「ペアプログラミング」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ペアプログラミングとは

2018-07-05

保守速報管理人さん

事の始まりは6/11消印もなければ料金後納でもない封書が自宅マンションポストに入っていた。

曰く、「貴殿ヘイトスピーチサイトを即座に停止し最寄りの警察署に出頭せよ」とのこと。

示されたサイトURLは、あの悪名高い保守速報だった。

一目見て変だなと思うと同時に、厄介なことに巻き込まれていることを自覚した。

心当たりはある。

私は、自分で言うのも説得力がないが、至って清貧Web屋だった。

全ては独学で、どこの会社に勤めるでもなく、デザイナーコーダープログラマエンジニア出世魚のごとくキャリアを積んできた。

無料ブログサービス使用するブログパーツやテンプレート制作手打ちされたHTMLが無数に存在するサイトCMS移行。フルスクラッチで何万行というコードで書かれた複雑怪奇商品比較サイトブラウザベース動作する業務システム他諸々。

フルスタックという名の器用貧乏で、Webに関連することなら一通りのことはやったと思う。

ペアプログラミングのペの字も知らず一人で突き進み、次第に大量のサイト群をメンテしきれなくなり、新規開発との並行によるデスマーチ日常となった。

下手な自営業典型だったことも災いし、往々にして工数賃金釣りわず相見積もりからの値切りは日常茶飯事だった)、プライベート犠牲にしてまで働く虚しさに日々磨り減っていった。

やがて完全に心を病み後遺症は残らなかったが脳の病気(おそらくは過労が原因だろう)で倒れたことを機に一線から引退した。

鬱の治療をしつつ、近頃はコンサル的な業務か、リアルで付き合いのあるごく一部のクライアントからの受注に絞った。

数年前、インフラエンジニアの知人経由でサーバ関係相談を受けたことがあった。

その際、「一日〇〇万PV級の某有名CMSで動くサイトの負荷対策」として諸々をレクチャーした。無論、例のサイトとは知らずだ。

依頼についての請求書を出した時、こちらの住所を記載していた。(向こうは個人名ではなく見知らぬ会社名だった)

継続して相談を受けるうち、サーバ上で運用されているサイト名を知って手を引いた。

個人情報が漏れたのであればそこからしか考えられず、しかし何故今なのか不思議だった。

例のサイトについて調べるうち、#ネトウヨサイト裸祭りを知った。

最初投函されたその『警告』にも、アフィ広告剥がし運動が行われていることは記載されていた。

さすがに張本人からの物とは思えないが、共感を覚えた誰かしらのうち私の住所を知っている者が(あるいは請求書で住所を知った管理人インフラエンジニアの知人など、私に極めて近い何者かが)リークしたのだろうと思った。

しか相手が何者かも分からなければ、私にはサーバサイトを停止する権限もなく、仮に出頭したところで頭の病気を疑われるだろう。

そのため、内心怯えつつも無視し続けるしかなかった。(後ろめたいところはないが)個人的に警察沙汰は嫌だという気持ちもあり、被害届も出さなかった。

そのうち例のサイトの広告が全滅したというBuzzFeedのニュースを目にして、ようやく安心した。

「ああこれで顔も知らない手紙相手も溜飲を下げることが出来ただろう」「皆も例のサイトへの関心が薄れるだろう」

「ほぼ無関係な私も標的からは外れるだろう」、そんなふうに楽観していた。

そして昨朝になって、前回と同じような差出人不明封書が届いた。

曰く、「サーバ管理人である貴殿らを近々メディア(文春やハフポ、BuzzFeed等)に告発する。個人情報を匿名掲示板及びWiki上で公開する。

サイト管理人〇〇〇(調べれば出てくるが一応個人名なので伏せる)共々罪を償わせる手筈は整った。これは最後通牒である」とのこと。

嫌な予感が当たった。

例のサイトさくらインターネットとバリュードメインの利用規約に違反しているという記事をつい先日読んでいた。

はてブでもそれなりに話題になっていたので、他人事ではなくなっていた私は正直戦々恐々としていた。

ただし、「さくらインターネットや(バリュードメイン親会社の)GMOが今回の件で一方的契約解除などの対処果たして行うだろうか?」という感覚でいた。

広告の件はまだしも、ホスティングサーバ提供するさくら社が動いたとしても、ドメインもといレジストラであるGMOが「(主に第三者による)クレーム」で動くというのは少し考えづらかった。

例のサイトが最高裁に上告したことも知っていたため、仮に契約が停止されるとしてもその段階ではないかという気がしていた。

一方で、私に手紙を送ってきた者は「最初からサイトの停止を目的としていたのではないか?」と思えてきた。

漫画村問題以降、悪質サイト広告剥がしによる兵糧攻め効果的という話が周知の事実となっていたこともあり、広告剥がし運動はその延長にある気がしていた。

けれど、根本的にサイトを潰したいのであれば、捨て身覚悟サイトのもの当事者攻撃を行うのが最も有効だろう。

ちょうど今朝だったかグリーンピースがフランスの原発にドローンをぶつけたというニュースを読んで、なんとなく悟った。

これは「保守速報サーバ管理人である(と誤解されてしまった)私へのテロルである、と。

しかしたら、「本当のサーバ管理人」も同じような手紙を受け取っているかもしれない。

なぜなら手紙には「貴殿ら」と複数形で書かれていたためだ。それに関してはお気の毒だなと感じる一方で、ざまあないねという気分だ。

あくま私見を述べると、現在裁判所係争中のヘイトスピーチに係る問題について、私は例のサイト管理人の肩を持つつもりは一切ないし、法のもとで公平に裁かれることを期待している。

ただ、この一ヶ月弱、ある種の当事者として騒動を見守っていて、やはり「行き過ぎではないか」と感じた。

ネット上で起きた問題であっても、司法のもとで裁かれるべきであって、私刑によって晴らされるべきではないという気持ちがある。

さくらインターネットGMOへの申告は「被害を受けた当事者たち」が行えばよいのであって、それを承知の上で「押すなよ、絶対押すなよ」と言わんばかりの記事拡散して「第三者であり不特定多数善意」を期待するやり方は正直に言って寒気がした。

例のサイトの肩を持つつもりはないと言いつつも、実害を受けている立場上どうしても公平性を欠く見方をしている自覚はある。

元々オタクであり、事ある毎に表現規制絡みのセンシティブ話題を目にしてきたことで、常日頃から肩身の狭さを感じる身ゆえに中立とは呼べない「寛容さ」を持ってしまった可能性もあるだろう。

それでも、第三者を巻き込んだ運動や行動(手紙の件は私には脅迫しか思えなかったが)によって社会が良くなるのならば、という思想は反面で危険はらんでいるように感じる。

他人から何かを剥奪する時、それがたとえ社会的に真っ当な仕打ちと思える処分でも、本来その権限を持たぬ者たちによって軽重が左右されることには本能的な恐怖がある。

なんの利害関係もない、「純粋義憤による裁き」は、その正当性担保されなくなった瞬間に理不尽いじめの構図と変わらなくなる。

ならば「誤っていたと認めなければよい」という方向に流れて、一度始めると引っ込みが付かなくなり、時に際限なく激化する辺りもよく似ている。

いじめられる方にも責任がある」という言い分も心情としては理解できる。かと言って、少なくとも私が受けたそれらは、あくま私自身の範疇で「当然の報い」として飲み込める程度のものではなかった。

第一、私を告発しても(例のサイトへの攻撃としては)まったく意味がないのだから尚更だ。多少の犠牲もやむを得ないということならもう知らないが。

私が今後どのような処遇を受けるか考えたくもないが、社会的な死に陥る可能性は五分五分だろうと思う。

「少しでも関わった時点で同罪」「被害者面すんな氏ね」「増田の住所を特定して晒し上げにしろ」とブクマ罵詈雑言を浴びる可能性を覚悟した上で、それでも今回は書くことにした。

なぜなら、私は手紙に対して直接返事を書くことが出来ないからだ。

せめて差出人がこのエントリを読んで、もしも人違いであると気付いたのならば、文字通り命乞いで情けないが思い留まってほしい。

断っておくが、お先が真っ暗だからと言って、私は低能先生のように自棄になって破滅的な行動を起こす気力がない。

それ以前に、今回のことがなくとも、もうボロボロに病んでいる。義憤に駆られたり誰かに恨みを持つのはそれだけで体力を使う。そういう持ち合わせはもうない。

から、ある日朝起きて、ネットの海に漂う自分の住所を目にした時には、全てを諦めようと思う。

それは明日かもしれないし、幸運にも一生やって来ないのかもしれない。

何事もなかったところで、怯えて日々を暮らすうち、悲観に飲まれて気の迷いを起こすのも人間だと知っている。

たとえ私がいなくなったところで、この国ではよくある、珍しくもなんともない瑣末事として処理されるだろう。

これが遺書にならず、怪文書ポエムの類いとして笑い話になれば幸いだが、念には念をというやつだ。最後はこの言葉で〆ようと思う。

グッド・バイ

2018-05-14

シリコンバレーの男女

ペアプログラミングデートだったんだな。

なんのことか、分からなかったギャグ画像twitterで流れてきた。

2017-09-11

まずは自分がプログラマーになってみよう!

山本五十六名言「やってみせ」

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

まずは、あなた自身プログラマーになって、見本を見せることが第1歩です。

プログラマーに向いている性格

その後受託系の会社就職できたのだけど、人間関係がうまくいかなかったようで数ヶ月で辞めた。

鬱病気味になったみたい...。

どうやら、プログラミングという仕事の特徴について、あなた理解していないようですね?

 

プログラミングの特徴は、「コンピューター相手なので、嘘やハッタリが一切通用しない」ということです。

人間相手なら、適当に指示を出したり、いい加減な対応でも何とかなるけど、コンピューター相手だと1mmも融通が利きません。

 

従って、プログラマーに向いている性格は、

  1. 嘘をつかない
  2. 几帳面
  3. パズルを解くのが好き

という3点が必要です。

 

警察職務質問されて有名になった江添亮さんのブログ等を読んで、この方のようにネチネチと論理をこねくり回すのが好きなら、プログラマーに向いています

(例)本の虫: 麻布十番職務質問を受けた話 https://cpplover.blogspot.jp/2017/08/blog-post.html

関数型プログラミング

プログラムというのは、小さな部品を組み合わせて、大きなシステムが作られています

さな部品パズルピースに相当して、大きなシステムパズルの完成品です。

まり、大きな問題を小さな問題に分解して、1つずつ順番に問題をつぶして行く姿勢必要です。

 

プログラミングパラダイム(考え方)には、

  1. 命令
    1. 手続き型(Java等)
  2. 宣言
    1. 問合せ型(SQL等)
    2. 関数型(Haskell等)
    3. 論理型(Prolog等)

があります

 

命令型のプログラミング言語しか使えない人がプログラマーになると、テスト地獄に陥って、結果的鬱病発症やすくなるだろうと危惧しています

上述のように、パズルピースを組み合わせてプログラムを作るには、「関数型」の作法を身に付けておくと良いでしょう。

Haskell

関数型プログラミング習得するために、今なら「Haskell」または「OCaml」というプログラミング言語お勧めします。

HaskellOCamlは、良い参考書がたくさんあるので、本屋に行って実物を確かめてください。

 

Haskellを学んでみて、パズルピースを組み合わせる感覚理解できたら、あなたテスト地獄に苦しめられないプログラマーになれるでしょう。

もしも、Haskell理解できないようだったら、残念ですがプログラマーには向いていないかもしれません。

例外的に、あなたマゾで、テスト地獄残業徹夜楽しいと思える性格なら、Haskell理解できなくても大丈夫かもしれません。)

 

Haskellの教材(英語)を紹介するので、参考までに読んでみてください。

http://learnyouahaskell.com/chapters

(このサイトの内容は、日本語書籍「すごいHaskellのしく学ぼう!」として出版されています。)

 

Haskellは、順番に学べば必ず理解できるようになっています

もしも、Haskell習得できなければ、大きな問題を小さな問題に分解して解決していく作業には不向きな性格かもしれないので、他の仕事検討してはいかがでしょうか?

人生は一度きり。時間無駄にならないようにお気を付けください。)

 

あなたと友人が、無事Haskell習得して、テスト地獄を乗り超えるスーパーハッカーになり、日本IT産業を牽引されることに期待いたします。

 

(追記)

まずは、自分が作りたいアプリサービスを作ってみよう。

自分が作りたいプログラムすら作れない人が、他人希望するプログラムを作るなんてできっこいからねw

プログラマーが楽で簡単仕事だと思ったら大間違いですよ?)

 

(追記 その2)

関数型プログラミングマスターしておけば、OOPでも役に立つよ。(現実には、関数型もOOP必要に応じて投入するし)

iOS→「プロトコル指向プログラミング」「RxSwift」、Android→「RxJava」辺りのキーワードでググってみて。

別に皮肉とか宗教戦争で煽ってるわけじゃなくて、自分も苦労して辿りついた口だから、今から始める人には遠回りして、余計な苦労を味わって欲しくない。

 

(追記 その3)

他の人が書いてたけど、1人でプログラミングするんじゃなくて、2人(ペアプログラミング)や3人以上(モブプログラミングから始めたら良いかも。

Googleの「プロジェクトアリストテレス」で、仕事生産性改善するには「心理的安全性」が重要と分かり、プログラミング仕事もやり方が変わって来ています

ソニックガーデン倉貫さんの働き方が参考になると思います

https://kuranuki.sonicgarden.jp/2017/01/psychological-safety.html

 

(追記 その4)

記事が消えていたのでバックアップしておきます。(この投稿だけ読むと意味が分からなくなるため)

https://anond.hatelabo.jp/20170910205249

2017-09-10

■知り合いをプログラマにさせたいんだけど知恵を貸してくれ

プログラマって育休からの復帰しやすいだろうし、アルバイトよりは待遇いいし、勤怠ゆるいし、労力の割に楽ちんだと思うんだよね。

接客バイトで消耗するくらいなら、プログラマになればいいと思っているのだが、その知り合いは自身のことをプログラミングを不向きと評価しているらしい。私は、プログラミングに限らず物事時間をかければ習熟していくものだと思っているので、不向きではないと思うんだ。不向きというのは物理的に制限のある時だと思う。

その知り合いについて。

Vimはぎこちないけど使える。日常的にmacOSを使っていてターミナル操作はできている。cd, ls あたりは理解している。

趣味を含めてアプリケーションを完成させた経験はないが、ifやfor文などの基本構文は理解している。数年前にプログラミングスクールのようなところに半年間通っていた。その後受託系の会社就職できたのだけど、人間関係がうまくいかなかったようで数ヶ月で辞めた。鬱病気味になったみたい...。

何か成功体験があれば自然とのめり込んでと思うんだけどなかなかスイッチが入っていないみたい。

こちら側からは、プログラマーになれば?と直接は伝えてはなくて、素人でもプログラミングできましたみたいなネット記事シェアーしているくらい。(心理的リアクタンス避け)

知恵を貸して欲しい。

2017-09-07

https://anond.hatelabo.jp/20170907173517

・定期的にミーティングを行う。

作業内容を分割して、一定ポイントを過ぎた時点でレビューを行う

ペアプログラミング形式で一緒に作業を行う

メールなどで定期的に進捗を報告させる

・飲みュニケーション

2016-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20160205220820

SIで飯食って20年近くになるけど、これ案外当たってると思うわ

ペアプログラミングをやってるところは技術レベルがしっかりしてるのと、あと組織としての団結力みたいなものもある

技術屋さんとしてとてもやりやす

残念ながらうちの会社はやってない方の部類

個人としてはやってる人もいるけど組織としてはない、現場では圧倒的にない方が多い

2016-02-05

若いプログラマ会社選び

最初から天才の人は別にして、未経験者や初心者プログラマになる場合

会社選びの最優先事項は「ペアプログラミングをやっているか」になる。

そんな会社ほとんどないかも知れないが、探す価値はある。

今までに何社か在籍していたが、まともなプログラムをかける人間は本当に少ない。

1年ぐらいコピペ仕事をして、仕事覚えた気分の偽プログラマばかり目にする。

技術がない人間ほど、仕事ぶりを見られるのを嫌がる。

また、ペアプログラミングプロジェクト管理が多少難しくなるので、

管理能力のない会社も嫌がる。

ソフト会社選びのふるいとして勧めたい。

2014-08-16

職場上司ハイタッチをしてしまった。相手は一回り上のPM

そんなことが許される今の雰囲気が、とても楽しい

PMの口癖はフィジビリティ調査だ。

フィジビリティ調査とは、システムの実現可能性を調べることを指すけれど、

PMは、多分プロトタイプ開発によるCIを狙ってるのだと思う。

典型的なウォータフォール開発がメインの業務プロセスにあって、

フィジビリティ調査という名目ドキュメントの山を飛ばして、

とりあえず何でも先に現物を作ってしまうことで、

使用感や見た目等の非機能要求を洗い出しながら、

80%→120%への細かい微調整とレベルアップを可能にする。

設計書の山に、エクセルスクショ貼付けも健在ではあるけれど、

現物があるので、机上でデバッグを繰り返すよりよほど楽だし、そんなに辛くはない。

最も、表立って工数は積めないから"調査"の範囲である程度動くものを求められるわけで、

プロトタイプを開発している間は時間に追われること必死だ。

異常系の処理に全てTODOを書き込んで、ワンパスを通すことに腐心する。

メソッド名は悩んでいる暇はないからほとんど直感だ。

本来プログラム行程はリファクタリング機能の呼び出しとコメントの追加が

主な作業だけど、致命的な欠点が見つかってロジックをごっそり変えたことはないから

火事場の馬鹿知恵は、便器の上でうなり続ける時間匹敵するのだろう。

先日、朝の進捗の打ち合わせでお客様から出た業務アプリの改修案件について、

いつものように、とりあえず調べてみようよということになった。

システムテストまで含めて2.5人月かかるよと試算は出ていたが

俺とお前なら1週間かからないんじゃねえのとPMはこっそりうそぶく。

席に戻ったら、割り込み申し訳ないけど、と他のメンバーに謝って

該当機能調査PMと二人取りかかった。

今日のお題は、QRコードを取得している箇所でバーコードも使えないかという相談だ。

調査に取りかかる前に雑談をするのが最近の流れだ。

QRコードを開発したのは日本人だよと、トリビアから始まった会話の中で、

そういえば、と過去に行ったシステムテストで見つかったインシデントを話す。

バーコードを読んでいる箇所でふざけてQRコードを読み込んだら

通ってしまったので慌ててバリデーションチェックに追加したんですよと。

もしかしてバーコード関係API(GoogleのZxingをラップしたもの。他社開発)って

まりその辺を意識しなくていい?あ、やっぱりそうだ。今日中に終わるかもねみたいな流れから

Bluetooth機能のIF追加などやらなければ行けないことが決まって大雑把に機能分担して

コーディングに入った。

コーディングペアプログラミングだ。

Dドライブ下に同じドメイン配下の共有フォルダを置いてやり取りをする。

ここどうすればいい?みたいな質問をお互いのモニタを見ながら2,3回やって

残りの時間は黙々とコーディングをした。昼を挟んで小一時間

ほぼ同時に作業が終わったので、二人で個別に組んだコードマージする。

ビルドエラーもなく、すぐに終わった。アプリを立ち上げた後、

テスト用のバーコードQRコードはお互いに用意してくれているだろうと無言の目線を交わす一幕も。

バーコードスキャナを翳すと一発で読み込んでしまった。

上司が両手を上げる。普段空気が読めない自分が、何故かこの時は自然に手が出た。

普段表情が硬いメンバー女性クスクス笑っていたのでよほどテンションが上がっていたのだろう。

結果として、3週間PG時間を取るはずが、半日からずに終わってしまった。

別の作業に戻った後も、やり遂げたという高揚感にその日はずっと酔っていた。

今月末で上司プロジェクトを離任する。

上司はいつも笑っていて、仕事を楽しくさせることに努力を惜しまない人だ。

同じ会社だし、お会いする機会、仕事をする機会もまだまだあるのだろうが、

その時は今の距離感は許されないだろう。

短期で人が入れ替わり立ち替わりが当たり前の職場

自分はどこか人間関係も段々ドライに捉えるようになっていたから、

今はただこの寂しさに慣れない。

2013-09-23

ソフトウェア作りの仕事を楽しむ方法

私は、ずっと IT 技術者として飯を食ってきたが、仕事楽しいと思うことがあまりなかった。その原因について考えてみる。

私は、中学生ときプログラミングを始めた。いまは40代なので、だいたい30年前からプログラムを書いていることになる。ただ、中学時代の私は、とんでもない「ぼっち」でプログラミング話で盛り上がれる友達がいなかった。しかも、書いていたプログラムも、開発ツールというマニアックもので、ゲームとか楽しげなものに関心があまりなかった。プログラミングをすることは、ある種の修行のようなもので、決して楽しいことではなかったし、またそれは自分にとっては社会的孤立象徴であった。

社会人になった後、ひょんなきっかけで、IT業界に足を踏み入れ、気がついたら職業プログラマになっていた。才能があるのかどうかは不明だが、子供の頃からプログラムを書いてきた私は、まちがいなくデジタルネイティブであるとは言える。まあ、とにかく、コードを書くことを覚えるのに時間はかからなかった。

ただ、私はどうにもチームで仕事をするのが苦手だった。IT仕事は、調整が多い。仕様変更日常茶飯事だ。厳しい納期の下、ソースコードに変更を次々と加えるのはリスキー行為で、関係者に深い信頼関係がないと、人間関係がギクシャクする。

私は、プログラムを書き始めた時、ぼっちであったので、「プログラミング=独りの作業」という思い込みがあったのかもしれない。それがゆえか、ソフトウェア設計等に関して、他のプログラマと調整したり妥協したりすることが非常に難しかった。自分がいちばんうまくやれる、という思い上がりもあった気がする。そういうわけで、人間関係が険悪になることが非常に多かった。

最近のいくつかのプロジェクトで、喧嘩別れに近い体験をいくつかしたために、プログラミング仕事をすることにトラウマに近い思いを抱くようになってしまった。

しばらく仕事を離れて休んでみて、いま思うのは、もうちょっと自分が柔軟になれないだろうか、ということだ。答えは決して一つではないはずだ。もう少し、他者の意見を尊重できる人間になりたい。そしてプログラミング仕事もっと楽しめるようになりたい。

プログラミングは、人間コンピュータの間を取り持つ作業で、コンピュータのもつ潜在能力をこの現実社会で開花させるという重要仕事である。時には、コード社会を変えることもある。そういう意味やりがいがあって然るべき仕事だとは思うんだよね。いまの私の課題は、この仕事ストレスをあまり感じずに楽しむことだ。

いったいどうしたらいいんだろうね。ペアプログラミングでもやってみるといいのだろうか?

2008-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20081231222635

知り合いの職場の話。

  1. プログラマテストを書く。どうせ仕様が変更されるだろうと信じている。
  2. プログラマコードを書く。どうせバグ入りだろうなと信じている。
  3. ペアプログラミングの相手が横でチェックする。どうせバグを見逃してるだろうなと信じている。
  4. プログラムレビューをする。どうせ仕様が変更されるだろうと信じている。
  5. SVNプログラムコミットする。システムは何も信用しないので、自動的にビルドテストを行い結果をメールする。
  6. メールの結果を上司が見る。どうせ納期は守られないと信じている。報告書を書く。
  7. 案の定仕様変更が入る。1.に戻ってテストを修正したりテストを追加したりする。
  8. いろいろあって完成するが、結局QAでバグが見つかる。QAは誰も信用しないのでバグバグトラックにしか入れない。
  9. バグトラックバグを見ながら、テストを書く。テストが通るようになるまで修正する。
  10. ちょっと変えただけなのにいろんなところのテストエラーを返す。この辺でプログラマが体を壊す。
  11. テストが通るようになる。QAでまたバグが見つかる。この辺で上司が体を壊す。
  12. 何とか完成する。仕様書はすべてテストに盛り込まれていて、テストにできない曖昧仕様だけ上司が相手に説明に行く。
  13. 満身創痍になるが、全員何とか乗り切る。3日ぐらい放心して、1に戻る。

2008-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20080106144936

コーディングでもそうだけど、

この10ヶ条に

「できるだけ多くの人を初期段階から巻き込む」

というような項目が欲しいな。

ペアプログラミングとか、コードレビューもそうだけど、

最初の段階でやり方をそろえないと業をなすのは難しい。

ことわざに直すとなんだろう・・・

人はパンのみにて生きるにあらず

とか?

2007-09-10

ペアプログラミングがやりたい

僕は組み込みシステムエンジニアなのだけど、自分の業務改善作業がとても好きだ。

キーボードを自腹で買い換えたり、メモリを自腹で増設したり、いろんなツール導入したり、GTD導入したり、職場wiki導入してみたり、デュアルディスプレイを自腹で構築したり、仕様書ソースコードPerlRubyで出力して同時出力したりなど色々業務環境改善してきた。

自分の開発環境をより開発しやすく、自分の開発工程をより完成度を高くしていく作業はとても楽しい。そういう記事を読むのもかなり好きだ。

でもずっと前からやりたいけどやれないことがある。それはペアプログラミングだ。

理由はペアプログラミングという業務改善作業には、それに賛同してくれる相手が必要で、今この職場には賛同相手は一人もいないからだ。僕の拙い説明では、「どうもペアプログラミングは悪くないらしい」ということが伝わらない。「そんなチャレンジしてる暇があれば目の前の仕事しなよ」と言われてしまう。きっと僕がペアプログラミング未経験者だからうまく説明できないというのもあると思うのだけど。

でも多分、ペアプログラミングは、「コミュニケーション不足になりがち」というIT業務の本質的な欠陥を補い得るかなり根本的な業務改善だと思う。だけど、それでも出来ない。賛同してくれる人が職場に一人もいない。だからペアプログラミングが出来ない。

仕様書レビューソースコードレビューで十分じゃないか」そう言われてしまう。十分か、十分じゃないかなんて試してみなければわからないじゃないか。

今のところ、地道に「ペアプログラミングやりたいやりたい」とことあるごとに周りに言って回る日々をすごしています。

2007-05-09

生産性を高めることのできるたった1つの方法

頭をすっきりさせるだとか、ストレスを解消だとか、タスクの優先順位だとか、Mail/IMを切るだとか、オブジェクト指向だ、ペアプログラミングだ、そんなものはどうでもいい。

できることを、すぐにやる。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん