救いがねえ。
やっぱこうブラック産業を描く以上は、その業界が纏う閉塞感のある空気をぶち壊してくれる何かが必要なんだ。
何ていうか、この世界をコントールしているのは主人公たちなんだと信じさせてくれる力が。
炎尾燃もテラさんも編集者や世間の空気には3:7ぐらいで負けてるけど、それでも3割ぐらいまでは押し込んでくれる。
それがないとやっぱキツいぜ。
いつの間にか周りの空気の側が主人公補正に対して譲歩してくれるようじゃ駄目なんだ。
俺達のルールを押し付けてくれる俺達の旗印がいないと駄目だわ。
SHIROBAKOとか今考えるとそういうキャラの集まりだったな。
大部分のキャラがエゴと正論が混ぜ合わさったものをぶつけ合いながら描かれてた。
受け身なだけじゃ駄目なんだよ。
なんのあにめだよ