はてなキーワード: 家事代行とは
つまり、「牛乳だと思って飲んでみたら飲むヨーグルトだった」というのを体験したい。
ただ、皆さんご存知の通り私は一人暮らしだし、気軽に何かを頼める間柄の友達や親戚もいない。
家事代行サービスを使って工夫すれば可能かもしれないが、良い方法が思いつかない。
「コップの中味をすり替えておいて欲しい」と頼めばよいが、頼んだ瞬間から警戒してしまう。
つまり「うっかり飲んだら飲むヨーグルトだった」という状態にならない。
毎日家事代行サービスを頼んで、慣れてきた時に不意打ちですり替えてもらえればうまくいく気はする。ただ、家事代行サービスを普段使いするほどお金に余裕がない。
牛乳パック中身をあらかじめランダムで飲むヨーグルトにすり替えて、シャッフルして冷蔵庫の中に入れておく作戦も試したが、うまくいかなかった。自分でやった行為は覚えているから、どうしても警戒する範囲内になってしまって「ついうっかり」という状況にならない。
「1/100の確率で牛乳を注いで飲んだら、飲むヨーグルトだった」という装置を作って毎日そこから飲めば、夢はかなう気がする。
ただ、その装置をどうやって作る・実現させれば良いか思いつかない。
外から見えない容器の中を壁で仕切ってある二つに空間を作り、あらかじめ牛乳と飲むヨーグルトを入れておく。
そして注ぐタイミングでどちらかの空間から、液体を注げれば良い。
飲むヨーグルト側の空間から注がれる確率を1/100に設定しておけばOKだ。
また、注ぐタイミングに稼働音(切替音)が聞こえて自分にバレてしまう気もする。
ここの皆さんは頭が良い人が多い気がするので、この課題に対する解決策が思いつく人も多いと思う。
・物を減らす、仕舞う。
・たった今やってほしい事を具体的に言う。
未診断なのにADHD確信?とか、そもそも別れなよとは思うけど、そのアドバイスはいらないんなら、増田の「体が楽になる」ことを書く。「気持ちがどうのこうの」の案はない、ごめん。
●モノを減らす話
食器は1人深皿1枚コップ1つにする。メニューは鍋1つで出来るものだけ。食事が貧しくなるのは仕方ないと割り切り、栄養が取れて片付けがラクなら良しとする。
パスタかカレーか丼ものになると思うけど、丼ものは常識と品性を捨てれば意外と幅広い。
野菜がとりたいなら肉じゃが丼、おひたし丼、大根おでん丼とか何でも一皿にご飯と一緒に盛る。
洗うのが皿とコップと鍋ひとつなら、彼氏がやってなくて増田が洗う羽目になっても、心はともかく体は楽だ。
使わない食器や鍋はダンボール箱に入れて厳封する。まな板や包丁が複数あるならそれもひとつに絞る。増田がいない時に彼氏が勝手に使って放置しないように。
部屋の中に可愛い雑貨など生活必需品でないものがあるなら、それも箱に入れて封。ものが少なければ少ないほど、掃除系の家事はラク。
「家事の効率化のために、ミニマムライフにしようとおもってさ〜!協力してね!」というテイで。(……でも増田は言えなさそうで、彼氏は協力してくれなさそうな気もするけどね……まあ頑張って言うだけ言ってみるんだな)
●洗濯の話
洗濯も自分のだけやる。一人暮らしなら自分のを干して畳むのは当たり前なので、自分のはしんどくてもやりましょう。
もし彼氏が、本当に「やる気はあるけどつい先延ばししちゃう」のだったら、帰宅前に電話して「洗濯した?干した?取り込んだ?畳んだ?やってないなら今やってね〜」と教えてあげよう。それは手助け、協力というものだ。
昼休み、会社を出るとき、電車に乗る前、最寄り駅ついたら、ドアの前、とメリーさんくらいに頻繁に教えてあげよう。忘れっぽい小学生の子供に任せたら、ギャグをまぶしつつこのくらい管理するので…(子育てじゃあるまいし大人に対してそこまでやるか、というのはおいといて)。
それで彼氏がやるようになれば良し、嫌気が差して自宅に帰ればまた良し、ケンカになれば「じゃあもう言わない!でも干してなくて腐っても、洗濯してなくて着るものなくて困っても知らないからね!」と言える。
それで増田に洗濯ぐらいやってくれても…ってなっても、「体力的に無理」で押し通す。思いやりとか愛情の話にはしない。
●「たった今」の話
増田は自分がいない時に彼氏に色々やっといてもらって、帰宅したら快適なおうちであってほしいんだろうけど、それは一旦あきらめよう。世の中にはギリギリにならないと動かない人がいる。
増田の目の前で、「今、すぐ、○○をやって」と頼んで、やってもらう。
例えば夜寝る前に、「今、明日の朝ごはん作ってラップして冷蔵庫に入れてね。彼氏くんの使った鍋や食器が洗ってないから、まずそれ洗ってね」とか。
増田が仕方なく彼氏の尻拭いしたのと同じだけ、目の前で家事をしてくれたら、体力的にはいくらかラクにはなるはず。
…………色々書いたけど、あんまり上手く行かない気もするんだよなぁ。で、あまり上手くいかなかったら。
食器や雑貨はダンボール箱に仕舞ってあるし、自分の服は畳んであるしで、その部屋を引き払って引っ越しする準備はできてるよ。
親切なら彼氏の分のおまかせラクラクパックを予約してあげるくらいはしてもいいんじゃないかな?
「あたしが疲れてても実家に帰らないとか、それあたしに愛情ある?あるならあたしを楽にするために実家に帰るはずじゃん?それとも家事してくれる?できない?じゃああなたは家事しない、あたしは体が楽になる、を両方満たせて同居する解決策を考え出してよ?家事代行?お金ないよ!ゴミ屋敷でいいとする?やだね!あたしの提案は、あなたが実家に帰る、だよ。嫌なら対案を出せ!愛情はあるけど対案を出す能力がないなら、私の案に乗るしかなくない?あなたの心の中はわかんないから『愛情はある!』とあなたが言うなら否定はしないけど、具体的な実生活の困難は愛情じゃカバーできないこともあるよ。そして、それはそれとして、あたしにはあなたに愛情があるとは感じられなくなっちゃってるけども」
くらい、自分だったら思うよな〜、とおもいました…。)(男女逆でも同じ意見、といちおう書いとこう、小町じゃなくて増田だから…)
申し訳御座いません、長文となりましたこと前もって謝罪いたします
親の介護と申しましても寝たきりではないため外出の付き添い、家事、スケジュール管理程度のものです
休日は平日でこなしきれなかったたまった掃除と洗濯、買い出しなどで過ごしております
しかし最近なにを行おうとしても体が動かず洗濯物なども溜まり放し、掃除も出来ていない、買い物にでても必ず買い忘れがあるなど怠惰な状態に陥っております
見かねた親がついに家事代行を雇おう、手配はこちらでやるから気にしなくて良いと言ってくれましたが、私のずぼらで人を雇うなどお金が勿体ないと思っております
しかし親はお金で解決できることはお金で解決しようと言って聞いてくれません
上役からは以前より正社員になってフルで勤務してほしいと言われておりますが現状物理的にも難しいためお断りさせていただいております
人が足りないのも事実であり、私自身仕事内容は好きなのでいつかは日数を増やしたいと思っておりました
しかし、最近のミスばかりの私では却ってご迷惑になると思い、だんだんと辞めて新しい方を入れていただいた方が良いのではと思い始めております
また、最近前ぶれなく涙がでることがあり、知人に心療内科の受診を進められましたがこの上私が病院にいく時間をとるのは難しく、そこまで大げさにする必要もないかと思い行っておりません
一応そういった病気について調べたのですが当てはまると思えずピンときておりません
そこで、質問なのですが
(本題までが長くなりまして大変申し訳御座いません)
1. どう説得したら家事代行を取りやめてもらえるでしょうか
2. 早急に怠け癖を治すにはどのような方法があるのでしょうか
3. 唐突に泣いてしまうなど感情の起伏を抑える方法を教えて下さい
4. 会社含めご迷惑をおかけしている方へのお詫びのおすすめのお品を教えて下さい
とにかく早急にこの怠慢な状況を止めねばならぬためご助言お願い致します
解りづらい冗長な文章となってしまいましたこと重ねてお詫び申し上げます
宜しくお願いいたします
■来たスタッフの数:1人
■家の広さ:1k 20㎡
■前準備:掃除を頼んだ箇所の棚の中身や台の上の物をすべて袋とかに突っ込んで居間に避難させる。あと掃除しやすいように分解しておいたり扉を開いておいたりしておく
■依頼中に自分がしてたこと:PC庫内の掃除と配線整理・通販で買ったラックの組み立て
■用意した掃除道具:ぞうきん10枚・マイクロファイバータオル5枚・小ぼうき・ちりとり・はたき・ハンディモップ・踏み台・多用途スポンジ・風呂用スポンジ・トイレブラシ・クイックルワイパー・空のスプレー・歯ブラシ5本・ゴム手袋・スリッパ・ビニールエプロン
風呂のスプレー洗剤・トイレのスプレー洗剤・便座シート・フローリング洗剤・シンク用洗剤・食器洗剤・クエン酸・重曹・セスキ・クレンザー・フローリングシート(ドライ・ウェット)
上記をひとまとめにして並べておいた
■伝えたこと:「とにかく全体を一通り普通に拭いて欲しい」「物の定位置はない。触ったり動かしてはマズいものはない」「掃除道具は全部使い切ってもボロボロにしても大丈夫」「節電とか節水とか気にしないでいいです」「適宜お湯とヒーター使ってください」
そしてスタート
全体の流れ:玄関→キッチン→風呂→脱衣所→トイレ→居間→ベランダ
1エリア掃除が終わるごとに俺が避難させてた物を戻しにいく(ついでに状況チェック)の繰り返し
俺はPCいじってたが、プロの掃除というものを見ておきたかったのでこまめに様子は見てた
時間配分とかあるだろうので基本的に途中で口出しとかはしなかった。
結果
・玄関
・キッチン
掃除した→コンロ・調理台・シンク・シンク下収納部・換気扇カバー・排水口の生ゴミ受け・床
・風呂
掃除した→浴槽・蛇口・シャワー・床・壁・ドア(内側)・排水口のフタ
・脱衣所
掃除しなかった→備え付けの壁面収納・鏡・防水パン・壁・風呂のドア(外側)
・トイレ
・居間
掃除した→扉・押入れの床・窓のサッシ
掃除を頼まなかった→PC周り・フローリング(棚にしまってた物を避難させてるから)
・ベランダ
掃除した→物干し竿・物干し竿ホルダー
掃除しなかった→室外機・床・手すり
2時間半くらいで時間をもて余し気味にしてたので、残りの時間で上記の掃除してなかった場所の一部をやってもらった
まとめ
おまけ
■実際に使われた掃除道具:ぞうきん3枚・マイクロファイバータオル1枚・風呂用スポンジ・風呂用スプレー洗剤・トイレブラシ・トイレのスプレー洗剤・歯ブラシ1本・食器洗剤
■持参品を使ってたもの:手袋・ワイパー・防水スリッパ・エプロン
さて、大掃除するか…
追加よんだよ。
増田めっちゃ頑張ってるよ。100点満点中120点だよ。もし俺のブコメで少しでも気を悪くしてたらゴメンな。
そのうえであえて増田に言っておきたいんだけど、増田が想定してる「やるべき家事&育児の量」がすでにきみら夫婦のキャパオーバーなんだよ。
きみの奥さんはね、別に発達障害とかADHDとか関係なくて、ただ単に毎日仕事するのが精一杯で、家に帰ってきてから家事をする体力が残ってないんだよ。本人はたまった家事をやらなきゃならないってわかってるから増田に言われたら「やる」って答えてるんだろうけど、体がついていかないんだよ。そこ理解してあげようよ。だから本当にすぐに消化しなきゃならない家事は体力に余裕がある方がこなしていくしかないんだよ。本当は家族のためにおいしい手作りご飯を作ってあげたいから食材かっちゃうけど、でもやっぱり体力が持たなくて使いきれずに廃棄しちゃうんだよ。可哀そうだから責めちゃだめだよ。
うちも子供の数は違うけどほぼ同じ条件で、嫁さんは仕事に通勤往復片道1時間だから家に帰るころにはクタクタで家事なんて無理。だから家から近場で働いている俺が子供の送り迎えとか最低限の家事をこなしてる。
別におれはフェミニストとか女性にやさしいアピールしてるんじゃなくて、純粋に体の動く俺がやらないと家庭が回わないからやってるだけ。そこで至った結論が「共稼ぎ夫婦なら体力のある男性が家事やったほうが合理的」って発想だよ。
あんたの不満はわかるよ。家事の量が多すぎる上に奥さんが家では戦力にならないからイライラするんだろ?だったらもう家事の総量を減らすしかないよ。端的に言えば時間と労力を金で買うんだよ。共稼ぎで収入にもそこそこ余裕があるんだろうから、食器あらうのしんどいなら、飯はもうテイクアウトのお惣菜やら近所の定食屋やらですまそうぜ。はてなでよくいわれるように食洗器とか便利な家電もそろえて、それでも掃除洗濯がしんどいなら月に1,2度くらい家事代行サービス頼もうぜ?もっと札束でぶん殴って楽しようぜ?
この少子高齢化で子供一人に養育費が数千万円とか言われてる暗い世の中でも結婚して子供まで作ったのって、究極的には「増田家族の幸せ」のためだろ?だったらさ、無理をしないでどうやって家族みんなでもっと笑顔で過ごせるかを考えていこうぜ。マクドナルドのテイクアウトで夕食すませたっていいじゃん。それとも奥さんに無理に帰宅後にも家事やってもらって過労でぶっ倒れたほうがいい?てか奥さんの前に増田が過労で倒れちゃうぜ?
「年齢は近いほうがいいですかね。あ、あと異性で」
「他にはありませんか?」
「自分が働いているので専業で家事ができる人……いや、家事代行を頼める資金があるなら、共稼ぎでもいいのか」
結局、タケモトさんは建前の、あってないような条件を挙げることしかできなかった。
“選ばれる側でもあるが、選ぶ側でもある”
コンサルタントがそう言った意味を表面上では分かっていたが、内包するものまでは理解できなかった。
自身の人格や経歴といったものが、他人から見て魅力的に映るかどうか。
そこに懐疑的な以上、まず相手が選んでくれるかが重要だという考えは変えられなかったんだ。
「あなたのように漠然としたまま、我が相談所に足を運ぶ人は少なくありません。そういった人に勧めるのが、このパーティなんです」
結婚したい人間たちが一同に介する、俗に言う「お見合いパーティ」の会場だった。
「コンサルタントとしての経験から言わせてもらえば、あなたが今回で“運命の出会い”を果たせるとは思っていません」
「じゃあ、どうしてここに案内したので?」
コンサルタントは語る。
「婚活とは実際に物件を探している状態です。冷やかしたり、引越し予定もないのに理想の物件を呟くのとはワケが違います」
「物件……ですか」
勿論この例えはもちろん不適切ですが、と断わった上で話を続ける。
「あなたに必要なのは、どういった物件があるかを見学してもらうことです。どこが譲れないか、どこなら妥協できるか、そうして初めて見えてくることもあるでしょう」
「見えてくるもの……」
しかし、それが具体的に何なのかを、この時のタケモトさんはまだ計り兼ねていた。
「お集まりの皆様、お時間となりましたので、本日の催しを始めさせていただきます」
アナウンスが開始の合図を告げる。
「あ、あの、何かアドバイスはありませんか?」
「気を張り過ぎない、見栄を張り過ぎないことですかね……ああ、あとタバコはおやめになるか、せめて匂いに気をつけた方がチャンスは増えると思いますよ。服などに残った匂いだけでも気にする人はいるので」
前回、タバコを吸ってから相談所に赴いたことを遠回しに指摘してきた。
今このタイミングで言ってくるとは、このコンサルタントは中々いい性格をしているらしい。
「それでは参加者の皆さん、胸の番号札順に席に座ってください!」
大して高くもなく、安くもなく、極めて普通の価格なのに叩かれるのは彼女のこれまでの積み重ねでもあるんだけど、実際考えると高いよね家事代行
世帯年収1000万超えのパワーカップルや2時間仕事して4000円以上稼げる夫婦なら凄くお得だと思う。でもさ、大多数の日本の夫婦にとって4000円はポンとは払えないし、2時間働いても月収4000円増えない
大して働いてない彼女(社会的貢献で言えば存在自体が害悪)が4000円を余裕で払っているのだから怒るのであって、家事代行使って卑怯とかは正直オマケだ。はあちゅうが何に4000円使っても同じ様に叩かれるだろう
とは言え、世の中に偏差値50未満の女がいる限りはあちゅうの信者は途切れることもないし、何もしなくても金が入ってしまう。個人が無視しても影響なんて皆無。だから彼女が精神を病むくらい大勢で叩きまくるのは仕方ないし正攻法なのかも知れない。社会に自浄作用が用意されていない以上は
夫は家事をよくやってくれてるし、デイリー家事は概ねこなしてくれているので助かっている。私がやるよりも家事の精度も高いし、家電もうまく使いこなして省力化もしてくれている。家電選びも取り付けも電化製品のことをよく調べてから安くて性能のいい中古を見つけてきてオークションで買ってきて取り付けまで自分でやるので、私はお金を出すだけで良いので楽で頼もしい。
ただ、互いに得意・不得意の家事があることは双方自覚しつつあって、片方がダウンした時にその家事が蓄積してしまうという側面がある。
自分は彼と比較するとマルチタスク派で、数週間〜数ヶ月に一度行うイベントとかの管理が比較的得意。在庫管理とか。あと分類をしたり可視化したりする作業が得意。そのかわりインテリアなどはクソ食らえな部屋が出来上がる。
夫はクオリティの高いシングルタスク派だけど、一つのタスクが頭の中を占有してしまうと他のことが考えられないタイプ。デイリーでやるべき家事は生活動作として染み付いていて、食事の用意や食器洗い、あと洗濯物を干したり、掃除機をかけたりするのは率先してやってくれる。主な欠点は
(1)タスク管理アプリを確認する習慣もなかなかつかない(=タスク管理の外注ができない)。
(2)視界に入らない場所に置かれたもののことは思い出せなくなる。
といったところ。
(1)こちらで記載変更可能な共有タスク管理アプリを使う(でもやっぱり見るのを忘れる)、実行日が近くなったら私が彼に何度か繰り返し言葉で通知する。
(2)収納場所や分類基準を可視化・明文化し、かつ「いまは分類できないもの」を放り込んでおけるスペースを作っておいて、時々私が点検して再分類を試みる。
(3)追加で冷凍庫を買い足して食材は可能な限り冷凍食材を使う。生鮮食品を買ったらその日のうちに使い切る。
といった対応でなら、なんとかふたりでも生活が回せることはわかっていた。
ところが、私が妊娠したことで、上記が全然回らなくなってしまった。
私は入退院を繰り返し、自分が食べられるものも分からなくなり、その上食べられる量も激減してしまった。
夫の得意料理は悉く体が受け付けなくなり、自分か自分の祖母しか作れないような和食ばかり、しかもひと口ふた口しか食べられないような体調になってしまった。
平たく言えば、夫は何を作ればいいのか、どれくらい作ればいいのかも分からなくなってしまった。作り置きも受け付けなくなってしまった。なにしろ私にもその日の自分が何をどれくらい食べれるか未知数なので、直前にならないと伝えられないのだ。
夫の貴重なシングルタスクは「日々イレギュラーが起きる私の体調に気を配ること」で埋められ続けてしまった。そのかわり、呼んだらすぐに駆けつけてくれたり、精神が不安定ならずっと寄り添ってくれたり、食べれそうな料理のお店まで車を出してくれたり、外食で私が食べられなかった食事の残りを食べきってくれたりと、融通が利いて頼もしいけれど、ほかの家事が全然回らないことが増えた。
その上、私がやるやらないを決めていた長期タスクの管理が、私自身の体の余裕がないことですっかりできなくなり、数ヶ月単位で放置される家事が出てきたりしてしまった。
数日〜数週間程度の体調不良なら、長期タスクなので伸びても影響は少ないし、夫にできるデイリータスクだけで家の中をまわしていても、しわ寄せはそんなにきつくない。だけどそれが三ヶ月間ともなると、流石にちょっとキツくなってしまった。私が倒れていた夏の間まるまる、やっておくべきだった長期タスクが終わらせられなかったとも言える。
最近はようやくつわりに終わりも見えてきて、私も時々は出勤したり、休日に溜まっていた長期タスク家事を片付けたりする余裕もでてきた。けれど座る姿勢一つであっという間に吐き気に襲われたりして、全うできない家事もあったりする。
お互いに協力すれば家庭内の家事を回せているつもりでいたけれど、自分自身が担っていた生活家事の比重が思いのほか大きくて、この先分娩して新生児がきたらどうしよう、といま悩んでいる。夫の貴重なシングルタスクが、病床の私や、泣いている赤子に向き続けてくれるだろうことは予測できる。きっとそれがすごく丁寧であろうことは自信を持って言える。体も鍛えてくれているし、私より体力があるから、持久戦にも強いと思う。でもそうなった時に、中長期タスクを私が管理する余裕がなさそうだ、というのが今の心配。
つわりだけでも頭が回らなくなっていたのに、分娩なんてやったら私はどこまで動けなくなるんだろうか......。夫は私と赤子でいっぱいいっぱいになってしまって、家のことがどれくらいできなくなってしまうだろうか。
やっぱりこういう場合は、ベビーシッターよりもマルチに動いてくれる家事代行とかがいいのかしら。
少しは頭が回る安定期のうちに、来たる分娩に備えて作戦を考えておきたい。どうしたらいいだろう......。