はてなキーワード: 返上とは
原発・放射能問題には目をつむるとして、こんな政治的考えの持ち主なので当然票を入れる先は社民党か日本共産党に絞られる。
しかし日本共産党の最終目的は資本主義制度の全破壊と共産主義国家の樹立である。
共産主義国家(特にソ連)の崩壊、強欲資本主義に飲み込まれた中国のように共産主義は失敗した制度である。
結局日本共産党も支持できないとなると、必然的に社民党に票を入れるしかなくなる。
今度の選挙も近所の投票所で社民党に票を入れるかな…と思っていた。
ところがどっこい、今日京都アニメーションの工場でテロが発生。少なくとも10人以上の尊い命が失われた。
メディアに対するテロ行為は赤報隊による朝日新聞阪神支局襲撃事件を彷彿とさせる。言論の自由を揺さぶるテロ事件ではなかろうか。
かくいう私も昨日までは「ユーフォニアムとか言うブラック部活肯定作品を作って私腹を肥やす京アニは恥を知れ」と思っていた。
しかしテロ事件を目の当たりにした今日、昨日と同じような京アニに対し批判的なことをいう気持ちにはなれない。
そんな中ツイッターを見ていたら山田太郎という自民党の政治家が「京アニの事件は許せない。表現の自由は守る。」みたいなことを書いていた。
ツイッターのフォローしている人の中に山田太郎の支持者が何人かおり、その人がリツイートしたのだろう。
今回の京都アニメーションの事件で改めて痛感したのは表現・言論の自由は重要だということだ。それが暴力で踏みにじられることは絶対にあってはならない。
そう感じているときに「京アニの事件は許せない。表現の自由は守る。」という発言を迅速にする政治家候補がいれば、そっちに投票してしまいたくなる。
とはいえ山田太郎も自民党の政治家である。自民党はエネルギー問題をのぞき全く支持できない政党だ。
自民党の政治家による朝日新聞社や毎日放送などへの攻撃のように、表現・言論の自由だって難癖付けて規制する気満々だろう。
とはいえこのタイミングで「表現の自由を守る」というとくらっときてしまう。
はてさてどうすればいいか。
イベントに行った帰り道、私はいつもこう思ってしまい無性に悲しくなる。いくらブロマを集めようがチェキを撮ろうがプレをあげようが、一度浮かんだ「つまらない」という感情は簡単に消えることはない。それぐらい根深い問題なのである。
推しは今まで計6回イベントを開催していて、私はファンになったのが遅かったからその内4回しかいけていないのだが、その中でちゃんと楽しかったと心から思えたイベントはぶっちゃけ1回だけである(しかも別の俳優との合同イベ)。この間に他の俳優のバーイベにも友達の誘いで何度か行ったことがあったが、そっちのが断然楽しかった。推しじゃないからフラットな気持ちで見られた~とかじゃなくて、ちゃんと「イベント」としての体裁がなされているイベントで泣けるほど楽しかった。
それに対して推しのイベントはどうだろう。毎回開始時刻から大幅に遅れて物販が始まるし、チェキの時も座席順で呼ばないせいで割り込み関東圏オタク(現場頻度からどう見ても関東圏在住のくせに地方民ヅラして早帰りしようとするオタクの総称)みたいなのが大量発生する。でもつまらない理由はそれだけじゃないと思う。下記に2点原因を挙げてみた。
以前は真っ当に仕事をしてくれる司会の方を呼んでくれたので、ちゃんとタイスケ通りに内容が進行していた。しかし何をトチ狂ったのか、最近は司会を呼ばずにマネージャーが影ナレでMCを務めており、ファンの反応が見えない中で見切り発車型に司会進行をするせいでも~~~~~とにかく時間が押しまくる。あと推し自身もトークがド下手なのに延々長ったらしく話すせいでどんどん時間がなくなる。そのせいでこっちはイベ中に帰りの電車や新幹線の時間を気にする羽目になる。
正直私は推し、というか一般的な若手俳優にMC能力とかないと思っている。特に私の推しの事務所は俳優もマネージャーもみんなMC能力がゲボゲボのカッスカスにないので(それ自体は悪いことではないが)、若手俳優のグダグダ司会進行を見せられる事務所イベは毎回常に虚無感が漂っている。よっぽどトークが上手い人じゃない限り、司会ナシでイベント開催するとかほんとに無謀だからやめてほしい。
確かに個別のファンイベントだし、接触できたら嬉しいとは思う。でもそれはチェキや握手など一対一でやるからいいのであって、壇上にオタクを晒しあげてゲームをするとかそういうことでは断じてない。いちいちステージを降りて会場をドタバタ駆け巡る推しが見たいわけでもない。運営はここらへんを勘違いして、安上がりの手抜き企画でお茶を濁そうとしている気がしてしまう。
この前のイベントは特にひどくて、一部前半(だいたい40〜50分)はず〜〜〜〜〜〜っと推しと抽選で当たったファンがゲームだかなんだかをしてるのをただ眺めるだけだった。地獄かと思った。しかも推しが壇上を降りて客席でなんかするのが基本だったから、前列のファンの方々はもっと楽しくなかったと思う。抽選に当たったファンの方も、ものすごく申し訳なさそうというか、居たたまれなそうな顔をしながらゲームをしていてかわいそうに思った。これを自信満々に「ファンとの交流を深めよう!のコーナー」とか言う運営は本当に人の心があるのだろうか。マジで誰が得するんだよ。
とりあえず原因をざっと2点挙げてみた。あまり考えたくないことだが、イベントの随所から推しの事務所がファンと推し自身をものすごく軽視しているように感じる。確かに推しは漢字もろくに読めないくらいバカだし話はめちゃくちゃ長いし定期的にボヤる。でも彼なりにそういうところを改善しようとしているし、ファンに対して誠実であろうとする姿勢はいつも伝わってくる。ファンもそれがわかっているから、彼を推している(と思いたい)。それなのに、そういう姿勢を茶化す事務所が、ファンのことを都合よくお金を落としてくれるオタクとしか思っていないような事務所が、俳優もファンも両方バカにしてつまらないイベントを企画しているのかと思うと怒りよりも最早やるせなさを感じてしまう。
いややっぱ怒りしかない。オイ!!!!!!!大手芸能事務所だかなんだか知らんけど、女優のゴリ押しばっかでろくに俳優もマネジメントできないくせに偉そうにすんなボケ!!!!!!ゴリ押し女優と幹部で6万のコース料理食ってる金があんなら、公演や撮影やってる最中なのに休み返上して事務所イベに登壇してくれている俳優分の弁当代に回せや!!!!!!!!!!!!!!!!どうせエゴサして見てんだろ知ってっからなとっとと改善しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
事務所にムカつきすぎてめちゃくちゃに取り乱してしまった。でも今後若手俳優関連のイベントを企画する運営の方にはこれだけは徹底してほしいと思う。
①司会(我が強くなくて、タイスケ管理がちゃんとできる できれば面白い人)を呼ぶ
この二点だけである。物販時刻通りに開始しろとかもう言わないから、とにかく楽しいイベントを作ろうという気持ちを持ってほしい。てかイベント自体が楽しければ正直私は接触はそこまで求めていない。イベントがめちゃくちゃつまらないから、どうにか接触機会を増やしてプラマイゼロに持っていこうとしているだけなのである。まあ結局マイナスだけど。
とにかく私が言いたいのはそれだけです。次のイベントは楽しいといいな~。
私はとても多趣味で、世の中に存在するありとあらゆる「趣味」と呼ばれるカテゴリの行為をだいたい一通り楽しんでしまう。
普段はフルタイムで働いてるので就業後のお楽しみだが、ゴールデンウィークともなれば、普段出来ないような時間がかかる趣味や下調べが必要な趣味、趣味の友達との交流で忙しく、家事ももちろんこなしつつ日中は趣味の時間をたっぷり取ってリフレッシュした…はずだった。
なぜか、旦那がキレだすまでは。
掃除洗濯炊事全部完璧にこなして迎えているというのに、自分がいる時間にスマホを弄ってるのが許せない。自分はゴールデンウィーク返上で働いてるのに休み満喫していていいですね…と嫌味不満の連続。
上手く息抜きできてないのかな?とここ二日間は旦那と一緒にゆっくり過ごし、たまにはストレス発散にとカラオケに連れて行った。でもそこで、採点ゲームに対して点数が低すぎる、機械にバカにされたとキレ始め、自分の人生は何も楽しいことなんてない、そもそも自分を満足させてくれるコンテンツが少なすぎる、何やっても一緒、つまんない、楽しくないとすね始めて、私もさすがにイライラしてしまった。
旦那は、絵に描いたような無趣味の人間だ。旅行も嫌い、外食も嫌い、アミューズメントの類はだいたい嫌い。好きなことは女と遊ぶことだけ。(結婚前はこんなことおくびにも出さずいきなり豹変した。デートは我慢の連続だったらしい)
私と常に一緒にいたい、一緒の趣味を共有したいと言うが、旅行もカラオケも外食も全部全部文句しか言わず、家ではおもに独身の友達叩きと仕事の愚痴、いかに自分が無能かを嘆いては慰められたがってる究極のかまってちゃんだ。
なお、趣味は一回やってちょっとでも上手くいかないと恥ずかしくなってもう二度とやりたくなくなるらしい。プライドもクソ高い。
なぜ私が一緒にいるかというと、私はクソブス性格不良債権でこの旦那を逃したら一生一人物確定&生活の質を大幅に下げる以外は酒もギャンブルもやらなくて家事全般も好きな、仕事も真面目に行く特に悪いところがない旦那だからという理由なのだが、今日はさすがにもう離婚の二文字が頭をよぎった。
こんなことで別れないだろうけど本当にどうしたらいいかわからなくて今旦那と顔合わせたくなくてリビングでウダウダしてるんだけど明日も旅行の予定(一人旅)なので早めに寝たい…どうしよう…と思ったのでここで愚痴を書いてスッキリ忘れようと思う。
文章書くの下手でまとまってないけどただダラダラ書かせて。
父親が年々頑固になって、「ああはなりたくない」って言ってたじいちゃんそっくりになっていく。
じいちゃんは老人会にも参加して、ご近所の老人たちと週に何回かは会って、カラオケしたり、将棋したりしてた。
友達も遠方で、連絡も取ってないっぽい。なんかボケるの早そうだよなぁ…。
申し訳ないことに私は独身で、付き合っている相手はいるけど今の所結婚の予定はない。
とりあえず2ヶ月に1回は実家に帰って様子を見に行くようにはしているけど、行ってもただただ父親のため息と「人生に疲れた」的な話を聞かされるので、正直ちょっと疲れてきてる。
孫でもできれば多少は…と思うのだけど、先に書いたように私自身にその予定がないし、兄弟は結婚しているものの子供はまだ。
あと父親は基本的に移動は車の人。家から徒歩5分の病院ですら車で行く。
正直ただでさえ家にずっといるのに、そんな近距離ですら車で移動するから足腰が弱って行くんじゃないかとものすごく心配。
しかも父方のばあちゃんはクモ膜下3回やってるし、父親自体も高血圧だから、運転中にプチーンてきちゃったらもうどうしようって思っちゃう。
ヤフートップに事故のニュース出てれば絶対にクリックして事故現場真っ先にチェックする。
今60代だけど、70後半にはもう免許返上してほしい。
運転してちょっとでも「あれ?」って思うことがあったら返上してほしい。
うちの父親も世の中の高齢者の多くと同じく変な自信というやつをお持ちですから…実際に事故とか起こさないと「あ、俺やばい」と思わないやばい人なんだよな…マジ勘弁してほしい…
でもその血は自分にも流れてるんだよなぁ…。
今の父親を見て「ああはなりたくない」って思ってるけど、何年後かにはああなってるんだろうな…母親の血の方が濃く出てほしいなぁ…。
結果:
賛成:694,844票(得票率:49.6%)
反対:705,585票(得票率:50.4%)
この結果になったのは、結局、理屈じゃなくて感情だったのだと思う。
(→個人的には上西小百合の件がなければ賛成多数になっていたと思う)
大阪維新の会ができて様々な改革が行われた結果、大阪の街は変わってきた。
街がきれいになってきたし活気もでてきた。役所の改革を行って子育て世代にも投資を行うようになった。高校無償化、中学3年まで医療費を実質無料、小中学校へのクーラーの設置、中学への給食の実施などだ。
この結果、大阪維新の会への子育て世代からの支持率はとても高い。
大阪維新の会は、選挙期間中以外でもタウンミーティングを数多く開催して大阪都構想への理解を深める活動を続けている。ホームページやSNSでも他の政党に比べて格段にわかりやすく説明している。
よく東京のメディアは維新の人気をポピュリズムとか言っているが、全く違う。
他の政党と比べ物にならないくらい、地道な活動を選挙期間以外も積み重ねている結果なのだ。
今回の大阪市長・知事のダブル選挙でも維新支持層の候補者への投票率はすごく高い。
https://twitter.com/hikanorerere/status/1114901876758081536
大阪維新の会は、タウンミーティングや街頭演説で丁寧に大阪都構想の説明を積み重ねている。大阪の街も活気が出てきて支持も高まっている。
次に住民投票をしてら可決されると思いがちだが、住民投票は「賛成」か「反対」の2択だけだ。そこが普通の選挙とは違う。
大阪市内の有権者で大阪都構想の理屈を理解して賛同している人はたぶん約50万票、強固に反対する人は約40万票ぐらいだと思う。市長選の投票率ぐらいならこれで賛成多数となるが、住民投票は投票率が上がる。残りの50万票は、そんなに深く考えずに感覚・感情で投票している層だ。
反対派が、いろいろアピールすると感情的に「今のままでいいか・・・」というふうになる人が増えてくる。
じゃあどうすればいいのか?。
これは創立者の橋下氏の影響が大きのかもしれない。
本当に大阪都構想を成立させたいのであれば、感情も動かさないといけない。
感情を動かすにはどうするのか?
それは「掃除」だ。
タウンミーティングや街頭演説する時に、ゴミ袋とゴミばさみをもって付近を掃除するのだ。
京都や神戸に比べても、明らかに街の中に落ちているゴミが多い。
街がきれいになっていけば犯罪発生率も自然と低下していくはずだ。
だから、街頭演説やタウンミーティングの時に、必ずゴミ掃除をしてする。
「大阪の街をキレイにして犯罪ワーストワンを返上しよう!」というキャッチフレーズを叫んでいる。
こういうことを積み重ねていけば、理屈ではなく、「あんなゴミ掃除している人の言うことだから信用できる」と感情が動くことになる。
なんで、こんなことを感じたかというと、この前、居酒屋で隣におっさん2人組がいた。
「昔の天王寺公園は青空カラオケとかあって大阪らしかった。今の天王寺公園はキレイすぎて味気ない」という話をしていた。
理屈でいったら10年前の汚くて治安も良くなかった天王寺公園より、今のキレイな方が良いに決まっている。でも人は理屈だけではないのだ。
こういった、過去の哀愁を感じる高齢者層を動かすのに、今の理屈で攻める方策では難しい。若年層・子育て世代には今の戦略でいいだろうが、高齢者の投票行動を変えるには感情しかない。
最近も池袋で87歳が母子死なせる事故があったんで、どうやったら減らせるか考えてたら、いい感じの方法を思いついたから聞いてほしい。
その方法は、時速40kmまでしか出ない車にしか乗れないように制限すること。
ツイッターやヤフコメなんかを見ると「老害どもに免許を返上させろ!」という声が多いし、個人的には納得できる。
ただ、反対意見を見ていると「車がないと生活が不便だ!」なんていう田舎者たちの声が散見する。
てことは車自体を変えればいいんじゃね?ということで今回の方法を思いついた。
速度が制限されれば轢かれた時に死ぬ確率を減らせそう(たしか時速40km以上で死亡率が飛躍的に上がる)だし、運転する老害も速度が遅ければ焦って操作をミスることはなくなる。
今回の間違ってアクセル踏む行為なんて、速度が制限されてれば全く問題ない。
車がないと不便だと言う人からすれば、速度制限はされるものの車自体はあるから、買い物などで不便に感じることはないだろう。
教科主任は1年交代のまわりもちなんで、なれてないからうっかり窓口経由じゃない相談も受けてしまったという状態らしい。
学生相談室は学校のパンフにユニバーサル社会の実現とか障害者も学べるとか掲げてても
一応うつがひどくなったときに障害者手帳とれちゃったんだけど(早く返上したいよ)、
入学時に問診で障害あると書いたために、親と貞子面談したのと同一人物と、以前に入学時面談をしてた。
そこで手帳のコピーまでとられたのに、「個人情報法が優先だから(法律の曲解)」
どの講義教官にも1年間まったく根回ししてないことがわかった。
とりま友達つくれっていっといた(うつ病状のためとてもできませんと即座に抗議したことは都合よく忘れている)。
努力すればどの授業でも全部とれますよ、あ、冬学期の履修申請の時期はわたしたち夏休みですし
要望があれば要望された先生に電話で問い合わせますけど履修申請しめきりまでに間に合うことは保証できませんワラ」ってことらしい。
親は何度もくっそキレてた。
で、その集大成がこちらがいざ冬学期の単位で行き詰まってこまったときに
相談先探したら「うちが窓口だ、貞子になってでも窓口こい(意訳)」だったわけだ。
って本当にびっくりした。親つれてってよかった。
追記 うつでも取りやすい単位にひっかかられそうだ。楽な単位という意味ではない。
講義内容を理解する頭脳はあるんだが、ある種の表現が全く受け付けなくなった。
加害表現みたいなやつでたとえば「講義を●回休んだら●●する!」みたいなよくある脅迫のなかに、たまに含まれている。
普通の人なら大丈夫だし、もちろん実際にやるつもりがない冗談らしいけど、
必修講義を選択したあとでこれをやられてしまうと、窓口経由でも教科主任経由でもいいのだが
「二度と講義中にそのワードを言わない」ことを保証してもらえないかぎり、自分は二度とその講義に出られない。
そういう意味では授業中にいきなり美女の手足切断画像をみせられトラウマになって退学してしまった美大学生との共通点は感じる。
くだらねえ。
こんなこと書くとレイプ被害者がーーとフェミ界隈に叩かれるだろうけど。
新井容疑者は自分のやったことに対して、償えばいい。報いを受ければいい。
ただな、こういうわかりやすい事件だけを徹底して繰り返し報じ、その報道に乗っかる世の中の奴らーーいわゆる大衆が俺はどうにも好きになれない。
数年前、疑惑がちょこっと報道されたときも結局うやむやになった。
なのに五輪はその気配すらない。
続報ニュースも圧倒的に少ない。
五輪返上か?という報じられ方もしたが、実際に返上する方向の動きはない。
芸能人ならスポンサー企業が降りて、違約金賠償金とかの騒ぎだ。
この違いはなんだ?
インターネットでテスラに触れるとどこからともなく否定から入るやつがワラワラ沸いてきて面倒臭いから実名で書きたくないんだよね。なので増田に落とす。
これぞ美しい国ニッポンの真髄だ、腹筋が切れそうなくらいゲラゲラ笑ってゐる「国土交通省は、自動車メーカーが車に搭載されたシステムのプログラムを更新する場合、国の許可制とする方針を固めた」「情報技術(IT)の知識を持った職員がプログラムの中身を確認する」 https://t.co/aWKTksJJUt— TJO (@TJO_datasci) February 5, 2019
この話自体は確かに一見すると土人国家かよという印象を受けるのも仕方はないし、実際にはどうかというと「国交省自体が完璧な検証を行えなくても、ソフトを検証するプロセスが検証されていることを国交省が検証すれば、予測可能なハザードが概ね排除された状態を確保できる」ってところで落ち着いてはいる。
今後、自動運転技術による高速道路での車線変更といったプログラムの更新が想定されるため、国が事前に安全性を確認できるようにする。
メーカーが不完全なプログラムを配信することや、メーカー以外の第三者が勝手に改造プログラムを作り大量に配信することを防ぐ狙いだ。メーカーや第三者が許可を得ずにプログラムの更新を行った場合、罰金などの罰則も定める。
「メーカーが不完全なプログラムを配信することなんかあるか?」「配信なんて、受け取る奴は少ないんじゃないか?」という疑問があると思う。ところが、この2条件に直球で該当する会社が2社ある。「改造プログラム」の方はComma.ai, Inc. だが、まあこれはGeorge Hotzくんの個人プロジェクトだから大したことはない。問題になるのは、不完全なプログラムを配信する会社、つまり、
Tesla, Inc.(旧称Tesla Motors, Inc.)だ。
テスラは多ければ年に30回くらいアップデートを配信している。内容はイースターエッグを追加したとかアイコンの色を変えたとか軽微なものもあるし、自動運転のプログラムを丸ごと入れ変えるものもあるし、自動運転に関わらない発進加速や制動距離の変更もある。例えばModel S 75Dは発売当時のスペックでは0-100km/h加速(信号が青になった瞬間に踏み込んで、時速100kmに達する時間)が5.2秒から4.2秒と短縮されている。最上位のP100Dは2.2秒まで短縮されている。当然、インバータのファームウェアは書き換わっている。こうした変更は構造変更に該当する可能性があり、日本では国土交通省や運輸局に届け出や認可を得る必要がある、可能性がある。
しかし、テスラは基本的にファームウェアアップデートに関して届け出ない。届け出れば許可されない可能性があり、届け出なければ告発されることもなく、届け出なかったことを告発されても法的な罰は下らないからだ。日本ではさらに、型式認定を返上している。これは日本の法制上、認定のない「型式不明」の自動車を輸入して転売し登録することが認められているためで、Tesla, Inc.が製造した車両をテスラジャパンが並行輸入し転売する形を取れば、どんなソフトウェア更新を配信しても何一つとして法的な手続きを行う必要が無くなり、計算されたリスクのうちに収まりさえすれば、法に妨げられることなく製品を製造販売できるからだ。
「メーカーが不完全なプログラムを配信することを防ぐ」「許可を得ずにプログラムの更新を行った場合の罰則も定める」という2点がセットになっているのは、ピンポイントにこれを潰すためだ。試乗や審査の時間があれば、現在はテスラが危険なほど高速で回している開発サイクルに歯止めがかかる。それ以外の自動車メーカーについては、上に書かれたようなそれなりの検証が既に行われているので、規制は極めて形式的に終わることになる。