はてなキーワード: 女子会とは
男だけど名誉女子として女子会やパジャマパーティの一員として女の園の侵入に成功した俺からアドバイスしよう。
腐女子ジャンルでイラストを描いて活躍するんだ。そうすれば自ずと周囲は女性のフォロワで固められる。
そこから、オフ会に行って実際に数多の女性フォロワと出会い、推しのメンズキャラについて熱く語るなどして女性達と仲良くなることで、自然と男性である自身も名誉女子っぽい扱いを受けるようになる。
「男性だけど、イケメンキャラの良さ、BLの良さが超分かる」というキャラを押し出すのが大事だ。あとは、女性が好きそうな可愛い小物やファッションの知識もあると尚良い。
あとは女性達との人間関係を上手く進めて行くことで一緒に原宿にカワイイ服の買い物に行けたりタピオカ飲めたりして女子気分を味わうことができるぞ。
アズマリム本人のツイート、CyberVの発表の2つにあわせ、初期運営会社DELTAGAMES社長U氏のTwitter情報とVtuber「鳴神裁」からの情報も鑑みて、個人的にまとめたものです。
あくまで個人的主観も入っているなので、間違いとかあるかもしれないです。ちなみにクソ長いです。まとめも下手なので読みにくいと思います。ご了承ください。
【追記12/18:Chiseyからの発表あったので追加 https://anond.hatelabo.jp/20191218115935】
U氏より事実誤認の指摘があったため、該当箇所を訂正させていただきました。修正に関しては、19年4月部分の3社協業の企業名修正と、アズマリム演者への支払いに関しての推測文の削除の2箇所です。
アズリムの件で見掛けたまとめブログで事実誤認の内容を見掛けたので訂正して頂ければ…私が言う三社協業というのはCyberV(CyberZ)とDELTAGAMESとスパーククリエイティブの協業契約でして、旧体制においてはDELTAGAMESとスパーククリエイティブもプロジェクトの売上分配率を所有しておりました。
https://twitter.com/uesugi_kentarou/status/1206265472028573696
また、いくつかご指摘頂いている18年11月の部分に書いていた「TとFの共演NG事項」に関しては、NGになった時期がいつなのか詳細は不明なのでまとめてここにいれておりましたが、こちらも合わせて修正しております。
アズマリム共演NGの企業Vtuberは該当の2名だけではなく他にもいるので、理由として完全に違うというわけではないですが、確かに下記案件などから「TとFに関しては19年4月以降にNGを出されたと考えるのが自然」だと判断し、こちらも修正させていただきます。
当初は、時期推測の根拠として、この時期以降CyberZ主催イベント「RAGE」でぱったりとVtuberイベントがなくなったこと(最後が18年11月4日のVカラ女子会)を考えていました。
Fと見られているVtuberが19年9月にbilibiliでコラボ動画を出していることから、おそらく「生放送やイベント出演時での絡みがNGで、動画に関しては編集できる(チェックを入れた上で公開できる)ので完全に拒否しているわけではない」と推測しています。演者同士は仲が悪いわけではなく、運営企業が制限しているものと見られます。
19年2月の北海道旅行に関しても、「北海道を応援するプロジェクトの一環」とあるので案件です。
運営がトラブって19年2月→4月に延期されたりした「バーチャル音楽フェス」はそもそもその前の18年9月~11月に行われた他社主導のクラウドファンディングによるイベントなので考慮外です(CyberVはOPENRECによるイベント中継を担当していたものと思われます、このイベントの延期に関しても、CyberVはどちらかというと被害者と考えています)】
アズマリムの主張:責任者(CyberV社長兵藤氏とfaniconで名指し)が目の前にいる状態でツイートした
CyberVの主張:我々の預かり知らぬところで行われた
U氏の主張:そもそもCyberV兵藤氏は自分から連絡を入れて初めてツイートに気づいたレベルなので、アズマリムの主張は間違い
→それぞれの主張から推察:おそらくアズマリムがツイートしたタイミングでスタッフはその場にはいたが、ツイート内容の確認等がされるわけではなくアズマリムが勝手にツイートした
ただし、これに関してはその後の謝罪文とかの話もごちゃごちゃしている上に、U氏が「アズマリムが嘘をついている」と断言しているあたり、
そもそも話し合いをして納得していなければ、アズマリム本人のフルトラ/肉声による謝罪動画なんて制作出来ない。
脚本を読まされる立場だとしても拒否すればいいだけの話になるし、本当に納得出来ていないのなら81が演者を守りに入るはずなので。
この時点でアズマリムの発言と行動に矛盾が発生しており、信憑性に欠ける。
・他Vからの共演NGによってCyberVの親会社にあたるCyberZのイベントである「RAGE」で人気があったVtuberライブができなくなった
などにより、CyberVがアズマリムを終了しようとしたことが発端。
アズマリムのツイートから推測できるのは、おそらく中の人が交代になる形でプロジェクトを継続しようとしていたということ。
しかし、それをアズマリムが微妙に捻じ曲げて告発したことで、中の人は首の皮一枚とはいえ繋がることに。
しかし、それが原因で、「中の人を変更してプロジェクトは継続しようとしていた」のが「プロジェクトごと終了」に変わることになる。
(ちなみにこの時点で、CyberVは他に流石乃ルキ・ロキと星空学園3人を運営している。この5人はCyberZが運営する「OPENREC」で開催されたオーディションの通過者である)
→「TとFの2名の企業Vtuberによる共演NG」は、条件を鑑みるに19年4月末の契約終了後からとみるのが妥当なので、修正しました。
CyberVの発表の通り、アズマリムプロジェクトは終了、参加企業であるCyberV・DELTAGAMES・スパーククリエイティブの3社の協業も終了。
この時点でアズマリムは引退して成仏(キャラ的には多分これでいいはず)するはずだった。
(U氏の発言より、アズマリムはなかなか高給取りであり、演者は声優業ではあまり成功してるとも言えないので、アズマリムの給料がなくなるのは大ダメージになるから続けたがったのではないかと推測される)
CyberVの苦悩が始まる。アズマリムのプロジェクト移管先を探しながら、アズマリムとして配信できる環境を演者に貸し与える感じに。
今まではDELTAGAMESが報酬をまとめて81に支払っていたが、DELTAGAMESは完全に降りたのでCyberVが81に支払っていた。
額面的にはおそらくきちんと演者への報酬も含まれているだろうが
・YouTube動画・配信収益・fanicon収益・グッズ収益・イベント関連収益
を支払いしていたと見られる。
CyberVが嘘をついていなければ、これは81がアズマリム演者への支払いを怠っていることになる。
→そもそも5~9月はアズマリムは実質無所属で個人勢と変わらないので、CyberVが依頼して配信や動画を制作していたわけではない。
…どころか、普通に考えたらCyberVの配信環境などを利用していたいので逆に利用料払わなきゃいけないくらいなんだけど、まぁこの話はそこまで関係ないというかややこしくなるので置いておこう。
CyberV発表だと8/31付なんだけど、めんどいので9月から、って書きます。ほとんど変わらんし。
「株式会社Chisey」は、社長が「FRENZ」という界隈では人気のある映像クリエイティブイベントを毎年主催している。東方の「フラワリングナイト」運営でもある。
おそらく税金対策で法人化された会社ではないかなと思うが、社長は上記の通り業界ではちょっとした有名人であり実績もある上に、Vtuber好きとしても知られるので、ここでは特に問題とはしない。
(というかそこ問い詰めてたらマジでキリがない)
運営会社が新しく決まったということは、給料が変わる可能性が出てくる。新運営は無名。CAグループの一員であったCyberV時代よりは間違いなく落ちる。
その上、CyberV時代には出来てたフルトラ配信もできなくなる可能性が高い。
(おそらくアズマリムが言う「履行されなかった約束」というのがフルトラ配信である。
多分アズマリムは自前でフルトラ配信できる環境を用意されると思っていたのだろう。
しかし、CyberVレベルのフルトラ配信はどう見積もっても数百万クラス、下手したら4桁万円レベルのものであり、個人でどうのこうのしたり使うものではない。)
で、ここらへんちょっといろいろこんがらがっていて、アズマリムのイベントが9月末にあり、そこまではCyberVも面倒をみていたものだと思われる。
おそらくアズマリムが「報酬がない」とか抜かしてたのも、9月末のイベントが先に決まっていたからで、それに向けて活動を続けていたから、本人では「仕事として継続している」と認識していた可能性が高い。
で、実際10月以降の配信はバストアップのみで顔認識のトラッキング精度も落ちている。
おそらく9月末で完全にCyberVは手を引いており、裏で事務面などの引き継ぎをしていたものと思われる。ただ、そこそこ大きな企業運営からまぁ実質ほぼ個人に引き継がれるわけで、時間はかかる。
この期間にアズマリム演者自身の引っ越し等もあり、多分相当グダったものと想像される。
ちなみに、アズマリムのファンコミュがfaniconから変更されるという話があったのだが、おそらくその先は「memma」というCyberZが運営しているファンコミュを予定していたと思われる。
が、memmaのサービス開始が大きく後ろにずれたことで(開始が19年4月中旬)、アズマリムプロジェクトの契約終了とそう変わらない時期になってしまい、流れたものと見ている。
CyberV兵藤氏は、運営移管先を探し、運営移管の引き継ぎなどを行いながら、新運営やアズマリム自身のフォローアップもしていた。(U氏のTwitter発言より)
そして12月12日、引き継ぎなどが終了し、CyberVの手から完全に離れることになりそのプレスリリースを準備していた。(12/12というのはアズマリム自身がfaniconで発言している)が。
12月7日の夜、突然アズマリムがTwitterで告発をする。
これに関して、今まで上で追ってきていたものなどと照らし合わせてみよう。
・連絡が度々取れなくなっており、現在も連絡が取れていない事
・活動に際してお約束いただいた事項を履行していただけていない事
https://twitter.com/azuma_lim/status/1203240121627111425
・連絡が度々取れなくなっており、現在も連絡が取れていない事
→そもそもCyberVは5月時点ですでに運営スタッフではない。U氏は「兵藤氏はたびたび相談に来ていた」と言っている。
推測されるのは、9月末のイベントはCyberVがやっていたので、それまではCyberVが運営だと思いこんでいたことによるすれ違い(本当は4月末まで)
なお、Chiseyの方とは連絡が取れていたことをfaniconで明言している。そしてChiseyは引き継ぎでCyberVとやり取りしている。
・活動に際してお約束いただいた事項を履行していただけていない事
→「11月にはフルトラ配信ができる」と言っていたそうなので、おそらくフルトラ環境のことだと思われる。「11月には」というのは演者の引っ越しが終わって落ち着く時期だったからかと。
CyberVが面倒見していたのは長く見てもイベントがあった9月末までであり、それ以降はChiseyなので、Chiseyにフルトラ環境がなかったことにより「約束を破られた」ことになっていると推測される。
上でもちょっと書いたんだけど、移行後もフルトラ配信ができるようになると見ていたのは、もしかしてフルトラ配信を個人でもできるようになると勘違いしていたのではないかという説で、
演者がフルトラ配信環境がどのくらい金がかかるものなのかを知らなかった事による事故的なものじゃないかという見方も…。
CyberVは契約切れても自社で面倒見てた期間はちゃんとフルトラ配信させてるので約束を履行していた、つまりこれはChisey側の問題。(多分アズマリムはChisey移行後もフルトラできると思っていた)
→CyberVの発表により明確に反論されているので、81側の問題。
そもそも本当に報酬は支払われていないことが問題になっているのなら、まず81がCyberVに問い合わせることからはじまるので、そもそも演者が出張る問題ではない。
4月末で契約が終わっているなら、そもそもアズマリムは個人勢であり、企業から報酬が支払われる事自体がおかしい。
上に書いたとおり、CyberVは活動収益(に報酬を上乗せして)81に渡していたのだが、報酬が減ったことをアズマリムが納得しておらずキレた可能性が高い。
怒る相手はCyberVじゃなくて81なんじゃないですかね?
昨年11月のツイートに関しまして、アズリム1人で感情的に行ったものではなく、目の前に責任者様、スタッフの方々がいらっしゃいました。
その後、“アズマリム本人と話し合った“という文面が公表されましたが、話し合いは行われていません。
https://twitter.com/azuma_lim/status/1203243586638073857
→U氏が明確に「嘘」と言っている。(CyberVはU氏が連絡して初めて事態に気づいた)
目の前に責任者やスタッフがいた可能性は否定しない(そもそも外部からはわからない)が、そのスタッフが「確認」した上でアズマリムがツイートしたのかというわけではない。
つまりこれは言葉のあやであり、アズマリムが勝手に行ったことである。
話し合いが行われていないというのも、上に書いたとおり謝罪動画をフルトラ/本人肉声で出してるあたりで信憑性が低い。
まぁこれに関しては、本人その場にはいたけど蚊帳の外で話が進んでたという可能性もある。
…が、そうなると謝罪動画の撮影などを拒否すればよかっただけの話なので、条件が悪かったかもしれないがアズマリム演者も一度は話を飲んでるはずである。
関係者を名乗り事実とは異なる発言を繰り返される方がいらっしゃいますが、そうした事も本当にやめていただきたかったです。
https://twitter.com/azuma_lim/status/1203254729108672513
→U氏のことだと推測される。
確かにU氏は「現在は」元関係者であり蚊帳の外ではあるが、そもそも産みの親の1人であり、娘にこういう言い方されるのはかわいそうですらある。事実と異なる、というのはアズマリムとは解釈が異なるから「そんなん事実じゃない」って駄々こねてる状態に近いのでは…。
ちなみにU氏はルキロキを終了させられたことを納得しておらずCyberVに恨みを持っているレベルなのだが、それでも今回の件でCyberV側についてるあたり、よほどアズマリムが問題児だったのでは…って感じですね。
Twitterなどのアカウントにログインできないという話ですが、CyberVの言い分ではChiseyすら触れていないとのことなので、本人が「ママ」と呼んでずっと裏方スタッフをしている人間(デザイン担当のイラストレーターさんなどではないと本人が過去に明言してる)が隠してるのではないかという感じがします。
というのも、おそらく今回の騒動にも「ママ」は噛んでいると思われるのですが(おそらく前回も)、アズマリムがポンコツなのでこういう感じにあら捜ししたらボロボロ崩れるような発言をしてしまったことで逆に劣勢に立たされてしまい、アズマリム本人がこれ以上ボロを出すと完全に裏目に出るので取り上げた、と見るのが自然かなと。
新旧運営どちらもアクセスできない、演者もアクセスできないとなると、どちらかが嘘をついてない限り第三者がなにかしてるということになり、その第三者にあたる可能性が高いのが「ママ」なんですよね。
ちなみに「ママ」はTwitterやfaniconなどでたまに発言していたことをアズマリム本人がfaniconで認めているので、アクセス権限を持っていたことがわかります。
「ママ」は、CyberVが運営支援に入る前からアズマリムに関わっていたことが昨年の謝罪動画から読み取れるので、いわゆるお抱えスタッフであり、新運営に移った後も関わっていると推測されます。
12/7の告発時点では見えていた「YouTubeの登録者数」が、これを書いている12/14深夜時点で非公開になってるんですよね。
だから「関係者誰も触れていない」状況ではないので、「誰かが抱えてる」可能性を指摘しています。
12/6にCyberVのサイトが見れなくなっていた件ですが、そもそもその原因がアズマリムのツイート
https://twitter.com/azuma_lim/status/1202927707585044480
によってセンパイが殺到してアクセス集中した結果なので、むしろ前日にアズマリムがCyberVにヘイトがいくように誘導をかけているものです。
そもそもCyberVとDELTAGAMES以外に運営として表に出されていないので必要もなかったと思われますけど。
ちなみにアズマリムの演者、Vtuberとか関係なく過去にもいろいろ問題を起こしている問題児であることをあちこちで暴露されており(演者はバレバレとはいえ非公開なので伏せますけど)、
今回81が名指しされたにも関わらず1週間なにも音沙汰ないのはそういうことじゃないですかね、って感じもしますね。
謹慎沙汰起こしてるみたいな話もあったし…。
そもそも一緒に北海道旅行まで行くような仲だった人たちに共演NG突きつけられてるあたりがもう、ね。
【以降の文章、追記修正によって文字数限界で表示が切れてしまっているのでこちらに移しました https://anond.hatelabo.jp/20191216101521 】
こちとら中小企業(≠中堅企業。従業員50人程度で2割非大卒)で一般職やってて年収300万そこらのブスだけど、一流企業の社員とチョロく結婚できたぞ。
「あーこの人なら豪奢なニート生活を保証してくれるな。そこそこイケメンだしこいつがいいや」
同僚の同じ顔面レベルの子たちも同じく一流企業の本体社員とかんたんに結婚していった。
みんな服装とメイクは美人のそれだけど、実際の顔面はナイナイのお見合い番組出たら笑い者にされるような水準。
それでもキャノン、NTT東、損保ジャパンなどなど射止められてるんだからもう、なんというか…チョロすぎ!!
日大受かるほうが絶対に大変だし難しいと確信してる(カスリもせず落ちた)。
普通に可愛いくらいの顔の子だとそれこそ開業医とか射止めてる。
このへんの高スペック男と結婚できない女の子ってマジでなんなの?
私達だって別にコミュ力ないし、女子会開催できる程度に、初対面の異性と雑談交わせる程度に人間と口がきけるって程度のもんだよ?
恋愛脳で、いい年して噂話と女子会好きで話題貧困で低能、論理よりも感情優先見栄え優先で、そこそこ外見よくても腹黒さがみえかくれする、多分教室でいじめがあったらプークスクスして端っこの方でいじめ側に加担してるような、今は適当な腰掛仕事をこなしつつ、婚活と称して規制相手を探すのが当面の人生の目的であるような、Twitterとインスタを四つか五つぐらい使い分けてる『女子』」
「こんな『女子』」って書いたやで? 「こんな」にもカッコがついとるで?
もう少し丁寧に言えば
「元の書き手が<語り手>として想定してるような、恋愛脳で、いい年して噂話と女子会好きで話題貧困で低能、論理よりも感情優先見栄え優先で、そこそこ外見よくても腹黒さがみえかくれする、多分教室でいじめがあったらプークスクスして端っこの方でいじめ側に加担してるような、今は適当な腰掛仕事をこなしつつ、婚活と称して寄生相手を探すのが当面の人生の目的であるような、Twitterとインスタを四つか五つぐらい使い分けてる『女子』」
という意味やが。
こんな奴が「増田」みたいなサッパリして見栄えのしないいかにも理系ギーク好みの、そんで自分になんの見返りもない日記サイトに常駐してるとは思えないんやが?
この前のことだ。
私はその日、大事な用事があったのでいつもより気合を入れたメイクをして、下ろしたてのブランド物ワンピースを着て居た。
美味しいアフタヌーンティーを堪能し、女子会を終えて帰宅しようと最寄駅からバスに乗ろうとした時である。
突如として見知らぬ男に立ちはだかられた。
「すみません!信じられないと思うんですがさっきお見かけして一目惚れしてしまいました!」
「あの、よければ連絡先、あの、帰りも一緒に帰りたくて、」
そこには冴えない眼鏡の男が立って居た。手には買い物袋を提げていて、それが確かに私の先程目の前を通った店の名前であったから偶々見かけたというのは真実なのだろう。
いや気持ち悪っっっっっっっっっっっっ
アプリゲームしてるのが見えないのか?お前の連絡先よりガチャの方が大事なんだわ。
誰?この人に一目惚れとか教えたやつ。ちゃんと遺伝子から教育してくんない?
その日最高に高まった私のテンションは全く知らないロマンチストな気色悪い他人に台無しにされましたとさ。
メルヘンなんて信じてんじゃねえ
女の子はやたら友達に会いたがるし、会うことで友情の濃さみたいなのを確認しあっているような気がしてならないんだけど、どう?
会う度に次の予定はどうする?なんて言って1ヶ月に1回会うことが義務みたいになってるけど、たったの1ヶ月で劇的に面白い近況報告ができるほどの出来事なんて殆ど滅多に起こらない。なのになんで忙しい時間を割いてまで会うんだろう会わなくちゃいけないんだろう。好きな友達相手でもそんな風に思ってしまうのは私の心が歪んでいるからなんだろうか。
男の人もこうやって頻繁に友達に会うもんなんですかね?
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最近わかったこと:「お前の意見を言え」→「~~」→「お前の意見なんて聞いてねえよ」→「??」→「お前の意見をさっさと言えよ」→「~~」→「お前の意見を聞いてないって何度いえば分かるんだ」→「……」→「お前の意見をさっさと言えと言ってるのが分からねえのか!」ってパターンを食らうと脳がバグってブチ切れてしまう。
結局の所は単純なダブルバインドに過ぎないのだが、こういうシンプルな精神攻撃に意外と弱いらしい。
コミュニケーションという行為に対して元々高い負荷を感じている自分にとっては、こんなどうでもいいようなダブルバインド方式のコミュニケーションエラーがある種のバッファオーバーフロー攻撃のようなものになってしまい脳が完全にバグる。
対処法としては、相手がこのような「無礼なコミュニケーション」を行ってきていると気づいた段階で真摯に対応するモードから適当に応対するモードに切り替える、ないしは上っ面だけ真面目に聞いてる風に見せかけて実際は単に「うんうんそうだね」「言えたじゃねえか」と女子会のような中身空っぽトークで乗り切るという回路を脳に形成していくのが有効だろう。
コミュニケーションにおけるバッファオーバーフロー攻撃を狙って実行しているパターンの典型例が宗教における洗脳行為である。
相手の精神に対して高い負荷をかけて一度パニックを起こさせてから、精神に生まれたスキに新たな価値観を入れていく、いわゆるイニシエーションと呼ばれる洗脳の初期段階である。
なるほど、改めて考えてみるとその原理は高負荷をかけることで管理者権限を乗っ取ろうとするタイプのハッキング行為そのものではないか。
逆を言えば、このようなコミュニケーションを無自覚に行ってくる人間は、自分に都合よく状況をすすめるために目の前の人間を洗脳しながら今日まで生きてきたということだ。
それが自覚的にせよ無自覚にせよ、錯覚を起こさせる段階を通り越し相手を洗脳して自分に都合がいいコミュニケーション結果を生み出すことを生存戦略としてきた人間など『まともに相手にしてはいけない』のは間違いない。
女子大生、というより女子が2人以上集まると何を話すかなんてそんなの近況報告か愚痴か恋バナと相場が決まっている。特に恋バナなんて1番盛り上がるよね。今こんな人が好きだとか彼氏がどうとかそんなのばっかりで、ひとしきり周りの子達の幸せエピソードを聞いたあとは必ず、「で、あなたはどうなの?」と自分の番がまわってくる。あなたの番ですってか。
毎回この手の話題には困ってしまう。だって私は今同性が好きだから。
自分がバイセクシャルっぽいなとは中学生の頃から薄々思っていた。尊敬よりももっと熱い気持ちを持った同性の先輩もいた。だけど基本的にそれまでもそのあとも好きになるのは男性ばかりだった。
けれども去年の秋、高校時代の友達に街コンに行かないかと誘われ特に気になる人もいなかったし人生で一度も彼氏が出来たこともなかった私はその話に乗り、街コンに参加してみた。結果1人の同い年の男性とそこそこ良い感じの関係になりつつあった。クリスマスにも会ったしディズニーシーにも行った。楽しかった。だけど何故かその人のことを好きになれなかった。顔も世間一般からしたらイケメンと言われるタイプだし背もそれなりに高いしデートの時ご馳走してくれたりディズニーの待ち時間に会話が途切れて退屈しないようにとスマホで映画を見せてくれたり、素敵な人だったと思う。だけど何故かどうしても好きになれなかった。触れたいとかもっと知りたいとかそういう感情が一切湧かなかった。
ディズニーデートをして以来、彼と連絡を取ることはなくなり、そして程なくして私には好きな人ができた。バイト先のパートさん。既婚で、私と同じくらいの歳の子どももいる、言ってしまえば「おばさん」と分類されてしまうくらいの女性。好きになったきっかけなんてよく分からないしむしろ最初は怖いな、苦手な人だなと思っていたくらいだったのに気が付いたら好きになっていた。業務上の会話だけで、挨拶だけで幸せな気持ちになった。当たり前だけど今以上のものを求める気はさらさらない。ただ話せるだけで充分。
でもそれを境に急に男性が駄目になった。勿論好きな男性アイドルとか俳優さんはいるけど、そうじゃなくて身近にいる男性。この人私の事好きなんだろうな、という感じのLINEを送ってくる中学の同級生もこの人かっこいいなあと前まで思っていた人すら駄目になった。気持ち悪いとすら思ってしまう。なんで異性間で結婚して子どもを産むことが幸せみたいに言うんだろう世間は、と大袈裟な思考にまでなってしまった。皮肉なもんだよね、男性と疑似恋愛をした結果女性の方が好きだったって気付くなんて。
勿論こんな、既婚女性を好きになってしまったなんて誰にも言えっこない。だけどたった1人だけ、小学校からの付き合いがある友達にだけ伝えた。「まあ応援はできないよね」と言われたけれど気持ち悪いとか頭おかしいんじゃないのとかそういう否定はされなくて良かったなと思ったし多分好きになった人が既婚じゃなくてもっと歳の近い女性だったら応援してくれるんだろうな、という感じの反応だった。もし根本的に無理だと感じたら今みたいに会ってくれたりすることはないだろうし。
それでもやっぱりその友達もきっと本心では私に彼氏を作って幸せになって欲しいと思っているのだと思う。その子と他の何人かで飲みに行くと必ず「最近どう?良い人いないのー?可愛い後輩くんいるんだけど紹介するよ!」とか言われる。やっぱりストレートに戻って欲しいんだろうなと少し悲しくなる。昔から付き合いのある友達はみんな私が今まで男性が好きだったことを知っているのでまさか今女性が好きだなんて思ってもいないだろうしそんなの知りたくないだろう。私だってせっかくの数少ない友達を失いたくなくて「いや〜相変わらず全然でさ〜!!」と話を合わせたりしてしまっている。正直もうこの手の話題には辟易としてしまっていて女子会に行く気力も失われてきている。
今の好きな人と上手くいくなんてことは絶対にないとしても、いつか好きになった女の子と手を繋いで歩いたりその彼女のことを友達に堂々と自慢できるようになりたい。そんな日が来るといい。