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はてなキーワード: 金色とは

2011-12-29

Naverまとめに占拠されるはてブ

2011.12.29 AM11:51時点での はてブ人気エントリー

トップ10中5つがNaverまとめ(★がNAVERまとめ)

 

★知らない人は損をしている良記事まとめ - NAVER まとめ

★本当に100円!? おしゃれで素敵な収納インテリア 参考画像集 - NAVER まとめ

来年から本気出す人必読! iPhoneでラクラク習慣化10リスト

ひと手間かけるとおいしくなる 牛肉、豚肉、鶏肉の焼き方

無職は悪」という考え方が、働く人を死に追いやる

★部屋がぐっとオシャレになる間接照明テクニック - NAVER まとめ

Google裏技Gmail編〜 - NAVER まとめ

Google裏技Google Reader編〜 - NAVER まとめ

11/12/28重要証券システム障害に関する重要なお知らせ

ミルクから作る、金色の甘ーいお酒レシピ : ギズモードジャパン

 

トップ15だと7つランクインしている状況

これってどうなの?

 

NAVERが悪いとかそういう事を言いたいわけではなくて、

単純にブックマーク数でランキングを作ると誰の役にも立たないんじゃないかってことをぼんやり思った

 

まとめ系にブックマークが付きやすいのは仕方ない 誰が悪いわけでもない

でもまとめ系エントリーに占拠されるランキング面白いかというと、、どうなんだろう

 

・まとめ系エントリー

・生活レシピエントリー

2chまとめ

最近こればっかだよね

 

はてブサービスイン直後からランキングの偏りを常に指摘され続けていたけれど最近ますます酷くなっていて、そういう事を指摘する人すらも現れない感じになってる

 

あくまでブックマークインフラに徹して見せ方にはこだわらないっていう方針なのかもしれない

それはそれで合理的かもしれない

 

でもさ、もっと面白い見せ方をすればはてブページの広告価値も上がるのにと思うわけです

2011-10-25

Meteral/Zero

虚淵さんのコメント

アイリスフィール:ママでありながら心は少女。まさに禁断の扉の向こう側

ギルガメッシュ :ギル様は格好いい! 金色から武器満載だからギル様にあらせられては油断すら慢心すらも格好いい!

         っつうか様をつけたまえよキミタチ!

時臣      :凛が物心ついてからもパパが健在だったら、そうとう遠坂家は歪んでたか

         娘さんの「赤いあくま」という肩書きに殊のほかしびれたもので、彼のカラーも赤で統一

ウェイバー   :萌えキャラですよね・・・。正直、なぜ俺はオナゴでこの萌え度を発揮できないのかと神に問いたい、問い詰めたい。

舞弥      :あらゆる意味アイリスフィールと対称をなすキャラに、と目論む内に俺の趣味全開に。

イスカンダル  :蒼天航路曹操花の慶次前田慶次を合わせた感じDEと武内さんに依頼。

ディルムッド  :書けば書くほど乙女ゲー攻略対象キャラみたいに。

         

ウェイバーで培った萌え技術がのちのまどマギにと思うと胸が熱くなるな

ちなみにfate/zeroの4巻には彼のメディアミックス二次創作に関するスタンスが書かれていてこれも

まどマギに至るまでにどう変化していったのか興味深い。

2011-06-17

最近話題の「あれ」に対する危惧

ある国での架空お話

ある男がとても珍しいインコを見つけたと言って、ネットで発表した。そのインコは、金色に光った爪とエメラルドグリーン色に染まった体が透明さえも帯び、この世のものとは思えないほどの美しさだった。男の予想通り、そのインコは大評判になった。マスコミでも大きく話題になった。だが、普通ではありえない程の透明感を持ったインコだったので、何人かの人はそれが実際に生息するか懐疑的だった。当然の結果として、そのインコを売ってくれという人が何人か現れた。大学教授などの鳥類研究に携わる人間野鳥好きの資産家など、多くの人々が競ってオークションが開催されるという話になった。

だが、問題があった。男は実際にそんなインコなど発見していなかったのである。つまりネットで発表したのは、限りなくリアルに見せた「絵」だったのであるしかし、男もここまで話題になってしまたからには引くに引けない。男はとりあえず時間をうまく引き伸ばしつつ、どう対処するべきか考えた。その間、マスコミでは、やっぱり嘘だったんじゃないか、という意見が一般的になってきた。ところが、1か月後のスポーツ新聞の一面には「インコ 実在した!!」と報じられたのである

なぜか。

その男は考え抜いたあげく、男はその自分想像で作り上げたインコを実際に作り上げてしまおうと考えた。インコを一匹買ってきて、自分理想像へと「加工」した。脱色、入れ墨、パーツの入れ替え、骨削り等々、素人ながらもよく作り上げた。きっと家族はそれがかつて自分の子だったインコだと判断することはできないだろう。そのくらい変わってしまったのだ。写真と同じとまではいかないが、そこそこ似ている。男はそれを発表し、無事に自分の面目をつぶさずに済んだ。というわけだ。

そして、そのインコは買い取られてすぐ、テレビに出演することになった。画面に映されるインコ。なにかしゃべっている…。インコマイクを向けられる。

「ニセモノナンテイワセナイ ニセモノナンテイワセナイ ニセモノナンテイワセナイ…」

たまたまその番組をみていた男の顔が、エメラルドグリーン色に蒼ざめていった。

おしまい

2011-06-16

アクセルブレーキを踏み間違えた

日東京の江戸川区歩行者を次々とはねながら横転した車の事故があった。

1人死亡、1人重体、3人重軽傷とのこと。

運転していたのは81歳の男性アクセルブレーキを踏み間違えたとのこと。


たか・・・・・・。


ほんとこの手の事故が多すぎる。今回のように歩行者を巻き込んだり、スーパーコンビニ駐車場店舗に突っ込んだりと、大迷惑な話だ。


高齢者への運転免許返上の呼びかけも行われているようだけど、ちょっとヌルイんじゃないかと。

だってさぁ、棺桶に片足突っ込んだような人達が前途ある若者を道連れに地獄に堕ちるようなもんだろ。ちょっと表現の仕方は悪かったけど、"間違えました"のレベルじゃおさまりがつかないよ。


なんとか半ば強引にでも策を講じなきゃダメだろ。

と、言うことで考えてみた。


AT車の禁止

一定の年齢に達したらAT車の運転を禁止し、MT車しか乗れないようにする。

アクセルブレーキの踏み間違いの事故の全てを防止は出来ないけど、

中にはエンストを起こし、重大事故に発展しないケースはあると思う。

ギア入れたまエンジンかけて人はねたなんてこともあるかもしれないけど・・・・・・


免許失効制度の導入

一定の年齢に達したら、免許が失効する制度を導入する。

これは、再度運転免許試験場学科と実技の試験を受けて合格すれば取得できるようにするシステム

例えば、65歳、70歳、75歳、80歳と5年間隔ぐらいで失効するように設定する(個人的には2~3年間隔でも良いと思うが)。

どうしても運転したければ、健康管理に努めるし、自信がなければ返上するだろう。

試験費用も5千円くらいと安くしてあげる。又、教習所で再度やり直さなければならない場合も通常の半額ぐらいに割引してあげる。

車検で2~3年毎に車を検査しなければならないのに、古い人間検査しないなんておかしくね?


車の色

もみじマークだっけ、あんなの生ぬるい。

差別するわけじゃないけど、高齢者は一定の色の車しか買えないし乗れないことにすればいい。

金色とか黄緑色とか。

歩行者や他の運転者もひと目で分かるし、日常の危機意識が高まるんじゃないかと。

だってさぁ、走る凶器みたいなもんだからね。



車は便利だから手放したくないのはわかるけど、ちょっと考えなきゃならないくらいこの手の事故が多いと思いませんか、みなさん。

2011-06-06

World IPv6 dayを、一般の方向けに例えてみた

World IPv6 dayを説明する必要が出てきたので、無理矢理例えてみた。

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今はパチンコの玉は全て銀色だけど、銀色はもう新たに作れないし、金色した

方が何かと便利だから業界全体として今後は金色にしていこう。そこで今回は

実験として、銀色にちょっとだけ金色を混ぜて、皆が今まで通りパチンコできる

か試そう、といった感じです。このようなことを、世界中で行うということです

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正直これの影響って、ネットワーク技術者以外のit関係者あんまり分かってない気がする。プライドがあるからはっきりいわないけどね。

2011-02-14

http://anond.hatelabo.jp/20110214021258

白髪交じりのおっさん(一瞬鳩山前総理に見えた。)の顔がグロく加工されてる。

顔色おかしかったり、目が赤かったり、顔面がへこんで金色に塗られて(?)いたり…

2011-02-02

官僚が悪い」という言葉は、いわゆる「清く明るくほがらかに」などという言葉と同様に、いかにも間が抜けて陳腐で、馬鹿らしくさえ感ぜられて、私には「官僚」という種属の正体はどんなものなのか、また、それが、どんな具合いに悪いのか、どうも、色あざやかには実感せられなかったのである。問題外、関心無し、そんな気持に近かった。つまり、役人は威張る、それだけの事なのではなかろうかとさえ思っていた。しかし、民衆だって、ずるくて汚くて慾が深くて、裏切って、ろくでも無いのが多いのだから、いわばアイコとでも申すべきで、むしろ役人のほうは、その大半、幼にして学を好み、長ずるに及んで立志出郷、もっぱら六法全書のクソ暗記に努め、質素倹約、友人にケチと言われても馬耳東風祖先を敬するの念厚く、亡父の命日にはお墓の掃除などして、大学卒業証書は金色額縁にいれて母の寝間の壁に飾り、まことにこれ父母に孝、兄弟には友ならず、朋友は相信ぜず、お役所に勤めても、ただもうわが身分の大過無きを期し、ひとを憎まず愛さず、にこりともせず、ひたすら公平、紳士の亀鑑、立派、立派、すこしは威張ったって、かまわない、と私は世の所謂お役人に同情さえしていたのである

by おさむ

2010-09-10

  • 1 -主文原判決及び第1審判決を破棄する。本件を大阪地方裁判所に差し戻す。理由弁護人中道武美の上告趣意のうち,第1点ないし第3点は,憲法37条違反,判例違反をいう点を含め,実質は単なる法令違反,事実誤認の主張であり,被告人本人の上告趣意は,事実誤認の主張であって,いずれも刑訴法405条の上告理由に当たらない。しかしながら,所論にかんがみ,職権をもって調査すると,原判決及び第1審判決は,刑訴法411条1号,3号により破棄を免れない。その理由は,以下のとおりである。1本件公訴事実及び争点本件公訴事実の要旨は,被告人は,(1)平成14年4月14日午後3時30分ころから同日午後9時40分ころまでの間に,大阪市平野区所在のマンション(以下「本件マンション」という。)の306号室のB(以下「B」という。)方において,その妻C(当時28歳。以下「C」という。)に対し,殺意をもって,同所にあったナイロン製ひもでその頸部を絞め付けるなどし,よって,そのころ,同所において,同女を頸部圧迫により窒息死させて殺害し,(2)(1)記載の日時場所において,B及びC夫婦長男であるD(当時1歳。以下「D」という。)に対し,殺意をもって,同所浴室の浴槽内の水中にその身体を溺没させるなどし,よって,そのころ,同所において,同児を溺死させて殺害し,(3)本件マンション放火しようと考え,同日午後9時40分ころ,本件マンション306号室のB方6畳間- 2 -において,同所にあった新聞紙,衣類等にライターで火をつけ,その火を同室の壁面,天井等に燃え移らせ,よって,Bらが現に住居として使用する本件マンションのうち上記306号室B方の壁面,天井等を焼損し,もって,同マンションを焼損した,というものである。被告人は,Bが子供のころにその実母E(以下「E」という。)と婚姻し,養父としてBを育て,かつては,同居するEと共に,B家族との交流があったが,Bの借金問題,女性問題等をきっかけに,本件事件当時はB家族と必ずしも良好な関係にあったとはいえず,B家族平成14年2月末に本件マンションに転居した際には,その住所を知らされなかったものである。上記(1)ないし(3)の公訴事実となっている事件は,Bの留守中に発生したもので,火災の消火活動に際してCとDの遺体が発見されたことから発覚し,捜査が進められた結果,同年11月16日に被告人逮捕され,同年12月7日に上記(1),(2)の各事実が,同月29日に上記(3)の事実が起訴された。上記公訴事実につき,検察官は,その指摘する多くの間接事実を総合すれば被告人の犯人性は優に認定できる旨主張し,被告人は,本件事件当日まで,事件現場である本件マンションの場所を知らず,事件当日及びそれ以前を含めて,その敷地内にも立ち入ったことはない,被告人は犯人ではなく無罪である旨主張した。争点は,被告人の犯人性である。2第1審判決第1審判決は,被告人の犯人性を推認させる幾つかの間接事実が証拠上認定できるとした上,これらの各事実が,相互に関連し合ってその信用性を補強し合い,推認力を高めているとして,結局,被告人が本件犯行を犯したことについて合理的な- 3 -疑いをいれない程度に証明がなされているとし,ほぼ上記公訴事実と同じ事実を認定し,被告人無期懲役に処した(検察官求刑死刑)。この間接事実からの推認の過程は,以下のようなものである。(1)被告人は,本件事件当日である平成14年4月14日,仕事休みであり,午後2時過ぎころに自宅を出て,自動車に乗って大阪市平野区方面へ向かい,同日午後10時ころまで同区内ないしその周辺で行動していたことが認められるが,さらに,以下のアないしオを併せ考えると,被告人が,同日に現場である本件マンションに赴いたことを認定することができる。ア本件マンション道路側にある西側階段の1階から2階に至る踊り場の灰皿(以下「本件灰皿」という。)内から,本件事件の翌日にたばこの吸い殻72本が採取されたが,その中に被告人が好んで吸っていた銘柄(ラークスーパーライト)の吸い殻が1本(以下「本件吸い殻」という。)あり,これに付着していた唾液中の細胞DNA型が,被告人の血液のDNA型と一致していること,このDNA型一致の出現頻度は1000万人に2人という極めて低いものであること,本件事件の火災発生後,程なく警察官による現場保存が行われたことなどから,被告人が,本件事件当日あるいはそれまでの間に事件現場である本件マンションに立ち入り,本件灰皿に本件吸い殻を投棄したことが動かし難い事実として認められる。イ本件事件当日午後3時40分ころから午後8時ころまでの間,被告人が当時使用していた自動車と同種・同色の自動車が,本件マンションから北方約100mの地点に駐車されていたと認められる。ウ被告人自身が,捜査段階において,本件事件当日に自己の運転する自動車を同地点に駐車したことを認めていた。- 4 -エ本件事件当日午後3時過ぎないし午後3時半ころまでの間に,本件マンションから北北東約80mに位置するバッティングセンターにおいて,被告人によく似た人物が目撃されたと認められる。オ被告人自身,本件事件当日はBないしB宅を探して平野区内ないしその周辺に自動車で赴いたことを自認しており,これは信用できる。(2)他方,動機面についても,以下のアないしウの点などから,被告人は,本件事件当時,背信的な行為をとり続けるBに対して,怒りを募らせる一方,後記のような自分からの誘いを拒絶した上で,Bと行動を共にし,被告人の立場から見ればBに追随するかのような態度を見せていたCに対しても,同様に憤りの気持ちを抱くようになったことが推認できる。そうすると,Cとの間のやり取りや同女のささいな言動など,何らかの事情をきっかけとして,Cに対して怒りを爆発させてもおかしくない状況があったということができる。そのような事情を有していた被告人が,本件事件当日,犯行現場に赴いたことは,被告人の犯人性を強く推認させるものである。ア平成13年10月1日から同月24日まで,C及びDは,被告人宅で同居生活を送ったが,そのころ,被告人は,Cに対し,恋慕の情を抱いており,性交渉を迫る,抱き付く,キスをするなどの行為に及んだことがあった。イしかし,Cは,被告人からの誘いを拒絶し,被告人宅から被告人に告げることなくBの下へ戻った上,Bと行動を共にするようになり,被告人との接触を避けてきた。ウ被告人は,Bの養父ないし保証人として,Bの借金への対応に追われていたが,Bは,被告人に協力したり,感謝したりすることをせず,無責任かつ不誠実な- 5 -態度をとり続けていた。(3)被告人は,本件事件当日の夕方,朝から仕事に出ていたEを迎えに行く約束をしていたにもかかわらず,特段の事情がないのにその約束をたがえ,C及びDが死亡した可能性が高い時刻ころに自らの携帯電話の電源を切っており,Eに迎えに行けないことをメールで伝えた後,出火時刻の約20分後に至るまでの間同女に連絡をとっていないなど,著しく不自然な点があるが,これらについては,被告人が犯人であると考えれば,合理的な説明が可能であり,得心し得るものである。(4)このほか,被告人の本件事件当日の自身の行動に関する供述は,あいまいで漠然としたものであり,不自然な点が散見される上,不合理な変遷もみられ,全体として信用性が乏しいものであって,被告人は,特段の事情がないのに,同日の行動について合理的説明ができていない点がある。また,Cは,生前,在宅時も施錠し,限られた人間が訪れた際にしかドアを開けようとしなかったこと,本件の犯人が2歳にもならないDを殺害しているのは口封じの可能性が高いこと,犯人が現場放火して徹底的な罪証隠滅工作をしていることなどから,本件犯行は被害者と近しい関係にある者が敢行した可能性が認められる。これらの各事実も,被告人の犯人性を推認させるものである。(5)以上の事実を全体として考察すれば,被告人が本件犯行を犯したことについて合理的な疑いをいれない程度に証明がなされているというべきである。(6)なお,被告人は,本件事件当日に本件マンション敷地内に入って階段を上ったことがある旨認める供述をした被告人平成14年8月17日付け司法警察員に対する供述調書(乙14)について,警察官から激しい暴行を受けたために内容もよく分からないまま署名したと主張するが,同供述調書の供述内容には任意性及- 6 -び信用性が認められ,これによっても,被告人の犯人性が肯定されるという上記判断が更に補強されることになる。3原判決この第1審判決に対し,被告人は,訴訟手続の法令違反,事実誤認を理由に控訴し,検察官は,量刑不当を理由に控訴した。原判決は,被告人控訴趣意のうち,前記司法警察員に対する供述調書(乙14)には任意性がなく,これを採用した第1審の措置が刑訴法322条1項に反しているという訴訟手続の法令違反の主張について,そのような訴訟手続の法令違反があることは認めつつ,事実誤認の主張については,第1審判決の判断がおおむね正当であり,同供述調書を排除しても,被告人が各犯行の犯人であると認めた第1審判決が異なったものになった蓋然性はないのであるから,この訴訟手続の法令違反が判決に影響を及ぼすことの明らかなものとはいえないとした。その上で,検察官の主張する量刑不当の控訴趣意に理由があるとして,第1審判決を破棄し,第1審判決が認定した罪となるべき事実を前提に,被告人死刑に処した。4当裁判所の判断しかしながら,第1審の事実認定に関する判断及びその事実認定を維持した原審の判断は,いずれも是認することができない。すなわち,刑事裁判における有罪の認定に当たっては,合理的な疑いを差し挟む余地のない程度の立証が必要であるところ,情況証拠によって事実認定をすべき場合であっても,直接証拠によって事実認定をする場合と比べて立証の程度に差があるわけではないが(最高裁平成19年(あ)第398号同年10月16日第一小法廷決定・刑集61巻7号677頁参照),直接証拠がないのであるから,情況証拠によって認められる間接事実中に,- 7 -被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明することができない(あるいは,少なくとも説明が極めて困難である)事実関係が含まれていることを要するものというべきである。ところが,本件において認定された間接事実は,以下のとおり,この点を満たすものとは認められず,第1審及び原審において十分な審理が尽くされたとはいい難い。(1)第1審判決による間接事実からの推認は,被告人が,本件事件当日に本件マンションに赴いたという事実を最も大きな根拠とするものである。そして,その事実が認定できるとする理由の中心は,本件灰皿内に遺留されていたたばこの吸い殻に付着した唾液中の細胞DNA型が被告人の血液のそれと一致したという証拠上も是認できる事実からの推認である。このDNA型の一致から,被告人が本件事件当日に本件マンションを訪れたと推認する点について,被告人は,第1審から,自分がC夫婦に対し,自らが使用していた携帯灰皿を渡したことがあり,Cがその携帯灰皿の中に入っていた本件吸い殻を本件灰皿内に捨てた可能性がある旨の反論をしており,控訴趣意においても同様の主張がされていた。原判決は,B方から発見された黒色の金属製の携帯灰皿の中からEが吸ったとみられるショートホープライトの吸い殻が発見されていること,それはCなどが被告人方からその携帯灰皿を持ち出したためと認められること,上記金属製の携帯灰皿のほかにもビニール製の携帯灰皿をCなどが同様に持ち出すなどした可能性があること,本件吸い殻は茶色く変色して汚れていることなどといった,上記被告人の主張を裏付けるような事実関係も認められるとしながら,上記金属携帯灰皿を経由して捨てられた可能性については,Eの吸い殻を残して被告人の吸い殻だけが捨て- 8 -られることは考えられないからその可能性はないとした。また,ビニール携帯灰皿を経由して捨てられた可能性については,ビニール携帯灰皿に入れられた吸い殻は通常押しつぶされた上で灰がまんべんなく付着して汚れるのであるが,本件吸い殻は押しつぶされた形跡もなければ灰がまんべんなく付着しているわけでもないのであり,むしろ,その形状に照らせば,もみ消さないで火のついたまま灰皿などに捨てられてフィルターの部分で自然に消火したものと認められること,茶色く変色している点は,フィルターに唾液が付着して濡れた状態で灰皿の中に落ち込んだ吸い殻であれば,翌日採取されてもこのような状態となるのは自然というべきであることから,その可能性もないとした。しかし,ビニール携帯灰皿に入れられた吸い殻が,常に原判決の説示するような形状になるといえるのか疑問がある上,そもそも本件吸い殻が経由する可能性があった携帯灰皿がビニール製のものであったと限定できる証拠状況でもない(関係証拠によれば,B方からは,箱形で白と青のツートーンの携帯灰皿も発見されており,これはE又は被告人のものであって,Cが持ち帰ったものと認められるところ,所論は,この携帯灰皿から本件吸い殻が捨てられた可能性があると主張している。)。また,変色の点は,本件事件から1か月半余が経過してなされた唾液鑑定の際の写真によれば,本件吸い殻のフィルター部全体が変色しているのであり,これが唾液によるものと考えるのは極めて不自然といわざるを得ない。本件吸い殻は,前記のとおり本件事件の翌日に採取されたものであり,当時撮影された写真において既に茶色っぽく変色していることがうかがわれ,水に濡れるなどの状況がなければ短期間でこのような変色は生じないと考えられるところ,本件灰皿内から本件吸い殻を採取した警察官Fは,本件灰皿内が濡れていたかどうかについて記憶は- 9 -ないが,写真を見る限り湿っているようには見えない旨証言しているから,この変色は,本件吸い殻が捨てられた時期が本件事件当日よりもかなり以前のことであった可能性を示すものとさえいえるところである。この問題点について,原判決の上記説明は採用できず,その他,本件吸い殻の変色を合理的に説明できる根拠は,記録上見当たらない。したがって,上記のような理由で本件吸い殻が携帯灰皿を経由して捨てられたものであるとの可能性を否定した原審の判断は,不合理であるといわざるを得ない(なお,第1審判決が上記可能性を排斥する理由は,原判決も説示するように,やはり採用できないものである。)。そうすると,前記2(1)イ以下の事実の評価いかんにかかわらず,被告人が本件事件当日に本件マンションに赴いたという事実は,これを認定することができない。(2)ところで,本件吸い殻が捨てられていた本件灰皿には前記のとおり多数の吸い殻が存在し,その中にはCが吸っていたたばこと同一の銘柄(マルボロライト金色文字〕)のもの4個も存在した。これらの吸い殻に付着する唾液等からCのDNA型に一致するものが検出されれば,Cが携帯灰皿の中身を本件灰皿内に捨てたことがあった可能性が極めて高くなる。しかし,この点について鑑定等を行ったような証拠は存在しない。また,本件灰皿内での本件吸い殻の位置等の状況も重要であるところ,吸い殻を採取した前記の警察官にもその記憶はないなど,その証拠は十分ではない。検証の際に本件灰皿を撮影した数枚の写真のうち,内容が見えるのは,上ぶたを取り外したところを上から撮った写真1枚のみであるが,これによって本件吸い殻は確認できないし,内容物をすべて取り出して並べた写真も,本件吸い殻であることの確認ができるかどうかという程度の小さなものである。さら- 10 -に,本件吸い殻の変色は上記のとおり大きな問題であり,これに関しては,被告人が本件事件当日に本件吸い殻を捨てたとすれば,そのときから採取までの間に水に濡れる可能性があったかどうかの検討が必要であるところ,これに関してはそもそも捜査自体が十分になされていないことがうかがわれる。前記のとおり,本件吸い殻が被告人によって本件事件当日に捨てられたものであるかどうかは,被告人の犯人性が推認できるかどうかについての最も重要な事実であり,DNA型の一致からの推認について,前記被告人の主張のように具体的に疑問が提起されているのに,第1審及び原審において,審理が尽くされているとはいい難いところである。(3)その上,仮に,被告人が本件事件当日に本件マンションに赴いた事実が認められたとしても,認定されている他の間接事実を加えることによって,被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明できない(あるいは,少なくとも説明が極めて困難である)事実関係が存在するとまでいえるかどうかにも疑問がある。すなわち,第1審判決は,被告人が犯人であることを推認させる間接事実として,上記の吸い殻に関する事実のほか,前記2(2)ないし(4)の事実を掲げているが,例えば,Cを殺害する動機については,Cに対して怒りを爆発させてもおかしくない状況があったというにすぎないものであり,これは殺人の犯行動機として積極的に用いることのできるようなものではない。また,被告人が本件事件当日携帯電話の電源を切っていたことも,他方で本件殺害行為が突発的な犯行であるとされていることに照らせば,それがなぜ被告人の犯行を推認することのできる事情となるのか十分納得できる説明がされているとはいい難い。その他の点を含め,第1審判決が掲げる間接事実のみで被告人を有罪と認定することは,著しく困難であるといわざるを得ない。- 11 -そもそも,このような第1審判決及び原判決がなされたのは,第1審が限られた間接事実のみによって被告人の有罪を認定することが可能と判断し,原審もこれを是認したことによると考えられるのであり,前記の「被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明することができない(あるいは,少なくとも説明が極めて困難である)事実関係」が存在するか否かという観点からの審理が尽くされたとはいい難い。本件事案の重大性からすれば,そのような観点に立った上で,第1審が有罪認定に用いなかったものを含め,他の間接事実についても更に検察官の立証を許し,これらを総合的に検討することが必要である。5結論以上のとおり,本件灰皿内に存在した本件吸い殻が携帯灰皿を経由してCによって捨てられたものであるとの可能性を否定して,被告人が本件事件当日に本件吸い殻を本件灰皿に捨てたとの事実を認定した上で,これを被告人の犯人性推認の中心的事実とし,他の間接事実も加えれば被告人が本件犯行の犯人であることが認定できるとした第1審判決及び同判決に審理不尽も事実誤認もないとしてこれを是認した原判決は,本件吸い殻に関して存在する疑問点を解明せず,かつ,間接事実に関して十分な審理を尽くさずに判断したものといわざるを得ず,その結果事実を誤認した疑いがあり,これが判決に影響を及ぼすことは明らかであって,第1審判決及び原判決を破棄しなければ著しく正義に反するものと認められる。よって,弁護人中道武美の上告趣意第4点について判断するまでもなく,刑訴法411条1号,3号により原判決及び第1審判決を破棄し,同法413条本文に従い,更に審理を尽くさせるため,本件を第1審である大阪地方裁判所に差し戻すこととし,裁判官堀籠幸男の反対意見があるほか,裁判官全員一致の意見で,主文の- 12 -とおり判決する。なお,裁判官藤田宙靖,同田原睦夫,同近藤崇晴の各補足意見,裁判官那須弘平の意見がある。裁判官藤田宙靖の補足意見は,次のとおりである。私は,多数意見に賛成するものであるが,本件において被告人を犯人であるとする第一審判決及びこれを支持する原判決の事実認定の方法には,刑事司法の基本を成すとされる推定無罪の原則に照らし重大な疑念を払拭し得ないことについて,以下補足して説明することとしたい。1第一審判決及び原判決が,被告人を本件の犯人であると認定した根拠は,基本的には,以下のような点である。(1)被告人が当日現場マンションに立ち入ったことを証する幾つかの間接証拠が存在すること。(2)被告人被害者らを殺害する動機があったとまでは認定できないが,被害者Cとのやり取りやそのささいな言動をきっかけとして,同人に対し怒りを爆発させてもおかしくはない状況があったこと。(3)第三者の犯行を疑わせる状況は見当たらないこと。(4)被害者らの推定死亡時刻頃における被告人アリバイはなく,また,この点についての被告人供述あいまいであり,不自然な変転等が見られること。(5)これらの事実は,それ自体が直接に被告人が犯人であることを証するものではないが,これらを総合して評価すると,相互に関連し合ってその信用性を補強し合い,推認力を高めていること。しかし,これらの根拠は,以下に見るとおり,いずれも,被告人が犯人であることが合理的な疑いを容れることなく立証されたというには不十分であるというほか- 13 -ないように思われる。2(1)被告人が当日現場マンションに赴いた事実を証するとされる間接事実は,仮にこれらの事実の存在が証明されたとしても,そのいずれもが,公訴事実自体とはかなり距離のある事実であり,いわば間接事実のまた間接事実といった性質のものであるに過ぎない。例えばまず,被告人が当時使用していた車(白色のホンダストリーム)と同種・同色の車が事件発生時刻を挟んだ数時間現場の近くの商店前の路上に長時間にわたって駐車されていたという事実は,必ずしも,被告人が使用していた車そのものが駐車されていたという事実を証するものではない。また,近所のバッティングセンターにおいて被告人ないし被告人とよく似た男が目撃されたという事実についても,そのこと自体は,あくまでも,被告人現場マンションの近くにいたという事実を証するものであるに過ぎない(被告人は,具体的な場所については特定できないものの,当日現場マンションの近くに赴いたこと自体は,必ずしも否定してはいないのである)。このような状況にある以上,上記二つの事実は,当日被告人が犯行現場に赴いたということをより積極的に推測させる証拠がある場合にそれを補強する機能しか持ち得ない筈のものと思われるが,そのような積極的証拠としての役割を持たされているのは,唯一,現場マンションの犯行現場に通じる階段の踊り場の灰皿内から発見されたたばこの吸い殻から,鑑定により被告人のものと一致するDNA型が発見されたという事実である。しかし,多数意見も詳細に指摘するとおり,問題のたばこの吸い殻が,発見された際の状況等に照らして,間違いなく被告人が当日当該灰皿の中に投棄したものと推認できるか否か(被告人の吸い殻が入った携帯灰皿をCが過日同マンションに持ち帰り,本件当日以前にCが当該灰皿に投棄した可能性が- 14 -あるという論旨に対し,そのようなことはおよそあり得ないとまで言えるか)については,少なくともそのように断言することはできないように思われる。以上要するに,上記の各間接事実の存在によって,被告人事件当日現場マンションを訪れたという事実については,その可能性が相当の蓋然性を以て認められること自体は否定できないが,その事実自体を証拠上否定できないとまでいうことはできない。更に,仮にこの事実の存在が認定されたとしても,公訴事実との関係では,(被告人がこの点に関し虚偽の供述をしていることが判明したという事実をも含め)それ自体が一つの間接事実に過ぎないのであって,被告人の有罪認定の根拠としては,未だ強力な証明力を有する事実とまでいうことはできない。(2)犯行の動機につき,第一審判決及び原判決においては,被告人にCを殺害する動機があったとまでいうことはできないにしても,同女との間のやり取りや同女のささいな言動など,何らかの事情をきっかけとして,Cに対して怒りを爆発させてもおかしくない状況があったという事実が,単独ではその推認力には限界はあるものの,被告人の犯人性に関する積極方向の間接事実であると指摘されている。しかし,このように一般的抽象的な状況のみで,当日被告人とCとの間にどのような具体的事実があったのかについておよそ認定されることなく,これを被告人有罪の積極的根拠として用いることについては,疑問を禁じ得ない。すなわち,動機についても,原判決認定に係る事実のみでは,せいぜい,本件犯行の一般的な可能性があることを否定できない(動機があり得ないとは言えない),という程度の証明力しか無いように思われるのである。また,仮にCに対する犯行の動機を,上記のようにその場における突発的な激情ないし憤激(の可能性)に見出すとしても,そこから更に進んで,証拠隠滅目的のために被告人が日頃可愛がっていた(わずか- 15 -1歳10か月に過ぎない)被害者Dの殺害にまで至ったという説明についても,十分な説得力があるものとは言えない。(3)第三者の犯行可能性について第一審判決がこれを否定する根拠は,いずれも,例えば宅配便郵便配達を装った通り魔殺人の可能性を排除するものとして,必ずしも説得的であるとは言えない。なお,本件における捜査のあり方に関しては,本件マンションに立ち入ったことを自供した被告人平成14年8月17日付の供述調書(乙14号証)につき,原判決もまたその任意性を否定せざるを得なかったことに示唆されているとおり,その適法性につき疑念を抱かせる点が無いとは言えないのであって,捜査陣が,捜査の早い段階から被告人が犯人であると決め付けて,その裏付けとなりそうな事実のみを集め,それ以外の事実については関心を持たなかった(切り捨てた)のではないかという上告論旨の指摘も,全く無視することはできないというべきである。(4)被告人の当日の行動についての説明には,極めてあいまいなものがあり,とりわけ,当日立ち寄った場所に関し,一つとして確定的なことを述べていないという点は,大いに不審を抱かせる事実であると言わざるを得ない。しかし,であるからといって,そのこと自体が被告人を犯人と推認させる決定的な事実となるわけではなく,やはり可能性を否定し得ないというだけのことでしかない。また,原判決が重視する,被告人が犯行時刻頃に携帯電話の電源を切っていたという点については,もしこの事実が被告人の本件犯行を裏付ける事実というのであれば,被告人の犯行は計画的なものであり,それが故にこそ前以て電源を切っていた,ということになる筈であると思われるが,本件の犯行が(未必の故意をも含め)予め計画されたものであるとは全く認定されていないのであって,むしろ,上記のように,現- 16 -場におけるCとの接触の中での突発的・偶発的な殺意によるものであると推測されているのである。果たして,そのような犯行状況の下で携帯電話の電源を切るというような冷静な行動に出ることが,容易に想定され得るであろうか。なお,仮にこの事実が,必ずしも被告人の本件犯行そのものではなく,被告人被害者宅を訪れること自体を秘する目的であったことを裏付けるものとして引き合いに出されているのであるとしても,バッテリーの消費をセーブするために携帯電話の電源を一時切るという行為自体は必ずしも奇異な行動とは言えない上,そもそも当日被告人被害者宅を探すために行動していたこと自体は,当初から,特に秘されていたわけではないのであって,それにも拘らず急遽携帯電話の電源を切ることとなったのは何故かについては,第一審及び原審において,なんら明確な認定がされておらず,全ては,被告人が犯人であることを前提とした上での推測に基づくものでしかない。のみならず,仮にそうした事実が認められるとしても,被告人被害者宅を訪れたという事実自体,本件犯行との関係では一つの間接事実としての位置付けを与えられるものでしかないことは,先に見たとおりである。(5)第一審判決及び原判決は,上記の各間接事実について,その一つ一つについては,それだけで被告人有罪の根拠とすることはできないものの,これらを「総合評価」すれば合理的疑いを容れる余地なく被告人有罪が立証されているとする。私もまた,このような推論が一応可能であること自体を否定するものではない。ただ,本件における各間接事実は,その一つ一つを取って見る限り,上記に見たように,さほど強力な根拠として評価し得るものではなく,たばこの吸い殻のDNA型を除いては,むしろ有罪の根拠としては薄弱なものであるとすら言えるのではないかと思われる。本件において認定されている各事実は,上記に見たように,いずれ- 17 -も,被告人が犯人である可能性があることを示すものであって,仮に被告人が犯人であると想定すれば,その多くが矛盾無く説明されるという関係にあることは否定できない。しかし一般に,一定の原因事実を想定すれば様々の事実が矛盾無く説明できるという理由のみによりその原因事実が存在したと断定することが,極めて危険であるということは,改めて指摘するまでもないところであって,そこで得られるのは,本来,その原因事実の存在が仮説として成立し得るというだけのことに過

2010-08-31

トカイとイナカとジャスコ

ずっと「トカイ」にいかなければと思っていた。育った町は関東に位置している田舎だった。電車に乗れば東京までたかだか時間半か二時間程度の場所だったが、それでも十分田舎だった。電車を目の前で逃すと一時間は待たなければならなかった。隣駅は無人駅で、最寄駅は7時にならないと自動券売機切符が買えなかった。バスに至っては二時間来ないこともざらだ。終電や終バスも早くて、夕方が差し迫ってくるともう乗り継いで行った先の終電のことを考えなければならない。東京は近くて、でも遠い街だった。

電車に乗ってあの町が近づいてくると、見渡す限りの田んぼとその中をうねうねと伸びる農道が見える。街燈がぽつぽつとしかない道を闇におびえながら全力疾走で駆け抜ける夜も、夏になると井戸からくみ上げて田んぼに水を注ぎ込む小川も、稲穂の上を渡る金色光る風も、その中を喜んで走る犬も、道端で干からびている車にひかれたイタチも、うっそうと道上に生い茂り時々大きな枝を落としている木々も、なにもかもが呪わしかった。どこへ行くにも遠く、こじゃれた店は大規模なショッピングモールの中にしかなくて、中高生はいつもそこに特に理由もなくたむろしていた。みんな都会に行きたかったのだ。すぐにつぶれてしまう店も、郊外型の広い駐車場も、市街地から外れればとたんに何もなくなって農耕地だけになるニュータウンもみな忌み嫌っていた。

私たちはたまに触れるなにか新しいものを含んだ風にあこがれ、騒がしい日常を羨み、便利さに憧憬を抱いた。都会に行かなければいけない、という思いはまさに呪縛だった。こんな田舎にいてはいけない、田舎はつまらなく、古びていて、垢抜けない。だから都会に行かなくてはいけない。



高校を卒業するとともに私を含めほとんどの友人は都会へと向かった。何人かは都会に住みかを確保し、住処を確保できなかった人たちはどこかに拠点を確保して、毎日時間もかけて都会へと通った。

私は住処を確保できた幸運な一人だった。山の手の静かな住宅地の中の、学生用の古い汚い部屋でも、私にとってそこは「トカイ」だった。駅に着くまで田畑はなく、家々は軒を並べ、駅では10分も待たずに電車が来る。どの駅でもかなりの人々が乗り降りし、夜が更けても街燈は一定の間隔で並んで闇を追い払ってくれる。都会には月明かりに気付く余裕をもって往来を歩けるほどの安心があった。そのくせ、私が慣れ親しんできた大きな木々や古い河の跡や、四季はきちんとそこにいて、祭りがあり、正月があり、盆があり、そうやって人々は暮らしていた。盆正月は店が閉まってしまうということを知ったのも都会に出てからだった。

都内にありながら広大な面積を有する大学の中には山があり、谷があり、そして池があった。そこにいると、田舎のように蚊に襲われたし、アブラゼミミンミンゼミくらいしかいないとはいえ、蝉の声を聴くことができた。近くに大きな道路が走っているはずなのに、喧騒はそこまでやってこず、昼休みが過ぎると静寂が支配していた。水辺で昼食をとるのが私は好きで、蚊に食われたといいながらよくベンチに座って、亀と一緒に日を浴びながらパンを食べた。

田舎でそうしていたようにどこへ行くにも自転車で行き、アメ横からつながる電気街や、そこから古書街、東京駅サラリーマンの街あるいはおしゃれな店が並ぶ一帯までどこへでも行った。都会は平坦につながっているのに、どこかに必ず境目があって、境界付近で二つの街の色が混ざり合い、ある臨界点を超えると途端に色彩の異なる街になってしまうのが面白かった。その合間にもところどころ自然存在していて、いつからそこに植わっているのか知らない大きな木々が腕を広げて日陰を作り、その下にベンチが置いてある。くたびれた老人がその下に座り、コミュニティが形成される。それが私の見た「都会」だった。



山の手の内側で育ち、閑静な住宅街で育った人たちは、ここは「イナカ」だから東京じゃないという。私はそれを聞くたびに笑いをこらえきれなくなる。あなたたちは田舎を知らない。電車が10分来ないとか、駅まで10分くらい歩かなければならないとか、店がないとか、繁華街が近くにないとか、それだけで田舎だと言っているけれど、田舎はそうじゃない。

コンビニには車で出かけなければならないことも、コンビニ農協のようなものだということも、、新製品は何か月もしないとおかないような、そのくせいつからあるのかわからないような商品が段ボールで積み重ねてあるということも、あなたたちは知らない。発売と同時に新商品を手に取ることができる喜びにあなたたちは気づかない。駅と駅の間が近くて、自転車で行き来でき、一つの場所に店が集まっていないせいであちこち足を運ばなければいけない不便性は田舎のそれとは違う。

大きな木が育っていてもそれを管理せずに朽ちていくばかりにする田舎邪魔になればすぐに切ってしまから、町の中に大木は残らない、それが田舎だ。古いものは捨て、新しいもので一帯を覆い尽くすのが、田舎だ。昔からあるものを残しながら新しいものをつぎはぎしていく都会の風景とは全く違う。人工の整然とした景観があり、そことはっきりと境界線を分けて田畑が広がる区域が広がる。その光景あなたたちは知らない。人工の景観の嘘くささと、そこから切り離された空間の美しさをあなたたちは知らない。新しく人が住む場所を作るために農地や野原を切り開いて、道路を通し、雨になれば水が溜まる土壌を改良し、夏になればバスを待つ人々の日陰となっていた木々を切り倒し、そうして人工物とそれ以外のものを切り離していくやり方でしか町を広げていくことのできない田舎を、あなたたちは知らない。人々は木漏れ日の下に憩いを求めたりしないし、暑さや寒さに関してただ通りすがった人と話をすることもない。車で目的から目的地へ点と点をつなぐような移動しかしないのが田舎だ。あなたたちはそれを知らない。



盆や正月田舎に戻ると結局ショッピングモールに集まる。友人とだったり、家族だったり、行くところはそこしかいから、みなそこへ行く。しばらく帰らない間に、高校時代によく暇をつぶしたショッピングモールは規模を拡大し、店舗数も増えていた。私が「トカイ」で足を使って回らなければならなかったような店が、都会よりずっと広い売り場面積で所狭しと並ぶ。それがショッピングモールだ。上野秋葉原新宿池袋渋谷原宿東京丸の内もすべて同じところに詰め込んで、みんなそこは東京と同じだと思って集まる。田舎は嫌だ、都会に行きたいと言いながらそこに集まる。

ABABというティーン向けの店でたむろする中高生を見ながら、私は思う。下町を中心としたチェーンのスーパーである赤札堂が展開しているティーン向けの安い服飾品を、田舎の人は都会より二割か三割高い値段で喜んで買う。これは都会のものから、垢抜けている、そう信じて買うのだ。確かにその服はお金のない中高生が、自分のできる範囲内で流行りを取り入れて、流行りが過ぎればさっさと捨てるために、そういう目的に合致するように流通している服飾品だ。だから安い代わりに物持ちが良くないし、縫製もよくない。二、三割その値段が高くなれば、東京に住む若者はその服は買わない。同じ値段を出せばもう少し良いものが変えることを知っているからだ。田舎に暮らす私たちにとってのしまむらがそうであるように、都会に住む彼らにとって最低限の衣服を知恵と時間をかけてそれなりに見えるように選ぶのがABABだ。そのことを彼らは知らない。

ABABのメインの事業である赤札堂は、夕方のサービスタイムには人でごった返し、正月が近づけばクリスマスよりもずっと入念にかまぼこやら黒豆やらおせち材料を何十種類も所せましとならべ、思いついたようにチキンを売る。あの店はどちらかというと揚げ物やしょうゆのにおいがする。店の前には行商のおばさんが店を広げ、都会の人たちはそれを喜んで買う。若いこどもはそれを見てここは「イナカ」だという、そういう光景を彼らは知らない。



そうして私は「トカイ」という呪縛から逃れていることに気付くのだ。私はABABでいいものがあれば買うし、同じようにしまむらで掘り出し物があれば買う。田舎よりも安くで手に入れることのできるものは都会で買い、田舎安く買うことのできるもの田舎で買う。どちらもよいところはあり、悪いところはある。便利なところはあり、不便なところもある。都会の人も「トカイ」にあこがれ、ここは田舎だというけれど、「トカイ」というのは結局幻想しかないということを、私は長い都会生活の中で理解したのだ。便利なものを人は「トカイ」という。何か自分とは違うと感じるものをひとは「トカイ」のものだという。それは憧れであり、決して得られないものだと気づくまで、その呪縛からは逃れられないのだろう。

「イナカ」はその影だ。「トカイ」が決して得られない憧れであるなら、「イナカ」は生活の中に存在する不便さや不快さや、許し難い理不尽やを表しただけで、「トカイ」と表裏一体をなしている。「イナカ」も「トカイ」も幻想しかない。幻想しかないのに、私たちはそれを忌み嫌ったり、あこがれ、求めてやまなかったりする。だから田舎はいやなんだというときのイナカも、都会に行けばきっとと願うときのトカイも私の心の中にしか存在しない、存在しえない虚構なのだ。




私はオフィス街の中で聞こえるアブラゼミの声が嫌いではない。でも時々その声が聞こえると、田畑を渡る優しく澄んだ夕暮れ時の風を思い出す。竹の葉をすかす光とともに降り注ぐ、あの鈴の音を振るようなヒグラシの音が耳に聞こえるような気がする。






補記:母は東京イオンがないという

記憶の片隅に、一面に広がる田んぼと、稲穂の上で停止するオニヤンマの姿が残っている。

父方の田舎は、人口の一番少ない県の市街地から車で一時間半かかるところにあった。周りは山と田畑しかなく、戦前から10軒もない家々で構成される集落だ。隣の家は伯父の家だったはずだが、確か車で15分くらいかかったと思う。幼いころにしかいなかったので記憶はもうほとんど残っていない。免許証の本籍地を指でなぞるときにふと頭の中によぎる程度だ。父はあの田舎が嫌いで、転職と転勤を繰り返して、関東に居を構えた。あの村で生まれて、育ち、その中から出ることもなく死んでゆく人がほとんど、という中で父の都会へ行きたいという欲求と幸運は桁はずれだったのだろう。時代が移り変わって、従兄弟たちはその集落から分校に通い、中学卒業とともに市街地へ職や進学先を求めて移り住んでしまった。今はもう老人しか残っていない。日本によくある限界集落の一つだ。

引越をした日のことは今も覚えている。きれいな街だと思った。計画的に開発され、整然と並んだ町並み。ニュータウンの中には区画ごとにショッピングセンターという名の商店街があり、医療地区があり、分校ではない学校があった。電柱は木ではなくコンクリートだったし、バスも来ていた。主要駅まではバスで40分。駅前にはマクドナルド本屋ミスタードーナツもある。旧市街地門前町として栄えていたところだったから、観光向けの店は多くあったし、交通も車があればどうとでもなった。商店に売られているジュースは何種類もあったし、本屋に行けば選ぶだけの本があった。子供の声がして、緑道があり公園があり、交通事故に気をつけろと学校では注意される。

バブルにしたがって外側へと広がり続けたドーナツの外側の淵にそのニュータウンは位置している新しい家を見に来たとき、祖父母はすごい都会だねぇと感嘆混じりに行った。

父は喜んでいた。田舎には戻りたくない、と父はよく言った。都会に出られてよかったと何度も言った。ニュータウンにはそういう大人がたくさんいた。でも、都心で働く人々にとってニュータウンは決して便利の良い町ではなかった。大きな書店はあっても、ほしいものを手に入れようとすると取り寄せるか、自分都心に探しに行くしかない。服屋はあるけれど、高いブランド物か流行遅れものしかない。流行はいつも少し遅れて入ってきていた。都心に日々通う人たちはそのギャップを痛いほど実感していたに違いないと思う。教育をするにしても、予備校や塾は少なく、レベルの高い高校も私立中学もない。食料品だけは安くて質のいいものが手に入るが、都会からやってくる品は輸送費の分、価格が上乗せされるので少し高かった。都会からじりじりと後退してニュータウンに落ち着いた人々にとって、言葉にしがたい都会との微妙時間的距離は苦痛だったのだろう。

子供にはなおさらその意識が色濃く反映された。簡単に目にすることができるからこそ、もう少しでつかめそうだからこそ、都会は余計に眩しいものに思えた。引力は影響を及ぼしあうものの距離が近いほど強くなるように、都会が近ければ近いほどそこへあこがれる気持ちも強くなるのだ。限界集落にいたころには市街地ですら都会だと思っていたのに、ずっと便利になって都会に近づいた生活の方がなぜか我慢ならない。

そして子供たちは大きくなると街を出て行き、後には老人だけが残った。さながらあの限界集落のように、ニュータウンもまた死にゆこうとしている。幸運なことに再び再開発が始まっているようだが、同じことを繰り返すだけだろう。

祖父母にとって東京は得体のしれないところだった。彼らは東京駅で人込みの歩き方がわからなくて、父が迎えに来るまでじっと立ちつくしていた。若いころだってそうしなかっただろうに、手をつないで寄り添い、息子が現れるまで待つことしかできなかった。そういう祖父母にとってはあのニュータウンですら、生きていくには騒がしすぎたのだ。あれから二度と都会へ出てくることはなく二人とも、風と、田畑と、山しかないあの小さな村で安らかに一生を終えた。


たまに東京に出てくる父と母は、あのとき祖父母が言っていたようにここは騒がしすぎて疲れる、という。どこへ行くにもたくさん歩かなければならないから不便だと言う。車で動きにくいから困ると言う。智恵子よろしく母は、東京イオンがない、と真顔で言う。私が笑って、近くにイオン系列ショッピングモールができたし、豊洲まで出ればららぽーともある、といっても納得しない。田畑がない、緑が少ない、明るすぎるし、どこへ行っても人が多い。すべてがせせこましくてあわただしくて、坂が多くてしんどい。それに、とことさら真面目な顔になって言う。犬の散歩をする場所がない。犬が自由に走り回れる場所がない。穴を掘れる場所もない。彼らはそう言う。

あんなに都会に出たいと願ってやまなかった若いころの父と母は、あのニュータウンの生活に満足し、さらに都会へ出ていくことはできなくなったのだ。それが老いというものかもしれないし、身の丈というものなのかもしれない。生きてゆくべき場所を定めた人は幸せだ。幻想に右往左往せず、としっかりと土地に根を張って生きてゆくことができる。


私の住む東京千葉の境目も、不満に思う若者は多いだろう。都内とはいっても下町からここは都会ではない、と彼らは言うかもしれない。都下に住む人々が都会に住んでいない、と称するように自分たちの住む街を田舎だと表現し、もっともっとと願うのかもしれない。引力は近づけば近づくほど強さを増すから逃げられなくなるのだ。でも、もしかすると、都会の不便さを嫌って、彼らは田舎志向するかもしれない。一つのところへ行きさえすれば事足りる、点と点をつなぐだけの便利な生活。地をはいずりまわって丹念に生きる必要がある都会と違って、郊外は行く場所が決まっているし、ネットがあればなんとかできる。彼らには、私たちが引力だと思ったものが反発力として働くかもしれない。未来は分からない。

それでもきっといつかは、みんな、どこかに愛着を抱くか、よんどろこのない事情で立ち止まるしかなくなるのだろう。祖父母がそうであったように、父と母がそうであるように、どこかに満足して、ここ以外はどこにも行きたくない、と主張する。それまではきっと都会と田舎という幻想の間を行き来し続けるのだ。


成田に育った:http://anond.hatelabo.jp/20080929192856

2010-07-26

ジャンル彼女

人間として好きなのはもちろんだが、様々な属性が俺の二次元におけるツボも押してくる。

偶に彼女の出てくる同人誌みたいなものを想像していたんだが、とうとう『彼女けいおんメンバーお茶している所に声をかけて怒られる』という夢を見た。

オタクを辞めた気は毛頭無いのだが、今の俺のはまっているジャンル彼女としか言いようが無い。

2010-04-19

ラッキーストライク

金髪校則に引っかかった女子高生が怒られている隣で、横から勝手

彼女学校法則には違反したかもしれない、だが髪の毛からつま先に至るまで、物理法則、あるいはそれを含む自然法則に反しているところがあるか。

その金色の髪であっても」

とかなんとかぶつぶつと言っていたら教師にしこたま殴られ、彼女彼女で何を思ったのかは知らぬが翌日から髪の毛を黒に戻し、校則を破ることはなくなった

という話なら聞いたことがある。

2010-01-10

close to you

カーペンターズの私訳です。

なんてすてきな歌なんだ!

「僕」「私」「男の子」「女の子」の部分を多少アレンジしてみました。



close to you



どうして小鳥たちが急に集まるの

君がいるところはいつもそうだね

小鳥たちは君のそばにいたいのかな

僕もそうだよ



どうして星が空から落ちてくるの

あなたが高いところに昇るといつも

星たちはあなたのそばにいたいのね

私もそうよ



君が生まれた日

天使たちが集まって

ひとつの夢を実現させようと決めた

そして月の光を君の髪に振りかけた

その青い目には金色の星の光を



この街の女の子男の子はみんな

どこにいても君を追いかける

これがそのわけ

僕もそうだよ

そばにいたい

2009-11-29

つむぎ!Tsumugi!Tsumugi!Tsumugiuuuuuuwaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaah!ahaaaaaaaa

ああ、うん、ahaaaaaa! つむぎ!つむぎ!つむぎ!ああ、whinewhine!uuwaaaaaa!

whinewhine!whinewhine!は良いにおいです…おやを愚痴ってください!髪はあやふやであって、柔らかいです!

tsumugikotobuktani!whinewhineの金色ブロンドの髪のにおいのにおいをかぎたいと思う、ああ、!間違ってください、!

あやふやであって、柔らかい状態で欲しい、綿毛で柔らかい、!綿毛で柔らかい、むしばんでください、

あやふやである、柔らかい、… げらげら笑い、げらげら笑い、げらげら笑い!

1ComicのMugichanはすてきでした!ahaaaa…aaa… ああ、aaaaaa!

Mugichan!がすてきであるということであることは、良かったです!決められて、

Mugichananimation用語ahaaaaaa!はすてきです!yeahaaaaah!ahyesh!

アニメーションの2番目の量を市場…noooooooooに置きます!

mewwwwwwww!gyaaaaaaaaaaaaa!ughhhhhhhhhhh!実際、コミックで!おお… アニメーションは良い…

Is牟岐実際--のmewwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwhであると考えられています!

ughhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh! NOOOOOOOOOO!eeeeeeeeeeeeeeeek!mugiiii!HUWAHUWA!

これ、芳香族縮合炭化水素!停止!et.R.をほんとうは止めてください。

trus!は見ます…カバーの絵のTsumugiが私を見ているというing

カバーの絵の牟岐は私を見ています!牟岐は私を見ています!カバーの絵の牟岐は私を見ています!

アニメーション牟岐は私に話しています!良かったです…世界はまだあきらめられていません!

Yesssssssssss!私はMugiiiiiiiiiを持っています!利益wiiでしたか?!それが単独でできます!

うん、comiiiiiiiicsのTsumugi!geeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!

Yuiiiiiiii!Miooooooo!Ritsuuuuuuuuuuu!Nodokaaaaaaaa!

Hummmmmm!私の考えはTsumugiへのレポートです!それはsakuragaoka highscoolのTsumugiへのレポートです!

2009-10-28

空に一番近い場所はどこだろう。

下校途中に思った鈴は、ぐるっと周囲を見渡して、それからある場所に目を留めた。山もなければ、高層ビルもない、電波塔も建っていなくて、平屋ばかりが軒を連ねる町並みの中、三階建ての規模の小さなデパートの屋上に設置された貯水塔はいやに目立っていたのだ。

夕食の食材を選ぶ買い物客や、本を手に取っている学生、服を見るだけ見ている若い人たちの間に紛れて屋上の駐車場に向かい、人目を忍んで梯子を上る。直径二メートルほどの円筒の上に直立して、鈴は遠く広がる町の風景に目を投じた。天候は曇りで、別段陽射しがあるわけでもなかったのだが、一応遠景を眺める礼儀として掌で額にひさしをつくってみた。

そんな折に、不意に足許で、にゃあ、と鳴き声がした。

おお、と驚いて鈴は視線を下げる。少しだけ開いていた両足の間を縫うようにして、黒猫が一匹擦り寄りながら歩き回っていた。

「むむ。貴殿もこの場所を見つけていたのか」

畏まって口にすると、ふいっと顔を上げた黒猫がにゃあと鳴いた。

鈴は、貯水塔の上に腰を下ろす。足はぶらぶら、宙に放り投げていた。隣で、黒猫も腰を下ろしている。こちらは尻尾がぶらぶら宙を彷徨っていた。そして、ふたりしてぼうっと町を見下ろしている。一番高いと思われる場所から、山際で金色に輝きだした夕焼けに染まる景色を見つめている。

とにかく、高い場所に来てみたかったのだ。そこから見える景色とやらを、この目に焼き付けておきたかった。

車は道路を走っていく。人も、道に沿って歩いている。どれもがいつもよりもちょっぴり小さく、遠いところにあるように見えた。そして、そんな遠い景色を見ていると、わけもなく温かな気持ちになるのだった。

不思議なものだなあ」

鈴は呟いた。

「煙となんちゃらは高い場所に行きたがるというけれど、高い場所からしか見えない景色というものも確かにあるんだよなあ」

発見は当たり前すぎるものだったが、当たり前すぎたためにずしんと身体に響いてきた。

遮るものがなにもない空中を滑空してきた風が、びゅうと鈴と黒猫の頬を撫でていく。

寒いな」

そう鈴が言うと、

「なあご」

黒猫が答えた。

景色を見つめたまま、鈴は黒猫の小さな頭を撫でる。短くてさらさらとしていて、心地のいい毛並みをしていた。野良猫にしては珍しい。そもそも、どうやってこの猫が貯水塔に登ることができたのかが謎だったのだが、そういう珍しい猫だって世の中にはいるのだろうと鈴は納得した。

撫で続ける掌が、微かな反発を覚える。

黒猫もまた、穏やかな撫でられ心地に心奪われていて、もっともっととせがむように頭を押し付け返していたのだった。

様子を、鈴はそっと見つめる。可愛らしいものだと思った。両手でその小さな身体を持ち上げる。膝の上に抱いた。

「にゃお」

黒猫が鳴く。鈴は無視する。

ふたりはそれぞれ静かになって、黙ったまま沈みゆく太陽を望み、闇に沈んでいく街並みを見つめ、ぽつぽつと灯り始めた電灯と、行き交う車のヘッドライトを観察し続けていた。

風が吹いた。晩秋の、シベリア気団から特攻を仕掛けてきた厳しい寒さを伴う北風だった。スカートが少しばかり捲れ上がる。思わず鈴の身体が縮こまる。

ふと夜空を見上げてみれば、雲ひとつない濃紺の宇宙の中に、星がちらほらと輝いているのが見えた。

「帰ろうか」

鈴は口にする。懐に抱いていたはずの黒猫の姿は、もうどこにもない。

掌と膝に残った感触とぬくもりを思い出しながら、鈴はそっと目を閉じた。

「……帰ろうか」

さっきよりも力強く、確かな意思をもって言葉は風に流されていった。

2009-10-12

最近 金色時計してるほうが、勝ち組かなと思うようになった。

ちゃーす

きょ~やん です w どーもww

あれなんよ


最近 金色時計してる人は 勝ち組なんじゃないか??って思ったのでレポートしまつwwwwwwwwww


まあ もともとの なれそめっていうか、から話ますけどねwww

俺も思春期っていうか、青春白書っていうか

そのへんの頃って、妙にとがってて、


「は?シンプルなほうがいいじゃん?金?いらねーよw夢ありゃいいじゃんw」


とかゆってたんすけどね


最近なんだろう


金の時計とかごちゃごちゃしてて かっこいい車のって


女を何人もたぶらかしてるような椰子のほうが


明らかに勝ち組じゃんか!って思うようになりました。


ようするに、「神田川」的なもんを そろそろ完全否定しといたほうが よくね??って話っす。

さらにようするに、「ニート」的なもんを そろそろ完全否定しといたほうが よくね??って話っす。



そうそう、なんだろう


せっけんがカタカタ鳴ったから、「あー風情ある。俺超青春じゃん」みたいのが


もう無理だわ


資本主義なんだわ 結局。


だから おまいらも、 あれだわ。



金の時計して、女たぶらかそーぜ。



ども、きょ~やんでした。


チャオ

2009-09-22

金色に輝く稲穂、あぜ道に咲き始めたまんじゅしゃげ。

こういう景色を見るたび、じんわりと幸せになるんだなぁ。

お米食べよう。周りの人に感謝しよう。

2009-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20090807152525

俺は仕事の忙しさをMHフィギュアで表しているよ。

俺のPCの上のラージャンが金色になっているときは「忙しいから声かけないで」のサインだよ。

2009-08-04

-ある大和ハウスグループ社員は、レジ担当に舌打ちをするが、彼は一切悪くない

 私

 は、ある

              大

              和

               ハウス

                  グ

                  ル

                  ー

                  プ

              の社員に、


    湿った音の

    舌打ちを            浴びせられた。


  三

   歳

     く

        ら

             い

        の

     子供をつれた、

 

  三

   十

     歳

        く

            ら

               い

        の

      男だった。

 しかし、彼はなにも悪くない。私の勘違いがすべていけないのだ。

                 大

                 和

                 ハ

                 ウ

                 ス

                 グ

                 ル

                 ー

                 プ

                 の

                  、ロイヤルホームセンターというホームセンターアルバイトをしていたことがある。

                 その時のことだ。

 ロイヤルホームセンターでつかえるポイントカードは、


     ハートワンカード

 

          と呼ばれている。

                     白地に、緑色の線が入ったカードだ。

 同じハートワンカードという名称の、

    ポイントカードとしては

                つ

                か

                え

                な

                い

                 カードがある。


 それは              金色

                             をしていて、

              大

             和

            ハ

           ウ

          ス

         グ

          ル

           ープの  社  員   にしか  配  ら  れ  な  い  ものだ。

 先に述べた

             大

            和

           ハ

            ウ

             ス

              グ

               ル

                ー

                  プ社員の男が、

          レ   ジ         に商品を置いた。

 

 私は           

              マ

                ニュ

             アル

                    どおりに、

         

           「ポイントカードはお持ちでしょうか」


 と          訊ねる。


 男は無言で、カートン金色ハートワンカード

                        投

                        げ

                        て

                        寄

                        越

                        し

                        た

                         。


 金色だったが、

      私

       が

         ポイントカードを持っているか

                      訊

                      ねた後に

                         そのカードを寄越してきたので、


   私はそれを

         ポイント

             カ

             ー

             ドとして使えるほうの

      ハー

      トワ

      ンカ

      ード       だと

          

 

            勘違い

     

      してしまった。

 私は、

           レジカードリーダーに、

 それをポ

    イ

    ン

    ト

    カ

    ー

    ドとして

  読

 み

  取

 ら

  せ

 る。                 エラー音が甲高く鳴った。


 それを

    二、三回、

        繰り返した。

「すみません、これ、

              ポイントカードではなかったんですね」


    と私は

         言った。

 

 大和ハウスグループ社員の男は、私をにらめつけた。そして

 

                  湿っ

                   た音の

                     舌打ちを

           

                            私に

      ぶつ

         けて

                    きた。

                

                 大

                 和

                 ハ

                 ウ

                 ス

                 グ

                 ル

                 ー

                 プ


                        社員の男が

                             ガ

                             ムを

              噛んでいたせいで、

                          ことさら水っぽい音に

                                  それは聞こえた。




             「つかえねえなあ」 と、大和ハウスグループ社員の男は言った。




 彼の足元には、

               三歳くらいの

                    可

                    愛

                    ら

                    し

                    い

                    男

                    の

                    子      がいた。



 彼はきっと、

                  大

                  和

                  ハ

                  ウ

                  ス

                  グ

                  ル

                  ー

                  プ

          社員の男を     父      として見つめながら、

          これからも     成長     していく。

                 大

                 和

                 ハ

                 ウ

                 ス

                 グ

                 ル

                 ー

                 プ

                 社

                 員

                 の

                 男に

             良く似た、

              人格的にも立派な



            青

            年に

           な

           っ

           て

            いくこと

                 だ

                  ろ

                    う。

 全ては私の不勉強が原因で、お客様であるその大和ハウスグループ社員の男には反省するべき点が何一つ無い。お客様の意思を読み取ることの出来なかった私が、全面的にいけないのだ。私はいまでも、その時のミスについて大いに反省しているし、大変申し訳なかったという気持ちでいまも胸が満たされている。

 私

 は、ある

              大

              和

               ハウス

                  グ

                  ル

                  ー

                  プ

              の社員に、


    湿った音の

    舌打ちを            浴びせられた。


  三

   歳

     く

        ら

             い

        の

     子供をつれた、

 

  三

   十

     歳

        く

            ら

               い

        の

      男だった。

 しかし、彼はなにも悪くない。私の勘違いがすべていけないのだ。

                 大

                 和

                 ハ

                 ウ

                 ス

                 グ

                 ル

                 ー

                 プ

                 の

                  、ロイヤルホームセンターというホームセンターアルバイトをしていたことがある。

                 その時のことだ。

 ロイヤルホームセンターでつかえるポイントカードは、


     ハートワンカード

 

          と呼ばれている。

                     白地に、緑色の線が入ったカードだ。

 同じハートワンカードという名称の、

    ポイントカードとしては

                つ

                か

                え

                な

                い

                 カードがある。


 それは              金色

                             をしていて、

              大

             和

            ハ

           ウ

          ス

         グ

          ル

           ープの  社  員   にしか  配  ら  れ  な  い  ものだ。

 先に述べた

             大

            和

           ハ

            ウ

             ス

              グ

               ル

                ー

                  プ社員の男が、

          レ   ジ         に商品を置いた。

 

 私は           

              マ

                ニュ

             アル

                    どおりに、

         

           「ポイントカードはお持ちでしょうか」


 と          訊ねる。


 男は無言で、カートン金色ハートワンカード

                        投

                        げ

                        て

                        寄

                        越

                        し

                        た

                         。


 金色だったが、

      私

       が

         ポイントカードを持っているか

                      訊

                      ねた後に

                         そのカードを寄越してきたので、


   私はそれを

         ポイント

             カ

             ー

             ドとして使えるほうの

      ハー

      トワ

      ンカ

      ード       だと

          

 

            勘違い

     

      してしまった。

 私は、

           レジカードリーダーに、

 それをポ

    イ

    ン

    ト

    カ

    ー

    ドとして

  読

 み

  取

 ら

  せ

 る。                 エラー音が甲高く鳴った。


 それを

    二、三回、

        繰り返した。

「すみません、これ、

              ポイントカードではなかったんですね」


    と私は

         言った。

 

 大和ハウスグループ社員の男は、私をにらめつけた。そして

 

                  湿っ

                   た音の

                     舌打ちを

           

                            私に

      ぶつ

         けて

                    きた。

                

                 大

                 和

                 ハ

                 ウ

                 ス

                 グ

                 ル

                 ー

                 プ


                        社員の男が

                             ガ

                             ムを

              噛んでいたせいで、

                          ことさら水っぽい音に

                                  それは聞こえた。




             「つかえねえなあ」 と、大和ハウスグループ社員の男は言った。




 彼の足元には、

               三歳くらいの

                    可

                    愛

                    ら

                    し

                    い

                    男

                    の

                    子      がいた。



 彼はきっと、

                  大

                  和

                  ハ

                  ウ

                  ス

                  グ

                  ル

                  ー

                  プ

          社員の男を     父      として見つめながら、

          これからも     成長     していく。

                 大

                 和

                 ハ

                 ウ

                 ス

                 グ

                 ル

                 ー

                 プ

                 社

                 員

                 の

                 男に

             良く似た、

              人格的にも立派な



            青

            年に

           な

           っ

           て

            いくこと

                 だ

                  ろ

                    う。

 全ては私の不勉強が原因で、お客様であるその大和ハウスグループ社員の男には反省するべき点が何一つ無い。お客様の意思を読み取ることの出来なかった私が、全面的にいけないのだ。私はいまでも、その時のミスについて大いに反省しているし、大変申し訳なかったという気持ちでいまも胸が満たされている。

2009-07-28

乳首をさらけ出して初めてわかる世界がある

吹き抜ける風が俺の乳首をくすぐる

春の訪れである

春の日差しに暖められて、俺の乳首は薄ピンク色に染まる

そう、頭上で満開に咲いている桜の色だ

春は生き物が活動しだす季節でもある

おや、乳首に蝶が止まったぞ

甘い香りに花と勘違いしたようだ

タンポポの色は鮮やかで良い

桜とはまた違った魅力のある春の花だ

乳首に貼り付けることで季節を取り入れたオシャレアイテムとしても使用できる

アリさんは甘い物が大好き

蜂蜜を塗りたくった乳首の上でアリさん達がパーティーをしているよ

みんな嬉しそうな顔してる

春といえば入学式の季節でもある

ピカピカのランドセルを背負った子供達に挨拶したよ

みんな良い笑顔をしているね

桜が散る

若葉が生える

そして乳首が伸びる

もうすぐ梅雨が来る

ザーザーと雨が降る

梅雨あんまり好きじゃない

乳首に干した靴下がなかなか乾かない

いつになったら洗濯ハサミをはずせるのかなぁ

あっ かたつむりさんだ

僕は雨は嫌いだけど、かたつむりさんは大好きみたいだね

僕は手に取ったかたつむりさんを、そっと乳首に戻した

町に出ると真新しい傘を持った子供達が遊んでいる

雨が好きなのはかたつむりさんだけじゃないみたい

僕が挨拶をするとまた可愛い笑顔を見せてくれた

雨が本当にすきなんだね

お出かけをしたら急に雨が降ってきた

傘を忘れてしまったので走って帰ったけど、びしょびしょにぬれてしまったよ

でも、雨の中を走り抜けるのはすこし楽しかったな

乳首に当たる雨のしずくが心地良い

ちょっとだけ雨が好きになりそうだ

夏がきた

青い空、青い海、青くペイントした乳首

空にはさんさんとお日様が輝いている


夏は楽しい

だけど、日焼けはちょっと嫌

顔、手、腕と日焼け止めを塗る

特に乳首は入念に

夏の夜空を花火が彩る

大きな花火大会楽しいけれど、庭でする花火もまた楽しい

様々な花火を堪能したら、やっぱり最後は線香花火

パチパチと火花を散らしていた玉が乳首にぽとりと落ちる


せつないね

夏は色々と楽しみだけど、僕はかき氷が時に好き

乳首に山盛りのかき氷

右はイチゴシロップ、左はブルーハワイ

どっちから食べようかなぁ

怖い話も夏にはかかせない

近所の子供達を集めて肝試しをしたら、みんな意外と驚かない

現代っ子ってやつかなぁ

逆に僕の方が驚いて、乳首きゅんなっちゃった

今日は待ちに待った夏祭り

人混みを進むと乳首をつねられる程に賑わっている

色々な出店が出て、連なった提灯が不思議な光を漂わせる

女の子達は浴衣可愛い着て、りんご飴にかじりつく

夏祭りって、良い

夏の終わりを知らせるのは

日焼けの痛みが引き始めた乳首と、突然の夕立

それと

宿題に追われる学生

秋は実りの季節

金色に輝く稲穂は本当に美しい

乳首つまみながらいつまで見ていても飽きない程に

秋の夜は虫達のコンサート

ほら、みんな一生懸命に鳴いてるよ

リーンリーン、ジジジジジ

虫は羽根をこすりあわせて鳴くんだって

僕も乳首と壁をこすりあわせたら良い声で唄えるかもね

秋は読者の秋でもある

本を読んでいたらいつの間にかに何時間も過ぎていた、なんてのはよくあること

本を閉じる時に乳首を挟んじゃった、なんてのもよくあること

もう紅葉が美しい時期になった

赤く色づいた葉は

限界までつねった乳首を思い出させるね


空気も段々と冷たくなってきて、冬が近づいたことに気付く

吐く息は白くなり

乳首が寒さで縮こまる

冬は温かい物が美味しいね

アツアツの石焼き芋を頬張る

甘くて、ホクホクとしていて、本当に美味しい

胸に押し当てれば、思わず乳首もほころぶよ

子供は風の子、元気の子

こんなに寒い中でも子供達は公園で遊んでいる

僕が乳首をこねくり回しながら挨拶をすると

やっぱり彼女達は笑顔挨拶をしかえてくれたよ

可愛い

クリスマスは聖なる夜

恋人達は愛し合い

子供達は家族と共にご馳走を食べる

僕は乳首デコレーションをして特性ケーキを作る

とっても美味しいんだよ

ふと窓の外を見ると、雪

ホワイトクリスマスサンタさんからのプレゼントかな

大晦日一年間に感謝する日だと思う

お世話になった方々

感動を与えてくれた事物

そして可愛い俺の乳首

ありがとう

そう伝えて乳首を軽く撫でてあげた

年が明けた

新しい年が始まる

今年はどんな一年になるのかな

草木はまだまだ茶色いけど、実はみんな生きてる

凄いパワーだね

僕も負けずに生きていこう

今日乳首をさらけ出して

2009-05-30

連続SS

 そんなこんなをしながら月日は経ち、ゴールデンウィークが明けて1日目のことだ。

 教室に入ると、いつもの通りハルヒは不機嫌そうな顔で座っていた。例の規則性に気づいてからは、

朝何気なくハルヒの席の横に無造作に置いてある弁当の段数を見るのが日課となっていた。

 本日は3段弁当。と、いうことは、だ。

「ん、今日水曜日か……」

 そう思いつつ、席に着き――魔が差してしまったんだろう。というか、それ以外に思い当たる節が無い。

 この突発的な感情を俺なりに分析してみるならば、それは国主が獣耳を持っているという秘密を穴に叫びこんだ、

あの男のようなものなのだろう。アレはその後処刑されたわけだが、はてさて此度俺が穴に叫びこんだ、

秘密というにはかなりスケールの小さい内容はと言うと。

曜日弁当の段数を変えるのは……、宇宙人力士対策か?」

 つまりは法則らしきものに気づいたぞということを知らせただけだが、言ってる俺自身が意味わかんねえ。

何だよ宇宙人力士って。カエル専用7頭身パワードスーツか。確かアレにも力士型があったな。まあいい。

「……いつ気付いたでごわすか?」

 ちょっと前。

「あっそ」

 …………もうすこしリアク

「――おいどん思うんでごわすが、曜日によって感じるイメージって、それぞれ異なる気がするのでごわす。

 色でいうと、月曜が黄色で火曜が赤、水曜は青で木曜は緑、金曜が金色で土曜が茶色、日曜は白、でごわすな」

 おお、初めて会話が成立したような気がする。

 そのイメージ論は何となく分かるような気がするな。つーことは、数字にしたら、月曜日が1で日曜日が7なのか?

「さよう」

 数字だったら、俺は月曜日は“0”って感じがするけどなぁ。

「おんしの意見なんぞ誰も聞いとらん」

 そうかい。

 やれやれ、まったく――――ん?

「…………」

 何やらいきなりジーッと見られているわけだが。何かしたか俺?

 とりあえず目を逸らさずにいよう。

「……」

 しかし見れば見るほど不思議な顔だ。どういう作用でこの求肥のごとき輪郭に包まれた各種パーツが美少女顔と認識させるのだろう。

「…………」

 まだ見てるよコイツは。……鼻毛でも出てたか?

「……おいどん、おんしと何処かで会ったことあるでごわすか? ずっと前に」

 はあ?

「いいや」

「……そうでごわすか」

 当たり前だ、過去にお前のような強烈なヤツに会っていたとしたら、忘れられるはずが無いだろうからな。電波ソングのようなものだ。



 まあ、とにかく。

 きっかけ――なんてぇのは、大抵どうってことないものモノなんだろうけども、まさしくコレがきっかけになったんだろうなぁ。

 しかし、ハルヒがまともな返答をよこしたことは驚きだ。

 俺はてっきり、「喧しい」「阿呆」「黙れ」「おんしには関係ないでごわす」と言われるものだとばかり思っていたからな。



 だからこそ。

 翌日、本来なら4段であるはずの弁当が1段しかなかったときには、結構俺は動揺した。

 ……それにしたって、俺が指摘した次の日に少なくするってのも、短絡的過ぎないか? おいっ。

「――別に」

2009-05-17

後爆賞応募作《爆shi-a-bye》

いわゆる後爆観音(こうばくかんのん)のなかでも現存する最古のものはパキスタンで粉々になっており、辞書によればシビアな顔面の観音像の背後に、著しくデッサン力に長けた漫画家が模写したような茸子雲が上がっており、急激な燃焼により根元から笠にかけての白~赤~黒煙のグラデが再現されていることからケロシンの発火であると推測される。周辺には飛び散るエンジンパーツ、トランスミッタギア助手席の手首などを細密に表現したパーツがあり、観音像の煙草を捨てる仕草と相俟って神々しい暑苦しさを醸していたそうだ。



1216年ごろ、日本各地で背中に黒焦げの穴が開いた死体発見され、捜査によると(麻雀が普及するのは25年後)連続猟奇殺人ではなく、「おのれの精神の背後にある爆薬を用いての崇高な自決」であると結論付けられた。神はこの性質を利用してユニークゲームを思いついた。

すなわち、複数の人間背中合わせで放射状に配置し、同時に背爆させる事でさまざまな角度に人間を射出させるというものであった。このゲームタイトルが件のbackshabie(backとbuck《もちろんbuck-tickの》をかけた駄洒落だが米国人には通じない)と名づけられたそれであり、おもにPS3・PS2・地獄などで発売された。


ゲーム内容

背爆の角度をコントロールして別の人塊にぶつける事で連鎖が狙え、より多くの人数をあれするかで競う。起爆する最初の一人とパドル(1~3個)を操作してパターン豊富ステージクリアしていく。

各面の連鎖ボーダークリアすると豊作・戦乱・飢饉などのボーナスが与えられ、人数がパワーアップする。メモリー消費人数は1ゲームあたり100人~120,000人であり、人口の減少が懸念された。



同じ頃、僕は高校三年生であり、嘘みたいなこの世界に飽き飽きしていた。上空には巨大な体力ゲージ(誰の?)が表示され、人が死ぬと大量のコインになり、i-statusのキーパッドをsukoshi叩いただけで7357hit!とか表示されるし、もううんざりだ。本当のコインはこんなめっきみたいな金色をしていないはずなんだ。桜の花びらのブラウン運動も、トリートコンボと呼ばれる一連のヒット加算システムのせいで大量のヒットマークまみれになって、風情が台無しになっている。苛立ち紛れにパンを投げ捨てると、背後から大きなパワーアップ音が聞こえた。驚いて振り返ると、そこにはもう誰も、世界学校彼女も何もかも、僕もいなかった。急速に薄れ行く意識の中で、僕は1Pボタンを押した。

それから2年後、ゲームは開始される。



主は1日目、キャラクターセレクトを行えり。マカダムタイプ、弱パン連打系、レーザー強化4。歯医者

主は2日目、パワーアップカスタマイズを行えり。2次元ブースト、3次元ブースト地獄ヶ原ブースト、626間ショットナイアガラショット、種もみ、エジンバラショートブリット装備、もみ心地セット、十脚人胸郭、松本城、グッドルッキングフェイス等を揃えり。

主は3日目、爆弾の解除方法を見つけたり。おのれの精神の背後に手を回し、脳の赤いコードを切除することにより、爆弾の機能を損なえり。

主は4日目、太陽を盗めり。枯渇した精神の火薬に変わり、天体が絶対神的依存対象となり、人類無限のエナジーをエナジャイズされるが世界は暗闇に包まれた。

5日目、この世界を救う伝説勇者が出現した。暗黒の世界太陽を心に灯した人類どもは荘厳な惑星的巨体と成り果てたが、その火は実は一つに過ぎなかった。

6日目、無名の力を持つ勇者は全存在の全的な意味を持った名前を持つ神の対となる補完物質であった。双方の力の激突により、その狭間の存在物のもろもろはすり潰され、また新たに産まれた。

7日目、嘆息した神はセーブした。スコアネームに「SEX」と入力し、「産めよ、増えよ、あまねく地は生命に轟き満ちよ」と半ば自棄になって言い放った。その後、現在に至る。

(完)

2009-02-13

父親からハンコをもらった。

結婚しても使えるようにって、名前が彫ってあるやつ。

少し前にチタンのハンコが欲しいんだよねーと母親には話していたけど、父とはそういう話をしていなかったので驚いた。

ケースの模様はうさぎで、ハンコ自体は金色

数年前にうさぎを飼っていたので、その繋がりでケースを選んだんだろう。

生活リズムが合わないため、普段そんなに話をするわけではない。

そんな中で気にかけてくれていたこと、これから社会へ出るというタイミングでくれたことが本当に嬉しかった。



で、風呂から上がった母に、二人でこんな粋なこと考えて用意していたのかと尋ねたら、母は全く関知していなかったことが判明した。

なるほど。

話題にしたばかりだったのにチタン製じゃないことや、うさぎの模様や色が母のセンスではなかったのは父の独断だったからか。

嬉しいから私は問題ないんだが、ハンコって一生ものじゃん。

夫婦で会話してくれよ。増子も社会人になるんだしハンコでも贈ってやろうとでも思うんだがどうかね、みたいなさ。

別に母に選ばせなくてもいいんだからさ、一応一言報告したほうがよくない?二人の子供なんだしさ

名前のハンコ贈るくらいだから、さすがに夫婦で話し合ったんだろうなって娘思っちゃうよ!

ていうか夫婦で会話してくれよ!

おかんは「あたし知らない」って機嫌悪なっちゃったじゃん?

ケースの模様見て、「今はかわいくてもいいけど歳とったら……ねえ」って文句付け始めちゃったじゃん!

確かにファンシーだし私の柄ではないけど、かわいいし嬉しいし気にいったよ。大事にしたいと思った。

いらないケチつけられたくないんだよ!何でこんなことで板挟みなんだよ!

どっちも頭が固くて泣けてくる。

とりあえずお父さんには、夫婦なんだしお母さんにも一声かけるよう今度言っとこう。

お母さんには、あんまりカリカリしないように言っておこう。

あー悲しかった。

2009-02-08

id:xevraがすべき10のこと

2009-01-15

金色ガッシュという漫画を途中から読まなくなっていたので、最終巻まで一気に読んでみた。

シリアスな場面でギャグのような顔が出てきて興ざめなので、やっぱり最後まで読めなかった。

どうして読まなくなったのかを思い出した。

編集は文句つけないのか、と思ったが、編集と仲が悪く、訴訟にまで行ったらしいので、

編集の人は何も言えなかったんだろうな。編集と仲良くしとけよ。読者のためにさ。

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