「作家」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 作家とは

2024-06-15

女性」を書けないなろう作家が多すぎる

あるいは、なろう作家限定したことではないかもしれませんが。


なろう小説を3桁ほど読ませてもらいましたが、話の巧拙に関わらず共通点が一つ。

それは女性描写の少なさ。あまりに少ないもので、ひとしきり笑ってしまいました。

かに作中に女性キャラは登場しますが、決して彼女たちは「女性」として扱われていません。

最初キャラクター紹介で雑な外見設定を付けられ、あとは大抵が主人公の妾になるだけ。

いくら女性とのお付き合いが日々の中でないからって、自分理想を書いているからって、

流石に薄っぺらすぎて、悲しくなってきます


今の若者は「女性」を本当に書けません。外見も、内面も。

そして書くことが苦手なので、どんどん女性描写が減っていく。思考単一化していく。

これってもはや女性差別じゃありませんか???

その様な本を若者たちに読ませたら、ああどうなることやら。考えたくもありません。


お色気・破廉恥さに拠らなくても彼女たちは描写できるはずです。思考内面を文に落とし込めるはずです。

巨乳主人公ベタボレで優しくて才女で……ほとほと繰り返される安易女性描写には辟易しました。

女性」は自分で熟慮し、行動でき、なおかつ確固たる意見を発現できる、そういうものだと認識しています

もっとも、今あげたのは女性の一部要素であり、他にも長所はたくさんあるのですが!)

……頼みますからもっと質感的な、深みのある「女性」を書いてください。

女性」を書くことを忌避しているうちは、到底真の作家にはなれませんよ?


貴方達が変わり、成長できることを、そしていつかちゃんとした「女性」を書けることを、心から願っています

anond:20240615075705

商業誌のこと言ってるとしたら

商業誌で一番大事なのはお金になるかどうか

から人気でなさそうなキャラ描かないからと言って

作家は我々を無視してるとかいうても

同人誌ならカスみたいなモブ男が主役張ってるやつ

女性が描いてるのでもあるよ結構

anond:20240615073036

増田一言も「男性作家弱者女性を描いている」とは書いていないのに、なにが「てゆーか」なのか

anond:20240614213954

後半の雑草のくだりから見るにこの増田の言いたいことは

女性弱者男性のことが見えてない」

って感じがする

 

作家作品を通して言いたいことを仮託してる

 

だとしたら答えは「その通り。見えてない」

 

まぁ女性弱者男性のことが見えてないように

男性弱者女性のことが見えてないし

そもそも一般人普段弱者ことなんて見えてないし考えてない

 

ネットだと被害者意識の強い人たちがかわいそうランキングに乗ろうと日々大声で叫んでるけど

世の中はそりゃ基本的弱者なんていないものとして進んでるしなぁ

anond:20240615071745

そうかも。

つかわりと作家性別関係なく社会的弱者くさいキャラクターはみんなブサでバカ

いや違うなブサでバカなのが社会的弱そんなこと言ったらダメだろごめんなさいもうどう決着すればいいんやこれ。

anond:20240614213954

書かれてるよね?

しろちびまる子とか見ても、スピンオフも描かれた人気キャラの永沢藤木ハマジ小杉山田山根丸尾弱者男性キャラが多彩なのに比べて、弱者女性キャラがだいたい性格悪くて単一だなぁと思う。

少年アシベの作者さんもよく書いてる、アニメ少年アシベにも「もてないおじさん」って回があった。ここだけのふたりのボクちゃんとかもろに増田にもよくいる弱者男性そのまま書いてると思う。

凪のお暇とか、銀の匙とか、結構しっかりキャラとして描いてる作家は多いけど、てゆーか男性作家で人気の弱者女性キャラ主役にスピンオフ展開してるような方は一人でもいる?

オタク見ても女=すぐ結婚できるいくらでも男選べるみたいに完全にもてない女は女の範囲から消し去ってる言動が多く感じるが。

anond:20240614213954

そういうこともあるだろうか…って読んでたけど、弱者男性対義語が「美人ではない女性」と書いてあるのを見て、増田弱者女性に対する認識ちょっと甘いな?と思いました。

自分から見てより遠い存在である異性に対して想像力が及ばなくなることは誰にでもあることかもしれませんね。

かにブギウギではお金に困ってスズ子からお金をせびろうとした小田島をその子共々家に雇い入れるというような描写もありましたね。

他にもアホのおっちゃんやゴンベエ、おミネなど性別わず様々な社会的弱者が登場しました。

そういう人々に希望を与えた歌手というテーマだったので特に描かれたというようなこともあるかもしれませんね。

虎に翼で言うと、よねの父はかなりそれに近い立場男性なのではと思います。よねの回想の中でしか出てきませんが。

あと他の人も言っていますが優三さんも比較的。彼も早くに両親をなくし昼間働きながら苦学生をやっていましたが夢叶わずでしたね。

あと花岡特殊ではありますが、彼の性格なのか環境なのか他人に弱さを見せて適切に助けを求めたり自分に折り合いをつけることのできなかった不器用なところなど、何か弱者男性と通じるものはあるように思います

しか花岡描写についてはなんとなく唐突というか、大学時代花岡にそういう伏線特になかったような…実際の事件を織り込むのに突然花岡が引っ張り出されたような印象は否めませんでしたが。

それについては轟の突然のアウティングも、そんな感じあったっけ…?よねエスパーすぎんか?と私は思いました。まあ余談ですが。

弱者男性をよく描いた作品でまず思い出すのは芥川龍之介太宰治ですね。

女流作家では樋口一葉もっとも当時は多くの人が生活に困っていたでしょうから、何を描いてもそのうちの誰が真の社会的弱者であるのか?という定義も難しいものなのかもしれませんが。

あとは向田邦子幸田文あたりも男女問わず様々な社会的弱者が登場します。

私もそれほど詳しくはないのですが…

漫画ラノベもよろしいですが、昔の文学などもたまには手にとってみられるのはいかがでしょうか?

ああでも最近のものでも蛇にピアスなど男女ともに社会的弱者のような人しかでてこないような作品も…彼らを社会的弱者と言ってはならないような気もしますが…

なるほど現代弱者男性をこれこれこういうものであると具体的に示すことは個人名誉毀損しかねないのでポリコレ的に難しい、というのはあるのかもしれませんね。

anond:20240614213954

ドラクエを例に出すけど

はいろんな様々な体型さまざまな年齢タイプがいるのに

女は(男が思う)絶世期の女しか出てこない

しかも美形だけ

男の作家作品だって弱者女性なんか出てこない

 

たとえば、30-40代、50-60代の女性

 

さまざまな年齢体型、非婚未婚ブスブサイク天才凡才含めたありとあらゆるタイプ女性が出てくる男性作家作品ってあるかね

 

まっすー理屈でいうと男も

幼女美女以外この世には不要

それ以外の女は死んで欲しいと思ってるのが男ってことだな

女もそれを理解して正直だるいと思っており

1番ダメージ与える子供を産まないという仕返しをしているわけだが

2024-06-14

anond:20240614213954

誰か弱男が出てくるヒットした女性作家作品を1個で良いから挙げるんだ!そうすればこの増田に勝てる!!

えーっと、とりあえず、銀の匙って漫画になら1コマぐらい弱男が出てきてるんじゃない?知らんけど

anond:20240614172252

女性向けだとジャンル移動しても似たようなカプ描いてることが多いけど

男性向けだと美少女男の娘女装美少年スライドしたり巨乳の乳がどんどん肥大して顔の数倍ある奇形になってるとかが普通というかむしろ多数派なので

「前は好みの絵描いてた作家が今きついの描いてる」とか当たり前すぎてイチイチ気にしてられないというのもある

作者の性別は知りたい派なんだけどダメかな

俺は作者の性別を知りたい派なんだ。

なぜかって、俺は作品を通して作者を知りたいと思うタイプから

作者のことを知りたいんだから性別という情報が知りたいのは当然だろう。

から作者と作品は切って話せないと思ってる。

「作者と作品は別」という人がいるけど、俺は違うんだ。

ジョジョを読んで、荒木飛呂彦を知る。

ドラゴンボールを読んで、鳥山明を知る。

ワンピースを読んで、尾田栄一郎を知るんだ。

から性別大事

たとえば、女性としてこの漫画を書いてるんだとかい情報が、作品を読むにあたって重要情報となる。

から「先に性別教えてほしい!」って思う。

さないでほしい。

名前判別できるようにしてほしい。

でも最近作家さんは性別が分かりにくい名前にしがちだ。

からネットで調べたり、作風から予想するしかなくなる。

これって手間がかかるし、個人的には省きたいんだよね。

小説とかだったらこんなこと少ない気がするのに、漫画はなんで性別隠すんだろうなぁ。

なんか色々あるんだろうなぁ。残念

最恐の幽霊屋敷を読んだ!

多数の視点で語られる、最恐の幽霊屋敷真実とは…

現場に詳しそうな人から一般人まで。実話風に語られる恐怖体験はとても恐ろしい。一短編つのクオリティは良い!

https://kakuyomu.jp/works/16817330659537744304

カクヨムで読んで、続きが読みたい!と本書をゲットしてよんだ。

が、収束した先がイマイチ

壺の由来は語られないし、最後のおおオチにあの人を持ってくるなら、そいつをグーパンするためにキィさんが出てきてもいい気がするんだが…。

探偵役は他所から持ってこないで、亡くなってしまった霊能者により覚醒したライターとか、手前でなくなってしまったホラー作家を素直に探偵役に持ってきた方がよかったかなあ。

でもホラーとしてはとても良かった。怖かったよ!

#読書感想文

AIってすごいよねぇ

https://www.youtube.com/watch?v=VSxb4rnuZ5k

 

どういう仕組みでこういうものができるのか全く分からないけど

ミュージカル作家とかも生成AIに反対する会とかやっぱ作ってるんだろうか

セクシー田中さん原作者お気持ち表明繰り返すも永遠に脚本家に未伝達

推敲するとわかりづらくなってしまいそうなので、というコメント付きで「脚本懸念点について」というタイトルで本件原作者言葉通りそのまま Word文書にしたものメールで送ってきた。

その Word文書では、

オリジナルセリフやり取りが挟まっている点について、冗談とはいえ、ふつーに感じ悪いなと思ってしまう、一連のセリフの流れが意味不明、こ

んな短いシーンでも理論立てて説明できないキャラ言動の不一致が起こってしまう、他人ディスる言葉の扱い方と、文脈キャラ言動破綻が気になる、切り貼り挿入も前後意味が繋がっていない等と指摘のうえ、「原作があるうちは、失礼だと思いつつ事細かに指摘して修正してもらうことも可能だけど…オリジナル展開の 9話 10話で、収拾つかなくなっちゃうんじゃないかと、不安に感じてます。 」

記載されていた。この時、A 氏は、C 氏が今までは表現を柔らかく変えて本件原作者からの指摘を自分に送ってきていたことを認識した。

この Word文書の各指摘点については既にプロット修正済みであったこと、

本件脚本家に対しかなり厳しい表現であったため、A氏はこの Word文書は本件脚本家には共有しなかった。

しかし、コアメンバーに対し、本件原作者キャラクターがブレることについてコアメンバー

が思っているより、気にしているとの趣旨の話はしていた。

修正について」と題する本件原作者作成Word文書が添付されていた。内容は以下のとおりであった。


漫画ドラマ媒体が違うので、本当はドラマ用に上手にアレンジして頂くのがベストだって事は、私も良く理解してるんですよ。

(中略)

でも、ツッコミどころの多い辻褄の合わない改変がされるくらいなら、しっかり、原作通りの物を作って欲しい。

(中略)

これは私に限らずですが…

作品根底流れる大切なテーマを汲み取れない様な、キャラ破綻させる様な、安易な改変は、作家を傷つけます。悪気が全くないのは分かってるけれど、結果的に大きく傷つける。それはしっかり自覚しておいて欲しいです。

最終的に意にそぐわないモノが出来ても、多くの作家は公に文句が言えないです。莫大な数の役者さんスタッフさん達が、労力や時間を使って関わってくださってる事を知ってるので。その事に対しては、本当にとても感謝をしているので。なので、闇雲に原作を変えるな!と主張しているわけではなく、よりよいドラマになるように、自分を守るために、現段階で出来るベストを尽くし

ているつもりです。

宜しくお願い致します。

(2023 年 9 月 11 日、C 氏から原作者意見として A 氏に送付されてきた Word

文書より。)


C 氏は同メール中で、本件原作者書き下ろした 8~10話に関しては撮影の都合などの理由以外ではできるだけ改変しないでほしいというのがこちらの希望であると述べていた。このメールに対し、A氏はC 氏に電話をして原作ベースにして脚本として再構築する上で必要セリフ変更は発生する、今までどおり進めさせてほしい旨説明し、C 氏ももちろんわかっている旨回答した。

なお、これらの本件原作者意見については、A氏はコアメンバーに対してはそのまま伝えたものの、本件脚本家に対してはドラマ化について本件原作者の不満が高まっているという温度感のみ伝えた。

一方で本件脚本家は、8話のやりとりあ

たりから本件原作者の語調が強く、こだわりが強いという印象を抱き始めた。

アートのわかんなさ

なんか価値体系が共有できんのよな

表現されたもの意味性とか歴史約束事を踏まえて先作へ目配せしてあるとかそういうことは村上隆説明を皮切りにあれこれ読み聞きしてまあわかった

その後まあ若い作家の話聞いたりインスタやX見てると作る際の苦労や思惑や技術の方に注目してほしいよ的なコメントがまああって、ルックバック前後タツキがなんか言ってたあれもあるし気にするようにはなったんだけど、結局作品としての価値とか値打ちとか買わせる動機づけに直結しない感じがするんよな

どうやって買うものを選んだらいいのか尋ねても、インテリアみたいなもの、部屋とのバランスみたいな説明されて、そんな家具雑貨みたいなノリなのかよってギャップクラクラしてくるというか

そしたらブルーピリオドとかの内心のあらわれみたいな部分は価値に繋がってないんじゃないの?って気持ちになってしまうよな

工業製品となんも変わらんやないか

なのにオークションだなんだってやって、それを作家の側は揶揄したりしてるって、すごいしょーもなさを感じてくる

あの辺の価値体系をさっぱり掴めず納得できないままコレクターとか呼ばれるようになってるけどそんなん「チョロい顧客」以上の意味ないよね

ほんとアートわからん

マジわからん

2024-06-13

俺のオススメライトノベルベスト

3位 ライトノベル定義

あなたライトノベルと思うものライトノベルです。ただし、他人賛同を得られるとは限りません。」

ラノベの魅力というのはある種の時代性と限定性だと思うんですよね。

特定の時期の特定の界隈以外ではあまり評価されていないようなものほど、ラノベとしての良さがある。

時代を超えて評価される作品は単なる「名作文学」でしかなくて、それはライトとは呼べないと思うんですよ。

ライトノベル定義』なんてものは、どうせあと30年もして5chも滅んでしまったら皆忘れてしまうでしょう。

その昔、そんなネットミームがあったという思い出の中に消える。

この「思い出の中に消える」という部分こそがラノベラノベらしさだと思うわけです。

2位 アーサー王伝説

ある種の時代性と限定性とさっき言ったばかりなんですが、たとえば人類全体の中で感染症が途切れることなく飛び交い続けるかのようにいつも誰かが罹患している中二病があったとしたら、それは個々人の感覚では「アーサー王めっちゃ好きだった限定的な時代」として存在すると思うわけです。

人類の中にいつからかずっとアーサー王伝説存在するんですけど、それはいつの時代においても子供時代に憧れる英雄譚でしかなくて、大人になったらごく一部の人間を除けば自然卒業するような物語だったと思うわけです。

魔術師に導かれ伝説の剣を引き抜いた若き王、奇跡と魔術と剣と聖杯魔女陰謀、集う仲間、崩れ去る絆、誰もが一度は憧れるような殿堂入り中二ストーリー

ライトノベルの王と掲げても誰も文句は言わぬでしょう。

1位 ラノベレビューラノベ感想ラノベ考察ラノベ天狗

どれが一番好きとは言わないんですが、ラノベ本体は読後に読者が綴る怪文書だと思っております

ラノベというコンテンツで一番面白いのは読者なんですよ。

子供部屋に籠もって妄想たくましく自意識をこじらせた者たちが、インプリンティング効果ウェルテル効果電波ゆんゆんになって書き上げる承認欲求ダダ漏れレビュー

遊びの本を読んで、特に責任もないままに、勢いだけで一気に書き上げて、翌朝になって恥ずかしくなって消そうとするも、レビューいいねがついているので消さずに残す。

そういった諸々に宿る安易ジャンク薄っぺらさこそが最もライト文芸なわけです。

0位 あとがき

それを、作者がやると、マジで痛くて面白いんだなコレが。

俺はラノベあとがきから読むことにしてる。

あとがき大人しい作者のラノベアクセルが踏み切れてなくてつまらない。

あとがきから滲み出る中二病の濃さが、作家の才能を見極める最も端的なバロメーターなのです。

[][]阿修羅ガール

 舞城王太郎小説を読むのは初めてだった。ブックオフで著書がたくさん並んでいるのだから面白いのだろうと長年思っていた。それで、代表作であろう阿修羅ガールを読むことにしたのだ。

 面白かった。ただしそれは小説全体の中盤、具体的には第一部が終わるまでだったが。主人公アイコ)のキャラクターがしっかりと立っていて、貞操倫理観も欠如した主人公感情のままに刹那的かつ本能的に振る舞うのが一人称でまくしたてられていて、読んでいて心地よかった。

 ストーリーも着々と盛り上がっていき、今後の展開に目が離せなくなる。主人公と肉体関係を持った佐野失踪した理由は何か、アルマゲドン匿名掲示板で呼ばれる青少年暴動主人公が巻き込まれていきどうなっていくのだろうか、といった具合にである

 しかし、第二部が始まり芸能人政治家が何の脈絡もなく突然に登場してストーリーをひっかきまわしていくので、作者はヤケクソになったのではないかストーリー収束させるつもりは無いのだろうかと困惑する。私は、00年代初頭に2ちゃんねる上で流行したガクトスレ(『はっきり言って、ガクト気持ち悪いです。』URLhttp://news4u.blog51.fc2.com/blog-entry-1371.html )を連想した。作中の匿名掲示板2ちゃんねる元ネタなのは明らか)でのスラング再現ぶりからして、舞城王太郎ガクトスレに影響された可能性は高いと思われる。その後の展開でも第一部で描かれた丁寧な描写と打って変わって、リアリティの無い夢や妄想のような世界を大型文字を交えて描かれたり、突如主人公が変わって架空世界でのホラー調ストーリーファンタジー風に展開されたりと、メチャクチャな展開になっていく。例えるなら、リレー小説でそれぞれの作者が我を強く押し通して話を作り、落丁などをほったらかしにしたままに話をそのまま繋げたという感じだ。連載小説なら、設定やストーリーの根幹を軽視してその場の盛り上がりを重視するというのも分かるが、どうやらこの阿修羅ガールはそういう訳ではないらしい。

 そして、第三部では第二部でのハチャメチャな展開を無理やりにまとめるが、それまでの展開を夢オチとするも同然の扱いだった。そうでもしなければ、話を収束させられないから仕方がないけれども。とはいえ失踪した佐野に関するオチが全く無いのもどうかと思ったが。そして最後まで読んで、こんな小説が賞を受賞したのかと愕然としたが、三島由紀夫賞というのを目にして納得した。三島由紀夫の著書はまだ一作も読んだことがないけれども、WikipediaYouTube動画から読み取れる三島由紀夫人格を推測するに、思想の根幹が弱いわりに伊達人生を貫いた人という印象だ。伊達人生に命を懸けたという点で、ある意味では思想が強いとも評せられるけれども。それだけに、この阿修羅ガール三島由紀夫賞に相応しいのだろうと、読了後に感じたものだ。

 まあ、文学というのはこういう物なのだろう。「文学」というよりは「文楽」だろうと思ったけれども。つまり文を「学ぶ」のではなく、文を「楽しむ」だ。音楽論理的に作ったり分析したりしている人を見ると、「音楽」というより「音学」という言葉がふさわしいのではと思うことがある。しかし、出版社主導によって商業評価をもってして誉めそやされている「文学」という代物は「文楽」という言葉の方がふさわしいだろう。当作『阿修羅ガール』でも同様だ。

 阿修羅ガールは、作品の根幹を成すストーリー思想価値観よりもその場限りでの文章の修辞的な技巧に重きを置いて、その技巧を楽しむエンタメ作品だ。こうした小説こそが、出版社主導の賞にふさわしいのだろう。そして、こうした小説を生み出せる人が、商業作家として大成していくのだろう。

 なんだかんだと文句を書き連ねたような感想になってしまったが、それも最後まで読み切ってしまう楽しさを持つ小説からこそだ。楽しさの無い小説など、途中で読むのもやめてしま感想を書く気にもなれないのだから

anond:20240613095204

当該研究者(と思われる人物)によると、少女小説ラノベ間での作家・読者の人的交流は、あくま一時的例外だった、という見解みたいよ。

アーティストとか作家思想なんてどうでも良いじゃん、作品だけを評価すれば」って思ってたけど、「でもアパホテル経営者思想性がアレだからまりたくないだろ?アレが無ければ選択肢に入るだろう」と言われて、それはそうだなと思った。

anond:20240612202143

作風ではなく、成立の経緯が根拠なのは理解するけど

仮にラノベ作家コバルト原稿を出したら企画すら通らない

そんなバカ!?

自分雑誌の方の「コバルト」も一時期読んでた程度のコバルト文庫愛好家だったけど、それはあり得ないと言いたい

たとえば『ちょーシリーズ』は、ラノベのものの軽妙な文体エンタメ特化の作風、蓮っ葉(コバルト文庫比)なヒロインコバルト文庫に風穴をあけた人気シリーズなのにスルー

論者にはご一読のうえご再考してくれ〜

いざお金使おうと思うと難しい。

30代既婚子なし。

資産が5000万超えたので人生を楽しむためにお金を使う方にフォーカスしようと思ったんだけどいざ使おうと思うとなかなか難しい。

趣味映画鑑賞読書美術館巡り、飲酒スマホゲームってとこなんだけど、

映画鑑賞→年に数本しか映画館で観たい!って思える物がなく、過去の有名な作品や気に入った監督作品をサブスクで観る方がいいのでお金からない。

読書→買ったら置き場に困る(売るにも近所にブックオフとかがない)ので図書館で借りてきててお金からない。最新作や人気作じゃなくても好きな作家の著書を片っ端から読めるので充分。

美術館巡り→2ヶ月に1回ぐらいの頻度なのでチケット代、ランチ代、交通費入れてもたかが知れてる。

飲酒→自宅で飲むのが好き。若い頃より弱くなったので週1.2回ビール1本程度でお金からない。

スマホゲーム無課金範囲で遊んでるのでお金からない。


服買うにもインドア派だからたくさんいらないし、美容無印良品化粧水とかマツキヨに売ってるようなメーカーメイク用品で不満ないし、ネイルや髪は職場規定で何もできない。

がんばって出かける回数増やしたけど月5万ぐらいしか使えない。

なんかい方法いかな。

オタク臭い問題

よく風呂入れって言うけど風呂に入っても当日の行動で臭くなる。

・不摂生食事体臭臭い

運動不足なのにイベントの日だけ動き回るから呼吸が乱れやすく汗をかきやす

イベント開場数時間から外で並んで入り待ちする

・服を洗濯しないか臭い

自分臭いことに気が付かない+気を付けようとも思わないか香水や制汗スプレーなど対策しない。

これらの理由オタクは臭くなるから風呂なんて意味を成さない。

特に一番の要因は何時間入り待ちする事だと思う。

コミケだと始発から現地入りして7時間後の入場まで炎天下の外で待ってる。臭くならないわけがない。清潔な人でも炎天下で長時間待機なんて汗だくで臭くなりそうなのに不潔なオタクだと常人の何倍もの激臭を放つ。

その他にも入場したらダッシュで会場を駆け回って買い物をしたりとにかく落ち着きがない。

同人誌なんて後からいくらでも通販で買える。

わざわざイベントを開催するのは買い物をするだけじゃなくて作家一般参加者が社交するため。

目を血走らせて激臭を放ちながらエロ本を買い漁るイベントじゃない。それならFANZADLsiteで済む。

コミケ戦場だとか言って選民意識を持ってるけどそんなしょうもない選民意識捨てて一般常識マナーとして清潔な格好で紳士的な社交場としてイベントを楽しむのがこれからコミケ及びオタクイベントの在り方であってほしい。

オタク文化が市民権を得始めてアニメゲーム好きの人も増えたことで一般感覚の人がオタクイベントに参加するようになると従来のコミケ戦場だとか言ってる激臭オタク存在には耐えられないんだよ。だから我慢できずオタク臭い吐露する人が続出している。

オタクイベント戦場なんだよ"お客様"はROMれ」とか思ってる選民思想の強い激臭オタクがいそうだけど、お前らも所詮お客様

主催からすればお前らのような害悪古参より新規にどんどん入って売り上げを伸ばしたい。

まとめるとオタクイベント当日、汗をかくな。

以上

2024-06-12

anond:20240612003341

単著もないくせに」で言い返せるのって出版社から認められ、

出版できるだけの実力を示した時に言えるセリフであって、

KDPで妄想を書きなぐったのは単著じゃないんです…。

その程度の常識も無いんだねやっぱり。

コミケで1部も売れない同人文字書きも単著作家って言うか?言わねえだろ。

国立国会図書館納本したって、ランダム文字の『亞書』の作家単著作家って言うか?言わねえだろ。

いい年こいたオッサンだろうに普通大人が身につける常識が身につかず

全く成長できないからそういうあだ名ついてたの。マジで理解してなかったんだな。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん