2024-05-15

anond:20240507124147

あの時代の空気がいやだ。やっぱり。

とりあえず交通雰囲気だけ。

そこらじゅう道端吸い殻だらけでタバコ臭かった。

駅のトイレはあらゆる汚い匂いが混ざって吐きそうな匂い

切羽詰まっていても、トイレ入り口ティッシュ自販機50円で買わないといけなかった。

トイレ落書き個人情報にあふれ、描き殴りの絵は肉欲や憎しみ世の中への怨念に満ちていた。

洋式便座は主流ではなかった。

都心へ向かう列車ラッシュ殺人的で窓ガラスはよく割れたし、乗れないし降りれないし、学生が圧死したこともあった。

時刻表は駅の通勤区間部分だけ持っていた。定期券入れ用のポケットサイズになっているものが駅に置いてあった。

乗り換えの大きな駅でもないかぎり、エスカレーターエレベータもないので急いでいるときの駆け上がりがきつかった。

改札前には黒板かホワイトボードがあって、待ち合わせなどに利用していたが、全然関係ない鬱になってそうなことを書いている奴もいた。

夜行列車特急列車、すべて喫煙車がスタンダード

自家用車は2ドアのセダンが多かった。なんであんなに乗りにくい車が主流だったのかわからない。

パワステなんてなかったかハンドルが超絶重かった。

カーオーディオはせいぜいラジオくらいだったので、後部座席ラジカセを乗せていた。そして誰の車に乗ってもタバコ臭がきつかった。

エアコン搭載していない車もありふれていた。ちなみに列車車両扇風機が多かった。

ナビはないので道路地図の予習が欠かせなかった。ETCもない。車には小銭ホルダーが必須アイテムだった。

交通事故が多発していて、毎年のように今の6倍くらい死者がでていた(1万5千人オーダー)。

86年以前は原付ノーヘルだった。加速が売りの2ストのバイク若者に人気だった。そりゃ死ぬよな。

2ストといえば暴走族。夜中の睡眠が奪われた。

排ガスがひどく、日中でも薄く煙っていることもあった。喘息社会問題だった。

そこへいくと、今はほんと空気がすがすがしいよ。

排ガスがひどい2ストは廃れ、去勢され安全乗り物になった。そして暴走族はカッコの悪い存在になった。

あれほど大手を振って歩いていた喫煙者をここまで社会崖っぷちまで追い詰めることができるなんて夢にも思わなかったよ。

記事への反応 -
  • 楽しかったよな~ なかったほうがよかったんじゃねえか という会話を居酒屋で居合わせたおじさんたちが呟いてた。 自分は初ケータイがiPhoneだったのでスマホがない時代はケータイを...

    • あの時代の空気がいやだ。やっぱり。 とりあえず交通の雰囲気だけ。 そこらじゅう道端吸い殻だらけでタバコ臭かった。 駅のトイレはあらゆる汚い匂いが混ざって吐きそうな匂い。 切...

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