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2024-08-31

私が追ってきた兼業漫画家ピエール手塚さん

ピエール手塚さんとは

会社員をしながら連載をしている兼業漫画家

現在少年画報社漫画雑誌ヤングキングで、ひとでなしのエチカという漫画を連載している


作風

モラル利害関係対立する人物口喧嘩し合う。

基本的にそれだけだ。少なくとも私にとっては。スパイスとして暴力巨乳が少し。

絵としての画面構成アクション推してる感じではない。

絵よりも話の運び方を重んじている作風私自身は感じる。

ではその話の内容とは?


彼の作品ファンになる

私にとって彼の漫画の魅力のほとんどは、

普段から気になっていたが議論したことはない、そういう議題をかなりの頻度で提示してくれることだ

議題に興味が持てて娯楽性が高いと思えばいいねを押します。

議題に興味が持てても説教臭いと思えばいいねを押しません。

議題に興味が持てなけれければ読書を中断します。

私はファンだが盲目的ではない

キャラピエール手塚さんの普段思っていることを代弁しているだけに思う。

よってキャラ立ちや物語の大きな流れやその場その場の演出特に優れているとは思わない。

彼の優れている点は議題のチョイスそのものにある。

からと言って社会的に答えの出ない問題に対して、彼の漫画完璧な答えを出してくれるわけではないが、

キャラクター同士の口喧嘩を通して各々の視野垣間見せてくれる

その視野自分の知らないものが多くて好き

ピエール手塚さんはネット上にたくさんの作品無料公開しており、私は読めるものは全て読んだ

彼の全ての作品を好きになったわけではないが、多くの作品ファンになった

特に暴力存在テーマにしつつも笑わせてくれる暴力太郎という作品が大好き

好きと愛してるの違いをテーマにした恋のニノウチも最高。恋のニノウチは彼の作品には珍しくアクション作画も楽しかった!


自身ファンになる

私はTwitterに流れて来た読み切り漫画で彼を知った

その作品がなんだったのかはもう覚えていない

面白かったことは覚えている

公開されている無料漫画、連載されている有料漫画漫画皇国という彼のブログ人生思考囲いというネットラジオ

この辺りを中心に彼を追いかけた

彼の関わっているコンテンツで一番好きなのはネットラジオ人生思考囲い

なんと漫画が一番ではない!

私にとって刺激的でエキサイティングなのは彼の問題提起力と視野の広さに触れること。

ラジオ漫画よりもその力を発揮する

連載作品説教臭くて読むのをやめてしまったが(ほんとごめん。悲劇だ。でも合わないものは合わない)彼の考えに触れることが大好きだ。

ラジオを通してたまに彼の人生に触れることができる

裕福ではなかった子供時代

会社員になった後も兄弟のために仕送りをする

漫画が好きで描こうとしたが若い頃は一作品も描きあげることができなかった

30代中盤にして初めて作品を描き上げ、同人活動開始。

スカウトを受け多くの読み切り掲載し連載を勝ち取り現在に至る…

私は彼の人生を美しいと思った!とても強く!!

逆境に負けず、社会人として自立し、家族を助けつつ自分の好きな漫画を連載する!

本当に憧れたし尊敬した

彼のように強く美しく生きたいと思った

彼の読み切り漫画が好きだし彼のトークが好きだし彼の生き方が好きだ

こうして私は彼の作品ファンから自身ファンになった


ピエール手塚さんとネット批判

私がピエール手塚さんをネットで耳にするとき、大抵は作品ではなく彼自身ライフスタイル話題になっている。

通勤退勤電車iPad漫画制作友達カラオケしながらiPad漫画制作会社役員昇進、少し前は連載も2本で読み切りもちょくちょく載せていた。

凄まじい生産力。

どうすれば彼みたいになれるのか?ヒントはないかネットラジオを聞いただけでは全てはわからない

そしてついに直接的なインタビューが行われ、記事掲載された。

これをきっかけに彼の元には少なくない批判が寄せられたことがネットラジオで彼自身から語られた

ラジオにおけるピエール手塚さんの反論と、私自身がネットで探した彼に対する批判を要約すると以下。

批判者「彼のパフォーマンスは彼が体力があるから可能なのだ管理能力云々はその次。しかも本当に体力があるかも疑問。健康犠牲にした愚かなスタイルなのでは?(以下人格攻撃するものも少数ながらいた)」

ピエールさん「私は善意インタビューに応じたのだし、仮に不健康だったとして私の勝手である。だが健康診断は良好だ。あなた方の批判は主に口調が失礼だ。」

この時の収録でピエール手塚さんはかなり感情的になっていたが言っていることはまともだと思った。

だが共演者に噛み付いたのはハッスルしすぎと思った。

普段ピエール手塚は冷静で多角的視野をくれる人物だ。

彼は一時的に不調に陥っているのかもしれない。

……

でもこのインタビュー記事批判だけでここまで怒るだろうか?

人格批判不快だろうけど、普段冷静で多角的視野を持つ彼がここまで怒っていることを私はとても不思議に思った

こういうふうに捉えられる記事内容だったかもねと軽くあしらうのが、私が思うピエール手塚

まりピエール手塚に対する私の認識不正なのだろう。

ネットラジオは毎週放送されている。

答えを求めて私はネットラジオ過去放送を再聴取した。

一方ピエール手塚さんはラジオパーソナリティから自ら降りてしまった!!


かなり前から怒っていたことが判明

ラジオ脱退が2024年8月30日

インタビュー記事掲載2024年8月8日

私は8月8日インタビュー記事批判を皮切りに彼が怒っていたのだろうと思っていたがそうではないようだ

これを裏付けトーク2024年7月19日ラジオ第371回で行われていた

ファンから投稿を読み上げ、それに対しピエールさん含む三人のパーソナリティが話を展開するのがこのラジオの基本形式

この回の私の注目した投稿の内容を要約すると

ピエール手塚さんは2024年初頭から元気がないようである。加えてここしばらく自身ブログに対する批判に怒っており、このネットラジオでその怒りを発散するのはやめてほしい」

この指摘を受けたパーソナリティたちは、自分たちの身に降りかかった出来事を振り返って笑っていた。

身に降りかかった、という表現をしていたので良いことではないのだろう

彼らは投稿者の洞察に驚きつつ笑っていた。大筋で疲弊していたことを認めていた

7月19日の時点で彼はすでにブログ上で批判を受けていたようだ。インタビュー8月8日なのに。

加えて異常な繁忙期だったとも言っていた。

まりインタビュー記事以前に、忙しく弱っており泣きっつらに蜂でブログ批判に晒されていたということか。

では、インタビュー記事関係ないこの批判とは一体。

答えを求めて私はブログ過去記事査読した


私はあまりブログを読んでいなかったことが判明

結論としてどれが批判されてるのかよくわからなかった

2024年の傾向としては会社員としての気づきに関する記事が多かったので、繁忙期だというのは間違いないと思う

ブログへの批判こちからは見えないダイレクトメールなどで行われていたのかもしれない

加えてブログの定期更新が中止されていることもわかった

これは時期から見てインタビュー記事の影響かも

さらに中止の発表から新規で2件の映画漫画に対する普通感想記事投稿されていることもわかった

????????

定期更新ではない臨時更新だろうか

それまで会社員としての記事が多い中娯楽に関する感想記事に内容が移っている

うーん

元気なのか弱っているのかよくわからない


ピエール手塚さんの状況の結論

ピエール手塚さんのことがよくわからなくなった

直接会ったことが一度もないのだから当然なのだ

推理ゲームで彼の心の機微に触れようとした私の行動はそもそも良くないですね

客観的に確かなことは

インタビュー関係なく彼は仕事疲弊していた

インタビュー関係なくブログ批判に晒されさら疲弊していた

インタビューさらなる批判に晒されさらさらに弱っていた

ラジオ収録で激務についてのトピックが出て爆発した

の4点

爆発するのも自然に思えます

私は①②を認識してなかったオタンナスだったようだ

爆発も自発的にしたわけではなく投稿者のメッセージきっかけだった

この回のテーマ過酷作画環境の美化とされていた

メッセージ自体ピエールさんを傷つける内容ではなかったが弱った体には少々厳しいトピックだったかもしれない

ブログを読むに彼は会社過酷労働環境改善したいと普段から努力している側だが

しか自分生活過酷であり、さらにその点が世間から評価されインタビューまで受けているのだ

すごく矛盾している生活だし、単純に体力的にきついのだ

その生活を生き抜く工夫はもはや工夫ではなく彼の作品だと私は思う

それを善意で公開して批判されたら傷つくのは自然ことなのかも

だが批判者の視点理解できるんだよなー…

その手法賞賛される社会に単純になって欲しくないと私は思う。

ピエールさんは個人の頑張りとして話しているのだから強制なんてしてないけど

その方向に舵を切っているように記事内容を捉えてしま

褒めるな止めろということだが、そんなことしたから本人は鬱陶しがってるわけだ

ラジオ共演者たちも彼の疲弊には気づけていても、彼の怒りには気づいていなかったのだと思う

メッセージを選ぶ立場パーソナリティは爆発回のアーカイブでこう言っていた

手塚さんがこんなに傷ついているなんて知らなかった」

身近にいても気づけないのはピエール手塚さんが自分の不機嫌をある程度隠せる我慢強さを持っていたからだろう

私もラジオを聞き返してここまで真剣に怒っているとは最後の爆発回まで気づけなかった

かば定番ネタのように扱って良いものとさえ思っていた

他の過去回を遡ると、忙しすぎてやばいので会社をさっさと辞めろと言われている回もある

これは半分冗談のように聞こえたが半分本気で心配していることでもある

批判から見ても共演者から見ても無理のある生活を続けているように見えるのだろう

私も無理だろうなと思う

健康診断が大丈夫なら肉体は大丈夫なんだろうが、精神面での無理が爆発を招いたのだろうか


観測するもの観測される。私側の状況の結論

以上の結論

ピエール手塚さんのように強くなれない脆弱な私が、ピエール手塚さんの強さを封じ込めようとした呪いだと思う

その側面は間違いなくある!

ファンを自認している私ですらこれだ!

認めたくない汚い部分!

認めたくはないが、彼のスタイルがもしスタンダードになった場合、私は間違いなく社会から落第する体力しかない…

そして私のような人が多数いたから彼は批判されたのだろう

彼は強く私は弱い

しか弱者の方が数が多かった

から彼は批判されたのだ

出る杭は打たれる

私と批判者の間にある違いは、杭を打つ力を心配と呼ぶか批判と呼ぶかだけだ

彼は強さの秘訣弱者に開示しようと努めてインタビューに応じてくれたのだろう

でも弱者のいる後ろを振り返らずに高いところまで走って逃げるべきかも

その力も強さも持ち合わせているように思う


私はピエール手塚さんみたいになりたい

でもきっとなれないと自分でわかってる

その弱い自分自覚的になりつつ、強い人へのやっかみをしないようにしたい

それをもって自分の強さとするのが、弱者の慰めなのだ

能力のないもの最後に頼るのはいだって道徳

かっこわる

おわり

旅行先でトナラーに絡まれ愚痴

東京駅に行きたくてガラッガラの電車で発車するの待ってたら見知らぬハゲにこれは○○駅は止まるんか?と聞かれ、スマホで調べてそうですよと答えた

そうしたら真横に座られて ○○駅には何時に着く?○○駅は?とか聞かれまくったから、根暗自分は嫌になっていつも使わないからワカリマセェン!!スミマセェン!!って言いながら車両の外に出た

お前まずそんな首に中二病みたいなやつジャラジャラつけてるならスマホくらい持っとるだろ

それで調べろやカス

ネットではよく見るけどトナラーってマジでいるんだなって思った

通勤とか土日に遊びに行く電車ガラガラってまずないからな

自分は見知らぬ人と喋るのがマジで苦痛からあいう突然話しかけてくる人種が本気で理解できない

道案内だったら悪いからとりあえず話聞くけどなんかのキャッチとかこういうやつだったときストレスがすごいか首に自分ダル絡みするカスです!!」て書いて下げといて欲しいわ

世の中みんなおしゃべり好きなわけじゃないんやでほんまに…

2024-08-30

anond:20240830063825

首都圏東京圏)の場合埼玉千葉神奈川から東京通勤している人がたくさんいて一体化しているから「他県」という括りで区別することがあまりないんだよね。

専業主夫経験からの生後すぐの子育てについてのコメント、の補足

https://anond.hatelabo.jp/20240829222653

思ったよりも反応があり答えていく。

### 自分の両親を頼らなかったのは何故か?

頼るのも面倒くさすぎて、もう考えるのも嫌だったから。

自分の両親の方が頼れそうだったが、あくまでワイフの両親と比べて、という点。

自分実家まで片道1時間半。ワイフの実家より近いが気軽に行くには遠い。

・両親共に働く現役世代子どもをみてもらうのなら、仕事を休んでもらうか、仕事終わってからになる。両親にも生活があるので、それと両立させなければいけない。

・世話を頼むにしても休みタイミング一時的にきてもらうか、僕らが実家に行くしかない。

一時的ものだったら親を頼るのもありだったが、ワイフの産後うつ状態をみると、数回やたまに見る程度では良くならないのは明らか。

・僕らが実家に住むとなると、僕は職場までの通勤問題に、ワイフだけ僕の実家に置いても遠慮して自分でやってしまうので良くならない気がした。

・僕自身が4人兄弟、母は保育士子育てに関して常に最新情報をいれてるスペシャリストで、口移しやハチミツなどの地雷を踏むことはないが、それが故に気になることが多く、母の愚痴が激しくなる気がした。母はワイフに遠慮してる部分もあり、僕の家庭に関する文句は基本僕に言ってくる。精神的に消耗してる僕がそれを受け止めることができる気がしなかったし、そこで僕が逃げたらワイフがやられるし、文句を誰にも言わなかったら母がやられる気がした。

・事前に準備してあれば、多少頼りやすかったのかもしれなかったが、その準備は全くやれてなかった。母は「今は昔に比べ子育てに関わる事情が変わって考えることやることが多くて昔の1人分多めで見てる感覚で大変だよ」とも言ってて理解があったが、理解があるが故に大変さも分かっており、実家との調整を考えるだけで、あーめんどくせー、というものが勝ってしまった。そういう点では、ワイフが、というよりも、僕自身が面倒くさ過ぎて止めた、というのが正しいのかも。

### うつで休んでるなら子育てやらず休めや

そうしたかったが、できなかった。

うつで休んでたのは、仕事&プライベートでのストレスが許容値を超えていたからで。

1番ストレスが少ない状況はなにか?となった場合、その答えが僕が子育て積極的に関わるということだった。

結局休んだ後、半月はまともに動けなかったので、相当疲れてたのだと思う。

### うつで疲れてたか子育て大変だっただけだろ

このテの意見みて、最初の僕の反応は、「オイオイ、それ産後女性には絶対に言うなよ、殺られるぞ、大丈夫か」という感じ。

産後1ヶ月、ワイフは自分実家に帰っていたので、そこまで致命的に大変だと当時気付いていなかったのだが、自然分娩or帝王切開をすると女性文字通り身体がガタガタになり数日動けなくなる。

帝王切開文字通り切るわけだし、自然分娩だと20時間上りきみっぱなしなんてこともザラなので、全身筋肉痛の酷いやつとか血管があちこちブチ切れてたりする。

その状態産後すぐから赤ん坊を見ることになるので、母親の方がもっと酷い状態からスタートすることも多いんやで………

と反射的に思ったわけだが「健康だったら」という点に関してはそれはそうだな、と思う部分も。

身体しんどいのが続くから精神的にもつらくなるので、身体がしんどくなければつらくなくなる!?とも考えることができる。

よく4人も育てられるな、と言われるが、精神にしんどい、の前の、身体しんどい、を色々駆使して軽減してきたからこそやれたわけで。

ココに書きたかった理由も、その事例をいくつか紹介して参考にできれば、と思ったから。

結局うちはやらなかったのだが、その点オススメしたいのが、無痛分娩

色々なママさんネットワークで見聞きする限り、産後母親の体調が明らかに良いようで、子育て最初スタートダッシュ健康である分、だいぶ良くなると思う。

もし次産むんだったら、絶対無痛分娩だわー、もう絶対嫌だけど、とワイフは言っている。

### 正常性バイアスだろ

まさにその通りで1人目でやったノウハウをそのまま他人に展開するのはかなり危険だと思ってるし、どちらかというとちゃんと働きながら育てた2人目以降の話の方が皆には参考になると思う。

ただ大変だよねーツライよねー、男性目線から見た子育てって?という話は1人目の話の方が分かりやすいので、まずは1人目の時の話を書いた。

### あの時欲しかったのは「乳の出る乳首」では?

これは当時ワイフにも同じこと言われたのだが、結果的に欲しいとは思わなかったかな。

それは乳の出る乳首が便利すぎるから

何やっても大人しくならないのに、乳首を使えば一発で大人しくなる、マジで便利、マジで救世主

だが故に、乳首を外せばまた泣いてしまう、泣いている→乳首を!!という感じになり、他の人に渡していても泣き声聞くだけで落ち着かなくなってしまう。

超便利な乳首が一人に依存するという状況が、母親が休めない要因になってるようにも思う。

その点僕は、土日の昼にお昼寝して、ワイフに預ける時、安心してぐっすり眠れた。

きっと僕に便利な乳首があったのなら、気になって眠れなかったかもしれないし、土日の昼間眠れなかったら僕も子育てで病んでたかもしれない。

### そうは言っても、産後の恨みは一生、はおかしいでしょ

コレ言う人全般に関しての所感なんだけど、産後の恨みはどのようなものなのか?の重さを理解できていない気がしたので、ココに書いた次第。

かに社会的には罪の重さに対してのトレードオフ釣り合ってないのかもしれない。

しかし、夫婦加害者/被害者関係ではなく良き伴侶なのだから贖罪/刑期を終えたから良いッショ!と開き直るのでなく、つらかったことを分け合って寄り添うが大事

一方で、夫婦加害者/被害者関係では無い、というのは妻側にも言えることなので、夫だけが完全に悪いわけでなく、夫婦問題だと思う。

ただ、夫側はそこで開き直る態度がでがちなので批判されるような気がする。

### どうして4人も……

これはね……完全な間抜け自業自得不可抗力なんですよ。

おかげさまで、夫婦仲は良く、身体関係ちゃんと続いていて……

子どもができないように、ってゴムを常備するんですが、ちょこちょこ買い足すのを忘れることがあり、テンションが上がったまま、今回だけなら……というのをやって、結果的に……

結婚したら避妊とか気にしなくても良いんじゃないの?とか馬鹿なこと考えていた過去自分が恨めしい。

子どもができた、と分かった時、いつも経済的にやっていけるのか?という試算を一緒に見直し大丈夫そうなら、どうする?→あー産むか!!みたいな感じでなぁなぁの勢いで決まる感じなので、完全に褒められる状況じゃない。

ワイフの最後一言で決まる感じなので、何故産んだのか、の真意は僕には分からない。

けど、いつも産前産後には、産むのも産んだ後の世話もあまりにつらすぎる記憶から記憶に残ってない、忘れるんだよね、でもその時になってくると段々思い出してきてもう嫌だー!!ってなる、と言ってる。

今思えば笑える話なのだが、付き合っていた当時、ワイフに子宮筋腫が見つかり手術をすることになり、将来的に子どもができる可能性が下がるかもしれないから別れよう、と別れ話を打診されたことがある。

その時僕はとっさに、子どもができる確率が1/10になるのなら他の夫婦10倍やればいい、僕らが仲良くやっていければ何があっても問題ないよ、と返した。

確率1/10なら10倍、というフレーズとともに僕ら夫婦の思い出深い一幕になったわけだが、今や子どもが増えすぎないように心配する事態になるなんて……

母や子どもらは無邪気に、5人目は?みたいに聞いてくるが、流石に歳を重ねてきて体力的にも経済的にも厳しい。

ゴムの常備は前よりもちゃんとするようになった。

### 次に書こうと思ってた内容

ネタはまだまだ大量にあるのだが、書き続ける精神力が足りなさそうで、ここまで長く書きすぎて何書くかを今さら迷子になってる。

もうわけわからんから、書きたかったであろう内容を適当に。気になるやつがあれば深掘りするかも。

専業主夫、2週間目あたりからにしんどくなる問題。疲れとストック管理、誰にも指示されず自分で決めるコストしんどい

専業主夫をやっていて良かったこと。メインとサブ、でなく、メインと(メインもやれる)サブに。つらさが分かるので寄り添いやすい。

子どもの寝かしつけや大人しくさせるテクニック哺乳類輸送反応に起因してるようなものが多い。背中スイッチでなくお腹スイッチ

・寝かしつけるためにやった事例集、苦労話。上の子を夜中寝かしつけるため、抱っこ紐で背中に背負い、自転車で走るのを毎晩のようにやっていた。

・1人目と2人目の間に1人子どもが流れてしまった話。流産確率は15%くらいなので普通にありうる。それも外からみて妊娠したと分からない妊娠初期がほとんど。

・同じ遺伝子から始まったはずなのに4人とも個性が違いすぎる、子どもに対するテクニックは相性があるので探り探り開発してくしかない

・両親を頼るのも良いが、子どもの世話は想像以上に体力を使う。頼り過ぎると両親が病むのでほどほどに。

子どもに関する情報ノイズが多すぎる。NHK「すくすく子育て」が一番バランスが良い。

・この10年で育児グッズは大分便利になった。新しく出てきて助かったものおむつゴミ箱、1歳から飲めるゼリー、丸いスタイ、傾けても飲めるコップ、サマーシューズ、缶のミルク

家事負担を減らすと、育児も楽になる。家電など札束で叩く選択肢も入れる。食洗機乾燥機ロボット掃除、電鍋等。

ご飯を食べる子は色々楽。ご飯食べないことを起因に色々な問題が誘発する。

体調不良家族崩壊危機をもたらす。体調不良新生児でなくとも、世話が大変になる。それが連続コンボだと……

子どもとのトラブルエピソード。不測の事態が起きるのが日常に。出先での非日常トラブルが起きやすい。

子どもがいるのが何が良いのか、単純に楽しいよ、大変なことも多いけど刺激にあふれている日々は最大級の娯楽といえるかも。

子どもの姿を見て自分の忘れていた過去を振り返ることになる、ちょうどゼルダBoWみたいな感じで急に思い出す。それがきっかけで自分の親に対する目線が変わったり、それを夫婦で話すことで何年一緒にいても知らなかった面を知ることになる

結果的仕事フィードバックされた能力精神的に追い込まれた人へのケアトラブル発生時の安定感落ち着き具合、パワハラ気質の人への対応力胆力など。

他にもある気がするが、もうわけわからんので、またそのうち続きでも……

水曜木曜と週に2回の出勤

この2日は通勤で体力が大きく削られる

睡眠時間も削られる

やっと金曜で在宅でほっとする

進路が定まらないと秋の味覚も気になる増田朱眞ル何気木髪のキア問ならまだ差が論旨(回文

おはようございます

台風の進路がみんな気にしてる中、

新幹線改札口はもうシャッターが閉まってて

そもそも運行していない感じがして

観光客はともかく

新幹線通勤してる人はもはや通勤できないのかしら?

シャッター閉まってて門前払いとはまさにこのことよね。

名は体を表す感じが強気今日運行しません!って気がしてみんな諦めが付くわよね。

私も気になってさすがに台風の進路をレーダーを使って見るんだけど

停滞して蛇行している感じがしている天気予報の画面を見ながらそう思うの。

つーか、

私たちの所は雨風なるの?って今日傘いるの?ってレヴェルでそれどころではないとおもうんだけど、

以前のちょっと前の天気予報では凄い雨!風雨!ってなっていたのに、

なんか風も吹かないし雨も降ってないし、

だけど新幹線は停まってるし、

なんかSFみを感じてしまうわ。

人間は生きているんだけど街のシステムは止まっているって感じで。

ただただ人間の無力さを感じるわ。

あと全然関係ないけれど

今年の秋刀魚情報も気になるところで秋刀魚界隈は今年は秋刀魚定食やんのかやらないのか。

一時期今年は秋刀魚豊漁だ!つってスク水揚げ級のニュースをやってたけど

街の定食屋さんのショーウィンドーに秋刀魚定食の予告のポスターが貼ってなく、

私はトランペット少年のように憧れる秋刀魚定食を眺めて待ち遠しくショーウィンドーに張り付いてみているのよ。

定食屋さんの秋刀魚定食の動きもないわ。

台風も動きがないわ。

あ!でも魚を売っている鮮魚コーナーには秋刀魚売ってるのを見たから、

そういえばもうマーケットでも出回っているのね。

極端な高価な値段ではないものの、

家で焼く秋刀魚ってある程度の設備が揃っていないと上手に焼けないか定食屋さんの強い火力で焼いて弱火にしてからお客さんに味見をさせるスタイル秋刀魚の焼き方が美味しいのよね。

から

案外そういうのは外で食べていただいた方がいいのよ。

迫力が違うわ迫力が!

そういう外で食べた方が美味しいってのがあるわよね。

秋刀魚意外に今はパッと思い付かないけれど。

あ!思い付いた

焼き鳥と焼シシャモ

あれも外で食べた方が美味しいわよね。

スク水揚げで思い出したけど

デコピンノーバン始球式できたのかしら?

スポーツ新聞には載ってたのか私定かではないけれど、

そもそもとしてデコピンどうやって投げんのよ!って思ったわ、

でも実質犬だからノーパンである確率は限りなく高いので

実質ノーパン始球式と言ってもおかしくない過言でないぐらいの有言実行しているところは各紙取り上げるべきだわ。

さすがデコピン

私のハートストライクよ!

始球式動画見てないけれど、

うふふ。


今日朝ご飯

レタスサンドしました。

なんか昨日夜胃が意外と気持ち悪くてあんまり食べなかった余韻が残っていたので軽めのシャキッと私もレタス恩恵を受けようと

シャキッとパワーをいただいたところよ。

増田書いている間に気持ち悪いこと忘れちゃって直っちゃったみたいだわ。

気持ち問題だったみたいな病は気からっていうじゃない。

それよそれ。

デトックスウォーター

今シーズンぶっちぎりの

水出しルイボスティーウォーラー

今朝もこれで決まり

でもムカムカしていたから軽くちょっと飲む程度でごくごくとはいかないかったけれど

冷たいものが通るとスッキリ一瞬はするわよね。

知らないうちにその胃のムカムカが無くなっちゃってたわ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

船乗りなら通勤に悩むこともないのに

2024-08-29

通勤してるんだが、コンビニコンビニ飲食スーパーコンビニって通勤途中にある店で働いてる人たちっていわゆる底辺職なんだよな

そう考えると世の中思ってる以上に底辺職に就いてる人が多い

三角形底辺って考えるとそりゃそうかって納得

通勤で少し汗をかいたせいなのか、昨日寝る前に腰に塗った腰痛の塗り薬の刺激が再度きてる

ジワジワと熱もってる感じ

薬が効くのはいいけど熱いのはちょっと

2024-08-28

なんで男だけ女に尽くさないといけないの?

産後女性が辛いのなんてまあ容易に想像できるわけよ

肉体的にももちろんつらいしそれが初めての出産であれば精神的によりつらいのは想像に難くない

でもそれって悪いけど男も同じでよく話題なる子供ができたって話をしたときに男が喜んでくれなくて最悪的な話あるけどさ

自分もそうだったからよく分かるんだけど嬉しくないわけじゃないんだよ

ただそれと同時に妻と子と家庭を背負って生きて、生かしていかなければならないっていうプレッシャーを感じて覚悟を決める時なのよ

から手放しで喜べるものじゃないんだよ

子供が生まれたあとも仕事と両立しながら子供の面倒をできる限り見るだけじゃなくて妻のケアもしていかなきゃいけない

初めてづくしのなかで神経すり減らしながら仕事と家を両立していくことが求められ自分としても鬱憤を溜めまくってるのに

表面的には妻に優しく子育て理解がある夫を演じて朝の3時とかに寝ない子供にブチギレる妻を尻目に

ベビーヨルンの抱っこ紐に子供を抱えて近所を散歩しながら6時になれば出社するみたいなことをしているわけよ

ちゃんと煮沸消毒してミルク作った哺乳瓶も持ちながらね

で周りに頭下げながら18時には仕事切り上げて妻の実家近くに引っ越して長い通勤時間を死んだ顔して吊り革掴んで帰って

あなたは外で気分転換できていいよね」みたいな愚痴を浴びながら子供を遅めのお風呂に入れて

寝かしつけの時間が遅いっていう文句を何故か仕事して帰った自分が受けるわけよ

そんでなんでかわからんけど「主婦休日はない」って謎理論で土日はこっちがずーーーーっと子供の面倒見るわけよ

あれ?おれには休日って必要ないんだっけ?

産後の恨みは一生ってのを女の専売特許だと思ってんじゃねーぞ

体のダメージとかホルモンバランス言い訳に横暴した恨みをこっちは忘れねーんだよ

子供14歳、15歳になって法的にも自身判断で親を選べるようになったら即離婚するから

まだまだ10年近く先の話だからからないけどそれで子供母親と暮らすことを選ぶなら好きにしろ

追記

産後っていう言い方したのがよくなかったんだろうし

書きなぐったから赤子の頃と幼児の話も混じってるけどもう子供2歳半だよ

でもずっとこの調子なんだよ産後っていつ終わるんだよ

こっちはずっと体も削ってんだよ「体がつらい奥さんに対して心理的な負荷だけで文句言うな」みたなこと言ってるクソブクマカふざけんなよ

追記

これは主語が大きい案件で,男を俺,女を俺の妻子にすればスッキリする

その他主語でか指摘ブコメさんたち申し訳ないこれは全くその通り

別に男性全女性に尽くしているわけでは全く無いその逆も大量にあるというかそっちのほうが多いだろう

頑張っている女性たちに申し訳ない

尽くしてるのは子供にであって妻にではないだろ系ブコメ

はああああああ???

だったら!それを!!!夫への不満言う女にも言えよ!!!!!

ダブスタクソブクマ共が汚ねぇ口からクソたれんじゃねーよ

いっそのこと一人で育てるならそれはそれでいいんだよ

二人で分担しながらともに生きるはずがその負荷がこっちに寄ってる上に相手文句たらたらなのをぐっと飲み込んで

毎日毎日生きてるから不満が爆発しそうなんだよ

男も女もつらいよね系ブコメ

はああああああ???

だったら!それを!!!夫への不満言う女にも言えよ!!!!!

ダブスタクソブクマ共が汚ねぇ口からクソたれんじゃねーよ

いまはn=1で男の俺が辛いって話してんだよ

それを世間の女の辛さで上書きしようとすんじゃねーよ

それやるなら辛いって悩んでる女にも同じことやれよ

互いに労り合うのが夫婦だろ系ブコメ

はああああああ???

だったら!それを!!!夫への不満言う女にも言えよ!!!!!

ダブスタクソブクマ共が汚ねぇ口からクソたれんじゃねーよ

女が悩み話せば勝手肯定的な背景を推測して寄り添うくせに

男が悩みを話せば「お互いに労われ」だぁ?????

こっちが労り続けてんだよ

それがもう限界からこんなゴミ溜めでぶちまけんてんだよ

会話が通じる相手ならこんなことになってねーんだよ

こっちの気持ちとか状況なんてとっっっっっっくに話してんだよ

その女を選んだのはお前だろ系ブコメ

返す言葉がございません

追追追記

いやーしんどいのはわかるけどやっぱり責任感が無くやらされてる感だけあるから辛さが増すんだと思うよ。自分が産み出したプロダクトを共同経営者が手伝い感覚メンテして常に指示待ちだったら腹立つでしょっていう

はああああ?????

責任感が無い?指示待ち?

俺が家にいる時間相手がほぼ何もしないし当然指示なんかもねーんだよ

俺がやんなきゃ子育ても家の中も悲惨なことになるんだよ

帰ったら子供風呂に入れて寝る準備しながらちょっと一緒に遊んで寝かしつけて

それが終わったら添い寝相手チェンジして片付けて掃除機使えないかクイックルかけて洗いもんして洗濯物畳んでんだよ

流石に不眠不休仕事は続けられないから頼むから夜中泣いたらできるだけ見てくれってお願いだけかろうじてしてて

それすらブチギレ放棄するけど昔よりは夜寝てくれるようになったからまあなんとかだよ

だってこっちのほうがずっと早いか自分の準備は全部自分でやってるわ

弁当なんて作ってもらったこともねーよ都市伝説だろあれ

で平日は相手やらないからこっちがやってることだって土日は全部、全部、全部ちゃんとこっちでやってんだよ

何も知らずに責任感無いとか指示待ちとか言うてめーに腹が立ってしかたねーよふざけんなよボケ

子供が可愛くて面倒みるのも楽しい、だとよかったのに…。

あ、誤解無いように言っておくと子供は本当にかわいいです

自分なんかに育てさせてもらっていいんですか?ってくらいかわいいです

ただ疲れもあって面倒を見てる時間を楽しめてるかと言うと正直微妙です

でも子供にはなんの負の感情はなにもなくて本当に自分の子供として生まれてくれてありがとうしかない

の子供をがんばって産んでくれたという点に関しては妻にもとても感謝しています

仕事終わっていま家に通勤中だからこれで追記も終わり!

なんでもない日常

通勤は車で15分

家に帰ると可愛くてかしこ子どもたちと美人で優しい妻がお帰りって迎えてくれる

着替えて冷えた日本酒を飲んでたら妻が美味しい夕食を用意してくれる

今夜のメニュー油淋鶏

食べ終わったらお風呂時間まで子どもたちとプライムビデオを観る

なんでもない日常

anond:20240828002410

機械

夫との関係に「離婚」という選択肢が浮かび始めたのは2年前、長女が18歳になった頃からだ。

大学生になってから、気の強いはずの長女が泣いて帰ってくることが度々あった。学校アルバイト先で、人の輪にうまく溶け込めず悩み続けていた。彼女は傷つきやす子供の心を抱えたまま、大人になろうともがく渦の中にいた。

娘はぼろぼろと泣きながら、何時間もかけて胸の内を私に語り続けてくれた。私はひたすらうなずき、一緒に涙しながらその話を聞いていることしかできなかった。

「……もし、どうしても解決しないようだったら、私からお父さんに相談してみようか?」と、私は尋ねる。

「ううん。それはいい」と娘は、生理的嫌悪感をふくんだ表情で、はっきりと言う。

「……お父さんはどうせ、何もわかってくれないから。絶対に、言わないで」

私はその返事に戸惑ったような表情をしながら、どこかで娘の言葉に、正鵠を得たような爽快感を感じてもいた。

夫への、積み重なり続けた違和感に耐えられなくなってきたのは、いつからだろう?

20年前、長女を身籠ったタイミングで私は退職し、それから専業主婦として家庭のことだけに集中させてもらっていた。

夫は必死に、私と3人の子供を抱えても不自由がないほどに稼いできてくれた。会社までかなり遠いこの場所にも引っ越してきたのも、子供たちのことを考えての決断だった。毎日通勤都心暮らしていた時と比にならないほどの負担だったろうけれど、彼はいちども愚痴を吐かなかった。

毎週ではないけれど、彼に余裕があるとき子供たちを連れて遊びに行っていってもくれた。私に負担がかかりすぎないようにと、積極的家事も手伝ってくれていた。

体力的にしんどい日々が続いていたけれど、彼は父であるということに真剣に向き合ってくれていた。客観的に見ても彼は、完璧な夫だった。

それなのに。私は、子どもたちが巣立った老後を、夫と一緒に暮らしていくイメージが全く持てなかった。

いつからだろう。「本当は夫は、私なんて見ていないのではないか」と思うようになったのは。

彼の何気ない言葉に、ATM流れる自動音声のような、わずかな不気味さを覚えるようになったのは。

彼は、決して弱音を吐かなかった。どんな逆境でも、家族のために感情を排し、立ちはだかる問題解決し続けてきてくれた。

まだ籍を入れる前の、学生時代のこと。私の親族金銭トラブルが発覚し、その影響が私にまで降りかかりそうな事件が起こったことがあった。

私はあまりに複雑な状況にパニックになり、すすり泣くことしかできなかった。そんなときでも彼は、私をまっすぐに見つめながら、力強く励ましてくれた。

大丈夫。僕が君を、絶対に守るから

彼はそう言って、学生カバンからルーズリーフボールペンを取り出して、私に示した。

「ここに、関係する人たちを図にして書いてほしいんだ。分かる範囲で、大丈夫から

私は震える手で彼に言われるまま状況の相関図と経緯を書いた。彼はその紙を手に、役所法律専門家を探すために奔走してくれ、数週間後にはすっかり問題解決する筋道を示してくれたのだった。

私はその時、「この人となら、家庭を持てる」と確信を覚えた。私がどうやっても手に入れられない「強さ」を、彼は持っている。

その直感は正しかった。この20年、子どもたちを生み育てるパートナーとして、彼以上に私にふさわしい人はいないと断言できる。

──それなのに、私の心は、彼に対する冷酷な感情を押さえつけることができなくなっていた。

籍を入れてから月日が立ち、夫の役職が上がるにつれ、彼の仕事責任は増えていった。理不尽理不尽狭間に立たされ、膿んだ傷口を埋める脱脂綿のような仕事ばかりが増えていった。

ある時、いちばん仲の良かった同期が社内である問題を起こし、夫が同僚に解雇勧告をしなければならないことがあった。

彼は悩みながらも、それをやり遂げた。その日の夜、彼は珍しく強いお酒を飲みながら「あいつには、障害を持った子供がいたんだ」と私に言った。

馬鹿なこと、させやがって」と、夫は言った。それは誰に向けられた言葉なのか私には──たぶん夫にも、わからなかったと思う。

そうして徐々に、彼は学生時代よりはるかに「強く」なっていった。夫の決断によって何十人、何百人もの人生が大きく変わり、その規模は日を追うごとに、どんどん大きくなっていった。

実際には、夫はなにひとつ決断しておらず、ただ上から降りてきた決定を実行していただけに過ぎなかった。けれど夫は職務上、それが自分意思決定であるように振る舞う必要があった。彼自身も、そう思い込むように意識的に努めていた。

それはきっと、彼の心を守るための自己洗脳でもあったのだ。ひとりひとりの人生に誠実に心を痛めていたら、数日で精神が砕けていただろうから

夫は出勤前にいつも、鏡の前で目を閉じ、ぐっと唇を噛んで何かを考えていた。鏡越しにみえるその表情は、映画西部劇に出てくる、灼けたフォークで傷口を塞いで止血するガンマンを思い起こさせた。

彼はそうして、あらゆることを数字に置き換え、複雑な世界解決可能課題に分解し、それ以外のものは一切、存在すべきでないものだと考えるようになっていった。次第に、私達に対しても社員に対してと同じように振る舞うことが増えていった。私たちとの会話の枝葉を嫌って、最小の言葉で端的な結論だけを話すように求めた。迷いや矛盾を指摘し、論理的かつ客観的物言いをするよう子どもたちに強い言葉指導し続けた。

「彼は、こんな人だったのだろうか?」と、考える夜が、どんどんと増えていった。

言葉にならない違和感自分の中で膨らんでいき──「離婚」の二文字に、救いを感じるようになっていった。

──そんな、ある夜。娘が20歳になり、私と夫はこれまでの日々を振り返るような会話をしていた。

夫は満足そうな表情で、「ようやく、『育て上げた』って感じがするなあ」と、しみじみと呟いた。

その言葉に私は、歯の神経に氷を当てられたような嫌悪感を覚えた。

育て上げた?

気づけば私は、数十年の積もり積もった違和感に耐えられなくなり、ダム崩壊したように彼に反論をしていた。

「……正直、あなたと『子供を育てた』という感覚はないの。まるで自分が育てたような気持ちになられるのさえ、不愉快

私は、私の中にある違和感必死言葉にしようとした。私は言葉が下手だけれど、夫と対話するなら、一日でも早いほうがいい。衝突を先送りにしていくうち私の心が限界を迎え、「離婚」の選択肢を選ばざるを得なくなるより、ずっとましだと思えた。

私は必死に、思いつくまま言葉感情を彼にぶつけた。

妊娠中に体調が優れなかったのに彼が飲み会に行ったとき、私は井戸の底に放り込まれたみたいに寂しかった。

夜鳴きがひどかったのにあなたは、いつものように眠り続け、起こしてはいけないという気持ちと、押し付けられているという理不尽さの中で、湧き上がる自己矛盾葛藤で心が壊れそうだった。
3人の子供がそれぞれ別のことで泣き喚いていた時にテレビを見ているあなたに、くだらない育児はお前の仕事であって俺の仕事ではない、という無言の圧力を感じ、絶望を覚えた。

私は彼に謝ってほしかったわけでは無い。ただ、ほんの少しでいいから彼に、私の感情想像してほしかった。彼が仕事で、どれだけ過酷世界を生き延びてきたのか、私には本当にはわからない。だけど私は、彼の心の痛みを想像することは決して手放さなかった。だからこそ、何があっても彼と生きていこうと思えた。ただ私は、私が子どもたちに対して20年間そうし続けてきたように、「大変だったんだね」と、私の感情に触れてほしかった。

これまでの私達は間違いなく、背中合わせで敵と戦いつづけてくる最高のパートナーだった。

けれど、これから人生に、大きな敵はもういない。それなのに彼は、私に背中を向け続けたまま、私でなく敵を探し続けている。彼と一緒に次の人生を生きていきたいからこそ、そんな彼に、本気で変わってほしいと思った。

夫は取り乱すように話す私に、かなり強く動揺しているようだった。

リビングは気まずい沈黙でいっぱいだったけれど、私は、彼の心がすこしでも動いたことに、僅かな希望の光を感じながら、眠りについた。

──数日後。

夫が、「この前の、ことだけど」と私に話しかけてくれた。

「実はあの日のことが、すごく衝撃で。それで──ある人たちに、相談してみたんだ。君への賛同意見、僕への批判意見。いろいろと本音で言って貰って、考えさせられたよ」

「そう……だったの……」

「僕のあの日言葉は、君に誤解を与えてしま表現だった。ごめんよ。……これからもっと君と、本音で話し合っていきたいと、そう思ったんだ」

「!……そんな……」


私は夫のその言葉にとても驚き、喜びの感情が溢れてきた。彼はこれまで、他人相談なんて絶対にしなかった。きっと彼は、私とのこれから人生真剣に向き合って、変わってくれようとしているのだ。そう感じ、涙が出そうなくらいに嬉しかった。

次の言葉を待つ私に、彼は言った。

そもそも、君の中では育児の実働だけが育児範囲であり、その裏の予算調達プロジェクトとは独立した業務だと捉えていたんだね」

「……え?」

私は、彼が何を言っているのか、全く理解できなかった。

「その点ついては、僕の言葉が正確ではなかったかもしれない。とはいえ育児の成果を君だけのものだと捉えるのは、違うと感じもしたよ」

彼は、そう言って立ち上がり、冷蔵庫麦茶を取りに私に背を向けた。


「率直に行って、君の発言支離滅裂で、意味を成していないかった。それでも多くの同意が集まるのに、素直に驚いた。──多分もう二度と相談することはないけど、いい体験だったよ」

彼の背中が私には、人間を真似る機械のように見えた。

2024-08-27

台風接近とリモートワーク

4月から完全にリモートワーク禁止になった。

ケガや妊娠中で通勤がたいへん、という人たちも例外なくだ。

その理由は、セキュリティがどうのこうのって説明された。


台風接近で「電車が止まったら休むしかいねー」なんて話していたら、

電車が止まったらリモートワークにするのでPCを持ち帰るように。って一斉メールが届いた。

セキュリティ云々はいいのか?

日傘を差さない男と空調服を着ない女

2日前に日傘を壊してしまった。

通勤くらいは雨傘でなんとかなるかと思ったけど、貫通する日差しの暑さに耐えられなくて仕事帰りに遠出して買ってきた。

もう私は日傘なしでは夏を生き抜けないらしい

遮光100%は偉大だった。

 

意識してみるとやっぱり男性日傘差してる人はそんなに多く無い。

調べてみると「男なのに恥ずかしい」みたいなのがまだあるみたい

そんなしょうもないプライドのために暑さ我慢してるなんて馬鹿だなと思ったけど、よく考えたら私も空調服着たら涼しいよとか言われても絶対着ない

恥ずかしいもん それなら暑い我慢する

気を失うまでは絶対に着たくない

日傘を差せない男の人の気持ちちょっとわかった気がした

 

とはいえ日傘有効的な暑さ対策であることは変わりないから恥ずかしさを乗り越えれる人はぜひ買った方がいいよ

特にスーツ着てる人は見てる方が暑いから使って せめて日陰歩いて

anond:20240827152348

田舎は良いね

終電がすぐなくなるからまり残業しない職場だし、自分は車通勤から仕事帰りに遊びに行けるし

仕事があれば全然田舎の方が良い

anond:20240827013647

毎日財布の中の小銭が邪魔からって玄関に置いたバケツに入れて溜めてたんだけど溢れたので預けに行く事にした時に同じ問題に直面した

毎日一掴み小銭を取って通勤途中にあるATMに入金するってルーティン半年位続けてたけど

今日は何円になるかなーってワクワク出来て楽しかったよ

anond:20240827013647

毎日財布の中の小銭が邪魔からって玄関に置いたバケツに入れて溜めてたんだけど溢れたので預けに行く事にした時に同じ問題に直面した

毎日一掴み小銭を取って通勤途中にあるATMに入金するってルーティン半年位続けてたけど

今日は何円になるかなーってワクワク出来て楽しかったよ

産後の恨みは一生、らしい

長女が先日20歳になった。

成人は定義上は18歳だが、やはり20歳になるといよいよ成人という感じがする。

特に大学生になってから、娘が家にいない時間も増え、バイトなんかをして自分のことを自分でやりくりし始めるようになったからか、いよいよ子供というよりも1人の大人として見られるようになった気がする。

そんなことを感じていたこともあって、先ほど妻と2人になったタイミングでふと「ようやく、『育て上げた』って感じがするなあ」としみじみと呟いた。

てっきり妻も同意してくれるものだと思って発したのだが返事はなく、妻の方を振り向くと微妙な面持ちをしていた。

妻はあまり自己主張をしないタイプで、だけれども器用に誤魔化すタイプでもない。何か思うところがあるのは明白だった。

妻を問いただしたところ、「正直、あなた(夫婦間では下の名前で呼び合っている)と育てたという感覚はないし、自分が育てたような気持ちになられるのも不愉快だ」という旨のことを言われた。

そんなこと思ってもいなかったし、正直かなりショックだった。

長女を身籠ったタイミングで妻は退職し、それから専業主婦として家のことを任せていた。

長女を含め、3人いる子供のことも主には妻に任せていたのは事実だ。

だけれども、専業主婦+3人の子供を抱えても不自由がないくらいには稼いできたつもりだし、子供のことを考えて会社までかなり遠いこの場所にも引っ越してきた。毎日通勤は、それまで都心暮らしていた時と比にならないほどの負担だったが、それでも妻と子供のためならと我慢してきた。

もちろん毎週とは言わないが、それでも余裕があるとき子供を連れて遊びに行っていたし、妻に負担がかかりすぎないように、ある程度は家事も手伝っていたと思う。

体力的にはしんどい日々が続いてきたように思えるが、それこそが父になるということなんだと思っていた。

妻にはその分家のことは任せていたし、その中で妻なりの苦労もあったんだと思う。そんな中でも、妻が体調を崩した日は早退して代わりに家事をこなしたこともあるし、たまに旅行に連れて行ったりと家族サービス(というのも死語かもしれないが)も積極的にしていたと思う。

それにもかかわらず、一緒に育てたと言われたくないと、明確に父親という役割果たしてたことを否定されたのは本当に苦しかった。この年でショックで泣きそうになるとは思わなかった。

なぜそのようなことを思ったのかと聞くと、妊娠中に体調が優れなかったのに俺が妻をそっちのけで飲み会に行った話や、夜鳴きがひどかったのに俺が寝ていたこと、3人の子供がそれぞれ別のことで泣き喚いていた時にテレビを見ていたことなんかをつらつらと述べ始めた(文字にすると端的だが、もっと長々と具体的に話された。その割に、振り返ってみると上記の3~4行でまとまるような内容しかなかったな。完全に余談だが)。

かに上記個別の事例に関しては俺が悪いとは思う。

だけれども、そんな20年近く前の、いくつかの失敗をもって「一緒に育てたという感覚はない」なんて言えるのかが本当に理解できなかった。

そんなことを言ってしまえば、俺の仕事が本当に回っていなかったタイミングだったのに、妻のプライベートの予定のせいで子供の面倒を押し付けられて結局徹夜する羽目になったこともあったし、妻が長男(当時小学校低学年だったと思う)の遊ぶ行き先を覚えていなかったせいで、夜になっても帰ってこない息子を探すのに手当たり次第に同じクラスのご家庭に電話をかけたりするような大トラブルもあった(後日ご迷惑をおかけした家に謝罪して回った)。

お互いに至らぬところはあっただろうが、それ以上にお互いがお互いのために頑張って、互いに両親としての役割を全うしてきたと思っていたし、だからこそ振り返ってみたときに、2人で子育てちゃんとやってきたなと言う感覚が俺の中にはあった。

それが妻の中にはなかったらしいというのが本当にショックで仕方がない。

妻があげたエピソード自体も本当に些細な20年近く前の出来事が2〜3個なのに、それでも俺を父親だと思えないってのが、「産後の恨みは一生」ってことなのかもしれないなと思った。

そのいくつかの事例を除いたほとんどの時間は協力してやってきたと思っていたし、総量では圧倒的に貢献してきたプラスの方が大きいと思っていた(し、冷静になって考えてもここは揺らがないと思う)。にも関わらず、この20年近くを否定されるようなことを言われるんだとしたら、本当にやるせないよなと思う。

明日仕事だというのに、このことがショックで全く眠りにつけそうもない。

通勤カバンパスポート入れると最強になれるぞ

ワイはこれで、限界きたらすぐに国外に遁走できるようにしてる。無敵やで。

2024-08-26

anond:20240826110802

通勤中に勉強してる増田は偉いよ。でも、そんな向上心溢れる増田なら男女差を感じたことはあるんじゃない?

2024-08-25

職場冷蔵庫

クールリング?首冷やすやつ

あれを裸で入れてる女がいて気持ち悪い

汗だくになって通勤してきて冷蔵庫にインしやがる

たぶん洗ってない

せめて袋にいれろ

どういう衛生観念してんだよ

2024-08-23

80年代後半のバブル経済と同じことが起きてるね

今回のバブル発生の過程では,一般物価賃金が落ち着いた動きをたどるなかで,株価地価のみが突出して高騰した。

80年代後半の場合は,消費者物価及び賃金がほぼ横ばいないし緩やかな上昇に止まっていたため,これらと株価,地価との格差がかなり拡大し,そうした状況が87年から90年にかけ4年間も継続した。最近においても地価については依然としてかい離したままの状態が続いている。

資産インフレが進行すると,「持てる者はますます持つようになる」という形で資産の分配が不平等化するのは,ほぼ自明である。それは,①高所得者層ほど資産保有ストックが大きく,②その保有資産価値資産インフレによって上昇するからである

それまでは勤労者は年収の5倍程度で東京通勤圏で標準的住宅を取得できたのが,88年から91年にかけては住宅価格年収比が7~8倍程度にまで跳ね上がってしまった。

https://www5.cao.go.jp/keizai3/keizaiwp/wp-je93/wp-je93-00203.html

昨日おとといの通勤疲れたのか今日は一日中眠かった

通学路こっわ

パートおばさん、引越しして今まで徒歩通勤だったのにちょっとだけ遠くなったか自転車通勤に変えたんだ。

今日自転車通勤初日だったんだけど、ちょっと危ない目にあったよ。

とりあえず今日はよく知った道ということで国道(細い)のフェンスのある歩道車道の間の道を左側通行してたんだけど、初日から神経少し昂ってるし、道が細い上カーブ多め、朝で車通り少ない分スピード出す車も多くてピリピリしてたんだよね。

そしたら、自分左側にあるフェンス付きの歩道学校に向かって歩いてる1人の小さな男の子が、すれ違いざまにこっち向いて「ワ゛ァ゛!!!」って大声だしてきたんだよね。(その子以外にも歩いてる人は誰もいない)

めちゃくちゃビックリして若干車道側に倒れそうになったよ。でも後ろから車も来てるからよろける訳にはいかないと思って心臓バクバクのまま通り過ぎたけど、正直止まってコラー!!ってバチクソ大きい声で叱りに行こうかとも思った。

明日からは車通りの少ない道に変えるよ。子供、めちゃくちゃ怖い。

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