はてなキーワード: やばいとは
「30年に及ぶ不況。そこにコロナで物価高という日本の状況ですね。これによって高齢者の5人に1人が貧困で、一人暮らし女性の4人に1人が貧困、そしてひとり親世帯の2つに1つが貧困」
日本は不況、コロナ、物価高の3重苦で、貧困が広がっているという説明だ。党首討論でも同じセリフを言っていたように思う。
日本に貧困が広がってるってマ?そんな感じはしないけど、そんなに日本やばいの?
食べるものもなくて、道端で暮らしている…貧困というとそんな生活をイメージするが、れいわ新選組の言っている貧困は相対的貧困のことだ。
相対的貧困とは「等価可処分所得の中央値の半分」に満たない人のこと。
ややこしい言葉が並んでいるが、所得の多い人、少ない人をずらーっと並べて、その真ん中が中央値だ。それの半分に満たない人のことを相対的貧困と呼ぶ。
「2021(令和3)年の貧困線(等価可処分所得の中央値の半分)は127万円」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
まあ、ざっくりいうと手取りが約130万円以下で生活をしている人のことだ。
ん?手取りが130万円以下?
よく学生のアルバイトが103万円の壁を超えないように就業調整をするというが、そんな学生アルバイトと同じくらいしか稼げてない人が実は滅茶苦茶多いの??
最低賃金で全国最安は秋田県の951円だ。手取り130万円稼ぐのに必要な額面はざっくり160万円。
では貧困にならないようにするにはどのくらい働けばいいのか計算してみよう。
たったの211日アルバイトをするだけで貧困から脱出できるということになる。年間休日154日だぜ??
ちなみに2024年9月のアルバイトの有効求人倍率は1.19倍で、仕事がないということでもない。
普通に働けば貧困にならないことがわかった。貧困なのは「働かない」か「働けない」のどちらかということになるだろう。
単身世帯の65歳以上の女性44%、男性30%が貧困だ。65歳未満と比べて圧倒的に貧困率が高い。
それはなぜかと言うと、年金だけで生活しているからだろう。年金の受給額は人によって違うが基礎年金だけだと78万円くらい、パートとかだと厚生年金も若干あって100万円くらい。
高齢者の持ち家率は80%以上だそうから、家賃もかからず、生活費と言えば食費、水道光熱費、医療費だけで、100万円以下でも暮らしてい行けるのだろう。
つまり高齢化社会になればなるほど、日本の貧困化は進んでいく。
貧困率を下げる方法は年金受給額を増やすのが最も手っ取り早い。あるいは所得の中央値を引き下げる(日本全体を不景気にしていく)のも貧困対策に有効だ。
書いていて馬鹿らしくなる。そんなことをしていったい誰が幸せになるのか。
(もし日本の貧困率を押し上げているのが高齢者なら)貧困率対策など不要だ。
確かに2021年の20-64歳までの単身世帯の貧困率は23.9%だ。
ただれいわ新選組の言うように30年の不況でコロナで物価高だから貧困率が悪化しているわけではない。
なぜなら2018年の貧困率は24.5%で、むしろ最近になって貧困率は下がっている。
とはいえ、一人暮らし女性がなぜ24%も貧困なのかはよくわからない。
ひとり親世帯の約46%が貧困だ。これは働けない子供を抱えているからだ。
子どもがいると、就労時間に制約が生じるから十分な所得を得られない。それだけでなく、世帯数が増えるから可処分所得も下がり貧困に近づくことになる。
少しややこしいが、「貧困線とは、等価可処分所得(世帯の可処分所得(収入から税金・社会 保険料等を除いたいわゆる手取り収入)を世帯人員の平方根で割って調整 した所得)の中央値の半分の額」となっている。
手取り180万円、母親と子供1人の2人暮らしの場合、180万円÷√2=約127万円が可処分所得になる。
まあ要するに子供の数が増えるほど、可処分所得は下がっていき、貧困に近づいていく。
これに関しては確かに貧困と言えるかもしれない。だが必要なのは消費税廃止や季節ごとの給付金か?
それよりも本来子どもを養うはずの父親が養育費を払わないことが問題の本質なのではないか。であれば養育費を国が立て替えて、国が父親に請求をする、などと言った根本原因の解決を図るべきなのではないか。
相対的貧困は貧困における一つの指標ではあるが、実態が見えない。たとえば
・貯金300万くらいあるので、1年だけ無職を楽しみます→貧困
・月8万しか年金もらえないけど、持ち家で食費・水道光熱費しかかからないので、月4万円で楽しく暮らしています→貧困
逆に月7000ドル(約100万円)以上稼いでいるけど、インフレが酷くて、家賃と食費で6000ドル以上かかりますみたいな海外で起きてそうなケースは相対的貧困ではないが、生活はかなり苦しいはずだ。
相対的貧困だけでは、その人の生活実態は見えてこない。ゆえにこの指標をもとに政策を決めるのは難しいと感じた。
れいわ新選組の経済対策といえば消費税廃止だ。消費税をすることで消費を促し経済を活性化させていくという論理なのだが、そんなことをしても日本の貧困率を引き下げることは難しいだろう。
なぜなら高い貧困率の原因はおそらく不況ではないからだ。高齢化社会こそ真の原因ではないか。
ただ消費税廃止は生活コストを引き下げるので、高齢者にとっては生活しやすい社会になるだろう。
というかれいわ新選組の消費税廃止、季節ごとの給付、年金底上げって全部高齢者向けの政策なんじゃ…。若者に人気の政党かと思っていたので、ここが意外でした。
※私自身はれいわ新選組の支持者でもアンチでもないです。山本太郎さんは意見交換会で直接有権者から質問を受けていて、その場で答えていて、普通にすごいと思ってます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
気が強くて、他人に負けるのが許せない女。
わたしはその女の標的になっていた。
自分で言うのもあれだがわたしはサークル内でおっとり美人枠だった。
それが彼女には目障りだったんだろう。
よく容姿に関して嫌味を言われた。
・女子だけの場で、敵を作りたくないので「メイクで色々誤魔化してるよー」と言ったら、わざわざ男性陣に「あいつはすっぴんがやばい」と言いふらされた
・たまたま言わざるを得ない状況になったので「初めて眉毛サロンに行った」と言ったら、次の日別の子から「眉毛サロンに『通ってる』って聞いたけどそうなの?」と言われた
・「(こっちをじっと見て)なんか可愛くなったね。……今度メイク教えてもらおーっと♪」とわざわざみんなの前で言う
小さいことかもしれないが、彼女の性格的に明らかに悪意で言っており、何度も続いたのでさすがにイラついていた。
でもわたしは特に何もしなかった。反論することも、周りの人に言うことも、何もなかった。
たぶん、何もしないのが一番自分の立場が守られるだろうと思ったから。
攻撃的で、顔がキツくて、そばかすを隠すために厚化粧で、他人に粘着する女と、
穏やかで、美人扱いされる容姿で、肌が真っ白で、他人を悪く言わない女。
でも、ずっとあの女のことは腹立たしくて嫌いだった。
その後卒業してわたしは大手企業に就職した。良い出会いにも恵まれて、数年目で結婚した。
一方彼女はまだ学生だった。メンタルを病み、休学しながら学生を続けていた。
その間も会わざるを得ない機会が何度かあり、身の上を根掘り葉掘り聞かれ、高身長で容姿の良い旦那のことやロマンチックなプロポーズのエピソードを羨ましがられた。
そしてやっぱり、嫌味は健在だった。
人を薄っぺらい肩書きで勝ち組だ負け組だなんて分けるのは傲慢だと思う。
でも客観的な情報を並べたときに、明らかにあの女に勝っている。
それなのに、やっぱり、あの手この手でちょっかいかけてくるあの女にまともに取り合ってしまい、腹を立てている自分がいる。
いつか、あの女に反撃したい。
あの女なんかよりずっと上なんだと周りに思ってもらいたい。
そんなことを思ってしまう。
また近いうちに顔を合わせる機会があると思う。
そのとき、どうしようか。
転職回数5回。30代後半。
今の職場というか所属先の雰囲気が辛い。心理的安全性なんてなくて、失敗したことを報告した日にはカス扱いされそうなおそれがある。黙ってても細々マイクロマネジメントされるのは目に見えているから、もはや最低限のことしかやりたくない。それでも空元気でいられるのは、会社とプロダクトとその思想自体には共感するし、好きだと言えるからだ。他の部署の人とも交流するようになって、よくなった。
が、所属先が分社化予定のステータスになった。転籍対象に入っているか、まで具体的なことはわからないが、水面下でなんか動いていて、情報が小出しにされている。
今の会社は比較的好きだ。所属先がしんどいだけだ。でも異動したいなんて言った日には「お前にはまともに仕事ができないんだから異動受け入れられるわけないだろ、諦めろ」と諭されそうだ。こうなったら転職したい。転職したいけどもう転職回数がやばいし、いい加減信頼関係の構築からやるのは本当にしんどい。
特に土木電機あたりの技術職は結構辞めちゃうと思うしここら辺はどこも人材がいないから穴埋めするのも無理だし、派遣でその場を凌ぐのもキツイ
その他の職種も公務員間の転職ならかなり容易になってるので、若手や中堅男性もごっそりやめる可能性あるし、この手の人材は新卒で待遇で買い負けてしまうから補充も無理だと思う
私は兵庫県とは全く関係ないんだが、久しぶりに息子(こちらも兵庫県とは全く関係ない)と電話をしたら、完全に斎藤悪人説の逆陰謀論にハマっていて驚いた。
はてなブックマークのコメントを見て“真実に気が付いた”そうだ。
今の時代、高齢者でもはてブを見る。というか、初心者でも使えて、無限にコンテンツがあるはてブと高齢者の相性は意外といいのだ。息子だけが特別ではないと思う。
話題のことを調べるつもりではてブを調べる。あるいは、ホッテントリで勝手に出てくる。
そして、一度気にいらないブコメを非表示しようもんなら自分と異なる意見のコメントが二度と見えなくなる。
そしたらもう完全にエコーチェンバーに閉じ込められるわけだ。ここから抜け出すのは難しい。
はてなーは叩いていい相手と見ると徹底的に叩くわけで、「斉藤は諸悪の根源」というコメをたくさん見たらもう完全に反斉藤派の出来上がりだ。
不信任案に賛成したはずの県議の一部も水面下であるいは公然と斎藤支持らしいのだが、「ネットのみんなが叩いてるから」でダメの一押し。
そしてこれには伏線があって、息子は議会がなぜか第三者委員会や百条委員会が途中にも関わらず不信任案を出したときも、「この人が悪いにきまってる」みたいなことを言っていた。
私からしたら双方の主張が食い違っている以上判断を保留せざるをえないのだが、はてなー層は推定有罪が当たり前のようなのだ。
そこで陰謀論動画を1つでも見たら「悪いにきまってる斎藤を擁護するとは、おかしいと思っていたんだ。陰謀論にはまってしまったんだ」となって、完全に信じ切ってしまうわけだ。
立花が立候補して斎藤擁護の演説をして、それがテレビでも取り上げられる。そうすると否が応でもそういう言説に触れて、「やっぱり、立花が応援してるならあの人は悪い人なんだ」ってなってしまう。
でも実際は、立花なんて関係なく県政改革の実績から斎藤に入れる人が多くなると思う。
そりゃそうだよなぁって感じ。
自分と異なる意見はぜんぶ陰謀論、選挙のたびに地方を見下すコメばっかりでヤバい。はてブはそういうコメが簡単にトップに来てしまうからマジでヤバい。
たまに実家に帰ってきた時に視野を広げてみるようにさり気なく言ってみてるけど、全く聞く耳を持たない。どうにかしてくれよマジで。
自分の子どもじゃないことを知ってしまったけど、妻と子どものことは大好きだから一人で抱え込み、堪え切れず泣いてしまう宏樹(田中圭)。めっちゃ胸が締め付けられるシーン🥲1回立て直すけど、28秒あたりからまた堪えきれなくて泣くのやばい
#わたしの宝物
働いても金貰えんし
生活してでたゴミとか着た服の洗濯とか掃除とか、身から出た錆みたいな自分の行動の結果の汚いものの尻拭い感も嫌だ
1人ならほっぽっても大丈夫だけど家族がいたらほっぽっておくことは出来ない
はてぶから来ました。
おおぅ。これすげえな。やばいくらいな物だよ。
スパイスから作ったことが無い素人なんだが、まずはこれからという奴があったら教えて欲しい。
実店舗は、鎌倉・極楽寺のスパイス屋「アナン株式会社」 極楽寺から徒歩5分くらいの古民家らしいホームページが出てきたけどここであってる?
俺は兵庫県とは全く関係ないんだが、団塊の世代の実家の親(こちらも兵庫県とは全く関係ない)と電話をしたら、完全に斎藤善人説の陰謀論にハマっていて驚いた。
今の時代、高齢者でもYouTubeを見る。というか、初心者でも使えて、無限にコンテンツがあるYouTubeと高齢者の相性は意外といいのだ。俺の親だけが特別ではないと思う。
話題のことを調べるつもりでYouTubeを調べる。あるいは、おすすめ動画で勝手に出てくる。
そして、一度そういう動画を見ようもんならおすすめ動画、関連動画で同じような動画が出まくる。
そしたらもう完全にエコーチェンバーに閉じ込められるわけだ。ここから抜け出すのは難しい。
高齢者は保守派が多いわけで、「稲村は左翼の差金」という動画をたくさん見たらもう完全に反稲村派の出来上がりだ。
「そこまで言って委員会」のいくつかの出演者も斎藤派らしいのだが、「たかじんのやつに出ている人も言っていた」でダメの一押し。
そしてこれには伏線があって、俺の親はパラハラ問題でメディアがたくさん取り上げられていたときも、「この人はいつもはっきりものを言っていてすごい」みたいなことを言っていた。
俺らからしたら斎藤のサイコパスとも取れる振る舞いが、高齢者層には良く映っていたようなのだ。
そこで陰謀論動画を1つでも見たら「あれだけの好青年が、おかしいと思っていたんだ。メディアにはめられていたんだ」となって、完全に信じ切ってしまうわけだ。
立花が立候補して斎藤擁護の演説をして、それがテレビでも取り上げられる。そうすると否が応でもそういう言説に触れて、「やっぱり、あの人は悪い人じゃなかったんだ」ってなってしまう。
なので、票田である高齢者層も斎藤に入れる人が多くなると思う。
なんだかなぁって感じ。
AI音声と画像だけで陰謀論を流したり日本称賛している動画ばっかりでヤバい。YouTubeはそういう動画に簡単にリーチできてしまうからマジでヤバい。
マイナンバー保険証の期日も迫ってきたところで、医療事務ちょっとだけわかる増田が保険請求についてつらつら書いてみる。
病院にかかると患者は一部の負担金だけを払い、残りは保険から病院に直接支払われる。
というのが皆さんご存じの保険医療で、どこの病院でもそんなものと思っているけど、実は保険医療は登録された医療機関で登録された医師・歯科医師・薬剤師によってしか行うことができない。
登録なので、登録自体は比較的簡単に行うことができるが、逆に言うと登録抹消も医師免許取り消しなんかに比べ簡単に行われる。
国民皆保険の体制下で医師が登録抹消されれば、もうまともな病院で働くことは出来ないし、医療機関が登録抹消されれば、もう廃業しかない。
やばい医師があちこちの病院で不正を行うことと、やばい医療機関が医師を使い捨てにして不正を行うことの両方に網がかけられているわけだ。
保険医療機関が診療した費用のうち、患者の自費負担分を除いて保険者(保険会社の公的なやつ)に請求する。この請求をレセプトという。
このレセプトを処理するコンピューターを略してレセコンである。
医療事務が入力する端末に対してサーバー、保険者のサーバーに対してクライアント。日々入力されたものを月一のバッチ処理で保険者へ送る。
保険医療制度は膨大で複雑である。使える薬だけでも1万5千種以上、それぞれに使える病気・処方できる量・価格が決まっている。当然検査や手術などもそうだ。費用負担の割合は一定ではなく、老人・結核・難病など負担割合が変わり、乳幼児・一人親家庭など自治体によって補助が変わるものもある。これらは定期的に更新される。
また、病院の会計待ちでイライラした人もいるかもしれないが、これらは可能な限り速く正確に入力されなければならない。病院ごとに採用医薬品は異なり(大規模病院で1000種ぐらい)ショートカット、記号割り当て、約束処方、Do処方などカスタマイズの限りを尽くすことになる。ベテランと新人の医療事務で100倍くらい(は言い過ぎか)処理速度が変わる。ITにつよいはてなー諸氏はもうワクワクしてきたのではないか。
レセコンの歴史は古い。古くは1970年代初頭から導入が始まったと言われ、増田が入職した2000年初頭には、Cobolを使うサーバーで巨大な磁気保存装置がぶんぶん回り懐かしい穴あき用紙を使う高速プリンターが毎月段ボール何箱ものレセプト(保管用)を吐き出していた。大規模な医療機関ほど人件費から導入の圧力は強く、保険請求周りの電子化の進展はかなり速かった(一方、零細診療所は設備投資が重く今だ紙である)。
保険の請求はだいたい3ヶ月くらいで支払われるが、支払われないこともある。これこれの理由で支払えません、と戻ってくるそのことを返戻(へんれい)という。
不正請求600万件!!とか盛り上がってるその600万件は返戻のことである。なお、この不正は、違法を意味するのではなく、コンピューター用語で使われる不整合くらいの意味である。
内訳は圧倒的に保険番号の間違いが多い。なぜかというと世の中には種々の都合で保険が変わる人がいるが、病気は手続きを待ってくれないので、前の保険証で病院にかかることになるからだ。結果として、そんな加入者いないよという返戻が来るので、患者さんに新しい保険証を確認して請求しなおすことになる。マイナ保険証でこの手間がなくなるのだが、正直なところ、毎月の定型事務作業なので大した手間ではないのに対し、マイナ保険証周りの患者対応は相手が人間なのでそれなりの手間である。読み取り機など設備投資も、前述のレセコンとは全く別建ての話となる。患者対応からの残業や種々のコストで病院の経営は悪化し、それを救済するためにあちこちの数字をいじって、まわりまわって医療費増ということになりかねない。
閑話休題、医師の権限は強いので、医療上必要となれば何でもできる。電カルがエラー吐こうが無視すれば何でもできる。結果として返戻をもらう。
病院が原因の返戻というのはとても痛い。本屋で万引き一件の損害を取り戻すためには大量に売らないといけないのと同じで、利益率が極薄の病院で返戻を食らうと経営に大きなダメージがある。
病院長は毎月青筋を立てながら返戻率とにらめっこして、やらかした医師をシバキ上げることになる。
湿布の出し過ぎなどなら実際には金額的に大したことはないのだが、最近怖いのは抗体医薬品など超高価な抗がん剤だ。超高価だから保険でも使用できるがんの種類は厳格に制限されている。しかし、ほかに手立てがなくて小さな子供が「ママ死なないで」って縋り付いてたりして… それで一線を越えてしまい、その上効いてしまい「先生は命の恩人です」みたいになってしまったら… 病院の存続にかかわることになる。
集団指導は、毎年行われるもので、制度の新設や変更の説明や、返戻となりやすいものの注意など、運転免許の更新講習をイメージしていただくとそんな感じである。
個別指導が当たるのは、新設された病院、大規模病院、しばらく当たってない病院、それと怪しいことをした病院である。
個別指導に当たると、ある一定期間のカルテなど全資料を持って出頭するように命じられる。そのうえで、保険者があらかじめリストアップしてきた怪しい処方について片っ端から問い詰められることになる。
この時の基準は明確なものだけではなく、医療の進展により諸説出てきたものや、場合によっては指導員(偉い医師)の個人的な判断にもよる。
指摘を受けたものに対し、カルテなどを示し、医療的に必要なものであったことをその場で即答しなければいけない。奇跡が起きれば、問題なしということで支払いされる。だいたいは、医療的に間違いとまでは言えないけれど、保険診療の枠内ではないと言われて返戻となる(大ダメージ)。舐めた対応をとると、最悪保険医療機関登録取り消しで廃業である(即死)。
個別指導に当たると、事務長が禿げあがるとか入院するとか言われる極めてストレスフルな行事である。
そのため、普通の病院は患者によるものも含め不正に対して見た目よりかなり敏感である(片言の外国人が日本人の保険証を出したりしたら即通報)。
なんかほんとにヤバい
最近金が全然ないっていうかマジでやばいどうにかしないとやばいって思って
あの闇バイトに応募しようとしたんだけどちょっと怖くなって止めた
なんか簡単に金稼げるって書いてあったけどあんな危ない仕事絶対に関わりたくない
でも金ないし何かしないとって焦るし頭おかしくなりそうだった
結局応募ボタン押しそうになってでももしなんかあったらと思うと気が狂いそうになってやめた
でもそれでもやっぱり金がないってつらいどうにかして稼がなきゃって思うけどなんかやり方がわからないほんとにどうしたらいいんだろうって思う