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はてなキーワード: 後方互換とは

2024-11-18

htmlは1回整理しなおして後方互換なくした新プロトコル作ってほしい

今つくるならhtml側にはもうビジュアル要素完全になくすし

1枚のhtmlファイルcssから必要に応じて複数ページ表示するようにできるでしょ

2024-11-06

ゲームハード後方互換理解適当ブクマカたち

↓の、switch後方互換についてのはてブコメントを流し読みして、はてブハード周りの知識適当だなぁ、と思った。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.denfaminicogamer.jp/news/241106h

ゲームハード後方互換は大きく分けて、以下の3種類ある。これを何も考えず、ブクマカ後方互換と雑にまとめている。

力技でエミュレーションする

Xbox360以降のXboxGBAファミコンミニスイッチオンラインの各ハードvitaPSP互換などがこれに該当する。

所謂ソフトエミュレーションで、ハード面で追加コストは無いが、その分ソフト面で開発するのにコスト必要になる。

後方互換必要部品を搭載する

PS2にPS1のCPUDVDサウンド周りのCPUに、DSGBACPUが下画面の描画に、力技エミュに近いが初期型PS3PS2CPU/GPUが載せられている。

前者2つは、個人的に美しい解決法だと思っている。ただ、CPUの発展が前世から大きく上昇していた過去では可能だったが、昨今の発展著しい状況でこの対応は難しいと思う。

バージョンアップした部品調達する

今回のswitch互換方法(推測)、PS4→PS5、ゲームキューブ→wiiwiiU、DS3DSなどで、CPUに後続モデルを使うことで高い互換性を確保している。

最近ハードはほぼコレで、例外cell新規開発したPS3ぐらい。CPUを完全に外部に任せることで、開発コストを掛けずに性能アップを図ることができる。

そのデメリットとして、PS2のように同スペックでどんどん小さく、どんどん作って、小さく安くという戦略が難しくなるが、昨今のCPU開発コスト国家レベル予算必要になるので、現時点でこれになるのは妥当だと思う。

---

他にもクラウド互換(例:PSNow)のようなパターンもあるけれどど、とりあえず区分としてはこの3つで十分だと思う。

2024-08-22

ITはつまらなくなったけど、料理イラスト漫画楽器作曲とかは寧ろ楽しくなったんだよな

例えば、俺、CoffeeScriptが嫌いだったんだけど、なんで嫌いかっていうとRubyが嫌いだからなんだけど(諸説あります

でも、頑張ってCoffeeScriptゴリゴリ書いてた人たちっていると思うんだよね

自分TypeScript登場時からずっとTypeScriptなんだよね

だって、アンダースヘルスバーグだよ?

バーグハンバーバーグじゃないよ?

あの、DelphiとかTurbo PascalとかC++ BuilderとかC#原作者だよ?

しかし、なんだ、こうやって陳腐化していくことがどれほど多いことか、IT関係

これが理系機械工学関係だったら、流体力学とか材料工学陳腐化するなんてないよね?

普遍的知識を、技術大学で習ってるはずなんだよね

から大学で習う情報工学だとしたら、やっぱりできるだけ普遍的なことを習ってるはずなんだよ

でも、ITyak shavingが多いよね

本質的知識を得るために、WindowsLinux上の環境で学ばなければならないわけで、

落ち着いて情報工学勉強をするために、Windowsの余計な情報を表示するウィジェットの閉じ方を学ばなければならなかったりする、馬鹿げてるよね

そう考えると、料理、絵、音楽、みんな普遍的ものの集まりだよね

料理の四面体なんてあるけど、煮る焼く炒める蒸すどれも不変な過程だよね

調理器具だってフライパンや鍋が日進月歩進化して、以前のバージョンが使えない、なんて買い替え需要を促すための嫌がらせメーカーがしたりもしない

だって証券インクペンだとしても、液晶ペンタブレットだとしても、筋肉知識とか、パース知識とか、不変だよね、永遠に変わらないものだよね

まあ、流行の絵柄とかは変わるけど、そういう流行に流されないのも大事だよね

個性がない、ってことは、誰かが絵を見て、これは~さんの絵だ、って気づかれないってことだから商品価値がなくなっちゃうよね

ピカソじゃないけど、敢えて意図して個性的に描くの大事だよね

音楽理論も変わらない、楽器の弾き方も変わらない、正直、ギターなんてどこのメーカー買ったって同じようなものなんだけど、

同じエレキギターを何本も持ってる人っているよね、お金持ちだよね、自分チューニングがそれぞれ違うギター複数本持ってるけど、それはチューニングのためなんだよね

話を戻すと、ITクソつまらなくなった、の元の文章にもTypeScriptでクソアプリ書いてたときが楽しかったみたいな話があったけど、

俺がMacOSX 10.2だったかで作ったアプリは、現在Macではまったく動かないからね

Xcodeでrebuildしても怪しいんじゃないか

その点、Windowsは凄いよね、後方互換性が凄い…

だったんだけど、今のWindowsAppleみたいになっちゃったよね、足切り足切りWindows 10は動くけど、11は動かないマシン大量発生

全部Ubuntuにでもするのかね?困っちゃう

アルゴリズムとか数学は不変だよね

不変なことを勉強した方がいい、流行に流されるな

でも、なんか実装しようとすると、途端に流行の~をマスターしなければならなくなるよね、IT系の嫌なところだよね

もう何かに振り回される人生を終わりにしたいんだよね

2024-05-08

Appleは使って天国作って地獄と言われていてクリエイター軽視は昔からだよ

ユーザーも散々使っておきながら後方互換が切れたら「負の遺産が無くなって清々する」と言い出すから

二度とお前らには作ってやんねーと思った

2024-04-19

anond:20240419141954

このツリーもまた、元増田の「後方互換性」の表現のまずさのせいで誤解させてしまっているかもしれないので確認ときます

元増田アイディアは「機械で旧紙幣をつかえるままにする」じゃなくて、「古い機械のままでも使えるような新紙幣にする」というものね。元増田追記もあるし、別ツリーでも同じ誤解を解きほぐそうと奮闘してるので見てみてね。すまんね。

偽造リスクの高い旧紙幣をいつ切り捨てるかの判断は、(元増田提案する互換性を実現した世界でも)現実世界とまったく変わらず、各企業自由に決めてもらっていいのよ。

その上で、最大限に都合の良い(?)シナリオとして、「新紙幣流通し始めた瞬間に、偽造技術がちょうど一世代分遅れで発達して、旧紙幣の偽造が爆増」という世界においては、結果として、券売機を新しくしながらも新札旧札両対応を当面続けるつもりだった大手チェーンも、互換性のおかげで古い券売機でも大丈夫と思っていたラーメン店も、しぶしぶ旧紙幣を切り捨てざるを得なくなるだろうね。

anond:20240418235405

新札仕様を旧札とほぼ同一にし、新札にはセキュリティチップ以外の差異は無くする」

というのはもう、そもそもなぜ数年に一度札のデザインを変えるのかという目的を見失っている。

 

永遠に旧札が通用するのならまさに完全に目的を見失っているし、

徐々に旧札を回収して市場新札だけになった時点で読み取り機をセキュリティチップ対応にするのであれば、

タイミング問題だけで結局新札刷新する毎の読み取り機買い替えが発生することは変わらない。

 

セキュリティチップ搭載以降の新札については買い替え不要になる、という想定なら、

今までの論旨通りの「致命的なリスク」を無から生み出すことになる。

 

また「こっそり大手メーカーの読み取り機だけ通るテストをする」というのも、

「こっそり」行うせいである時急に零細メーカー評価が謂われなく地に落ちる、という結果を想定すると国がやって良い事じゃない。

逆に大々的に「A社、B社、C社の読み取り機だけはパスする事を保証します」なんて発表もあり得ないしな。

 

ついでに、値段の問題などで零細メーカーの読み取り機を使っているラーメン屋さんなどの個人商店が「やはり苦労する」のを是としてしま結論にはそもそも誰のための読み取り後方互換なんだ?と疑問符しかつかないよ。

大手スーパーコンビニチェーン、銀行などの元々資本力のある者たちにおもねって庶民犠牲はやむなしとする方針は、大企業優遇減税に近いヘイトを招くのでは?

 

さすがに2日連続増田時間を割くわけにもいかんので、私はこれで離脱するよ。

2024-04-18

anond:20240418224529

それは旧札についての判定をセキュリティチップによってのみ行っている、という前提だろうが・・・

例えばセキュリティチップ以外の部分が単なる白紙でも真札判定してしまうほどのガバガバ判定にせよとでも言うのか?

 

まぁセキュリティチップというのは「旧札における偽造防止の特徴点の1つ」を比喩していると捉えておくが、

実際には読み取り機はいくつもの観点から札の真偽を判断しているだろう。

 

で、新札の登場時に古い読み取り機でも新札を使えるようにするには

古い読み取り機が着目する旧札の特徴点すべてを新札でも踏襲する必要がある、が、

 

メーカー独自に解析して割り出した旧札の特徴点をどうやって網羅するんだ??

いくつあるのか知らんが、全読み取り機メーカーに判定仕様を提出させるのか??

スーパーウルトラ社外秘かつ偽造組織絶対わたってはいけない情報を社外に持ち出す??

そこを何とか持ち出したとして、全社のロジック確認した結果、新札踏襲しなくてはならない特徴点が1000とかあったらどうするんだ?

 

後方互換性というのをどういう意味で使っているか知らんが、

少なくとも「旧札用の読み取り機で新札も読み取れるようにする」のであれば

から「旧札の時点で発行側(国)が真偽判定の仕様作成し、読み取り機メーカーは一切独自判断を行わない」という条件が必須だ。

その条件がない場合、前述のような到底実現不可能な全メーカ特徴点網羅課題が待っている。

 

で、国が判定仕様を作り、メーカーは100%その基準だけに従う、というのは超危険だ。

anond:20240418221721

ええと、ひょっとしてこちらも「後方互換性」という表現のせいで誤解が生じているだろうか?

すまんけど、念のため、「すまんかった。今まで誰も突っ込んでなかったから通じてると思って安心してたけど」という文から始まる別トラバ確認してみてほしい。(ツリー乱れるからリンクは貼らないけど、トラバidは 20240418165652 )

ところで、20年後2044年新規発行される新札が、「ほぼ2024年版の渋沢栄一と同じだけど、新セキュリティチップが追加で埋め込まれてる」ものだとしよう。

この場合小資本ラーメン屋は、新セキュリティチップ対応しない古めかしい券売機のままでも、2024年版の渋沢栄一と、2044年版の渋沢栄一の両方を扱えるよね?

そしてその場合別にセキュリティチップについて政府が公開してようが秘匿してようが、ラーメン屋が古めかしい券売機を使い続けられることに変わりはないよね?

互換性を嫌って、新紙幣肖像坂本竜馬にする事だってできるけど、「2024年版の渋沢栄一の旧紙幣の偽造の技術ハードルの高さや経済効率性」は、2044年版の新紙幣がほぼ同一の渋沢栄一だろうが、全面刷新坂本竜馬だろうが、変わらないよね?

anond:20240418203744

あのな、何度も長々書いてくれてるところあれだが、

そもそも発行側の責任で読み取りの後方互換性を保つためには「読み取り機メーカーは一切独自判断基準での札の真偽判定を行ってはいけない」のよ

そうでないと成り立たないだろ?

 

で、その構造自体問題があるから

渋沢栄一の次の札なんか出ようが出まいが日本経済転覆レベルリスクが発生する、という話なんだけど。

anond:20240418194517

互換性によって発生するリスク」というところがもう違うというか、

 

後方互換を実現するには国側が判定仕様作成し判定機メーカーはそれに100%従う必要があるが、

その「国が判定仕様作成提供する」構造自体が大きすぎるリスクはらむ、というのが要点だ。

 

少額取引機器向けの秘匿度が比較的低い仕様であれ、

金融機関向けの秘匿度が高い仕様であれ、

漏洩する事で貨幣の信用にかかわる重大な損害が発生し得るリスクとなる。

 

読み取り後方互換性のために現時点で存在しない致命的リスクをわざわざ生み出す意味があるか?と問うている。

anond:20240418174208

法規制による担保あくま国内個人ないし小規模な組織、要は失う物のある者への牽制しかならんやろ。

やり逃げ上等、下っ端使い捨て上等の大規模犯罪集団が本格的に偽札ばら撒くような状況になったら収集つかないぞ。

なにしろセルフレジ両替機も通過してしまえるのだから偽札に気付けるタイミングが遅れまくって誰が最初偽札を持ち込んだか追跡はほぼ不可能、という事になりそうだ。

 

しかしたら通常の読み取り機メーカー向けとは別に金融機関限定して公開する、秘匿度の高い追加仕様なども作成されるかもしれない。

 

それがある事で少なくともATMは偽札に騙されなくなるが、逆に言えばそれさえ手に入ればやりたい放題、日本経済転覆ぐらいの超危険データだ。

そんなリスクをわざわざ無から生み出してまで読み取り後方互換を求める理由は無いと思うね。

anond:20240418102523

そもそもの疑問として、札の読み取り機能のコアとなる判定仕様はどこから出てるんだ?

 

造幣局なりの国側からメーカー仕様提供してるのか?

②各読み取り機メーカー独自に札の特徴を解析して判定仕様に落とし込んでいるのか?

 

後方互換性を担保するためには完全に①でなくてはならないはずだが、そんな事あり得るか??

限られたメーカー向けの制限公開だとしても、

ここと、ここと、ここ、それからこの特徴をクリアすれば本物と判断していいですよ~

なんて情報、万一でも漏れたら偽札作り放題だぞ?

 

現実には、部分的仕様は公開されている上で、読み取り機メーカー独自に解析と検証を繰り返して判定仕様に落とし込んでいるのだろう。

 

そうだとすれば発行側のデザイン上の問題だけで読み取り後方互換性を云々することは不可能だと思うが。

読み取り機のコアモジュール側の更新新札・旧札両対応するほうがずっと現実的だ。

anond:20240418164427

すまんかった。今まで誰も突っ込んでなかったから通じてると思って安心してたけど、後方互換性という表現が誤解を招く恐れは元々感じてたんだ。一般的後方互換性と言うときは、機械立場から言うもんね。今回は、紙幣立場から見た互換性なので、前方互換性(?)と言い換えるべきかもしれないし、もっとまともな表現があるかもしれない。

つまるところ「新札流通が始まっても、互換性のおかげで古い券売機がそのまま新札も扱える」という仕様さえ理解してくれれば大丈夫。あとはその理解に基づいて増田の本文を読み直してもらえればと思う。

anond:20240418163640

新札流通が始まっても、互換性のおかげで古い券売機がそのまま新札も扱えるのよ。

?????

それは後方互換性ではないが??????

anond:20240418162118

なるほど、誤解のありかがわかったよ。

現実世界ラーメン屋は:



後方互換性のある世界でのラーメン屋は:

anond:20240418160602

少なくとも、現時点で元記事ラーメン屋さんは、偽造通貨で困ってるわけじゃないよね?

仮に後方互換性が実現した世の中だとしたら、元記事ラーメン屋さんは、とりあえず券売機更新先延ばしにできるよね?

どこかに誤解がある気がするけど、以下「増田の本文読んだ?」のトラバへとループ

anond:20240418102523

後方互換とかそこまでいかなくても、新しい紙幣が未だに植物ベースだったのと、ICチップ内蔵にならなかったのはガッカリだった。

ICチップは全部に入れろとは言わない。100万円札とか超高額紙幣を作ってそれらに入れてほしかった。

実質銀行かに保管するだけの存在になるだろうけど、保管スペースが1/100 になるわけじゃん。

電子日本円ができるまでのつなぎで。

新札には読み取り機の後方互換性くらい義務付けてもいいんじゃないか?」←これ

https://b.hatena.ne.jp/entry/4752198473835976704/comment/Knoa

偽札防止の新技術対応できないのは甘受するとして、新札には読み取り機の後方互換性くらい義務付けてもいいんじゃないか?毎回読み取り機側の特需経済効果に加算して推進するの悪辣過ぎでしょ。

説明しよう!

まずここで述べている後方互換性というのは、たとえば

こういう仕様にしておいて、スーパーセキュリティチップVer.1にしか対応していない古い券売機でも、スーパーセキュリティチップVer.1だけしかチェックできないものの、新しい1万円札Ver.2もいちおう扱えるという意味だ。一般的な「後方互換性」は「新型機械が古いメディアにも対応する」という意味だが、それとは概念真逆で、ここでは「新しいメディアが旧型機械にも対応する」という意味だ。この点が誤解を招いたとしたら申し訳ない。

追​記​: よく考えたら、「ホログラム無しの福沢諭吉からホログラムありの福沢諭吉へ(2004年)」って、実質的にここで言う後方互換性を維持した更新だったのでは。あの時は、1000円や5000円は肖像ごと変更になったんで券売機問題は結局存在していたと思うけど、1000円や5000円もホログラム追加だけに留めておけば、多くの券売機2004年刷新を生きのびていたのではないかな。

もちろん、スーパーセキュリティチップなんて仕組みに頼らずとも、もっと簡単な工夫があるかもしれない。あくまで一例だ。それと、旧機械による新札の読み取りを妨げない限り、人間が見分けるための新しい工夫は、いくら追加してくれていてもかまわない。

また、背景にある大きな考えは「新札のたびに機械を入れ替えるなんて、経済資源無駄遣いだ」と、「それを経済効果としてプラス面だけアピールするのは悪辣だ」という2点である。そういう意味では、たとえば安価モジュール交換だけで新札対応が済む世の中になるなら、それも好ましい。(既にそうなってるとするブコメもあるのでそれはそうなんだろう。かといって、記事のように高く付く理由もそれなりにあるんだろう(善意解釈主義)。また、何年も前から予告されていたことだろううんぬんの話も、結局のところ経済資源無駄遣いの話が前提になる。「いまさら慌てふためく」のがけしからんという話は理解できるが、そもそも機械の入れ替えに無駄な部分があり、もっと効率化できないかという話は、モジュール交換の効率性に置き換えてもらえればわかりやすいが、恒久的に訴え続けてもよいだろう)

ところで、「偽札防止」の観点から後方互換性に懐疑的意見ブコメもあるが、現状はどうなっているか、もう一度考えてみてほしい。

スーパーセキュリティチップでも、ホログラムでも、透かしでも、なんでもよいのだが、新技術による偽札防止が効果を発揮するのは、あくまで「この券売機は旧紙幣には対応しません」が許されるようになった後の話。当面は、旧札もほとんどの場面で使える。券売機メーカーも、新札発行後にすぐ「旧札に対応した券売機はもう売りません」なんてことにはならない。

現状、ラーメン店と違って資金繰りに余裕のある理想的大手企業はどう対応するだろうか?

もちろん、新札への対応準備は完璧で、券売機刷新しているだろう。しかし、みすみす旧札のお客さんを切り捨てたくはないので、当面は、旧札にも新札にも対応していくはずだ。じゃあ旧札への対応をやめるのはいつか?それは多くの場合新規に導入する券売機の最新機種が旧札に非対応になったころだろう。それ以外に旧札を切り捨てる動機と言えば、偽札が横行して、その企業自身経済合理性に基づいて「旧札対応より偽札被害のほうが大きい」と感じたときだ。(そんな事態が既に起きていて、実はラーメン店も既に相応の被害を出している、という話は聞いたことがない)

では、後方互換性が実現した世の中で、理論上最悪の偽札製造グループはどうふるまうだろうか?

スーパーセキュリティチップVer.1しかチェックしない旧券売機さえ騙せればよいので、新しい1万円札Ver.2が流通するようになってからも、「スーパーセキュリティチップVer.1を埋め込んだ、1万円札Ver.1そっくり偽札」を製造しまくることだろう。

しかし先も述べたように、その偽札は、結局のところ、世の中の券売機が旧札への対応を続ける限り、後方互換性が実現しようがしていまいが、使えてしまうのである

後方互換性なんて実現してない、現実のこの世の中でも、いまあなたが持っている福沢諭吉の1万円札は、来年も再来年も、新札と旧札の両方に対応した最新型を含む多くの券売機で、使い続けることができるだろう。いまあなたが持っている福沢諭吉の1万円札が、精巧に作られた偽札だったとしても、だ!

ちなみに、ラーメン店に限れば、1000円札しか対応しない券売機も多く、偽造側の効率から言っても、現実的な偽札リスクはもともと小さいと言えるだろう。その上で仮に将来500円玉のように偽物が横行すれば(500円玉韓国ウォンサイズが一致しただけで、偽造効率の話ではないが)、その時は各企業判断で「旧札対応より偽札被害のほうが大きい」と感じたときに、しぶしぶ券売機刷新すればよいのだ。

しかしまあ、こんな心配をするのも、現金がたくさん流通している今だからこそで、次の新札や、そのまた次あたりには、どうでもいい話になっているのかもしれない。

追記

後方互換は世の中の様々な券売機紙幣のどこを見て判断しているかを把握して網羅的に対応することが求められると思うが、突き詰めると今と同じ紙幣が完成しそうな予感がする。

そう。なので、現実的には「次回の新札から後方互換性を想定した仕様します(読み取り機のチェック項目の仕様策定)」という区切り必要だと思う。その点でもますます、近い将来には「どうでもいい話」になりがちではある。「もっと早くから取り組んでいれば…?」という話でもある。

または、今が過渡期だという前提なら、「今後は現行の福沢諭吉ベースに、追加要素を入れていくだけ」でよかったかもしれない。渋沢栄一を起点にしてもいいけど。んで、お札の人物画像を読み取ってるような古めかしい券売機がほぼ全滅してしまえば、また人物の入れ替えも再開できるだろう。

2024-04-08

EVはEVを生かした設計ができないと意味が薄い

増田の指摘は的を得ていて、内燃機関から電気に変わって何が変わるのと言うのは仰る通りだと思われる。

それは何故かと言うと、現在EVは、内燃機関の基本設計を電動化しだけだから

PHEVなどはまだエンジン積んでるから仕方が無いにしても、EVにするんだったら、もうちょっとEVからできる事を追求するべきではないかと思う。

各社色々なコンセプトカーが出ているが、実際にはなかなか普及しない。

インホイールモータ

これがEVで望まれイノベーションの最たるもの。今までの内燃機関だと、中央に大きなエンジンがあり、それをシャフトなどを通じて物理的に力を伝え、2輪もしくは4輪を駆動するという仕組みだった。

その為の機構存在する事から設計制限がある。

これを、車輪の中、あるいは車輪のすぐ近くにモータを置いて、直接タイヤを回してやろうという考え方がある。これを「インホイールモータ」などと言う。

これにすることで、

こんなにいいならじゃあなんで製品化できねえの?と言う話としては、ホイール部分というのは最悪600℃とか超高温になり、10Gとか強い衝撃が加わるため耐久性問題があるのである

よく言われるバネ下質量が大きくなる問題については、実は制御である程度どうにかできるのだが、そのためのコストアップ結構キツい。

ただ、自動車業界は諦めていないので、いつかは商品化されて売れるようになると思う。ただいつになるかは不明

トヨタは小型モビリティから実用化を始めていて、まずはここら辺からかもしれない。

参考記事

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1479589.html

https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/TECHNOLOGY/ARCHIVE/IN_WHEEL_MOTOR/

https://response.jp/article/2021/10/05/350066.html

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/16374/ (有料だけど)

精密運転支援・自動運転

内燃機関には不可能だが、EVだったら可能制御は実はかなり多い。

最も分かりやすいのが「速度制御」ではなくて「トルク制御」が可能な部分。

速度制御というのは、どれぐらいのスピードで回すか制御するかということ。これはエンジンでも当然できます

一方で、トルク制御というのはどれぐらいの力を出すかという制御ができるということ。これはエンジン車でやるにはかなり大変。トルクセンサでセンシングはできるんだが、制御する方法が摩擦を使う方法ぐらいしかない。

この他にも制御EVの方が優れている部分が多くて、自動車電子制御になればなるほど、EVの利点が上がっていく。

では何故普及していないかというと、電子制御システムが高すぎるから特にセンサーが凄く高く、そのシステムだけで車一台買える価格がする。これでも安くなったんだが、価格の下落は停滞中。

さらに、実はこの部分のメリットを出すだけなら、ハイブリッドカーでもできるんだけどね。と言うか一部はやってる。

Vehicle to Home(V2H)による電力網の制御

車の標準的な利用としては、普段は、一日1時間~2時間ぐらい使って、それ以外は止まっていると言うケースがほとんどなので、バッテリーはせいぜい50~100km分ぐらいしかかわない。

しかし、ちょっと遠出するときに困るため、より多くのバッテリーを搭載していることがある。

この時に、この余っているバッテリーを家庭用蓄電池として使おうと言うのが、このV2H。シンプルには、太陽光発電などで昼間ためた電気を夜使おうと言うことなんだが、これはあんまり筋が良くない。何故かと言うと、昼間は家に車がない。職場などに向かうため充電ができない場合が多いからだ。

なので、一歩進んで

ことにして、自宅という環境から切り離して、電力網全体として備わっているEV電池を電力供給バッファーとして機能させると言う構想。

太陽光発電で昼間余った電力を、その家という範囲を通り越してBEVに充電、夜間放電させ電力供給側に回す。これを面的な制御で行う事で、電力網の最適化と安定化を行おうというわけだ。

既に島単位実験都市などがつくられて実現しているところがあり、有効性も確認されている。のだが、電力網の仕組みそのものから更新しなければならず、更に電力網って装置更新周期が20年とかが当たり前なので、今から普及が始まっても相当に時間がかかると思われている。

ちなみに自動車側の充電規格、CHAdeMO(チャデモ)という規格があるが、これはV2H対応の仕組みが入っているので、CHAdeMO対応しているEVで、ちゃん実装している車はやろうと思えば数にV2Hを適用できる。

日本の規格らしく、最初からこれらに利用できるように整備されている訳だが、一方で北米テスラが作った規格の方は、現在まだ非対応2025年対応予定と言われているが、Teslaの提示スケジュール信頼性ほとんど無いので…)。

また、次に日本中国が中心となって作っているChaoJi(チャオジー)という規格はCHAdeMOの発展形で、こちらもV2Hに最初から対応してスタートする予定。

ちなみに、よく「北米ではテスラスーパーチャージャー標準規格になったんだから日本CHAdeMOなんてガラパゴス規格捨ててそっちに合わせろ」というようなことを言う人がいるけど、あれは日本CHAdeMO規格に乗りたくなくて北米自動車メーカがぶち上げたCOMBOという規格がクソ過ぎた結果、CHAdeMO相当の技術を多少は備えていたスーパーチャージャーになっただけで、別にスーパーチャージャーが優れているわけではない。確かに規格上大容量に対応していると言うが、まだCHAdeMO規格を超えるような高出力出せる充電設備自動車もまだほぼ存在してない。

この辺りはちょっと調べれば嘘だと分かるような事を振れて回っている人がいるので要注意だ。嘘を広めたいか外国から聞こえてくる作られた偶像に踊っているかどちらかだと思うんだけど、EV界隈ってどっちも多いから厄介。

一方でChaoJiと言う規格は日本中国が中心となって作られているが、これはスーパーチャージャーを含め他の規格に対して後方互換を確保し(コネクタ形状の変換だけでいけるので)最終的には、少なくとも内部システムはこれに統一されていくと思われる。

閑話休題

EVであることを生かした設計ができなくても普及する可能性について

この可能性は3つぐらい思いつく。

安い

EV補助金を全開にして購入すると結構安く買え、さらに電力にはガソリン税やら軽油取引税やらかからないので安く済む

例えば、都市内で、一日60km以内ぐらいの配送作業郵便局でだいたい走行距離一日30kmぐらいらしい)で住む宅配ラストワンマイルとかでは既にコストメリットがある。

ただ、地道な改良による電池価格下落は限界が近づいているようなので、苦しい。全固体電池も直接的に価格を安くする技術ではない。

ガススタ消滅問題対処できる

ガソリンスタンドはどんどん減っていて、特に山間部の過疎地で維持出来なくなってきており、燃料供給に影響が出ている。

一方で、電気であれば供給ができると言う話がある。

ただ、市場としてはわずかなのと、トラックなどの商用車EV一般化するのは相当時間がかかると思われるからEV解決してそれにより地方から普及、というには結構厳しいかも知れない。

一方で、全く燃料インフラ存在しない途上国などでは、ソーラー発電システムさえあればとりあえず電力供給ができるのは大きく、あり得るかもしれない。

ただ、間違いなく採算性が悪い市場からテスラとかは絶対やらないしどうかな、とは思う。

政策補助予算ガッツリ付く

例えば、国内産業の育成のためと言ったような政策予算ガッツリ付いて、安く買える場合、あるいは、政策対応するために購入する必要がある場合

まぁ、でもこれ、中国メーカの台頭で西側諸国がやる意味がなくなったから、しばらくは来ないかな……。

2024-03-18

anond:20240313145956

進化を求めてない人々からしたら変更点全部退化なんだよなぁ

後方互換性で雁字搦めで古い物を切りすてられないんだから色気出してUI弄ったりなんかしなくていいのに

2024-03-11

Chromeフォントおかしい?

いま、122.0.6261.112 なんだけど、css日本語フォント指定しても無視されるっぽい

日本語フォント指定するとき英語名併記するって、00年代後方互換対策かと思ってたよ

20年代にまだこんなバグが復活するってすごいね

2024-01-04

anond:20240104012443

ハガレンは”どんな作品でも”と言えるような規模のコンテンツではないし、スクエニがすぐ打ち切るのは火を見るよりも明らかだった。ソシャゲにされたからではない

アイマスはもうソシャゲ始めてからのほうが期間が長いし、最初ゲームは遊べなくなってる。ソシャゲから長続きしない例にはならずむしろ

任天堂機は後方互換いか過去ハードゲーム遊べないやろ。そんなものよりPCゲームの方を見た方が説得力有るぞ

2023-09-14

anond:20230914164522

まあ次に出るハードって言っても

現状Switchより新しい遊びを提案できる気がしないか

後方互換性もたせないと絶対こけるだろうし

そうなるとスペックアップだけで目新しいところのない

任天堂らしさのない新ハードになりそうでワクワク感がないんだけどな

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