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はてなキーワード: 正論とは

2017-11-04

発言ポイント

発言ポイントという制度は、けっして生徒を救済する制度ではなく、あくまで従来の講義型授業を補強するだけのものである。なぜなら、講義型の授業というもの先生の中に正解があり、それに共鳴できる一部の生徒のみに回答権があり、その反対側にはずっと発言ができない生徒もいるということである。概して、そのような回答ができる生徒というのは、きちんと復習をしており、テストで救済される必要がない人たちだ。その点で、この制度は役立たないものである

このようなことを書くと、「こちらには理解してもらうための準備はできている」のだからそれについてこれないなら無理だろうといった趣旨だとか、「全員を合格させるための授業ではない」や、「大学生の本分は勉強なのだから、きちんと復習するべきである」などのある意味では正論の答えが返ってくるのだろう。どうせ戯言に過ぎないのだ。

2017-11-03

anond:20171103212038

正論の話はしていない。

小説に出てくるキャラクターみたいな物言いしてくるね。

君の主張は正しい。

だが、それを肯定として解釈して山口組必要だーって思っている奴が出てきているってことを、

忘れないでほしい。

それだけー

人を正論糾弾する快感について

SNSネット論客してた時期があったんだけどさ、相手が逃れられない正論を叩きつけるのってすごい気持ちいいよね

はっきり言ってセックスより気持ちいい

この中毒性に気づいてあんまりそういう話題には触れないようにしてた

余裕のない相手整合性のない意見の粗をきっちり炙り出した上で実現性考慮しない正論を打ち込んだ上でさり気なく人格否定で締める

これがマジで至上の快楽なんだけどはっきり言えないが自分を蝕んでしまう気がする

2017-11-01

https://anond.hatelabo.jp/20171101010210

欧米とかだと、逆に日本人が「この人おかしい」と思う少数派になるんだよね

宗教観の違いか

自分を傷つけようとするものを愛するべきっていうのが向こうは正論から

2017-10-31

産んでほしいなんて頼んでない

子が親にこう言うのは、タブーであると誰もがいつの間にか学ぶものではあるのだけど

自分もこう言いたかったときはあるし、今考えても実際頼んでないのだから全くの正論であると思う

生きることはつらいことである

2017-10-29

anond:20171029121452

雑誌正論」なんか「核戦争に備えよ!」とか言ってるから

放射能が来る!よりよっぽどヤバイと思うんだがw

2017-10-27

社畜奴隷呼ばわりして悦に入れる時代は終わった。

ネット上などのそれらの言説が自分を救ってくれることはないと理解され始めているからだ。

彼らの正論から紡がれる力強く美しい世界自分を救ってくれないんだと骨身に染み始めている。

あいつらは俺たち奴隷のために本気で何かする気などなく、汚泥の飛沫届かない橋の上からもがかなきゃお前ら沈むだけだぞと正しい自分に酔ってるだけだと、そうとしか思えなくなってきている。

冷静に考えればこの落ちぶれていく日本の中で、ろくにとりえもない人間時間をかけてズッポリと嵌ってしまたこ境遇から、今より沈まないだけで精一杯の泥沼から、より良い方向に抜け出せるわけがないのだ。

ならば橋の上を見上げて首を痛めるよりも、同じ汚泥のなかでパンを恵んでくれる人たちとともに支えあって今をできる限り充実させて生きる方がましだ。

俺は夢想する。いつかあの橋の上のやつらの顔面をひっつかんでうちのトイレに突っ込んでやりたいと。本当にこれはワクワクする想像だ。

俺みたいなやつらが吹き溜まり、その結果生まれたのがトランプではないだろうか。

早く彼のような存在日本に生まれてくれることを望んでいる、たとえ自分がより不幸になったとしても、橋の上のやつらを苦しめられるならその方がうれしいのだ。

これは皮肉強がりではなく、心の奥の奥から純粋気持ちだ。橋の上からでは理解できないだろうけどな。

anond:20171027132434

いるんじゃない

いないと思うほうが不思議

いても書き込むとは限らないけどな

叩かれる覚悟正論以外を書き込む度胸があるかどうかは別問題

anond:20171027123806

まったく正論だし、本来的にはその方が平等なやり方だよ。

でも日本戦後から労働市場ではベースアップを前提にした社会構造ができているのでそれが大きく崩れるよね。

正社員非正規雇用の線引きが全くなくなるとなると、新卒社員と50〜60代で全く同じ給与ということもざらになる。

すでにそういうことは起こっているかキモおっさんかいう話も出てくる。

話が大きくなりすぎたけど、自民党経団連が進めている施策のものの通りに世の中が動いているということは考えておいた方がよいような気がして書きました。

2017-10-25

anond:20171025104527

正論か?

そもそも時系列がごちゃごちゃだろ

見た結果、嫌なおもいしたんであって

嫌ならって条件が最初にくる時点でおかしいだろ

それに嫌な内容に明らかに不正義があれば、それを批判するのは当然であってスルーするなんて方がおかし

差別を見るのが嫌なら、見ないでスルーしろってか?

どの角度から見てもおかし言葉だと思うけどね

2017-10-23

日産の件って氷山の一角だろ

法律違反とかどうかわわからんけど、社内規定が守れてないとか心当たりがありすぎる。

最近コンプライアンスだか標準化?、国際的安全要求の高まりかいろいろルールできすぎ。

ちょっとなんかするとすぐ文書つくれ、エビデンス残せ、承認して組織として責任持つ形にしろ、前工程文書承認降りてから作業しろ

とかそんなのばっか。

正論なのはわかるけど、

いちいち文書なんか作ってたら仕事終わらなくて帰れないし。

承認する人出張いっちゃって中々承認おりないし、ぶっちゃけ日付操作してハンコ押してくださいって頼むことが多い。

工程逆転もしょっちゅうだってあり得ないタイミング仕様変更入るし。

知らんがな。下請法はどうなってるんだろう。こんなタイミング仕様変更受け付けなければいいのに。

本来作るべきタイミング文書作れてなくて、後づけて体裁整えるために文書作るとかよくあるわ。

いろいろ社内規定が守れてないことに心当たりがあるんだけど、

社内規定が本当に社内だけの規格なのか、法律標準規格根拠にしてる社内規格なのか把握しきれてない。

外部監査入ったら、うちの会社ヤバイかもしれんなー

2017-10-22

anond:20171022123621

イキイキ働くパパママ努力して経済的地位を勝ち取ったのだから

その他大勢人間経済的序列に従って彼ら彼女らに奉仕すべき。

これは全く差別的要素のない正論

2017-10-21

anond:20171021172856

家庭円満ではなくても、離婚したら自分の稼ぎだけでは子供を食わせられない上に母子家庭として差別されるから、と

我慢する嫁が多いから表向きは問題にならんからなあ

んでその夫の方は、うちの嫁は働き者で俺を愛していて幸せと呑気に思ってたりして

(女が自分の為に苦労してる=俺への愛の証、と考える男って多いよね、

母さんが夜なべして手袋編むのを母の愛と感じる構図と一緒

こういう男に手袋なんざ100均でも売ってるだろ労力と毛糸代考えたらそれ買う方がずっと得だろという正論通用しない)

まあそういうのは将来的に熟年離婚になる確率は高そうだが

んでそういう先達を見て来た若い世代の女が非婚化・選択子無し化した結果が少子化

2017-10-19

どうして世の中はつまらなくなったのか?

最近、何かにつけ、友人たちと話していても、「今の世の中はつまらない」「テレビを見てもネットを見ても音楽を聴いても、もちろん政治経済にしても、全く何をやっても、面白い話題面白いコンテンツが何処にもない」という話が増えた。

誰と話をしても、驚くほどそんな声ばかりが聞こえてくる。

しかしそれにしても、じゃあどうしてこんなに今の世の中は、何もかもがつまらなくなったのか、何故みんなそう思うのか、みんな一様に「つまらない、面白くない」と言うが、それは単に我々が年を食って老害化してきたせいではないのか、そもそも本当に今の世の中はつまらないものばかりなのか、じゃあ逆に昔はそこまで面白いものばかりだったのか・・・

そんなことを考えているうちに、ふと考えついた。

何故そんなことになったのかと理由を考えてみるに、それは、

「『弱い者が強いものを、あの手この手でやり込める』という空気がすっかり廃れてしまったせいではないか

ということに、ふと考えが至ったのだ。

「反骨精神」と言えば少し大げさかも知れない。

自分たち子どもの頃はまだ、

「口先では立派な正論を言い、権威を振りかざして弱い者に押し付けながら、裏では卑劣なことや不正、悪いことを平然と行う、そんな偉くて強い者を、弱い者が反抗してやっつけようじゃないか

という空気や風潮が、それなりにあったような気がする。

決して昔でもそのような風潮が強かったわけではない(むしろ圧倒的少数派だったと思う)けど、いつのからか、それがどんどん少なくなっていった。

そして今は何処を見渡しても、

「強い者が弱い者に、権威と力を振りかざしてもっともらしい正論上から目線で押しつける」

「強い者は正しい。偉い者は何をやってもいい。弱い者は悪い。何をやっても許してもらえない。悔しかったら強くなれ」

「強い者が弱者面をして、『弱者こそが権威を振りかざし押しつけている悪い奴らなのです!』と主張する」

「弱い者は強い者には逆らえない。弱い者は団結できない。何をやっても無駄。あきらめるしかない。という諦念ばかりをひたすら説く」

「強い者は何をやっても勝つ。弱い者は何をやっても勝てない」

という風潮ばかりが強くなっていった。

ネットもそう、テレビもそう、スポーツもそう、他のいろいろな文化もそう、そして政治経済世界もそうなってしまった。

「強い者が弱い者に、あの手この手でやり込められる」という光景を、フィクションの中も含めて、自分はもう何年も長いこと見ていないような気がする。

なるほど、これでは世の中が面白くなるはずもない。

2017-10-18

正論言及したら、トピ増田がそれすぐ消して逃げ、

似たようなトピをまた同じトピ増田が書くんだよね~。

言及の初回ってそのトピ増田のサブじゃないのかと思ってる。

2017-10-17

私は教育という投資について考えたい。

私は教育という投資について考えたい。

投資は余剰資本によって行われるべきである。この一般論異論を挟む余地はないように思われる。しかし持たざる個人にとってこのような正論は役に立たない。はたして、余剰資本を持たない貧乏人は投資に参加すべきではないのか?ここで、この国において貧富の差を問わず参加の権利を認められている投資活動について考えたい。教育である

教育とは投資である教育投資における余剰資本を考えよう。たとえば金銭的、血統的、文化的資本が考えられるだろう。実家の太さはこれらを包含する象徴的な資本の例である。持てる個人にとっては、これらを余剰資本として子の教育投資に用いることができる。これは論を待たない。では持たざる個人にとっての教育投資不可能なのだろうか?

ここで教育投資が持つ独特の構造に注目したい。種々の投資の中で教育投資を特徴づけるものは何か?受益者負担者が異なるという点であるしかしながら、これらが一致するような教育投資不可能ではない、と私は信じたい。受益者たる本人が同時に負担者となる場合を考えるのだ。負担できる資本を持たない個人は如何にしてこの投資ゲームへ参加すればよいのか?残念ながら諦めることもその1つである。いわゆる「地方」においては極めて一般的選択の一つである

持たざる個人ー自らに教育投資を行おうとする者ーの戦略は、どこかでこの持てる者の手続きに割り込むことにある。たとえば宝くじを当てて金銭資本を獲得することができる。たとえば独学ー負担者によらず受益者自らが負担を負う覚悟責任をもった自己教育ーを実践することができる。たとえばはじめから優秀に生まれつくこと(これは定義により天才であるとする)ができる。どれも極めて厳しい道である近代日本では、身分可能性として開放されたが、階層は依然としてゆるやかに固定されているのだ。

ここで資本としての「優秀さ」を考えてみたい。優秀さは高い給料、良い職場人間関係、豊かな教養などの形で資本へと交換することができる。通常、これらの資本は子への教育投資となる。しかし、優秀さは自分自身への教育投資資本とすることもできるのだ。就業前の学生においては、通常の優秀さではなく、「際立った」優秀さはこのような異なる価値を持つことを主張したい。際立った優秀さは給付金サイドビジネスと言った形で金銭資本時間的資本へと換金が可能である。これを元手に自己への教育投資を行うことができる。

ひとたび優秀さを手に入れることで、持てる者と同じ正のスパイラルへと入ることができる。むしろその後天的経験は強みですらある可能性がある。しかしながらこのような、負担者と受益者が一になるような自己教育を、戦略的に発生させることは可能だろうか。どのような制度設計が、このような自己駆動的な自己教育を誘発することができるだろうか。

結局は自分が気に入らないからって理由なんだよね

パチンコ屋←クズの集まりギャンブル中毒者が集まる場所から潰れろ!

パチンコファン「潰れる必要ねーだろ。人の娯楽潰そうとすんなよ」

ソシャゲキモオタの集まりガチャ中毒者が集まる場所から潰れろ

パチンコファンソシャゲだって娯楽だろ、俺らの娯楽にケチつけんなよ」

ソシャゲプレイヤー「は?パチンコが娯楽とかwwww」

だが、どちらも娯楽である

なのに、ソシャゲプレイヤー自分を棚に上げて他人の娯楽を潰そうとする。

要は気に入らないって理由で潰そうとしてるんだね。

一般人あいつら無駄な金使って、無駄な争いして、何が楽しいの?」

一般人は違う意味で素直に正論を吐くことがある。

娯楽という考えであれば、どちらも同じなのにね。

金が北に流れるとか言ってるけど、ソシャゲもお隣に流れるゲームもあるのに

なぜか一方的な考えしかしてないから変なんだよ。

どっちもやってないから言うけど、どちらも娯楽で、どちらも金の流れは日本に限らず流れるし、どちらの争いも無駄

下手をすれば、今のパチンコで金を消費する人たちよりもソシャゲの方が金を投資するユーザーがいるでしょ。

あれだこれだ、建前を言わないで「お前らが気に入らないから潰れれば良い」って言ったほうが清々しい気がするけど。

どっちも遊ばない人からすると

「どちらもクズみたいな存在です」

2017-10-12

anond:20171012115638

あ、情景を想像描写たかっただけなんだ。

正論だったということと、推定します。ありがとう

2017-10-11

anond:20171011145359

内村スカッジャパンって番組で、毎週そういうのやってるみたいだけど、クレーマーにビシっと正論を言って相手を黙らせるとか嘘マツだろって思うわ。

リアルでやったら、クレーマーのほうが更に屁理屈を繰り出してよけい揉めるパターン

2017-10-07

Wantedlyにご用心

転職活動の合間に、何とはなしにWantedly登録してみた。

プロフィールがうまくまとまらないまま、気になる会社10社ほどラブコールを送ったけど返事が来たのは1社。

うん、興味あるかないかをはっきりさせてくれてて好き。

それとは別にスカウト機能があり、そこでベンチャー企業に「ぜひ一度遊びに来てください!!」と声がかけられた。

「では遊びに行きますね!!(実際はもっと丁寧な返事)」と返し、会社の話を聞きに行くのをメインと思ってアポを取った。

当日、行ってみると、会社の話を聞くのはそっちのけで面接スタート

志望動機を言い(本当はここで話を聞いてから考えるつもりだったのに…)、スカウトメールではセールス担当で話が来ていたので、それでやってみたいと話した。

それから一方的なお説教タイム

「前職から逃げたわけか」

「まず、印象が悪いか営業なんて絶対無理

「俺は経営者から何人も人を見てきたけど、お前は社会を舐めている」

そもそも他の面接も通らないんじゃないの?」

非常に驚いた。腹は立ったが、キレる気はしなかった。私に興味を持ってる体で連絡をもらったのに怒涛のダメ出しの嵐で皮肉の一つも浮かばなかった。

結局、反論する気力も湧かず、「そうですね」と相槌を打ち、そのうち「お帰りください」と言われたので開始5分で早々と切り上げた。

反論するも何も、正論だったので(でも面接はそこそこ通ってる)、言われた内容自体に対しての憤りはない。今後の転職活動に活きる場面もあるだろう。

しかし、呼び出されて、道に迷いながら、看板のかかってないオフィスまでたどり着くという時間と体力の浪費をしたにも関わらずサンドバックにされたのには納得がいかない。

経営者様は低学歴で何もスキルを持っていない人間を呼び出して憂さ晴らしをするのが趣味なのだろうか。

もし自分がもう少しこの会社をきちんと調べていればこのようなことにはなっていなかったかもしれないので、その点は反省をしている。

(少し言い訳をさせてもらうと、ベンチャー企業に話を聞きに行くというのが初めてだったので、浮かれてしまっていたのだ)

面白いSNSだと思って浮かれてしまっていたことがはっきり分かった。怪しいものにはすぐ飛びつかず、気を付けて使っていこう。

…煮え切らないので、もうちょっとぐちぐち言う。

会社ビル看板がないのを「周りと同じ普通なことをしても仕方ない」(by経営者)として敢えて付けていないそうだが、普通に困った。

けれどエレベーターにはその会社だけテプラ名前をぴらっと貼っていて、非常に貧相で面白かった。

許せないのは、その会社音楽事業をやっていることだろう。しかもちょくちょく炎上してるし。

私は中途半端アマチュアプレイヤーだが、あまり音楽を舐めないでいただきたいな。

https://anond.hatelabo.jp/20171007004248

書かれてることは胸がすくほどに正論なんだけど

顔の見えない相手とのその場限りのネットでの議論にそこまでするリターンってあんまりないような

2017-10-04

炎尾燃のいない燃えよペンであり、テラさんのいないまんが道だった印象

救いがねえ。

やっぱこうブラック産業を描く以上は、その業界が纏う閉塞感のある空気をぶち壊してくれる何かが必要なんだ。

何ていうか、この世界コントールしているのは主人公たちなんだと信じさせてくれる力が。

炎尾燃テラさん編集者世間空気には3:7ぐらいで負けてるけど、それでも3割ぐらいまでは押し込んでくれる。

それがないとやっぱキツいぜ。

つの間にか周りの空気の側が主人公補正に対して譲歩してくれるようじゃ駄目なんだ。

俺達のルール押し付けてくれる俺達の旗印がいないと駄目だわ。

SHIROBAKOとか今考えるとそういうキャラの集まりだったな。

大部分のキャラエゴ正論が混ぜ合わさったものをぶつけ合いながら描かれてた。

受け身なだけじゃ駄目なんだよ。

なんのアニメの話だったのか、何となく分かってくれるようにしようとしたのに誰にも伝わりそうもないな。

オタク特有の過剰な集団心理暴走も大概ですよ

anond:20171003201918

増田のように自分卑下し過ぎる必要は無いが、男オタク特有の過剰なネット弁慶ぶりが女性声優へのセクハラ誹謗中傷や、コミケエロ紙袋エロゲTシャツなどの猥褻グッズ類を堂々と公衆面前でひけらかす迷惑行動にも繋がってるので、羨むこたーない。

彼らの脳内では「常識非常識」「多数派と少数派」が逆転してて単に自分達がネットでは多数派だと妄想してる状態から本質的には増田と同じように他人の目を気にする小心者である事には変わりないんだよ。

厄介男オタクのあれは「誰がなんと言おうと堂々と己をさらけ出す心意気(笑)」ではなく、ネット多数派状態に物を言わせた集団心理暴走で大概が人間として終了して手遅れ状態

キモいと思われても1人でもそれを貫く信念」というカッコいいものではなく、ネットは男オタクのもので、ネットでは自分達が絶対的マジョリティだと思い込んでるからやってるの。

たまに一般人正論迷惑がっても、ツイートスクショして晒して男オタク仲間同士で凸して攻撃してアカウント削除に追い込んで楽しむ陰湿まりない集団いるからね。(例:野獣の日で暴れた淫夢厨)

増田気持ちわからんでもないんだが、「あれは人としてまずいから表に出すべきでない」という感覚を完全に失ってしまったらオタクとしてはいよいよ終了なので、増田自分の自制心を肯定しつつバランス模索して欲しい。

[] #38-2「危ないアニメ

≪ 前

そうして、とある描写が物議を醸す。

主人公たちの使う武器凶器子供が真似すると危険だと苦情が来たのだ。

父たちはその対応におわれていた。

「『私はヴァリオリが好きです。だが、ああ、なんてことだ。登場人物たちが凶器を持っている。青少年健全な成長を妨げる。これはよくないことだ』とのことです」

同僚のフォンさんが苦情内容の一部を読み上げる。

監督シューゴさんは鼻で笑った。

一見すると尤もらしいことを並べてはいるが、その実は抽象的なテーマに対して恣意的判断を下しているに過ぎないことは見え見えだったからだ。

「いつも通りの、杓子定規意見だ」

とはいえ、これも“一つの立派な批判”です」

それでも厄介なのが、このテーマについて知らない人間からすれば“それっぽい”と思える程度のレトリックは使われていることだ。

「的確ではないが間違ってはいない」要素を抽出し、それを根拠自分の主張と織り交ぜてロジカルに語れば、いちゃもんは“一つの立派な批判”になる。

無視したいのに無視するわけにもいかない、非常に目障りな存在となるわけだ。

「そうだな。言論のもの自由だ。そして、その内容をオレがどう解釈するかも、な」

「して、結論は?」

「その意見自身の好悪の問題善悪混同している。それを正論に摩り替えて、意見押し付けてくるばかりの頭でっかちな輩だ」

シューゴさんの吐く毒がいつにも増して強い。

とあるごとにこういった“ご意見”がきていたためウンザリしていたからだ。

彼のストレス悪態は日々増すばかりだった。

「まあ、いつもどおり“前向きに検討”しておけばいいんじゃねえの?」

社会における“検討”というものは、得てして結論とはさして関係がないことは周知の事実だ。

シューゴさんの立場から見れば、その意見いくら論理的に見えても、そもそもの“目的”が同意しかねるものなのだ

その意見を「一つの批判」として了承し、真面目に取り合うこと自体が思う壺だと判断したのだろう。

そうして、今回もシューゴさんたちはスルーを決め込むつもりだった。

だが、やや神経症気味なフォンさんは疲弊していた。

「それが……今回は随分と大事になりかけていて、非常に面倒な状態に。“上”の数名からも『ウゼェから何とかしろ』とお達しが」

「は~ん……」

フォンさんの濁しつつも含みのある言い方に、シューゴさんは何となく察したらしい。

この時期、裏では『ヴァリオリ』の表現問題だと思っている人間たちが徒党を組んで、親会社に直訴していたのだ。

それに耐えかねた会社代表は、とうとう父たちのスタジオ通達を出したのである

「不服ではありますが、こうなるとガン無視というわけにもいきませんね……」

「そうですよ。それに一番困るのは、そんな理由で親が子供たちにアニメのものを見せないようにすることです」

「“子供のことも考えて”か。そのセリフを言うのはいだって一部の大人だよな」

しか子供を盾にされると、さすがのシューゴさんもバツが悪い。

シューゴさんの両親は厳格な人物で、そのため彼は少年時代を娯楽に飢えて過ごさざるを得なかった。

その経験から、親の理想子供犠牲になることほど悲しいものはないと思っていたのだ。

「……ちっ、分かったよ。もめ事が起こると疲れるだけだから、とりあえず従っておくか」

それは納得したわけではない、消極的判断だった。

シューゴさんは作り手として、多少の批判を恐れていてはモノ作りなんてできないと考えていた。

それを汲み取りたい気持ちは父やフォンさんにもあったが、上の声が大きくなったとき無視はいかないのが企業の常だ。

大人しく従ってくれるシューゴさんにホッとしたと同時に、彼の鬱屈とした想いが手に取るように分かることもあって父は複雑な気持ちだったらしい。

「では早速対応……と行きたい所ですが、スケジュール的に数話分の大幅な修正はもう無理ですね」

「そうですね。なのでオープニングの前に、ひとまず“あのカット”を挟みましょう」

「うげえ……“アレ”かよ」

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