はてなキーワード: 赤字とは
3年前の4月。ニートだった俺は海辺のとある塾で非常勤講師として採用になった。アルバイト感覚だった。
開講13年目だったが、生徒は全員で9人。塾は40人で黒字と言われているので明らかに少ない。
働き始めて半年ほどで塾長は「君は2年後の正社員や!」「君は新教室のオーナーになるで!」と言い始めた。なる気はなかったから、「いやあ」とへらへらしてた。はっきり断っておけばよかったのだ。
丁度その時期から、授業だけでなく事務作業をやるようになった。
事務仕事はサービス残業が多く、金にはならなかった。いくら働いても給料3万円で固定である。給与交渉をすると「金は後からついてくるものだ」「君が新規事業でも立ち上げて利益を上げれば自然と給料も上がる」
と言われた。理屈は判らないでもなかったが、アルバイトで、給料を3万円から4万にするのに、新規事業を立ち上げるほどの労力がいるのかというのは腑に落ちなかった。
2月。生徒は相変わらずほとんど増えていない。15人程度だったと思う。俺は営業ノルマを与えられた。チラシを万単位で売っても、ビラを数百枚配っても、生徒がほとんど来ないのに、どうやって集客するのか見当もつかなかった。塾長はいくつかの営業プランを俺に言い、それを実行しさえすればいいと軽い調子で言っていた。
それに合わせて、塾の経営状態を示すグラフを見せられ一緒に塾の経営を改善していくために頑張ろうというような事を言われた。
俺としてみれば、ただのバイトなのにどんどん責任が重くなっていくことがつらくなった。正社員になりたくないともっと早く言っていればよかった。
塾長は「1年後には君は正社員だ!」とよく言った。しかし、塾は借金まみれで、赤字続き。そんな状況を見て俺は正社員には絶対になれないと感じていた。大体、塾長の給料すらずっと出ていないのである。モチベーションが上がらない。
営業の仕事を振られて数ヶ月間、俺は最低限の営業活動しかしなかった。情けない話、どうすれば生徒を増やせるのか見当がつかなかったし、営業活動自体に給料が出ていないことも不満に思っていた。
二度目の4月。塾に勤め始めて丁度1年過ぎた頃、塾長はキレた。俺が一人も生徒を入れられていなかったからだ。しかもほとんど動いてすらない。
初めて俺はそこで正社員にはなる気はない、塾を辞める、と伝えた。塾長は案外あっさりそれを認めた。「ノルマは君が正社員志望だと思ったから与えた。そういうことならなしにしよう」と言ってくれたのだ。但し、受験生を担当していたので、その受験生が卒業する来年の4月まではいて欲しいと言われ、俺もそれを承諾した。
翌日。塾長は「営業ノルマはないが、営業目標は立てろ」と言ってきた。断った。
さらに翌日。塾長は「君は1月からの数ヶ月間営業活動をほとんどしていなかったし、ノルマも達成していない。せめて営業に携わっていた時期分のノルマは達成しろ。大体正社員になる気がないならなんですぐに言わなかった」と言われた。正論だと思い営業をまたすることになった。
塾長「もっと気合い入れて働け。これは君のためを思って言っているんだ。塾が倒産したら君も心に深い傷を負うだろう?」「君が営業活動をしなかったからこうなった」「君がもっと早く塾を辞めると言っていればこんなことにはならなかった」「君と一緒に塾の改革をしようと思っていたんだ。でも君が辞めるせいで改革ができなかったんだ」「責任を取れ」
その状況下で、俺が担当する生徒が2人辞めてしまった。俺の実力不足だった。それでぎりぎりで回していた経営が本格的にまずくなった。
塾長「すぐに生徒を二人入れろ」
これまでのいろいろな面で、俺が悪いのは判っている。それでももう逃げたかった。でも受験生がいるので辞められない。担当生徒は責任を持って送り出したかったし、講師は3人しかいなく、俺が辞めたら誰も担当できないのだ。求人を出す金もない。
仕事の失敗が急激に増えた。あり得ない、やってはいけないミスもいくつもした。塾長は「普通はクビだぞ!!!」と怒鳴った。でもクビにはならない、できない。
とにかくお前は駄目な奴だ、と常に言われ続けた。でも辞められなかった。
結局生徒が集まらず俺が働き始めて2年目で塾が閉まった。
と言われたが、結局払っていない。
それから1年。俺はまた引きこもっている。あの塾はまともではなかった。だがそれ以上に、明らかに俺の仕事っぷりは悪く、責任感もなく、外に出て働いてはいけないと人間だと確信したからだ。本音はただ働くのが怖くなったからなのだが。次の職場でもまた同じ事を繰り返すだろう。
まあ、そういう相手と取引しても、最終的には赤字になるだけってケースが大半だ。他の客も、そのことを知れば「うちも値下げしろ」と言い出すだろうしな。
顧客第一主義を極めるとボランティアにいきつく。だが、顧客第一主義をもなたければ生き残れない。そのパラドックスをAmazon,Facebookあるいは物々交換を例にあげて考えてみる。
http://matome.naver.jp/odai/2137480266706878301
最近、顧客第一主義ということばをよく聞く。もちろん経営者ならば顧客第一主義というのはよく言うことである。Amazonの一例をあげるならば、他のIT企業とくらべてオシャレではないオフィスである。これは顧客と関係ないところにお金を使わないためであるという。こういった理屈は一般の企業にも見られる。事務所のエアコンをひかえたり、価格を抑えるために給与を削除したり。
しかし、それがベストなのであろうか。つまるところ我々顧客が求めるのは安く、沢山の物を手に入れることだ。これを企業が叶えるとしたら社員の給与を削減し、ほぼボランティアで働くことになる。顧客ばかり満足して、企業はどんどん細っていく。これが本当のあるべき姿なのだろうか?
ここで少し視点を動かして、物を買うとはどういうことなのかについて改めて考えてみる。元々お金というものは物々交換のためのものであった。つまり、商売とは物々交換なのである。そこではそもそも売り手も買い手も存在せず、どちらもフェアである。我々は原初に立ち返って、フェアな商売というものを考えるべきなのではないだろうか。
とは言っても世界にはびこった顧客第一主義はそうそうに拭えそうもない。その中でもこの矛盾をうまく克服しようとしている企業がある。FacebookやGoogleである。彼らは何も顧客のために見をすり減らしていたりはしない。むしろ自分たちの拘りや好きなことをガンガンやっている。その中で顧客が受け入れた物を残していく。こういうやり方だ。実際に彼らは莫大な利益をあげている。Amazonのように赤字だのなんだのとは無縁である。
ではいったい、FacebookとAmazonの差はどこにあるのだろうか。これを一言でまとめてしまうのは恐縮であるが、私の意見を述べさせてもらう。ずばり、「自分が顧客かどうか」である。FacebookもGoogleも自分たちが作り、自分たちが使っていた。一番の顧客は自分だったのである。だからこそ機能の拡充には果てしないモチベーションがあがるし、顧客のためだからのいってコスト無理に切り詰めたりしない。
まとめると、顧客第一主義というものは現在商売を行う上では必要不可欠なのである。ただし、その中で自分自身が顧客になることが、顧客第一主義を極める上でもっとも効果的な方法なのではないだろうか。
ローソンでアイスケースに入って、結果FC契約解除と閉店になったという話が話題になってるけど、これで思い出した話。
去年、実家の近くにローソンができてた。この間近くを通ってみたら1年ももたずに潰れてた。ちなみに23区内。
大きめの通りに面しているという立地ではあるものの、同じ通りの直線500m以内にセブンイレブンとローソンがもう1件あるという微妙な場所だった。
元々はその周辺の地主がやる気が感じられない古臭い商店をやっていたので、何か色気を出してコンビニ経営でも始めたのかと思ってた。
土地はその地主のモノだと思うんだけど、オーナーは誰だったんだろ?
以前に近くでファミリーマートが潰れたこともあるし、ローソンが直営でやるとも思えない。やる気のない土地成金の地主がやるともあまり思えない。雇われか血気盛んなオーナーがいたのかな。
そして撤退を決めたのが誰なのかとその理由も気になってしょうがない。
1年以下で閉店してるということは誰も得をしてる人間はいないはず。むしろ騒がれてる違約金が必要だとすると、オーナーは相当な赤字なんてレベルじゃないはず。
タバコが売れないというハンディもあったので、近くのセブンイレブンに勝てる要素はなかっただろうし。
わずかな期間ではあるけど、全てが謎だらけのローソン開店&閉店だった。
そもそもコンビニ経営なんて難しいもんなのかなぁと感じた話。まじめにコツコツ順調にやってても、炎上一発で潰れちゃうんだしね。
世の中出てくるのは"成功した"(している様に見える)社長だけだからな。
そして、そういう社長がその後"失敗"していなくなったとしても別にニュースにも何にもならんし、情報も出て来ないし。
(調べればあるけどそういう連中は表に出てくることしか見ないだろう)
旦那の金で会社のまね事やってるだけだったり、シングルマザーで明らかにパトロンがいる場合だったり。
で、年商1億です!って。
年商1億って従業員雇って実際いくら利益が出てるんだよ、ってさ。そんなこと分からんもん、そんな人達に。
http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/07/15/042614
上の記事および元記事見てて、触れられてない問題があったので、コンビニバイトの立場として書いておきたいことがある。
コンビニの仕事が90年代を比べ物にならないほど大変なものになっているのは、すでに周知のことだと思う。
FF商品や季節の商品のお客様への声かけ、売れ行きを考慮した商品の陳列および整理(時間帯ごとに変える)、弁当やパンや菓子雑貨の補充、クレームへの対応、公共料金の処理、チケット販売、ヤマトやゆうぱっくの受付、アマゾンや楽天などの受わたし、電子マネーや、店内や店頭のポスターやのれんや旗の取替え、掃除などなど、やらなきゃいけないことはすごく多い。そこに加えて、店独自の手作りポップみたいなのも作らされるし、最近じゃコーヒーまで売らされる。一週間ごとにメニューや方針が変わったりするので新情報をチェックすることも大事。30分前に来たり、残ったり。仕事はどんどん増えていく。また、作業中であってもお客様の動向に気をつかわねばならず、レジに近づいたら作業を中断して猛ダッシュ。ただ素通りしただけってことも多く、精神的にも体力的にもキツい。これを時給800円以下でやらされる。コンビニでバイトしはじめて思ったね。「テレビで見るぐーたらコンビニって、コンビニ業界が俺たちを吸い寄せるためのエサじゃねえか。話が違う」って。そうは言ってもバックレるわけには行かないから、働き続けるわけだ。
これらの仕事をちゃんとこなすには、相当の「意識の高さ」と「能力」が要求されるし、その基盤を作るための教育も重要になってくる。ところが、多くのコンビには人件費がカツカツな上に人手不足というのがよくあるから、そこそこのやる気があれば採用し、教育はレジの基本だけで、あとはやりながら覚えてね、という感じだと思う。当たりの人材を引かないかぎり、こなせるわけがない。俺はハズレの人材なので、「こんな低賃金でここまでのやる気と仕事を要求されたくねえな」という感じでダラダラやる。声かけなんて、たまにしかやらない。だって、声かけて面倒な顔されたら嫌だし、俺の心はそんな強くないし。悪いことはしない代わりに積極的に参加もしないというのがポリシー。それでもやっぱり基本的に仕事が多いのでイライラしっぱなし。このバイトはだいたい短期でやめる、急に辞める、バックれるパターンが多いが、当然だと思うよ。こういう俺レベルのハズレ店員はけっこう多い。一見真面目だけど、積極的に店に貢献するわけじゃないから、リピーターを増やしたり、売り上げや収益を増やすということ、つまり店のポテンシャルを生かすことができない。店は成長しない。
成長しないだけなら大きな問題じゃないんだ。ここに加えて、俺たちを凌駕するクズが採用されることがある。客に挨拶もできない、客がいるのにしゃべりまくる、店のものを食う、未成年に酒タバコを売る(ちなみにバレると警察呼ばれて指導が入り、下手すりゃ店がオーナーの手から離れ、本部に取り上げられる。オソロシイ)、客と喧嘩する。確実に客は離れていく。離れた客を取り戻すのは難しい。何年もかかると思う。そんなことしてる間に店は赤字に転落、頑張ってはいるけど、もうおしまい。そういう流れがある。
改善策は、ちゃんとした面接と、ちゃんとした教育と、徹底した監視。でもよっぽど人件費に余裕があるんじゃないかぎり、店長もオーナーも自分の店に出ずっぱりだから、そんなことする余裕もないわけだ。店が負け始めたらとことん負けるしかないのが、店員リスクの恐ろしいところ。
コンビニを開業しようと思ってる人は、ここも気をつけて欲しい。自分の裁量だけでは改善が難しい問題があるということを念頭において、バイトの採用には慎重になって欲しいし、バイトの質を上げたいなら、多くの人を集められるように時給を上げ、問題を起こしたらすぐクビにできるようにすべきだ。俺の給料上げてくれ。そしたらがんばるよ!
おわり
618 名前:ソーゾー君 投稿日: 2013/07/03(水) 22:15:46 ID:YBueH0YE
博打=運用=競馬をして勝つ=儲けて成り立つ年金制度ってなんだよ?
国債発行=国民に借金して金融経済に突っ込んで年金の積立金を突っ込んで運用益が出た?
お前等馬鹿だろ?
国債発行=国民に借金して数百兆ぶちこんで株価を無理矢理上げる土台を作って
年金の積立金をぶちこんで利益が1兆?2兆?寝言は寝て言えよ・・
国債発行=国民に借金して金融経済にばら蒔いた金は何処に行ったんだ?
本当に低レベルだな・・
100兆-2兆=?←解る?2兆の黒字?大赤字だよアホ・・
小泉政権からずーっと国債発行=国民に借金して数百兆ほど金融経済に垂れ流して2兆回収ですか・・
パチンコ行って十万ぶちこんで一回大当たりして狂喜乱舞か?
大赤字だよアホ・・
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1341399267/l50
1年目…大赤字
2年目…㌧㌧ぐらい
3年目…さあどうなる?いい加減少し楽になりたい。だけどまだ人を雇えず、俺が寝たら終わりな状況が続く。
それはあなたの住所、あなたの生活スタイル、あなたの収入の場合に、徒歩と公共交通機関が最適解というだけです。
公共交通機関が最適解ならば、ローカル線が廃線になったりしないはずです。
当然ですけど、ある程度以上の乗車率じゃないと、鉄道もバスも赤字です。
Suicaの利用履歴を分析したものを商用利用するって話について、賛否両論になっているけど、私はこれは非難して当然の話だと思う。
その理由は、プライバシーとかではなく、これが集中と選択のために利用されるという点そのものだ。結論から言うと、公式なビッグデータの提供は、特定箇所での過剰競争と、利用者全体でみたときの生活の質の低下を招く。
もちろん、企業の利益を最大化するために集中と選択が重要だというのは間違っていない。だが、いくら昨今注目されている手法を使ったところで、データによる集中対象の選定というのは、分かりきった結論の補強にしかならない(プラス、一面的で近視眼的でもある)ことが多い。
それ自体はよく知られたことだが、わざわざお金を出して買う以上、それを重視した行動をとらないと損だと考えてしまうだろう。
結果、データを購入した企業は、必要以上に人口密集地や定番商品への傾倒を深めてしまう。(しかもJRそのものからの「公式」情報なのでブレがなく、各社同じ結論を出してしまう)
そうなると集中された部分で過当競争を生み、除外した部分で不足を生む。販売されるのはSuica情報なので、地域格差に特に悪影響があるだろう。
今まで人口密集地でなくても生活に問題ない程度には便利だったところが、提供サービスの減少によって困難を覚えることの多い場所になり、逆に密集地では過剰なまでのサービスの提供が行われるようになる。
利用者が単に消費者であるのならプラマイで大して問題ないと思うかもしれないが、利用者は少なくない割合で勤労者でもあるので、その場合は「公式」情報による「最新で最高の」見込み売り上げに基づく販売目標、を達成すべく重点市場をターゲットに労働することになる。
しかし、同じデータをもとに参入した競合が多数いる状況なので、当然目標は達成できない。畢竟、ストレスフルナ職場で勤務するという状況を強いられる。(その一方で赤字にならない程度の採算でまったりやっていた職場というものは姿を消すことになる)
勤労者にとってはただ迷惑な話だし、企業にとってみたって、結局ビッグデータなんていうのは、競合を出し抜かないと価値はないのだ。
では、せっかく蓄積されつつある電子データなのに秘匿しておくべきなのか、というとそれも違う。
競争と隔絶した単一者、公共セクターの活動を評価・改善するために積極利用するべきものだろう。
公共施設の料金支払いをSuicaでできるようにしたり免許証見せるようなときに任意で一緒に押してもらったりして、交通網との関連を調べたり、新規に計画を立てるときの効果予測のために活用すべきだ。
(若干バイアスがかかってしまうのが問題ではあるが、現在の公共事業の利用予測はこれ以下がないぐらいずさんなので悪化はしないだろう。)
だけどこういう系は図書館ではやらない方がいいような気がする。なんとなくだけどそう思う。
映画「奇跡のリンゴ」が好評のようです。私も見てきました。感動しました。
いっぽう、はてなのニセ科学批判クラスタ界隈では、この映画を見ずに「奇跡のリンゴ」のモデルになった農法を批判するのが流行っているようです。追従礼賛ブクマもたくさんついています。
http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130609/1370789361
http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130612/1371052702
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130619/1371611793
これらは映画に対する評ではないのですが封切りに合わせたエントリーですから、映画を観てきた身として、これらの評を読んで???となってしまうところを指摘しておくのも悪くないかと思います。
まず、映画は何も農法を学ぶために観るものではありません。「奇跡のリンゴ」でいえば、阿部サダヲ、菅野美穂、山崎努、音楽:久石譲といった顔ぶれで観にいく人も多いでしょう。またもちろん、作品に100%のめり込めなくても観にいきますし、感動もできます。この映画はそういう映画です。「海上自衛隊全面協力!」という宣伝文句にあまり良い感情を持てない人間でも「灰原哀が出てるなら」で映画館に足を運ぶことはあるでしょう。
「感動している人間は思考力が落ちて大事なことを色々と見落とし、判断を誤るからです」とわざわざ赤字強調で書いている人もいますが、感動したからといってそうならない人間のほうが圧倒的多数です。アクション映画で感動した人がみな現実と混同するかといえばそんなことはありません。
「実話と銘打ってるから危険」――は? 映画「大脱走」は実話に基づいており、観た人は《多少は》本当はどうであったか気にするかもしれませんが、本格的に調べようとはまずしないでしょう。「実話に基づく」は基本的には映画を楽しむ際の参考として機能するだけです。また、シネコンだと関連書籍置いて売る、ということもあまりないかと思います。もちろん本屋では積んでありますが、映画見て出たところに本があるのとでは影響はかなり違うでしょう。
さて、映画「奇跡のリンゴ」についてはYahoo!映画の次のようなユーザーレビューが参考になるかと思います(固定URL表示できないので、投稿時間で示します):
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id344360/
2013/06/15 01:25:41
とは言え、僕自身鑑賞前は
突っ込んだ内容を想像していましたがさにあらず。
と簡単に思わせないところがよかった。農薬を使っている農家の方を
悪者に仕立て上げたら嫌だなとも思って見ていたのですが
この映画では、既存の農薬を使った農法を批判する箇所はほとんど全くと言っていいほどありません。まわりの農民、池内博之、笹野高史、ベンガルらも実はいい人です。
冒頭のナレーションでは
とあって、菅野美穂が農薬で苦しんでいる場面へと繋がります。しかし、このナレーション、言い換えると、農薬を使って作ったリンゴでも食べるのは安全、ということです(1980年代前半までだとこう言い切ってしまうのは言い過ぎではないか、という気もしますが)。
同様に、無農薬リンゴの利点について何か語られる、ということもありません――さいごの「おいしい」という以外には。
はっきりいって、この映画、主人公がなぜそこまで無農薬に固執するのか、という点では弱いと思います。ここまできたからにはもう止められない、というような言葉が何度となく語られますが、それは本人たちの事情です。
これらの点は製作側が、木村農法に対する批判をある程度知った上でつくったからではないか、と私は推測しました。今後、もし木村農法を批判するのであれば、映画のこういう姿勢を知っておかないとズレたものになります――というか上の批判はその典型。
言葉をかけなかった木だけ実らなかったというくだりは本人の書籍にもあるそうですが、映画でこういう「奇跡」だけいくつか押し出して「科学的説明」はほとんど付けないというのもダブル・ミーニングで、双方に配慮してるからだと思います。
映画全体でも、雄大な岩木山、リンゴの花の可憐さ、などの風景や原田美枝子、伊武雅刀らも含む家族愛、隣人愛が一番印象に残りました。人によってかなり違いはあるでしょうが、「無農薬のすばらしさ!」がまず刻印される人はそんなにいないと思います。(もちろん、そういう人もいるでしょう。ただ、映画館でみた客層でいうと、最初からそう思っている人が自らの信念を確認するケースの方が遥かに多そうです。)
ということで、映画を見ずに批評したり、それに追従ブクマを付けたりする人がおそらく想像してないことを述べておきます。
この映画見て、「無農薬」という言葉にそれほど影響されずに単純に、津軽りんごいいなぁ、食べたくなったなぁ、という私みたいな人はけっこう存在するのではないでしょうか。つまり、この映画が大ヒットすることで、木村氏だけでなく、(おこぼれとも言えますが)他のりんご農家にとってもプラスに働く可能性もそれなりにありそうです。―――もしそういうことになれば、それは既存の農法に対する批判を抑え、まわりの農家も良い人として描いたスタッフの心遣いのたまものでしょう。
最後は私からのお願いです。「農薬は安全」という人は、中国等の農薬やTPPについても必ず触れていただけないでしょうか?
良い映画でした。
わかっている人には今さらなことなんだろうけど。
AWSを最近調べていて、すげーなーと感心するのだけど、これって、かつてIBMが作った「PC」の21世紀版になるのだろうか。
ご存じのようにIBMは80年代にパソコン事業を手掛けて、その際に独禁法などの絡みで仕様を公開する。そのために周辺機器文化が生まれるが、その仕様に合わせた互換機ブームが起き、これに乗じてMSやIntelが躍進、動きの遅かったIBMは、コンパックなどの新興事業者に出し抜かれ、一転大赤字を生む。ここで作られた標準は今のパソコンの原型となって今に続き、世界中に普及することになりましたとさ。
もしかすると、AWSもこれと同じように、「クラウド」という分野でのデファクトになって、Amazonが作った仕様が後々までコンピュータの標準として利用されていくのではないかな、と。実際に、AmazonのAPIに合わせて他社がクラウド事業を行っている。IBMと違うのは、Amazonがスピードを失うことなくサービスの開発や料金の改定を行い、他社が追いつけない速さで成長しているというところか。もしくは、Intel CPUなどの必須のパーツがなく、「庇を貸して母屋を取られる」みたいなことが起きにくいところとか。
スマホ、タブレットがメインのデバイスになり、ネットワーク指向のソフトウェア開発が必須となる現在、クラウドで開発を行うことが標準となっており、ますますインフラからアプリケーションまでインターネット上に置くことが普通になっていく。ここで、Amazonは、かつてのIBMのように、始祖としての立場をとることができるようになるのだろうか。
「このスケジュールが守れないと年間数億円の損失が」
とかあって大変なんだけど、損失がでても、お客さんが契約解除しても、それで直ちには困らないんだな。
大きな会社なんです。
逆にスケジュール守ったら良いことあるのか?と聞かれると、まあ、そんなにないなあ。
会社内部の雰囲気で「このスケジュールと言わざるを得ない」と偉い人が決めた無理なスケジュールだし。
お客さんの契約解除を回避したとしても、そのお客さんに特殊な要件を聞きすぎて赤字増やしてる気もするし。
渦中に入ると「これができなかったら大変なことになる!」とプレッシャーが掛かったりするけど、そしてそれはまあ、それなり大変なことにはなるんだろうけど、それでも所詮は仕事だな。
合理的に考えることが出来る人は反原発という結論には到達しない。
207 ソーゾー君 [] 2013/05/25(土) 21:50:51 ID:PrWQvlTs Be:
>>206
>これが解らない。不況以外の件で、これまで問題は起きていないだろうに。
小泉安倍構造改革以降、自殺者年が毎年約三万人で今年はやっと三万人以下になった・・
失業者は増加の一途で可処分所得は減り続け、生活保障は約二百万人・・
結果、年金、健保未納者増加で年金、健保破綻・・失業者増加で失業保険の財政も赤字。
安倍一次政権の「所得税減税して交付金減らしますwだから地方は地方で財政再建やれよ?」政策で
これ等のことが大した問題じゃないならお前の屁理屈は成り立つかもな・・
通貨発行権=金融政策=経済政策=社会保障政策=税制←全て直結してるぜ?
「不景気だが社会保障は充実し国民の生活は豊かです」←こんな不思議な事が起きると言うのかね?
>>150-190の流れは必見で抱腹絶倒間違いなしw
MVP確定だわなw
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1365862741/l50