はてなキーワード: 添い寝とは
リアルに会える可愛らしいビール腹のおじさんはどこですか?増田にいますか?可愛らしいビール腹おじさんとの添い寝を仲介してくださる業者はどこでしょうか?やはり都会にしかいないのでしょうか?道行くキャッチに1人ずつ聞いてみたところ、路地裏にホ別2で伝説の可愛らしいビール腹おじさんとの添い寝を仲介してくれる業者がいるとのこと。我々はさっそく調査へ向かってみた。観光地としても名を馳せる繁華街から踏み込んだ路地裏には、煌びやかな雰囲気は打って変わって、どんよりとした空気になった。その路地裏に本拠地を構える、可愛らしいビール腹のおじさんとの添い寝仲介団体、「ビルサイユの腹」があった。「ビルサイユの腹」の1人である男性ーここではA氏と呼ぼう、A氏に事前の約束通り、金銭を支払った。するとA氏はどこからともなく、たわわなビール腹が可憐に揺れている可愛らしいビール腹のおじさんを連れてきた。連れられてきた可愛らしいビル腹おじさんは終始はにかんでおり、何か恥じらっているようで、愛らしかった。
anond:20220803085802 の続き。
大学1年生の凪(なぎ)は、アパートの隣人でフォークソング部の先輩・夕(ゆう)に片想い中。飲み会で酔い過ぎると眠ってしまう夕を送り届ける役を、部屋が隣同士ということで凪は請け負っているが、実はその際に朝までこっそり夕に添い寝をしている、という秘密があった。
イケメンで人あたりのよい夕はとてもモテる。そんな彼への恋心など不毛だとして、凪は自分の想いを押し隠しつつ、部活の先輩後輩関係として夕との仲間を深めていくが……。
某BLレビューサイトで何故かとても人気のある作品。普段私は、登場人物の顔が見分けのつかない系の漫画にはあまり手を出さないんだけど、期間限定でお安くなっていたので買ってみた。
思ったよりかなり良かった。先輩後輩の関係のまま、徐々に仲良くなっていって、ちょっとしたアクシデントがあって、好きなのがバレて恋人同士になる、という過程が丁寧に描かれている。
タイトルがやけに思わせぶりだけど、内容としては「ずっと愛している」状態なので、タイトル詐欺かも。
エロ描写はセックスのシーンはあれども極少というかほぼない。大学生同士のカプとはいえ大人の恋愛だから、そりゃセックスをすることはあるにしてもそのシーンをガチで描く必要まではあるかっていうとまあ別にないので、これくらいで丁度いいよねーと思った。
最初から最後まで初恋のふわっふわな感じが貫かれており、とても幸せな世界だった……フゥ。
大学生の沙樹(さき)は、飲み会の後に間違えてゲイバーに入ってしまった。そこで会社員風の男・幸村(こうむら)に声をかけられ、名刺をもらう。沙樹はノンケなので当然幸村とどうにかなるつもりはないのだが、もしいい人だったらゲイの友人に紹介してやるかくらいのノリで幸村と会い、一緒に食事をするようになる。
服装や振る舞いなど、どこにも隙のない幸村に対して、徐々に興味が湧いてきた沙樹だったが……。
『86万円の初恋』が良かったので作家買い。『86万円の―』もだが、この『きみが終着駅』も変人観察日記っぽい趣きがある。なんかこう、変な人をちょっと冷めた目で意地悪く分析的に見るというのが、作者の性癖なのかな……。
淡々としたストーリー運びで、言葉で語るよりは絵で魅せるタイプの作品。劇的な大事件などが起こって超反省して考え方を変えるような話ではなく、じわじわと互いに影響を与え合ってのめり込んでいく感じ。
本題の沙樹と幸村の話だけでなく、沙樹の姉の駆け落ち話もけっこうよかった。
初めはやたら高みから幸村を見下していた沙樹がなんやかんやでBLの受けになっているのは、ファンタジーって感じだ。
エロは修正が入るくらいはあるけど、エロ本になるほどは割合が高くない。
正直『86万円の初恋』ほどは心に残らないけど、まあまあよかった。
高校の卒業式の日、林は片想い相手の藤田に呼び出され、ひた隠しにしていた想いが完全に本人にバレていたことを知った。終わった……と観念した林だったが、その一週間後、地元から遠く離れた町のラブホで藤田とセックスすることになった。
事後、これきりで今度こそ藤田との関係は終わったと林は諦めたが、何故か藤田は当たり前のように次に逢う約束をとりつけようとしてくる。
天国から地獄へと突き落とされるはずが、天国からまた天国へ……。予想外のご都合展開におののく、林の運命やいかに。
ボコられたり脅迫されてもおかしくない展開から、もう既にラブラブカッポーになってしまったかのような急展開にビビる林の心理のわかりみの深さたるや。そんな都合のいい話ってある??? という疑問を次々に木端微塵にしいくように、初々しい付き合いたてのわくわくドキドキイベントが起こるので、読者的にもまじかー!? と唖然とせざるを得ないw
まさか初回でラブホ行っちゃうような奴らがこんなに着々と愛を育んでいくとは思わなかった……。
萌えイベント目白押しだけど、二人の仲を揺さぶったり引き裂きそうになるような事件はあまり起こらないやさしい世界で、心が癒されるー。
いつか、もしかしたら。今の悲しい気持ちが消えてしまうんじゃないかと思うとゾッとするので、どこかに悲しかった証拠を残したかった。
私は27歳。職業はある国家資格を使う仕事。手前味噌だが世間的にはまあまあ立派な職業だと思う。
猫を飼っていた。先月死んでしまった。17歳だった。人生の半分以上をこの猫と過ごした。
毛先が黒色だけど根本が白い、不思議な色をした雑種の猫だった。誰よりも私のことを考え、誰よりも私を愛してくれたと思う。
祖母の実家の地域でやっていたお祭りで、ドブに捨てられていた子猫がいたって騒ぎがあった。実は祭りの一年くらい前に母が飼っていた猫が亡くなっていた。直感で飼った方がいいと思った。まだ小学生で金がなかったため、祖母と母に土下座して飼いたいとお願いした。
今までで土下座したのはあの一回だけだし、やってよかったと思う土下座ももうあの一回だけなんだろうなって思う。
実を言うと親とは仲良くない。親は兄弟を殴ったし、作る料理はまずい。
猫がいなかったらとっくの昔に私は死んでいたし、家には帰っていなかったと思う。
中学時代は本当に幸せだった。友達も多く、学校が楽しかった。そのこともあり学業は非常に伸びた。しかし高校では吹奏楽部というブラックな部活に入ってしまい、週7日部活だった。先生は怒鳴るわ、洗脳じみたことはするわ、テスト近くても大会があれば部活するわで最悪だった。びっくりするぐらい成績が落ちた。今思うとあれは鬱症状だったんだと思う。泣きながら登校し、血尿を流し、声が出なくなるときもあった。あの時は猫の世話を疎かにしてしまうこともあった。本当に申し訳なかった。それでも猫がいたから首を括らずに済んだと思う。
偏差値は低めな大学だが、なんとかして特待生として合格することになった。引っ越しにも猫を連れて行った。実はこの猫5回も引っ越しに付き合ってくれた。猫は犬と違い、基本慣れない場所にストレスを感じる。それでも連れて行かさせてくれて感謝しかない。
大学では成績は上位をキープすることができた。勉強する私の膝には大体猫がいた。猫と一緒に1人暮らしする時もあり、本当に幸せだった。この時点でまあまあ猫はおじいちゃんである。尿路結石になった。まだ車を持っていなかったがなんとか獣医に連れて行った。食事もちゃんと選んで買った。
国家試験が近づくたびに、お願いだから国家試験の時には死なないでくれとお願いした。叶えてくれた。そして無事に留年することもなく一度の試験で合格することができた。
就職した。今も同じ職場にいる。就職も見守ってくれたことに感謝しかなかった。自由に使えるお金が手に入り、猫にはおもちゃを買ったり少しお高めの餌を買ったりした。
帰宅すると猫が待ってくれていて、頭を撫でると嬉しそうに鳴いた。
朝起きると猫が腕の中にいるか、近くに座っている。平日は私を叩き起こすのに、休日はそっと寝かせてくれた。本当に優しかった。
お昼寝する時は額を寄せ合って寝た。
食い意地が張っている猫なので、私のご飯を欲しがった。味が薄めで猫が食べられるものは少し分けたりもした。
尿路結石は食事に気をつけたり、水飲み場を工夫したりした成果か、死ぬまでの5、6年再発しなかった。だから油断していた。
就職から一年たった。仕事も覚えて来て、後輩指導を任され、大変なことも多いが順風満帆だと思った。思っていた。
猫が食事を食べなくなった。といっても全く食べないわけではなかった。通常猫は貰った食事を少し残すが、食い意地のはっているうちの猫は毎回すぐに完食していた。
この時点でおかしいから病院に行こうと思って、平日なんとか定時で帰って病院に連れて行った。末期慢性腎不全だった。もう年齢のせいだろうと、無理に治療するより看取りに入った方がいいだろうと言われた。獣医によると、これから吐き気が出てご飯が食べられなくなるから無理に食べさせないこと、水はたっぷり用意すること、いつもと違う匂いがし始めたらそろそろだということ、死ぬときは苦しまないで高カリウム血症でぱたっと亡くなることを聞いた。
家に帰って泣いた。ものすごく泣いた。鼻水めっちゃ出た。ご飯は食べられなかった。でもそんな私を見て、猫は私を心配そうに私を見ていた。どうしたの?って顔で私のそばにいた。猫自身の方がしんどいくせに。
次の日、猫は箪笥の奥に入るようになった。死ぬ前の猫は普段行かないような暗くて狭い所でじっとする。共倒れだけは避けないといけないと、無理矢理ご飯を食べた。それでも私は2週間で4キロほど痩せた。猫はいつもの餌を食べなくなり、死ぬ2日前にはちゃおちゅーるも食べなくなった。ちゃおちゅーるの封を切って差し出す私に悲しそうな様子を見せていた。
猫としてのプライドを守ろうとした。猫本人の意思でもある。ふらふらになりながらも出来るだけ粗相したくないと自分のトイレに自分の足でいこうとしていた。水飲み場は、すぐ飲めるように引きこもる箪笥の入り口付近にも作ったが、それよりも遠いいつもの水飲み場で水を飲んでいた。
なんとか歩けるようにとペットシーツを部屋全部に敷き詰め、持っていたヨガマットはこけた時のクッションになるだろうと、切ってよく通るところに並べた。お気に入りのヨガマットに爪研ぎされた時にはあんなにショックだったのにおかしい話だ。
獣医に行ってから2週間後。早朝に亡くなった。有給を取っていた朝だった。猫は死ぬ日まで気を遣ってくれた。徹夜してそばにいようと思ったが、看取られたくない、そっとしてほしいという猫の様子に任せた。
その日のうちに火葬した。昼ごろに火葬の予約を入れて、その時間まで久しぶりに猫と添い寝した。葬儀屋の人には、こんなに骨が太く残っていて、腸あたりに食べ物の跡が残っているということは、飼い主と猫本人が最後まで頑張った証だと言ってくれた。会ったばかりの葬儀屋の人の前でもドン引きレベルで泣いた。
火葬して遺骨は粉骨にし、手元供養しようと考えていた。2週間も猶予をくれた猫のおかげで考えはまとまっていた。
もう少しで月命日。一か月毎日泣いている。四十九日が悲しみの折り合いらしいが、四十九日が過ぎても泣いていると思う。100か日が四十九日の次の目安だ。この間に猫はこんなに立派でしたと閻魔様に証明する必要がある。猫のお陰で取れた資格で仕事をし、泣いたり偲んだりすることで証明できるのではないかと思って、今生活している。100か日を過ぎたら猫を追いかけようか悩んでいるところだ。ぐちゃぐちゃの文章だが、記録を残せて良かったと思う。
可愛らしいビール腹のおじさんをベタベタに甘やかしたいけど、夏の夜の時間帯は、可愛らしいビール腹おじさんのおねんねタイムなので、黙って添い寝くらいしかできない。私はそっと、静かに、可愛らしいビール腹のおじさんのベットに近づいた。ベットに到着し、ゆっくりと腰を下ろすと、ギシ、と少し音が鳴った。それに気付いたのか、可愛らしいビール腹のおじさんは、むにゃむにゃ言いながら、こちら側に寝返りをうつ。正直かなり焦った。おじさんの口元に手を当てる。すーすーという寝息と共におじさんの暖かい吐息が手にかかる。…まだ寝ているようだ。良かった。仕事で忙しい可愛らしいビール腹おじさんの貴重な睡眠時間を邪魔したら可哀想だ。寝ていることが分かって安心した私は、本格的におじさんの隣に向かい合う形で添い寝した。またギジリと音が部屋に響く。一瞬、グッ、とおじさんの呼吸が止まったように思ったが、またすぐにスースーと音が聞こえた。寝息が届く距離。時計の秒針、おじさんの寝息。2人だけの空間なんだと自覚した途端、鼓動が高鳴った。2人だけなら、キス、とかしてもいいよね?そう思った私は、自分の顔を可愛らしいビール腹おじさんの頬に近付ける。ぷにぷにの頬と、髭のじょりっとした感覚が唇に伝わった。その瞬間、ああ可愛いな、自分は可愛らしいビール腹のおじさんを好きになって良かった、と思った。頭を撫で回したくなったけど起こしたくはないので、そのまま我慢した。
どうも可愛らしいビール腹のおじさんはクーラーをかけた部屋で毛布にくるまって寝るのが好きなようで、Tシャツに短パンだけの自分は、正直寒くなってきた。おじさんがくるまってる毛布をちょっとだけ借りて、一緒に寝た。
オナクラ:
元々は、男性(客)のオナニーを女の子に見てもらうという形態のお店だったはず。
(増田はオナクラ歴10年以上ではありますが、関東民でもなく、誕生とかには立ち会ってないので間違ってたらご指摘ください)
初期からオナニーの非接触お手伝いのオプションもありましたが(トップレス、言葉攻め等)それだけでは集客がままならなかったのか、増田がお店に通い出した時点では、
接触お手伝い(いわゆるハンドサービス)ありのコースも併設されており、現在では、”すまた”、”生フえラ”以外のサービスは女の子にもよりますがオプションとして可能となっているお店が多いです。
逆に、性的サービス梨の添い寝コースもあり、歩合給ですが、脱がない、触られない(という設定も可能)、それでいて高収入で体験入店など試しやすく、それなり以上の女の子を揃えているお店が増えています。
デリヘル、ホテヘルなどのいわゆるヘルス系のお店と比べて、抵抗少なく女の子が入りやすい(≒質が高くなる、若い)点と、基本サービスがしょぼいので、オプション(ほぼ100%女の子に入る、たまに事前申告制のお店もありますがわかってる客は店に申告せずに女の子に直接払う)代を含めたら、客からしたら、ちょっと割高になるけども、若くてかわいい女の子(擦れてないと勘違いもできる)と遊べる、女の子からしたら、無理な客にはオプション断れるし、ヘル系よりも稼ぎやすい、で、winwinな感じです。
さて、そんなオナクラですが、一般の認知度としてはイマイチと言わざるを得ません。(本増田も何度かオナクラ関係でホッテントリしてますが、オナクラって何? というコメント等が散見される)
大多数の人が、オナクラと聞いて、オナニークラブと浮かばないと思いますし、もはや業態がオナニークラブではなくなっていますし、知らなければ(出張とかした時とかではめ外したいときとかでも)オナクラというワードで検索しないと思います。実際、関西では、オナクラは風俗店が多数存在している地域(駅)でも、5軒もないぐらいです。
加えて、昨今、特に中高年の男性が幸せを感じる機会が減少しまくっていると思います。
60分だと、基本料金は10000円程度です(イベントとかの兼ね合いもありますが)。月一で1万円ならば、頑張ってはらたいたご褒美の検討範囲に入ってくると思います。それすら払えない人は色々諦めてください、すみません。
ただ、運よく人気嬢とかと巡り合えたら、もちろん本番まではできませんが、かなりの満足度を得られるのではないかと。シャワー等の準備で10~20分かかるとして、実際のプレイでそれ以外を全力で消費するのもいいですし、前でも後でも余った時間でお話するだけで、翌日からの頑張れる感が変わってきます。ほんとに若い女性と触れ合うことで色々リセットされます。
「👀オナクラ行きましょう」
というトラバを付けさせていただこうと思いました。
また、本増田以外にも賛同してくださる方がおらましたら、ご自由に活動に協力してくださってかまいません。
「👀」につきましては、元々の趣旨、コンセプトである、オナニーを見てもらう点を尊重してこの絵文字にしましたが、ここを変えて自己主張してくださっても構いませんし、色んな派生形が誕生するのも悪くないと思います。
弱者男性界の中でも発言力の大きいインフルエンサーのすもも、「弱者男性に女をあてがえ」「少子化対策にセックス実習を義務教育でやれ」などの主張を繰り広げていた
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21歳女子のとうふさん、発達障害のために女同士の輪から排除され弱サーに流れ着き姫となる。界隈の王であるすももとネット上で親しくなる
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すももがセックスを拒み「友達でいよう」と言い残し終電で帰ってしまう
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とうふさんが別の男性と健全に食事してその画像を載せたらすももが嫌味を言ってきた
「嫉妬している、他の男と親しくすれば当て馬に使える」ととうふさんが学習
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とうふさん、「弱者男性を救済する」とうそぶいて弱サー内の男たちに無料セックスボランティアを開始しすももの嫉妬を煽る
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拒んだ夜に他の男とセックス
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すもも、生配信でとうふさんを糾弾「43歳とセックスしてやれよ。俺が選んだ男たち次々斡旋してやるから全員と寝ろ」
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「男は女を選り好みしないのに、女は上昇婚だとかすももは言うけど嘘だよね!発達障害で非処女の私じゃお前はダメなんじゃん!選り好みしてるじゃん!」
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玄関からガサゴソと音がしたので、外を見ると、ポストに本が届いていた。足早に部屋へと戻り、急いで包装のダンボール紙を破く。内容は先日Amazonで注文した、推しが書いた本だった。ああ、ついに届いてしまったのか。急に体温が上がったように身体が熱くなる。
嬉しいのだけと、むず痒くて恥ずかしくて、思わず顔を背けた。本を持つ手のひらから汗が、じわりじわり滲んでくる。片目だけ開いて、湿った手で恐る恐る、ちょっとだけ本を開く。推しの名前が書いてあるのが目に飛び込む。
これは驚いた。心臓に悪い。
夏のプールで、足先から徐々に慣らしていくように、私は自分の身体に、推しの文章を徐々に慣らしていく必要があった。
少しずつ本を開いていく。推しが書いた文章が目に入る。ああ、ついに推しが書いた本を買った挙句に読んでしまったのだ、という実感が身体を襲う。また体温が上がった。
共著の方が実践的な内容を書いているのに対して、推しは理論的なことを書いていた。一般向けに書かれた本とはいえ、失礼ながら熱心に勉強していない分野なので、私には難しい。読み込むには時間がかかる。
残念ながら私は、頭が良くないため、文章の善し悪しが分からない。ただ、推しの文章は読む時に引っかからず、つるつると読めた。不思議な感覚。この表現が正しいか分からないが、音が綺麗だな、と感じた。
笹の葉が風にそよいでサラサラというようで、気持ちが良い。不思議と推しの優しかった人柄を思い出す。最終的には推しに頭を撫でられているような、暖かくも恥ずかしい気持ちになってきた。
今日は推しの本をベッドに置いて、一緒に添い寝しよう。正直、推しとの性行為を想像するよりイケナイことをしている気分になってきた……。
厳密にはそんなに経ってないけどフェイクってことで。
思い出話を読んでほしい。
当時はまだ「パパ活」なんて言葉はなくて、デートクラブとか交際クラブとかそんな言い方が普通だった気がする。
わたしにその世界を教えてくれたのはAVにも出演経験ありの年上お姉さん。時間があってカフェでお茶してるときに「あたし、パパがいるんだよねえ」と突然切り出された。
聞くとおじいちゃんと食事に行き、そのあとホテルに行って添い寝(高齢者だから勃たない)して5万円もらって朝帰るとのこと。
食事だけでも1万円くらいもらえるよ!あなたは可愛いからおじさんウケするよ!とそそのかされてその日のうちに交際クラブに連絡し次の週に面接?に行くことになった。
面接は恵比寿の普通のマンションみたいなところで、3人くらいいるスタッフはみんな女性だった。
「他のクラブ登録とかしてます?パパはたくさんいた方がいいですよ〜」とか言われたのを覚えてる。
②男性会員が会いたいと思った子をクラブに連絡。日程や場所などこちらに伝えられるものは全てクラブ経由。会うまでは連絡先や名前なども知らない。
③たいていホテルのロビーなどで待ち合わせ。本人確認のために電話かけるのが必須。
男性会員にランク(入会金とか年会費が変わる)があるように女の子にもランクがあった気がする。当時から風俗嬢とかモデルとか今普通にテレビでてる女優とかいたみたい。逆にそういう子の方が多くて普通の大学生・OLは珍しいみたいな風潮もあったな。
私がクラブに入ったことで年上のおねえさんには5,000円が入ったみたい。あとで奢ってくれた。
今は女の子が飽和状態でそんな友達紹介キャンペーンありえないよ。
英会話ができたから日本に住んでる外国人と会うことも多かった。
そのときに来るクラブからのメールは「日本語の会話問題ありません。安心してください」とか「日本語は片言です。いけますか?」みたいな感じだったのをよく覚えてる。
ちょっと前に、夜テレビ観てたら経済系の有識者として私がよく上野あたりで会ってたオジサンが出てて笑った。日本語堪能なくせに金払いが悪くて私が連絡無視し続けたら突然英語で謝罪してきたな。お手当のこと「Otoshidama」って言うから最初何かわからなかった。
まあ色んな人がいたよ。でも今の方がケチなオジサンが増えたんじゃないかな。入会金◯◯万円、年会費◯◯万円なんて払わずにライトなアプリでヤれる女の子探せるしね。女の子も手っ取り早くお金が欲しいのか2万円くらいでホテル行くみたいだし。
一般的にそういうことに縁遠い低所得なオジサンまで「パパ活」って言葉を使いだしたから私はもう引退。クラブも数年前に辞めたし、パパ活アプリも全て消した。