はてなキーワード: 正論とは
近頃のSNSを中心としたインターネットは馬鹿で溢れすぎている。
俺は馬鹿だが馬鹿じゃないし、それに20年くらいネットにどっぷりだったから馬鹿故に最近のゴミっぷりがよくわかっちまうから、言わせてもらう。
「真剣に自分の意見を表明する」なんて下らねえことしてんじゃねえよカス共。
「別に真剣じゃない」なんて言わせねえぞ。この書きこみ見ればわかるだろ。ゴミ共の文章力だと必死にしか見えねえんだよ。
要するに何が言いたいかっていうと、「自分が取るに足らないゴミである」って自覚が最近のネットユーザーには足りないんだよ。
ゴミの分際で面白くもねえ世の中への怒りだとか政治への不満だとか、社会への愚痴だとか一切漏らすんじゃねえよ。
そういうのを垂れ流したいならユーモア交えて笑い話にするくらいの工夫はしろ。
てかリアルで言えリアルで。ゴミみてえな意見を拡散して共感集めて、頭数だけ増やしてゴミを真実にしようとするな。
もっと猫が可愛かったとか、この俳優がかっこよかったとか、あの店の食べもの美味かったとか、ピカチュウが好きだとか。
そういうことだけ書きこんで生きろよゴミどもが。そしたらみんな幸せだろうが。
でも網の目から漏れるみたいに下らない意見()を見ちまうのが実情で、本当不愉快なんだわ。
そんなの気にするくらいだったらPC窓から投げ捨てて可及的速やかに死ねってのも正論だな。よくわかる。
でもまだネットに俺好みの情報が転がってるから抜け出せねえんだ。
だから少しでも、昔みたいなネットに戻って欲しいっていう俺の足掻きだよこれは。
この投稿は「てめえの考えを押しつけるなって押しつけ」で、「インターネットで意見を表明するなって意見の表明」であり、
「ジョーク性のない書きこみをするなっていうジョーク性のない書きこみ」だけどな。
とにかく、俺は俺の過ごしやすいインターネットに復活して欲しいからこんなこと書くわけだけど、
頭の悪い奴らが頭の悪いことを無自覚にしているのが怖いからユーモア欠乏症のやつはスマホとPC捨ててリアルに生きてくれ。
俺を見ろ。こんな無様なブーメランを投げるやつがのうのうと存在してる場所でマジな意見表明してるのってアホみてえじゃねえか?
ネット上で意見を表明しても人生は変わらないし、世の中にそんなことで変わって欲しくない。
こんな駄文に共感してくれるやつがいたら、一緒にみんなヘラヘラ笑いながら使えるネットを取り戻していこうぜ。
頭の悪い奴の書く文章は必ず長い。
主にTwitterに生息する腐女子+ツイフェミの合成版のようだ。
暇潰しに彼女たちのツイートを頭がいかれない程度に流し読みしたが、直接口にしていなくても、どいつもこいつも「あたしたち腐女子だからゲイに優しいし配慮あるよ(笑)」と早口で言いそうなタイプであった。
あとは典型的なダブルスタンダードであり、主語がクソデカく、女の嫌な所をこれでもかと煮詰め、自分で生きづらさを加速させているような感じだろうか。(これは非腐女子のツイフェミと変わらないが)
男向けは何がなんでも許せないけど、女向けは健全!男向け作品の巨乳描写は悪!でも女向け作品のあからさまなホモ描写は健全だし萌え!尊い!男向け作品より配慮してる!
男向け作品の女性の性的搾取(ここがよく分からん)は許せないけどあたしたちはオープンな場でホモ絵もR18だろうと垂れ流します!それに正論ぶつけてくる男も悪!女は名誉男性!(これが一番よく分からん)
……書いてて頭痛くなってきた、やめよう…
・男性が経済的搾取対象であるというメッセージを含むキャラクターを作るとしたら「お金持ち=魅力的なキャラクター」としてそういうキャラクターばかりになるはず。
「なるはず」じゃなくて「男性をATMとして扱うような描写ばかりだとしたら嫌にならない?」って話してるんだよ。
↑ 確かに見た目の美しくない女性を無視してると思う。けれどももし若くなくて美しくなくて胸が大きくない女性を主役キャラクターとして追加したとして、それで「女性は性的搾取対象だ」というメッセージはなくなるのだろうか…?と考えると、確かに添え物として扱われている、女性を下に見ている、は理解できるような気もするけど、若くて美しく胸の大きい女性キャラクターが出てくることは、すぐに「女性は性的搾取対象だ」というメッセージに直結たり得るものなのだろうか…?
男オタ向けコンテンツには不自然に「若くて美しくて胸の大きい女性キャラ」しか出てこなかったりするのが「女性は性的搾取対象だ」ってこと
女性キャラに性的なアピール以外の要素が求められていなくて、キャラクター性や人格よりも若さと見た目だけが重要視されてるから「性的搾取」なんだよ
ただ主人公が男女ともに美しく描かれていることが多いというルッキズム的志向の指摘までしかできないような気もする…って思っちゃって、なんかこの理屈はスッと入ってこない…
ルッキズム志向ってのはこの問題の一部ではあるけどこの話の重要なポイントではなくて、元増田が言いたいのはATM扱いされたら嫌だよね、女はそういう気持ちで主張してるってことは共感する努力がいるんじゃないって話。
正論かどうかとか、どっちが正しいなんてのは一旦置いて、相手の意見とか相手の感じてることを理解してあげようよって大人の男の対応だと思うよ。
正論は伸びないぞ
https://japan.techinsight.jp/2019/10/ac10282208.html
アニメも漫画もイケメンイケメンイケメンでしかも用紙だけで人を評価するのを正当化するやつすら大勢だ
韓日の右派と左派をそれぞれ一人ずつ、計四人で討論する面白い番組。
産経新聞は、韓国国民の一部からは「極右・嫌韓新聞」とみられている。その産経新聞記者の発言を「濾過」せずに思う存分語らせたことで、司会者のイム弁護士の元にも「売国的だ」という批判が殺到したのだった。
産経新聞への批判というと、日本では左派から批判の声が上がることが多い。
それが韓国では「売国的」という右派からの批判が上がったようだ。
韓日では左右が逆転していると言われており、今回も日本の左派と同じ立場に韓国の右派が回った。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.j-cast.com/kaisha/2019/10/29371294.html?p=all
さて、ある出来事をポジティブな表現とネガティブな表現、どちらで表現すればいいの。
Gl17 産経発言は「被害者が被害側と言うのは歴史観の歪み」と言ってる訳でそら怒るわ。日本側で嫌韓は日本が悪いと放送したらもっと反感あるだろう。記事と同手法で最近の国内報道を揶揄すればエライこと書けてしまうぞ。
せっかくのチャンスなのに、こういったコメントは損だよ。
産経新聞がいかに酷いかじゃなくて、そんな酷い産経新聞も討論の場に呼ぶ韓国の器の大きさを、多様な意見を尊重する姿勢を褒めたいよ。
ポジティブな表現を使えば、韓国の右派や日本の左派の味方がもっと増えるはず。
全部極論過ぎて笑う
エッロエロなイラストとあの服を着た女の子が同等だという例えがそもそもおかしい
フェミニストがこれが正論だというのがバカばっかなのかなって思う
服着てる宇崎ちゃんNGと漫画の宇崎ちゃんOK どっちも乳袋あります
なんでこんなついーとが何万RT もしてるのか!?????バカしかいないの????????
①女性
②エロを売りにする人
③エロいという人
の例もKUSO
こいつらがいうには
①乳がでかい人
②イラストレーター
③オタク
らしいが
MAZIで極論なのだ
なんですかこれ魔女裁判じゃないですか ようは勘違いフェミニストが騒ぎ出せばこの構図が強調されて問題視できるんですよ
そもそも枠に入る前提条件全てがちがってて当てはめるのもおかしな話なんですよね
いやどこ資料だよっていう分類とファミに有利な人たちばっかりが出ている
つーかサキュバスと服着た女の子並べて異常異常って言ってる方がきもいわ
あと勘違いフェミさん下着広告にも噛みついてるよね?そっちの方が区別できてないじゃん 乙
オタクは弱いからいっつも噛みついてるの知ってるんだよね だんまりする例オメェらの方が露骨だろが
よくよく考えてみたらきちんと服着こなしている絵が性的摂取だって騒いでる方が 頭おかしいんだよね!!!!!!!!!!!!!
きちんと服着てる二次元のイラストで おっぱいがでかいだけでうるさいんだよ!!!!!!!!!!!!!!
イラストがあるから!なんて前提全くいらないし、むしろイラスト知らない人の方がいじってますよ
バーでお酒飲んでる全くオタクじゃない人とか女にモテたくておしゃれなオタクじゃない人とか
男性は胸に反応するようにだいたいできてます 特例は知りません
胸でかい人が下着広告でも勘違いフェミはうるさくないんですけど
こっちのほうがNGでしょ 裸体にブラだけですよ
フェミ「AVと二次元の区別できるっていってるじゃん下着広告持ってくるとかバカ丸出しじゃん」
こいつもバカです
これは男性の抑制を示すために発言しただけで 男性は全部に興奮しています
普通の人は現実にいる女性には行動を示さないが二次元には行動を示す って話です
それをフェミが二次元と現実ごっちゃにして興奮するんだろって話にすり替えてるから問題なんですよ
大事なのは ((((((((現実の女性に対する抑制力)))))))))です
むしろ二次元のイラストで性欲消費してくれてる方が健全なんですよ
これのおかげで抑制力があがってるんです
みろ隣の国なんて制限し過ぎておかしなことになってるだろ そこら辺の資料はググったらすぐに出てきます
オタクを問題視する前にこっちを攻撃しないのはオタクが弱い存在だとどこかで知っているからでしょうね
今回だって服着てる きっっっちりと 服を着ている 女の子ですよ
肌色の部分なんて腕と顔くらいでしょ?
そこに胸がでかいだけでキレ散らかしてるの怖いわ
貧乳もいじられる対象なんで貧乳がイラストでもアウトな構造になるんですけどね
どうなんですかね???????????????????????????
てか普通の胸でも興奮してたらアウトじゃないですか
あとフェミは昔から 小説でも 漫画でも イラストでも 全部にうるさいんだよね
勘違いフェミうっさいからたぶんこの乳袋を制覇したらどんどん敷居あげていくよ
これは、蘇民祭を中止したり、死霊のはらわたを上映中止にしたりするたぐいのものじゃない
ただ、見たくない人もいるだろうから、撤去してくれないかというもの
これを「差別」「ハラスメント」の文脈にすると、もともとの表現が否定される
そういう類の批判だ
だってそうだろ、献血ポスターだと「女性を性的に消費していいいんだ」というメッセージになって、本屋の棚だと「ただの娯楽なんだね、実在女性と関係ない」とか言うやついたら、アホとしか評価できないじゃん
だから、いだてんで例えてみた奴とか、もろに表現規制論なんだよ
けどな、なんか正論ブリたいから、TPOの問題なんですーって言うんだよ
なんでだよ?
逆に聞きてぇよ
その表現が社会規範をおかしくする、赦されない表現なのに、ポスターでなきゃいいのかよ
馬鹿かよ
となるわけ
んでな、元増田が言ってるのは、どっちなんだと
タイトルの通りである。この文章にタイトル以上の何がしかは存在しない。面白いオチも無い。所謂お気持ち文章という奴なので、余程暇か、同じ境遇で涙を飲んだことのある腐女子以外は読まないだろうなと思って書いている。ただただ私個人の慟哭が続くだけであり、意味はなさない。そういったことをご了承頂き読み進めて頂きたい。
それからタイトルで嫌な予感がした人は読まない方がいいと思う。NLで好きなカップリングがある人も避けた方がいい。これは別に読んではいけないというのではなく、単に無意味な時間を過ごさせる自信があるからだ。
私がハマっているジャンルは「食戟のソーマ」という週刊少年ジャンプで連載していた料理バトル漫画だ。
「ああ、あの、メシを食うと女の子の服が脱げるやつだろ?」
そう、それである。実際には男の子もおじさんもおばさんもおじいさんもおばあさんも建築物もみんな脱げるが、ともかくその漫画だ。
ジャンプ本誌での連載を終え、その後ジャンプGIGA(ジャンプの別冊雑誌)で短期連載していた後日談も最終回を迎えた。ここで言う「最終回」はそのジャンプGIGAでの最終回のことである。
ここからはその最終回を含めたファンブックのネタバレもあるので注意されたし。
最終回の配信日、夜中を前に私はスマホを前にうろうろしたりもんどりうったり神に祈ったりして配信を待った。具体的には友人たちに、「最終回を迎えた後の精神状態に異常を来たす可能性が非常に高い。ついてはLINEがめちゃくちゃ荒れるかもしれないが今回ばかりはご容赦願いたい」というLINEを送り、「用意周到過ぎでは?」「骨は拾うからな」などという優しいお言葉を頂戴して過ごした。
今まで推しジャンルが最も推している最中に最終回を迎えたことのなかった私は、最終回という現実に自分の身が耐えられるかわからなかったのである。特に最終回では「未来の話」をやるという予告が最初からあったため、主人公・幸平創真くん(推しカプの受)の結婚エンドや子どもができているエンドがあるのではないかとずっと怯えていた。最近のジャンプではNARUTO然りBLEACH然りそうした最終回が多かったので、もう物凄く怖かった。そういったエンディングが悪いとは言わないが、それまでナルトや一護を応援してきたのに突然知らない子どもに未来を託されても全然感情移入できなかったのである。
そして0時。心臓が異常な爆音を奏でる中、最終回が配信された。震える手でページをめくった。
正直な話、良かった、と思った。
最終回の概要を述べると、25歳になった主人公たちのその後が描かれ、今後もそれぞれのフィールドで料理の道を極めるぜ、みたいな終わり方をした。
主人公である幸平創真くんとヒロインの一人である薙切えりなさんの間に恋心のような特別な感情が芽生えているという表現はあったものの、その描き方が絶妙で、明確に付き合ったり結婚したりという宣言は無かった。各キャラの進路やビジュアル変更について色々物申したい事があったが、とにかく結婚エンドは免れたのである。
よかった。へとへとになったものの、私はひとまず布団に横になった。そしてよりにもよって感想を検索してしまった。これがいけなかったのだが、感想の中に見つけてしまったのである。
「葉山くんの指輪の相手はきっと汐見先輩だよね!」というような言葉を。
ハ?指輪…?
慌てて最終回を読み返すと、確かに、葉山アキラというキャラクターの左手薬指にはあったのだ。どう考えても結婚指輪にしか見えないものが。
その葉山くんこそが、アキ創という私の推しカプの攻めだったのだ。
荒れた。
翌日は一日潰れていた。元々の体調不良もあったのだが、完全に気がふれてしまっていてダメだった。
食戟のソーマを2巻くらいまでしか読んでいないオタクのために葉山アキラというキャラクターについて簡単に解説すると、超嗅覚というめちゃくちゃ高性能の嗅覚を持った主人公のライバル料理人で、プライド高めの銀髪褐色だが心を許した相手には世話焼きオカン気質になるイケメンである。
彼が幼少期、海外のスラム街で親もなく彷徨っていたところで、スパイスの取引で騙されそうになっていた汐見潤という女性を助ける形で出会う。彼女はスパイスの研究者であり、葉山の超嗅覚に着目した。日本に連れてこられた葉山は汐見のもとでスパイスの研究者・料理人としての道を歩むようになる。それもこれも潤のため。自分を救ってくれた彼女の恩に報いたいと努力し続ける。
…というようなキャラクターで、これまでも彼女とのフラグはガンガンに立っていた。葉山自身汐見先輩には自分がいないとダメだみたいな台詞を何度も言っていたし、秋の選抜という一年の料理大会で優勝した時の彼は汐見先輩を抱きしめていたし、彼女を人質にとられて闇堕ちしたりしている。(なお闇堕ちからは創真くんが彼を救っている)
自分で書いていて「そりゃくっつくよな…」的な要素しかない。声を担当されている某方がおまけVTRで「彼は多分女性として汐見先輩のこと大事に思ってると思いますよ」的なことをおっしゃっていたこともあり、いい加減な発言をされない声優さんだからきっと原作サイドからもそういう話があったんだろうとは思っていたが…。
それに理解る(わかる)。きっと葉山くんは遠月を卒業と同時に汐見先輩にプロポーズして、けれどまだ未成年だから20歳になってからという条件をもらって20歳にゴールインしたんだろう。もう手に取るようにわかる。私の推しカプ、アキ創なのに。なんでやねん。
だが問題は、最終回に汐見先輩が一ミリも出てこない上に、指輪の相手についても全く触れられていないことだった。ただ指輪のはまった薬指があるだけ。絶妙にぼかされている。それは我々への思いやりなのか、それとも葉山くんと汐見先輩の間に年齢差が10歳以上あるため明言を避けたのかは未だに不明だ。
LINE告知していた皆に案の定悲しみLINEを送ったところ、「ジャンプで生殖エンドじゃないのは評価に値する」「もしかしたら創真くんとのペアリングかもしれない」「モテるから他の女の子を散らすためのファッション指輪じゃない?」などご提案を頂いた。ありがたいことに別ジャンルなのに二次創作会話文まで送ってくれた友人もいた。ありがとうございます。もちろん創真くんが指輪をしていないか探しまくりました。首にチェーンがないかも目を凝らして見ました。無かった。それも伝えたら「そりゃお前、創真くんは指輪なんかに頓着しないから無くしたんだよ」って言ってくれてありがとう。推しは頓着しませんが私は頓着しまくっています。
なお職場の後輩男子に伝えたら「え…そりゃそこがくっつくと思うんですけど…」って戸惑いがちに言われた。わかってるよそんなの!課金してまでアニメソーマ見てくれてありがとうな!君が作って差し入れてくれた化けるふりかけご飯おいしかったよ!でもやめてよそういう正論で殴るの!…というお気持ちになった。
だが、事態はこれでは終わらなかった。
勝手に受けた時間差爆撃で頭がクラクラしている所で、最終回と同時に二つの重大発表があったのを思い出したのだ。一つはアニメ4期決定。そしてもう一つは、ファンブックの発売決定である。
アニメはもちろんのこと、ファンブックは食戟のソーマファンは多分みんな待ち望んでいたもので、私も純粋に嬉しかった。
しかしハッとした。
もしかしてファンブックであの指輪の話題に触れられてしまうんじゃないか?と。
そこからは更なる地獄の幕開けだった。ジャンプGIGAでの最終回からファンブック発売までは1ヶ月以上あり、その間「ファンブックであの指輪について何か言及されたら死ぬ」とずっと思っていた。もう葉山くんと汐見先輩がくっついたと決めつけて脳内妄想を浮気ものにしたくらいの荒れようだった。
ファンブックについては2019年10月27日現在は電子版配信があるが、発売当時は書籍のみだったので、当日に確実に読めるようにAmazonと楽天とhontoで予約して、近場の本屋も何軒か回って予約した。考えられないかもしれないが私が住んでいる地域ではジャンプ単行本の発売日が一日遅れる。本屋は無理だろうと思っていたが、それでも最後くらい売り上げに貢献したかったし、…今思えばそれよりも、駆けずり回っていると気が紛れたのかもしれない。
ファンブック発売日、仕事から帰ってきて最初から順番に読んでいった。
原作者の先生によるキャラ紹介のところに差し掛かる。葉山くんのページにも汐見先輩のページにも結婚の文字は無かった。
しかし先生へのインタビュー記事の中に、その記載はあった。その小さな「こぼれ話」という記事自体、「元々は創真とえりなを結婚させるエンドにするつもりだった」というものなのでジャブとしてはかなり強力だったのだが、最後にこう付け加えてあった。
空笑いというか、やっぱりなというか。全身の力が抜けた。
この文章の凄いところはそれでも「結婚」の二文字を頑なに出さないところで、あの指輪が何の意味で誰との間の物なのか情報としてはゼロということだ。ある意味二次創作者には優しい。
でも、身勝手な言い分だとわかっていても、他の誰も結婚していないのに、葉山くんだけどうしてと思ってしまった。
他のキャラをくっつけるとファンが暴徒と化すから?(特に創真くんがどのヒロインとくっつくかについては論争が凄かったようだ。)でも葉山くんと汐見先輩はほぼ公式みたいなものだから大丈夫だと思った?単純に公式の推しカプだった?
私がこんなにもショックを受けていても、周りはそうでもないみたいだった。そもそもソーマクラスタの友人がそんなにいないので全体がどうだったのかはわからないが、感想を検索した限りではおめでとうとかよかったねとか、当たり前に二人の関係を受け入れる文言ばかりだった。
元々その二人が好きな人たちが喜ぶのはわかるが他カプクラスタの人たちが祝福しているのも見て、「ああ、これを喜べないファンは私だけなんだ…」と膝をついた。だから二人をくっつけるエンドにしたのかな、だってこの世でこんなに醜く喚いてるの、私だけだもんね。そんな風なことを思って苦しかった。
別ジャンルに喩えて恐縮だが、あっちが刀剣乱舞ならこっちは歴史修正主義者なのである。歴史という概念としての正しさで言えば向こうが圧倒的上。こちらがどんなに原作を読み込んでも、些細なやりとりに萌えを見出しても勝てる筈がない。もちろん上下や勝ち負けなんていうものは二次創作界隈には無いし、意味もない。彼と彼女のカプを好きなファンの人たちと交流はほとんどないけれど、偶然出会った折には皆さんとても優しく接してくれる。カプは何なんですか、と問われるとちょっと困るけれども…そりゃ刀剣男士も隣に突然歴史修正主義者が現れたら驚くよね…ごめんね…という気持ちになる。
つらつら書いたが、ファンの中ですらひとりぼっちになってしまったみたいで、みんなと同じように楽しめなくて、自分だけ公式から置いていかれたみたいで、悲しかった。公式から認知されていないファンなのかなとか(むしろ認知されていたら困るのだが、この時は理性もなくなっていた)、自分勝手にぐるぐる考え込んでしまって鬱々とした。
心にぽっかり穴が空く、という表現があるが、この時の私は頭にがらんどうの穴が空いていた。考えるだけでつらくなるから妄想すら躊躇われて、大好きなカプなのにできるだけ考えないようにしようとしていた。
空いた穴を埋めたくて現実逃避したくて、久しぶりに他のアニメを見たり、他のゲームをしたりしてみた。でも何をしても推しカプ変換してしまう。パロったら楽しそうだなとか、中の人が同じだなとか、トロに推しカプの知識を授けよう…とか、そんなことばかりだった。
さっき突然刀剣乱舞の話を引き合いに出したが、とうらぶも好きだったので、そちらで妄想の息抜きをしようかなとも一瞬思ったが、まるで逃げ道に利用しているみたいでダメだった。とうらぶの私の推しに顔向けが出来ない。
何をしても楽しくなくて、しんどいなあと思った。指輪ネタも無理になってきた。今後どのジャンルでも指輪を贈るネタが無理とか笑える、と笑っていた。
誰かに、自分の思い描いた形になってほしいという理想を押し付けるなんて、なんて傲慢なんだろう。それは作者様に対しても、他のファンの人たちに対しても、作品の内容に対しても。
結局のところ、「自分がどうありたいか?」ということしか私の自由にできる事はない。それがわかってはいても認めるのがずっと辛かったんだなと思う。
それから、自分の妄想や推しカプをあんまり卑下するのも良くないな、と思った。マイナーカプでも、公式から半ば否定されても、私が好きになった二人だから、自分勝手に大事にしたいと思う。
私にできるのは妄想することだけだから、今後も自分が萌えている内は推しカプについて考えていくしかない。苦しい気持ちや後ろめたい気持ちを抱えては、時折下ろして一休みしながら。
…などとまともなことを書いてはみたものの、正直に言うと一日一回は推しカプがくっつかない世界に未練はないので明日地球が終わらないかな?とか思ったりする。何を生き甲斐にしたらいいのかよくわからない。そんな風にぼんやり生きている。
余談だがAppleMUSICに入ったので推しカプソングにできないか色々聞いていたらOfficial髭男dismの「Pretender」を聴いてしまった。コンフィデンスマンJPの曲ということくらいしか知らなかったのに歌詞で死にかけた。
……。
このお気持ち文章を書く前に読んでいた記事でも別のオタクの方がこの曲を推しとの別れの曲としてとらえており、だからApple MUSIC一位なのかな…などとぼんやり思った。
お気持ち文章は以上で終わりです。面白いオチも何もなくてすみません。
食戟のソーマ21〜23巻にアキ創の料理バトルが収録されています。攻めが受けを俺の天使にします。よかったらそれだけでも読んでください。よろしくお願いします。あと最終巻36巻に何回読んでもよくわからない葉山くんによる「俺の幸平創真語り」があります。
あと何故だかよくわからないのだが原作以外からは推されることが多くて、今回大阪であったコラボカフェでも上記の料理バトルで二人が出した料理が同じプレートにセット盛りされてきた。美味しかった。ありがとうございます。
最後に、友人から送られたLINEが強かったので載せておきます。同じように苦しむ腐女子に届きますように。