はてなキーワード: 共存共栄とは
いや、民事再生申立前に全従業員は解雇されたので、「私が勤務していた」とするのが正しい表記なのだろう。
これまで何度も転職を経験しているが、勤務先が経営破たんしたのは今回が初めてだ。
一時は時価総額が1000億円近くまで増え、将来有望なスタートアップ企業として注目されていた会社の終わりは非常に呆気の無いものだった。
その日私は自宅から日本橋へ向かい、もう立ち入ることが出来ない本社オフィスビルをじっと見つめた。
大学を出てから、ずっと金融業界に身を置いてきた私が畑違いの当社に入社したのは何年か前の4月だった。
きっかけは知人からの紹介だったが、「IT化が進んでいない電力業界に革命を起こす」という社長の夢に惹かれ入社を決めた。
当時の新電力は雨後の筍のように異業種からの新規参入が続いていたが、参入業者は大まかに2パターンに分類出来た。
1つはガス・通信・石油元売など既存顧客基盤に対する電力販売を狙うインフラ系企業と、そしてもう1つは太陽光やバイオマス発電など自家発電設備を保有する新興系の企業。
当社はそのどちらのパターンにも当てはまらず、「AIによる電力需要の予測」という独自のやり方を売りにしていた。
通常の場合、電力需要の予測は過去のデータや気象データ等を元に行うので、かなりのマンパワーが必要となる。
それを当社はAIで行うため、運用コストが大幅に削減出来て、しかも予測精度が高いので電力の過不足もほぼ発生しない。
今にして思えば、当社はここで「旧一電へのプラットフォーム提供」という事業に特化すべきだったのだろうと思う。
そうすることで自社で多大なリスクを負わず、旧一電とも共存共栄の関係でいられたはずだ。
ところが当社は旧一電にプラットフォームを提供する一方で、事業拡大と自社AIの性能を誇示するため電力小売事業の拡大も進めてしまった。
パートナーとして旧一電と手を組みながら、その一方で自治体案件等を安値で落札し旧一電と敵対する。
電力の市場価格が安定している間はそれでも問題は無かった。ところがLNG価格の急騰により状況は一変した。
これまでは1kwh5~10円で推移していたJEPXのスポット価格が暴騰し、最安値で50円、最高値だと250円というとんでもない相場となってしまったのだ。
これについては色々な要因があるのだが、JEPXが歪んだ市場、欠陥を抱えた市場であることが最大の理由だろう。
JEPXにおいて電力の売り手は、ほぼ旧一電で占められている。つまり市場への供給量を容易にコントロール出来る立場にあるわけだ。
一方で買い手である新電力側はJEPX以外で調達する手段が無く、どれだけ高値をつけようが電力を買わざるを得ない立場にある。
もし仮に新電力会社が調達しなければならない電力量100のうち、50しか調達出来なかった場合どうなるのか。
新電力の契約者である法人個人に電気が行き渡らず停電となる、などということはなくて、各地の旧一電から調達することとなる。
この場合、自社での調達義務を果たせなかったというペナルティで、市場価格に更にインバランス料金を付加された額で電気を買い取ることとなる。
これが何を意味するか、新電力側はインバランス料金の支払いを回避するため、どれだけ暴騰しようが買い注文をいれなければならない。
一方で売り手の旧一電は「原発稼動しねーし、LNG高いし電力供給するのつれーわ、もうこれ以上市場にだせねーわ」と電力を出し渋った方がインバランス料金が付加されるので儲かる仕組みとなっているのだ。
これはもうマーケットと呼べるシロモノではない。豊富な資金量に支えられたインフラ系新電力は生き残ることが出来たが、財務基盤の弱い新興の新電力は資金繰りに行き詰った。
そしてこの局面で当社のもうひとつの弱点であった「取引金融機関とのリレーションの弱さ」が露呈してしまった。
本来なら取引行のまとめ役を引き受けるべき役目のメインバンクが支援に消極的姿勢を示したため、各行の足並みが揃わなかったのだ。
そして当社策定の再生計画についても全行同意を得ることが出来ず、取引行のうち一行が外資系の投資ファンドへ債権譲渡を行ってしまった。
一度崩れだしたバンクフォーメーションは非常に脆い。投資ファンドへの債権譲渡を行う銀行が次々と出てきてしまったのである。
ここで債権譲渡について簡単に説明しておく。債権譲渡には2種類あり、1つは銀行が1社との取引集中を避けるために行うもの。
代表例としてはみずほ銀行がソフトバンクへの超大口融資案件を一旦自社で引き受けたのち、国内の各銀行へ譲渡した案件で、この場合の譲渡はほぼ額面価格で行われる。
もう1つはいわゆる「バルクセール」と呼ばれるもので、回収見込の低い複数の不良債権をひとまとめにして投げ売りするもので、当社のケースは後者にあたる。
ただ通常のバルクセールと異なり、本件ではファンドは明確な意図をもって当社債権の買い集めに動いていた。
過去でいえば、過払い金訴訟に耐えかねて金融再生ADRを申請した消費者金融向けの債権を外資ファンドが買い集め、多大な利益を上げた事例もある。
当社のケースではなぜ外資ファンドが債権を買い集めているのか。ここからは推測となるが、ファンドの狙いは当社と首都電力との共同JV株式であったと思う。
当社は国内最大手の首都電力とJVを設立しており、この事業は好調に推移していた。
ただ、前にも言った通り、一方で手を組みながら一方で敵に回るというやり方を首都電力が良しとするわけがない。
首都電力は当社から役員や従業員を引き抜き、ソフトウェアについても無断で複製するなどして当社のノウハウをそのまま奪い取ってしまったのだ。
この件について当社と首都電力とは裁判で係争中であり、今後も協業は見込めない。
そこに目をつけた外資ファンドの手口は恐らくこうだ。まず当社債権を銀行から買い集める。通常のバルクセールなら相場は額面の1%なので、5%で提示すれば銀行側は喜んで譲渡するはずだ。
そして大口債権者となって発言力を高めたうえで、当社に対し裁判の早期和解を要求する。裁判の長期化は両者にとって望むところではない。
首都電力サイドにしても裁判で争った先にJVの株式を保有されたままではまずい。「JV株式の適正価格での買い取りを条件として早期和解を」と提示されれば恐らく呑むだろう。
ファンドがJV株式の価値をどの程度に見積もったのかは分からないが、事業規模や資産背景から考えると20億円は下るまい。
JVの出資割合は首都電力60%、当社が40%なので当社保有分の価値は8億円。当社の負債総額60億円に対して株式売却額を全額配当した場合の配当率は約13%になる。
ファンドが債権を簿価の5%で買い集めたとすれば差額の8%がファンドの利益となる。彼らは全体の3分の1、20億円程度買い集めていたので20億円の8%を利益として抜く計算だった。
結果として彼らの目算は、当社の民事再生申立によって完全に狂った。管財人がJV株式をどう評価するか分からないが、当初の見立て額には到底及ばないだろう。
私は日本橋の本社オフィスをあとにすると、そのまま東京駅まで歩き山手線へと乗り込んだ。
今日はどうせ何の予定もない、こういう日は憂さ晴らしに限ると決めると、鶯谷で電車を降りた。
適当に飛び込んだ店は平日の昼間ということもあって空いており、「この子たちなら待ち時間無しでいけますよ」と店員がパネル写真を数枚見せてきた。
ここからが真剣勝負だ、私は全神経を集中して写真を凝視した。この手の写真は多少修整されているので各パーツを見ても駄目、全体を・・・大局観を大事にしなければ・・・
全身写真と3サイズに違和感がある子は消し、下半身が写ってない子は腹回りが怪しいので消し、と私は脳をフル回転させ1億と3手を読む勢いで分析を続けた。
「いくらAIが進化したところで、こんな作業は人間の感と経験が一番なんだよ」と思いながら、私は一人の女の子を指名した。
店員に奥に通され、部屋の前で女の子と目が合い、そのとき私の体には電流が走った。
「いやこれ多少の修正とかそういうレベルじゃなくて、完全な別人だろ。こんなのならパネル写真見る意味ないじゃないか!」
膝から崩れ落ちそうになるところを必死に堪えながら、私はこう呟くのがやっとだった。
「・・・これ・・・・・・パネ・・・・・・要る?」
というお願いは
ということであって
実質自分が損をするのを減らすためのお願いだったりするんだよね
でも無敵の人はどこまでいっても無敵なんでそれを恣意的に利用しちゃうというか
無茶したぶんだけ得しちゃうのでやめないよね
おなじ無茶を以てしても無理筋な話なわけで
必要になるよね
赤信号を無視しても死にはしないのだからいいじゃんっていうのを
赤信号をしっかり待って青でわたるなら、なにかもらえるとか
あわてず騒がず迷惑をかけないでいれば、なにかもらえるとか
宗教って統治があるとあの世でとかコミュニティでのランクがとか概念があるけど
マイナポイントをスマホで配るとかでゲーミフィケーションできたらいいけど
実質体感できるお得がないと、殴って罰則を体感させるしかなくなるわけではあるし
エロ同人のお控えくださいは
露出や過激な表現の低い情報を高く評価したり価値をつけたりする仕組みがあればいいんだけどね
企業とかスポンサーが確実で控えめで有益で地味な情報に出資を多くするとか
そういうの申請制度にしないとエロとか過激な情報とか嘘を罰則ってすると罰則はらってまで人気とるなら
「隠れて流布する」が増えるに決まってるわけだし
体罰が意味ないのもそれだよね 暴力じゃ解決しないし悪を罰しても悪の定義とか言われだすし
社会貢献ってそういうところだとおもうんだよね
なんでマイナスを補填して罰則をきめて違反していないからセーフとかになっちゃうんだろ
構造的な概念を無宗教だと組み上げにくいというのはあると思うけど
協力とか団結とかいった社会構成的な思考も停止させてる反戦主義みたいなのも
原因かもって思ってしまう
抑制したり助成したりする機構までも完全に資本主義で自由経済主義的になってる感があるけど
それがいいのかわるいのか実際に体験するところにいる気がする
日本人はよく無宗教と呼ばれるが、私はそれは当たり前だと思う。日本にキリスト教のような確固たる宗教が生まれるほどの素地もないし、その資格もないからだ。
宗教が生まれる素地とは、その宗教が生まれる土地の風土のことだ。風土とはその土地に住む人間の気質や文化の形成に関わる地理的、気候的環境のことである。
キリスト教のような一神教は自然の恵みの薄い中東の砂漠の風土から生まれた。そこでは神は人間の味方で、厳しい自然をも超越する。神の言葉である教典もその土地での生存戦略において合理的である。その信者は生活のありとあらゆる場面で神を拠り所にする。
一方で日本は伝統的にアニミズムという多神教の宗教観に依拠している。それは四季の変化や災害の多さ、生物種の多様さに起因していると言われる。そこで(沢山いる)神とはその様な自然環境の理由であり、アニミズムとはその中で人が生きる生存戦略である。故に日本において神とは必ずしも人間の味方ではなく、そこにあるだけの存在なのだ。神社が行う祭祀も神のご機嫌をとり、神と人間が共存共栄を図るための儀式である。
このような日本と中東の風土の差から、日本では信仰するに足る神様は生まれでてこないのだ。むしろそんな神が日本にいたらとんでもない憎き業を抱えた存在になるであろう(まあ、それを神と呼称することも無いであろうが)。日本には真の唯一絶対神は存在しえないのだ。それは仏教やキリスト教が伝来したときも変わらなかった。
無宗教というのは日本に外来の宗教が入ってきたときに、日本古来の習わしと共存共栄するための文化的産物であると思う。したがって無宗教は反宗教ではなく、むしろ宗教を維持する工夫であったといえる。そうでなければ仏教やキリスト教は今ごろ日本から排撃されていたかもしれない。
誤解なく言うと、私は日本において一神教の神を信仰することを否定したりとか、あるいは神道やアニミズム以外の信仰を認めなかったりするのではない。むしろ日本に住むどの人も何かしらの信仰を持つことを望んでいる。その時に同じ神を見ることは無いのだ。同じ所で安全に平穏に暮らしているその事実がより重要なのだからだ。
デカダンスってのは今クール放映中のアニメな。ざっくり7話までのあらすじを、分かりやすいように喩えを入れて説明すると、
遠い未来、絶滅寸前のカブトムシに入れあげたオッサンが、カブトムシの生存圏確立のために仲間を集めてテロに走る
って話。で、これがどうオチをつけるのかってのがさっぱり想像つかない。俺の考えつく限りの予想を列挙すると
3. テロリストオッサンは早晩死ぬ。カブトムシは絶滅危惧種のまま何も変わらない。
4. オッサンが特別入れ込んでいる雌カブトムシとの異種間ラブ。
5. 大どんでん返しが起こり、全く予想がつかないオチを迎える。
1番は多分無い、2番も多分無い、3番は一番自然だが一番つまらない。4番は理解できない。結果二重丸は5番となる。つまり予想できない。
予想になってないのに予想ってなんだよって思われるかもしれないが、デカダンスは2話でいきなり舞台設定の根幹に関わる大どんでん返しを入れてきているので、それ以上の大どんでん返しがこれから終盤にかけて起きても不思議ではない。てか多分起きる。人類がカブトムシでカブトムシが実は人類くらいの意味不明な大どんでん返しが来るだろう。
あと、俺の説明が悪いせいでつまらないアニメに思えるかもしれないけど、派手なSFガジェットやアクションや顔芸が盛々で声優の演技も上々な気がするし、とても面白いです。
さて、後半やるか…。なんかもう嫌になってきちゃうな。ここから先、自閉症はおろか発達障害さえ出てこない代わりに、「男らしさ」がマジックワードとしてメキメキ頭角を現してきます。「男らしさ」の指標は論文によって様々であり、その点にrei氏は意識的かどうかは怪しいところですが、少なくとも段落ごとに「男らしさ」の内容が変転していきます。では読みましょう。
知らんがな。次。
テストステロン値の高い男性は顔の横幅が広くなる傾向にあり、テストステロン値の低い男性は顔の横幅が狭くなる傾向にある。そしてチー牛の元となったイラストの男性も面長であるが、先進国の女性全般に「面長の男性らしくない男性を嫌い、横幅の広い男性らしい男性を好む」傾向が確認されている。例えば、米国で若い男女を対象としてスピードデート研究を行ったところ、男性の顔つきの男らしさが短期的な関係に対する女性の関心の差異の34%を説明していることが示された。
https://ink.library.smu.edu.sg/cgi/viewcontent.cgi?article=2727&context=soss_research (論文d)
スピードデートっていうのはいわゆる婚活パーティ。この論文dでは、顔つきの男らしさを、テストステロンに影響されると考えられている顔の縦横比で表しているみたいです。多分婚活パーティでの女性の反応と男性の顔の縦横比の関係を調べたんでしょう。で、rei氏は"先進国の女性全般に「面長の男性らしくない男性を嫌い、横幅の広い男性らしい男性を好む」傾向が確認されている。”と書いてますが、この主張の出典はどこですか?論文dの先行研究に触れてる部分にもDiscussionにも、国の発展度合いは女性の嗜好と関連性がある、といった記述は見受けられません。関連性が本当はあるのだとしても、米国内の研究だけを例に挙げて、"先進国の女性全般に"と言い切るのは流石に通らないです。もっとも、顔の縦の長さや横の長さが女性にとってなんらかの関心を引く要素の一つであることは間違いなさそうです。これはさすがに誰か気づいて指摘してるだろうと思うんですけど、この論文dを出したのは米国の大学ではなくてシンガポールの大学なんですよね。ざっと見た感じ、アメリカで行われたともアメリカ人を対象にしたとも書かれてません。次の段落に移ります。
論文eの題は"Dominant looking male teenagers copulate earlier.”、和訳すると支配的な見た目の10代の男子はより早く性交する、ですね。このリンクをクリックしてもらうとわかるんですけど、Abstract(要約)しか書いてません。本文はどこでしょうか?試しにCitation(引用)って書いてる下のあたりのリンクを踏んでみましょうか。でもやっぱりAbstractしかありません。実は、論文ってタダで読める訳じゃないんです。検索して出てきた論文を読みたいと思っても、お金を払って電子ジャーナルや学術誌を購読しないと読めないことが多々あります。大学生や研究者の場合、基本的に大学が代わりに費用を負担しているので割り当てられたメールアドレスを使えば無料で読めます。私も大学のアカウントでサインインして読みました。大学生や研究者でなくても大学図書館に行ってコピーすれば印刷代はかかりますが、可能でしょう。しかしこのご時世、ほとんどの大学図書館は解放されていませんでした。以上を踏まえると、rei氏は電子ジャーナルを個人購読していると考えられます。なんと素晴らしい心がけ!一般企業勤務年収700万の会社員であるrei氏が支払う購読料で出版不況に喘ぐ学術誌業界はきっと大助かりのことでしょう。みなさんにこの感動を伝えたいあまり、すっかり前置きが長くなってしまいました。では論文eの内容を概説します。
アメリカの7thGrade、8thGradeの男の子、日本で言えば中一中二の男子に対して、男子の性行為経験の有無、身体の男性的成熟度、リーダーっぽい支配的印象の程度、イケメンな印象の程度の四要素間の相関を統計的処理にかけて調べました。その結果、身体の男性的成熟が進んでいて、支配的な印象を与える、イケメンな男子ほど性的活動が活発な傾向があると判明したそうです。
論文eは捉えがたい「男らしさ」を多面的に定義づけ、そして「男らしい顔つき」の男子はより早く性交渉する機会があると分析したわけで、なかなか面白いなあと思ったりするんですが、それをrei氏は"顔つきの男らしさは童貞卒業の早さを予測する因子であることが示唆されている”の一行で済ませてるんですよ。まとめ方が雑。情報取りこぼしすぎ。ちなみに論文eによると支配的な顔つきの男子やイケメンな男子は眼鏡をかけていない傾向があったそうですが、この記述から、眼鏡をかけているチー牛顔の男子は性的経験に乏しい、とまで言えるのかどうかは正直よくわからないです。次の段落に移ります。
しかしながら、チー牛顔がここまで忌避されるのは「豊かな先進国だから」という事情もある。たまにインターネットでは「所詮この世は弱肉強食強ければ生き弱ければ死ぬ」みたいな事を言う人間がいるが、この世は弱肉強食ではなく適者生存であり、また社会が豊かで平和だからこそ、そのように言ってられる面がある。人間は戦争や災害時など本当に弱肉強食な環境下では、所謂「群れ」になる。そして野生動物の群れを見れば分かる通り、群れ内では弱肉強食の摂理は働かず、互助や相互監視や役割分担といった形で群れ内は「平和」な形になる。これは考えれば当然の事であり、本当に厳しい環境下において同じ種で争っている場合ではない。要するに個人主義は社会が平和である事を前提とした価値観なのだ。
色々トンチンカンなこと書いてるrei氏のこのnoteで、最も意味不明な箇所がここです。何を言いたいのかマジで把握できなくて、読むだけで一時間くらい費やした。ここまで可読性が低いのはいくつか理由が考えられて、まず接続詞がおかしい。段落頭、「しかしながら」は逆接の接続詞のはずですね。前の二段落でrei氏が言いたかったであろう主張は「女性は男らしい顔を好む」のはず。しかしながら、この段落では突然、「平和な社会状況であることが人々の行動に与える影響」の話が出現します。新規情報です。新キャラです。「しかしながら」の前後で予想を裏切るような意味内容の反転は生じていません。もう一つ指摘するとすれば、対立軸が不明確な言葉遣いである点。「先進国」ときたら「発展途上国」、「弱肉強食」ときたら「共存共栄」、「個人主義」ときたら「全体主義」もしくは利己主義の逆という意味で「利他主義」。こうした対義語にリードされてあっち行ったりこっち行ったりしながら議論を進めていくのが一般的なリズムな訳です。現代文の定石です。ではもう一度読んでみましょう。
……………。何が書いてあるか、何を主張したいかわかりましたか?私にはわかりません。とりあえず”この世は弱肉強食ではなく適者生存"の部分に着目してみましょう。なにやら進化論じみた雰囲気がしますね。弱肉強食と適者生存、進化論については、科学史や哲学史関連の書籍を出版している吉川浩満氏のインタビュー記事がとてもわかりやすかったので、ちょっと長いですが紹介させていただきます。
https://synodos.jp/science/17264
この記事によると、弱肉強食を世界認識モデルに組み込んでしまうのは素人あるあるらしいです。rei氏も度々モテ/非モテ論の文脈に位置付けられる文章を書いていましたね。インタビュー記事は続いて「適者生存」概念の歴史的経緯へとトピックが移ります。吉川氏によると、ダーウィニズムは進化の目的や生物の序列を認めない立場なのだそうです。そして、絶滅を免れて生き残った生物種のことを適した生物、すなわち適者であると定めましょう、というダーウィニズムの考え方を端的に表すスローガンこそが、「適者生存」なのです。生存する者を適者とみなす「適者生存」とは、ダーウィニズムにおける議論の出発点にすぎなかったんですね。これをひっくり返して飲み込んでしまうと、お前は適者でないから生存できないんだ、俺は劣っているから勝負や競争に負けるんだ、となってしまいます。これはよくない、本当によくないですよ。優生思想ど真ん中、ナチスドイツの大虐殺。そんでもってこれがrei氏の手にかかると非モテだから結婚できないんだという同語反復に陥っちゃうわけです。
わかりましたか?rei氏は語の意味をまともに調べることすらせず、雰囲気だけで文章を練り練りしてるんですよ。キリがないんで次行きますね。
それは異性選好においても同様であり、34か国の異性愛女性4483人のサンプルを使用して、社会的、生態学的、経済的変数が女性の顔の男らしさの好みをどのように予測するかをテストするかを調べた研究では、国の健康指数と人間開発指数が高い国でより強くなると報告された。男らしい顔に対する女性の好みは、子孫の生存率が高く、経済状況がより好ましい条件の下でより強いことを示している。
アッ!前段落の最後の部分、"要するに個人主義は社会が平和である事を前提とした価値観なのだ。”の意味がわかりましたよ。社会が危機的状況に陥っているときは生存を目指して仲良く男女協力して生殖に励むけれど、現代の平和で裕福な先進国ニッポンにおいて女性は利己的に振る舞うために男性的魅力に乏しいチー牛顔の人々は選ばれないのだ、ってことですね?世が世なら俺たちには女があてがわれるはずだった、でも時代がそうさせなかった、とrei氏は言いたかったんですね?うぅ、頭がクラクラしてきた……。いや、確かに人間は動物の一種だけどさ、何もそこまで野山の猿やジャングルのゴリラと同一視するのはやりすぎでないか?なんだよ、"男らしさの好みをどのように予測するかをテストするかを調べた研究”って。日本語になってないじゃん……。
https://note.com/hiroko_yayane/n/n7970f9279b51
6/17追記 ↑リンク先が謎の理由で消滅していましたが、新しく書いて頂いたみたいなので貼り直しました。
そして男らしい顔つきの男性は攻撃性、不正行為、自己中心的な衝動性、欺瞞、搾取的行動など「所詮この世は弱肉強食」マインドを持つ傾向があることが示唆されている。要は豊かで自由で安定した先進国になるほど優しい男性はモテなくなる傾向が存在するのだ。
論文gでは、顔の縦横比と攻撃性の関係しか見てません。先進国の話もモテ/非モテの話もしてません。"要は"以下の部分は導けないと思います。
それにnoteのタイトルは「何故、我々は三色チーズ牛丼顔なのか?」でしたが、なぜか結論は「先進国ほど優しい男性はモテなくなる」に着地しているんですね。
話がめちゃくちゃズレていってるんですよ。rei氏もそれに気づいてないんですよ。
でね、ようやく全部読み終わったと思うじゃないですか。まだ喋らせてください、まだあるんですよ。この記事本当にすごくて、本文の下にあるコメント欄を見てみましょう。
https://www.nature.com/articles/s41598-017-09939-y#Sec17 (論文x)
ま〜た何をどう修正したのかよくわからん論文のリンクが貼ってありますね。
私が読んだ時には既に修正されていたんですが、他の方のツイートによると、もともとrei氏は、コルチゾール値が高くなってテストステロン値が低下するから発達障害男性は「男らしくない」顔つきになるという論証の根拠として、結論が真逆の論文を引っ張り出していたみたいです。
https://twitter.com/reefedgeswim/status/1265592680915931136
この論文xは、タイトルの「ASD男児及び女児における顔面形態学的な超男性化傾向と症候学との関連」からわかる通り、一番最初に読んだ論文aの結論「ASD男性の顔は両性具有で男らしくない」とは反対のことが書かれています。時系列的には論文aの方が先で、論文xは後。そしてDiscussionの中で論文aと相反する結果について考察しています。その考察によれば、論文aの実験2の対象として選ばれたのは二十歳前後の男女であるのに対し、論文xの実験対象は三歳から十二歳の児童であることが重要な違いを生んだ可能性があるそうです。思春期の間に男性は血清中のテストステロン値が女性と比べて爆発的に増加します。この思春期におけるテストステロンがなんらかの働きをしたせいで相反する実験結果が出た可能性がある、というわけです。しかし、これまたややこしいことに、成人の顔の形に関して出生前のテストステロンが与える影響の方が出生後のテストステロンが与える影響よりも大きいとする論文もあるそうで、研究者の間でもどちらがどうだと確定的な結論は出ていないっぽい。
文章の誤リンクの件に話を戻しましょうか。可能性の話をしますが、数多くの論文を渉猟しているrei氏のことですから、貼りたい論文と題が似ているのを間違えて貼っちゃったのかもしれませんね。訂正前の論文のタイトルは"Hypermasculinised facial morphology in boys and girls with Autism Spectrum Disorder and its association with symptomatology”で、訂正後の論文は"Enhanced Cortisol Response to Stress in Children in Autism”です。Autismとin、二つも単語が重複してるじゃないですか!論文のタイトルは全体の要旨を簡潔に書き表したものですから、その中の重要な単語が二つも同じであれば、内容が近い論文だったような…と曖昧な記憶が生成されてうっかり取り違えてしまうことがあってもおかしくないでしょう、とでも言うと思ったか?ちゃんと論文読み込んでるやつがこんな凡ミスするわけねえだろ。だいたいさ、何が正しいのか誰もわからない研究のフロントラインで色んな科学者が仮説を立てて検証してディスカッションしてるような事柄の、おそらくこうかもしれない、って部分を、論文だから百パーセント正しいんだとピックアップしてるのありえん不誠実でしょ。今後まだまだ検証の余地があるって書いてあることを揺るぎない事実として取り上げちゃってるってこと、わかりますか?
reiさん、あんまり疑いたくないんですけど、本当に論文読んだんですか?
rei氏の書く文章、noteでもtweetでも、どういう意図なのか全くわからないけど、ほぼ全て漢数字が半角数字に置き換えられてるんですよね。でも恐ろしいことに、このチー牛顔を取り上げたnoteでは、3色チーズ牛丼顔と書いてないんです……。
世界中に広まるのはまぁ確実だと思うけれど、問題はその先にある。
今回のCOVID-19 が宿主に出来る動物がまだ分かっていない。
宿主というのは、感染しても発症せず共存共栄できる動物なんだけど、
これがもし、日本の野生動物の中にいた場合、COVID-19は日本に定着してしまう。
MARSが今だに終息しないのは、MARSの宿主がラクダだから。
ラクダを全部殺処分することができないから、中東では今だにMARSが繰り返される。
もちろん、COVID-19が定着してしまう可能性は欧米諸国でも同じくらいあるんだけども、
日本のアニメ業界に発奮して欲しいという素朴な気持ちはわかるけど、この手法は明らかに悪手。
家電業界の二の舞を演じてほしくないというなら猶更同じ行動をとるわけにはいかないはず。
業界の人だけじゃなくて、自分たち消費してるだけのオタクだって同じように影響がある。
幸い日本のアニメ業界は実はこの辺を感覚的にわかってるように見える。
特にAniplexが東京国際映画祭で国外のアニメ映画をセレクトしだしたのは大きい。
やばいぞやばいぞって言って国外のアニメ映画に対して対立を煽るんじゃなくて
むしろ国外の良質なアニメ映画を褒めちぎって、日本の良質なアニメ映画も褒めちぎってどちらもふんだんに見て吸収していく方向に持っていかないとまずい。
はてな民の左派はともすると日本の産業が没落することを"お灸"を据えるような感覚で対立を煽ることに気づいてない。
みたいな言説はやめて、もっと他国のアニメ映画との共存共栄を目指していかないとダメ。
そもそも全世界のアニメーション市場はまだまだ拡大の余地がある。
CEATECのアニメ版のようなIMARTをやり始めたのも似たような業界に対する意識が理由だと思う。
”中華アニメ”に抜かれるんじゃなくて全世界的にアニメーション市場が盛り上がり始めてる。
市場規模拡大のニュースとかアメリカでのムーブメントとかもうこれについては言わんでもわかるだろうけど。
実際今年見た日本のアニメ映画はデジタルアニメーション技術が完全に円熟期に入って市場稀に見るレベルのデジタル作画(エフェクト)の作品ばかりだった。
中華アニメを使って日本アニメにマウンティングするのは典型的な悪いオタクしぐさだ。
むしろ危機感や対立を煽る人を見かけたらこっちから指摘してあげるべき。
というわけで、羅小黒戦記とロングウェイノースと天気の子とアナ雪2とプロメアと全部見よう。
海獣の子供もこのすばも見よう。
きっとその先に何かが見えてくると私は思います。
一連の騒動を経て本日放送のワイドナショーで松本人志さんが「松本興行」の設立を吉本側に提案したと言われていた。具体的には、社内に別部署として、松本興行を作り自分が保証人として不祥事に関わった芸人達を引き受けるとのことだ。
この提案自体は漢気と愛情に溢れ、私も支持するのだが、会社組織としては実現不可能だろう。仮に、形はつくれたとしても望んだ機能を吉本社内で持たせることは不可能と思う。
なぜなら、吉本興行という会社組織の中にいる以上、最終的には吉本が責任を負うし、そのために吉本側も最終的には自社の”組織の論理”を優先せざるを得ないからだ。この”組織の論理”の優先度はどこの会社でも同じだし、責められるものでない。いいとか悪いとかない。
ではどうすべきか。私も会社経営に携わる実務家の一人として具体案を考えてみた。
まず、吉本側に兼業を認めさせた上で、松本さんが松本興行を会社(株式会社)として設立し、代表取締役に就任。出資額は松本さんが株式の過半数を握り、残り半分を参画する芸人の方々(今回の不祥事関係者)で折半(手元資金がない方には松本さんが個人融資)。
設立後、松本興行と吉本で包括的な業務委託契約を結び、芸人業務を受託する。契約期間中は今までのコンビ名、芸名も使用可とする(吉本側としてもリスクとメンツを考えれば、この条件飲むかと)。業務委託契約を独占的なものにするか、吉本以外からも受託可能にするか、また仕事量の最低保証などはすべて交渉次第(復帰までいろんな仕事した方がいいから独占にしないほうがいいかも。けど交渉は急いだほうがよいかと)。
いずれにせよ、今後、松本興行に入る仕事は全て松本さん経由で受託。当然、松本興行独自のコンプラ、広報機能も持たせ、当然所属芸人の業務上の最終責任は松本興行とし、説明責任も果たしていく(世論を納得させるためには広報のトップは松本さん本人。そしてできれば、松本さんが個人資産を突っ込んで久保利弁護士を顧問につけ反社に対して鉄壁のディフェンスを築く笑)。
一方、吉本側は松本さんの兼業を認め、松本興行と交渉を開始する条件として、松本さんに吉本本体の取締役就任を打診するのがいいかと。そうすれば、吉本と松本興行が共存共栄になるように仕事をまわしていきやすいだろう(利益相反の調整はデリケートそうだけど)。
その後、松本興行として仕事をコツコツこなしていき実績を積み、世に対する禊を済ませてたら、会社全体を吉本に売却すればいい。その時、設立の際に出資した芸人の方々には、今回の不祥事で逃した収入を補って余りある金銭が手元に入るだろう。もちろん芸人としてのキャリアも維持できる。長期的には経済的にプラマイゼロ。今回の極限状態は芸事にはプラスだと思うので、人生経験全体として収支をプラスに持っていけるだろう。
別のシナリオとして、松本さんの人望で松本興行のビジネスが急拡大する可能性もある。その時にはビジネス感覚に優れた尻アイドル倉持由香さんや元NGT山口真帆さん、女優の能年玲奈さん等、若くして芸能ビジネスの根幹に触れる貴重な体験をされた方々を巻き込みながら、新しい総合芸能事務所として覇を唱える。。。というのは私個人の妄想で願望だ。
以前、明石家さんまさんが12年ぶりに島田紳助さんと共演した際、お互いの過去を話すなかで「笑顔で地獄を見たらもう勝ち、人生」と言われていた。
自業自得とはいえ、今回の不祥事に関わった芸人の方々は地獄を見ている最中だと思う。
ただ、けじめをつけていく限り取返しがつく状況だと思うし、上記のようにやり方次第では芸人としてのキャリアに厚みをもたらすチャンスにもできると思う。
はてなブックマーク - 男性が生きずらいのを女性のせいにするのをいいかげんやめてほしい - 雑記帳
この元記事は下記の記事に対する『愚痴』として書かれたものだ。
kutabirehateko 奴隷を持てない白人労働者が「奴隷を買えない俺たちは奴隷から差別されている」「奴隷は白人労働者も支えるべき」と言っているようなものよな。一握りの強者男性に有利な社会の底辺には弱者女性がいるのは歴然。
2019/06/13
Zephyrosianus アメリカでマジョリティたる白人が、「ああー、アジア人やラテンアメリカ人や黒人やインディアンに配慮しなくちゃいけなくて、マジ生きづらいわ」と言うようなものだが、真顔でその主張が正当だと解釈する人いるのか
2019/06/13
assena 「女性も男性のせいにしてきたくせに!」とかいう人は、これまで男性たちがしてきた女性差別の歴史を知らないのかな。その影響が今も残っていることも。だから、この話は男女でイコールにはならない。
2019/06/13
murasakizaru マイノリティの差別への抵抗とマジョリティの俺を選べそして全てを捧げろって横暴な要求を並べてお互い様だDDだっつってる連中正気か
2019/06/13
これらのコメントに共通するのは、マジョリティとマイノリティの非対称性を前提に発言されているということ。
要は「差別されてきた側が差別する側のせいにするのは良いけど、差別する側が差別されてきた側のせいにするなよ」という主張だろう。
noteのすもも氏の記事が、果たして弱者男性のつらさを女性のせいばかりにしているかは議論あるところだと思うが、ひとまず僕は引用したブコメの様なフェミニストの主張はある程度理解できる。(正直誰がフェミニストで誰がそうでないかもうよく判らないのだが、少なくともくたびれはてこさんは正しくフェミニストだと思ったのでフェミニストと書いた)
例えに出ているような白人と元黒人奴隷や男性と女性。平等にはまだまだ道半ばだと、それは僕も思う。
「属性がマジョリティ側だというだけでマジョリティに括るのはやめて貰えませんか」
白人と奴隷の例えで言えば、あなた方が責めるその白人は当然のように奴隷など持ったことは無いし、なんならその辺の黒人より酷い暮らしをしている人だっている。
そんな白人が、元奴隷だった黒人に「お前らは俺達を虐げてきたんだから、文句言うなよ。でも俺達の文句は聴いてね」って言われたら、そりゃ鬱憤も溜まるし反発だって覚えるでしょう。
マジョリティとされる側の人間だけど、マジョリティとしての恩恵を受けられない人間は確実にいるんですよ。
マジョリティ属性の弱者は弱音吐くだけでマイノリティから文句言われる。何故ならマジョリティだから。という図式がもたらすのは、マイノリティと弱者マジョリティの分断ですよ。底辺同士で石投げ合って消耗してるんですよ。
これって非常に無駄でもったいないなあと思うんだけど、共闘は無理なのかしら。別に必ずしも戦えとは思わないから、共存共栄や共助でもいい。
もちろんフェミニストだけに問題があるとは思ってない。弱者男性はフェミニストにいい印象を持ってない気のある人が多いように思えるし、もっと言えばインセル的な傾向、男尊女卑思想を持つ人だっている。
でも今回敢えてフェミニストの方々に向けて文章を書いたのは、フェミニストの目指している(んだよね?)男女平等・男女同権という目標の、高い精神性を見込んでのこと。
ブコメでくらい弱者男性のつらさを少しでいいから認めてやれませんか?
別にすもも氏の提案①みたいに弱者男性とくっついてくれなんて言う気はありません。
知性が「Cogito ergo sum」が個に生じた状態であり、その思念こそが創造の源なのであれば、ある特定の時空間軸で萌芽した知性は、宇宙創造時から存続していた「大いなる良」の状態である知性、言わば大いなる知性と、「場所や物質的なものに一切依存する必要のない」状態で、相互依存による共存共栄をすることが本来可能である。
ある時空間軸においてはこの状態がより顕著に物理的に確認出来るが、ある時空間軸では、それが必ずしも物理的に確認出来ない。従って、これらの知性は「大いなる知性」との連結が困難となる。このような時空間軸においては、知性とは本質的に物理的有機物に隷属して存在するものであり、従って、その存続の如何も物理的有機物の生死に依存するという概念こそが「真」であると、自らまたは社会システムにより認識の刷り込みが行われる。これらが「限定的知性」である。
キズナアイがどうだとか
児童書がどうだとか
ホッテントリがかまびすしい。
なんでもかんでも性的っていうな!ってのもわかる、
確かにそうだ、そう思う。
でもオタクって、萌え絵で描かれたもの=自分達のおもちゃって思ってるよね?
皆様が描くエレン先生が気になるんだけどRT追いつかないからまとめといた
https://togetter.com/li/959912
思ってたよね?
(もともとのエレンベーカーの絵が性的とは思わんけど、オタクの二次創作は明らかに性的だろ)
「二次創作はグレーだから!」をお経のように唱える思考停止ども。
考えればわかるだろ、
漫画出版社にとって二次創作はある程度宣伝になり共存共栄できる可能性があるが
検定教科書にとって、学校や教育委員会に採用してもらってなんぼの教科書出版社にとって、
エロ二次創作が及ぼすいい効果なんてゼロ。明らかに。お前らオタクに好かれたところで一ミリも得しない。
それで「暗黙の了解がー」ってば~~っかじゃねえの。
って、すでに出版社から見解が出された今ならだいたいの奴らはわかるはず。
でも、当時は、わからなかったよな。
そして、
「向こうが俺たちのテリトリーに入ってきたんだから、俺たちの好きにしていい」
って思ってんだよ。
エロ二次創作のおもちゃにしながら、オタク界隈のお題目だけ唱えようとするし
出版社に問い合わせた人を「余計なことするな」って叩く。
http://d.hatena.ne.jp/traehot/touch/20160429
エロい絵だってきっちり配慮してこっそり描くならもしかしたら黙認されてた可能性もあるな。
でもお前らそれができなかったよな。
たぶんさ、萌え絵が必要以上に「エロだ!」「性的だ!」「例え脱いでなくても性的なニュアンスがある!」って言われちゃうのってそういうとこなんだわ。
その人たちの目にエロく映ってんじゃないの。
18禁じゃないですうー、まんこと乳首隠してるからセーフですうー、って。
萌え絵にするってことはそういうお前らのおもちゃにされることだ、
って思ったらさ、
Pixiv二次同人小説の件、晒された方も二次だから法的にはグレーとかアウトとか言われてるけどあれシロじゃん
著作権法上の保護対象は表現であって漫画やアニメ・ゲームのキャラクターや設定を借りて書かれたファン小説は法的にはシロ
クロになることも全くないわけじゃないだろうけど極めて特殊な場合だけだ
現実的にはありえないが当該二次小説を原作側が裁判に訴えたところで違法はないと判断されるだろう
今回の件で、二次同人作家を盗人と呼ぶ人が多いが本当にそうだろうか
二次界隈のオタク女は原作サイドにとって大金を使ってくれるお客様でありブームの作り手
二次同人オタク女ももともと原作の熱狂的ファンだから原作側の利益にはできる限り配慮している
具体的には原作絵には似せない、同人作品には公式でないことを明記、同人グッズは公式と競合しないデザインにする、などだ
また、いかに原作への愛(金)を貢いでいるかをファンコミュニティ内で張り合っている
ただし二次創作オールOKを原作サイドが明言すればそういった紳士協定を無視してビジネスをする者が出るだろう
公式サイドは面倒を嫌って表立って二次創作OKのお墨付きを出していない
今後はニトロプラスのような二次創作ガイドラインを明らかにする制作者も増えるはずだ
原作と二次同人界隈はこういった文化を形成することで共存共栄している
二次同人界隈は息苦しいムラの掟で御神体を守っているつもりになってる
こういった事情を見れば二次同人小説の作家は法的にも社会的にも盗人ではないと思う
それなのに二次同人小説の作家本人は「盗人」を自称してるんだよね
同人コミュニティの中で我々は盗人ではないと少しでも仄めかせば袋叩きにされて追放される
だけど振る舞いは盗人のそれじゃない
堂々と全世界に向けて同人活動を公開してるしささやかでない金銭的利益を上げてる人もいる
盗人であるというタブー感によって秘密結社的なワクワクを楽しんでるのかな