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はてなキーワード: ホロホロとは

2022-05-29

やばい食欲全然ないんだけど

今まで食べることしか楽しみないレベルで食べるの大好きで、暇さえあれば何か食べてたのに1ヶ月以上食欲全然ない。

食べるの大好きとは言っても外食美食を極めたりしてるタイプではなく、寂しい時、イライラした時に食べ物に慰めてもらってた。

食べ物買いに行く時だけはものすごいスピードで支度して買いに行って食べてたし料理もそこそここだわったりして作ってたし、1日3回の食事おやつ必須だしどれも100点に美味しくないと割と気が済まないし、夜中にラーメンとか当たり前に食べてた。

目当てのものが売ってなければ、スーパーコンビニはしごして買いに行ってた。

一体なぜ!?

毎日毎日牧場の朝のヨーグルトクノールコーンスープだけで生きてる。

でも全く平気で怖い。

吐き気がしたり食べ物を見たくないって感じじゃなくて、本当に食べ物がいらない感じ。

食べなくていいかな?ってのがずっと。

でも毎日ポテナゲ食べたいなーとか、ラーメン食べたいなーとか思ってる。ホロホロチキンカレーも食べたい。でも別に食べたくないっていう不思議すぎる気持ち

薬飲まなきゃ行けないから何かお腹に入れないと!なんて思う日が来るなんて人生で来るなんて…。

元がデブから痩せるいいチャンスなんだけど、食べないダイエットと同じだからリバウンドやばいことになりそうだからもっと食べなきゃと思うのに全然食べたくないし食べられない。お腹の容量が少ない。

リバウンド前までよりも太るという焦りが余計に食欲を失せさせているのか。

自律神経が乱れてる症状に当てはまりまくりだけど治し方もわからないし、食欲がない状態っていうのが時間お金も得するってこの1ヶ月で分かっちゃったから治らなくていいやと思っちゃう

やばい痩せちゃう痩せちゃう

2022-04-30

フィクションアイヌ描写で言うならシャーマンキングホロホロも十分それまでの「アイヌと言えば可愛い女の子」のイメージを崩していて良かったと思うんだけど

まり話題になってないね

せっかく再アニメかされたのに

2022-03-24

anond:20220324134543

炊飯器に入れて炊く。

下準備なくてもホロホロに柔らかくなるので良い。

2022-03-19

モーモー🐄のしっぽ美味しい🥺

おじさんこないだスーパーに行ったらモーモーのしっぽが割引になってたの

気が向いたから買って、今日は昼間から料理してみたの

沸騰したお湯で灰汁を煮こぼしてから

お鍋に水とニンニク生姜玉ねぎと一緒に煮てみたの

冬の残りの灯油を使い切ってしまおうとストーブで4時間ぐらいコトコト煮たの

取れたスープに塩胡椒で味付けして食べてみたら、出汁は濃厚でお肉はホロホロですごく美味しかったの

おじさん感動した🥺

2021-12-06

ネットで話題チャーシューレシピホロホロ脂身系か甘くて味濃い系のやつしかない

バラ肉使ったわざとらしい柔らかさのやつとか二郎系とかほんとそういうのしか上がってこない。


町の中華料理店にある、全くプリプリしてなくて下手すりゃ柔らかくもないのにめちゃくちゃ美味しいやつとか、味付け控えめで肉の味が大半を占めてるけどめちゃくちゃ美味しいやつとかのレシピは見たことがない。


山梨蓬莱軒みたいなやつ。

2021-09-12

キビナ(キビナゴ)のフライ

たまーに食べたくなる

柔らかい魚だから、頭も骨もワタも取り除かずそのまま揚げる

パン粉金属製のザルでふるった目の細かいやつで、バッター液にはすりおろし山芋を入れる

油はサラダ油に少しだけオリーブオイルを垂らしたやつ、温度は180℃で素早くサクッと揚げる

付け合せにキャベツの千切り

タルタルソースウスターソースも合うが、何もつけないかレモンを少しだけ絞っただけの方がキビナそのものの味を楽しめる

サクッとした衣の下のホロホロになった身からあっさりとした、しかし強い旨味が湯気の様に口の中に広がっていく

そしてワタの微かな苦味が全体の味をキュッと締めてくれる

まり量を用意できるものではないけれど、少量でも確かな満足感を与えてくれる

そのうちまた作って食べたいなー

2021-08-10

大好きなカレー屋さんが閉店した

この世のカレー屋さんでいちばんおいしいと思っている大好きなお店が突然閉店した。

お店に入った瞬間おばあちゃんちに来たようなあたたかさがある雰囲気に呑まれ

そこのおかあさんとおとうさんが上品に明るくいらっしゃいませと出迎えてくれる。

鉛筆で書かれた手書きメニュー表がかわいい

頼むのはいつもポークカレーだ。

ポークカレー、ワンでーす♪」と復唱するおかあさんは昭和レトロな落ち着いた雰囲気と合っていて

日本語英語が混じった言葉にもうっとりするくらいだ。

食べる前の雰囲気からもう満足で幸せなのでこのままお会計しても

あ~美味しかった♪と思えちゃうレベルだ。

そして出てくるポークカレーの美味しさたるや。

ポークホロホロしていて口の中でとろけながらルーの味と絡まりあうのである

食べながらつい笑顔になってしまう美味しさだ。なんでこんなに美味しいのだろう?

こんなおいしくて雰囲気のいいお店を千円以下で味わっていいのだろうか?と

申し訳なくなるくらい、美味しくて幸せ空間なのだ

途中でおかあさんが笑顔で「お水おかわり♪」とついでくれる。

あったか雰囲気を保ちつつ、周りのお客さん達への気配りも素晴らしく、

ホール全てワンオペでこなすおかあさんのホスピタリティにもうっとりする。

それを陰で見守りながら美味しい美味しいカレーを作っているおとうさんもすごいしとても素敵な夫婦だと思っている。

そんな素敵なカレー屋が突然閉店しただなんて。

どこに悲しさや寂しさをぶつければいいのだろうか。

先月立ち寄った際に最後一口を味わっているときになんとなくだが(この一口最後かもしれない、、なんでだろうもう二度と食べられないかもしれない)

と嫌な予感がした。だからこれからも変わらずに長く長くこのカレーが食べられますように。と心の中で祈りながら店を後にしたのだが

本当に勘が当たってしまった。こんなにうれしくない予感的中は今まであっただろうか。

とは言っても、どんなに悲しんでもカレー屋さんが閉店した事実は変わらない。

色々な事情があってのことだろうしこちファンが復活してという権利はまるでない。

でもこれだけは言わせてほしい。

私の人生の中でいちばん美味しいと思えるカレー出会たことと、素敵な空間提供してくださったカレー屋さんのおとうさんおかあさんには感謝申し上げたい。

本当に今までありがとうございました。だいすきですお疲れさまでした!!!

2021-03-22

カイロ団長

あるとき、三十疋ぴきのあまがえるが、一緒いっしょに面白おもしろ仕事をやって居おりました。

 これは主に虫仲間からたのまれて、紫蘇しその実やけしの実をひろって来て花ばたけをこしらえたり、かたちのいい石や苔こけを集めて来て立派なお庭をつくったりする職業しょうばいでした。

 こんなようにして出来たきれいなお庭を、私どもはたびたび、あちこちで見ます。それは畑の豆まめの木の下や、林の楢ならの木の根もとや、又また雨垂あまだれの石のかげなどに、それはそれは上手に可愛かあいらしくつくってあるのです。

 さて三十疋は、毎日大へん面白くやっていました。朝は、黄金色きんいろのお日さまの光が、とうもろこし影法師かげぼうしを二千六百寸も遠くへ投げ出すころからさっぱりした空気すぱすぱ吸って働き出し、夕方は、お日さまの光が木や草の緑を飴色あめいろにうきうきさせるまで歌ったり笑ったり叫さけんだりして仕事しました。殊ことにあらしの次の日などは、あっちからもこっちからもどうか早く来てお庭をかくしてしまった板を起して下さいとか、うちのすぎごけの木が倒たおれましたから大いそぎで五六人来てみて下さいとか、それはそれはいそがしいのでした。いそがしければいそがしいほど、みんなは自分たちが立派な人になったような気がして、もう大よろこびでした。さあ、それ、しっかりひっぱれ、いいか、よいとこしょ、おい、ブチュコ、縄なわがたるむよ、いいとも、そらひっぱれ、おい、おい、ビキコ、そこをはなせ、縄を結んで呉くれ、よういやさ、そらもう一いき、よおいやしゃ、なんてまあこんな工合ぐあいです。

 ところがある日三十疋のあまがえるが、蟻ありの公園地をすっかり仕上げて、みんなよろこんで一まず本部へ引きあげる途中とちゅうで、一本の桃ももの木の下を通りますと、そこへ新らしい店が一軒けん出ていました。そして看板がかかって、

「舶来はくらいウェスキイ 一杯ぱい、二厘りん半。」と書いてありました。

 あまがえるは珍めずらしいものですから、ぞろぞろ店の中へはいって行きました。すると店にはうすぐろいとのさまがえるが、のっそりとすわって退くつそうにひとりでべろべろ舌を出して遊んでいましたが、みんなの来たのを見て途方もないいい声で云いいました。

「へい、いらっしゃい。みなさん。一寸ちょっとおやすみなさい。」

「なんですか。舶来のウェクーというものがあるそうですね。どんなもんですか。ためしに一杯呑のませて下さいませんか。」

「へい、舶来のウェスキイですか。一杯二厘半ですよ。ようござんすか。」

「ええ、よござんす。」

 とのさまがえるは粟あわつぶをくり抜ぬいたコップにその強いお酒を汲くんで出しました。

「ウーイ。これはどうもひどいもんだ。腹がやけるようだ。ウーイ。おい、みんな、これはきたいなもんだよ。咽喉のどへはいると急に熱くなるんだ。ああ、いい気分だ。もう一杯下さいませんか。」

はいはいこちらが一ぺんすんでからさしあげます。」

「こっちへも早く下さい。」

はいはい。お声の順にさしあげます。さあ、これはあなた。」

「いやありがとう、ウーイ。ウフッ、ウウ、どうもうまいもんだ。」

「こっちへも早く下さい。」

はい、これはあなたです。」

「ウウイ。」

おいもう一杯お呉れ。」

「こっちへ早くよ。」

「もう一杯早く。」

「へい、へい。どうぞお急せきにならないで下さい。折角せっかく、はかったのがこぼれますから。へいと、これはあなた。」

「いや、ありがとう、ウーイ、ケホン、ケホン、ウーイうまいね。どうも。」

 さてこんな工合で、あまがえるはお代りお代りで、沢山たくさんお酒を呑みましたが、呑めば呑むほどもっと呑みたくなります

 もっとも、とのさまがえるのウィスキーは、石油缶かんに一ぱいありましたから、粟つぶをくりぬいたコップで一万べんはかっても、一分もへりはしませんでした。

おいもう一杯おくれ。」

「も一杯お呉れったらよう。早くよう。」

「さあ、早くお呉れよう。」

「へいへい。あなたさまはもう三百二杯目でございますがよろしゅうございますか。」

「いいよう。お呉れったらお呉れよう。」

「へいへい。よければさし上げます。さあ、」

「ウーイ、うまい。」

「おい、早くこっちへもお呉れ。」

 そのうちにあまがえるは、だんだん酔よいがまわって来て、あっちでもこっちでも、キーキーイといびきかいて寝ねてしまいました。

 とのさまがえるはそこでにやりと笑って、いそいですっかり店をしめて、お酒石油缶にはきちんと蓋ふたをしてしまいました。それから戸棚とだなからくさりかたびらを出して、頭からから足のさきまでちゃんと着込きこんでしまいました。

 それからテーブル椅子いすをもって来て、きちんとすわり込みました。あまがえるはみんな、キーキーイといびきかいています。とのさまがえるはそこで小さなしかけを一つ持って来て、自分椅子の向う側に置きました。

 それからから鉄の棒をおろして来て椅子へどっかり座すわって一ばんはじのあまがえる緑色のあたまをこつんとたたきました。

「おい。起きな。勘定かんじょうを払はらうんだよ。さあ。」

キーイ、キーイ、クヮア、あ、痛い、誰たれだい。ひとの頭を撲なぐるやつは。」

勘定を払いな。」

「あっ、そうそう。勘定はいくらになっていますか。」

「お前のは三百四十二杯で、八十五銭五厘だ。どうだ。払えるか。」

 あまがえるは財布さいふを出して見ましたが、三銭二厘しかありません。

「何だい。おまえは三銭二厘しかないのか。呆あきれたやつだ。さあどうするんだ。警察へ届けるよ。」

「許して下さい。許して下さい。」

「いいや、いかん。さあ払え。」

「ないんですよ。許して下さい。そのかわりあなたのけらいになりますから。」

「そうか。よかろう。それじゃお前はおれのけらいだぞ。」

「へい。仕方ありません。」

「よし、この中にはいれ。」

 とのさまがえるは次の室へやの戸を開いてその閉口したあまがえるを押おし込んで、戸をぴたんとしめました。そしてにやりと笑って、又どっしり椅子へ座りました。それから例の鉄の棒を持ち直して、二番目のあま蛙がえるの緑青ろくしょういろの頭をこつんとたたいて云いました。

「おいおい。起きるんだよ。勘定勘定だ。」

キーイ、キーイ、クワァ、ううい。もう一杯お呉れ。」

「何をねぼけてんだよ。起きるんだよ。目をさますんだよ。勘定だよ。」

「ううい、あああっ。ううい。何だい。なぜひとの頭をたたくんだい。」

「いつまでねぼけてんだよ。勘定を払え。勘定を。」

「あっ、そうそう。そうでしたね。いくらになりますか。」

「お前のは六百杯で、一円五十銭だよ。どうだい、それ位あるかい。」

 あまがえるはすきとおる位青くなって、財布をひっくりかえして見ましたが、たった一銭二厘しかありませんでした。

「ある位みんな出しまからどうかこれだけに負けて下さい。」

「うん、一円二十銭もあるかい。おや、これはたった一銭二厘じゃないかあんまり人をばかにするんじゃないぞ。勘定の百分の一に負けろとはよくも云えたもんだ。外国のことばで云えば、一パーセントに負けて呉れと云うんだろう。人を馬鹿にするなよ。さあ払え。早く払え。」

だって無いんだもの。」

「なきゃおれのけらいになれ。」

「仕方ない。そいじゃそうして下さい。」

「さあ、こっちへ来い。」とのさまがえるはあまがえるを又次の室へやに追い込みました。それから又どっかりと椅子へかけようとしましたが何か考えついたらしく、いきなりキーキーいびきかいているあまがえるの方へ進んで行って、かたっぱしからみんなの財布を引っぱり出して中を改めました。どの財布もみんな三銭より下でした。ただ一つ、いかにも大きくふくれたのがありましたが、開いて見ると、お金が一つぶも入っていないで、椿つばきの葉が小さく折って入れてあるだけでした。とのさまがえるは、よろこんで、にこにこにこにこ笑って、棒を取り直し、片っぱしかあまがえる緑色の頭をポンポンポンポンたたきつけました。さあ、大へん、みんな、

「あ痛っ、あ痛っ。誰だい。」なんて云いながら目をさまして、しばらくきょろきょろきょろきょろしていましたが、いよいよそれが酒屋のおやじのとのさまがえるの仕業しわざだとわかると、もうみな一ぺんに、

「何だい。おやじ。よくもひとをなぐったな。」と云いながら、四方八方から、飛びかかりましたが、何分とのさまがえるは三十がえる力りきあるのですし、くさりかたびらは着ていますし、それにあまがえるはみんな舶来ウェスキーでひょろひょろしてますから、片っぱしかストンストンと投げつけられました。おしまいにはとのさまがえるは、十一疋のあまがえるを、もじゃもじゃ堅かためて、ぺちゃんと投げつけました。あまがえるはすっかり恐おそれ入って、ふるえて、すきとおる位青くなって、その辺に平伏へいふくいたしました。そこでとのさまがえるがおごそかに云いいました。

「お前たちはわしの酒を呑のんだ。どの勘定も八十銭より下のはない。ところがお前らは五銭より多く持っているやつは一人もない。どうじゃ。誰かあるか。無かろう。うん。」

 あまがえるは一同ふうふうと息をついて顔を見合せるばかりです。とのさまがえるは得意になって又はじめました。

「どうじゃ。無かろう。あるか。無かろう。そこでお前たちの仲間は、前に二人お金を払うかわりに、おれのけらいになるという約束くそくをしたがお前たちはどうじゃ。」この時です、みなさんもご存じの通り向うの室の中の二疋ひきが戸のすきまから目だけ出してキーと低く鳴いたのは。

 みんなは顔を見合せました。

「どうも仕方ない。そうしようか。」

「そうお願いしよう。」

「どうかそうお願いいたします。」

 どうです。あまがえるなんというものは人のいいものですからすぐとのさまがえるのけらいになりました。そこでとのさまがえるは、うしろの戸をあけて、前の二人を引っぱり出しました。そして一同へおごそかに云いました。

「いいか。この団体カイロ団ということにしよう。わしはカイロ団長じゃ。あしたからはみんな、おれの命令にしたがうんだぞ。いいか。」

「仕方ありません。」とみんなは答えました。すると、とのさまがえるは立ちあがって、家をぐるっと一まわしましました。すると酒屋はたちまちカイロ団長の本宅にかわりました。つまり前には四角だったのが今度は六角形の家になったのですな。

 さて、その日は暮くれて、次の日になりました。お日さまの黄金色きんいろの光は、うしろの桃の木の影法師かげぼうしを三千寸も遠くまで投げ出し、空はまっ青にひかりましたが、誰もカイロ団に仕事を頼たのみに来ませんでした。そこでとのさまがえるはみんなを集めて云いました。

「さっぱり誰も仕事を頼みに来んな。どうもこう仕事がなくちゃ、お前たちを養っておいても仕方ない。俺おれもとうとう飛んだことになったよ。それにつけても仕事のない時に、いそがしい時の仕度したくをして置くことが、最必要だ。つまりその仕事材料を、こんな時に集めて置かないといかんな。ついてはまず第一が木だがな。今日はみんな出て行って立派な木を十本だけ、十本じゃすくない、ええと、百本、百本でもすくないな、千本だけ集めて来い。もし千本まらなかったらすぐ警察へ訴うったえるぞ。貴様らはみんな死刑しけいになるぞ。その太い首をスポンと切られるぞ。首が太いからスポンとはいかない、シュッポォンと切られるぞ。」

 あまがえるどもは緑色の手足をぶるぶるぶるっとけいれんさせました。そしてこそこそこそこそ、逃にげるようにおもてに出てひとりが三十三本三分三厘強ずつという見当で、一生けん命いい木をさがしましたが、大体もう前々からさがす位さがしてしまっていたのですからいくらそこらをみんながひょいひょいかけまわっても、夕方までにたった九本しか見つかりませんでした。さあ、あまがえるはみんな泣き顔になって、うろうろうろうろやりましたがますますどうもいけません。そこへ丁度一ぴきの蟻ありが通りかかりました。そしてみんなが飴色あめいろの夕日にまっ青にすきとおって泣いているのを見て驚おどろいてたずねました。

あまがえるさん。昨日はどうもありがとう。一体どうしたのですか。」

今日は木を千本、とのさまがえるに持っていかないといけないのです。まだ九本しか見つかりません。」

 蟻はこれを聞いて「ケッケッケッケ」と大笑いに笑いはじめました。それからしました。

千本持って来いというのなら、千本持って行ったらいいじゃありませんか。そら、そこにあるそのけむりのようなかびの木などは、一つかみ五百本にもなるじゃありませんか。」

 なるほどとみんなはよろこんでそのけむりのようなかびの木を一人が三十三本三分三厘ずつ取って、蟻にお礼を云って、カイロ団長のところへ帰って来ました。すると団長は大機嫌だいきげんです。

「ふんふん。よし、よし。さあ、みんな舶来はくらいウィスキーを一杯いっぱいずつ飲んでやすむんだよ。」

 そこでみんなは粟あわつぶのコップで舶来ウィスキーを一杯ずつ呑んで、くらくら、キーキーイと、ねむってしまいました。

 次の朝またお日さまがおのぼりになりますと、とのさまがえるは云いました。

「おい、みんな。集れ。今日もどこから仕事をたのみに来ない。いいか今日はな、あちこち花畑へ出て行って花の種をひろって来るんだ。一人が百つぶずつ、いや百つぶではすくない。千つぶずつ、いや、千つぶもこんな日の長い時にあんまり少い。万粒つぶずつがいいかな。万粒ずつひろって来い。いいか、もし、来なかったらすぐお前らを巡査じゅんさに渡わたすぞ。巡査は首をシュッポンと切るぞ。」

 あまがえるどもはみんな、お日さまにまっさおにすきとおりながら、花畑の方へ参りました。ところが丁度幸さいわいに花のたねは雨のようにこぼれていましたし蜂はちもぶんぶん鳴いていましたのであまがえるはみんなしゃがんで一生けん命ひろいました。ひろいながらこんなことを云っていました。

「おい、ビチュコ。一万つぶひろえそうかい。」

「いそがないとだめそうだよ、まだ三百つぶにしかならないんだもの。」

「さっき団長が百粒ってはじめに云ったねい。百つぶならよかったねい。」

「うん。その次に千つぶって云ったねい。千つぶでもよかったねい。」

「ほんとうにねい。おいら、お酒をなぜあんにのんだろうなあ。」

「おいらもそいつを考えているんだよ。どうも一ぱい目と二杯目、二杯目と三杯目、みんな順ぐりに糸か何かついていたよ。三百五十杯つながって居たとおいら今考えてるんだ。」

「全くだよ。おっと、急がないと大へんだ。」

「そうそう。」

 さて、みんなはひろってひろってひろって、夕方までにやっと一万つぶずつあつめて、カイロ団長のところへ帰って来ました。

 するととのさまがえるのカイロ団長はよろこんで、

「うん。よし。さあ、みんな舶来ウェスキーを一杯ずつのんで寝ねるんだよ。」と云いました。

 あまがえるもも大よろこびでみんな粟あわのこっぷで舶来ウィスキイを一杯ずつ呑んで、キーキーイと寝てしまいました。

 次の朝あまがえるどもは眼めをさまして見ますと、もう一ぴきのとのさまがえるが来ていて、団長とこんなはなしをしていました。

「とにかく大いに盛さかんにやらないといかんね。そうでないと笑いものになってしまうだけだ。」

「全くだよ。どうだろう、一人前九十円ずつということにしたら。」

「うん。それ位ならまあよかろうかな。」

「よかろうよ。おや、みんな起きたね、今日は何の仕事をさせようかな。どうも毎日仕事がなくて困るんだよ。」

「うん。それは大いに同情するね。」

今日は石を運ばせてやろうか。おい。みんな今日は石を一人で九十匁もんめずつ運んで来い。いや、九十匁じゃあまりいかな。」

「うん。九百貫という方が口調がいいね。」

「そうだ、そうだ。どれだけいいか知れないね。おい、みんな。今日は石を一人につき九百貫ずつ運んで来い。もし来なかったら早速警察貴様らを引き渡すぞ。ここには裁判の方のお方もお出いでになるのだ。首をシュッポオンと切ってしまう位、実にわけないはなしだ。」

 あまがえるはみなすきとおってまっ青になってしまいました。それはその筈はずです。一人九百貫の石なんて、人間でさえ出来るもんじゃありません。ところがあまがえるの目方が何匁あるかと云ったら、たかが八匁か九匁でしょう。それが一日に一人で九百貫の石を運ぶなどはもうみんな考えただけでめまいを起してクゥウ、クゥウと鳴ってばたりばたり倒たおれてしまたことは全く無理もありません。

 とのさまがえるは早速例の鉄の棒を持ち出してあまがえるの頭をコツンコツンと叩たたいてまわりました。あまがえるはまわりが青くくるくるするように思いながら仕事に出て行きました。お日さまさえ、ずうっと遠くの天の隅すみのあたりで、三角になってくるりくるりうごいているように見えたのです。

 みんなは石のある所に来ました。そしててんでに百匁ばかりの石につなをつけて、エンヤラヤア、ホイ、エンヤラヤアホイ。とひっぱりはじめました。みんなあんまり一生けん命だったので、汗あせがからだ中チクチクチクチク出て、からだはまるでへたへた風のようになり、世界ほとんどまっくらに見えました。とにかくそれでも三十疋が首尾よくめいめいの石をカイロ団長の家まで運んだときはもうおひるになっていました。それにみんなはつかれてふらふらして、目をあいていることも立っていることもできませんでした。あーあ、ところが、これから晩までにもう八百九十九貫九百匁運ばないと首をシュッポオンと切られるのです。

 カイロ団長は丁度この時うちの中でいびきかいて寝て居おりましたがやっと目をさまして、ゆっくりと外へ出て見ました。あまがえるどもは、はこんで来た石にこしかけてため息をついたり、土の上に大の字になって寝たりしています。その影法師は青く日がすきとおって地面に美しく落ちていました。団長は怒おこって急いで鉄の棒を取りに家の中にはいますと、その間に、目をさましていたあまがえるは、寝ていたものゆり起して、団長が又出て来たときは、もうみんなちゃんと立っていました。カイロ団長が申しました。

「何だ。のろまども。今までかかってたったこれだけしか運ばないのか。何という貴様らは意気地いくじなしだ。おれなどは石の九百貫やそこら、三十分で運んで見せるぞ。」

「とても私らにはできません。私らはもう死にそうなんです。」

「えい、意気地なしめ。早く運べ。晩までに出来なかったら、みんな警察へやってしまうぞ。警察ではシュッポンと首を切るぞ。ばかめ。」

 あまがえるはみんなやけ糞くそになって叫さけびました。

「どうか早く警察へやって下さい。シュッポン、シュッポンと聞いていると何だか面白おもしろいような気がします。」

 カイロ団長は怒って叫びしました。

「えい、馬鹿者め意気地なしめ。

 えい、ガーアアアアアアアアア。」カイロ団長何だか変な顔をして口をパタンと閉じました。ところが「ガーアアアアアアア」と云う音はまだつづいています。それは全くカイロ団長の咽喉のどから出たのではありませんでした。かの青空高くひびきわたるかたつむりメガホーンの声でした。王さまの新らしい命令のさきぶれでした。

「そら、あたらしいご命令だ。」と、あまがえるもとのさまがえるも、急いでしゃんと立ちました。かたつむりの吹くメガホーンの声はいともほがらかにひびきわたりました。

「王さまの新らしいご命令。王さまの新らしいご命令。一個条。ひとに物を云いつける方法。ひとに物を云いつける方法第一、ひとにものを云いつけるときはそのいいつけられるものの目方で自分からだの目方を割って答を見つける。第二、云いつける仕事にその答をかける。第三、その仕事を一ぺん自分で二日間やって見る。以上。その通りやらないものは鳥の国へ引き渡す。」

 さああまがえるどもはよろこんだのなんのって、チェッコという算術うまいかえるなどは、もうすぐ暗算をはじめました。云いつけられるわれわれの目方は拾じゅう匁、云いつける団長のめがたは百匁、百匁割る十匁、答十。仕事は九百貫目、九百貫目掛ける十、答九千貫目。

「九千貫だよ。おい。みんな。」

団長さん。さあこれから晩までに四千五百貫目、石をひっぱって下さい。」

「さあ王様命令です。引っぱって下さい。」

 今度は、とのさまがえるは、だんだん色がさめて、飴色あめいろにすきとおって、そしてブルブルふるえて参りました。

 あまがえるはみんなでとのさまがえるを囲んで、石のある処ところへ連れて行きました。そして一貫目ばかりある石へ、綱つなを結びつけて

「さあ、これを晩までに四千五百運べばいいのです。」と云いながらカイロ団長肩に綱のさきを引っかけてやりました。団長もやっと覚悟かくごがきまったと見えて、持っていた鉄の棒を投げすてて、眼をちゃんときめて、石を運んで行く方角を見定めましたがまだどうも本当に引っぱる気にはなりませんでした。そこであまがえるは声をそろえてはやしてやりました。

「ヨウイト、ヨウイト、ヨウイト、ヨウイトショ。」

 カイロ団長は、はやしにつりこまれて、五へんばかり足をテクテクふんばってつなを引っ張りましたが、石はびくとも動きません。

 とのさまがえるはチクチク汗を流して、口をあらんかぎりあけて、フウフウといきをしました。全くあたりがみんなくらくらして、茶色に見えてしまったのです。

「ヨウイト、ヨウイト、ヨウイト、ヨウイトショ。」

 とのさまがえるは又四へんばかり足をふんばりましたが、おしまいの時は足がキクッと鳴ってくにゃりと曲ってしまいました。あまがえるは思わずどっと笑い出しました。がどう云うわけかそれから急にしいんとなってしまいました。それはそれはしいんとしてしまいました。みなさん、この時のさびしいことと云ったら私はとても口で云えません。みなさんはおわかりですか。ドッと一緒いっしょに人をあざけり笑ってそれからにわかにしいんとなった時のこのさびしいことです。

 ところが丁度その時、又もや青ぞら高く、かたつむりメガホーンの声がひびきわたりました。

王様の新らしいご命令王様の新らしいご命令。すべてあらゆるいきものはみんな気のいい、かあいそうなものである。けっして憎にくんではならん。以上。」それから声が又向うの方へ行って「王様の新らしいご命令。」とひびきわたって居ります

 そこであまがえるは、みんな走り寄って、とのさまがえるに水をやったり、曲った足をなおしてやったり、とんとんせなかをたたいたりいたしました。

 とのさまがえるはホロホロ悔悟かいごのなみだをこぼして、

「ああ、みなさん、私がわるかったのです。私はもうあなた方の団長でもなんでもありません。私はやっぱりただの蛙かえるです。あしたから仕立屋をやります。」

 あまがえるは、みんなよろこんで、手をパチパチたたきました。

 次の日からあまがえるはもとのように愉快ゆかいにやりはじめました。

 みなさん。あまあがりや、風の次の日、そうでなくてもお天気のいい日に、畑の中や花壇かだんのかげでこんなようなさらさらさらさら云う声を聞きませんか。

「おい。ベッコ。そこん処とこをも少しよくならして呉くれ。いいともさ。おいおい。ここへ植えるの

2021-01-17

追記)ブルッティマブォーニってお菓子知ってる?

近所の珈琲屋さんに置いてあったお菓子で、ちよっと試しに買って食べたら美味しかった。

「不恰好だけどおいしい」みたいな意味イタリア焼き菓子らしい。

毎回買うには高かったから調べたら案外簡単にできて作ってみた

大まかな流れは卵白を泡立てて、多めに砂糖を入れてナッツを入れたら、鍋に移して鍋底がうっすら茶色くなるまで火を通す→スプーンとかで天板に落としてオーブンで焼く

で完成。

味は美味しいし、充分楽しんでるんだけど、「鍋に移して鍋底がうっすら茶色くなるまで火を通す」ってなんの意味があるん???

追記レシピ載せてくれた人がいたありがとう→正確にいうと、火が通るとなぜ粘り気が出るの?粘り気が出るとどうしていいの?という疑問の方が正しいですね。

菓子作りは素人趣味程度だから火を通すことでどうなるのかよくわからない上にマイナー菓子なせいで情報が出てこない。

ちなみに火をほとんど通さなかったら緩い生地?になってしまったので、泡立てた卵白の泡を固定するのかなと予想している。

はてなーのみんな助けてくれ

—-以下さら追記—-

海外だと生卵は避けるから

レシピは辻調製菓学校?のレシピなので海外レシピが元でも日本仕様に変えるだろうし、その可能性は低いかな〜と思っている。

砂糖カラメル

卵白に対しての反応しか考えてなかったので、そういう視点もあるのかとハッとした。

ありがとう。その線も考えてみる

お菓子のものについて

食感とか記載してなかったから、ブルッティマブォーニの魅力が伝わってなかった気がする。

食感は外はサクサクで中はしゅわしゅわというかホロホロというか。砕いたナッツが香ばしく、かなり軽いのでどんどん食べてしまう。珈琲だけじゃなくて紅茶にも合う。

個人的にはくるみシナモンパウダーカシューナッツバニラオイルオススメ

後者ちょっとしつこいかもしれないが。

あとオーブンから出した後、粗熱をとってるときチリチリパリパリと小さな音が立つんだけど、その音とナッツや甘い匂いに包まれながらどの形が1番可愛いかな、と眺める時間が意外に楽しい

2020-12-15

南米アルファホルってお菓子が美味しかった

ホロホロで甘さ控えめのクッキーショートブレッド的な?)に、キャラメルクリームを挟んで周りにココナッツまぶしてるの

ハマったけどなかなか売られてない

お菓子メーカーはぜひ作ってほしい

2020-12-01

骨が語りかけます

さんまを食べました。昔よりずっと高くなっても身がやせても、私はおいしいこの魚が好きです。はらわたも身も残さないように食べたので残った骨もきれいなものです。全部食べてくれてありがとうと骨が言っているように思いました。

スペアリブ煮物も食べました。どちらかといえばいっしょに煮た大根のほうが好きなのですが、ホロホロとした脂身もおいしいものです。骨に残った薄皮を歯でこそげとるのが一番好きです。最後の肉片までしゃぶらないとバチが当たりそうな気がしました。残った骨は骨って感じがしました。

日曜にはフライドチキンテイクアウトするつもりです。軟骨バリバリ食べたいと思いました。そして、たぶん、残った骨を見ても、何も感じないだろうと思います。何も語りかけてこないと思います

人間の骨は焼き場でしかたことがありません。その人の思い出よりも、大きさや太さや位置、つまり骨そのものへの興味が強くて、骨が語るとはまるで思いませんでした。よく知った人の骨だからでしょうか。

人が亡くなる事件が起きたとき捜査員に骨が語りかけてくれることがあると聞きます証拠としての情報ではなく、人の骨がもし話せるなら、何を語りかけてくるのだろうかと思いました。

2020-10-23

🐿って

🐿は冬の食糧🌰を確保するために秋は気が立っててうるさいんだよね

家なんかで飼うもんじゃない

でも春は交尾したくてホロホロ・ピヨピヨって鳴くからかわいい

2020-10-12

アップルパイが食べたい

紅玉りんごのやつを温めて食べたい

煮詰まったような味の濃いりんごからじゅわっと果汁が染み出して、

シナモンがふわっと香って、

りんごの品の良い酸味とカスタード可愛い甘みと、パリパリに焼いたパイ生地の香ばしくホロホロした食感とを頬張って

あー冬サイコー

2020-09-28

ホロホロホロ

そもそも中国台湾政治事情が複雑すぎるのに物事単純化してしか捉えられない馬鹿ネトウヨが絡んできて収拾がつかなくなってるな。

2020-08-04

はらへってバブ食べそう

パッケージやら大きさやらホロホロ具合やら、絶対においしいやつ

2020-08-03

anond:20200803161041

もちろん好き嫌い考慮して牛肉を豚や鶏肉に変えてもらって構わない

だが肉はカレー全体の味を決定づける重要ファクター

 

豚は美味い 俺だって豚は好きだ

から豚は毎日食べる 夏なら冷シャブだろう

ラーメンチャーシュー最後まで残してワクワクして食べるだろう

でも豚には豚の牛には牛の輝ける場所がある

カレーに関しては牛なんだ

俺は別に「誰でも食べたいのは牛肉に決まってる」とか「ビーフカレーポークカレーは格が違う」とかいいたいわけじゃない

カレー全体の味は牛の旨味が必要カレー側が牛を求めているからこそ料理する人間は牛を投入してやらないとカレーは輝かない

カレー牛肉ホロホロと崩れて「カレー」が出来上がる それがカレーってもんだ カレーにある程度の形の残った固形物は断固として受け入れることができない

 

でもお前がポークカレーが好きだっていうのなら止めはしない

2020-04-13

anond:20200413185039

それはべつにいいんだ、

ルフィがなぐって、ウソップが嘘を付いて、ゾロが切るやくめだか

けんがきたらゾロ

ホロホロがきたらウソップ

それでつよいから、いいんだよ嘘も立派な戦力

2020-03-24

anond:20200320183300

ハナマサみたいな大きめの肉を売ってるとこで買ってきた肉をゴロゴロ大きめに切って焼く

しっかり焼き目がついたら適当に切った玉ねぎ、塩、酒を入れて圧力鍋20

ホロホロの肉が大量にストックしてあればシチューカレーが一気に豪華になる

お好み焼き』? そういうのいいから。

「じゃあ始めるか。うちのお好み焼きイカと砂肝でコリコリの食感にして、そしてチーズを加えるんだ」

あのさあ

はい

俺ら大学入学以来、二十年の付き合いになるじゃん?

毎日のように、徹夜麻雀したり、徹夜ゲームしたり

フラれたときもさ、必修ふっとばして二人で留年が決まったときもさ

一緒に泣いて、苦楽をともにしてきたじゃん

「うん」

でもここ数年、結婚とかなんやかんやで忙しかったりで会えてなかったよな

ようやく都合がついて、奥さんとか子どもらをなだめて、久々の再会をしたわけだよな

ついさっきまではさ

腹が出たなあ、とか

白髪ばっかだなあ、とか

シェーバー使ってんだ、とか

らしい会話をしてただろ

「うん」

かに音信不通は長かったけどさ

お互い気心は知れてるでしょ

いい加減、相手ボーダーライン踏み越えないように手探りしながら

社交辞令駆け引きするような仲じゃないでしょ

はい

そんな仲良し二人組が、お好み焼きパーティーをやろう、つってんの

それをさ、言うに事欠いて

砂肝だぁ?

チーズだぁ?

そういうのいいか

どういうお好み焼きをするんですか

どんなお好み焼きをやりたいんですか

決まってる

世間体無視した、タテマエ放棄で、手加減なしの、真の『お好み』焼き、に決まってる

「うーん」

「俺が夜食で食べてるやつでいいの?」

はい

チーズは入るよ」

えっ

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ただしブルーチーズが。水で溶いた薄力粉と卵の黄身、白身明日目玉焼きに回す、を用意する。ダシはなし。塩をほんの少し加える。いやキャベツは入れない、味が濁るから乾燥リンゴチップス、塩味のないチップスをボウルに投入する。そしてマッシュルームマッシュルームマッシュルーム。ぜんぶ指でバラす。食感を出す為にミックスナッツを砕いて入れてザックリ混ぜ、オリーブオイルフライパンに引くほど入れて表面を揚げるようにカリカリに仕上げる。俺は基本お好み焼き豚肉を入れない、味が濁るから。今回は代わりにトウフを入れる。木綿がホロホロで好ましいがあいにくと今日は絹ごししかない。ブルーチーズと共に同じサイズになるように適当に割ってバラまく。ひっくり返した後よく焼いたら、ソースの代わりにハチミツをかけて、シナモンを振って食べる。以上。実を言うと俺はコレをお好み焼きだとは認識してなかった。お前の真のお好み焼きってフレーズを聞いたときに何故かコイツが頭に浮かんだんだ。名前料理名前なんてモンは他人に食べさせる為についてる。食べさせて、美味しかったですこちらは何てお料理ですか、って聞かれたとき答えられなきゃ気まずいだろ。俺はコレを諸々のストレスを吸わせるために独りで食っている。上司にボロクソになじられて帰ってきてカミさんにもシッカリしてとか言われた午前二時に、睡眠健康を生け贄にして冷蔵庫洞窟の隅から召喚した。ストレスを吸い腹の脂肪に変換してくれる下級デーモンだ。名前なんてない。それじゃ不便? そうだな、じゃあ「増田友人のふんわりトロリ」でいいか。/それで、味の感想は?

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「なんじゃこりゃあ!!」

まさしく、なんじゃこりゃあ、という感じであった。

お好み焼きは本当に楽しい

(お前らは何を入れてますか)

2020-03-14

お粥ヤバイ

ダイエット始めたけど、米1合でもお粥にしたら、馬鹿みたいにかさ増しする

鶏胸肉も一緒に入れて保温しとくとアホみたいにホロホロに崩れて噛まずに飲み込めるレベル

米と鶏肉からまずいわけもない

味は食うとき味噌加えたり、カレー粉加えたりして、卵入れたりして適当に味変えながらやってる

こんなん痩せない方がおかし

お前らも米はお粥で食え

2019-11-14

シュウマイ食べたい

数分前に30歳になったワープアだけど、久しぶりに上司に激詰めされてホロホロ職場で泣いてしまった。

恥ずかしいやら、情けないやら、そもそもそれは俺は悪くないぞって悔しい気持ちもありながら、今日も頑張ったご褒美と細やかな自分へのお祝いとして帰り道でいつもの贅沢ZEROではなくスーパードライを買って帰った。

気持ち良くホロ酔いにはなったけれど何となくモヤモヤした気持ちが消えず、酔いの勢いで窓を開けたまんま大声で「幸せになりたーい」って叫んじまった。

そしたらさ、多分若い女の子の声で「あたしもー!」って返ってきて、心臓バクバクがさっきからまらない。

マミ忘れたから、今から買いに行く。

決して声の主が気になって、外からベランダを見に行く訳ではないぞ。

なんか楽しくなってきた、いい誕生日だ。

2019-02-23

最近アイドルマスターがつまらない

どうしてだろうか

私はアニメアイドルマスターを視聴して以来、いわゆるプロデューサーとして7年ほどアイドルマスターファンでいた。

一時はアイドルマスターシンデレラガールズミリオンライブSideMシャイニーカラーズ、全てのアイドルマスターコンテンツをそれなりに追い、CDは全て購入をし、アプリには課金をし、ニコニコ動画動画投稿し、ライブにも足繁く通う。

それはそれはアイドルマスター従順プロデューサーさんであった。

しかしながら、ある日を境にアイドルマスターへの熱がスっと冷めてしま感覚に陥った。

ある日とは、昨年12月に開催されたシンデレラガールズ6thライブ名古屋公演2日目である

この公演、私に近しい人間以外は、最高のライブだったという感想ばかりであり、終演後酷くそのことに疑問を覚えたものである

ほんとにいいライブだったか

手放しで最高と言えるライブだったのか?

具体的なダメ出しをすると、6曲目の「楽園」のあとの「あんきら!?狂想曲」である

お前それほんまか?

この時点で私のこのライブに対する興味がスっと失われた。

ひとつ言っておくと、演者は何も悪くない。

楽園」を歌い上げた会沢紗弥さんは見事であったし、関裕美が本当にステージで歌っているようで涙を流したし、「あんきら!?狂想曲」を歌った五十嵐裕美さんも松嵜麗さんも前回のライブよりもよりパワーを増したパフォーマンスだったように思えた。

悪いのは全て演出家である

それ以降のセットリストは見るも無惨である

長くなるため簡潔にあげると、バラードの余韻を許さなセトリ、誰も望んでいない曲目、2曲目のソロのみで構成されるソロパート

本当に悲しかった。

ライブを見ていて無の感情しか湧いてこない自分や、終演後に愚痴しか出てこない自分に対して悲しくなり、一人になった時にホロホロと涙が零れてきた。

アイドルマスターに対してこんな感情しか持てない自分が本当に嫌だった。

他の人はどう感じてるんだろう?

そう思いツイッターを開いてみれば称賛の嵐。

ほんとにか?

お前らほんとにこのライブが最高と思えたのか?

思えば初星宴舞以降のアイドルマスターは何かおかしかった。

初星宴舞で少しは盛り上がりを見せるかと思ったら全く展開がないアイドルマスター

まるでミリシタ1stだと言わんばかりのセトリであったミリオン5th公演。

散々愚痴を吐いたシンデレラ(まだ言い足りない部分もある)

アプリがこけて、アニメ以降ろくな展開を見せないSideM

唯一順調なのはシャイニーカラーズくらいではないだろうか。

振り返ってみれば2018年アイドルマスターは、初星宴舞以外本当にいい思い出だったと思えるものはなにもない。

これまで、アイドルマスターに魅せられ続けてきたものにとっては、2018年は本当に失望させられた年であった。

そして、そんなアイドルマスターになんの文句もなしに最高だ、最高だと言い続けるプロデューサー達とのギャップも感じる。

今の状況を楽しめるプロデューサーというのがプロデューサーであって、所詮私はプロデューサーではなかったのだろう。

私は今のアイドルマスターというコンテンツに、かつてほどの魅力を感じない。

と、なぜこのタイミングでこんな長ったらしい愚痴を綴ったのかというと、本日私のお気に入りアイドルである橘ありすの2曲目のソロ曲が発表された。

そこで思い返してみたら、12月ライブ以降、私はアイドルマスターに対して1円もお金を落としていないことに気付いたのである(多分)。

発売は来月、3月20日であるが、久々にアイドルマスターお金を落とそうかなと思う。

コンポーザーアレンジャーを見て、変な曲になることはないなと胸をなでおろした。

この曲が再び私をプロデューサーの道に戻してくれることを切に願う。

2018-11-18

anond:20181118133617

手間はちょっとかかるけど、ビーフシチューがうますぎて尊いのでおススメしたい。でっかい肉をホロホロに煮込んで、でかいジャガイモとか人参とか入れてむさぼる。

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