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2018-03-17

そうか、わかったぞ!

前々からグレゴリウス山田ルネッサンス吉田が紛らわしいと思っていたのだが、その原因がわかった。

グレゴリウス山田作品主人公が寄りによって「吉田なのだ

そりゃごっちゃになるよ!

2018-02-13

anond:20180212233657

あ〜〜〜〜わかる、わかるよ

あんまり母娘関係には関係ないんだけど、自分も似たような性癖でさあ、異常な努力とか無理しまくってる女性ドストライクなの。あまりに巨大な目標を立てそれに邁進し、自分自分を殺してしまいそうな子がほんとに好きなんだわ。

別にメサイアコンプレックスではないんだよな、救いたいとも思わないし救えるとも思ってない。

ただ現実とか不条理にこれ以上ないくら必死に抗ってるところに本当に憧れてしまうんだよ。こう書くと嗜虐的なアレかとも思うんだけど、それも違うと思っていて、別に苦しんでる表情が好きなわけではないく、ただ自分に異常な格律や呪いを課しながら、それでも生きていこうとする姿が好きなんだと思う。僕もそういうところがあるので同病相哀れむ的な何かだと思っている。

趣味良くないってわかってるし、後ろ暗い性癖だってのもわかる、僕だって朗らかで健全女性を好きになれる人間ならよかった。だから最近はそういう子に会っても意図的に遠ざかるようにしてる。付き合っても往々にして幸せになれないことが多いしな。

でも好きなんだよなあ。元増田は仲良くやれてて何より。

ああそうだ、漫画だけど、ルネッサンス吉田おすすめだよ。あとはよしながふみの愛すべき娘たち。

2018-02-01

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栃木市議会のページから出力しました。

平成26年  6月定例会(第3回) - 06月12日-04号

P.145

○議長(関口孫一郎君) 4番、針谷育造議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.145

◆4番(針谷育造君) 栃木新風会、4番、針谷育造でございます。通告に従い一般質問をいたします。質問の要旨は、1番といたしまして、栃木市総合計画への岩舟地域の位置づけについて、2番、小野寺北小学校旧校舎の保存と活用について、3番、岩舟地域の獣害対策について質問をしたいと思います。

  それでは最初に、栃木市総合計画等への岩舟地域の位置づけについて伺いたいと思います。私は、今回の市議会選挙に当たり、大岩藤の発展なくして栃木市の未来は語れない。そのためには、発展の可能性が高いこの地域が将来の栃木市の鍵を握っていること、つまり栃木市の南西部、大平、岩舟、藤岡地域で連携したまちづくりが必要であると訴えてきました。その理由は、地形、地勢的にも発展可能性の地域として最適のところであり、さらに交通の要衝であることであります。群馬県、茨城県を東西に結び、両毛地区の主要都市をつなぐ国道50号線、さらに50号線に並行する県道小山岩舟線、桐生岩舟線の幹線道路が走っております。南北には、栃木市内を走る県道栃木藤岡線、さらには高速道路東北自動車道、佐野藤岡インターがございます。さらに、鉄道では、JR両毛線、東京と栃木市内をくまなく結ぶ東武日光宇都宮線の有機的結合による開発を進めるべきだと訴えてまいりました。交通の要衝であるこの地が、なぜ開発されなかったのかと考えてまいりました。幸い、手つかずの広大な平地林がこの地域にはございます。一方、市長の岩舟地域マニフェストでも、佐野藤岡インター周辺の産業団地の整備の推進、そして岩舟町・藤岡町大規模開発計画を再スタートさせ、地域産業の振興を図ります等とあります。

  そこで、このような状況を踏まえ、栃木市総合計画等に岩舟地域をどのように位置づけるのか伺いたいと思います。

P.146

◎市長(鈴木俊美君) 栃木市総合計画への岩舟地域の位置づけについてでありますが、4月5日の岩舟町との合併に伴い、合併協議会で策定をいたしました新市まちづくり計画を踏まえ、新しい総合計画の策定に向けて現在改定作業を進めているところであります。主な作業といたしましては、岩舟町合併に伴う各種数値、数字の見直しに加え、岩舟地域のまちづくりの方向性を地域の姿としてまとめていくものであります。特に、地域の姿につきましては、岩舟地域におきましても、既存の総合計画と同様に、地域協議会の協力を得ながら策定をしてまいります。岩舟地域の地域の姿策定に際しましては、岩舟地域の資源や特性を生かしつつ、市町村合併のメリットであります広域的視点に立ったまちづくりが進むよう、まちづくりの方向性を描いてまいりたいと考えております。その上で、旧岩舟町時代に推進が図られなかった事業、例えば市域、市の領域の東西を走る国道50号線沿線、南北を走る県道栃木藤岡線沿線などは、大平地域、藤岡地域並びに岩舟地域を一体的に結びつけ、各地域の個性や特色を生かした土地利用構想をつくり上げ、栃木市南部、ひいては市域全体の発展へとつなげてまいりたいと考えております。なお、岩舟地域の施策の一部、具体的には岩藤大規模開発は、既存の総合計画における藤岡地域の地域の姿の中で、既にインターチェンジ周辺活用エリアとして位置づけております。さらに、私の今回のマニフェストの施策として具体的に織り込み済みでもありますので、現在改定作業を進めている総合計画の策定に当たりましても反映されておりますし、さらに追加して反映をしていく所存でございます。

  以上であります。

P.146

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.146

◆4番(針谷育造君) 大変前向きに、そして建設的な市長の答弁、ありがとうございました。それでは、この計画策定に当たりまして、今後の日程、方法も若干述べられましたけれども、どのような手順でなるのかをお伺いしたいと思います。

P.146

◎総合政策部長(赤羽根正夫君) 具体的な今後の岩藤大規模開発の手順ということでよろしいでしょうか。

               〔「はい」と呼ぶ者あり〕

P.146

◎総合政策部長(赤羽根正夫君) そこまでの具体的な、現在の段階では、そこまでは至っておりませんが、まずは総合計画を今年度岩舟地域を中心として改定いたしますので、その中で、地域計画の中で十分、既に藤岡地域の中でもインター周辺ということでの位置づけはされておりますけれども、岩舟地域を含めた中での整合を図った中で、エリアどり的なものも含めて概要は詰めていきます。その後に具体的なエリアとか、既に現在も協議会等はございますが、休止状態というようなこともありますので、その協議会をどういうふうに立ち上げていくかということも含めて、詳細を詰めていく形になろうかと思います。

  以上です。

P.146

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.146

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。それでは、ちょっと角度を変えまして、再質問になりますけれども、ご承知のように、4月5日に合併を果たしました。この合併によるメリットは、まさに市長の答弁のようにはかり知れないものが私はあるのではないか。栃木市の総合計画の基本構想や土地の骨格、土地利用構想の完成度は、大幅にアップをするのではないでしょうか。今まですっぽりと抜け落ちておりました岩舟地域が埋まることにより、岩舟地域は栃木市の南部の中心に位置することになります。栃木市は、将来的には大きな財産を得たと思う、私はそのように考えております。たびたび申しわけありませんが、このことについての市長のお考えを聞かせてください。

P.147

◎市長(鈴木俊美君) まず、今回岩舟地域が栃木市と一緒になることによって、栃木市の全体の形としては大変成形、縦長といいますか、長方形の形になったところでありまして、形の上でも、まず岩舟地域が加わっていただいたということは、栃木市にとって大変大きな意義がございます。それから、岩舟地域の持っておられる、いわゆるポテンシャル、将来への可能性あるいは魅力、こういうものについても議員がおっしゃるとおりではないかと思います。これからは、栃木市の、とりわけ南の地域の一角を占める岩舟地域としてのさまざまな発展が考えられるところでありますので、このことについても議員がおっしゃられるとおりかと思います。ただ、栃木市にとりましては、失礼ながら岩舟地域だけではなくて、他の地域も全て魅力的なところでございます。そういう意味においては、これからは栃木市の一角を占める岩舟地域の持てるポテンシャルを十分に引き出していくことができるように、そしてそれが栃木市にとって魅力となっていくように、いろんなことを手がけていかなければいけないというふうに思います。その手がけていく中では、まだまだ地域としてやり残している課題あるいはこれから充実させていかなければならない施設や、いわゆるインフラの整備などもやっていかないといけないこともありますので、これらについても他の地域と同様、これから内容の充実に努めていくことが大変必要だろうというふうに思っております。そのようなことを通して、何度も申しますが、栃木市にとっての全体の発展に、岩舟地域のポテンシャルが貢献してもらえるように、そして岩舟地域そのものがこれまでやり残していたものをきっちりとやり遂げていくことが、これからは大切になっていくだろうというふうに思っております。

P.147

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.147

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。それでは、少し具体論に入りまして、2番目の質問に入らせていただきたいと思います。岩舟・藤岡地域住民にとって、大規模開発計画は、まさに悲願50年の課題であります。この大規模開発計画の経過をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。

P.147

◎総合政策部長(赤羽根正夫君) ご質問の岩舟町・藤岡町大規模開発の経過についてお答えを申し上げます。

  本開発は、針谷議員もご承知のとおり、旧岩舟町、旧藤岡町にまたがる地域における大規模な住宅地開発と同開発に伴う東武日光線の藤岡駅、静和駅間に新駅を整備するというものであります。本開発の経過でありますが、今から48年前の昭和41年に、東武鉄道株式会社より東武日光沿線開発に関して旧岩舟町、旧藤岡町への意思表明がなされたことが始まりでございます。しかし、同年10月に勃発した第4次中東戦争に端を発した第1次オイルショックの影響を受けて、東武鉄道株式会社による開発計画は、一時後退を余儀なくされました。その後、昭和50年には、開発手法として土地区画整理事業が検討され、東武鉄道株式会社より計画工程表が示されるとともに、昭和59年には同社から合計274ヘクタールの開発計画が提示され、地元説明会が開催されました。これを受けて同年、旧岩舟町の地元、御門地区において、岩舟御門土地区画整理準備委員会が発足され、委員会から町に対して技術支援の要請がございました。昭和63年には、行政側の事業化推進の母体として、県、旧岩舟町、旧藤岡町の関係者をメンバーとした岩舟町・藤岡町大規模開発連絡協議会が発足し、開発の推進に向けて、旧岩舟、旧藤岡両町の協力体制を整えてまいりました。

  また、翌年の平成元年3月には、栃木市、小山市など当時の2市7町1村圏域を範囲として、栃木・小山定住圏計画、いわゆるトナンプランが策定され、岩舟町・藤岡町大規模開発区域については、豊かな自然環境のもと、産業と居住機能が複合的に整備される地域として位置づけられました。そのほか平成6年には、栃木県南部地方拠点都市地域の指定を受け、翌年3月に策定された栃木県南部地方拠点都市地域整備基本計画においては、この大規模開発を市町別の整備方針の中で、緑豊かな自然環境を生かし、居住機能を軸に「産・緑・住」の機能からなる複合都市開発を推進し、住宅・宅地と新たな産業集積による就業機会を提供していくものとして位置づけ、開発面積を旧岩舟町、旧藤岡町合わせて137ヘクタールと定められました。このような中、岩舟町・藤岡町大規模開発連絡協議会では、協議会が主体となって各種の調査を実施するとともに、地域内への説明会、関係者向けパンフレット配付、アンケート調査、先進地視察、東武鉄道株式会社との事業推進打ち合わせを実施するなどの活動を独自に推進してまいりました。しかし、1986年代から始まった好景気も、4年後の1990年代にはバブル崩壊により景気の後退を迎え、景気の悪化とともに活動が低下し、平成12年3月に協議会が主体となって実施した岩舟・藤岡大規模開発産緑住複合都市開発推進事業調査が完了すると、翌年3月29日開催の協議会総会及び推進事業調査報告会を最後に、現在まで協議会の活動は休止状態となっております。

  以上が現在までの経過でございます。

P.148

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.148

◆4番(針谷育造君) 大変詳しい経過をありがとうございました。ここで、次に移りますけれども、今の状況で岩舟町・藤岡町大規模開発計画の見通しについてお伺いすることも極めて困難かなと思いますけれども、とりあえず上げておりますので、ご回答をお願いしたいと思います。

P.148

◎総合政策部長(赤羽根正夫君) ご質問の岩舟町・藤岡町大規模開発計画の見通しについてお答えを申し上げます。

  本開発計画は、先ほどの開発の経過に関する答弁の中でお答えいたしましたとおり、1990年代のバブル崩壊による景気後退や社会情勢の変化等により、平成13年3月の岩舟町・藤岡町大規模開発連絡協議会総会を最後に、協議会の活動は休止状態にあります。活動休止から13年が経過した現在、現行の栃木市総合計画においては、針谷議員の言われる大規模開発を藤岡地域の地域の姿の中でインターチェンジ周辺開発エリアにおける産業基盤整備地域として位置づけ、大規模開発の当初の目的である居住機能を中心とした複合都市の開発の趣旨からは方向転換をいたしました。少子高齢化が進む中、社会情勢の変化に伴い、交通の要衝である佐野藤岡インター周辺や国道50号線に隣接しているという地理的好条件を生かし、企業誘致を推進することは雇用の確保による若い世代の定住や新たな人口流入の促進及び市の財政基盤強化など、多様な効果を担うことから、事業推進に当たっては、製造業や物流関係の産業団地の整備なども今後視野に入れる必要がございます。今後は、当該地区の地理的条件等を考慮すれば、産業団地開発への可能性はあると考えられますので、具体的な整備区域や方針等を周辺地域最大の地権者である東武鉄道株式会社との折衝を踏まえ、地域の皆様や関係機関と協議しながら検討してまいりたいと考えております。

  以上です。

P.148

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.148

◆4番(針谷育造君) 大変ありがたい、産業団地の可能性は十分にある、そのようなことを聞きまして、非常に地域の皆さんも喜ぶ回答であったというふうに思います。私は、この産業団地等の雇用の確保の場の開発について、いささか角度を変えてお伺いをしたいと思います。よろしいでしょうか、議長。

P.149

○議長(関口孫一郎君) 再質問ということですか。

P.149

◆4番(針谷育造君) はい。

P.149

○議長(関口孫一郎君) はい。

P.149

◆4番(針谷育造君) 私は、この大規模開発計画を達成するために、実は栃木市役所1階へ東武宇都宮百貨店をテナントとして市長の英断で入れたということを聞いたときに、これは何かの布石ではないのかなと感じました。私が勝手に思っていることでございますけれども。承知のように東武鉄道は、資本金1,021億円、明治30年設立され、地元密着でその業績を伸ばし、現在は関連グループ93社を有する大企業であります。幸い栃木市内には、地域ごとにそれぞれ駅があり、多くの市民の足として利用し、親しまれております。この岩舟・藤岡大規模開発に栃木市の命運がかかっていると思ってもいいのかなと私は勝手に思っております。この計画は、先ほど赤羽根部長から言われましたように、137ヘクタールのうち、東武鉄道所有地55.3ヘクタール、内訳は山林が40.46ヘクタール、原野14.7ヘクタール、全体の40%を占めております。残りは岩舟、藤岡地域の地元地権者の所有あるいは町外の方、あるいは市外の方もいらっしゃると思いますけれども、81.67ヘクタール、これは山林と農地であります。東武鉄道は、平成25年6月、7月に、農業委員会の許可を得て農地を原野に変更いたしました。つまり農地が14.7ヘクタールだったものを原野に地目変更いたしました。東武の準備態勢は整ってきたのかなと思います。この開発は、東武鉄道抜きには前へ進まないと思います。たびたびで申しわけありませんけれども、市長のお考えを、簡単で結構でございますからお考えを聞かせてください。

P.149

◎市長(鈴木俊美君) まず、東武鉄道との連携という点に関し、議員からご指摘をいただきました本庁舎1階に東武宇都宮百貨店栃木店が入店をしていることについてでありますが、まずは栃木市の魅力を高めるには、どんな商業施設がよろしいかという観点から、あくまでそれを中心として選考した結果、東武宇都宮百貨店栃木店さんが入店をしていただけるということになりまして、このようないわゆるデパートの様相を呈する商業施設が1階にあるということは、栃木市にとっての魅力を必ずや高めていくであろう、かつまた中心市街地の活性化への、必ず少なからぬ好影響を与えてくれるだろうという思いであります。と同時に、東武鉄道というのは、我が栃木市を南北に貫く大動脈としての鉄道でありますから、かつその鉄道の存在を通して栃木市の観光の面でも、それから多くの人に来ていただくことをこれから考えていかなければならない上でも東武鉄道の協力は必要不可欠でありますから、そうした東武鉄道グループとのよりよき関係を築いていくことができるなら、それにこしたことはないということでございます。

  一方、いわゆる岩藤開発における東武鉄道様の存在意義ということになりますが、まず第一は、何といっても対象となる面積の4割を占める大地主であります。したがって、これから開発計画を栃木市が本格的に進めていこうとするならば、まずはこの大地主の東武鉄道さんの協力がなければ、これは立ち行かないことであります。と同時に、他の地主、地権者の皆さんの協力もいただかなければならないのは、これはもう当然でございますので、その中でもとりわけ大地主としての東武鉄道さんにはご理解をいただくとともに、ご理解というのは従来の住宅地を中心とした整備開発ではなくて、産業団地等の造成を中心とした開発へと進めていく上でのご理解、そしてご協力が得られるかということが大切になります。この点、従来の岩藤開発で目標としていました新駅の設置、そして住宅地を中心とした緑の環境豊かな一大エリアをつくっていくということについては、恐らくこれからは無理だというふうに思います。新駅の設置ということに関しましては、東武鉄道さんはその後、板倉東洋大前駅をおつくりになりました。そして、住宅地等の造成についても、これまた板倉東洋大駅前に広大な住宅地をつくっておられます。失礼ながら、しかしその現状については、ご案内のような状況でありますから、経済状況等も考慮すれば、東武鉄道さんが再びこの地において、そうした計画をみずから実行していくという可能性は極めて低いだろうなと思わざるを得ません。

  したがいまして、これからはやはり地元行政あるいは他の企業などの協力をいただかないと、なかなか厳しいだろうというふうに思っております。その点からも、東武鉄道さんにはご協力をいただくということは、ぜひともこれから求めていかなければならないところだろうなというふうに思っております。ちなみに、東武鉄道様が持っておられたこの地の一部が今は東武藤が丘カントリーになっているわけですね。ゴルフ場へと一部は変えておられたりしているわけでございます。そうした地域であることのご理解と、そしてそれには何度も申し上げますが、東武鉄道の協力なくしては、いずれにしてもなし得ないであろう計画になることは間違いのない事実でございます。東武鉄道とのよりよき関係を構築していく中で、そうしたことへのご理解とご支持、ご支援をいただけるようなことを目指していかないといけないだろうというふうに思っております。

P.150

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.150

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。

P.150

○副議長(海老原恵子君) 一般質問を続けます。

  針谷育造議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.150

◆4番(針谷育造君) それでは、栃木市総合計画等への岩舟地域の位置づけについての最後の質問でございますけれども、トナンプラン等の経過と現状について、先ほど回答をいただいたというふうに理解をしておりますので、今後精いっぱいの努力と、そして全市的な合意を得ながらやっていただくことをお願いをしたいというふうに思っておりますので、この質問については割愛をさせていただきたいと思います。

  最後に、要望ということで、栃木市総合計画に岩舟・藤岡大規模開発計画を含め、地域協議会、地元地権者の皆さんの意見を反映させ、16万4,000人の栃木市民の将来のためにも、揺るぎない計画を策定することを要望したいと思います。悲願50年の課題に明るい兆しが見えてきたと私は感じました。きのうの市長の答弁ではございませんけれども、死に物狂いで頑張るとは私は言いません。政治生命をかけて、ともに汗をかく覚悟でございますので、確実な歩みの一歩をお願いをしたいというふうに思います。

  それでは、2番の小野寺北小学校校舎の保存と活用についてに質問を移らせていただきたいと思います。小野寺北小学校の保存について、栃木市の考え方を伺いたいと思います。最初に、小野寺北小旧校舎の沿革と保存運動の経過について申し上げ、議員各位の皆様にもご理解をぜひいただきたいというふうに思います。小野寺北小旧校舎の場所は、県道栃木佐野藤岡線の西側に隣接し、村檜神社、大慈寺の南約1キロ、小野寺地区の上耕地というところにございます。その歴史は古く、明治6年、大慈寺を仮校舎として開校、明治27年、ちょうど日清戦争の時代でありましたけれども、ここに旧校舎が建てられ、明治33年には南校舎を増築、明治41年には玄関と2階建ての校舎がつくられ、現存するのは明治27年と明治41年の校舎でございます。平成元年、新校舎の完成により、学童保育、地域の研修所、高齢者のふれあい館として地域に開放して現在までやってまいりました。この旧校舎は、県内では現存するものでは最も古いものでございます。120年の時を超え、6,000人の卒業生を送り出しました。

  次に、保存運動の経過を若干述べたいと思います。平成21年、この周辺の山側が土砂災害特別警戒区域等に指定されました。当時の町長は、建物の老朽化等を理由に、平成24年12月議会で解体を明言し、平成25年度予算に新研修所の新築予算、同時に旧校舎の解体費を計上しました。旧小野寺北小校舎を保存する会は、このときに結成され、運動を始めました。旧校舎の学区内の90%を超える867人の署名をつけて陳情し、その活動状況が新聞各紙で報道されました。しかし、町は文化財的価値がないと解体の方針を変えませんでした。何度かの交渉を重ねましたが、意見は食い違い、そのまま経過が過ぎました。この新聞報道を見た宇都宮大学、梶原教育学部教授が現地を調査したことから、多くの専門家が強い関心を示しました。平成25年の10月3日には、東京芸術大学大学院教授、上野勝久氏、これは栃木県文化財保護審議委員会、この先生が足利の鑁阿寺を国宝にしたときのリーダーでございました。その先生が現地を調査し、文化財的価値を認め、メモという形で町長に提出されました。さらに、10月30日、小山高専の苅谷勇雅校長が、永峰助教と学生50人で現地調査を実施し、このような立派な報告書をつくっていただきました。さらに、小山高専苅谷校長は、12月8日、栃木市文化大使にもなっておりますけれども、講演会を開き、歴史的建造物を生かすことの重要性を、そして必要性を保存する会の皆さんは学んだと思っております。さらに、年が明けた平成26年の2月2日、東京芸術大学大学院教授の上野勝久氏の講演会を実施し、今やらねばいつやるの、今でしょうと保存する会のメンバーは、文化財的価値を再確認し、運動への成功をこのとき確信しました。私はそのように思っております。その後、小山高専名誉教授の河東義之氏、栃木県文化財保護審議委員並びに栃木市の文化大使を兼ねております。の現地調査と文化財的価値についての意見をいただき、このような中で、ついに町も解体しないことを決断いたしました。この間、全国の建築士会、文化財専門家から保存要望等が町に多数寄せられ、その結果、解体しないで栃木市に対応を委ねるということになりました。

  そこで、この旧校舎保存の栃木市としての考え方を伺いたいと思います。

P.151

◎市長(鈴木俊美君) 旧校舎保存の考え方についてでありますが、4月、岩舟町の栃木市への合併に伴いまして、小野寺北小学校の旧校舎も当然ながら栃木市の所有と現在ではなったわけであります。旧小野寺北小校舎を保存する会の皆様からは、文化財の価値判断といたしまして、建築がご専門の先生方が調査した資料を提供いただきました。先ほど議員もお示しになったようなものであります。また、一方では、建物が土砂災害特別警戒区域に位置しており、利用者の安全確保の面からは、使用を控えなければならない状況であることも事実であります。引き継ぎました栃木市としては、まず改めて市として建築関係の専門家等に依頼をして調査を実施していくことから始まっていきたいと考えております。何分旧岩舟町からは、栃木市に対応を委ねるということになっておりますので、委ねられた栃木市としては、改めて栃木市としての認識を持つことから始めていかないといけないというふうに思っております。

  具体的には、専門家による第三者的な調査を実施をし、建物の調査だけではなくて、その重要性や具体的な保存の方向性なども検証、検討していただくことになろうかと思います。その後において、その調査の結果報告等に基づきまして、残すべきかどうなのか、残す場合はその残し方はどうすべきなのか。つまり、現場に今のままで残していくのか。ただ、その場合は何度も申し上げますが、土砂災害の警戒区域ということもありますので、それらとの整合性をどう図っていくのか、あるいは財政的な負担は市にとってどのくらいになっていく可能性があるのか等々、栃木市の例といたしましては、旧栃木駅舎を、その部材などを残して、従来の駅と異なる場所に部材を利用して復元をし、現在に至っているという例もありますので、そういうふうな可能性なども含めて、要はもう一度全ての問題を検証するための調査をしていきたいということでございますので、少し時間をいただいて、今のような調査から実施していくことを始めたいというふうに考えております。

P.152

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.152

◆4番(針谷育造君) 全てはその調査にかかっていると思いますし、私は非常に文化財的価値が高いということは、専門家も申しておりますので、その調査に委ねるということで、私も了解をしたいというふうに思います。それらのこととは若干異なりますけれども、次の質問に移らせていただきたいと思います。

  栃木県の文化財指定をお願いしたい、このことでございます。文化財価値については、建造物が専門の東京芸大の上野勝久氏は、県内で確認された明治期の小学校は、佐野市にあります三好小学校旧校舎、小野寺北小旧校舎、那珂川町にあります小口小学校旧校舎、これは希少な明治期の木造校舎として歴史的価値があり、この3校を栃木県文化財指定も考えてもよい、このような評価をしていただいております。ちなみに、建造物専門の河東義之小山高専名誉教授、同じく建造物で、那須烏山市にお住まいの文化財保護審議委員の斎藤弘江氏も同様の意見でございまして、県の文化財保護審議委員の中の4人の建造物の先生がいらっしゃいますけれども、そのうちの3名の方はこのようなことで意見は一致している、このようなことも心強いお話をされておりますので、ぜひともその専門家の皆さんにもぜひ入っていただきながら調査をしていただきたい。そして、あわよくば、私はなると思いますけれども、県の文化財としての指定をお願いしたいことをここでお願いをしたいと思います。

P.152

◎教育副部長(小林敏恭君) ご質問の栃木県指定の文化財登録についてお答えを申し上げます。

  栃木県の指定文化財となる場合、所有者からの申請に基づき、県も調査を行い、その後、県の文化財保護審議会の審議と答申を経た上で、栃木県教育委員会が指定を判断いたします。指定された建物は、復元修理を基本として保存し、内部も復元し、保存することが原則になってまいります。県指定文化財の修理には、県の補助金が交付されることとなりますが、建物の利活用は限られたものとなります。一方、国の登録有形文化財という登録制度がございます。ご質問の県指定文化財に比べると、建物の外観の保存をメーンとする制度であり、外部についてもその4分の1が変更可能であり、内部については改装が自由で幅広い利活用が可能なものとなっています。ただし、文化財としての修理に対する補助金の制度はないことから、景観などの補助制度の活用の検討が必要となってきます。

  小野寺北小学校旧校舎の文化財としての指定や登録についてでありますが、先ほど市長が答弁いたしましたとおり、少し時間をいただき、市の考え方がまとまった時点で、今後の利活用や建物の文化財としての価値を踏まえて、市や県の指定文化財がよいのか、国の登録有形文化財がよいのかは、適宜判断してまいりたいと考えております。

  以上でございます。

P.152

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.152

◆4番(針谷育造君) 大変適切な答弁いただいたというふうに思っております。

  3番の明治の小野寺北小校舎、これは私とすれば、地域の人もそうでありますけれども、活用して初めて生きるというふうに考えております。調査の結果がどうなるかわかりませんけれども、今のお答えの中では、解体するという話は出なかったものですから、次に移らせていただきながら、(仮称)歴史と文化の道ということで、観光、地域活性化の目玉になるのではないか、そんなところで意見を申し上げたいと思います。

  ご承知のように、この地域は、慈覚大師円仁を生んだ地でございます。慈覚大師円仁は、794年、「鳴くよウグイス平安京」と覚えましたけれども、平安初期に下野の都賀郡で生まれたとされています。私は岩舟、つまりこの栃木市で生まれたことは、歴史的にも文献的にも確認できると考えております。9歳から15歳まで大慈寺で修行し、その後比叡山に登り、最澄の弟子になりました。42歳のとき、最後の遣唐使として唐に渡り、10年に及ぶ困難な旅を続け、その時代の国際情勢、政治経済、宗教、文化、風俗、人々の暮らしを自分の目と足で、旅をしながら書き続けた日記がございます。現在は国宝に指定されておりますけれども、「入唐求法巡礼行記」、膨大な、文庫本でしか私は読みませんでしたけれども、大変な10年間の唐の時代の生活や今言ったことが、元駐日大使のライシャワー博士により翻訳され、世界に発信をされました。ご承知のように、世界三大紀行文、マルコ・ポーロの「東方見聞録」、玄奘三蔵の「大唐西域記」の三大紀行文の一つとして紹介をされました。帰国後は、比叡山の3代座主となり、天台宗の中興の祖とも言われておる円仁でございます。また、大慈寺に隣接して村檜神社がございます。三間社春日づくりの社殿は、国の重要文化財に指定されております。また、全国に住んでいる小野寺氏を名乗っている人たちの発祥の地としても、小野寺は有名でございます。その小野寺氏の菩提寺の住林寺には、県指定文化財の平安期の阿弥陀如来座像が指定をされております。このように小野寺は歴史の宝庫でもあります。

  このような地域の中で、小野寺地区を、小野寺地区に限らなくても構いませんけれども、歴史と文化の道としての観光地域活性化の方策を私はお願いしたい、そのように考えておるものですから、お考えを伺いたいと思います。

P.153

◎産業振興部長(早乙女洋君) ご質問の小野寺地区の歴史、文化の道として、観光活性化についてお答えを申し上げます。

  議員ご指摘のとおり、岩舟地域小野寺地区につきましては、慈覚大師円仁が修行をしたと言われる大慈寺を初め、国指定重要文化財に指定されている村檜神社など、歴史、文化的観光資源が集積している地区でありまして、合併前の岩舟町におきましても、これらの資源を活用した観光振興を図るための施策を進めてきたところであります。このような中、市では旧岩舟町を含めた新しい栃木市全体のさらなる観光振興を図るため、本年3月に栃木市観光基本計画を策定したところであります。この計画の中では、岩舟地域における具体的な施策の一つとして、小野寺地区を中心に慈覚大師円仁を初めとする地域の歴史、文化を伝え、観光情報を発信していくことを掲げております。このほか、この計画では、周遊観光モデルルートづくりを今後3年以内に優先的に着手するスタートアップ事業と位置づけておりまして、各地域が有する観光資源の特徴を物語としてつなぎ、周遊観光モデルルートとして設定してまいりたいと考えております。小野寺地区が有する歴史、文化的観光資源もこの重要な素材の一つと考えられますので、観光による地域活性化の取り組みとして、周遊観光モデルルートに組み込んでまいりたいと考えております。

  以上でございます。

P.153

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.153

◆4番(針谷育造君) ご答弁ありがとうございました。周遊観光ということで、実は夕べ私のところにファクスが入ってきまして、地域協議会の委員の中から、ふれあいバスを使いながらこのことをぜひ地域の発信網、そして地域との、あるいはその地域外の人たちとの交流の場としてのふれあいのバスをぜひ利用したらどうだろうという提案を、夕べ協議会があったようでありますけれども、メールで私のところにいただいていることも申し伝えておきたいと思います。

  最後の、非常に現実的な問題でありまして、早急にお願いしたい。4番の雨漏り等の修繕を早急にお願いしたい。保存するには調査が必要だ。しかし、現在の建物には雨漏り等修繕が早急にしなければならない必要性がございます。特に玄関等々、校舎の間の谷間、谷の部分であります。さらに、教室の雨漏り数点、校舎西側の堀ざらいと排水、校舎南側の雨水排水、雨どいの設置等、早急にお願いをしたい。また、地元には保存する会や地元老人会の皆さんが既に敷地の管理等に積極的に協力を申し出ており、除草や草刈り、清掃等も既に実施をしております。そのためにも、早急な修繕をお願いしたいと思いますので、ご回答をお願いしたいと思います。

P.154

◎岩舟総合支所長(大島純一君) ご質問の雨漏り等の修繕についてお答えを申し上げます。

  小野寺北小旧校舎につきましては、これまで学童保育館、高齢者福祉施設、小野寺ふれあい館や地域公民館として利用をしてまいりました。しかし、土砂災害特別警戒区域内に位置し、老朽化も進み、利用者の安心、安全を確保するために、代替施設として近隣に小野寺地区公民館が整備されたことによりまして、現在は閉鎖をしている状況でございます。雨漏り等の修繕につきましては、雨漏り等の状況を早急に調査し、小規模な修繕等は早急に対応させていただき、大規模な修繕等が必要な場合は、先ほどの市長答弁で旧校舎保存の考え方についてお答えしましたとおり、市としての方向性が決まり次第、対応していきたいと考えております。

P.154

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.154

◆4番(針谷育造君) とにかく雨漏り等、家屋そのもの、校舎そのものが壊れるようなことのないようなことを早急に実施することをお願いしたいと思います。

  それでは、次の質問に移らせていただきます。岩舟地域の獣害対策についてであります。まず最初に、岩舟地域と栃木市の実態について伺います。岩舟地域の実情を述べたいと思います。ご承知のように、岩舟の地域は、小野寺、岩舟、静和の旧村に分かれ、主に山間地帯の小野寺地区に被害が集中しています。主な被害は、稲、野菜等の農作物だけでなく、水田の掘り起こしを初め、畦畔、畑の土手等、被害は甚大であります。農地は、メッシュ状の金網で囲われ、電気牧柵等で囲われ、その費用は1戸当たり20万円を下らない、そのように申しておりました。何よりつらいのは、丹精込めた作物の無残な姿を見ることであります。近い将来は、イノシシの数が上回り、イノシシにじゅうりんされる様子が目に浮かび、人間がおりの中で生活する、そんな逆転が起きるのではないかと地元では大変嘆いております。岩舟地域と栃木市の実態についてお伺いしたいと思います。

P.154

◎産業振興部長(早乙女洋君) ご質問の岩舟地域の獣害対策についてお答えを申し上げます。

  岩舟地域と栃木市の実態についてでありますが、市内でのイノシシ、ニホンジカ、ニホンザルなどによる農作物被害につきましては、猟友会の駆除従事者の方から四半期ごとに提出される報告書や農業共済組合で把握されている被害状況等についても確認いたしまして、それらのデータと地元からの情報を加え、被害を把握しているところであります。平成25年度の具体的な被害につきましては、岩舟地域では、ただいま議員がおっしゃられたように水稲の被害が多く、特にイノシシの被害が拡大しておりまして、ニホンジカ、ハクビシンの被害も増加しており、面積では約2ヘクタールの被害となっております。

  次に、栃木地域や都賀地域、西方地域では、水稲や芋類などの被害があり、面積は約26ヘクタールで、前年度に比べまして19ヘクタール急増しており、そのほとんどがイノシシの被害となっております。

  また、捕獲頭数につきましては、岩舟地域分で、イノシシが162頭で前年度比81頭の増、ニホンジカにつきましては9頭でございまして、前年度の捕獲はありませんでした。岩舟地域以外の栃木市分につきましては、イノシシが504頭で前年度比81頭の増、ニホンジカが105頭で51頭の増、ニホンザルにつきましては、捕獲はありませんでした。全体を通してイノシシの捕獲が大幅に増えている状況であります。

  次に、有害鳥獣対策としまして、岩舟地域では捕獲用の箱わなを設置し、地元猟友会へ駆除の業務委託を行ってきております。合併前の栃木市では、個体数を減らすための捕獲駆除のほか、荒廃した里山の手入れによる生息地域の環境の整備、それから被害農地を守るための侵入防止柵設置による被害防除の3つの対策を基本として実施してきているところであります。

  以上でございます。

P.155

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.155

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。

  それでは、次に移らせていただきたいと思います。鳥獣保護法改正案等をどのように考えておるのかを伺いたいと思います。佐野市葛生地区の例を若干申し上げたいと思います。山からイノシシが出られないように周囲を金網で囲っています。金網は市が負担し、住民の手で設置しているようでございます。小野寺地区とは違い、農地の囲いはありませんでした。イノシシの行動は制限されているようですが、金網の設置できないところから時々出没するようですが、大きな被害はない、このように申しておりました。新聞報道によれば、2011年度現在、全国で鹿が323万頭、イノシシも88万頭に上ると推定され、農産物被害は200億円を超え、そのためにはこれらの数を管理せざるを得ないのが現実だと新聞は報道しております。そこで、2008年から市町村が中心に、銃やわなを使った集中的な捕獲や侵入防止柵が中心だったが、被害を減らすまでには至らなかった。そこで、国は2013年12月、鹿、イノシシ等の生息数を10年後までに半減するとした目標を設定し、鳥獣保護法改正案も国会で審議されているようであります。現在のところ、これは可決をして法案ができたようでございますけれども、保護するだけでなく、鳥獣の生息数を適正な水準まで減少させる管理の政策も導入するという大改正のようでございます。対策の柱は、市町村の境界を超えた広域的な捕獲事業を集中的に実施するとした。実施主体は猟友会、自然保護を行うNPO法人、警備会社等と書かれおりました。被害防止には、捕獲以外にも柵の設置や見回り等も述べられておるようでございます。さらに、補助金は、自治体実情に応じた頭数管理が進められるように一括して任せる等も必要であると提案されております。この改正案をどのように考えるのか、お伺いしたいと思います。

P.155

◎産業振興部長(早乙女洋君) ご質問の鳥獣保護法改正案についてお答えを申し上げます。

  まず、今回の鳥獣保護法改正は、農作物に深刻な被害を与えている鹿やイノシシなど、有害鳥獣を捕獲することにより、鳥獣の数を適正な水準に減少させ、生息地を適正な範囲に縮小させるために必要な措置を講じることとされ、従来の保護政策から管理へと大きく方針を転換するものであります。ただいま議員がご紹介いただいたとおりでございます。具体的な施策といたしましては、国や都道府県が鳥獣の管理に関する計画を定め、鹿やイノシシなど、その数が著しく増加し、またはその生息地が拡大している鳥獣の捕獲事業を直接実施できるようになります。また、一定の技能を持ち、適切な安全管理ができる捕獲の専門業者、例えば株式会社などもこれに含まれるというようなことでございますけれども、それを都道府県知事が認定する制度も創設され、その認定事業者は自治体の委託を受けて捕獲事業を実施することができることになります。さらに、法改正とともに、国の鳥獣捕獲目標として、10年後までに鹿、イノシシの数を現在の半分に減少させることが示されました。このように、今回の法改正によりまして、国、県が直接有害鳥獣の捕獲を行うことができることになりますので、現在市町村で行っている事業と相まって大きな効果を上げるものと期待をしているところでございます。

  以上でございます。

P.156

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.156

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。頭数管理の方法ということで、国、県が有効な、そして政策あるいは責任を持ってやっいてくということでございまして、まさに今そのことを実施していただきたい。そして、地域の方々も協力しながら頭数管理に邁進していって、農作物等が被害に遭わない農村や山村をつくっていただきたいというふうに思っております。

  最後に、非常に難問でありますけれども、法改正を踏まえた抜本的な今後のイノシシ対策、今のお話で大分イメージはわかりますけれども、具体的にどのような状況になるのか、もしわかっておりましたらご回答をお願いしたい。以上です。

P.156

◎産業振興部長(早乙女洋君) ご質問の抜本的な今後のイノシシ対策についてお答えを申し上げます。

  現在岩舟地域では、猟友会2団体により、有害鳥獣の捕獲を実施しておりまして、捕獲要の箱わなをイノシシ用に24カ所、鹿用に2カ所設置しております。また、岩舟地域以外の栃木市におきましても、先ほど述べましたように、捕獲、駆除、これはわなを合計で87基設置しておりますが、とあわせまして、生息地域環境の整備、それから侵入防止柵の設置等によりまして対策を講じてきているところであります。しかしながら、イノシシなどの有害鳥獣による農作物被害は増加傾向で、なおかつ広域化しており、抜本的な対策とはなっていないものと考えております。抜本的な対策といたしましては、先ほど議員からの質問にありました鳥獣保護法の改正による個体数調整が最も効果的ではないかと考えるところであります。この改正法が施行されますと、国や県の新たな施策である捕獲事業者の認定制度や、わな猟の免許取得年齢の引き下げなどによる捕獲従事者の育成、確保が期待できますことから、市といたしましても、国や県、猟友会などと連携をしながら対策を強化してまいりたいと考えております。

  以上でございます。

P.156

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.156

◆4番(針谷育造君) それでは、再質問というか、希望も含めて再質問したいと思います。

  確かに先ほど言いましたように、この対策のために農家1戸当たり20万円前後のお金を使いながらやっているということになりまして、新しい法改正ができた後に農家の負担、個人負担というのはどのようになるのか、その辺のことがわかりましたら、あるいは今年度の栃木市の予算事業等がありましたら、お伺いをさせていただきたいと思いますので、ご答弁をお願いします。

P.156

◎産業振興部長(早乙女洋君) ただいまの再質問にお答え申し上げます。

  農家の負担ということでございますけれども、現在行っている制度につきましては、市の制度であります獣害対策設備設置費補助金というものがございます。これにつきましては、イノシシの被害防止柵設置の場合は2分の1の補助ということでございまして、ただし上限が5万円というようなことでやらせていただいております。また、これとは別に国の制度で鳥獣被害防止総合対策事業費補助金というものがございます。これにつきましては、野生獣侵入防止柵を設置するというものでありまして、国の補助金、これが10分の10の補助でございますけれども、これにつきましては資材費のみの補助となりますので、施行については地元の方々にお願いするということになるものでございます。

  以上でございます。

P.157

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.157

◆4番(針谷育造君) 確かに農家負担というものは莫大になってきておりますので、ぜひこれらの制度を使いながら、そして地域の皆さんと市役所の担当者あるいはその関係者の皆さんで、よりよい対策を最後にお願いをし、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

                                                   

            ◇ 広 瀬 昌 子 君

平成26年  9月定例会(第4回) - 09月03日-03号

P.83

○議長(関口孫一郎君) 一般質問を続けます。

  4番、針谷育造議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.83

◆4番(針谷育造君) 栃木新風会、針谷育造、通告に従い一般質問をいたします。1番、非核平和都市宣言について、2番、県内への指定廃棄物の最終処分場について、3番、下野新聞の集団的自衛権アンケートについて、4番、地方教育行政法の改正について、4点を伺いたいと思います。

  私は今回の質問に当たり、大人の責任とは何かについて考えました。将来の子供や孫たちのために今私たちがやらなければならないことは、平和な社会を残し、子供たちに引き継ぐことであると思います。この議場にいる皆さんはそれぞれ親であり、お父さん、お母さんであり、おじいさん、おばあさんの方もいると思います。普通のこととして、当たり前のこととして平和についての質問をただいまより始めたいと思います。

  1つ、非核平和都市宣言について。私は1945年、昭和20年の終戦のときに生まれ、69年間戦争のない時代を生きてきました。国民への平和への強い意思と戦争は二度とするべきではないとの理念で大人たちが憲法9条を守ってきた結果であると思います。平成24年3月1日、本市は Permalink | 記事への反応(1) | 00:26

2017-11-15

アニマトリックスセカンドルネッサンスで思い出したけど、

01側が和平を申し込んで断って全面戦争とか俺だったら大反対だろうな。

現にロボットと一緒にデモしていた人映っていたし。

でも最終的には、そういう人さえも01側は殺したんだろうなぁ……きっと。

2017-10-25

スーパーリアリズムってなんで昔の人は描けなかったの?

https://togetter.com/li/1164315

これとかすごすぎなんだけど、逆になんで昔の人ってここまで描けなかったの?

壁画とか描いてる連中になら俺でもワンパンで勝てるけど、ルネッサンスとかならもう描けてても良さそうじゃん?

2017-09-04

紛らわしい名前

漫画がとても好きなのだが、ルネッサンス吉田グレゴリウス山田区別がつきにくい。

吉田類山田ルイ53世は間違えることがないのに。

まず、ルネッサンスグレゴリウスの響きが微妙に近しい。

同じ文字数の上に末尾が同じだ。

しかも、吉田山田

それでカタカナ+漢字

そのうえで、退廃的な作風ルネッサンス吉田作品はむしろカトリック的でグレゴリウス感がある。

一方で文化をフィーチャーする作風グレゴリウス山田こそがルネッサンスを感じさせる。

増田の皆さんはどのように判別しているのか、簡易な判別法、あるいは語呂合わせなどがあれば教えてください。

2017-07-02

https://anond.hatelabo.jp/20170702204808

抗議行動に反対する人なんてほどんどいねーだろ。人に迷惑をかける、関係な人を巻き込むような行動が批判を受けてるだけ。人に迷惑をかける関係ない人を巻き込むようなことが正当化されることなんてないだろ。

>>強い弱者"がゴネ得を押し通したほうが結果的社会を手っ取り早く動かせるという現実

そんなことしないくてもいいようにバリアフリー法ができたし、国ですでに障害理由とする差別の解消の推進に関する基本方針が打ち出されてるんだけどそれはガン無視?なんで、変える為のルールを利用しないで、変えられないと言えるの?

対話をする、法的に訴える、デモをする等々人が争いや対立を避ける為に長年かけて生み出してきたものを軽視して、何で目的手段正当化するルネッサンス時代に戻らなきゃいけないの?

2017-01-14

競女みたいなアニメはどうやって生き残るべきか

2016年アニメ1巻売り上げ

50,878 ユーリ!!! on ICE

20,632 刀剣乱舞 -花丸-

11,546 ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校

9,860 DRIFTERS

8,026 文豪ストレイドッグス 第2クール

7,489 響け!ユーフォニアム 2

6,417 WWW.WORKING!!

5,646 夏目友人帳 伍

4,871 ViVid Strike!

3,970 聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-

3,412 マジきゅんルネッサンス

2,565 終末のイゼッタ

2,203 SHOW BY ROCK!!#

1,612 魔法少女育成計画

1,223 ろんぐらいだぁす!

1,291 灼熱の卓球娘

1,180 Lostorage incited WIXOSS

1,008 ガーリッシュナンバー

1,003 おくさまが生徒会長!+!

929 Occultic;Nine -オカルティック・ナイン

843 うどんの国の金色毛鞠

805 ドリフェス!

788 ステラのまほう

715 競女!!!!!!!!

603 私がモテてどうすんだ

595 学園ハンサム

343 ナンバカ

競女は全く売れていない、しか面白かった。

頭の狂った世界観、乳と尻だけで水着の女が戦い、時には水着の股を破り乳首一本背負いまでかますのにエロさが全くない演出

面白いが家に置いて何度も見たくはない。

こう言う話題にはなるし見たい人はそこそこ多いが、円盤は致命的に売れない作品はどうやって生き延びればいいのだろう。

面白いアニメが見たいので何かい方法があればいいのに。

2016-10-21

萌え絵嫌悪感がある人は単純に堪え性がないだけ。

わたし小学生ときジョジョの絵柄がきもちわるくて

どうしても読めなかった。

でもあるとき、こんなに人気なのだからと、

とりあえず4巻ぐらいまで我慢して読んだ。

まだ苦手な感じは残っていたが、続きが気になってしまったので

読み進め、2部にはいるころには絵柄が気にならなくなった。

萌え絵中学生くらいまでは嫌悪感があったが、

高校に入る頃には、蜩の泣く頃に等の影響からか、

全く問題にならなくなった。

同様に、エロのBL絵も高校までは苦手だったが、

大学はいってから中村明日美子とかルネッサンス吉田

志村貴子等を読みはじめて、むしろ好物になった。

最近では人間性を疑われるくらい幅広く行けるようになったが、

まだ苦手なジャンルがある。

何回かチャレンジしているものの、いまだに克服できていない。

エロ劇画だ。ネタとしてしか読めない。

でもわたしはあきらめない。

あのキタナイ画面にもいつか慣れてやるのだ。

「失われたときを求めて」も「ユリシーズ」も読破し、

楽しめた成功体験を持つ私なら出来るはず。

他者理解しようという努力するべき。

あと関係ないんですが、

エロゲが苦手なのでオススメエロゲ教えてください。

2016-04-05

南波一海×小出祐介 真夜中のニャーゴ 2016/3/21の回のメモ

ファーストアルバム発売記念のニャーゴ~某アイドルグループの魅力を勝手に語るネッサンス~

アイドルネッサンスが始まるときお話

アイドルネッサンスチーフ照井さんは、もともと新人開発をやってた人。全国いろんなところに行って、才能を見つける人らしい。

コスメティックルネッサンスというCMで曲をリアレンジして流すというのが流行ってた時代があって、それを真似た。最初17才というのが良かった。

カバーする意味をすごく考えている。歌詞大事にしてるというお話があった。

ここからメンバー個別紹介。

宮本茉凜

百岡古宵


石野理子


南端まいな

比嘉奈菜子


新井乃亜


アイドルネッサンスのここが魅力

以上

2015-09-10

噂話が耐えられない芸能人の心境

とはちょっと違うかもしれないけど、芸術人の孤独みたいなものがやっぱりあるよね。あるよね?

我々音屋にしてもそうで、なかなか目の前の音を観てくれない。

オーディエンス(聴衆)が互いに隣や周囲ばかり見ててステージのほう見てくれない。比喩的意味で。

こういうの絵師漫画家の人にもあるのか知らないけど、

自分美大出てるので、古今東西芸術家の本は色々読んだ。

そこには芸術家の苦悩が赤裸々に綴られていた。やっぱりそういうのあるよね。

今の時代ルネッサンスと違って、インターネッツで観衆どうし簡単にやりとりできる。

作品のものを見てほしいのに、作品が独り歩きしてファンの間で共有されていて、

その曲解断片化されたものを巡って人々がやりあってる。

正直今どきそんなの気にしてる時点で向いてないよと言われちゃったけど。

ネット見なきゃいいじゃんとも。そういうことじゃないんだよな。ちゃんと伝わってほしい。

良いものを作ってれば伝わる人には伝わるとも言われた。それは一理ある。

だけど俺の場合伝わったと思ったら伝わった旨を作者にメールしたくなるんだよな。俺だけ?

勘違いなのに理解者を気取ってるかもしれなくて怖いけど、迷惑かもだけど、送ってしまう。

だけど、そういうメッセージを貰った話は身近では聞かない。メールでも口頭でもいいんだけど。

それって伝わってないってことなのか、そもそも伝えようとしてるものが大したものじゃないのか。と考えてしまう。

根本にはひらめきや気付きで美しいと思ったものの完成した姿を見たいという動機があって作ってるんだけど、

その美しさを伝えたいという気持ちも少なからずある。未熟者なくせに構ってちゃん過ぎるかなとも思う。

とにかく淡々と作り続けるしかないのかもしれない。でも伝わったことを確認したい。

2015-09-03

五輪エンブレム問題についての純丘曜彰氏(大阪芸術大学教授)の発言


五輪エンブレム白紙に戻った。

この一連の騒動の中で気になったのが、大阪芸術大学教授純丘曜彰である

反「佐野エンブレム」の急先鋒としてメディアで派手に〝活躍〟した人物だ。

エンブレム問題の経過をつぶさに見てきた者、デザイン周辺の知識をもっている者で

純丘氏の発言に疑問を持った人も少なくないのではないだろうか。

筆者の感じた純丘氏への疑問とは、

「明らかなデマの流布」「度の過ぎた個人的感情の表出」

そして「独りよがりデザイン論」「デザインに関する知識不足である



明らかなデマの流布


東京オリンピックエンブレムはもう無理筋8月10日

http://www.insightnow.jp/article/8591


瞬く間にメディアのあちこちに取り上げられ、反「佐野エンブレム」への動きを活気づけた記事である

デザインに関して識者といえる人物がここまであからさまにエンブレム下ろしを唱えたのは初めてであり、

純丘氏が五輪エンブレム問題の御用コメンテーターになるきっかけともなっている。

以下は、佐野氏のデザインしたトートバッグに関する部分である


ニーチェの独文の警句英文引用して、名前綴りコピー元のままに間違っていたり

(page:2 より)


Pinterest に一枚の画像として存在していたニーチェの一節、

その最後名前部分に綴り間違いがあり、佐野氏が孫引きしたために同じ箇所で間違えている、

すなわち佐野氏が Pinterest を利用していた証拠である、という論旨だ。


このニーチェの脱字の件は、丸ごと事実誤認なのである

Pinterest綴り間違いの画像などなく、佐野氏のほうだけがたまたま書き間違えていたのだ。

ここで問題なのは佐野氏が Pinterest を利用していたかどうか」ではない。

事実誤認、それも2ちゃんねるが発信源である単純なデマを、

純丘氏はのまま引き写して記事構成しているのである


この純丘氏の記事が出たころにはもう2ちゃんねるの当該スレは自らその事実誤認に気づいており、

ニーチェの一件は「佐野氏が Pinterest を利用した証拠」としては除外の方向へ向かっていた。

純丘氏は、佐野エンブレム下ろしに使えるものはなんの検証もなく使っていたのである

最低でもその誤字があるとされる Pinterest の元画像をその目で確認してから記事を書くべきだろう。


このような杜撰情報収集と決めつけで書かれた文章

大阪芸術大学教授」の肩書きで公にされてしまえば、何も知らずに読んだ人は事実と思い込んでしまう。

論文というのは人文科学であろうと事実を積み重ねなければならないものだが

こんなお粗末な方法文章を書いている人物が学生論文指導をしているのはいかがなものだろう。



度の過ぎた個人的感情の表出


オリンピックに潜り込んだゴキブリたち」8月20日

http://ironna.jp/article/1881


あんな黒いゴキブリ印は、生理的に無理。とても嫌な感じがする。汚らしい。穢らわしい。なにより不潔だ。あまりに不吉で、自分まで不幸に呪われそうな黒いゴキブリ。金と銀の足が夜中にカサコソと動き出して、きみの手の上に登り、パジャマの中にまで入り込んで来る。きみに、多種多様の救いがたい病原菌をなすりつけ、触覚をピロピロさせる。おまけに、突然に羽を広げて飛び上がり、きみの顔をめがけて襲い掛かる。考えただけでも寒気がする。あまりに気味が悪い。


この記事の、黒い生き物の比喩を用いた執拗レトリック

およびそこに貼られた画像は、読む者をいやな気分にさせる。

まるでいやな気分にさせること自体目的ひとつにもなってしまっているようだ。

純丘氏の「佐野エンブレムが嫌いだ」「黒が嫌いだ」という気持ちはよく伝わってくる。

だがそれは個人的感情であり、公にするにしてもせいぜい個人のブログにとどめるべきだ。

大学教授美術博士という肩書き付きでオピニオン系サイトに開陳するようなものとは思えない。

識者なら事実を元に冷静に分析し、問題を明らかにする役割を担うべきだろう。

騒動の中、感情ほとばしる文章で純丘氏は何を訴えようとしたのか。

これ以降、掲示板でもエンブレムゴキブリ呼ばわりする人が一気に増えていった。



独りよがりデザイン


佐野五輪エンブレム超弩級の駄作!」8月26日

http://www.insightnow.jp/article/8644


もはやリエージュロゴからの盗用かどうかは関係なく、

ひたすら駄作である、見るに堪えない、と力説している。

疑惑があるとはいえ、多くの人が関わって世に送り出されたもの

超弩級の駄作」「ゴキブレム」「梅干」と品なく形容する姿勢にもあきれてしまうが、

この他者制作物に対する容赦ない物言いは、おそらく氏の、

デザイン制作とは無関係な経歴(専門は哲学)と関係あるように思う。

むろんそれ自体問題ではないが、次章の「デザインに関する知識不足」も含め、

己の手にあまるデザインに関する解説を、あたかも〝識者〟として発表するのは

それこそ「無理筋」ではないか、と言葉を返しておきたい。


孤の中心がロゴの中心にある限り、この2つのパーツは、このロゴの四隅以外に配置することは不可能である

(1. 形態問題:パーツの寄せ集め より)


この一文の含まれ段落を「デザイン論」として理解できた人がいたら

ぜひ翻訳してほしい(もちろん逐語的な理解はしている)。

「9分割を元にフレキシブルな組み替えが可能」というアイデア否定するのが目的のようだが

なぜそこに「無理と矛盾」(純丘氏)があるのかわからない。

9分割の真ん中に必ず弧の中心が来なければならないデザイン上の理由とは?

さまざまな大きさ・形でさまざまな場所に弧が立ち現れていた、

あのアニメーションのどこに無理と矛盾があるというのだろう。


黒は、ほとんどすべての文化で、死や悪、権力、固着、腐敗、を意味する。同様に、赤は、血のシンボルであり、命や致命傷だ。それに金銀を加えるなど、まさに軍事配色のナチス悪趣味

(2. 配色の問題ナチスフラッグ色 より)


ここは純丘氏お得意の表象である

解釈はさまざま可能なのでナチスフラッグとみる者がいてもいい。

エンブレムを仮に芸術ひとつとするなら、芸術はさまざまな解釈に向けて開かれたものだ。

しかし、これは誰もが知っているようにオリンピックのために施された「デザインである

デザインとは、提示された課題を〝解決〟するものであって、

アートのように何ものからも束縛されない自由意志構成、配色したものではない。

見る者も「日本」で開かれる「五輪」の「エンブレムであるという情報とともに接する、

そのような場、コンテクストにおいて機能するようにあつらえたものだ。

解釈といっても常識的範囲がある。


佐野エンブレムスポーツを感じさせないとか、祝祭感が足りないとかいった批評は可能だ。

が、「ナチスフラッグである、「ゴキブリ」「致命傷」であるなどというのは

エンブレム出自コンテクスト無視した悪意のあるミスリードしかない。

ゴキブリ画像同様、ナチスの絵まで用意して独りよがり解釈

強くイメージとして植え付けていこうとする純丘氏の手法には疑問を禁じえない。



デザインに関する知識不足


どんな媒体でも、ほぼ同じような発色になるように考えておかないといけないのに、全体が印刷物無視RGBベースで出来ていて一般フルカラー印刷YMCKの四色のインクでは出せない「特色」の金銀が入っていたり

(上掲「佐野五輪エンブレム超弩級の駄作!」page:3 より)


デザイン生業としている人、その周辺に詳しい人で

この部分を読んで頭の中が「?」でいっぱいにならない人がいるだろうか。

この2行だけでも純丘氏が自分の手にあまること、自分のよく知らないことを

結論ありき、佐野下ろしを目的に書いていることが明らかである


CMYK を「YMCK」としているところはご愛敬だが、

純丘氏のこの不案内な言説はさまざまな場所で〝プロ〟のそれとして引用されてしまっている。

発表されたエンブレムRGB ベースでできていて、CMYK ベースではないらしい、

色指定の要領を知らず、特色を用いてしまっているらしい、

佐野研二郎氏は、デザイナーとしてはひどく低いスキルのまま今のボジションに祭り上げられ、

あたわない五輪エンブレム設計者の大役もしくは影武者の役を任されたようだ……


RGB ベースというのはモニターなど映像における混合方式であり

CMYK ベースというのは紙媒体など印刷で用いられる混合方式である

RGBCMYK は、媒体に応じてふさわしいデータを用いる、ただそれだけである

RGB ベースでできている」もなにもない。

ウェブでの使用に向けてロゴを配布するならば RGB だし、

ポスタープログラム印刷するなら CMYKデータを用意する。

純丘氏の中で佐野氏は、この知識としても初歩の初歩、

デザイン業務上、日々出くわしてはそれに従って作業している単純なことをまるで知らないという設定らしい。


ここに、さら意味不明な特色のくだりが加わる。

特色というのは印刷インクの一種で、

通常のプロセスカラーCMYK インク)で表現できない色をカバーするためのものである

エンブレムに特色の指定がしてあったというのはどこから情報かわからないが

(筆者は見たことがないので、まずはそのソース問題である)、

それだけをとれば、企業ロゴなどにおいては珍しいことではない。

RGBCMYK と同様、特色を用いるかどうかは運用現場に応じて「自然に」決まるのであって

雑誌カラーページなら金は4色分解(CMYK)で表現されるだけである

媒体や場面によっては、予算や仕上がりを考慮した上で

金や銀を特色にすることも、黒や赤を特色にすることも可能だ。

もちろんそのために CI マニュアルのようなものがあり、

特色で刷るならばここはこの色(PANTONE 、DICなどの番号)、

4色で表現する場合はこの CMYK 値、

そしてディスプレイ用にはこの RGB 値というように、列記されているのがふつうだ。


・特色番号(印刷用)

CMYK 値(印刷用)

RGB 値(映像用)


純丘氏の言葉を再掲する。

以下のような色指定を同一の紙の上に記すデザイナー想像できるだろうか。

すなわち、これが「ワンセット」になっていて、それ以外の指定CMYK 値)のない、

そのような色指定が本当に存在するだろうか。

純丘氏の作為産物か、氏がまたネットかどこかで拾ってきてしまったデマではないのか。

むろん常識的デザインの知識さえあれば、

このような「物理的に」とすら言っていいほど存在しえない〝キャラ設定〟をすることも

デマを拾ってきて書き写すとこともありえないのだが。


RGBベースでできていて(略)「特色」の金銀が入っている



最後


大阪芸術大学教授純丘曜彰氏の言葉は、目くらましのように効果を発揮してきた。

佐野五輪エンブレム超弩級の駄作!」での、ルネッサンスからフラットデザインへ至るくだりなど

エンブレムとはデザイン論において爪の先ほども関係ないが(ゴール地点のフラットデザイン自体なんの関係もない)、

このペダンティック解説や周辺タームは、氏の肩書きと一緒になって人々の目にもっともらしく映り、

エンブレム白紙化の力のひとつになったと考える。

芸術デザインの「専門家」(日刊ゲンダイ)と目される社会的影響力のある人物が、

この混乱の中で、明らかに事実に反すること、半可通なことを、

己の求める結論佐野エンブレム下ろし」に向かって品のない言葉作為的イメージを用いて

流布してきたことには、疑問を通り越してあきれてしまった。


ここには、筆者の知る事実デザインとその周辺に携わる者なら誰でも知っているような知識から

明らかにおかしいと思われるものについてだけ論じた。

五輪エンブレム騒動の中で交わされた、デザインに関する言葉への理解一助となれば幸いである。

2015-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20150517151802

どうだろう。

西洋場合、(演劇に限らず、たとえば絵画でも音楽でも小説でも)テーマ序列があった。

歴史宗教古典(ギリシャローマ)をテーマにしたものは上流、社会風俗テーマにしたものは下流、という具合に。

演劇上流階級の娯楽で、オペラハウス出会いの場だった。

日本だと、江戸時代あたりから歌舞伎庶民の娯楽。

人気度という意味だと娯楽の王様だったけど、格式でいうと相撲落語神社お祭りとかと同列。

テーマも、その当時ホット話題だったり、コメディだったり、異国(インド中国の話)だったり、お堅くなかった。

西洋では、小説というものの登場が遅くて、文学というと詩から派生した修辞学、それから演劇や、演説などから派生した弁論学がメインでだった。

そういう意味だと、基本教養の根幹に演劇があるのかもしれない。

自ら演じることはないまでも、基礎知識として。

テーマ宗教歴史で、演劇でも小説でも、社会風俗を描くことってあんまりなかった。

ルネッサンス以後までほとんど皆無。

近世になっても、啓蒙目的で書くことはあっても、本当に庶民の目から庶民のありふれた話を描くってほとんどなかった。

下層の人間は字を読めなかったしね。オペラハウスに来たりはしないし。

日本だと、江戸時代にもなると、冒険活劇、ドタバタコメディ、ドロドロ恋愛、かなりフリーダム

識字率が高かったためだと思うけど、歌舞伎小屋にくるのも小説を読むのが庶民だしね。

江戸時代小説って、数ページに一枚見開きで絵が入って、ほぼ漫画

2015-01-02

Natural Color Phantasm Vol.08 『Kanon~残された者のために祈りを』

■その1。

 発端は、とあるまんが家と喫茶店で打ち合わせている時だった。お互い、ヘビーな美少女ゲーマーだったので、自然最近ゲームの話になったのだけど、『Kanon』の話になった途端、そのまんが家は激昂し、強硬に『Kanon』を否定したのだ。激昂の理由は後述するけど、普段は温厚なそのまんが家を激昂させた、『Kanon』というゲームはどんなゲームなんだろうか……という興味が(本人には悪いが)沸いたし、何よりも、巷では大人気のはずなのに、筆者の周辺でプレイした人が、まるでいなかったのも気になっていた。

 『Kanon』というゲームが、恋愛ゲームに興味の薄い人間にとって、敷居が高いのは確かだ。コアなファンは多いのに、その面白さはプレイしていない人には、なかなか伝わって来ない。実際、雑誌の紹介記事を読んでも、「今泉伸二のまんがより泣ける!」程度しかからないし(すまん、古いギャグで)、何より、雑誌ごとに扱いの大きさが極端に違っていた。しかも、筆者は『MOON.』も『ONE輝く季節へ~』もプレイしていなかったので尚更だ。

 ……さて、ゲームプレイしての印象だけども、音楽を含めた演出面は素晴らしいし、シナリオも読んでいて引き込まれる力は十分にある。そういう意味では良質の作品なのかも知れない。でも、正直言って、全体にバランスが悪すぎる……というか、凡庸な部分と突出した部分の落差が激しすぎるのだ。

 まず、シナリオに関して、引き込まれつつも、違和感を感じていた。何故なら、どのシナリオ不条理が剥き出しの状態で、そこにあるからだ。この物語での不条理とは、主に[祈り]と[奇蹟]にまつわる部分で、物語の根幹を成す部分なのだけど、物語形成する要素としての世界観や、恋愛に至る過程といった場所での論理がどれもこれも飛躍し過ぎている。それは、意図的なのかも知れないが、結果、説明不足に陥っている場所が大量に存在するのはどんなものか……と思っていた。

 ……更に本質的問題として、エロゲーとしては全く成立していないのだ。これについてはもう論外としか言いようがないし、ゲームとして見た場合、『Kanon』は、整合性というものが全く欠けていた。

 しかし……そんな欠点ゴロゴロしているにも関わらず、筆者の評価は悪くない。悪くないどころか、個人的には極めて面白かったのだ。じゃあ、何で面白かったのか……それが最大の問題だった。

 話は逸れるが、物語を構築する要素というのは、ウラジミール・プロップの「26のカード」以降、現在では分析され、かなり法則化されている。更に、近代化に伴って、スピリチュアル曖昧だった物語要素は、更に表層的な記号解体され、方程式を組むように商品を作ることができるようになったし、記号の選択と方程式の組み方さえ間違えなければ、ユーザーを「泣き」や「萌え」の状態に導くのも、割と簡単にできる。実際、ほとんどのおたく向けヒット商品作品はそういう計算の上で作られている。逆に、ヒットしない商品のヒットしない理由とは、作り手の創作性……悪く言えば、偏執的なこだわりがノイズになってしまったケースが大半だったりする。

 そして、全ての事象が表層的な記号へ分解されていくこの状況が、この連載で何度も書いてきた[オブジェクト嗜好]の正体で、別の場所では[ポストモダン]と呼ばれていた状況だったのだ。

■その2。

 商品として成立させるために、計算によって整合性を高めると、計算できない要素はノイズとして排除されてしまう。例えば、スピリチュアル物語要素の代表である[奇蹟]は、近年は「陳腐もの」として、扱うことを避ける傾向にある。

 何故なら、ロボットならいざ知らず、人の生死に関する[奇蹟]は極めて不条理で、論理的な説明が困難だからだ。確かに、『To Heart』でも、いくつかの[奇蹟]は存在したが、論理的に説明できる程度に抑え、逸脱することを防いでいた。これは、日常性の維持=普遍性を、物語世界の根幹に据えていたからだろう。

 ところが、『Kanon』の場合は、[奇蹟]を、物語世界の根幹に据えてしまった。作り手が日常から逸脱してしまうことを覚悟していたかどうかは分からない。しかし、『Kanon』は表層的な設定よりも、ドラマトゥルギー的な主義主張が先に立っている作品で、キャラクター記号性で、その綻びを強引に追補していた。それでも、原初的物語要素……スピリチュアルな展開、に対する思い入れが強すぎて、全体のバランスが崩れることは食い止められなかった。

 これではどう見ても、物語として完結させるのは困難で、ああ、このまま破綻したまま終わるのかな……と思いきや、[奇蹟]によって力づくで完結させてしまったのだ。これはとても希有なことだと思う。

 だけども、同時にこの作品は、表層的にも、「泣き」や「萌え」という要素を達成して、商品としても成立している。いわば、作品が二重構造になっており、そのことが先に述べた敷居の高さの原因になっているのだろう。しかし、記号の組み合わせにも、緻密な計算や、意図的ものが、いまいち感じられないのだ。

 肝心の文章のものにしてもそうだ。シナリオ構成自体は随所で破綻しているにも関わらず、文章が独特のリズム感と情念を持っていて、物語に引き込まれしまう。キャラクター描写ストーリー展開で、同じパターンを反復している箇所も多く、もちろん、ある程度の計算は感じさせるのだけど、全体としては緻密な計算より、感覚を優先したように見える。こういう文章を昔、読んだことがあるな……と思ったら、思い出した。平井和正小説……それも、『幻魔大戦』や『地球樹の女神』あたりの感覚に近い。

 平井和正は、自身の紡ぐ物語を「言霊が降りてくる」と表現していたが、それが結果として、[天然の美]となっていた。単純に比べるには抵抗はあるが、『Kanon』についても同じことが言えるだろう。そして、計算だけでは超えられなかった、魔術めいた部分が、このゲームの最大の魅力なのだと思った。

 更に、私見ではあるが、ファンの心性も似た傾向があるように思う。これは、どちらにも共通するのだが、作り手はいざ知らず、ユーザー側が全員、[ポストモダン]という状況を肯定している訳ではない。その状況に戸惑ったり、諦観していたりする人々も存在する。そして、そんな最先端から取り残された人々の存在に思いを馳せなければ見えないものも、また存在するのだ。

 本誌(カラフルピュアガール)の若い読者は、最先端の絵柄で上手いという理由だけで美少女ゲームを買うかも知れないが、そういう人には、『Kanon』が売れる理由は多分、分からないだろう。

 絵描きにしてもそうだけど、[作り手]と呼ばれる人々は、常に最先端を追い続ける義務感を持っている。そういう人々が、立ち止まることを肯定してしまうような作品否定するのは、無理もない。冒頭の出来事の原因もまた、そういうことだったし、筆者も、順調に本業だけ続けていれば=最先端を追いかけていれば、こういう視点は持たなかったろう。けれども、筆者にとっては、最先端の行き着くところは[ポストモダン]という名の絶望だったのだ……。

 しかし、今回のプレイでの教訓は、[真・善・美]が最先端の中にあるとは限らない、ということだ。問題は、突き進むにしても、立ち止まるにしても、そこで何を成すか、想像力限界を拡げることができるかどうか、なのだと思う。

■複雑な気分の総括。

 真琴シナリオプレイしていたら、ネームに詰まったかかしあさひろが遊びに来た。そして、後半の反復する連鎖コンボのような展開を見ながら「ああ、こりゃルネッサンスだな」と言った。おそらく、タイトルから何か連想して言ったのだろう。

 しかし、これは面白い発言だ。エヴァ以降、完結しない物語が当たり前になり、影響を受けた若い世代は、技術至上主義ビジュアル志向に走り、物語という概念すら放棄しかねないという状況……そんな、進化による閉塞から逃れるための、前近代への回帰として考えると、『Kanon』という、無謀極まりない物語は、微妙な可能性を秘めていると思う。まあ、それは別の閉塞なのかも知れないけど……。

2013-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20130308095054

様式の違いとテーマ性の大雑把さだな。

古典になればなるほど、テーマがある作品じゃなくて、この世のありとあらゆることを詰め込もうとしてる作品を目指してる。

聖書イリアスくらい、口伝が入り混じったような古い話だと、テーマもつかめなければ様式も無茶苦茶

「起」、「承」、「転」、「結」でなはくて、つらつらと始まり、説明がなくなにかがはじまり、延々と詩歌が続き、盛り上がり続け、盛り下がり続け、突然おしまい

記録と文学の境が曖昧伝説事実がまぜこぜだし、詩吟の要素まで含んでいてカオス

紀元後になってくると、さすがに散文と詩が区別されて、科学視点も含まれてきて書いてる人の頭の中で整理してから書き始めてるのがわかる。

っていっても、それは当時書かれた文章の中のごく一部で、大半はカオスで謎の文章だったんだと思う。

つい100年くらいまえの手紙とかでも、わけわかんない文章あるじゃん

識字率が低くて、ほとんど代筆屋に書かせてたんだろうし、口語と文章の違いについて考えなかったんだろうな。

で、洋の東西ほぼ同時に、様式美の整理がAD200~800くらいか

韻律、構成(起承転結、起承鋪叙結、序破急)がほぼ完成。

テーマを持たせるという概念はまだなさげ

現代に生きる俺らからすると、「様式美うんぬんよりまずテーマだろ」って思うんだけど、ただ様式美をなぞるだけとか、逆にこの世の全てを一つの作品に落とし込もうとする無謀なことを20世紀初頭くらいまでやったりしてる。

でもあれか、恋愛小説ミステリーラノベも、テーマなんかないな。

多少パラメータスキームを変えて、同じ様式をなぞるだけだしな。

15~18世紀、この辺からか、普通に読めるのは。

西洋ルネッサンス以降、中国明代以降に書かれてれば、様式もよくしった形、テーマも設定されてるし、エンターテイメント性もバッチリ

風刺目的だったりするわけで、権力者に楯突く手段としての文学ってことでなんか気合が違うわな。

19世紀、国家間の相互作用社会変革が目まぐるしくなったせいかな?

この時代はまた世界の全てを一つの作品に落とし込もうとする無謀なことばかりやってた気がする。

正義とは、悪とは、平和とは、愛とは、悲哀とは!みたいな。

でも頭冷やしてストーリーを整理してみると、ただの不倫の話じゃね?っという。

ヨーロッパ人の娼婦好き、人妻好き、年上好きは異常。

"モノガタリ"としての完成度は19世紀末から20世紀初頭が一番だったんじゃないだろうか。

20世紀以降は、既に固まった様式美から脱皮しようとする動きで、後退したり前進したり、多方向に向かってるけど、一つのピークは19世紀末だと思う。

2012-02-29

@takudj @MOGRAstaff @reanimationjp クラブ関係者に評価されるべき新世

クラブ文化の発展を望むクラブ旧世代が色眼鏡なく見ておくべきクラブ新世代の3つの人、箱、パーティについて書いてみる。

きっかけ(池袋クラブガサの話)

バレンタインの前日、池袋クラブにガサが入った。

それだけならば大した話題にもならない。まあ、誰かの垂れ込みでもあったんだろう?くらいだ。

だが、今回はフロアにいた150人がしょっ引かれたという規模や、その様子が刻一刻とツイートされたという生々しさで、ツイッターブログの一部の界隈(本当に小さな界隈だ。世間的にはそれがあってもなくてもほとんど何の影響もない規模の)でそれなりに騒がれ、議論もあった。もう鎮火してしまって誰も話題にしなくなった頃合いなんだが、その小さな界隈にそれなりに長く身を置くジジイとして、思ったことを吐き出して置くのもいいかなということでちょっと書く。

ちなみに、150人は尿検査などされたものの何も出なかったということは付記しておく。

池袋クラブハウス警察が大規模ながさアイレ、参加者たち怒り露わ - livedoorニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/6274877/

自己紹介的な話

そもそも俺はリキッドがまだ新宿にあった頃に元気だった世代で、家が近いこともあってマニアックラブには1回目から行ったし、Codeもオープンから閉店まで見送った。ちょっとだけパーティもさせてもらった。六本木は苦手でイエロー以外近づかなかった。だから派手なやつはあんまりからない。

今は小箱で仲間とダラダラとパーティやるくらいだけど、それなりに楽しくやってる。馬場の家から気軽に行ける範囲ならそれなりに色々行ったりもしてる。

クラブクスリの話

あるのかもしれないし、ないなかもしれない。まあ、たぶんある。というか、あった。

そんで、過去に1度でもあったってことはマスコミ世間クラブに興味ない人たちにとっちゃ、それは"ある"と同義だ。

から、"クラブクスリの話"はこれを読んでるあんたやあんたの周りがどうなのかというのに関係なく"あるもんだ"というのを前提に考えなきゃいけない。だって、本当にあるのかもしれないだろ?疑ってかかって、池袋のように実際には無いならそれは御の字だ。ともかく外野目線と揃えなければいけない。

それに、あれだけ酒飲んで音出しハイになってればクスリじゃなくても真面目なご両親は娘や息子をクラブになんか行かせたくない。クスリは無くてもアル中あるし、ナンパ痴漢もあるし、潰してハメられたとか当たり前にある(あった)んだから。行かせたくないところに悪イメージがあるってマスコミが言ってくれれば、普段はテレビなんかバカにしてるお父さんもみのもんたに言いなりのお母さんみたく、マスコミに柔順になる。

ここ、よく分かってない人が多い。

クラブクスリ臭いから叩かれる訳じゃない。それは結果的に貼られたレッテルしかなくて、そもそも"クラブイメージが悪い"くて、"普通の人は近くづき難い"のだ。

では、何でそんなイメージ悪いのかって言うと、それはあんたらのせいだ。

と言われてカチンと来たなら謝る。つまり、俺らのせいである。

恵比寿代官山のオシャレなカフェやバーにはだいたいDJセットが置いてあって、モテそうな曲がかかってるからDJDJをやる店そのものイメージ悪い訳じゃない。(まあ、暗くて汚くておしゃれじゃない店は違うのかもしれん)

クラブ住人が嫌いなEXILE()やディーバ()はテレビでは人気者だ。今を謳歌してる韓流2NE1なんてモロにブラックだし、そのパクリ元になってるアメリカブラックダンスミュージック日本のオシャレ()な人たちの大好物だ。チャラいパーティ御用達キラキラハウススイーツ()達にも御用達だ。ダンス習わせる親は多い。何でもかんでもPOPになる日本で、ダンスミュージックイメージが悪いなんてことはあり得ない。

そう、単に"客のイメージ"が悪いのだ。

こんな簡単なことなのに、箱もオーガナイザーもそのことは言わない。言えない。お客様からだ。だからクスリの話題や、ガサ入れの話題があるとマスコミは何たら!と唾を吐いて話題を逸らす。

だが、そんなことしてても先が無いのは分かってきた。大阪やこの間の池袋の様子をみると、警察は本気なんだなということは分かる。客を庇って一緒に死んでる場合じゃない。今こそ箱とオーガナイザーホントの事を言うべきだ。

クラブが叩かれるのはクスリではなくて、酔い潰れて、喧嘩して、ナンパして、朝ファミレスコンビニ前で寝てる奴のせいだと。

:じゃあ具体的にどうするんだよ!?という話

至ってシンプルだ。むしろそれしか無いといえる。

クラブはその中身をもっと一般に晒すべきだろう。箱やオーガナイザーはガサに入られる前に、全部見せてしまえば良いのだ。そうしたら不本意な身体検査や尿検査で客に恥ずかしい思いをさせることもない。警察と協力してクラブハウスで横行していると言われるクスリ犯罪などの摘発に総力をあげるべきだ。そして、イメージの悪い客をクラブから追い出すべきだ。

大丈夫心配することはない。なぜならば、"クラブにはそういう犯罪目的ではなくて、もっと純粋音楽交流を求めてやってきてるお客さんしかいない!"のだから

それを一般に向けて証明してやるだけだ。その過程で、実はけしからん箱やオーガナイザーや客が混じっていたんなら全力で叩き潰してやればいいじゃないか

:具体論

まあ、そうはいっても古くから村社会で成り立ってるクラブ界隈でそんな過激なことはできようもない。だから、俺はクラブ新世代に期待するしかないと思っている。クラブ旧世代に変なしがらみがない奴らが、自分らが盛り上がっていく為に、古い連中を踏み台にしてくれたらいい。

そう思う中で、最近これはと思ったものを人、箱、パーティでそれぞれ1つずつ挙げておく。

どれもクラブ旧世代は色眼鏡で見て叩きたくなるものだが、そうしないほうがいいんじゃないかと、俺は思う。

::taku takahashi( @takudj )

m-floのtakuのtakuだが、インタビューズでのマネな応対を見ててこの人は実は凄いなと思った。で、その中でもこのインタビューが気に入った。Twitterでもよく流れてたので見たことある人は多いかもしれない。

関西クラブに摘発が入りますゴタゴタが起きましたが、真相を教えてください。クラブスタッフの死を隠蔽してるという説もありますが、これを公にしないとタクさんが目指す日本におけるクラブ文化、あるいはクラブと隣り合わせのタクさん達を信用できません。 お忙しいところ恐縮ですがどうぞお願いします。

http://m.theinterviews.jp/takudj/2933735

"まずはやるべき事はドラッグ暴力を完全に切り離すことだと思います

クラブ側もそこはもっと努力してほしいなと思っています

例えば、

もっと真剣入り口で持ち物検査武器になりうる物、ドラッグ)の強化。

人が怪我した時にすぐ対応(怪我の処置や急性アルコール中毒の処置ができるようにする事)

こういったガイドラインをしっかり作るべきだと思っています

というか、お酒がでるどの施設でもこれくらいやらないといけないと僕は思います。"

まさにその通りだろう。こういうことをハッキリ言っていて、且つメディアコネがあってきちんと外向きに発信できている人はなかなか居ないんではないだろうか。少なくともm-floメジャー側なのでマスコミの方面で語ることが出来る。けど、ジブラザパパにはできない。

一方で面白いのはこういうことを言っちゃってるところだ。

http://www.tweetdeck.com/twitter/takudj/~OwTLS

"勝手ブート作っちゃう主義です〜!(笑)RT @MichelleSorry: 市販品主義です~!RT @takudj: 日本DJって自分が作ったJPOPリミックスを、なんで現場でかけないのだろうか?ほとんどかけてるの聴いたことない。海外DJポップスから頼まれたリミックス自分でよくかけてるよね。"

ブートはどんどん作ってプレイしてしまえ派なのだ。これは推測なんだが、それでもし権利から問い合わせがあった時に、逃げも隠れもしない覚悟があるんだろう。言われても金はあるってのもあるのかもしれないが…

後ろめたさを持ってないというのは隠れるつもりがないということだ。そういう姿勢は評価すべきだと考える。

それから、takuが最近始めたblockfmはかなり面白い試みだと思う。

http://block.fm/

::MOGRA

秋葉原DJ BAR MOGRA

http://club-mogra.jp/

秋葉原にあるオープンからは3年ほどの新しい箱。秋葉原はいえ、ほぼ御徒町という不利な立地にも関わらず、ギーク層にターゲットを絞った運営で連日連夜の大入りを叩き出しているらしい。最近クラブではなかなか聞かない景気の良い話だ。

ギーク向けだけかと思えば、時々デジタリズムなんかの大物がやってきたりして何か面白いことやる箱というイメージ。俺もマイク・ヴァン・ダイクが来るというので懐かしさ混じりに1度だけ行ったのだが、中はオタク臭さは皆無だった。

面白いのはこの箱は"ナンパ禁止"だというのだ。宇田川なんかじゃ考えられないルールだろう。

ギーク層はクラブの客としては新参で、元々はクラブに対してあまり良くないイメージを持っていた側ではないかと思うのだが、秋葉原という立地でそういう層を新規で来店してもらう為に作られたルールだと推測するのだが、これは何も秋葉原に限ったことではないのではないだろうか。ほとんど固定客がいないような箱やパーティは大いに参考にすべきだろう。クラブ新世代の成功者成功しているなりに、きちんと新たな顧客発掘をして、彼らに合わせた運営をしているのだ。

このルールが素晴らしいのはイメージの悪い客を店から追い出すことだ。結局、イメージの悪いクラブには新しい人は入ってこないし、入ってきたとしてもそういう連中はやっぱりイメージが悪いのだ。

それからMOGRAUstreamに力を入れている。

http://club-mogra.jp/ustream/

だいたい毎夜パーティの様子を中継していて、これだけ店内が映ってしまっては悪いことはしようもないよねと思わせる。

::Re:animation

都市型屋外音楽イベント『Re:animation』

http://reanimation.jp/

ここ最近で一番衝撃を受けた出来事と言っても問題がないくらい衝撃的なパーティだった。事件と言っても良い。このご時世に歌舞伎町の街中の広場で屋外レイヴを敢行している連中がいる。しかも、ダンスミュージックアニメソングを折衷したイベントだという。ギーク寄りな話が続くが、その辺がクラブ新世代と旧世代の違いなのかもしれない。そういえばtakuもギークに寛容だし。

たまたまTwitterで誰かが呟いているのを見かけて、Ustreamで見たのだが、俺のよく知っているコマ劇前がまるで異世界のようだった。新宿10年以上住んでいても、こんな光景想像もできなかった。しかも、地方自治体地元商店街が協賛や後援についているのが分かった。どんな魔法を使ったのかは知らないが、これが許可された理由も何となくだが想像できる。新宿によく来る人は知っていると思うが、歌舞伎町はここ数年は死の町といえるくらいに活気がない。韓流ブームで盛り上がる隣の大久保とは大違いだ。言葉は悪いが、そういう所に付け入ることで実現したイベントだろう。

もう1つこのパーティ賞賛できるのは客のマナーの良さだ。とにかく統制が取れていて感動的ですらある。端的なのは終了後の客掃けで、Ustreamにも残っているけれど、客が去った後の床にゴミが何も残っていない。土地柄、ホームレスが食い散らかしていたり、違法のポン引きが闊歩してるものからマナーの良さが引き立っていた。メタモや渚なんかと大違いだ。

ラスト10分を見て欲しい

http://www.ustream.tv/recorded/20503466

実は、後日、近くの飲み屋の店主から別のDJイベントがおなじ場所であると教えられて、これは行かねば!と足を運んだ。

REVO 歌舞伎町ルネッサンス

http://revo-tokyo.com/

こっちは普通にテクノイベントだったんだが、客層の違いに驚いた。完全に酔っ払って瓶は割る、路上の通行人に絡む、近くの店の入口でたむろする、トリのDJの途中で中断になった。おそらく、どこかからクレームが入ったんだろう。

パーティを責めたい訳ではない。Re:animationよりずっとメジャーDJを揃えていたし、最新の流れも追っていたし、何より好みの音だった(正直アニメは分からない)。ハードさもRe:animationの方が上だったと記憶している。責めたいのはやはり客だ。中断にしても違和感を覚えただろうに、特に何事も感じなかった様にダラダラと解散していた。結構若そうな主催の残念に挨拶していた顔だけが印象的だった。

同じことがあった時にtakuやMOGRAの客やRe:animationの客ならどんなリアクションをしただろうと思ってしまった。

実は、テクノの客というのはレゲエやダブやトランスサイケなんかの客よりずっとマナーがいいと思っていたし、俺自身もそうだと思っていたので、この中断は個人的に凄くショックだった。酒でハメを外してる様子を見ながらも、俺自身も中断されることはないだろうと高をくくっていたのだ。だが、そう甘くは無かった。これが外野から見たクラブの客への評価なのだ

何しろこの場所は通行人も多いし、周りは飲食店ばかりだし、逃げたり隠れたりしようがない。警察しょっちゅう巡回してるからクスリの売買なんてできようはずもない。そう、クスリは関係ないのだ。そこで見事やりきった連中と中断を余儀なくされた連中がいることはきちんと認識しておかなければならないだろう。

衆目に晒されるということは、それだけで価値がある。

:まとめ

MOGRAやRe:animationのお客さんたちでオールドなクラブに興味がある人は是非とも都内の箱にも足を運んで欲しいと思う。これは上から言うのではなくて、お願いだ。こうしたクラブ新世代の"移民"なくしてクラブの客は更生し得ない。そして、クラブ新世代はこうしたクラブ旧世代を目の当たりにして、TwitterFacebookで盛大にdisって欲しい。いや~酷いもんだったと。クラブユーザーは一枚岩ではないことを外にも明かすべきだ。つまりイメージの悪いクラブの客と、決してそうではないクラブの客がいると。それを言えるのは、クラブ新世代だけだ。いつまでも警察マスコミや世のお父さんお母さんにファックというしか知らないアホではダメなのだ

さて、ではそんなクラブ旧世代の俺たちが今後のクラブ未来の為に何ができるかだ。

最も安全確実なのは、俺達旧世代は安易に新世代に近づかないことだと考える。聖域を汚さないことだ。そして願わくば新世代の箱オーナーオーガナイザーは欲を出して旧世代を取り込もうとしないべきだと、老婆心ながら申しておきたい。

MOGRAやRe:animationの運営スタイルはとてもストイックだ。注意書きが多くて、客もそれをちゃんと守っている。パーティの内容が非常に快楽的なのでわかりづらいが、旧世代のそれはパーティの内容は無駄ストイック(そうに見える)反面、お客が快楽的に自分勝手振る舞うことを許容していると言えばわかっていただけるだろうか。彼らは自分たちに合う客をきちんと選別しているのだ。これは所謂"出禁"とは意味が違う。そういう客を近づけすらしていない。そのスタイルを貫いて欲しい。客欲しさにダメな客を追い出せない旧世代の箱やオーガナイザーと同じ轍を踏んではいけない。

スカしているのに責められたら逃げるのではなく、taku takahashiのように正面からブートを作って、机上に乗ったら真摯対応すべきだ。逃げ腰では何も変わらない。

では、旧世代もその流れに乗りたいのならば、新世代のスタイルに合わせるしかない。もちろん、もともと合わせる必要がなく、ああいった場所のほうがむしろ心地よく感じる人もいる(もしかしたらその方が多いのかもしれない)。だが、ここも一歩踏みとどまって、自分スタイルが本当にイメージが悪いクラブの客ではないのか、考えて見るべきだろう。REVOで俺はそれを痛感した。

それが嫌だ、堅苦しいじゃないかという人に対しては、きっと外側にいる人はそうすることが都合が悪いのだと推測せざるを得ない。事実は関係ない。せせこましい自由と引き替えにこれまで通り粛々とバッシングを受け入れるならばそれもまた良しだ。但し、それならばバッシングに対してガタガタ言わないことだ。

友達と集まってこっそり小さなイベントをやっていくのも悪くない。

2011-04-12

beatmania ⅡDX (身内用コピペ)

引用 : http://nidasoku.blog106.fc2.com/blog-category-3.html#entry829

133 名前: すずめちゃん(茨城県)[] 投稿日:2009/01/21(水) 11:00:53.92 ID:RDis6JId

9thまでやった

いい加減選曲のときに曲聞かせろよな

もはやジャンル名が意味不明だし

いざ選んで好みの曲じゃなかったとき2分間あまりが苦痛

134 名前: すずめちゃん(新潟東北)[] 投稿日:2009/01/21(水) 11:02:48.13 ID:aooI1Ine

>>133

どう考えても改悪だろそれ

184 名前: すずめちゃん(catv?)[] 投稿日:2009/01/21(水) 12:36:04.16 ID:SyrCnTC/

>>133

・曲プレビューが無い

・同じ曲を2回選べない

こんな糞仕様音ゲー弐寺だけです

いつまでもクラブというのはそういうもの」という古参談話が継承され続けています。

つかビギナーモードで実装してるんだからSTANDARDモードでもやれよと。

あとEXPERTの全曲名表示とか、稼動時の段位上限八段縛りとかさ。

他の音ゲーに比べてインカム増えないのはそういう古臭い部分があるからなんだよ。

186 名前: すずめちゃん(茨城県)[] 投稿日:2009/01/21(水) 12:43:45.34 ID:RDis6JId

>>184

普通DJなら曲かける前にモニタするのになw

190 名前: すずめちゃん(catv?)[] 投稿日:2009/01/21(水) 12:54:29.17 ID:SyrCnTC/

>>186

うむ。

で、古参プレイヤーはその件に対して

・選曲BGMが聞けなくなるだろ

・無くても困らない

・それは改悪しかならない

という意味不明レスを返してきます

ホント、ジャンル名だけでどうやって判断しろというのか。

「ELEMENTAL CHANT」とか「AMERICA」とか「HYPER JAPANESQUE」とか酷すぎ。

192 名前: すずめちゃん(アラバマ州)[sage] 投稿日:2009/01/21(水) 12:57:55.48 ID:6cwzwhSv

>>190

ルネッサンスとかインテリジェンスとかもうね…

インテリジェンスと言いつつ、かまいたちの夜パクリ曲だしなw

195 名前: すずめちゃん(アラビア)[] 投稿日:2009/01/21(水) 13:08:34.98 ID:H+jyZof8

>>190

DJTのデフォルト選曲BGMが聴けなくなるのは困る

2010-12-03

ニコニコ生放送 村上隆芸術闘争論#2 森川嘉一郎プレゼン

以下、森川プレゼンの聞き取りメモ

村上は美大を問題にしてるが一番問題なのは小中高の美術教育だと考える

村上が批判するところの『自由主義』≒内発的なものを表に表現することこそ美術の真髄であるという思い込み

そのルーツは小中高の美術教育

小学校はともかく中高でそういう教育を行うのは問題なのではないか

日本美術教科書は他国と比較すると異様に薄く内容的にもかなり異なる

典型例として

自画像

自分を見つめる

生まれてからずっとつきあってきてる自分ですが、自分のことはよく分かってるようで中々つかみどころがありません。

自分ってなんだろうは永遠課題かもしれません

今の自分をよく見つめ、心の中や自分らしさがあらわれるような自画像を描いてみましょう

このときアニメ絵を描くと教員は嫌な顔をし、

「それはあなたの絵ではなく誰か他の人の書いた絵でしょう」

「人の真似ではなく見たまま感じたままを描きなさい」

NGが出る

褒められる絵

美術教師・教科書が褒める絵のスタイルには傾向があり、顕著なのが風景画における印象派

心ひかれた場面に出会ったら絵に表してみましょう

光や影、広がりや奥行きを各画面の構成や色彩で工夫すれば、印象深く表すことができます

印象派

日本美術教育印象派美術最先端だった頃に開発された技法が輸入され太いチャンネルになっている

その結果として印象派的な書き方を教えることが日本美術教育の一つの王道を成している

外国美術教科書ってどう違うの?

分厚い

美術史を丁寧に教える

ルネッサンスの項では遠近法が開発され、そうした理論の注入が行われた結果それまでの中世の絵から

どのように変わっていったのか、等が論理的に

20世紀の項では

ピューリズムとかシュープレマティズムなどマニアックな流派まで結構詳細にどういう背景を持って

どのような流れで出てきたのかを触れる

中学生教科書

半分は美術史をやり残り半分は実作

こういう教科書を読みどういう課題をやるのか

例えばエジプトの壁画、ファンアイクの絵、マチスの絵に到るまで丁寧に模写をした上で

それがどういう時代背景の元にどういう技法で描かれているか自分なりに読み込んで

まとめる、ということを行う。

日本でも美術史をやらないわけではないが、それは日本史世界史の授業で行い

美術の授業とは切り離されている

基本的に向こうでは美術史自分で描くこととを両輪のように組み合っせてやってる

こういった模写を通じた美術史教育を受けることによって、

美術というのは歴史があり、何が「美しい」と思われてきたのかは時代時代によって

かなり変わってきている。

歴史の積み重ねがそれを作り上げている。

それは宗教だったり政治であったり、そういった権力のもとで作られてきたとか

あるいはフランス革命により王政が打倒された結果、描くモチーフが王侯貴族から市民に変わっていったり

そういう技法まで含めて流れがあり

我々が何を美しいと感じるかというのは、実は自分が生きた時代に人々がそういうものを

しいと思うように訓練されたから、そういうものを美しいと思うのだということが体得されてゆく。

しか日本場合

ある人がなにかを美しいと思う、それは何か訓練された結果美しいと思うのではなくて、

あくまで内発的ななにものにも影響されないそういう感覚があり、その美しいと思ったその感覚

あるいはそれを表現することそのものが美術なんだという風な、いわば洗脳を受ける結果として、

自分があるものを美しいと思うときに、例えば広告とかTVCMとかの結果としてそういうものを

しいと思うようになっているにも関わらず、内発的に美しいと思っていると誤解している

ところが発生しかねない。

疲れたんでここまで

以下、日本美術教育のこのような特殊性のルーツはなんのか、等々

またこういった『自由主義』が美術教育専門家ら自身にも問題だと認識されていること、

にもかかわらずこーなってんのか、日本美術教育がどのように位置づけられてるからなのか、等々。

更にかつて現在美術界同様な状態だった日本建築界が磯崎新の仕掛けによりどのように

変わってゆき、現在のような5~6人のワールドクラスを輩出するまでに変わっていったか、等々

村上は磯崎が建築界で起こしたことを美術界で起こせるのか、等々

と続く

とにかく根拠が実感だけの村上さんよりはるかに具体的で面白かったんで、こんな糞エントリじゃなく

直接↓を見てもっと洗練されたまとめ、感想、そしてツッコミを書いて欲しい。誰か。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv33643068

2010-04-02

849 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2010/04/02(金) 01:33:25 ID:g+MlLsQC

週刊文春」今週号

⇒怒りの3大特集:鳩山首相、ほんにお前は屁のような

①ここまでアホとは思わなかった!

普天間漂流”でも平然「日米関係は悪化していない」 ▼「郵政暴走」亀井大臣電話に「ありがとうございます」

▼「ごもっとも」合いの手だけは超一流 ▼新人議員もアキれ顔「総理の言葉はアテにならない」

▼「地球宇宙民主主義もゆらぎだ」妄言連発 ▼「イ・ビョンホン映画を撮りたい」幸夫人“韓流狂い”に「困るんです」

②だから中井大臣のクビを切れない民主党の「だらしない下半身

元祖“路チュー男”細野豪志はいまも「モナメール」 ▼鳩山愛人に1300万円手切れ金」、菅 直人「キャスター密会」……同じ穴のムジナ ほか

③気骨のジャーナリスト上杉 隆の勝利宣言

朝日激震「地獄リストラ」が始まる▼「記者クラブ開放」と「大新聞の迷走」

⇒「谷垣禎一降ろし」本格化 自民は党首交代か、分裂か

ttp://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/

週刊新潮」今週号

⇒本誌完全独走スクープ第2弾:「中井洽」"史上サイテー"国家公安委員長がつきとおす3つの嘘!

掃除婦扱いに「銀座ホステス」父親の慟哭

▼「俺には4人女がいる」と居直った「白タク」「路チュー」!? 

⇒怒りの徹底追及:「校長室」「校舎階段」でも情を通じた「創価学会員」の桃色校長

⇒怒りの告発スクープ小沢秘書実名告発! 「私はダム工事“天の声”を聞いた!」

⇒怒りの大特集:<さらば社民党! さらば国民新党!>鳩山総理と「創価学会」極秘会談で語られるほの暗い陰謀

参院2人擁立で「小沢一郎」に楯突く「京都府連の乱」

新党結成「首長連合」と「橋下知事」のビミョーな距離

政局コラム矢野絢也永田町を斬る!/無責任の極みと愛想尽かされる鳩山総理

⇒「鳩山」元秘書になぜ「ジャニーズ担当・矢田次男弁護士

鳩山首相肝いり「統合医療予算にあの応援団

⇒連載コラム櫻井よしこ日本ルネッサンス/<普天間移設問題>国益の「嘘」と私益の「嘘」

ttp://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/newest/

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