はてなキーワード: moonとは
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20130517/1368755583
なんかこの商品はこの名前の分かりづらさが商品の分かりづらさに拍車をかけている気がする。
「enchantMOON」て、まず、普通の日本人は意味が分からないし、発音ができない。
んで、意味調べると説明的にすぎてひく。
英語多少分かる人でも聞き慣れない言葉だからフランス語かな?とか色々深読みして、
「エンチャン」と読むのがいいのか、とか、(でも面倒くさいからそこまでしないけど)
かといっていかにも日本の家電センスな「Pomela」とかもやだけど、
せめて無意味だけど、MOONとかでもよかったんじゃないかなあ。
当然強烈にjobsだったりアップルを意識してのハード参入だとは思うんだけど、
覚えやすい名前だったり、ぱっと聞いて何ができるか連想できるようなシンプルな名前って、
UIとかハードデザインとかと同じくらい大事なブランドだと思うんだけどなあ。
既に確立されたノートPCなりの市場に入るなら差別化で多少凝った名前もありだと思うけど、
新規参入で新しいハードを売りにすればするほど例えばウェブ上で文字面で名前を見ただけの人が
「何ができるか」を知れないと意味がない。
さんざん開発のブログがハテ部のホッテントリにもエントリがあがってるのを見るけど、
この名前見た瞬間に、はじめからこれを見そうなギーク層にはリーチしても、
一般のユーザーは「なんか複雑そうだな」と思って、「自分には関係ないものだな」と思わせてしまう
もちろんSEO的(名前の固有性)な意味はあるのだろうけど、それにしても長過ぎるし、
なんというか、自然でない。
「自分の抱えるある問題が本質的には『自分がナードかつウィンプであること』に由来する、というのをある程度理解しつつも
それを抜け出すような選択が出来ない層(→要は、勇気がないんでしょ?)」
の心情を(かなり極端な形で)代表しているので、この層から常に支持がある。
精神分析好きのフェミニスト。しかし自身が「社会派フェミニスト」と呼ぶものとは距離を置いているようだ。
主張はうまく飲み込めないけど、
動物行動学的な意味合いでの「性」からは人間も社会も逃げられないよ、という感じ……なのかなあ?
たまにフェミニストと共闘できそうなエントリを書くとヤフコメ臭の漂う男にディスられる忙しい人である。不幸だ。
また、「左派のインテリ男性」にあまり厳しくないフェミニストは珍しいので、
必然的に取り巻きが増え、まとめて大野組などと呼ばれてディスられる。不幸だ。
はてなで最も戦闘的な左翼の一人。政治的な論争では常に攻撃的だ。
「はてサ」が嫌いな人には、筆頭のような扱いで疎まれている。
Twitterアイコンが暴力的ポルノだったりするような(ある意味で)自傷的な姿勢からすると、
自分語りを増やせば「ありむー萌え」みたいなそれがこの人に起こってもおかしくないかなあ……
と一瞬思ったけど、やっぱりそれは無いような気もする。
何が違うんだろう?
攻撃的でも愛されるタイプの人って、どことなくヤケっぱちな姿勢があるよね。y_arimにはそれがある。
ずっと、本名が本田さんだからfont-daなんだろうなあと思い込んでいました。fort-daか!
自称極左……なんだけど、政治的な論争にあまり積極的に絡まないため、
「はてサ」について言及される時でも大体無視されていてちょっと哀れ。
「妻にDVで逃げられたワープア」というアイデンティファイを何度も繰り返しているが、
これにはどういう意味合いがあるのだろう。
流石にこの属性を愛してくれる人なんかいないんだから、無視されるのもしょうがないよ……
常に懐疑的な立場からライフハック(に絡めたジョーク)を書いている人、という印象がある。
ジョックの論理を(後天的に)身につけてそれなりに対応できる、という点でナードを拗らせたクネクネ民とは大きく違うという気がする。
政治・社会問題にはほとんど首を突っ込まないが、明らかにニヒリズムが伺える。
「はてなの戦闘的な思想家を疎んじている人々(=「ノンポリは体制」という言葉でディスられる人々)」は潜在的にはかなりいるはずで、
マッチョ/ウィンプの構図を意識しつつ、明確にマッチョ寄りのライフハックを書いている。
もちろんウィンプからの反感はかなりあって、ことあるごとに叩かれている。
実はid:kokoroshaと姿勢が似ているんじゃないかと思っている。
id:kokoroshaがあまり叩かれないのは、自分をさらけ出す(正確には、さらけ出しているように演出する)ことで、
あと、ビジネスエリートであるという自己演出をする/しないの違いもあるか。
要するに「僕は君たちサイドの人ですよ~」っていう布石を打つか打たないかっていうのは
読者の反応を決定的に変えるのかな。
ところで、当初はなんでも相対化する人という印象だったので、id:ululunの人とはしごたん絡みの騒動で怒っていたのは少し驚いた。
同じメタと相対化を繰り返すタイプの人でも、ビジネス寄りの人とアカデミズム寄りの人は全然違うんだなあとか考えたり。
フェミニズムに対してやや懐疑的なエントリをしばしば書いて、微かな反発を受けていたのが記憶に残る。
最近は書いてないようだけれど、もう少しあなたの文章を読んでみたいです。ねえ、id:ohnosakikoさん?
薄く保守的な感覚を持っていて、ややマッチョ寄りの思考をする人。つまり、一般人。
不幸なことにはてなでは異物であるため、結婚観についてのディスり合いに巻き込まれたことがある。
はてなで起こった政治的な論争を「あさま山荘的な何か」と位置づけ、
自分はそこから外れた存在であると自己演出することで、一定の地位を得ている。
「今世紀はライフスタイルに基づく人種間対立の時代」という言葉が私の頭のなかをぐるぐる回っています。
id:takisawaみたいな人とは完璧に相性悪いのに(どちらも潔癖なタイプで、かつ方向性が決定的にズレている)
なんで仲良くできるんだろう、不思議だなと思いつつもほっこりしていたら喧嘩別れした。
ち、違うねん!
最初に30人くらい思い浮かべて、昔のことを先に書こうかなとか思ってただけなんです!
それと、paris713さんとohnosakikoさんが同じ人だって言ってるんじゃなくて、
いつも大野さんがエントリに真っ先に理解を示してたなあとか思い出したのです。
改めて読み返すと確かに今更感がすごい……
この場合でも男性が叩かれるねー。 元増田もブコメでも叩かれてるが、基本男性は擁護されないものだよね。
横だけど。
えー、子供とか全然いなくてよく分からないんで適当な事言いますが、奥さんのやってる「親の役」を増田が半分引き受けたら(大変で嫌だろうけど)、その分奥さんが少し「妻の役」をやれる、って事は無いだろうか。
奥さん自身が変わってしまうケースもあるかもよ?
労力の問題ではなくて、奥さん自身が「自分はこうあるべき」みたいな規程をしてしまう。そういう女性がいたらどうしましょうかね。
俺、俺、俺、俺。何もかも子どもが出来たせいにしてんじゃねーよ。子育てしてても円満な夫婦なんていくらでもいるっつうの。言っとくけど、乳飲み子抱えた女が別れようと言うのは、よっぽどのことだからね
私の嫁さんは元増田とは違って、そんなに子育ても辛そうではないし(もちろん私も家事育児を手伝う訳だが)、私が一人の時間を持っても別に非難したりしない。
まぁ産後もラブラブな訳で、嫁には割と「いつもありがとう」って言われたりしてる。もちろん私も言ってる。
円満な夫婦って嫁の種類にもよると思うよー。
あと女性観点での離婚だけど、最近は離婚が増えてるんじゃないの? 親権は取りやすいし、養育費の交渉もしやすい(もっとも支払い能力があるなしの問題はあるだろうけどね)
ちまちま書いてたら後追いになってしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=OIQMaRXyPpc
http://www.youtube.com/watch?v=fLVSxWX47Vo
http://www.youtube.com/watch?v=KRlbJolZR_k
http://www.youtube.com/watch?v=jxC1HnwbNLY
http://www.nicovideo.jp/watch/nm18491384
http://www.youtube.com/watch?v=8_1IlHVJafo
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18720713
http://www.youtube.com/watch?v=7-aKL9-ScZM
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18966450
http://www.youtube.com/watch?v=E8hPzbIW8zo
http://www.youtube.com/watch?v=pRYeox4LUYA
http://www.youtube.com/watch?v=De2c5h2nYSw
http://www.youtube.com/watch?v=2cuAHXEr7Xs
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17214699
http://www.youtube.com/watch?v=PBpHKO1sE1I
http://www.youtube.com/watch?v=v9aXnaTBMQo
http://www.youtube.com/watch?v=S6n9JaFAzTk
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18322329
Nights, downward the actual curtain on the darkish. Rather busy day time people hurried towards home, along with the family unit. Daily belonging to the noisy town also proceeds towards the an old days or weeks all the tranquility. You bent LengYue has quietly hung in the shrubs, conceal behind the cloud towards relaxation daily belonging to the famous actors equally slowly awaken, start that rudiments associated with eyes, for the pulsating complete too stunning light.
I'm keen on private, to be a person at dusk the actual quiet not to mention delightful roadway for any go around. Additionally helpful to wander by themselves from this peaceful tiny most people about the roadways of skip anyone far away. While, WE need to know your location, also need to know in case you have consider me personally, however Actually, i know that right now, AS I genuinely wish to, beneficial presume a person......
If a wind power blowing into my personal heart, a center on instantly from the thoughts from films for hills. Because a vibrant moonlight on when in front of me personally, AS I view the moon has your own shadow. After the very first planet that's delightful some blasting music artist presently of the nighttime sky, WE apparently read the your wish and your ideal. In the event the moment meteor throughout from prior to me, as i similar my personal eyes, their hands collapsed for the shooting take the leading role developed a small amount, that is certainly, I allow meteor is actually my would like most people not to mention lose for you, and even inform you about, Now i am that quiet night, not a soul, great issue around far-away place of a person......
Winter weather event really black, extended, moreover very cold, AS I nevertheless wandering in this particular lengthy long occasion, for the reason that event WE surround, allow ice cold blowing wind blowing such as me, WHEN I is not aware. My center will be as if from most people glow thinkings from the terminate, getting rid of, this steamy the actual fire. The continue within boiling, the brain within rolling, the sensing stuffed, I adore floating within......
Guess what happens? So i'm scared on the dark, though adore within the night. So i'm scared on the cold, just who dropped fond of snow. I adore one, not saying you. WHEN I forget a person, though cannot explain. Since you also contain your own dream, you could have ones own goal, you could have your task, you could have much more the position and responsibilities. Well, i find it difficult to trouble you, find it difficult to supply you with difficulty, alot more cannot help you for WE distractions. Although I'm sure your own with the mind even wish to everybody, however I am able to only place you with the spirit. Silence from the heart belonging to the range to pass-up most people...
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http://www.chargerbatteryshop.co.uk/panasonic-lumix-dmc-fz18-battery-charger-cbbs.html
http://www.gobatteryonline.com/canon-powershot-sd500-battery-charger-gose.html
どうでもいいけど事業に失敗したと言う男にそれでもいいと告げて
『嘘だよ、事業は至って順調。君は心が美しい女だ今すぐ結婚しよう』とか言われて
これはすごくまっとうっていうか、当たり前っていうか、
そもそも相手を試すような行為ってのは大変無礼なことであって、
「事業に失敗したという男」のお話で言えば
もし女が「それでもいい」と言った途端に
男はその場で五体投地して
「ごめんなさい
人を信じられない僕の醜い心が君を試すようなことをしてしまいました
でもこんなことをするのは一生でこれっきりです
もし愚かな僕に愛想が尽きていなければ
どうか結婚してください」
という展開が当然来るわけで
「事業に失敗したという男」のお話でいうと
女が「お金ないならサヨナラ」と返答するルートしか描かれないから
本来は土下座までが当然の前提として読む側が担保してるものなんだけど
どうも最近そうではない
人を試す話は大変魅力的モチーフなので
一方的に試しても謝らないでいい例外的パターンは神様か殿様が疎遠な下層民と接するときぐらい。
(その時は謝る代わりに褒美を下げ渡すんだけど)
親しい仲の人間を試した話では
「おお!お前を疑ってしまった!許してくれ!」っていうパートが必ずあるし
試しをパスしなかったバッドエンドルートなんてただの裏ルートに過ぎない。
であるのに昨今はなんだか
人を試したり操ったりする所の方で興奮する人が増えたので
「試したら案の定でした。終わり。」みたいな話が増えてしまった。
多分それと関連して、
「人を試したい」「人を操りたい」みたいな欲望が
無礼である、醜悪である、という根本的なことすら了解してない人が増えた。
話に取り止めがなくなってきたのでヨブに合掌してここで終える。
http://anond.hatelabo.jp/20110707195830
初音ミクLAライブを受けた感想の多くは、初音ミク現象や初音ミクの海外進出などについて触れるのが主眼であり、ライブ自体への言及は意外と少ない。その中でも以下のエントリーはライブそのものに焦点を当て、その演出や音楽、聴衆の反応を報告している。既に日本からの参加者による様々なリポートが出ているが、外国人が見たミクノポリスを外国人向けにどう紹介しているかを知るという意味でも興味深いものである。
urlは以下の通り。
http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/anime-expo-2011-detox-and-brief-thoughts/
アニメ・エキスポ2011に関する私の第一報で言及したように、今年のミクノポリス・コンサートほど私を大混乱に陥れたイベントはなかった。ミクノポリス・コンサートは私の通常の経験領域を遥かに超えたものであり、そこから出てきた私の脳裏には回答よりも疑問の方がたくさんあった。まず、歌声合成を売り物にした演出の構想そのものが既に危険に満ちている。たとえ選曲が拙くなかったとしても、技術的な問題によってコンサート自体が台無しになるか、あるいは馬鹿げた振り付けによって、どんなボーカロイドのコンサートも決して完全にはなり得ないのではないか?
こうした質問に回答するうえで最も適切な人間とはいえない私は、おそらく聴衆の反応という意見に従った方がいいのだろう。私が見た限り、聴衆は完全に夢中になっていた。全体の意見はおそらく熱狂的な「イエス!」だろう。私が最初にいた見晴らしのいい張り出し席からは、聴衆が心から公演に参加し、そうすることによって彼ら自身の刻印をボーカロイド現象全体に刻み付けているのを見ることができた。コンサートの間、彼らはケミカルライトを爆発的なロックの時は熱狂的に、もっと優雅な曲の時はゆるやかに、あるいはミクや彼女の仲間たちが登場した時にはリズムなど気にもかけず興奮して動かしていた。
で、私は? どういうわけか私はヴァーチャル・ディーヴァという観念を完全に受け入れるための心理的ハードルを突破できなかった。他の多くのコンサートが有しているある種の感情一体化と同じものがミクノポリス・コンサートになかったのが問題の一部にある。と言うのはつまり、私が思うにこのコンサートに人々が参加し楽しんだ理由は一つだけではないのだ。
そこにいた人々はテクノロジーを目撃したのか? ミクと仲間たちが投影スクリーンを通じて生命を得るのを見るのは、一種のどえらい光学的な楽しみとして間違いなく極めてスリリングだった。聴衆に一息つくほんの僅かな余裕しか残さずに一つの曲から次へと素早く遷移したのは、目もくらむような効果をもたらした。ボーカロイド・キャラは、時に特定のキャラに対応した色の光の塊から実体化することで、興奮を高めた。例えばピンク色の光が巡音ルカのステージ登場の先触れとなったように。キャラの髪の毛や衣服が、彼らがステージで踊るたびにどれほど見事に揺れていたかに言及することなしに、技術面での議論を終えることはできない。中でも衣服は、懇願するような「炉心融解」の際にリンが身に着けていた黒と白のドレスや、「moon」でのミクの優雅な服装を含め、極めて魅力的だった。彼女らの服と髪はどれもキャラの動きと一緒に跳ね、揺らぎ、羽ばたき、その見栄え全てをまるで生きているかのように仕立てていた。もしテクノロジーの展示が目的なら、ミクノポリスは確かにこれらの高い期待に答えることで成功したと言えるだろう。
人々は単にミクと仲間たちを見に来たのか? それはおそらく最も説明力に乏しい説だろう。ミク自身は、その上にファンたちが彼らの(Kylaranが書いたヴァーチャル・ディーヴァから引用するなら)「歌や動画という形式の小さな物語を書き込み、それが回りまわって単なるキャラを超えた生命を彼女にもたらす」ための一片の白紙に過ぎない。ミクと友人たちが、いかに彼らの人格の多くをクラウドソーシングと数百ものその解釈から効果的に得ているかを見れば、何人かのファンは単に彼らの最も好きなボーカロイド・キャラに属するある特定の性質を見せる特定の歌を聴くために参加していることも充分にあり得るだろう。
だが私にとっては、焦点はもっぱら音楽にあった。つまり私がミクノポリスで主に注目したのは、たまたま情報伝達手段としてボーカロイドを使った作曲家たちのショーケースとしての音楽祭という側面だった。そしてこれまた、いかに多数の調べるべき曲があったことか! ミクノポリス・コンサートは23の楽曲[ママ]を含んでおり(文末にセットリストあり)、例えば古典的なryo(supercell)の歌「ワールドイズマイン」から、不明瞭な英語で歌われたwowakaの「ワールズエンド・ダンスホール」のような最近の曲まであった。ボーカロイドが人間を上回っている切れ味という点から、例えば「裏表ラバーズ」やcosMo(暴走P)の「初音ミクの消失」といった、どちらの歌も呼び物となっているミクが歌詞を速射砲のように歌う部分があり、どの人間にとっても明瞭に発音するには速すぎるため単なる人間には歌うことができないような曲の演奏を見るのも、一層興味深い。
しかしボーカロイドがステージ中央に陣取り注目を集めている一方、ミクと仲間たちを囲む人的要素の方が遥かに興味深いことに私は気づいた。コンサートの前に聴衆はダンスロイドによる型通りの演目を見たのだが、ボーカロイド現象が単にボーカロイド曲に合わせて踊るのが好きなだけのファングループを発生させたという事実に私は魅了された。彼女らが音楽に同期して動くやり方は、リズムとメロディーの視覚的側面をもたらし、歌を単なる聴覚上のものにとどまらずより多くのレベル全体にかかわるものとして表現している点で、実に楽しかった。彼女たちがコンサートの残り時間においてステージ近くにいなかったのは残念だった。人間のダンサーとミクが並んで演じる場面を見たかったのに。
ステージ上にいた人間の演奏家たちもまた素晴らしかった。ミクはエレキギター、ベース、パーカッション、キーボード、及び弦楽器の奏者たちを紹介するために時間を割いた。特にエレキギターはソロ演奏を通じてかなり目立っており、コンサートのボーカル部分からは失われていた名人芸の要素をもたらしていた。彼のリフは「StargazeR」の間奏において活力を高めるハイオクとなり、彼が見せるテクに私はずっと夢中になった。だが何より私が印象を受けたのは弦楽器とキーボードの編入だった。特に彼らが締めの「ハジメテノオト」で表現した驚くほど崇高なメロディーは、ボーカロイドの過去を作り上げてきた感情をもたらしながら、一方でその希望と楽観に満ちたやさしい音によって未来への道案内も務めていた。
そもそもこれほど多くのファンをノキア・シアターに連れてくるのに、唯一の尊大な理由があったとは思えない。テクノロジーの融合、キャラ/人格、そして丸見えになった音楽、さらにはその全ての体験が極めて刺激的だった。ボーカロイド技術はまだ音楽業界を支配するには程遠いし、そして現時点でのその化身は、まだ音楽の心臓部に横たわっている本物の人間ならではのある種感情的表現に取って代わる能力を持たない。これら全てを踏まえると、ボーカロイドはこれまでも、そして今のところなお、単に物珍しい存在にとどまっている。だが私は変化の地鳴りを感じている。予め歌声を調整された歌手の蔓延は、我々がヴァーチャル・アイドル界に後数歩まで迫っていることを意味しているのだろう。変化の風が人間の歌手を完全に吹き払ってしまうのか、誰にも分からないが、現時点で私はまだ人間の歌手が負ける方に賭ける準備はできていない。少なくとも今のところは。
1. Project Diva desu
2. ワールドイズマイン
3. えれくとりっく・えんじぇぅ
4. 恋スルVOC@LOID
6. ぽっぴっぽー
8. 裏表ラバーズ
9. パズル
11. 1/6
13. 初音ミクの消失
14. 右肩の蝶
15. 炉心融解
16. Just Be Friends
17. ワールズエンド・ダンスホール
18. from Y to Y
19. サイハテ
21. SPiCa
22. 愛言葉
24. ハジメテノオト
http://anond.hatelabo.jp/20110707195830
初音ミクLAライブ、外国人感想その2「再生の約束」フリーダム訳
http://anond.hatelabo.jp/20110708223459
初音ミクLAライブ、外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」
http://anond.hatelabo.jp/20110709211718
初音ミクLAライブ、外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来の音色」
http://anond.hatelabo.jp/20110710234300
初音ミクLAライブ、外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」
http://anond.hatelabo.jp/20110711212701
初音ミクLAライブ、外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマスと世界征服」
http://anond.hatelabo.jp/20110712205546
初音ミクLAライブ、外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」
http://anond.hatelabo.jp/20110713211501
初音ミクLAライブ、外国人感想その9「アニメ・エキスポ:初音ミク」
http://anond.hatelabo.jp/20110715222900
初音ミクLAライブ、外国人感想その10「アニメ・エキスポ2011(抄訳)」
http://anond.hatelabo.jp/20110716194029
初音ミクLAライブ、外国人感想その11「世界は彼女のもの:初音ミクはいかにして全てを変えたのか」
http://anond.hatelabo.jp/20110717201147
初音ミクLAライブ、外国人感想その12「アニメ・エキスポ2011でのボーカロイド体験」
http://anond.hatelabo.jp/20110719031316
初音ミクLAライブ、外国人感想その13「ミク:日本のヴァーチャル・アイドルとメディア・プラットフォーム」
Vocaloid関連の思いつきと偏見に基づく仮説をちょっと書いてみた。
http://leetneet.com/component/k2/item/286-nyaf/
初音ミクの英語版を発売する、とクリプトン社長がNYで発言したらしい。Youtubeの動画を見る限り、現地の反応はよさそうに見える。「この製品が欲しいですか」という司会者の質問に対し、撮影している女性がYeah, Fuck Yeah! と叫んでいるのも聞こえる(まあ、お下品)。
http://www.youtube.com/watch?v=1oHEP8cwb0c
ただ、海外の掲示板を見ると不安視する声もある。「そんな英語で大丈夫か」となるのが心配のようだ。「英語を話せる声優が音声データを提供したルカならともかく、ミクの中の人は英語しゃべれねーだろ」
http://vocaloidotaku.net/index.php?/topic/8336-english-version-of-hatsune-miku-in-the-works/
でも、実際はもっと心配すべきことがある。海外メーカーが発売している英語版Vocaloid(海外ではEngloidと呼ばれることが多い)が、ミクどころか他の日本語Vocaloidと比べても全く人気がないという、目を逸らしてはならない事実が。
最も古いVocaloid製品であるLeonやLolaが歌っている動画をYoutubeで検索してみると、Leonで最も再生数の多いものはたったの3万件強。Lolaは3万件弱で、しかもその歌はLeonと一緒に歌っているMagnetだったりする。もちろん日本語で、日本人が作っている。
http://www.youtube.com/watch?v=jFlgQrqTV1g
http://www.youtube.com/watch?v=Ut_olrFLVQ8
他のEngloidを見ても、再生数を稼いでいるのはMiriamの歌うFly Me to The Moonくらい(かろうじて10万超)。おまけにこれも日本人制作だ。他のEngloidは言わずもがな。
http://www.youtube.com/watch?v=-jVBJ5bajNo
100万再生超の動画が10曲を軽く超える初音ミクはもとより、数十万の再生数を持つ曲があるクリプトン製Vocaloidやがくぼ、Gumiにも遠く及ばない。要するにEngloidは全然人気がなく、加えて数少ない曲の製作者に占める日本人の比率が高い、即ち外国での人気は一段と低いってことだ。そんな状況で英語版ミクを出したとして、果たして米国を含む外国人はきちんとそれを購入し、曲を作ってくれるのだろうか。
で、こっからが仮説。そもそも何で初音ミクはこんなに沢山の人気曲を出せたのだろうか。人気と言っても再生数が軽く億単位に乗っているLady Gagaなんかに比べれば微々たるものだが、それでもVocaloidの中では突出しているのは事実。一体何が初音ミクと他のVocaloidを分けたのか。思いついたのは以下の3点だ。
(1)DTMの利用者層
DTM業界のことはよく知らないのだが、MIDI音源の2大メーカーが国内にある点などを見ても、実は日本は「DTM大国」なのではなかろうか。メーカーサイドだけでなく、利用者サイドでも。つまり、日本は世界的に見ても「素人による曲作り」がかなり盛んな国なのではないかと思えるのだ。昔のパソコン通信の頃からMIDIで作った曲をアップしている人はいたし、そうした分厚いユーザー層という基盤があったからこそVocaloidが発売された時にも多くの人がそれを上手く使いこなした。その結果、多数のVocaloid曲が作成され、その中からヒット作も生まれてきたんじゃなかろうか。
んなこたない、海外にも分厚いDTMユーザー層は存在する、と言われてしまえばそれまでの仮説なんだが、YoutubeでVocaloid曲を見ているとそんな気がしてならない。実際、最近でこそ外国人の作ったVocaloid曲をちょくちょく見かけるようになったが、昔はGiuseppe氏くらいしかいなかった。
http://giuseppevocaloid.blogspot.com/
いくらVocaloidというツールを与えられても、それを使いこなすユーザーがあまりに少なければ、なかなか名曲は生まれてこない。Engloidの中には日本語Vocaloidより古くに発売されたものがあるにもかかわらず、Engloidの人気曲が存在しないのは、ユーザー層の厚みが違うから、じゃなかろか。
(2)使いやすさ
日本のDTMユーザー層が外国に比べて分厚いのが事実だとしても、初音ミク以前にはVocaloidのヒット曲が生まれてこなかった。おそらくKaitoやMeikoが初音ミクに比べて使いにくい(声の調整が難しい)ソフトだったからではないかと思う。
これまた個人の偏見と独断だが、Meikoは使う人によって極端に声が変わるソフトだ。上手い人が使えばとてもゴージャスな声になるが、普通にやると妙に耳障りな典型的機械音にしかならない。個人的にVocaloidの中ではMeikoの歌が最も聞き応えがあると思っている(例えばCradle of Destinyなど)。しかし、それだけ聞き応えのある曲を作る人は本当に限られている。
http://www.youtube.com/watch?v=TQOdrqXRPrs
Kaitoも上手く歌わせないと細く弱々しい声にしなからない。それに対し、初音ミクは初心者でも割に安定した質の声を出せるソフトだ。もちろん初音ミクも作り手によって結構違う声が出てくるんだが、少なくともMeikoほど極端な違いは生じない。Meikoで上に紹介したレベルの曲を作ろうと思えば相当な経験を積む必要があるだろうが、初音ミクはそこまで行かずとも「これならアップしていいんじゃね」と思える曲になる。つまり、それだけ曲を作るハードルが下がり、作られる曲の数が増えるって訳だ。数が増えれば、その中から出てくる名曲の数も増えることが期待できる。
(3)声質
初音ミクの声は要するにアニメ声だ。声優が音声データを提供しているんだから当たり前っちゃ当たり前なんだが、初音ミク以前のVocaloidにアニメ声はなかった。LeonやLolaはセッション・シンガーをモデルに作られ、Miriam、Meiko、Kaito、Sweet Annは実際に歌手が音声データを提供した。この差は意外に重要だったのではないかと、これまた独断と偏見だが、最近はそう思っている。
歌手の声を使ったVocaloidの歌は、そのジャンルがポップスであれロックであれダンスミュージックであれオペラであれ、人間が歌った当該ジャンルの曲と比べられるのを避けることはできない。Meikoの歌は同じようにゴージャスな女性ヴォーカルが好きな人に対して一番訴求しやすい性質を持っているが、ゴージャスな女性ヴォーカル好きな人は当然のようにMeikoの歌を人間の歌と比べるだろう。そうなると合成音声であるVocaloidは不利だ。普通にやる限り、人間の声には勝てない。そして、Meikoに限らず、歌声を聞かせることを商売にしている歌手のデータを使ったVocaloidは同じ問題に直面する。
外国人がEngloidに対してしばしば不満を述べているのは、これが原因ではないだろうか。彼らはLolaやMiriamやSweet Annの声を、例えばLady GagaやBritney Spearsあたりと無意識のうちに比較し「なんじゃこりゃ」と憤っているのではないかと思う。彼らにとって外国語である日本語Vocaloidの場合は機械っぽい声もそれほど気にはならないだろうが、母国語で歌われるととたんに拒否反応が出るのはそういう「無意識のうちに比較するスタンダードな声」が頭の中にあるためだろう。
ではなぜ初音ミクは成功したのか。アニメ声だから。アニメ声で歌われる曲といえば日本ではアニソン、いやむしろアニメのキャラソンだろう。キャラソンはそもそも上手く歌うことに力を入れるジャンルではない。むしろキャラっぽさを演じることが重要な曲であり、その意味でVocaloidでも太刀打ちしやすい曲なのだ。下手であっても、キャラクターとしての特徴さえ出ていれば聞き手はおそらく満足する。初音ミクの初期のヒット曲である「みくみくにしてあげる」や「恋スルVOC@LOID」の歌詞を見れば、それがまさしく初音ミクの「キャラソン」であることが分かるだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=UnpSAMnGi78
http://www.youtube.com/watch?v=Emt20uQzyuU
他のVocaloidより戦いやすい戦場を選んだ初音ミクは、順調に曲を増やし、その曲を聴く消費者も増やした。一度そういう流れを作れば、キャラソン以外のジャンルに打って出ることも可能になる。耳を「みっくみくにされた」(聴覚神経がおかしくなった)ファンがそうした曲にもついてくるからだ。かくして歌のジャンルも広がり、より多くの人の耳に触れるようになり、その中から新たにみくみく菌に棲みつかれた感染者が現れ、以下このスパイラルの繰り返し。かくて現在に至る。
(4)結論
さて、以上の「仮説という名の独断と偏見」を踏まえて、それでは初音ミクの英語版は成功するのだろうか。もし(1)にあげた「DTMのユーザー層」が英語圏で極めて薄いのだとしたら、これはすぐには成果が上がらないと見た方がいいだろう。初音ミク購入をきっかけにDTMに触れる人が出てくるとしても、そうした中から名曲が生まれるまでにはどうしても時間を要する。英語で歌う初音ミクのヒット曲100万再生超が達成されるまでの道のりは遠い。
だが、DTMユーザー層がある程度、せめて日本並みの規模で存在するなら、案外早く成果が上がると期待できる。もちろん英語版でも(2)使いやすく(3)アニメ声、という特徴は保持しなければならないが、それができれば日本で起きたのと同じことがまた起きる可能性はある。え、そもそも海外に「アニメのキャラソン好き」市場なんてものが存在するのかって? いい質問だ。普通に考えればそんなものは確かに存在しないか、存在するとしても極めて小さな市場だろう。だが、ちと待て。クリプトンによれば最近は海外でVocaloidの人気が高まっているそうじゃないか。これが英語版みくみくスパイラルの入り口になる可能性があるんじゃないか。
http://blog.piapro.jp/2010/07/vocaloid-1.html
問題は今Vocaloidを喜んで聞いている外国人が、初音ミクの何を気に入ったのかということだ。日本語の響きが好き、という理由だったら、英語版にとっては厳しい。だがそうではなくアニメ声が耳に染み付いてしまったということなら、これはチャンス。英語版を使ってアニメ声を広げ、感染者を増やすことが可能になるかもしれない。
そしてもし以上が全て上手くいったなら、これまで不人気をかこってきたEngloidたちに日の目が当たるかもしれない。KaitoやMeikoが初音ミクのヒットで見直され、販売が増え、曲も増えていったように、LeonやLolaやMiriamやSweet AnnやPrimaやSonikaやBig AlやTonioの歌う曲が続々と作られ、多くの再生数を積み上げていく日が来るかもしれないのだ。そこまで行けば初音ミクは本当のお化けソフトになるだろう。自らの売上高だけでなく、市場自体を作り上げてしまう商品。T型フォードなど過去にも限られた数しか存在しなかったような消費市場の頂点に君臨する存在。ただでさえ天使のミクが市場という名の世界を創造する女神になる。
わたしが出かけた少しの間にいきをひきとりました。
側にいた家族が気がつかないほど安らかな最後だったようです。。。
The Next Place
By Warren Hanson
Will be as peaceful and familiar
And a sweet, untroubled mind.
And yet . . .
It won't be anything like any place I've ever been. . .
Or seen. . . or even dreamed of
In the place I leave behind.
I won't know where I'm going,
And I won't know where I've been
As I tumble through the always
And look back toward the when.
I'll glide beyond the rainbows.
I'll drift above the sky.
I'll fly into the wonder, without ever wondering why.
I won't remember getting there.
Somehow I'll just arrive.
But I'll know that I belong there
Than I have ever felt before.
I will be absolutely free of the things that I held onto
That were holding onto me.
Will be so quiet and so still
That the whispered song of sweet belonging will rise up to fill
The listening sky with joyful silence,
And with unheard harmonies
Of music made by no one playing,
There will be no room for darkness in that place of living light,
Where an ever-dawning morning pushes back the dying night.
The very air will fill with brilliance, as the brightly shining sun
And the moon and half a million stars are married into one.
The next place that I go Won't really be a place at all.
There won't be any seasons --
Winter, summer, spring or fall --
And the seconds will be standing still. . .
While hours hurry by.
I will not be a boy or girl,
A woman or man.
I'll simply be just, simply, me.
No worse or better than.
My skin will not be dark or light.
The body I once lived in
I will be without a flaw.
I will never make one more mistake,
Or break the smallest law.
And the me that was impatient,
Or was angry, or unkind,
Will simply be a memory.
The me I left behind.
There is not a single thing
I have collected in my life
That I would ever want to bring Except. . .
The love of those who loved me,
And the warmth of those who cared.
And magic that we shared.
Though I will know the joy of solitude. . .
I'll never be alone. I'll be embraced
By all the family and friends I've ever known.
Although I might not see their faces,
All our hearts will beat as one,
Will shine brighter than the sun.
I will cherish all the friendship I was fortunate to find,
All love and all the laughter in the place I leave behind.
All these good things will go with me.
They will make my spirit glow.
And that light will shine forever In the next place that I go.
http://anond.hatelabo.jp/20100121011555
元増田です。
結論を見ると、元増田と異なっている。
ご紹介頂いた論文の最初の文章をご覧下さい。
"Since the 1980s, a widespread view has arisen in the literature that the post-1950 economic successes of Taiwan and the Republic of Korea have been due, in part at least, to the legacy of Japanese colonialism."
とありますよね。現在進行形で記述されている以上、「1950年以降の台湾と韓国の経済的成功は、少なくとも部分的には、日本の植民地政策の遺産に依っている」という説は、30年間にわたって、そして現在も、「広く知られた見解」なのです。もしこの見解が実際にはマイナーなものに過ぎず、私の恣意的な選択によってあたかも広く受け入れられているかのように錯覚させているだけだと思われるのであれば、是非その根拠をお聞かせ頂きたいと思います。私は紹介した論文以外にもいくつかの論文のliterature reviewを参照していますが(議論の大枠をつかむにはこれが一番手っ取り早い)、この見解が学界で広く受け入れられているものであることを疑わせるような記述はただの一つも見つかりませんでした。A Boothの論文も、「歴史修正主義者」の見解がどのようにして学界で広まり、議論が深められていったかを丁寧に説明していますよね。この最初の数段落はサーベイとして良くまとまっていると思いますので、是非ご一読ください。
もちろん、この見解には反論も提出されています。私の最初のエントリーで紹介したHaggard, Kang and Moon (1997)がそれです。ですが、Haggard, Kang and Moonの論文が世に出て10年以上、依然として彼らが異を唱えた見解は広く受け入れられていることはBooth自身が指摘しているわけで、彼らの反論が受け入れられなかったことは明らかです。Boothの論文はまだ発表されて3年ですので、この論文の影響を測るのは難しいですが、比較的似たKimura (2005, JEH)の論文(前のエントリーで紹介済み)と比べて、発表されたジャーナルの格が全く違います(主観的な感想をお許し願えれば、論文自体の説得力もKimura, 2005が遥かに上であると思います)。現時点で、門外漢がどちらを信じるべきかと考えた場合には、やはり学界の多数派であり、多くの一流ジャーナルにアクセプトされている「歴史修正主義者」側の見解を採るほうが客観的でフェアな選択であると思います。少なくとも、「自分の政治的な意見にとって都合のいい方だけを信じる」という、安易な選択よりは遥かに望ましいでしょう。
私自身もブログは持っていますが、この手の話を書くと、議論の内容ではなく、「自分の意見の味方であるか敵であるか」だけに注目して妙な感情論を投げてくる人が多いので、政治宗教プロ野球の話は原則として益田を使うことにしています。妙に興奮した感情論にいちいち答えるのは疲れますから。
また、この件で匿名で書くか実名か、またはペンネーム(id)を使うかが何か重要な違いをもたらす理由が良く分かりません。重要なのはプリンストンのKohliやイェールのReymonds、またはご紹介いただいたSOASのBoothが口をそろえて指摘する、「1950年以降の台湾と韓国の経済的成功は、少なくとも部分的には、日本の植民地政策の遺産に依っている」という見解が広く受け入れられている、ということを信じるかどうかであって、私の個人的見解は披瀝してもいませんし、信じてほしいとも思っていません。
若干突き放した書き方をしますと、あそこまで書いても、中身も読まずに「検討に値しない」とか言ってしまう人は、私が想定する読み手ではないのです。(こういう放言が出来るのも増田のメリットと言えるかもしれませんね。)
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100118/1263799034
「日本の韓国統治は善政か否か」問題で久しぶりに面白いエントリーを読んだ。正直、日本の韓国統治は悪だ、という議論は感情論ばかりが横行するので辟易していたのだが、こういう数字に基づいたエントリーが出てくるとちゃんと議論になる。実際、コメント欄でも、すれ違いはあるものの真っ当な議論になっているように思う。
でもさ、『ちゃんと学術的に認められた歴史書を読み直されるよう、お勧めいたします。』って書くならさ、もう一歩踏み込んでもいいと思うんだ。学問の主戦場たる英語の論文の数々に。ここ20年間、様々な定性定量分析が積み重ねられてるのに、それを無視するなんて余りにももったいない。
結局、日本も韓国もこの件ではバリバリの当事者な訳で、どうしたって中立的な議論は出来ない。純粋に学術的に中立的な議論をしても、その裏の政治的思惑を勘ぐられるのがオチだ。なら、第三者たる欧米の、それも世界最高峰の大学で教鞭を執る学者の議論を参照することは決して無意味な事じゃないはずだ。
それに、10年前と違って、我々はほぼ自由にこれらの議論にアクセスできる。Google Scholarで”Japan Korea colonization”を検索してみるだけでいい。10回くらいクリックすれば議論の形はある程度つかめてしまう。いい時代になったもんだ。
で、2時間ほど仕事をさぼって論文を流し読みした結論。それは、
ということ。ついでに言うと、欧米の開発経済学者と何度か話した時も、この結論をある種自明のように語っていたので、現在でもこのコンセンサスは有効であるように思う。私自身は門外漢なので断言は出来ないが。
日本の植民地政策の総論として、大体平均的な見解になっているのは、Bluce Cumings(シカゴ大教授)の以下の下りだと思う。
エトウ教授は日本の悪徳はヨーロッパの植民者のそれと何ら変わるところがなかった、と述べている。それは正しいのかもしれないが、一方でその美徳はヨーロッパ人のそれとは全く異なっていた。日本人には、信じるに足る「自らを正当化する神話」は存在しない。少なくとも何人かのフィリピン人は、アメリカの植民地主義は独立というゴールへと至るための良き教師であると信じていたが、日本は良き教師ではなかった。少なくとも幾人かはイギリスはインドにとって自由民主主義の良き模範であったと信じているが、日本は良き模範でもなかった。日本がもたらした美徳の数々は、倫理的には(philosophically)正当化するのは難しいが、実際的には(practically)容易に受け入れられるものだ:軍事的成功、強力な国権の運用、急速な経済発展、そして近代的な工業セクター。それゆえ、1945年に韓国人達は日本の植民地主義に対する全面的な拒絶を唱えて解放を謳歌したが、その一方で日本がもたらした様々な影響からは抜け出すことが出来ないという、二律背反に直面することになったのである。
ちなみに、このCumings教授は北朝鮮よりの言動が過ぎると批判を受けているくらいであって(英語のWikipedia参照)、決して日本よりのスタンスを取っているわけではない。むしろ、日本の植民地政策は朝鮮が政治的に分断される一因となったと書いている(人となりの雰囲気はこの辺りのブログで分かるかもしれない。http://d.hatena.ne.jp/uedaryo/20090208/1234060826)。それでもなお、36年間の日本の経済政策については、むしろ肯定的な言及が多い。日本の植民地政策についての興味深い言及もあるので、興味のある人は以下のリンクを読んでみると良いだろう。英語は平易なので、特に苦労なく読めるはずだ。
B. Cumings (1984), “The legacy of Japanese colonialism in Korea”, RH Myers and MR Peattie eds., The Japanese Colonial Empire: 1895-1945, Princeton UP.
http://brightrising.com/pdf211/week10/Bruce%20Cumings%20%27The%20Legacy%20of%20Japanese%20Colonialism%20in%20Korea%27%20-The%20Japanese%20Colonial%20Empire-%20p.%20478-496.pdf
似たような議論としては、
LG Reynolds (1983), “The Spread of Economic Growth to the Third World: 1850-1980”, Journal of Economic Literature.
G-W Shin (1998), “Agrarian Conflict and the origins of Korean Capitalism”, American Journal of Sociology.
CJ Eckert (1991), Offspring of Empire, U of Washington Press
などがまとまっている(最後のは読んでないが)ので、興味のある人は参照して欲しい。Google scholarで検索すれば他にも沢山出てくる。個人的にはReynoldsが俯瞰的にまとめていて良いと思う(アクセス権がないと入手が困難だが)。
さて、ここからが本題だ。欧米の碩学達はなぜ「日本の植民地政策は有益であった」と結論づけたのだろう。正直、上のリンクを読みやがれの一言で済ませてしまっても良いのだが、一連の議論がある程度まとまっている論文を見つけたので、以下で抄訳してみたい。プリンストン大学のAtul Kohli教授の論文なのだが、まず彼は94年に「日本の植民地政策は、戦後の韓国の経済発展に重要な貢献を成した」という論文を発表したのだが、これにS. Haggard(UCサンディエゴ校)、D.Kang(ダートマスカレッジ)、C-I Moon(延世大学)の3人が「いやいや日本の影響なんてたいしたことないから」という反論論文(以下HKM)を寄稿した。これに対して更に「いや、君たちの言うことはおかしい」という再反論をKohliが行った、という流れになっている。この最後の再反論の論文が短くまとまっていて論点も明確なので、これを取り上げてみることにしよう。
HKMではKohli論文に対して4点の反論を試みている。まず、日本統治下での韓国の経済成長と、終戦後の韓国の経済成長とを過大評価しているという点。『私の原論文では、主によく知られたS-C Suh (1978)のデータに基づいて、植民地時代の米の生産量は年率2%相当の伸びを示しており、その相当量が土地1単位辺りの収量の増加によると議論している。生産性の向上は、日本政府による計画的な灌漑、品種改良と肥料の使用を反映したものだ。
日本の行動が利己的なものであって、多くの韓国人はこれらの植民政策の恩恵を受けていなかったという不快な事実に関係なく、安定的で近代的な農業生産の成長は植民地主義の歴史の中でほぼ無類の成果であった。この経験は韓国を他のアジア諸国(除日台)から一線を画す存在にした。そして、この経験はその後の韓国の経済成長へ貢献する一要素となったことは間違いない。』
HKMはこれに反論を試みているが、『HKM自身が提示した資料によれば、1911年から38年までの植民下の韓国の農業成長は3.17%増加しており、私の提示した数字よりも更に高い。』Dehliはなぜ彼らはこの事実をちゃんと議論しないのかと指摘した上で、もう少し細かい議論をしている。さらに他の研究を引いて、Myers and Yamada (1984)は1920年から40年までの農業生産の伸びを年率1.15%、S-C Suh (1978)は穀物生産が25年間で45%、米は30年間で100%増加したと推計しており、『これらのデータを前にして、植民政策下の韓国の農業生産と米の生産が植民経済の基準から言ってかなりの増加を示したことを誰が疑うのだろうか?』と問うている。
『より重要なのは、これらの、特に米の生産の成長の源泉は何かと言うことだ。Suh (1978)とMyers and Yamada (1984)の双方が、この時期に耕地の大幅な拡大や、農業への労働者の大量投入は見られないと指摘している。これらが強く示唆するのは生産性の向上である。HKMは生産性の向上はあくまで緩やかなものに過ぎなかったと主張するが、30年間で60%もの生産性の向上(Suh, 1978)を緩やかと表現するのは不可能だ。籾付米の栽培パターンの変化は韓国農業に“生物学的革命”が起こったことを示している:品種改良された種籾を使用する水田は倍に増え、肥料の投入量は10倍になり、灌漑された農地は年率10%近いスピードで拡大し続けた(Suh, 1978, Myers and Yamada, 1894, Ishikawa, 1967)。
これらの改善は明治時代の農地革命の日本から韓国への計画的な普及の成果(Suh, 1978, Myers and Yamada, 1984)であった。日本の植民地政府の韓国農業改革の努力によって、“近代的な農業革命が開始され”、日本や台湾と同様に、“これはアジアにおける近代農業改革の端緒となったと言って良いだろう”(Myers and Yamada, 1984)。更に、他の研究者達が指摘するように、この革命は終戦後も引き続き行われた。これでもなお、「ユニークな植民地の運営は大戦後の韓国の経済発展への足がかりとなった」ことを否定することが出来るのだろうか?』
日本の工業政策の影響については、『HKMは3つの伝統的な-そしてあまり説得的ではない-理由から反論している。曰く、工業部門は殆ど日本人が所有していた。曰く、その殆どは北朝鮮に位置していて韓国の経済発展には関係ない。曰く、どちらにせよ、朝鮮戦争であらかた破壊されたので関係ない。
日本人への所有権の集中という最初のポイントは説得的とは言えない。韓国の1965年以降の経済成長においても、企業の所有権はかなり集中していた。こっちは問題ではないとでも?日本の資本について言えば、「外国資本ニ支配サレタ工業化ハ真ノ工業化トハ言エナイ」的な議論は、既に説得力を失って久しい。第2に、工業資本が朝鮮戦争で破壊されたという点は私が原論文で指摘済みの点である。繰り返すが、当時の工業資本の約半数は南朝鮮にあったのである。さらに、南朝鮮にあったのは繊維工場のような軽工業資本であって、北の重工業に比べて輸出産業としては離陸しやすかったはずである。』
Kohliは、更に反論として、脱植民地運動と朝鮮戦争の破壊からの急速な回復は、韓国人が近代工業を運営した経験があったからこそであること、(2) 工業資本が戦争で破壊されたのは事実としても、知識は消え去らないこと、近年のRomer (1993)などの内省的成長理論においても知識の重要性が強調されていること、などから、日本の植民地時代の「正の遺産」は韓国の経済発展に寄与したとしている。
政治プロセスの話をしているのだが、「てめーの読み違いだよ」という話なので省略。
『主にEckert (1991)の重要な著作に依って、私は原論文で日本の植民地主義が韓国で資本主義が孵化するためのフレームワークを構築した、と論じた。』『HKMはEckertはある特定の例しか研究しておらず、日本の植民地政策の影響がなかったとしても、韓国固有の資本主義がいずれ芽生えたはずだ、と主張している。』
これに対する反論として、Kohliは3点の反論を挙げている。(1) Eckert (1991)の“韓国の資本主義は日本の統治の下で、日本の公式な承認(official Japanese blessing)をもって花開いた”という議論は依然として受け入れられており、仮に例証の少なさが問題だとしても、多くの研究者がいくつもの例証を発見しつつある(例えば、Ho Su Yolの研究によれば、韓国の企業家の数と、韓国人所有の企業の規模は、1930年代に共に増加している。(2) 歴史にifはありません。 (3) 『確かに、植民政府は利己的な動機で動いていた。確かに、多くの企業は日本人に所有されていた。しかしそれでも、その政府で、企業で、多くの韓国人が働いていた。そして、その過程で日本式の資本主義はゆっくりと、しかし確実に韓国に根付いていった。更に言えば、多くの韓国人起業家がそのビジネスをスタートさせたのはこの時期なのだ (Eckert, 1991)。確かに、有力な財閥企業の多くは大戦後に設立されている。しかし、資本主義というのはある日突然芽生えるものではない。多くの財閥企業(現代、三星、Lucky Starなど)の創業者達が最初に事業を興したのは植民地時代なのである。』
最後に、日本政府による朝鮮人労働者の使役の問題について。『私は原論文で、韓国での日本人は、きわめて抑圧的でそして日本自身のそれによく似た労使関係の構築に寄与した、と主張した。マネージャー達は若い韓国人を雇い、OJTを施し、愛社精神を植え付け、とんでもない長時間労働を要求し、そして国家権力を後ろ盾として労働組合や政治的な活動を禁じた。さらに、“サンポ”システムで「産業愛国クラブ(industrial patriotism clubs)」を組織して経営者と労働運動のリーダー達を同じクラブの一員とし、彼ら労働運動のリーダー達を経営者が雇い挙げる仕組みを作り上げた。この厳格なアメとムチのシステムは日本人経営者に「生産性上昇よりも低い賃金アップ」という恩恵をもたらしただけでなく、政治運動を無視して生産性向上に集中させることを可能にした。この仕組みは韓国政府に受け継がれ、その高度成長期まではこの仕組みは維持された。』
以下結論が続くが省略する。残念ながら、この論文は大学関係者以外はアクセス権がないので、興味のある方は大学図書館で以下を当たって欲しい。
A Kohli, (1994), “Where do high growth political economics come from?”, World Development.
S Haggard, D Kang, CI Moon (1997), “Japanese colonialism and Korean development: a critique”, World Development
A Kohli, (1997), “Japanese colonialism and Korean development: a reply”, World Development.
念のために書くが、別に権威ある意見が全てだと言っているわけではない。自分の足でデータを探して考えるのはとても大切なこと。でも、それだけではたどり着けない議論というのがあることも分かってもらえればありがたい。上で紹介したKohliは帝国主義と経済発展が専門分野で、日々そんなことばかり議論する毎日を送っているはずだ。そういう人たちがたどり着いた「日本の植民地政策にはありきたりのvices(悪徳)と、ユニークなvirtues(美徳)がある」という結論には、それだけの重みがあると私は思う。
nature network のフォーラムをのぞいていたら、おもしろい問題が出されていた。
なんでもGCSE Scienceとかいうイギリスで16才くらいの学生がおこなう試験問題らしい。
問題) 月食がどのようにして起きるについて、以下のような考えを持っている人がいるとする。
月食は老婆が月にケープをかけることで起きる。月の表面にはピカピカ光るコインが置いてあって、泥棒がこのコインを盗まないように老婆はケープをかけるのだ。
この考えを証明する、または否定するために科学者が行うべきことを以下の4つから選びなさい。
A、老婆のことを信じている人から証拠を集める
B、老婆に向かって「泥棒が来た!」と叫ぶ
C、コインを探すために月に探査船を飛ばす
D、指紋を探す
残念ながら答えが書いてない。たぶんBかCなんだけど・・・。
ちなみに原文はこんなん
GCSE Science (Edexcel, 2006)
Our moon seems to disappear during an eclipse. Some people say this is because an old lady covers the moon with her cloak.
She does this so that thieves cannot steal the shiny coins on the surface. Which of these would help scientists to prove or disprove this idea?
A) Collect evidence from people who believe the lady sees the thieves
B) Shout to the lady that the thieves are coming
C) Send a probe to the moon to search for coins
D) Look for fingerprints
(http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1217949926/l50)
というスレで前に書いたのだがdat落ちして読めなくなったので、
少しブラッシュアップした形で再度アップしてみる。
現時点では新刊情報だけならここで必要充分かと。
ライトノベルの「情報」を求めるには向いていないというか、はっきり言って不向き。
有名所なのでとりあえずチェックしておくのが儀礼?
発売が近い新刊情報以外の情報を求める場合はチェックする必要性は薄い。
雑誌の早売り系の情報は余り扱わず、公式サイトなどの発表待ちが多いが、
メディアミックス系のチェック範囲も手広く、サイン会やイベント情報などの捕捉も早い。
更新頻度は高めで、ライトノベルの情報系として特化しているサイトでは、
ただし公式サイト更新チェックのログは残していないようなので、
過去ログを参照などしたい場合は不向きで、リンクはしづらいか。
しかし「ラノベカレンダー」(http://lightnovel.jpn.org/material/calendar/calendar.cgi)は
興味のある方はには便利に使えるかも。
このカレンダーがケータイ(モバイル)で閲覧できれば利便性が高いかと思うのだが…。
ライトノベルの情報だけに興味のある方には余りお薦めはしづらいかな。
しかし更新頻度は高い方かもしれませんが、移転が多くログが分散している欠点も。
http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/
雑記や半端な感想が多いところが、情報だけを求める人にはやや不向きか?
ただし、はてな周辺のライトノベルを扱っているサイトからの情報を集めたり、
話題を整理・提供したりしているので、そういう点では幅が広いかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/
メディアミックス情報の一報を伝えること多く、早売り系の情報に強い。
アニメやゲームなどの多方面の情報を扱っていて、その中の1つとしてライトノベルの情報も。
個人的に気になるところは、本サイトである「MOON PHASE」で使っているパターンを変えられないのか、
RSSリーダー経由で読む際はタイトル文に埋め込んでいるリンクが
はてなのRSSの仕様で無効になっていて、 情報力が半減している点は読む側としては面倒。
http://rainycarnaval.blog15.fc2.com/
アニメ・ゲーム系のニュースほどライトノベルに関するニュースはそう多くないが、
更新頻度が高く、ニュースの捕捉が早いので、チェックしておいて損はないかと。
http://www6.ocn.ne.jp/~katoyuu/
他のニュースサイトをたくさんチェックして紹介しているので、
最終的にはここで拾える情報が多いかと。
オリコンの文庫売上げランキングからライトノベルを抽出して記録しているところ。
気になるところとしては、オリコンはランキングの掲載を原則的に禁止を掲げているので
(http://www.oricon.co.jp/rank/index2.html)
「2ちゃんねる」経由などのワンクッション挟むなどをしていないと、
それを理由にログの削除や閉鎖などの可能性もありそうな気も…。
http://netbokka.s2.zmx.jp/
表示方法が少し癖があって、レーベルごとへの個別リンクが難しく、
実コンテンツの更新もAmazonまかせの自動運転で放置気味?
「モノグラフ」(http://monogragh.fc2web.com/)が更新を停止してから、しばらくしてから出来、
「モノグラフの自由帳」(http://d.hatena.ne.jp/monogragh/)からの紹介リンクのフォローもあり、
開設当初は注目度は高かったようだが…。
2009年2月にリニューアルしたが、その後数回の更新で放置されているので、
http://d.hatena.ne.jp/r3light/
公式系の情報をチェックしているが、ルーチンワーク的な更新をチェックしている感じで、
目新しい情報を得ることは少ないような印象が……。
…の上記3つをチェックしていれば、
新刊情報・公式&イベント情報・メディアミックス情報などのほとんどの情報と得られ、
かなりのところは相互補間ができるかと思われる。
あとは「カトゆー家断絶」(http://www6.ocn.ne.jp/~katoyuu/)で今のメディアの
流れをチェックできていれば、ライトノベル関連するニュースをほぼ把握できるのではないだろうか?
あとは「ネタ」として話題になっているのをチェックしたければ、
はてなブックマークの「ライトノベル」のタグをチェックしていれば、
ある程度はフォローできるかと思われる。
結局のところ結論としては、安定した更新頻度を保っているところが強いという印象がある。
更新頻度が高くて安定しているところは、更新意欲も高いので、情報の新鮮さ、
そして情報のチェック範囲も広いので、情報量も内容も、必然的に質の高いものになっている。
問題なのは閉鎖、または更新停止率が高まっているところにあるのかもしれない。
そしての割には、新規サイト(新人)の参入がほとんどないのが痛い。
これは個人ニュースサイト全体に言えることかもしれないが、SBMの普及・影響なども影響してか、
ニュースサイトを運営する人が以前よりも低下しているような気がします。
そしてTwitterの普及もそれを加速化しているのかもしれませんね。
http://twitter.com/kunugiren/status/1186848431
1.カトゆー家断絶 ニュースのターミナルセンタ。もうちょっとネタが欲しいなってときに見る程度で、実はほとんど見ていない。見たら参照元が全部ここになる。 39人いるらしい。
2.かーずSP 毎日開く。 更新時間が朝なので、夜に更新する身としては情報が古く感じてしまう。 最初会ったときはマリオみたいなヒゲが生えてた。
3.ゴルゴ31 他のサイトの参照元にあったときにチラっと見てみる程度。サイトのデザインは好き。
4.楽画喜堂 毎日開く。 更新のタイミングがわからない。Amazonの予約開始情報は役立つ。infoseekからsakuraに移ったのを見て、うちも真似をした。
5.everything is gone 毎日開く。 幅広くフォローしてるなって思う。色分けされてて見やすい。
6.アキバBlog(秋葉原ブログ) 毎日開く。 ここで紹介されたエロ漫画を買うことが多い。
8.HK-DMZ PLUS.COM 毎日開く。 もともとはビスケたん情報目当てで見始めた。フィルタが似ているっぽい。ニュースサイト始めるときに参考にした。 エロマンガに出た。そっくり。
9.BRAINSTORM 見てない。 シンプルで見やすい。
10.RinRin王国 毎日開く。 ワンフェスのときのLink集は重宝する。
11.Tentative Name. たまに開く。 オナホの人。なんかパソコン関係でネタないかなって思ったときはここを見る。 製麺業者の敵らしいが本当かネタかわからない。
12.MOON PHASE 毎日開く。 もともとは伺か情報目当てで見始めた。アニメ予定表を見てワクワクするのも良い。雑記の情報の早さはすごい。
14.まなめはうす 毎日開く。 オートアンカー使えないのがなんとも。 まなめ自重の検索結果 約 230,000 件
15.ねたミシュラン 毎日開く。 サムネイルがあれば便利なんですけどね。
16.白い戯言 毎日開く。 白球帝国国民になる方法が知りたい。以前はうちの参照元によく現れた。俺の学生時代とは全然違う。 愛されてる皇帝陛下。最近は公務がお忙しいご様子。
17.さざなみ壊変 見てない。 以前は見てた。グラディウスのすごいとこ。
18.ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS 毎日開く。 クリック数が見えるのは面白い。2ndのほうが有名、かな。
19.痛いニュース(ノ∀`) よく開く。 でも個人ニュースサイトじゃないよな。とりあえずリンクしておけばオッケィ。
20.MOON CHRONICLE 毎日開く。 ニュースサイト読本の人。あれに参加してなければいまだにコミケもmixiもスルーしてたと思う。 某ヲタショップの元店員で、最初に会ったとき、「あ、会ったことある」って思った。
21.好き好き大好きっ 見てない。 コメントが面白い。
22.朝目新聞-asame.com 見てない。 サイト名で嘘ニュース系だと勘違いしてた。量多い。
23.にゅーあきばどっとこむ 見てない。 どこ見ていいかわからなくなる。
24.酔拳の王だんげの方 見てない。 アナルの人。俺は紺野あずれが好き(誰も聞いてない)。
25.アルファルファモザイク 見てない。 個人ニュースサイトではないね。
26.読みゲー 毎日開く。 オートアンカー使えない。気が付くと大きくなってた。 誕生日が1日違い。会ってみたいがなかなかタイミングが。
27.ugNews.net 毎日開く。 ラーメンの人。画像貼ってあって良い。
28.情報屋さん。 毎日開く。 日替わりゲームキャラが楽しい。ビックリマン風のロゴが羨ましい。
29.無駄な領域リサイクル 毎日開く。 最近重いときがあるけど鯖のせいだと思う。 オーソドックスとか安定とか言われると実は嬉しい。
見てる・見たことある所だけ。
個人ニュースサイト界隈で最も「情報元」になっているサイトTop30 » http://tinyurl.com/befqek » まなめの真似でもしようかな...
http://twitter.com/dange1192/status/1176858162
* 1 カトゆー家断絶 たくさんいる。 リンクされると嬉しいサイトだが、どこを狙えば拾ってくれるのか良くわからない。
* 2 かーずSP » 実は一番ビッグサクセスをした人だと思ってる。 顔出したほうが言いといつも思う
* 3 ゴルゴ31 » ヒゲ 漫画倉庫を持っている事がうらやましくて仕方が無い。
* 4 楽画喜堂 » カメラ情報がいつ見ても載ってるなあ と言うイメージ。
* 5 everything is gone 時々出る毒言葉がすき。 クリックランキングが物凄い参考になる。
* 6 アキバBlog(秋葉原ブログ・あきばぶろぐ) なぜそこでこのコメントを拾うの? と面白くなる。 字面的に正しい個人ニュースサイト
* 7 Hjk/変人窟 HDDをよく壊してるイメージ。どんな使いかたしてるんだろうか。
* 8 ::::HK-DMZ PLUS.COM::::: さらしる氏と仲がいいイメージ。あとエロ漫画に登場した。
* 9 BRAINSTORM シンプルイズベスト あんまり見ないから解らない。
* 10 RinRin王国 コスプレとセキュリティ 真のライフハック 気が付いたらニコニコ見てた
* 11 ー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅ 一回の更新量が多い オナホール と オナニー 色弱の人にはきつい色使いらしい
* 12 MOON PHASE あんまり見ないので不明
* 13 痕跡症候群 マンガ系ニュース。 元々2chスレまとめやってた。 お尻を揉むと喜ぶ
* 14 まなめはうす はてなじゃないのにはてなっぽい人ランキング1位 サイトキャラクターはショタ
* 15 ねたミシュラン 画像大好き。 同じ画像でも良くあんなに名前を付けられるもんだと驚く。 メガネ派
* 16 白い戯言 「たわごと」とよく勘違いして怒られる WEB拍手からのタレコミがうらやましい
* 17 さざなみ壊変 シューティング 1000万ヒットで鯖移転した。
* 18 ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS クリックカウンターがかっこいい。ニュース投稿を最初にやりだしたところ。
* 19 痛いニュース(ノ∀`) ソースへのアクセスはきっとすごいと思ってたんだが、ほとんどこない。
* 20 MOON CHRONICLE 4コマがずるい。今後ゴルゴ方向へ行くのか、かーず方向へ走るのかが楽しみ。
* 21 好き好き大好きっ 何が大好きなんだろう?といつも思う。感想も楽しい
* 22 朝目新聞-asame.com 料理好き。載ると嬉しいサイト。 過去ログ見てて一日つぶすことが年に二回くらいある
* 23 にゅーあきばどっとこむ 個人ニュースじゃないよね。
* 24 酔拳の王 だんげの方 誰が見てくれているのか良くわからない サブカルな人?
* 25 アルファルファモザイク 解りにくいネタを仕込んでくる。サイト名の由来が不明 ニュースサイト好きっぽい
* 26 読みゲー みゲー ゲーム系の話題だとここ見てると安心する。 パームリンクするとずれるのは何でだろう? イケメン
* 27 ugNews.net 画像をはっつけている方法をすごい聞きたい。 二郎は好きだけどロッティストには興味ないみたいだ
* 28 情報屋さん。 慣れるまで、どこ見ていいか一瞬悩んだ。エロが強い。
* 29 無駄な領域リサイクル ニュースサイト化は意外に遅かった。 サイト名が好き。
* 30 GIGAZINE(ギガジン) - めちゃくちゃシンプルで印刷可能なチェックリストを作成するサイト「Printable Checklist」 » http://gigazine.net/ » タイトルの付け方が上手すぎる。タイトルだけでクリック→GIGAJINがすごいよくあ
http://anond.hatelabo.jp/20081231142209 の後編である。
2008年月別一押し曲、7-12月分を紹介する。
(以下は前編で紹介)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4136912
私のがくっぽいどに対する評価を180度変えた名曲。
ノリの良さと歌詞のインパクトの強さは、もはやニコニコ動画を視聴する人で
知らない人はいないであろう「みくみくにしてあげる」に匹敵するものがあると感じた。
その評価は非常に高く、「がくぽオリジナル曲」タグの中では再生数、マイリスト数ともに
群を抜いてトップ(再生数73万、マイリスト21000。2008/12/31 現在、以下同様)であり、
「リンオリジナル曲」タグのついている全ての動画よりも再生数が多い。
(「リンオリジナル曲」トップの「ココロ」は再生数55万、マイリスト23000。マイリストはさすがに負けていた)
もちろん再生数等の数字だけで評価を語るのはナンセンスな話であるが、それでも
この曲が VOCALOID 曲のファン達に大きなインパクトを与えたことはお分かりいただけると思う。
みくみくのような、いい意味で「軽い」曲が好きな人にはきっと気に入ってもらえるはずだ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4218005
どうも雨とか虹とかがテーマの曲ばかり選んでしまっているが、単なる偶然である。
さて8月から紹介するのは、すんzりヴぇrP が奏でる浮遊感漂う不思議で素敵な曲。
この曲も雰囲気を味わう曲だと思うが、特にこの曲は動画自体を味わってほしいと思う。
この曲の動画、ニコニコ動画のコメント機能を上手く使っていて、コメントするとすごく楽しいことが起きる。
何が起きるかは伏せておく。動画を見ればすぐにわかるので、まずは見てみて、それから
コメントを書いてみてほしい。
http://www.nicovideo.jp/watch/nm4605293
7月末にデビューし、8月に VOiCE というヒット作を出したラヴリーPが作る不思議ワールド。
SLT(Super Lovely Time)と呼称される独特な間奏は、一度はまると病みつきになる。
どうも秋以降の私は歌詞よりも旋律に重きを置いていたようで、例えばこの曲も好きなのは
間違いないのだが、歌詞は……と言われると、なかなか感想が出てこないのが正直なところである。
ところでこの曲、VOiCEとともにJOYSOUNDのカラオケ投票に登録されていて、おそらく近日中にも
カラオケ化が決定するだろうが、果たしてカラオケで歌える人がどれだけいるのか疑問である。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4990862
ゆうゆPは実に多彩な曲を作る。……が、こんな激しい曲まで作るとは思わなかった。
今までの曲では「SUPER HATSUNE BEAT」あたりが近いのかもしれないが、この曲でさえ
アップテンポというには穏やかなものであった。(アレンジだし、元曲に影響される部分もあるが)
しかしこの曲の激しさは今までのゆうゆPの曲風とはかなり変わっている。
どう変わっているかは、私の貧しい語彙では形容しづらい。是非聴いてみてほしい。
この頃既にラヴリーPや後述のずどどんPの曲にはまっていたので、こうした曲調はすんなりと受け入れることができた。
もちろんもっと穏やかな曲も聴いていたが、選曲の際に真っ先にこの曲が思い浮かんだことを
考えると、やはり自分へのインパクトは相当なものだったようである。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5140252
ずどどんPは、氏の最初の投稿作品「fuse」をアップした頃からお気に入りだった。
そんなずどどんPも最近「snow knows」がヒットしようやく注目が少し集まってきたようでうれしくもあり悲しくもある。
この w/orld、再生数も10000に満たないマイナーな曲であるが、その激しく疾走感のある曲は最近の私のお気に入りだ。
この曲も歌詞について特にあれこれ語るつもりはない。
「Hello, world!」の連呼はプログラムの素養がある人なら気になるところであると思う。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5602903
年も暮れるという頃にとんでもない曲が出てきた、というのが最初の印象だった。
この文章を書こうと思ったのが12月の初め頃だったが、この曲を聴いて「半月前に書かなくてよかった」と強く思ったものだ。
iroha 氏といえば moon、というのが VOCALOID ファンの間での共通認識であったということは間違いないと思う。
しかし氏の代表作だったこの moon でさえ、2008/12/31 現在でも再生数18万程度である。
もちろん氏の作品が少なかったというのもあるが、高い評価のわりに低い再生数であったことから、
iroha 氏は「知る人ぞ知る名VOCALOID作家」だと思っていた。
しかしこれからは「知る人ぞ知る」などという接頭辞など不要であろう。
曲自体も素晴らしい、なぎみそ氏のPVも文句無しに美しい。
しかしなにより感動したのが、リンの扱い方の上手さだ。
リンの歌わせ方の上手さで有名な人といえばトラボルタPとシグナルPだが、炉心融解での
iroha 氏の技術力の高さは彼らに匹敵する。
この曲は間違いなくリンの曲を代表する名曲である。
聴いたことがない人は是非聴いてほしい。
前編はなるべく曲を紹介するようにしていたが、後編はどうも自分語りが多くなってしまって申し訳ない。
しかし、私が今年一年でいかにVOCALOIDにはまったか、その熱を少しでも感じてくれれば幸いである。
(暑苦しいという人も多いだろうが)
できれば動画等にまとめてニコニコ動画にアップしたいところだが、そこまでする時間的余裕もないので
こうして増田に投稿という形をとらせてもらった。
これを読んで少しでも VOCALOID ファンが増えてくれれば幸いである。
当然だが、他にも紹介したい曲は山ほどある。
それら全てを紹介していると時間がいくらあっても足りないので12曲だけ厳選して紹介させていただいた。
もし、自分と趣味が違う、と思う方がいたら是非貴方の選曲を紹介してほしい。
他のファンのお薦めの曲も、是非聴いてみたいと思う。
また来年もよろしくお願いいたします。
以上
http://anond.hatelabo.jp/20081229001913
↑の記事のタイトルに釣られてガッカリした人へ送る。
【この記事に関する注意】
・長いよ。縦に。
・複数の項目に該当する場合の対処方法は各自で考えろ
・たまに性格に関すること以外に言及している時もあるさ
・女
・まさにlunatic
・ねちっこい
・罵倒大好き
【雲・海】
・でも男
・あまりはてな村周辺をうろつかない
【sky】
・SF好き
【wind】
・ガキ
【地名・何かのキャラクター由来】
・空気
【食べ物】
・20歳以上のオタ女
【色系】
・自虐癖
・本性はナルシスト
・ライトな文体
・サブカる
【10文字以上(複数の単語の組み合わせ)】
・自己主張が強すぎる
・「自分らしさ」に拘る
・時事大好き
・はてな村大好き
・タグを使う人はやたらユニークなタグを多用。タグを使わない人は一コメの分量が多い。密度も濃い。しかし、わかりにくい。
―単語間の区切りナシ
(そもそも誰かのサブアカであることを疑った方がよい)
・自己主張が強い
・ねちっこい
・口が悪い
・飽きっぽい
・ウケを狙いたがる
・「文章が上手い」ということになっている
・比較的内容の薄い(つっこまれにくい)コメントに終始する
【顔文字系】
・ほとばしるほど末端消費型オタク
・vipあたりから流れてきた若年層
・他人に対して淡白
・あまり知識をひけらすことを好まない
・カッコつけたがり
・打たれ弱い
・夢想家
・枯れたナルシスト
・文系合理主義
・吝嗇
・目がギラギラしてて怖い
・偏狂質
・コメントしても20文字以内に収まることが多い
【四文字以上の単語の繰り返し】
・地味 or ゴーイングマイウェイの両極端
【IT関連用語】
・お前がパソコン通信について詳しいのはよぅくわかったから
【見慣れない単語(本人にとっては何かしらの意味がある)で三-五文字】
・ゆえに文学に対してやたら凝る傾向がある
【ニックネームっぽい】
・リア充
・オフ充
・精神的にタフ
・ダイアリに重心を置いている人が多い
【和風】
・似非メンヘラ
・左翼
【苗字のみ】
(当たり前だが実際の苗字とは異なる場合が多い)
・人文系
・の皮を被ったオタク
・ドライ
【フルネーム】
・そりゃ、お前がマイコンについて詳しいのは当然だと思うけどさ
・経済にも強いよ!
・新書通
・自分に自信を持っている方なので割とタフ
・マッチョすぎて傲慢だと思われがち
【-chan、-san、-kun、-tan、-yan】
・バラエティー富んだぶち壊れ方をしている
・皮肉っぽい(つもり)
【子音】
(まず誰かのサブアカであることを疑った方が良い)
・いわゆるギーク
・モヒカンの気がある
・とりあえずはてな村の話題には食いつきます
【頭にy_(y-)】
・紛らわしい
【y_arim】
・y_arim
【しっぽに_y】
・しっぽ
【イニシャル+名前】
・がんばれ
・有象無象
【2文字目以降に大文字が混ざる】
・コメントで他者と違いを出したがる
【尻に数字】
―数字が一桁、または西暦(1980〓)
・ドライ
・飽きっぽい
・諦めが早い
・コメントは(褒貶どちらの場合でも)素直かつ淡白な感想を吐くのみに徹する
―西暦(1960,70台)
・しつこい
・とにかくしつこい
・キレやすく、安っぽい挑発にも簡単に乗る
―上記以外
・高ニ病
―I11
・説明不要
【http://anond.hatelabo.jp/20081230001941】
・超期待してる。
タイトルの通り。正しくは日本製のRPGかも。よく知らんけど海外のゲームは鬼畜なのが多いらしいし。
ニコニコ動画にアップされた、RPGのBGMを集めたメドレーには自分の思い出を高らかに語るコメントが寄って集り、アップされる素人による実況プレイでも主に使われてるのは日本製のRPG。これはプレイ時間が長いからシリーズ化しやすいとか、忙しくないからゆっくり話しやすいという事情もあるのだろうけど。本当にRPGばかりなのかは知らない。アカウントはとっくに削除したし。日本製のRPGの代表作であるドラゴンクエストの続編が発表されるだけで株価が上がったらしいけど、それほどまでに多くの人が求めるほどの魅力が、日本製のRPGのどこに隠されてるのか、自分にはわからない。
ただつまんないって言うだけでは、面白いと思ってる人の納得が行かないと思うので、自分が「ここがつまらない」と思うところを列挙していきます。
プレイヤーの技術不足もあるから、どのゲームも最初はできることが少ないのはみんなそうなんだけど、そもそも序盤は解禁される要素が少ないRPGは特にそれを顕著に感じる気がする。
ランダムは言わずもがな。戦闘自体対して面白くないのがまた腹立つ。シンボルだと避けられそうで避けられないのが逆にストレスになるし、もし避けられたとしても、その後のボス戦で必ず詰まってしまう仕組みになってる。戦闘自体が「嗜虐心を満たすため」に思えて嫌になることもあるが、それはプレイ中気にならなくなることが多いので、「moon」的な問題提起はしたくない。
RPGでは、敵に攻撃するために使用するのが「たたかう」というコマンドだけ。タイミングもほぼ一定で決まっているし、あとは結果を待つだけで、技術介入の余地がほとんどない。祈るだけだ。「たたかう」を早く選択するためにボタン連打とか最高につまらない瞬間だと思う。このあたりは「戦略性」が面白さなんだと思うけど、それはそれほどスリリングに感じない。
もし敗北という形で詰まってしまったとしても、プレイヤーの駒が数値によるステータスで制御されている以上、取れる対策といえば装備を確かめるか、駄目そうならレベル(能力値)上げといった程度のもので、そこに発展性を感じない。リソースもいくらでも増やせてしまうし。話を聞くところによれば、ポケモンも対戦による全国大会は育成をかなり徹底するらしいけど、運が非常に絡むらしく、運頼りなんてそれ本当に楽しいの?とお節介ながら疑問を呈さざるを得ない。確かに万人向けの作品で低レベル攻略ともなると緻密な戦略も要するだろうが、制限プレイする趣味は無いし、面白くも感じない。
これはRPGに限らず、途中セーブのできないゲームのほとんどに言えることかも。まず、自分は要求される全タスクを一度に攻略できるのが「クリア」だと思ってる。ボス戦において何回も敗北したとしても、一回の勝利で以前に積み重ねた敗北の意味の全てが消え去ってしまう。そのステップが本当にクリアできるのか判然としないまま、次のステップに進めてしまう。大抵はリプレイ機能など用意されておらず、戻ることも出来ないし、戻る必然性も必要が無い(面倒な二度手間を踏む)以上、そのデータではそのまま進めていくしかない。本当に攻略できていたのかは、いわゆる「2周目」で明らかになるが、条件が異なるし、どこか気持ち悪さがぬぐえない。
これは江川達也的な「誰にもクリアできるから」ということではなく。「クリアできない」という技術不足が拭えなかったら諦めるしかないのだけど、問題はその一線を越えてからで、これもセーブ機能に起因することで、セーブがある以上、技術さえあれば何度もプレイすれば必ずクリアできてしまい、後ろに戻ることはない。セーブのあるゲームはセーブしないと長すぎる。
これは余談だけど、『ゲームセンターCX』みたいに、本来通しでクリアするべきものをコンティニュー使いまくりで果たしてクリアと言えるのかも懐疑的。『カイの冒険』の裏面とかいわゆる「改造マリオ」みたいな、極限まで難しく難易度調整したものをリトライ連発で一回だけクリアして歓喜というのは、あまり理解できなかったりもする。あれは一面一面解いていくという感覚なのだろうか。リトライするのはいいのだけど、成功(完遂)率は確実に上がってるの?
もしかすると、RPGを好んでいる彼らはゲームとしてではなくて、謂わば「デジタルコミック」みたいなものとして楽しむのが普通なのだろうか。だとしたら、それを積極的に否定するつもりはないけれども、ゲームというメディアで語れる漫画のような物語に、そこまで良質なものが多いのだろうか。自分は最近、そうは思わなくなってきた。それはRPGをまともにやってないからだろうか。
まあとにかく自分にとってRPGは楽しくない。その理由をあえて考えるとしたらこんな感じかな、と書き連ねてみた。色々勝手に文句つけて申し訳ないところだけど、最後に、自分のやったRPGについて。
FC版『DQIV』は2章、『MOTHER』は5つ目のメロディを手に入れた所、『ポケモン赤緑』は豪華客船抜けた後ぐらい、『FF6』は味方キャラが7人くらい出た辺り、『FF7』はdisc2に行く前。『ゼルダ』もいくつかやったけど、どれも3つ目のダンジョンあたりで飽きる。一番最近にやった『大神』(をRPGというのか分からないけど、俺はRPGだと思う)も、途中で完全に飽きてしまった。
クリアしたのは、シミュレーションRPGの『FFT』だけか。あれは崎元仁と岩田匡治の曲がツボに入りまくってたから続けられたのかもしれない。
もし自分に合いそうなRPGがあったら是非紹介して欲しいです。
最近はあまりゲーム自体やってなかったりする。新品で張り付いてやるということも少ないし。なんかそっからしてどっかおかしいな。
特に好きなジャンルはないけど、一番好きなゲームは『斑鳩』。ひたすら練習した分だけ上手くなれるゲームだった。2面で半泣きになって、2ボス倒して歓喜で叫んで、3面で2面以上に頭を悩ませて、4面で絶望して頭を抱えて、チェイン繋げてS++で越えられたときは鳥肌が立って、初めてノーコンティニュークリア(いわゆるALL)したときはちょっと涙ぐんでしまった。この感動はRPGのようなジャンルでは決して味わえないと思う。
ゲームセンターにはたまに行くんだけど、『三国志大戦』とか『カードビルダー』とかカード系のはコレクトでお金がかかりすぎるし、『QMA』も一時期賢者になるぐらいハマってたけどカード無くしていい機会とやめちゃったし、格ゲーはRPGやってる友人にまるで勝てないくらい苦手だから好きじゃない。音ゲーはノウハウがつく気がしない。つまり、シューターってことになるのかな。
SLGも、果てないレベル上げという点ではRPGと共通してるかもしれないけど、自分のノウハウ次第で上がり幅が違ってくる点が好きだったりする。まあSFC版『シムシティ』でもメトロポリスになったぐらいで面倒になって飽きちゃったけど。苦手な理由として飽きっぽいってのもあるかもしれないね。
表題の文字数制限が結構シビアでした。
本当の表題: 本当に初音ミクを用いた自己言及的で無いオリジナル曲が広く受け入れられるきっかけになったのはメルトが原因だったのか
http://d.hatena.ne.jp/GiGir/20081207/1228685979
元エントリの内容については、一つの流れから何を汲み取るかは人それぞれだと思うので特に反対とか賛成とかはありませんが、表題の件については記事中の「共同幻想」を楽しんでいた自分の個人的な実感とは明らかに違っていました。
あの曲もあの曲もメルトよりずっと前に出ているのに、と。
そこで、メルトが発表される前までの時期のニコニコ動画の「VOCALOID殿堂入り」タグが付いている動画(再生数10万回以上)から「自己言及的でない」(初音ミクやVOCALOID自体を歌詞のネタにしていない)と思われる動画を並べてみました。
(自己言及的かどうかについて一部微妙なのもあります。主観です。また、あくまで2008/12/08 5:00現在「VOCALOID殿堂入り」タグが付いている動画からのみ取っているので現実とのズレはあります。例えば重要な「私の時間」(10/22)には「VOCALOID殿堂入り」タグが付いていませんでした)
もちろん、メルト以降に再生数が大幅に増加した動画(記事中で指摘されているメルトによる影響を受けた動画)もあるとは思いますが、ほとんど全部が発表当初から親しまれている動画だと思います。
10月からの分しかありませんが、こことか見るといいです。
http://www.geocities.jp/vocaran_link/
8/31 | 初音ミク発売 |
---|---|
9/09 | WhiteLetter(原曲は9/09。アニメPVで爆発的に伸びましたが、そのPVは10/27) |
9/17 | すくーる・うぉーたー・こすちゅーむ |
9/25 | この想い伝えたくて |
9/26 | Chocolate☆Magic -ドキドキ大作戦- |
10/05 | celluloid |
10/08 | 護法少女ソワカちゃん |
10/08 | Dreaming Leaf -ユメミルコトノハ- |
10/22 | 子猫のパヤパヤ |
10/27 | Lividus |
10/29 | moon |
11/02 | 桜の季節 |
11/03 | 涙にさよなら |
11/04 | after resolution |
11/06 | 星空に願いを込めて -Good Night |
11/13 | なぜか変換できない |
11/21 | サウンド |
11/22 | ミラクルペイント |
11/25 | ストラトスフィア |
11/28 | Holy Star |
11/29 | 白の季節 |
11/29 | 永久に続く五線譜 |
11/30 | ストロボナイツ |
11/30 | ぴんぽんだっしゅ! |
12/03 | 雲の遺跡 |
12/05 | Daybreak |
12/05 | SING&SMILE |
12/07 | メルト |
ちなみに「恋スルVOC@LOID」は9/13で「みくみくにしてあげる」が9/20です。
OSTER_projectは「恋スルVOC@LOIDシリーズ」以外はほとんど自己言及的では無いですね。
「Packaged」(9/25, 自己言及的な曲)で有名なlivetuneのかじゅき氏も,「リラホルン」(9/21)や「シューティング☆スター」(9/23)など全然自己言及的では無い曲を同時期に出しています。
(「Packaged」の作者はkz氏ですが、例えばリストに載っている「ストロボナイツ」(自己言及的で無い)にも関わっています)
週刊VOCALOIDランキング(当時のみくみくランキング)や、当時のはてなダイアリーなんかでも見ればわかると思うんですが、メルトが出るまでに既に自己言及的では無い曲が受け入れられていることがわかると思います。
(その頃のはてなダイアリーは、初音ミク関連の話題で盛況でした)
思ったことなのでソースとか特にありません。
歌ってみたを含めてランキングの上位を独占し続けたことが大きな理由だったんじゃないかなと思っています。
記事中に記されている「メルトに対する反発」は、「コミュニティー内部からの反発」のことだと思うんですが、当時VOCALOIDの楽曲を楽しんでいたコミュニティー内部から、「曲が自己言及的である」ことに起因していそうな理由での大きな反発は……あったのかな?
「歌ってみた」自体に対する反発は結構あったと記憶しているんですが。
反発の件とも関係してきますが、次のニコニコ大百科の記事が自分の記憶とそれほどズレていないので引用します。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF
反発について
具体的には、8時更新〓13時更新の総合ランキングの1位から4位まで『初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」』に関連する動画(原曲、halyosy ver.、ガゼル ver.、ミク+halyosy ver.)が並んだ。さらにはhalyosy+ガゼル ver.も一時7位まで迫り、5位まで独占もありえたというものである。これらが全て同じサムネイルであったことから、その異様な光景を目のあたりにした多くのニコニコユーザが衝撃を受けた。
歌ってみたについて
一方で、当日はサムネの強烈な印象からその存在に触れる声は少なかったが、実は原曲以外は歌ってみたであり、11/28の自演発覚祭り以来一時的に萎縮していた歌ってみたが復活の狼煙を上げた日でもあったといえる。
初音ミクが発売される前と、このメルトの前に歌ってみたで「自演騒動」があったんですね。
詳しいことは省きますが、とにかくそれで歌ってみた界隈の勢力はかなり縮小していたんです。
そこに、外部から有力な歌い手(プロ歌手のhalyosy氏)がやってきて高品質な動画を投稿し、メルトの曲としての親しみやすさも相まって本家と共に爆発的な人気になった。
それが引用元に書かれている「復活の狼煙」の一因になっていると思います。
それ以前にも歌ってみた自体は沢山ありましたが、これの件が「歌ってみた」分野からの進出が増え、「VOCALOIDオリジナルを歌ってみた」の再生数がこれ以前よりも伸びやすくなったことの一因になっているというのは間違いないと思います。
ただ、この件と「自己言及的」とのかかわりがどの程度あるかはわからないです。
とはいえ、やはり初期の空気(元記事で言うところの終わってしまった「神話」)というのはあったと思います。
ただ、それはどのコミュニティーでも同じだと思うので「自己言及的」との関わりは私にはわかりません。
例えば、メルトの人気でコミュニティーに新しい人が沢山やってきて……といったように何かのきっかけの一つになったというのはあると思います。
その時には「非自己言及」でそれまで「初音ミク」に興味を持っていなかった人にとっても聴きやすかったということが一つのキーになっていたとも思います。
こう書いてしまうと元記事の否定のようになってしまいますが、もう少しだけ。
(記事の趣旨自体に対する肯定否定ではなく、事実関係についての疑問です)
もちろん、そのコミュニティー全体としての初期の空気のようなものはやっぱりあって、
それが時間と共に変化していったということは間違いないことだと思うんですが、
「メルト」や「サイハテ」といった一つの動画によって何かがガラっと変わってしまったということには疑問符を付けたいです。
元記事では象徴としての「メルト」だとは思うんですが、どうも違和感が拭えません。
どうでもいい話ですが、私個人にとっての神話の終わりはデッドボールP楽曲削除事件でした。
終わったといいながら特に何が変わったわけではありませんが。
今もVOCALOID関連の動画はチェックしていますし、所詮私個人にとっての神話が終わっただけ。
まあ、人それぞれですよね。
ニコニコ動画の投稿動画を古い順に見ていくと懐かしさとかそういえばあったなあとか思うところが色々あって楽しかったです。オススメ
同期間の「VOCALOID殿堂入り」な「自己言及的な歌詞」の曲一覧
8/31 | 初音ミク発売 |
---|---|
9/13 | 恋スルVOC@LOID |
9/20 | みくみくにしてあげる♪ |
9/25 | Packaged |
10/09 | タイムリミット |
10/10 | えれくとりっく・えんじぇぅ |
10/14 | ハジメテノオト |
10/16 | もっと歌わせて2107 |
10/22 | 初音ミクの暴走 |
10/23 | 恋スルVOC@LOID-テイクゼロ- |
10/27 | melody... |
11/06 | みくみく菌にご注意♪ |
11/24 | あるお節介な言葉 |
11/30 | きみをわすれない |
12/07 | メルト |
http://anond.hatelabo.jp/20081105102943
http://anond.hatelabo.jp/20081106023245
女は普段、特に「オタク特有の女に対する妄想・幻想・マッチョな性欲」を持っている本人の前では口に出さないだけで、内心では「きめぇw」って思っている。おそらくは、ほとんどの、ほぼ全ての女が。
んな事はいちいち指摘されなくても常識的に考えれば分かるわバカwだからなんなんだw
オタクの妄想性欲に限らず、他人をカテゴライズして欲情する行為自体が、世間的に男女問わずキモがられる事なんて当たり前だろwモテ非モテの話なんてしてねえよw
自分が嫌悪しているものをわざわざ覗き込んで「おえ」って言ってるのって過剰な反応でしょう?
本当に嫌いで無視してれば、反応する事もないでしょう?
喩え話だけど、俺個人は腐女子がBLを消費しているのなんて(というか、フィクション上の男性同士の性愛関係に欲情している行為自体が)「気持ち悪い」と思ってるけど、本気で気持ち悪いからいちいち本屋のBL棚の前を通った時に「おえ」なんて嫌悪感を表明したりしないよ。無視するだけだし。
それをid:tomo-moonはわざわざ労力を割いて嫌悪感を示しているわけで、その反応を指して「過剰」に「反応」していると言ってます。
俺の元の文章が酷いのもあるけど、さすがにはてな界隈の女性に「特有」の反応だなんて書いてないけど?どこにそんな事書いてあるんだ?
「特有」の反応だ、なんてわざわざ脳内変換して誤読した上に、オウムみたいに言い返せば反論できたと思ってる方がよほど「子供っぽい」と思うんだけど……w