「サブスクリプション」を含む日記 RSS

はてなキーワード: サブスクリプションとは

2024-04-18

広告ブロッカーが問いかける、インターネット広告理想現実

インターネット広告を巡る議論は、常に賛否両論を呼んできた。広告情報流通に不可欠な存在である一方、ユーザー体験を損ねるものとしても認識されてきた。近年、広告ブロッカーの普及により、この議論に新たな火種が投じられている。

広告本来目的は、広告主の商品サービスについて、ユーザー有益情報提供することにある。それは、ユーザー広告主の間のコミュニケーションの一環であり、両者にとってWin-Win関係を築くことが理想とされる。しか現実には、多くの広告本来目的を見失い、ただ単に広告収入を得ることだけを目的としているように見受けられる。

特にブログアフィリエイトサイト上の広告は、質の低下が顕著だ。ユーザーを騙してクリックさせるような広告ばかりが目につき、ユーザー体験を大きく損ねている。これらは一時的には収入を得られるかもしれないが、長期的にはユーザーの信頼を失い、広告主のブランドイメージも傷つける。広告収入というシステムから利益を得ようとするあまり本末転倒な状況に陥っているのだ。

特に深刻なのが、SNS上でのAIを利用した詐欺的な広告蔓延だ。巧妙に作られたこれらの広告は、ユーザーを欺いて個人情報を盗み取ったり、偽のサービス誘導したりする。健全広告というよりは、もはやサイバー犯罪一種と言っても過言ではない。プラットフォーム信頼性根本から揺るがす由々しき事態と言えよう。

こうした状況下で、広告ブロッカー存在無視できない。ユーザー立場に立てば、質の低い広告ブロックするのは正当な権利だと言える。しかし、媒体運営者にとっては死活問題だ。広告収入依存するビジネスモデルは、存続の危機に直面している。だが、ユーザーによる広告ブロックを「不当」で「利己的」な行為と決めつけるのは短絡的だろう。問題本質は、広告収入のみに依存し、広告の質の向上よりも単価の上昇で対応してきた媒体運営者側にあるのではないか

さらに、広告主の視点から見ても、課題は山積している。詐欺的な広告主と正当な広告主の区別は容易ではない。ユーザーからすれば、どの広告が信頼できるのか判断しづらいという実情がある。そしてこの問題の背景には、広告業界全体の不透明構造がある。広告代理店やアドネットワークが介在することで、広告主とユーザー距離が離れ、悪質な広告主が紛れ込む余地が生まれしまう。広告主側も、自社広告配信状況を十分に把握できていない可能性がある。

結局のところ、問題本質利権問題に行き着く。質の低い広告詐欺的な広告を野放しにしているのは広告提供業者であり、その広告提供業者を公に許しているのは各種大型プラットフォーム(SNS及び動画サイト)や中小ウェブサイト経営者だ。そしてこの中で、詐欺広告や質の低い広告自主的制限可能なのは提供業者と大型プラットフォーム経営者のみ。特に大型プラットフォーム経営者は、広告主と消費者を結ぶ重要結節点であり、交渉力を持ち合わせる業界ルールメイカーとしての立場にある。

ここで問われるのは、消費者が大型プラットフォーム経営者に対して、質の低い広告詐欺的な広告を載せるなと要求する権利があるのかどうかだ。言い換えれば、消費者利益のために、プラットフォーム経営者の「しない自由」を制限する正当性があるのかという問題だ。

この問いに対しては、肯定的な答えが導き出せるだろう。今やインターネット公共の場であり、現実ビジネスの場となっている。プラットフォーム経営者には、その公共性を維持する責任がある。そして何より、消費者が実際に被害を受けているという現実がある。詐欺的な広告による経済的損失や、プライバシー侵害への懸念看過できない。にもかかわらず、プラットフォーム経営者がその要望真摯対応してこなかったのは問題だ。

この状況を打開するには、消費者広告主、プラットフォーム運営者の三者が協力し、具体的なアクションを起こしていく必要がある。

まず、プラットフォーム運営者は、消費者からフィードバック積極的活用し、広告審査体制を強化すべきだ。AI活用した自動検知と並行して、人間の目による確認を徹底することが求められる。また、広告主の身元確認厳格化し、広告内容の事前審査義務付けることも重要だ。広告ポリシーを明確に定め、違反広告には厳正に対処する姿勢を示さなければならない。

広告主側にも、自社広告配信状況を適切に管理し、質の高い広告提供する責任がある。業界団体などと連携し、自主規制ガイドライン作りを進めることも有効だろう。

そして消費者は、問題のある広告積極的通報し、健全広告環境作りに主体的に参加することが求められる。プラットフォームに対しても、改善を粘り強く要請していく必要がある。

プラットフォーム経営者には、「しない自由」よりも、「すべき責任」がある。業界リードする立場である以上、消費者の信頼に応える努力を怠ってはいけない。もちろん、行き過ぎた規制表現の自由市場健全な発展を阻害する恐れもある。だからこそ、消費者広告主、プラットフォーム経営者三者が対等な立場議論を重ね、バランスの取れたルール作りをしていくことが大切なのだ行政にも、この取り組みをサポートする役割が期待される。

ここで、インターネット本質的な位置づけについても考えてみたい。インターネットは、当初は「市場原理に任された自由な場」という性格が強かった。規制は最小限に留め、自由競争を促すことが重視されてきた。しかし、インターネット社会に不可欠の基盤となった現在、その公共性は著しく高まっている。フェイクニュースヘイトスピーチプライバシー侵害など、弊害への対策が急務となっている。

こうした認識の下、各国で法規制の動きが強まっているのは事実だ。だが、だからと言って行き過ぎた規制は避けなければならない。インターネットイノベーション表現の自由を阻害しないことが肝要だ。市場原理と公的規制バランスいかに取るかは、社会全体で知恵を出し合うべき課題である

今こそ、従来の広告依存ビジネスモデル見直し、新しい価値交換の形を模索すべき時だ。サブスクリプションモデルや有料記事など、ユーザーに直接的な価値提供し、対価を得るビジネスモデルへの転換も一つの選択肢となるだろう。情報に対する価値観も変化し、良質なコンテンツには対価を払うという意識が広がりつつある。

また、広告収入の一部を広告審査の強化に充てる仕組みを作ることも検討に値する。広告の質を高めることが、結果としてプラットフォーム収益向上につながるのだという認識を、業界全体で共有することが重要だ。

健全広告業界の発展は、ひいては健全インターネットの発展につながる。広告主、メディアユーザー三者が協力し合い、透明性と信頼を高めることで、より良い広告の在り方を模索していくことが求められる。広告ブロッカーの普及は、そのための重要な転換点となるはずだ。

インターネットは、「市場原理に委ねられた自由な場」から公共性を帯びた社会基盤」へと変貌を遂げつつある。そして、我々はその変化の只中にいる。だからこそ今、インターネット広告の在り方を問い直し、健全インターネット未来を築くために行動を起こす必要がある。広告ブロッカーが投げかける問いは、そのための重要な一歩なのだ私たち一人一人が、その問いを自分事として捉え、できるアクションを起こしていくこと。それが、より良いインターネット未来を切り拓く鍵となるだろう。

2024-03-01

PS5 VS Xbox

オンラインマルチプレイ無料

APEX LEGENDSやFORTNITEなどの無料ゲームオンラインマルチプレイも追加料金なしでで遊ぶことができます

まり、「APEXだけしか遊ばない!」という人はXboxの筐体を購入をすれば後は無料で遊び放題です。

Xbox 無料でできるゲーム

プレイステーションニンテンドースイッチなどはオンラインマルチプレイを楽しむために月額料金を支払う必要があるため、完全に無料で遊べるのは非常に嬉しい仕様ですね。

性能はPS5より高い

単純にカタログスペック比較するとXbox SeriesXはCPU性能、GPU性能ともにPS5よりも高いです。

ただしその差は僅かで両者とも拮抗しているため、体感できるほどの差は無いかもしれません。

あくま演算処理系スペック比較した場合Xboxの方が上です。

SeriesXとSのラインナップがある

PS5は最上位機種のみのラインナップなのに対し、Xbox廉価版のSeries Sのラインナップがあります

予算に限りがある場合4Kモニターが無い、あるいは4Kモニターの購入予定が無い方にとってはより安いSeries Sを購入するという選択肢もあります

なお、PS5もPS4のようにPRO版が発売される可能性もあるため、その場合は現行機が廉価版になると思います

魅力的なサブスクリプション

プレイステーションのサブスクは最新のゲームは毎月2タイトルしか遊べないのに対し、Xboxのサブスクは最新のゲームも遊び放題です。

プレステのように魅力的な独自タイトルは少ないものの、GTA5やシティーズスカイライン日本ゲームではペルソナ3・4・5のリメイク版まで遊べてしまます

カジュアルに沢山のゲームを遊びたい方にとっては非常に魅力的なサブスクリプション形態となっています

https://nabelog-blog.com/ps5-vs-xbox/

なるほどー。

オンライン無料なのか。

2024-02-18

anond:20240217214145

単純に、無料匿名インターネット時代が終わり、大規模AIサービス同士が鎬を削ってサブスクリプション料金を奪い合う時代になるんじゃねーの

2024-02-13

サブスクリプションって

サザエさん三河屋のサブが酒を定期的に届けてくれるサービスのことだよな

2023-11-12

anond:20231112112728

最初から大きなシステム作ろうとするからしんどいんだよなぁ。

まだ導入すらしていない巨大システムの細かい要件なんて詰められる訳ないのにね。

でも、必要最低限の小さなシステムなら割と要件定義が楽じゃん。

一度導入してしまえば改修時に要件も詰めやすくなるし。

ほんま、サブスクリプション課金制のスパイラルモデルだかアジャイルだかが流行らんのかなぁ…。

2023-11-07

バッジ

バッジとは、twitterサブスクリプションに加入しているアカウントにつけられるマークである

このマークとは、つまり恥の象徴である

江戸時代は罪人に対して入れ墨を入れる刑罰があったが、現代においては、業人が自ら青バッジを付ける。

バッジには人権がない。なので青バッジに対してどれだけ罵っても構わないし、最悪どのように攻撃しても罪に問われることはない。

バッジは死ななくてはいけない。青バッジには生きる価値が無い。

バッジを徹底的に迫害して、twitter断じて「X」ではない)から追い出さないといけない。

2023-10-22

宇津野宮という田舎出張になった

あたらしい事業は古い家のリノベからはじまるらしい。遅滞と未着のプロジェクトが各1。打ち合わせのついでに近所や店舗情報仕入れた。先週いったトライアルという店は消耗品や量産品を買うにはいいが生鮮食品はやめたほうがいいとのことだった。LED電球を仕込んだ廊下は明るくなった。Wi-Fiをつなぎセキュリティ計画をみながらMacBook Pro繋ぎFusion360とArchicad、AdobeCCの動作確認した。新規事業につかうため休眠していたFusion360アカウントを復活させた。今月いっぱいセールス中でサブスクリプション費が安い。仕事を片付けたら午後9時をまわっていた。事務用品を買うためふたたびトライアルに出かけた。生鮮食品一瞥したところ鮮魚はわりとしっかりしていた。目のきれいな魚をすこし手に入れた。

2023-10-19

anond:20231019193844

個人的ゲームサブスクリプションていずれは破綻するんじゃないかと思ってる

あれってプレイした人数やプレイ時間に応じてメーカー報酬が支払われるシステムから、そのうち一秒でも長く遊ばせるための(ゲーム的には無意味な)引き伸ばし策が横行するんじゃないか

あと、何も遊んでない期間も料金が発生し続けるのが個人的に嫌だなと思う

サービスの一時停止とかがもっと気軽に出来ればいいんだろうけど、今は解約して再契約するしかないんだよね

ゲーム一家言ある人たちに訊きたいんだけど

なんかはてブとか見てるとゲーパス(Xbox Game Passの略称マイクロソフトが展開しているゲームソフトサブスクリプションサービス)を推す声が多く感じるんだけど、いまアメリカで一番売れてるゲーム機ってプレイステーション5だそうだ

これってどういうこと?

2023-09-01

 Sony Interactive Entertainment(SIE)は30日、ゲームサブスクリプションモデルPlayStation Plus」の値上げを発表した。日本における12カ月サブスクリプションの旧価格と新価格比較は以下の通りだが、約13%程度の値上げとなる。

PlayStation Plus エッセンシャル: 5,143円→6,800円

PlayStation Plus エクストラ: 8,600円→1万1,700円

PlayStation Plus プレミアム: 1万250円→1万3,900円



5,143円→6,800円 (32.2%)

8,600円→1万1,700円 (36.0%)

1万250円→1万3,900円 (35.6%)

13%とはいったい…?

2023-08-22

スマホアプリストア開放って絵に描いた餅だよな

公式ストアの競合となるサードパーティーストアを誰が経営するんだよ?

Androidでは死屍累々だぞ。

OSをお客さんとして使うApple以外の企業が、そのOS上で動くアプリを真っ当に審査できると本気で考えてるのか?

windows上でMS以外がストア展開してるのを念頭に置いてるのかもしれんが、その結果一般消費者が使うwindowsは、企業向けサブスクリプションユーザーパッチ配布する前のテスターみたいな扱いになってる。

OS自体で稼ぐことが難しくなってるから稼げる他の事業にとって都合の良いように振り回されるのは当たり前だ。

スマホ業界自体が硬直化しつつあるっていうことに異論はないが、まず「競争が起こった方が健全だ」ってのをAndroid実証しなよ。

Androidの謳う「自由」を政府支援するならGoogleは嫌とはいわないでしょ。

それでAndroid市場iOS市場より盛り上がればApple勝手に変わるよ。

まぁ、その「Android市場での実証実験」にストア運営者として参加してくれる企業が見つかるかが最大の問題だな。

Androidは建前上はオープンソースから、ストア運営企業OS自体の扱いについてiOSよりはマシな対応理屈の上では出来るはずだ。

まぁ、ホントにそんなことやってたら30%程度の手数料じゃ割に合わなくて自滅しかないけどな。

まずはアプリストアどうこうよりも、競争を促そうとしてただ業界が冷え込んだだけっていうMNO施策の失敗を反省するところから始めて欲しい。

2023-08-13

トランスフォーマー新規ファンを歓迎しにくい

初めに言わせて頂きたいのは、この話は

トランスフォーマーに新しいファンが来るのが嫌だ」

という話ではない。

トランスフォーマーは新しく入ってきたファンが嫌な思いをするかもしれない界隈なので両手を上げて歓迎しにくい」

という話だ。

どうしてこんな話をするのかと言うと、今年新しく公開された映画実写映画トランスフォーマー ビースト覚醒」によって新しくこのトランスフォーマーというジャンルを好きになってくれる人が増えたからだ。

トランスフォーマーというシリーズは私も大好きだし、1985年から続く長寿シリーズから数十年来のファンも多い。

からこそすごく問題も多い。

まずトラブルを起こす人、モラルに欠けている人がこの10年余り見ていてもかなり多いこと。

その中でも最も多く、最も厄介な問題が、「動画違法視聴」。

トランスフォーマー1985年に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」というシリーズから始まったのだが、このシリーズ動画があまりにもYouTubeにもニコニコ動画にも無断転載が多い。

しかも、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の他のシリーズ無断転載が多く、酷いと「公式配信していた動画があるなんて知らなかった。ニコニコ動画で見ていた」なんて人もいる。

もっと酷い話だと、「このシリーズが見たいのにサブスクがない」という人に「ニコニコ動画(またはYouTube)で見れますよ!」なんて違法視聴リンク貼りつけてリプライする人もいる。

戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーシリーズはその続編に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー ザ・ムービー」「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」などがあるのだが、それらは今サブスクリプションでの配信がなく、それについて話題にすると違法視聴を勧めてくる人がかなりいる。

酷い人だと「ザ・ムービーニコニコ動画で見ました!」なんて普通に呟いている人がいる。

ここまでが第一問題

次に上げるのはモラル面の問題

長く続いているシリーズなので、もちろんトランスフォーマーという作品二次創作をしている人もいる。

でもここでもトラブルが多い。

TumblrDeviantartというサイトがあるが、数年前からIDWパブリッシングにて出版されていたトランスフォーマーコミックシリーズ作画に携わる人達はここに「今回の話でこういったカットを描きました」などの進捗を上げている人がいる。

そこに挙げられたアメコミの一部、または無断転載されている電子版のページからキャラクターを丸ごとトレースしている人や、公式画像を上から塗りつぶして絵を上げていた人などが数年前から問題になっている。

また、二次創作には付き物のカップリングでも派閥が生まれ、「〇〇さんが解釈たこCPはいい、このCPダメ」など言われて攻撃されてしまう人もいる。

グッズの海賊版などを作ってイベントに出してしまう人もいる。

ここまでだったらどの界隈だって有り得ることだ、と思われるかもしれない。

しかし、ここまで上げてきた違法視聴問題や、アメコミの内容の流出など、公式に問い合わせても対応されない、または、問い合わせフォームがない、ということが10年あまりもあったとしたら?

実際にこのトランスフォーマーというジャンル運営に携わっている団体上記に挙げた問題対策をしてくれたことが全くない。

違法視聴問題は放ったらかし、サブスクも限られた作品しか見れないという問題対応されたことがない。

BDが出されている作品もあるが配信されている作品数もサービスも圧倒的に少なく、「紹介されたのに見れない」という作品も多い。

さらに元々子供向け作品であったのに、変形トイなどはおもちゃ売り場での市場展開が縮小された上に値段が高騰し、限られた場所しか買えないなど、「長くついてきたファン」ばかりをターゲットしかしていないのも問題だ。

しかし、公式にも問題があるとはいえ一番の問題ファンである

見たい作品に対してサブスク円盤を勧めてくれる人ならまだいい。

上記のように違法視聴リンクで勧める人もあれば、酷い人だと「公式の原語版アニメーション配信違法DLし、字幕をつけてニコニコ動画に上げる」なんてする人もいる。

他にも公式にきちんとしたガイドラインがないことで勝手公式キャラクターについての絵を受けてお金を貰う活動をしている人もいる。

さらに、随分前からガンダムでも話題になっているが、シリーズが長く続いていることからキャラクター解釈が分かれ、描いた作品キャラクターについて考察した呟きなどに勝手に訂正の講釈を書き込んできたり、「キャラクターが分かっていない」などと噛み付いてくる人が居る。

それだけならまだ避けようがあるのかもしれないが、先ほど挙げたような派閥としてキャラクターを描く人、CPを描く人を推す人達集団で叩いたり、などがあり、それに巻き込まれた結果、「新しく入ってきたがアカウントを丸ごと消してジャンルから去るしかない」という人も数人見かける。

また、二次創作で描いた作品文章などを丸ごと模倣される、晒されるなどして作品アカウントを消してジャンルを去らなければならなかった人もいる。

こういった理由で、トランスフォーマーというジャンルについて私は

作品を好きになるのはいいが、この作品をメインジャンルとして付き合ったり、界隈の人と深い繋がりになるのはやめた方がいい」

と思っている。

新規確保が難しいジャンルからか、一度「キャラCPが好き」というと純粋同意してくれる人もいるが、イベントに参加した時ブースで長々と立ち話をして他の人が本を買えない状態にしたり、頼んでいないのに「あなた解釈は間違っている」などリプライを送る人もいる。

それによってイベント参加で嫌な思いをしたり、二次創作を楽しくやりたかったのにその気持ちを踏み躙られる人が出て欲しくないのだ。

しかトランスフォーマーファン自分達が良くないことをしていると考えている人達があまりにも少ないので体制改善されたことがない。

これは公式に対しての姿勢でもよく見られる。

トランスフォーマーというシリーズ作品こそ新しいものが数年置きに出ているが、見てみると初代の「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のシリーズの大筋やキャラクターの焼き直しが多い。

これはファンが新しい作品を出す度に「初代のような作品感がいい」「キャラクターも初代から出ているものがいい」と訴え続け、制作陣の中にこういった考え方の人もいれば、「こういった路線でなければ古参ファンから人気は受け続けられない」といった考えを運営陣に持たせた結果、過去にいたキャラと全く同じ名前キャラクター、そして同じようなストーリーがずっと焼き直され続けていくことになったのだ。

まり、「初代のアニメシリーズを見ていなければ話やキャラクター背景が分からないが初代のアニメシリーズはサブスク配信がない」「サブスク配信がないことを理由違法視聴を勧めることを辞めないファンが一部いる」という負のループがずっと続いている。

このような事がもう10年あまりも続いてきた。

ジャンルとしてはかなり泥舟のような状態なのである

そこへ新規ファンを両手を上げて歓迎するということはかなりしにくい。

もし、これから新しくトランスフォーマーファンになりたいという人がいるならば、このシリーズは「作品が好き」という程度に留めておいた方がいいと思う。

深入りしてトラブルに巻き込まれたり、嫌な思いをして欲しくないからだ。

実際既にこの界隈は「あの界隈こんな事件があったよね」と囁かれることも多く、居るだけで「この界隈にいるということは何か問題がある人なのではないか」と言われて悲しい思いをする人を出したくないのだ。

以上がトランスフォーマーという作品を好きになってくれるのは同じ作品を愛するものとして大いに嬉しいが、界隈に参入するのはすこし考えた方がいい、と私が考える理由である

ファンが増えてくれるのは嬉しいが、長くこのシリーズファンを続けてきた1人として、良い例だけではなく、注意喚起必要だと思ったからだ。

この文が何人の人の目に止まるかは分からないが、長くトランスフォーマーシリーズを愛してきた人も、これからトランスフォーマーを見ていこうという人も、そして私も、改めてこのシリーズとの付き合い方、ファンの人との付き合い方を今一度考えたいと思う。

2023-08-10

渋谷TSUTAYAレンタル形態を止めるだろう改装ニュースになってるけど、サブスクリプション映画音楽配信時代もそんなに長くは続かないだろう。

配信の次は生成。誰が作ったとかではなく、あなたのためのオンリーワン作品が生成される。

もうすぐそこまで来ている感じ。

2023-07-04

DAZNから

「2023-01-08から、新たなサブスクリプション適用されます

ってメールが来ていて、意味が分からなかったが、ログインして確認すると「2023年8月1日から」だった。

こんな紛らわしい表記の国、存在する?(アメリカ式ともイギリス式とも違う)

2023-05-31

anond:20230531130047

結婚生活サブスクリプション制にして、いつでもやめられるようにしたほうがみんな生きやすい気がする。

2023-05-08

33独身女、結婚したいけどお金が好きすぎる

一般的に女は金にがめついと言われているが(そこに性差はないと個人的には思う)

何というか、自分はその次元を超えている。

20代のころは年収320万円の低収入で、何とかしようと勉強転職を頑張った。

当時は彼氏もいたけど向こうも低収入だし、女は結婚したら転職難しくなるしで

プロポーズされたけど、頼りないので別れてキャリアアップ時間を割いた。

努力甲斐あって収入大幅アップに成功、ついでに過度の倹約にも目覚めた。

元々『頼れるのは自分お金だけ』という思考だったが、高収入転職がこれを加速させた。

20代後半で一旦結婚を諦めたのも大きい。

まず実家に出戻りをした。新しい職場実家から通える範囲なので一人暮らしを辞めた。

(両親は相続するより同居するほうが節税になりお得、という考え)

おしゃれ不要職場なので美容費を極限まで削った。服は中古化粧品は半額のものしか買わなくなった。

酒を減らした。というか飲まなくなった。そもそもきじゃないと気が付いた。

外食しなくなった。元々平日はお弁当派だったが、休日ランチ無駄に思えてきた。

ミニマリストになった。ポイ活より物を買わないほうが節約になる。

 そして浮いたお金を全部投資に回すことにした。

 結果、33独身資産4300万円のお金大好き女が爆誕した。

数字を見ることが何よりも好きなので使わない。証券口座を見てはにやにやするだけ。

コロナショックの時は焦ったけど、追加投資で増益したので無問題

家計簿をつけるのも楽しい。先月より出費が少ないとテンションが上がる。

節約副業の本を読むのは日課個人的には漫画より動画より面白い

お金のことを考えるだけで口角が上がる、もはや病的である

倹約っぷりに同僚から貧乏人と罵られたが、今の生活は十分楽しい。何なら人生で一番楽しい

 (ブランド品を欲しいと思ったことが一度もないので、元より倹約の才能があったのだろう)

世の中にはサブスクリプションサービスが山ほどある。NetflixSpotify等々...これらを駆使すれば暇なんてない。

一層のキャリアアップのための勉強や、副業もある。

外に出たくなったら散歩をすればいい。歩くのは楽しい

 ※健康管理費交際費は削らないようにしている。健康と友人は何物にも代えがたい。


とはいえ結婚はしたい。

正直不可能とは思うが、将来の安定や世間体ぼっち回避のためにも結婚をしたい。

マズロー欲求五段階で言えば、高収入資産形成により『安全欲求』が満たされ

社会的欲求』『承認欲求』の段階に進んだのかもしれない。

しかし、自分は自他ともに認める倹約家。

節約しすぎて女としての魅力は低い(元々非モテだが)、子供リスクなのでDINKS希望

割り勘は歓迎だけど、生活費を多めに出すのは正直苦痛財産分与無し別財布が理想

年下のとの食事では自分が奢るし、時折寄付もするけど、養うのは無理...なぜだ。

仕事を抑えて養われるのも個人的にはNG、『頼れるのは自分お金』なので)

ありがたいことに、日本の平均と比べてかなり稼いでる方なので

『同程度の収入資産限定!』とか叫んでも意味がないのは分かっている。

しかお金が好きすぎる(繰り返すが『自分の』お金が好き)ので、損になる結婚はできないししないほうが相手のため。

(年上は?と聞かれそうだけど、10歳上とかだとかなりの高収入でない限り損だと思っています。早い時期から介護する必要があるし...)


確定ではないけど40歳になっても独身だったら、セミリタイアする予定。

働けば税金をとられるし、これからは子持ち優遇になるだろうからもういいかなと。

本音を言えば夫婦セミリタイアするのが理想だけど、それなりの収入資産持ちで自分と相性が合うセミリタイア志向人間とか限られすぎている。

しかもその人が自分を選んでくれる保証は全くない。てか大体が独身希望だ。

過去に戻って結婚したいかと聞かれたらNOだ。今の選択は正しかったと言い切れる。

結局これはアラサークライシスってやつなんだろう。

2023-04-25

anond:20230425033559

システムを「フュージョンカード」として多数の歴代ウルトラマンの力を生かすアイテムを作り出したのがオーブ

様々なウルトラマンの力を宿したカプセルを使い戦うジード。

その後のウルトラマンも様々なウルトラマンの力を宿したクリスタルキーホルダー型のアクセサリーメダルなど沢山のグッズが出ています

まりゼロを先頭としたニュージェネレーションウルトラマン達がとにかく様々なグッズを展開し、我々を飽きさせないアイテムを開発し続け、苦境から何とか走り続けて来たことで今の圧倒的な人気を盛り返し、各地でライブイベントなども行われるようなコンテンツへと引き上げてくれたと言っても過言ではありません。

もちろんニュージェネレーション達の土台には昭和平成から活躍してきたウルトラマン達の地盤にあった人気があったというのも忘れてはいけないことでしょう。

ここで考えて欲しいのです。

今でこそウルトラマンはたくさんのコンテンツがあります

サブスクリプションサービスも公開され、ライブイベントや様々なグッズ展開。

そして新しいウルトラマンテレビシリーズの他に展開される様々な動画作品やボイスドラマなどのコンテンツ

その中でも、確かにギャラファイは今までウルトラマンテーマとしてきたものや、長所としてきたものをかなり削ぎ落としているかもしれません。

平成三部作と呼ばれるティガダイナ、ガイアグルなどがまだ登場していないのも不満かもしれません。

しかし、考えて欲しいのです。

ウルトラマンシリーズのなかでも、他作品映画客演の回数が多いのは「光の国」に所属するウルトラマン達。

ウルトラ兄弟と呼ばれる存在や、ウルトラマンマックスからメビウスなど。

ティガダイナ、コスモスなどは比較客演の数が多いですが、常に彼らが自由に光の国の世界へ来れる描写を描かれたことはありません。

さらに、海外活躍していたウルトラマンや、ミニアニメOVAなどで活躍していたウルトラマン達は映画以外ではほぼ客演の機会がありませんでした。

それがニュージェネレーションで盛り返した人気と共にリリースされた作品で、再び活躍することが出来ているのです。

一部のキャラクタースーツを新しく作られてまで。

グッズの種類は少なくなり、サイズは小さくなり、一時期はウルトラマンというコンテンツのものが終わってしまうのではないか、とまで考えたことがある身として、だから考えを改めてくれとは言いません。

ギャラファイがないと再び活躍することや、その後を知ることが出来なかったウルトラマンもいるという事です。

CGの多用や壊れるものほとんど無い場面を手抜きだと評価する人もいます

しかしギャラファイはゼットトリガー、デッカーと重なる時期に放送制作されているのです。

当時放送している新シリーズクオリティを維持しながら歴代ウルトラマンが登場する作品を作っているという事実を考えた時、妥当舞台設定であると言えるのではないでしょうか?

もし本当にあなた達が沢山セットを壊す戦闘をして欲しい、新しい怪獣を作って欲しい、そう思うならば。

公式が出すアイテム作品をきちんと応援するべきではないでしょうか?

沢山お金を使ってくださいということではありません。

公式から出される作品文句を言うなということではありません。

ただ、あなたが今見て評価を言えるようなコンテンツが今作られているのは、この作品を作っている人々が本当に苦しい時代を乗り越えてようやくこんなに沢山の作品一年に展開できるくらい盛り返してくれたかなのだ、と覚えていて欲しいのです。

本当に一時期は消えてしまうのではないか、二度と新しいウルトラマンは来ないのではないか、と思われていた時代を乗り越えて、スーツも新しくした沢山のウルトラマン達が活躍できるほど力を取り戻したのが今なのだと。

そう覚えていて欲しいのです。

からギャラファイを悪く言うなとは言いません。

いから黙ってギャラファイを見ろとも言いません。

ただ、あなた達がこの作品批評する時。

批評できるほどのクオリティコンテンツ豊富さをあなたたちに与えてくれているのは、その作品を作っている人達が、そしてそのコンテンツを購入するなどして支えた人達が苦境を共に乗り越えてくれたかなのだと。

ただ、覚えていて欲しいのです。

上記に長々と書いた文は、当時の記憶漏れ聞いた情報を元に書き綴ったものなので誤りは沢山あると思いますが、私が言いたいのはこれだけです。

お目汚し失礼致しました。

ウルトラギャラクシーファイトとそれに対する人々について考えたこ

本当はこういう文書くのどうかなあと思ったんですよね。

こんなこと書いて自称ジャンル治安維持名目にしたお気持ちヤクザみたいなファンって言われると困るなと思うけど、言われても仕方ないしなと思いましたし。

対象子供向け作品ですし、実写作品現在大人気のコンテンツですし。

でもちょっと昨今の意見の分かれ方を見まして、「考え方を変えろとは言わないけど頭の片隅には置いておいて欲しいな」と思ったので書かせて頂きました。

大人気の特撮シリーズウルトラマンってシリーズありますよね。

去年大盛況でしたね、「シン・ウルトラマン」とか。

最近新しいウルトラマン番組放送時期の発表が来たり、今も新情報カウントダウンが行われていますね。

その新情報を巡りまして、その中の一つの作品、「ウルトラギャラクシーファイト」という作品が今注目を集めています

ウルトラギャラクシーファイト」は今3シーズン?3作品?出ています

最初シーズンは今「ニュージェネレーション」というジャンルで分類される新しいウルトラマン達(キャラ名は沢山いるので割愛します)にスポットライトを当てた話でした。

その次のシーズン、「大いなる陰謀」、続く「運命の衝突」ではアブソリュートタルタロスという新しい敵、その仲間たちがやってきて、ウルトラマン達は新しい脅威に立ち向かわねばならない…という話でした。

ウルトラギャラクシーファイト」というシリーズには実は基本ウルトラマンしか出てきてません。

世間によく知られている、「人間ウルトラマンが何らかの要因で一体化し、その正体を隠し続けながら日夜地球に訪れる脅威と戦っているよ」という話では無いわけです。

そこでかなり意見割れました。

まず「ウルトラマン」という作品は「円谷特撮ヒーローシリーズ」の一つです。

世間でよく知られているミニチュアジオラマや、火薬による爆発、ウェットスーツ着ぐるみを着用したキャラクター達との戦闘を工夫を凝らして撮影したシリーズですね。

怪獣の口から出る光線で吹き飛ぶ街、逃げ惑う人々、ウルトラマン怪獣に投げ飛ばされてその背中で押し潰される建物

クワしますね。

そしてウルトラマンと一体化することになった人間の苦悩、その秘密を隠し続けなくてはならないジレンマ戦闘が続く中で人々を守るために常に選択と苦難に向き合わなくてはならない日々。

そして、人間とは全く違う存在、「ウルトラマン」達と種族を超え、文明を超え、理解し、絆を深め合うストーリー

心が踊りますね。

長いので以降「ウルトラギャラクシーファイト」は「ギャラファイ」と略させて頂きますが、ギャラファイには実は人間、出てきません。名前を呼ばれたりはします。

ほぼウルトラマン怪獣と星人と、「アブソリューティアン」と呼ばれる強大な敵の物語です。

意見割れたのはそこです。

まずざっと抜粋しますが

ウルトラマンとは人間との関わりを大事にした作品ではなかったのか」

「俺はウルトラマン自分より脆くて弱く、利己的な存在である人間と接して影響を受けたり与えたりするのを見たいんだ」

ウルトラマン同士の人間関係など正直どうでもいい」

という意見が出てきました。

特撮らしく、人間にとっては巨大な建造物を軽々と超えてしま身長を持つ怪獣ヒーローが戦い、街を破壊したり守ったりしながら戦うのが見たい」

「何かを守るために戦うのがウルトラマンではなかったのか。人間との関わりもなく大義名分もない戦いをされるのはウルトラマンではない」

という意見も見ました。

わかります。言われてる内容はとてもよくわかります

かなり前の作品なんですが「ミラーマン」という作品があります

ミラーマン」は大人も楽しめる特撮として作られた作品なので初期の方はかなり人間スポットライトを当てた話があります

自分出自に苦しむ主人公や、生き別れになった親子、すれ違う恋人、心の寂しさを紛らわすために変な宗教にハマる人とかね。

でもその人間ドラマより、ミラーマンで人気だったポイントは「ヒーローが巨大化して巨大な怪獣と戦う」という所だったそうです。

これの裏付けになるかもしれない話がありまして、「ミラーマン」には裏番組として「シルバー仮面」という作品がありました。

シルバー仮面」も特撮ヒーローです。

しかし彼はシリーズ前半は巨大化しませんでした。

ミラーマンが巨大化して怪獣と野山をころげ回って殴り合いをしている頃、シルバー仮面商店街で敵を追いかけ回していました。

その時視聴率が高かったのは圧倒的にミラーマンの方です。

結果的に言いますシルバー仮面もこれを受けてシリーズ中盤から巨大化能力を手に入れています

まり「巨大化したヒーロー怪獣の戦い」は視覚的なダイナミックさもさることながら、ただ大きくなったのではなく、戦う中でセットを派手に壊したり、爆発で吹き飛ばすあの迫力で人の心を引き付けるのだ、ということが証明されたわけですね。

それがギャラファイになりますと、まず舞台宇宙の上にウルトラマン達の故郷、光の国とその周辺の惑星ですからまずみんなウルトラマンサイズで物が出てきます

ウルトラマンが見上げるくらいの高いタワー、ウルトラマンと同じくらいかそれよりちょっと身長が高い敵。

その辺を壊してもあんまり心が痛まなさそうな岩だらけのなんにもない惑星。(焼き尽くすと心が痛みそうな緑に囲まれた星もありますよ)

これは確かに先程述べた特撮のいい所が全部取り去られたように感じますね。

その辺のゴツゴツした岩が光線で溶けたり切り落とされても、街中で戦闘している時、もしかしたら逃げ遅れた人がいるかもしれないビルが崩れて「ああっ大変!」という気持ちちょっと湧かないかもしれませんね。

皆同じような身長の敵やウルトラマン達がボコスカ殴り合いをしてもその辺の人間喧嘩しか見えないかもしれませんね。派手な光線やアクション、音が付いていても。

それに実はギャラファイの敵の大半は、地球を狙ってきません。

なんでかと言うと「ウルトラマンに恨みを持つ連中」が大半だからです。

理由はまだはっきりと明かされていないのですが、ギャラファイ2、3でアブソリュートタルタロスは、自らもその一人である「アブソリューティアン」という種族の存亡のため、ウルトラマン達を排除したいと思っているのです。

なので歴代ウルトラマン達に倒されてきて、ウルトラマンに恨みを持っている強敵達を主に蘇生させて戦いに臨んでいるので割と地球安全(多分)なんですよね。

となると「地球ピンチから地球人の皆!力を貸して〜!」ともできませんね。

ウルトラマンシリーズテーマの根幹であるウルトラマン人間の関わり」も描かれないわけです。

こうして描いてみると結構困りましたね、ウルトラマンシリーズの魅力の大半を削り落としているわけです。

でもギャラファイが全く魅力的では無いのか、と言うとそんなことはありません。

大きなポイントは三つ。

ニュージェネレーション以前の歴代ウルトラマンをかなり網羅している」

「登場回数が少なかったウルトラマンモードを細かく拾っている」

「各作品メディアミックスにわたる小ネタを各所に織り込んでいる」

というのがポイントです。

ギャラファイには実に様々なウルトラマン達が出てきます

みんなご存知ウルトラマン

そのウルトラマン最終話で迎えに来たゾフィーを初めとする「ウルトラ兄弟」と呼ばれる昭和から生み出されてきたウルトラマン達。

俗に「平成2期」と呼ばれるコスモスを始めとしたネオス、ネクサスマックスメビウスシリーズに登場するウルトラマンたち。

そして、ウルトラマンUSAやパワード、グレート、リブットといった海外作品に登場したウルトラマン達。

ギャラファイ3にはミニアニメ劇場版作品だったナイス、ゼアス、ボーイなども参戦していますね。

これらを合わせると実に沢山の様々なウルトラマン達を登場させてくれたのがこのギャラファイシリーズです。

実はこの中には

作品が発表されたものの、長らく客演もなく後日談でどこへ行ったのか、今何をしているのかも分からなかった」

作品終了後、メインのウルトラマンしか客演がなく、サブのウルトラマンとどんな関係になっていたのか分からなかった」

というキャラクターも多くいます

それがこのギャラファイで言及された事で、

作品が終わったあとも、一緒に戦った仲間と協力して任務についている」

とある惑星に留まり、誰かに力を与えたり、道を示す役割をしている」

など「現在の姿」が明かされたウルトラマンも多いのです。

そして次のポイントですが、今まで登場回数などが少なかったウルトラマンモードチェンジなどを生かしているのもギャラファイです。

ギャラファイ2の時大騒ぎでしたね。

ウルトラマン達の危機に、共に戦った仲間であるウルトラマンジャスティスとともに駆けつけたウルトラマンコスモスのスペースコロナモード

ご時世がご時世でしたか名前的に出せないんじゃないかって言われていたのにまさかの登場です。

スペースコロナモードってウルトラマンコスモス劇場版しか出ていないんですよね。

しか宇宙での活動に適したモードですので地球に来るとよく知られてる青いルナモードエクリプスモードなっちゃう。

でもギャラファイは宇宙空間の話なので何とスペースコロナモードでの登場に違和感がなかったわけです。

そして極めつけはウルトラマンコスモス劇場版3作目に登場したコスモス個人としての究極形態フューチャーモードに、同じくウルトラマンコスモス劇場版3作目に登場したウルトラマンジャスティス クラッシャーモード

そして更に2人が合体したウルトラマンウルトラマンレジェンドまで。

同じシリーズクロスオーバー作品客演何となく予想出来ても、ここまで丁寧な客演での活躍描写はなかなか他でも見られないはずです。

そしてもうひとつ、ギャラファイ3に登場したウルトラマンネクサスウルトラマンノア

ウルトラマンネクサスは「ウルトラマンネクサス個人として三つの形態を持ち、ギャラファイではその全ての形態披露しました。

そして特筆すべきは、ウルトラマンネクサスが持つ固有の能力、別次元を展開し自分を含めた対象をその空間の中に取り込む「メタフィールド」の能力を作中で描写したことです。

なんのために使われたのかは本編を見て欲しいので割愛します。

そして、ウルトラマンノアの登場。

ウルトラマンノアウルトラマンネクサス最終話に登場したウルトラマンであり、その特殊性は、客演したウルトラマンゼロ活躍する「ベリアル銀河帝国」でも書かれています

しかしそれ以降の登場が殆どなく、ギャラファイで登場した際は多くの人を驚かせました。

しかもこのノアスーツ一新されています

ギャラファイではジャスティススーツなどがそうなのですが、ショーイベント用のスーツ転用したりして使われています

しかし長らく登場の無かったノアは綺麗に新しく作られて登場したわけです。

そして最後ポイント

ギャラファイ2ではコスモスジャスティスネオス、セブン21、80が共闘する話があります

平成2期組、一人は昭和一見関連性が分からないように見えるこの組み合わせですが、実はコスモスネオス、80は他作品や時事関係で繋がりがあります

コスモステレビ放送当時、事情があって最終回手前でテレビ放送を続けられなくなってしまたことがあるのですが、その空いた枠を1クール作品を作り走りきることで繋いでくれたのが、元々イベント限定ウルトラマンだったネオス。

そして、80は漫画ウルトラ超闘士激伝新章」にて自分の力を制御出来ず苦悩するコスモスを宥め諭したキャラとして書かれた繋がりがあります

長くなるので他の小ネタ各自でお探し頂くことをお願いしますが、ざっとこれだけの魅力がギャラファイにはあるわけです。

しかしそれだけが、今回ギャラファイに起きている賛否両論について考えたことではありません。

私がこれからお話する、「これを聞いて考えを改めなくていい。でも頭の片隅に置いておいて欲しい」と思う話は、まずざっと10~15年前の話に遡ります

前衛的なストーリーテーマ視聴率にかなり波があったウルトラマンネクサス放送された頃でしょうか。

当時の時点で円谷プロダクションはかなり危うい状態だったそうです。

作品に対する意見の分裂や予算不足など。

ウルトラマンネクサスメタフィールドなどにその一端が現れています

背景は不思議な光の演出、地面はゴツゴツしたあまり壊れるものがない岩場という異次元

壊すセットの削減です。

ウルトラマンネクサスがほぼ毎回メタフィールドや山の中で戦っているのはこういった事情が反映されています

ネクサスの終了後、マックスメビウス作品は続いていきましたが、その後長らく新しいウルトラマンが現れないという時期が続きました。

新しいコンテンツとして生まれ大怪獣バトルには殆どウルトラマンが出ず、怪獣で戦うレイオニクスバラーレイモン、そして今後大出世を遂げるゴモラウルトラQにて活躍したリトラなどが活躍しました。

カードダス遊んだ記憶がある人もいるでしょう。

そしてその大怪獣バトルの劇場版ウルトラマンシリーズに変化が訪れます

もう10年以上経つけどニュージェネレーション戦闘を切って未だに全然に立ち続けてるウルトラマンがいますね。

彼です。

ウルトラマンゼロです。

彼の登場でウルトラマンを好きだった人々は大いに沸き立ちました。

大怪獣バトルの辺りでかなり会社が苦境に陥っていることはよく知られていたので「もう新しいウルトラマンを作れないくら疲弊しているのか」とまで言われていたコンテンツが見事に彼の力で持ち直しました。

その後ウルトラマンゼロは宿敵であるベリアルとの戦いを続け、過去作品からリブートされたミラーナイト、ジャンボット、ジャンナイン、グレンファイヤーなどの仲間と活躍し、それは後のニュージェネレーション達、ウルトラマンギンガやビクトリー、Xやオーブジード、ルーブ、タイガゼットと後続の作品を押し上げていくことになります

もちろんゼロやウルティメイトフォースゼロと呼ばれるチームのキャラクター達だけの活躍ではありません。

ウルトラマンシリーズのグッズとして特徴的なソフビ

から集めていた人々はご存知だと思いますが、昔のソフビは今より大きく、種類も豊富でした。

放送終了したウルトラマンタイプが数年後も全部売り場にあったくらいです。

しかし、大怪獣バトル周辺から種類は少なくなり、サイズは小さくなり、塗装も前身のみになっていきました。

しかしそれに対して挑戦したのがギンガやX。

スパークドールズ」という足にコードが書かれたシールがついた新しいソフビを開発することで、「ソフビ玩具連携するグッズ」を作り出したのです。

そして大怪獣バトルにもあったカード Permalink | 記事への反応(2) | 03:35

2023-03-11

anond:20230311140837

よくわからんけど毎度起動のためのシリアルキーみたいなのが更新されるタイプなの?

ローカルソフトデータがあるならどうにでもなりそうだけど。サブスクリプションってそういうことなのか。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん