はてなキーワード: 性的虐待とは
http://anond.hatelabo.jp/20151203175428
ぶっちゃけごめん、あんた俺の数倍妄想たくましいわ。そりゃエロく感じるよね。
あれは生まれ持ったものだけではなく、服やポーズ等明らかに意図が込められているだろうが。
期待がでかすぎたのかもしれない。
つか、バッバや中尉とフォレストガンプの友情みたいな話ならかなり面白い映画だったと思う。
これはネットでも叩かれてるみたいだ。
多分だけど、この作者は、ヒロインも中尉と同じように感動できるようにキャラ造形を作りこんだのかもしれない。
しかし、なんつーか、ネットのせいだろうね。女の身勝手さを理解しちゃった現代では、女のクソさしか目に付かない。
シングルマザーで子供が障碍者っていう状況で、汚いことやってでも子供を守る姿ってのは感動的だから。
でもさー。ヒロインの放蕩は性的虐待を受けてたとしてもクソだし、マジメな主人公よりオラオラ系のドキュンについていくあたり、擁護できない。エイズにかかってザマーくらいか。
今のネットでは、こういう女のクソな本能を徹底的にディスってるわけで。
この映画ができた1994年くらいは、まだそういう叩きは無かったしそういう女はふしだらってのがギリギリ残ってたけどさ。
それが無い、今の時代にコレを見させられると、「女はクソだ」ってのが直接すぎてまったく感動は無い。
このヒロインを軸にしたのがよくなかったように思う。
なんつーか。この主人公の人生がこの女に相手にされることになっちゃってる。
こんなクソ女、さっさと切って金持ったらいくらでも選び放題にならなかったのがよくなかった。
その設定をギリギリ保つために知能障害の設定にしたんじゃねーのってくらい。
馬鹿女を救うのが本当に胸糞わるかった。
クソ女は不幸なまま死ねとしか思わなかった。主人公を騙して、損させて終わって本当にクソ。
本当にさあ。主人公の純粋さとか、人生とかで感動させたいなら、こんなクソ女を出すべきじゃなかった。
たとえば、銃で撃たれた人が銃大嫌いになるのはおかしなことじゃない。
性的虐待をされた人が性嫌悪や異性嫌悪になるのもありえるだろう。
福島原発で家に住めなくなった人が原発稼働反対になるのもわかる。
犬にひどく噛まれた人が犬嫌いになるのも。
全部同情すべき経験だし、それを嫌いになるのもわかる。
彼らの心をできるだけ慰めたいし、ましてや更なる傷を与えるなんてダメだ。
けれど、個人的経験によりそういう広い意味でのトラウマを抱えた人が、それに突き動かされて運動を始めた時、我々はそれをどう扱えばいいんだろう?
私の意見とかれらの主張が合致してるなら話は簡単で、応援すればいい。
だけど、そうじゃない場合。
性的虐待のサバイバーが、異性(同性からの被害なら同性)を貶める主張をする人間になっている場合。
外国人に襲われた人が、レイシストとしてデモに参加したり、主催したりしている場合。
そういう時、彼らに同情して、彼らの心に親身になり慰めながら、同時にその主張には反対するにはどうしたらいいんだろうか?
ニュースの向こうの人についても、直接の知り合いについても、ここ数年ずっと考えているけれど答えは出なくて、結局曖昧に微笑むしかできないでいる。
田房永子氏の問題については、男性と女性が明らかに非対称な存在である現実を、当然踏まえないといけない。
http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2015/10/1024-875b.html
アニメライターの廣田氏(男性)は、女性の性的虐待や児童ポルノ等の問題について、
署名活動や政治家への嘆願、勉強会や講演等、リアルで様々な行動を起こしている人だが、
それゆえか、今回の田房氏の主張に対しては、わりと冷静な反応を見せている。
今回、田房氏の過去ログを漁って、田房氏が男性を物扱いしている記述を見つけ、
それで氏から一本取ったような気になっている人々を目にして、とても残念に思う。
こうした人々は、ネットで完結する正論ごっこに興じて、誰かにマウントしてひと時の満足を得るだけで、
他には何の行動も起こさない。リアルで行動を起こさない人が真剣さを気取っても見苦しいだけだ。
ネットで物を言うだけなら、せめて身の程を弁え、最低限の礼節を心がけてはどうか。
腐女子じゃなくても、男女恋愛好きの女性が好みのイケメンで妄想垂れ流すのも、もちろん性的消費だよ。
ポルノは無論のこと、世に溢れる恋愛妄想が絡むものはセックスを明示してようがしてなかろうがすべからく性的消費。そう思ってれば間違いない。
単純に性的消費の対象たる男性側が、女性からの性的被害を小さく見積もる傾向にあるからじゃないかな。
未だに男性が女性から性的虐待やセクハラを受けても告発しにくいというし、あまつさえ「羨ましい」「うまいことやりやがって」とか言い出す男性がそこそこの数いるというノから見ても明らかじゃない?
「たとえば女性に『身体しか求められてない』って状態は気持ち悪くないですか?」という質問をした女性に「別に何とも」とか「そんな風に言われたい」とか「男性として自信が持てる」って言った男性もいたしねえ。
2歳になる娘を妊娠したときから今に至るまで一度もセックスをしていない。
なぜかって、当然判断力を冷静に保っておくためだ。
性欲貯めこんで浮気でもした日には慰謝料を請求されるのは男性側だ。
そんなクソつまらないことになんてなりたくはない。
以前父親の勃起程度で注目をあつめる増田があったが、健全な男子ならば当然定期的な発散をしているはずでありその程度でショックを受けていてどうするというのが正直な感想だ。
わかりやすく言えば、その父親はかなりの確率で定期的に性処理をしていたはずだ。つまり勃起どころではなく、どこかで射精しているだろうということだ。
汚らわしい話をしているのではない。
娘と風呂に入っているときくらいの刺激で勃起してしまわぬようにするための配慮なのだ。
射精も汚らわしい、勃起も汚らわしいというならそれはエゴだ。アイドルはトイレに入らないと信じている男子と同じだ。
どれだけ綺麗な女性でも糞はするし男性と関係を持てば動物のように呻くし、機嫌が悪くなれば汚い言葉で罵り合うことを女性たちは知っているではないか。
そういうことをしない女性もいるかもしれないだろう。だとすれば、そういうことをしない男性もその程度しか存在しないということだ。
それを自分たちが性的虐待の被害者かのように振る舞う態度には心底腹が立った。
そういう女性が家庭内のセックスレスを放置して、男性を浮気に追い込んだ挙句に慰謝料をふんだくって自分を正当化するのだ。
男性が求めているにもかかわらず女性が応えようとしなければ、それを理由に婚姻関係を破棄されても文句を言えないということだ。
男性は浮気をする前に、まずは十分に妻にアプローチをかけ、それで断られたのであれば離婚をしてから自由に恋愛を楽しめばいい。
資産は分割。慰謝料なしで離婚できるから心配はいらない。浮気してつまらない慰謝料をふんだくられるようなバカな真似をする必要はない。
妻は夫に求められば応える義務があるのだ。当然逆もしかりだ。そうでなければ性欲をどこで発散しろというのだ。
別に家庭内強姦を推奨しているのではない。そこに必要なのはお互いの歩み寄りだということだ。
セックスをしたくなければ、汚らわしいなどと言わず自慰行為を黙認すればいいのだ。
妻にどうしてセックスをしないのか質問したときの返答はこうだった。
ああ。うちはもうダメかもしれない。
むしろ性に対する許容範囲が広すぎて、変態が広く受け入れられてる故に表に出やすいからだと思うけど。
それは男性限定で、女性はそれを受け入れるのを強いられてる訳だけどね。
増田も娘に男の性を全て受け入れる事を強いる毒親要素が見受けられるけど。
娘が父親や兄に性的虐待された時、「そんな事お父さんやお兄ちゃんがする訳ないじゃない」とか言いそう。
小学校低学年の時に風呂上がりの父親捕まえて「ちんこに本当に穴が空いてるか見せてー」と見ようとするという暴挙をしでかした時に
物凄い勢いで怒られたのを思い出した。
父親と風呂に入った記憶はないし、小学生になったらもう一人で入ってたしなあ。
色々な意味で屑な父親だったけど、それでも娘を性的虐待しなかった所だけはまともだったんだなと思う。
まあ風呂に入らなかったのは単に面倒くさかっただけかもしれないけど。
18歳、女子大生です。
した。まず、無理やりフェラを強要されました。当時、性知識が全くなかったため、これがどういう行為か分からずにしていました。拒否しても、友達の◯◯ちゃんもお父さんにしてあげている、などと言いくるめられて無理やりやらされていました。彼氏が出来た時の練習とも言われたこともありました。本当に嫌で嫌でたまりませんでした。でも、やらないと怒られるので日々やっていました。
また、寝ている時、私の布団に潜り込んできて、アソコを指でいじられていました。寝て夜中目覚めたら既に父親の手が自分の性器を触っているという状態でした。前述のように、性知識がなかったのでどうして父が自分の股を触っているのかわかりませんでした。ただ、明らかに異常な行為だとは思いました。起きていると悟られないように、寝返りをうつようにして父の手を降りはらっていました。その時の嫌がるそぶりがツボだったのか、父はたまに嬉しそうに笑ってました。本気でキモイと思いました。
それらの行為が小5くらいまで続きました。ぱったりおさまったのは、多分生理を恐れたからだと思います。
そして中学生になり、高校生になり、性知識が見についてきた私は、父親に対する憎悪が溢れんばかりにたまっていました。父親の性欲処理の存在となっていた自分。悔しい。悔しくてたまらない。過去に自分にしてきたことを棚に上げ、のほほんと暮らしていることが殺したいほど憎い、と思っていました。まぁ、今でも多少思ってますが。
そしてある日、父親を完全シカトしようと決意しました。理由は前述の通り、ある意味復讐です。しかし、父親自身は何故自分が無視されるかわかっていないようでした。母も、私が過去に性的虐待をされていたことを知らないため(いないときやっていて、気づかなかったのと、私が母に言えなかったから)無視する理由がわからなかったみたいです。
大学生になった現在はさすがに、完全シカトはしていません。結局、性的虐待があったことは母には言えないまま。付き合って4ヶ月になる彼氏には一応言いました。思い切りドン引きされましたが汗
母にも伝えるべきなんでしょうか。でも母の反応が怖くてたまりません。言ったことで家庭崩壊に繋がったりしないでしょうか。
それももの凄く怖いです。また、父親は警察の厄介になるのでしょうか。まぁ、なったらなったらでいい気味ですが本望じゃないです。生活費稼ぐ人がいなくなるのでwww
ちなみに、14歳の私の妹は父親のことが大好きで、よく二人でじゃれあっています。妹は自分の部屋があるにも関わらず父親と同じ布団で寝ています。やめろと言っても、やめる気がないらしいです。妹も被害者になるかもしれないのに。
まあ気色悪く思う気持ちは解らなくもないし、それは結構ガチで性的虐待案件だと思うが、単身赴任帰りとなると風呂場に他人がいるというケースが頭から抜け落ちている可能性もあるので、そこだけは汲んでやって欲しい。許す必要は無いけど。
中学生で父親と一緒にお風呂に入るのが普通だとは、自分でも思っていなかった。ちょっと止めたいな、と思ってた。そこまで絶対嫌ってほどではないにせよ。
内心そう思いながら、表面上全く気にしてないふりで一緒に風呂入ってた理由は、私から「一緒に入るの嫌だ」と言いだすことがためらわれたから。
何でためらわれたかっていうと、そんなことを言ったら「実の父じゃないから反抗している」「自意識過剰で性的虐待を疑っている」と思われて怒られそうな気がしたから。
あと、そういう性的なことに言及するの自体、何か後ろめたさを感じていた気もする。
結局は、父の方から止めようと言いだしてくれたので、私は誰にも怒られずに済んだ。
もちろん父はその時もその後も、私を一貫して娘として扱ってくれており、性的な扱いは全く受けたことが無い。
後から思えば逆方向に私の自意識過剰で、私から言い出しても別に誰も怒らなかったかもしれない。まあ、今となっては分からないことだ。
つまり何が言いたいかって言うと、子供が自分から一緒の風呂を止めると言いださないからって、気にしてないとは限らないってことです。
とはいえ、中学生にもなったら、思っていることはちゃんと主張して、「察してチャン」は卒業し始めるべきかもしれない。
それまでの育て方で、こういうときに怖気づかず主張できる自立性と、主張しても大丈夫な家族の良好な関係ができているのがベストなんでしょうね。
匿名なのをいいことに、身勝手な理屈振り回して気持ち悪いの大合唱をしている気持ち悪い集団がいるぞー
http://b.hatena.ne.jp/entry/kutabirehateko.hateblo.jp/entry/2015/09/10/010444
『「純な」とか「異性として」とかねじ込んで娘がひとりの女性であることを誤魔化そうとするのは、親なら娘の私的な空間に特例を設けて入っていいと思っている』例の増田のキモさを的確に表現した一文だと思う
wacok たまに帰省すると偶然を装って風呂上がりを覗こうとする父親に怯えて風呂場で着替えをするようになってたこと思い出した。もう死んだけど。
それ、お前の親が性犯罪者予備軍だっただけじゃね?
honehonerock 増田の気持ち悪さが的確に指摘されている。まあ、それはそれとして、指摘しておくけど母親が娘と、父親が息子と風呂に入るのも当然NGなんだけどね。僕はちんげ生えてきたころとかメッチャ嫌だった。
元記事も娘は、娘の方から入りたがっていたらしいが、お前元記事ちゃんと読んでるか?
Waspkissing 娘に性的虐待をした父親たちも「自分は父親だから」を何度も免罪符にしただろう
「親と子が一緒に風呂に入ることは性的虐待か」を話している段階で、性犯罪者と同一視するミスリードを狙うとはワイドショーも真っ青の私刑ぶりだな。
いや年頃の成熟し始めた娘に性的なものを感じないというのは逆におかしいだろ常識的に考えて。
成熟するってことはひとりの人間として出来上がってくるってことなんだぜ?
「性的」という形容は、出来上がった人間の肉体に我々が感じるクオリアのうちで特に性交可能性に強く結びついたものをあらわしたものだが、要するにからだが仕上がってくればだいたい誰だって「性的な感じ」というやつを帯びるもんだということだ。
で、性的な感じがするってことは(少なくとも肉体のレベルでは)一個の存在として確立してるってことで、イコール自分の価値観で好き勝手に扱っていい相手ではないと認識するってことにつながるわけだ。
敬意を払うべきところでは敬意を払い、尊重すべきところは尊重し、そして自律的に動く生き物同士がトラブルなくやっていくためにお互い最低限踏まえていなければならない礼儀ってものを示してやらなければならない、そういう相手になったんだと認識する契機になる。
「赤ちゃんだったら何もできないから何でも一緒にやってお世話してやらなきゃいけないかもしれないが、お前はもう大人になり始めているんだから、大人としての振る舞いも学んでいかなきゃならないぞ。そのためにはこういう時はこのようにするのだ」というのを教えてやらにゃならない。
身体の成熟はその端緒にして目安になりうる。
しかし年頃の我が子相手にそれを感じなかったというのは傍目には相当ヤバイぞ。子どもに対する支配欲強すぎでしかも無自覚ってことになる。何より「性的な成熟」というのを短絡的に「(自分と)性交可能になること」としか捉えていないのがキモすぎる。
「性別を超えた親子愛」を信じるのに娘の裸が必要だという時点で、お前の言ってることは必然的に娘との性交の可能性を前提に置いてしまう。性交を前提に置いた上で、性交を否定してみせることで愛を証明するという理屈だからだ。
いくら「エロスな目でなんか見てませんよ!見てないから平気でお風呂も入れるんですよ!」と主張したところで、「自分は娘を裸にして一緒に風呂に入ることができるしそれを止めるつもりがない」という時点で、娘に対する考え方そのものは性的虐待者と紙一重ってわけだ。傍目にはな。
キツネは子どもが成熟すると親がキバをむいて巣穴から叩き出すという。しかし本物の外敵や侵入者相手にするように、子を噛み殺しまでする親ギツネはいない。大人のキツネとして生きていくのを、親が促してやるにすぎない。やり口は荒っぽいとはいえ野生動物でもやってることだ。それをお前はお前のファンタジーのためにしなかったわけで、娘さんがちゃんと育ってるから良かったものの…という感想を外野が抱くのは止めようがないわな。
「昨夜友達とカラオケでオールしちゃったからすごく眠い」とか言うのな。
こっちは一週間前から予約入れて金出してるのに、体調悪そうにしてんなよって感じだわ。
地獄のミサワの「おれほとんど寝てないわー」と同じ感覚かもしれんけど、そんなんウザイだけだから。
処女だから高く買ってっていう女に会ったら汚いかっこうで「家出してる」とか言い出すし。
「子供のころから性的虐待をうけてるから、処女膜破れてるかも」とか生々しいこと言うしさ。
エロ気分で出かけたのに、すぐしぼんだわ。
まあいいやと思ってホテルに入ったけど、ちょっと触っただけで痛い痛い言い出すし。
こいつも寝てないのかよ。
五千円だけ渡して帰ったわ。
ドラマ好きにはたまらない名作・佳作が、あそこからたくさん生まれてるのだ。
東京文脈じゃないキャストやリアル感でドラマ作ってると言うのが大きな違いだ。
有名どころだと「牡丹と薔薇」だろうが、
いじめ・児童虐待(児童性的虐待)・犯罪(少年犯罪)というテーマで、
元増田が言ってるよろめきドラマの要素は皆無。登場人物はほぼ子ども。
「花嫁のれん」は直近シリーズだと陳腐化しているものの、野際洋子の姑演技が光る。
「ほっとけない魔女たち」はキャストが浅野ゆう子、三宅健、釈由美子、松本明子、室井滋となかなかの演技上手が揃い、脚本のユニークさと相まって見どころいっぱいであった。
まあそういう感じで、ドラマ好きにとっては非常に注目な枠ではあるのだ。
最近はなかなか不作ではあるが……。
昨今、Pixivの全年齢ランキングはほぼすべてと言っていいほど「ブラック本丸」や「ヘイト創作」作品が埋め尽くしています。この現状について一石を投じられればと思いしたためたのがこの文章です。
私の目的は主に「ヘイト創作」であることの多い「ブラック本丸」作品がランキングを席巻することで刀剣乱舞というゲームが誤解されることのないようにすることです。ブラック本丸、ヘイト創作などを好む方を攻撃したり、貶めたりする意図はありません。
ただ、現状ランキングを埋め尽くしている「ブラック本丸」作品があることで、ヘイトがヘイトを呼ぶような現状になっています。
ゲームをプレイしていない状況で、こうした作品を書けば人気が出るという考えのもとに、原作にはない設定や原作を大幅にマイナス方向に歪めた設定を元にした創作物が増えているのです。
もちろん、そうした創作物を書くこと自体は自由です。どんな意図で創作しているのだとしても、それは責めるべきことではありません。
ただ現状ではそのせいで原作が誤解され、何の罪もない原作キャラクターが貶められ、風評被害を受けているのです。
とあるブラック本丸作品のキャプションには「刀剣乱舞という作品の性質上」というような枕詞の元にブラック本丸によくあるような審神者への暴力表現等が含まれることが記載されていました。
実際にプレイされたことがあれば、原作はそのようなゲームではないということは一目瞭然ですが、Pixivで流行しているのだからそういう原作なのだろう――と誤解されてしまっているのです。
もちろん創作は自由です。ただ、現状のブラック本丸ものはコメント欄やタグ欄を含め原作キャラクターへの怨嗟で満ちていることが多く、そういったマイナスの感情を元にした創作物は通常「特殊嗜好」として同好の士の間でだけ閲覧されるべきものです。
それならなぜ「腐向け」作品はよくて、「ブラック本丸」作品は駄目なのか? なぜ「ヘイト創作」に対して苦言が呈されるのか? 過去の別ジャンルの事例等も踏まえて書かせていただければと思います。
これは私が説明するより、よくまとまっているPixiv辞典(http://dic.pixiv.net/a/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E6%9C%AC%E4%B8%B8)のタグ説明を引用させていただいた方が早いかと思うので、リンクさせていただきます。
簡単に説明いたしますと、もともとブラック本丸とはブラック企業をもじった言葉です。
身を粉にして働くブラック企業社員のように、資源やレア刀剣のために疲労状態になっても繰り返し出陣させられる刀剣男士たちの物語をコメディ調に描いたものでした。
それが途中から刀剣男士への虐待描写が混じるようになり、刀剣男士が審神者への反撃として性的虐待や暴行を行うものが増えていき、過去に他のジャンルで流行した「嫌われ」作品のように最終的には刀剣男士へ制裁が加えられるようなものへと変化しました。
今でも当初の意味合いでブラック本丸を使っているもの、変わってきた意味合いのものであってもヘイト創作ではないものも少しは混じっていますが、ほとんどがヘイト創作になってしまっています。
ブラック本丸ものでは近頃はよく「NTR」という表記がされているものがあります。
これは乗っ取りの略でいわゆる見習いと呼ばれるキャラクター(原作にはそのような制度は存在しません)が刀剣男士たちをたぶらかして…というような傾向の作品につけられています。
が、このNTRという言葉、実は男性向の用語として既に別の意味があります。
「寝取られ」という特殊嗜好で、男性向のセックスを含む描写をしていると受け取られかねない用語です。
本来NTRとは、主人公の男性が好きな女性を他の男に寝取られて悔しさを噛みしめるような作品(主に濃厚な男性向けのセックス描写を含むもの)を指しているのです。
既にある用語を別の意味で、しかも全年齢の作品で使う場合、読んでいない方から「刀剣乱舞の二次創作というのは全年齢作品でもそういった男性向セックスを描く作品が人気なのか」と誤解をされかねないため、タイトルなどへの使用は避けられる方がよいかと思います。
二次創作というものは基本的にはファンアート、つまりは「それが好きだから、好意を表現するために創作する」ものです。
作者や読者が好きなのは主人公になっている女審神者・男審神者・政府職員などで、刀剣男士には憎しみが向いていることが多くありませんか?
これは原作や原作キャラクターのファンによる創作物と言えるでしょうか?
もし、貴方が原作キャラクターが好きで貶めたいと思っている、いじめたいと思っているのだとしたら、それは「特殊嗜好」だと認識してください。
リョナと呼ばれる、キャラクターに暴力を振るったり傷つけたりすることを好む性癖も存在しますが、そういった性癖はやはり一般には受け入れがたいものです。
暴力や損壊などの描写は映画などでも年齢制限がかかるような、何の準備もなく見せていいものではないと思われているのだということをご理解ください。
たとえば道端で、誰かを一方的に踏みつけたり、罵声を浴びせている人を見つけたらどう思いますか? 顔をそむけたくなりませんか?
同様に創作物においても、一方的に誰かが暴力を受けている場合、顔をそむけたくなる人が多いのです。
あなたのお父さんやお母さんに見せた場合に怒られそうなものの場合、基本的には棲み分けが必要なものだと思ってもいいかもしれません。
だって、Pixivには色々な年齢層の方がいますから、中にはあなたのお父さんやお母さん、場合によってはおばあちゃんやおじいちゃんくらいの方もいるのですから……。
さて、それでは棲み分けが必要なものとそうでないものについての話の前に、ヘイト創作の基準について書かせてください。
ヘイト創作であるかどうかは、作者の創作意図と描写方法にかかってきます。
おおまかにいって、以下のような特徴を持つ場合、悪気があるなしに関わらずヘイト創作に分類しておいたほうがトラブルにはなりません。その理由は後述します。
●メインとなるキャラクターが女審神者、男審神者、政府職員など原作で明確に容姿や設定が登場していないキャラクターであり、刀剣男士はその添えものである
●刀剣男士が主人公や他の刀に対して暴力を振るったり、暴言を吐いたりする描写がある
●主人公が刀剣男士に対して暴力を振るったり、暴言を吐いたりする描写がある
●刀剣男士を一般的に見て魅力的に描くことを目的としていない創作物である
1~3が揃っていても、例えばそれが「苦境に立たされた刀剣男士たち(のうちのひとり)が何とか本丸を立て直そうと努力する話」であればヘイト創作という分類はされないことが多いのです。
(もちろん、その場合でも暴力描写などについての注意書きが必要であることは言うまでもありませんが……)
※審神者受小説などの強引に性行為に持ち込む描写などに関しては、広い意味では暴力描写ではありますがヘイトとは違う場合が多いかと思います。審神者が刀剣を無理やり…の場合には少し気を遣われた方がいいかもしれません。その理由も5ページ目に追記させていただきましたのでご参照ください。
ブラック本丸ものはちゃんねる形式と言われる、匿名の人間が大勢書き込んだログをまとめることで記事を作るような形式の創作物であることが多いです。
これは実際に存在する匿名掲示板を元にしたネタで、そのものを見たことはなくとも、まとめブログなどの形で目にしたことがある方が多いかと思います。
そうしたまとめブログでもよくあるのですが、書き込みする人間が何か酷い目に遭わされ、その報復を行う……、という勧善懲悪形式のテンプレートをブラック本丸ものでも踏まえていることが多いです。
勧善懲悪形式の内容というのはおおむねすっきりするでしょうし、人気があるのも確かなのですが、まとめブログなどでは登場人物がすべて仮名であるのに対してとうらぶちゃんねるでは登場人物は明らかに誰なのか分かる形での描写になっています。
そうするとどうなるかというと、敵役に配置されたキャラクターへの憎しみが募っていく形になってしまうのです。
憎しみが募ったところでそのキャラクターが酷い目に遭わされてすっきりする、という繰り返しが昨今流行のブラック本丸ものの多くで見られる傾向です。
ただ考えていただきたいのですが、たとえば制裁を受ける側として描写されているのがあなたの友人知人であったらどんな気持ちになるでしょう? もしくはあなた自身であったら? 腹が立つと思いませんか?
まとめブログが問題にならないのは、全員が仮名で、仮に実在の人物がいたとしてもいち個人であるためです。
刀剣男士はそうではありません。誰のことを書いているのかはっきりわかる状態でキャラクターを貶めるような描写をしているのですから、当然、配慮が必要なのです。その配慮のわかりやすい形が「ヘイト創作」タグです。
刀剣男士を貶めることが目的である・ないに関わらず、原作ファンへの配慮としてヘイト創作タグをつけて棲み分けすることを推奨します。
また、可能であればランキングに掲載されて悪目立ちしないような配慮も必要かと思います。
ブラック本丸が好きな読者はタグで検索してきますから、ランキングに掲載されなくても読みに来てもらえますし、口コミで読者は増えます。その方がこういう口うるさいファンからの横やりも入らなくなりますし、お互いにストレスフリーの環境が実現できるのではないかと考えます。
審神者や政府職員を主人公に据えた作品の場合、必ずしもヘイト創作であるとは限りません。
ですが、いくつか注意しなければならない場合があります。それは「審神者」や「政府職員」が刀剣男士を相手に無理やり性行為に持ち込んでいる場合や、逆に刀剣男士が審神者・政府職員を相手に無理やり性行為に持ち込んでいる場合についてです。
●審神者・政府職員とキャラクターがお互いに恋愛感情を抱いている場合
●審神者・政府職員とキャラクターがお互いに恋愛関係に至るまでの過程でその行為に至る場合
上記のような場合であれば、一般的にヘイト創作であるとはみなされないので安心してください。
ただ描写の程度によっては強姦描写がある旨などは記載しておいた方がいいかもしれませんし、無理やりというのが殴り倒して気絶させたうえで…、というような通常の性行為では行われないレベルのものである場合には注意書きが添えてあるほうが親切ではあります。
《気にした方がいいパターン》
●審神者・政府職員が権力をかさにきて刀剣男士に一方的に性行為を強要する場合
●審神者・政府職員が仲間の命などを盾に刀剣男士に一方的に性行為を強要する場合
●刀剣男士が腕力等を用いて抵抗できない審神者・政府職員に一方的に性行為を強要する場合
こちらは主に現実世界ではパワハラと呼ばれるものです。昨今では犯罪行為であるとみなされることも増えて来ています。そうした描写は好きな方は好きですが、苦手な方は苦手な特殊嗜好です。
特にブラック本丸における上記に置いては、そのつもりがなくてもヘイト創作のタグをつけるか注意書きを設けたほうがよいです。
ただしモブ×刀剣のようなジャンルもありますので、あくまで刀剣男士を貶めたいのではなく「刀剣男士がモブに性行為を強要されているのに萌える」という性癖である場合には、その旨を記載し、刀×主や主×刀タグをつけ、モブレなどのタグをつけておけば問題ありません。
※モブレ=モブレイプ、特に個性などを設定されていないモブキャラに原作キャラクターを犯させるのが好き、という性癖を持つ作品のためのタグです
Pixivのランキングは、投稿した日とその翌日のブックマーク数・評価回数によって順位づけされます。
そのため、たとえば最初の数日間はマイピク限定公開とし、数日後に全体公開にすることでランキング入りを防ぐことができます。
最速で読みたいファンにはマイピク申請をしてもらい、そうでもない読者には全体公開後に読んでもらう形式にすることでファンとの交流も深まりますし、悪い意味で目立つことがなくなるのでお互いにうまく棲み分けができるようになるかと思います。
たとえば刀剣乱舞でいえば、刀剣乱腐や刀剣乱夢のように棲み分けタグが使用されています。
現状、刀剣男士たちのほのぼの作品を検索しようとしても、ブラック本丸ものなどが多いため、見つけ出すことができなくなってしまっています。
腐向け作品や夢作品はジャンルタグの代わりに代替タグを使用することによって検索の邪魔になることを防いでいるため、そこまで問題にはなっていません。
そのため、ブラック本丸作品やヘイト創作も代替タグを使用してはいかがでしょうか?
過去に他ジャンルでは●●嫌われ、●●ヘイトなどのように代替タグ使用をしていました。刀剣乱舞もたとえば「刀剣嫌われ」「刀剣乗っ取り」「刀剣ヘイト」などのようにマイナス検索用のワードを残しつつパッと見で内容のわかるタグ付をしてはどうでしょうか?
私はこちらのアカウント以外でPixivプレミアムに入っているのでタグ検索の解析が見られるのですが、ジャンルタグで検索してくる方はほとんどいませんでした。全体の10%にも満たないごく少数です。
代替タグを使用するようにしたとしても閲覧数にはおそらくそう変化はありません。ジャンルタグの始祖を目指してみていただければ……と思います。
現状、ブラック本丸ものもほとんどが「刀剣乱舞小説○○users入り」タグなどで分類されているかと思います。
ですがこれは前項でも記述した通り、刀剣男士同士のほのぼのものを探している方にとっては邪魔になってしまっています。
他ジャンルでは「●●ちゃんねる小説○○users入り」「●●嫌われ小説○○users入り」などのようにusersタグも独自のものを使うことで棲み分けをしています。
専用タグがあるほうがブラック本丸ものを探しているユーザーもより目的のものを探しやすくなりますし、現状のusersタグ使用よりもメリットがあるのではないかとも思います。