ」みたいな呪詛が渦巻いていた。

そんなわけで打ち切りを契機に水に落ちた犬を叩くがごとく一ノ瀬家及びタイザン5はああだこうだと言われ放題になっている。

やれあれがダメだのこれが良くなかっただのの事後諸葛亮からタコピーも今思えば…」のような手のひら返しまで。

なまじタコピーは読んだ読者が多いだけにいっちょかみで我も我もと群がり結果として「タイザン5叩き」の様相を呈している。

嘆かわしい。

一ノ瀬家という一風変わった漫画の本誌連載は明らかに実験的な試みでチャレンジだった。

オリンピック体操フィギュアスケート世界初の技に挑戦したようなもの

失敗すればメダルには届かない、だがもし上手くいけば手堅くポイントを稼ぐ戦い方とは違う新しい世界が拓ける。

そういうチャレンジを作者と編集はした。

果敢に戦った者に対し観客席で見ていただけの人間に石を投げる権利などあるはずがない。

週刊少年ジャンプという日本漫画界の頂点とも言える場で6巻も単行本を出せたのはオリンピックなら文句なし入賞レベル

的外れ素人論評は無用だ。

ただ健闘を称え、お疲れ様でしたと言う他ない。

私たちを日々楽しませてくれる創作者たちにいつもリスペクトを。

2023-11-06

40代で親と同居している弱者男性ですが

オナニーの片付け後、10秒後に親が部屋に来た

危ないところだった

おかずはエロマンガで音は出てなかったので心配無用

2023-11-05

自分たち一方的に殴って良い特権階級だと勘違いしたはてなーの目を覚ますためにIDコールを復活させよう

やはり必要なんだ。

自分が殴られる側に回る恐怖が。

殴り合いの中で目を覚ます瞬間が。

攻撃されている最中に引き下ががれば、ここぞとばかりに丸め背中を踏みつけられるという実体験が。

今のはてなー自分攻撃される側に回ったことが一度もない人も多いと思う。

昔のインターネットは今よりもっと反撃に対して肝要だった。

お互いに容赦がなかった。

子供喧嘩みたいにルール無用だった。

授業中地面に落ちた消しゴムがどっちのものか言い争う所から始まっていつの間にか殴り合いになるような自然闘争があった。

今は違う。

拳を振り回すことは禁止されているかスポットライトを浴びている側は何も出来ないまま、匿名人間けが一方的に空き缶を投げつけている。

これでは駄目だ。

観客席に思っていると勘違いした人間の頭に横から手斧が叩き込まれ世界じゃなければ。

昔は良かった。

昔はすぐ横でアホ言ってる間抜けがいたらすぐに誰もがそのクビを撥ねに行った。

今のはてなーは変に団結しすぎている。

もっと殺し合い憎しみ合う敵愾心を持っていなければ。

そうでなければエコーチェンバーにとらわれるぞ。

ここには味方なんていないという気持ちはてなに挑め。

自分けが味方で、他は単に承認欲求を絞りだすための獲物だって

2023-11-03

すみっコぐらしの新作映画が、超絶がっかり作品だった

俺、昨晩仕事が終わってからマジでうっきうきだった。

今日公開される、すみっコの映画『ツギハギ工場のふしぎなコ』のチケットを予約してたからだ。

   

俺がすみっコの魅力にやられたのは、妻の影響。

1作目・2作目はアマプラで視聴し、その可愛さと感動のストーリーに悶絶した。

それなのに、妻からは「映画館で観るとまた格別やから」と聞かされた。

アマプラでさえこんなに可愛くて感動するんだから映画館で観ちゃったらもう幸せすぎて宇宙まで飛んでいっちゃうんじゃないかな、と心配してた。

   

でも、そんな心配無用だった。

公開初日今日映画を見終わった妻と俺は、2人とも言葉を失っていた。

感動のせいじゃない。あまりにも期待外れすぎたからだ。

せっかくのすみっコの映画なのに、しかも69分しかない短い映画なのに、途中で「はよ終わらんかな・・・」とすら思ってしまっている自分ドン引きした。

『ツギハギ工場のふしぎなコ』は、本当に残念な作品だった。

   

個人的に、なぜ今回の映画がこんなに残念だったのかを考えてみた。

もちろん、本作を観て心から満足した方もいるだろうから、以下はあくまでも俺の主観

Xの投稿を観る限りでは「感動した」「かわいかった」っていう声が大多数だから、俺の感覚が正しいとは思わない。

俺と同じように本作にモヤモヤしたっていう人にとっては、多少なりとも共感できる要素があるのではと思う。

  

【残念ポイント1】要所要所の必然性希薄である

まず、ストーリー必然性を感じられなかった。

すみっコに必然性を求めるなと思われるかもしれないが、そういうことじゃない。

1作目・2作目はファンタジー要素がありつつも、ストーリー全体として「なぜ物語が始まるのか」「なぜこんな展開になるのか」がはっきりしていた。

   

●1.ぺんぎん(本物)がぬいぐるみを持ってきた背景が謎

本作の主人公は、しろくまだ。

しろくまのもとに、ぺんぎん(本物)がぬいぐるみを持ってくるところから、話は始まる。

ぬいぐるみは、しろくま実家で大切にしていたという設定になっている。

   

俺が記憶している限り、ぺんぎん(本物)がしろくまのもとにぬいぐるみを持ってきた動機がはっきりしない。

いや、まぁ「しろくま大事にしていたぬいぐるみからしろくまの元に届けてあげよう」と考えたんだろうとは思う。

ぺんぎん(本物)としろくま親友のような関係であることは、にわかすみっコファンの俺にでもわかる。

   

けど、なんでぺんぎん(本物)がしろくま実家に行ったのか、なんでしろくまの親御さんや兄弟からぬいぐるみを預けられたのかが、全然からない。

このぬいぐるみは本作の中でけっこう大切なポジションなのに、そのへんの背景がわからいから、ストーリーにいまひとつ没入できなかった。

●2.すみっコたちが文句を言わず働き続ける理由が謎

それから工場おもちゃ作りに励むことになったすみっコたちが、なぜ文句を言わずに働き続けるのかもわからない。

最初のうちは、純粋おもちゃ作りが楽しかったんだと思う。

企画会議でも活発に意見を交換し、新商品の開発に積極的に取り組んでいた。

生産目標数を達成することに満足感を得ていたようにも思う。

でも、数日経った頃から、様子はまったく変わっていた。

くま工場から課せられるノルマは日々増え続けていき、持ち場を少しでも離れればロボットアームで定位置強制連行される様は、お世辞にも楽しそうには見えなかった。

   

すみっコたちがおもちゃ作りを頑張る明確な理由は、なにひとつなかった。

一応、食べ放題社員食堂があったり、豪華な寝室が用意されていたりと、福利厚生は充実していたように思う。

でも、別にすみっコたちって食いしん坊でもなければ、住処に困ってるわけでもないじゃないか

第一工場すみっこにあるソファでみんなで固まって寝てたから、寝室に関してはほぼ使ってないし)

   

たとえば、「すみっコらんどに帰れなくなっちゃった・・・!」的な理由があるなら、工場で頑張って働くのもまだわかる。

けど、そもそも徒歩でたどり着いた工場なんだから、帰りだって徒歩圏内のはずだ。

なんでくま工場長の言いなりになって働き続けているのか理解に苦しむ。

   

ひょっとしたら、「仕事が苦しくても辞められない日本人」的なところを投影しているのかもしれない。

でもそれなら、「苦しいけど、くま工場長に悪いから辞められないね・・・」的なすみっコたちの葛藤があってしかるべきだ。

そのへんが描かれていないので、すみっコたちがあたか自分意思なくただひたすら奴隷のように働いているように見えてしまった。

俺はすみっコの可愛い姿を見たいのであって、可哀想な姿を見たいわけではなかった。

   

【残念ポイント2】とってつけたような展開が続く

必然制の希薄さ、という点と少しかぶるが、とってつけたような展開が続いたことも、映画に没入できなかった理由ひとつだ。

   

●1.とってつけたようなアクシデント

途中、何度かアクシデントが発生した。

たとえば、とんかつ大量発生したり、おもちゃがすみっコらんどを席巻したり。

でも、各アクシデントが次の展開につながることはなかった。

アクシデント解決して、ホッと一息ついたら、また次のアクシデント・・・という感じで、脈絡のない小話が延々と続いているような印象だった。

とんかつの増殖については、ロゴマークを消すとおもちゃが命を失う・・・という設定が明らかになる伏線になってはいるが、このロゴマーク設定もけっこう雑だった。

   

●2.とってつけたようなロゴマーク

おもちゃ工場ロゴマークをつけると、おもちゃに命が吹き込まれ自分意思で動くようになる。

で、そのロゴマークをこすって消すと、動かなくなる。

この設定はけっこう大事な気がしたが、割とあっさり無視されていた。

   

たとえば、くま工場長が実はおもちゃだった・・・という衝撃の事実が判明するシーン。

くま工場長は動かなくなってしまっていたが、ロゴマークははっきりと印字されたままだった。

なんでロゴマークがあるのに、急に動かなくなったの・・・

   

かいところでは、しろくまが持っていたぬいぐるみにもロゴマークがはっきり印字されていたのに、なぜ動かなかったのかという謎も残る。

まぁしろくまぬいぐるみに関しては、経年劣化で動かなくなったという見方もできるけど。

でもそれなら、ロゴマークが薄れてしまってるなどの工夫は必要なのではと思う。

   

●3.とってつけたようなラストシーン

おもちゃ作りを放棄したすみっコたちに激おこになり、工場暴走する。

で、その暴走が実は苦い過去の思い出によるものだったと判明する。

そのとき、すみっコたちは「役に立たなくたって仲間だよ」と言い、工場笑顔にする。

なんつーか、唐突な流れすぎて感動が追いつかなかった。

ありがちな感動展開でうまくまとめようとした感じが拭えない。

てか工場に対して仲間意識を持つなら、くま工場長への心配があってしかるべきだろと思うが、すみっコたちは全然くま工場長のことは忘れているようだった。

そのあたりのアンバランスさも、すげー気になった。

   

【残念ポイント3】すみっコたちが楽しくなさそう

そして何より、すみっコたちが楽しくなさそうだった。

これは俺の主観かもしれないが、少なくとも俺はそう感じた。

本作のすみっコたちは、楽しそうじゃなかったのだ。

   

自分たちがやりたいから、これをやる」っていう、前向きな雰囲気が感じられなかった。

もしかして、くま工場から褒め言葉に縛られているのでは・・・?と心配にすらなった。

   

くま工場長は、すみっコたちを工場スカウトする際、みんなのことを一人ひとり褒めた。

だけど今思うと、すみっコたちを思い通りに働かせるために操作しようとしているようにしか思えない。

っていうネガティブ感情をもってるわけだが、映画館の来場者特典として「くま工場長のほめスクラッチカード」ってのがもらえる。

硬貨でこすると褒めのセリフが浮かび上がってくるという代物だ。

俺のカードは「だいじょうぶ!みんな、すごいから!」、妻のカードは「サクサク!」だった。

サクサク!がなぜ褒め言葉になるのかは、映画を観た方ならお分かりになると思う)

いや、この話の流れで、このカードもらって喜ぶお客さんっているんだろうか。

このあたりの細部の手抜き加減も、すげー残念だった。

   

2年後に4作目が出たら、また映画館に行くだろう

とまぁ、今回の映画は本当に心底残念だったわけだけど、俺がすみっコ好きなのは変わらない。

今のところ2年周期で映画が出ているから、また2年後、2025年に4作目のすみっコ映画が公開されたなら、俺は間違いなく公開初日に観に行くだろう。

そのときには、妻が言っていた「映画感で観ると格別やで」を実感できるとうれしいな。

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