発言ポイントという制度は、けっして生徒を救済する制度ではなく、あくまで従来の講義型授業を補強するだけのものである。なぜなら、講義型の授業というものは先生の中に正解があり、それに共鳴できる一部の生徒のみに回答権があり、その反対側にはずっと発言ができない生徒もいるということである。概して、そのような回答ができる生徒というのは、きちんと復習をしており、テストで救済される必要がない人たちだ。その点で、この制度は役立たないものである。
このようなことを書くと、「こちらには理解してもらうための準備はできている」のだからそれについてこれないなら無理だろうといった趣旨だとか、「全員を合格させるための授業ではない」や、「大学生の本分は勉強なのだから、きちんと復習するべきである」などのある意味では正論の答えが返ってくるのだろう。どうせ戯言に過ぎないのだ。
おかしいなあ