■anond:20191031060740

激昂＝自分では抑えきれない衝動的な怒り

なので、暴力が相手に与える痛みを知っているかどうか？はあまり関係ありません。

キレやすい子として、いずれ近いうちに同じことを繰り返すでしょう。

たとえ話です。

風邪をひいた人間が、図書館で大きな咳をしてしまった。

図書館では静かにしなさいと怒られ体罰も受けた。

怒られた人間は、ひどい風邪をひいていても、ちゃんと図書館では咳を我慢できるようになると思いますか？

反省のできる聡明な子は、生涯、二度と図書館には行かないでしょう。

反省できない子は、「風邪ひいてるのに、咳なんて我慢できるか！」と、心の中で自分の行為を正当化するだけです。

表層的な叱りは、たいてい、誤った方向に子供を導きます。

本来あるべき理想は、

・自分が咳風邪をひいているかどうか？を見極める判断力を身に付ける

・風邪をひいている時だけ図書館には行かない

・そもそも風邪をひかないような健康的な肉体を手に入れるために、十分な運動、栄養、睡眠をとる

というものです。

とても小一時間叱っただけで身に付くものではないことが分かるかと思います。

激昂する子にも同じことが当てはまります。

・自分が激昂しやすい状態かどうか見極める判断力を身に付ける

・イライラしている時は他人と接触しない

・そもそも激昂しないような精神を手に入れる為に、野菜、運動、瞑想、睡眠を心掛ける(xevra師は偉大なり)

心を育てるには時間が掛かります。叱る・叱られるという硬直した関係では長続きしません。

子供がリラックスできるような状況での指導を心がけてください。

Permalink | 記事への反応(1) | 07:36

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