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2023-03-06

anond:20230306160856

主人公自分の苦しい生い立ちや立場を、ライバルに当てはめた時に「アイツも俺と同じだ」ということに気が付く。そしてライバル側も同様に。

同じことで苦しんでいる同士の者だけど、同時にいまの立場として相手を認める訳にはいかない。

という、相手を分かるけど分かりえうことは許されないという苦しさ哀しさ というのは割と王道の仕掛けだと思う。

シグルイなんかもコレを主軸に描いてる。

これをBL的な恋愛関係解釈するのは誤読妄想だと思う。。

2022-12-30

anond:20221230213342

後のクロロヒソカ戦が収録されてる巻のあとがきではシグルイを絶賛してたな

色んなインプットを欠かしてないんだろう

2022-06-23

シグルイで虎眼の夢が断たれるシーン

自分の6本指が見苦しいからと1本隠したら、秀吉も6本指だったのに無礼だぞと言われるやつ。

これって時代現代だと、

「そんな事しなくても良いんだぞ」

と続けて言われ、虎眼も、

「儂、見苦しくないんだ❤️等身大の儂で良いんだ❤️」

みたいな展開になりそう。

2022-06-18

劇光仮面

シグルイの人の新作。

めっちゃおもしろい。

これは失速しないで最後までいってほしいわ。

2022-05-09

anond:20220508162335

日本語翻訳した。

媒体にはそれぞれ、それに適したコンテンツがある。

漫画という媒体表現するのに適したコンテンツとは、

現実的美少女イケメン表現や、シグルイみたいなアクロバティックな構図である

 

高年齢向け漫画上記の特徴を備えないコンテンツであり、漫画という媒体に適していない。

釣りバカ日誌がその一例である

 

それら高年齢向けコンテンツは、プロットで魅せたいコンテンツなのだと私は考える。

そしてプロットで魅せたいコンテンツ表現するのに適した媒体は、ドラマ映画だと私は考える。

 

ではなぜプロットで魅せたいコンテンツが、ドラマ映画ではなく漫画という媒体表現されているのか。

その理由は、ドラマ映画表現することが経済的に無理だったからだろう。

それらの作品ドラマ映画代替手段として漫画という媒体を使っているように私には感じられる。

 

から私は、高年齢向け(プロットで魅せたいコンテンツ)の漫画は読まない。

しかし、高年齢向け(プロットで魅せたいコンテンツ)のドラマ映画は観る。

anond:20220508162335

漫画の魅力ってそれが二次元メタファーされるように、非現実的美少女イケメンを出せることだろう。

あるいはシグルイみたいなアクロバティックな構図で魅せるようなことではないか

お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな案件

マンガの良いところは、絵と文字でわかりやすく読者に状況を伝えることができるところだろ。

現実的キャラクターや構図を見せることもメリットではあるが、単なるメリットであって何を伝えたいか制限させる(制限させてもよい)理由にはならん。

でもプロットで魅せたいならドラマでいいじゃん。っていうのが俺の考え。なんか間違ってるか?

考えはそれぞれの自由だけど、その考えに同意しなきゃいけない義務こちらにはないよね。

こんな風に「自分が正しいんだから同意しろ、従え」って言い張るの嫌い(お気持ち

2022-05-08

それ、ドラマでやればいいじゃん、と思うこと

高年齢向け漫画ありがちな、平凡的というかのっぺりしたルックス中年以上の登場人物現実的世界観で過ごす漫画

あいうのってなんであるのと思っちゃうね。

漫画の魅力ってそれが二次元メタファーされるように、非現実的美少女イケメンを出せることだろう。

あるいはシグルイみたいなアクロバティックな構図で魅せるようなことではないか

(スナッフ映画だと偽物っぽく見えるみたいなのも漫画だと漫画として見てるからリアルに感じるという効果もある。一般化すれば物理法則とかを非現実的に描いても漫画なら漫画からで済ませられるという効果か。普通登場人物普通のことをする漫画はこの効果すら活かせていない)

高年齢向け漫画にはそのどちらもない。釣りバカ日誌みたいなのが典型。あれ作者自身師事してた漫画家に下手だから漫画家の道には進むなって言われてたようだしね。

やっぱヘタウマみたいな概念でゴタク並べてみても、漫「画」としてのうまさ下手さは結局登場人物容姿を魅力的に描き込めているか難しい構図を正確に描けているかのどっちかに尽きるわ。

高年齢向け漫画はその両方から逃げている。俺は逃げていると表現したが、作者的にはプロットで魅せたいという心意気なのだろう。

でもプロットで魅せたいならドラマでいいじゃん。っていうのが俺の考え。なんか間違ってるか?

映画監督が夢だったような奴が経済的に無理と諦めて金がなくても映像作品と同様「物語」で楽しませられる漫画という媒体に逃げたようにしか見えんのよ。

から俺は高年齢向け漫画は読まん。青年誌かTLまで。ドラマは見るけど。

dorawiiより

2022-03-17

シグルイ読んでる途中なんだけど藤木って

上の言うことに弱い傀儡なのに(それ自体は仕方ないことだと思うが)

徳川家のお膝元で加減せずに元服前の武士の指飛ばしたりめちゃくちゃするのなんなの?

ここがいまいち納得いかない

2022-01-15

anond:20220114200454

そもそもこの論争がさ、「男が少女漫画読まない」みたいな怒り方から始まったけどさ

女でバキとかシグルイとかザ・ワールドイズマインを読む人もレアなんだし

たかだかジャンプ読んだくらいで「男理解した」みたいな立場に立って説教する女が悪いんじゃないかと思うんだよね

だいたい、ジャンプ読んでる女の大半はイケメンキャラや、カップリングを楽しみまくってるわけで

男が少女漫画読むならいろんなタイプ美少女をいっぱい出してくれないと、フェアじゃないっしょ

2021-12-16

anond:20211216134842

元増田アニメ化した作品ばかり腐女子は好きなるの認識は正しいが

シグルイ普通に腐女子おるじゃろ

 

ただ基本的に『純粋作品を楽しむ>純粋ファンアートを作りたくなる>それがポルノ二次創作(BL)だった』というよりは

だいたい次のどちらかだから

 

A:コミュ症が他人コミュニケーションとったり・他人の褌でチヤホヤしてもらう為のツール

B:直球で他人の褌でお金を儲ける為のツール(専業同人屋では無くても原価以上に値段乗せるのが基本スタイル。配布とはいったい・・・?)

 

A or B の目的を達成するために知名度重要な要素だからアニメ化した作品が中心にはなりがちよな

 

あと、下ネタ&人を選ぶ絵柄&緻密で模写難しい絵柄の徳弘正也腐女子おるぞ。ターちゃんが昔アニメやってたからな。アニメ化は強いよ

もっこり半兵衛は陰間とか出てくるし、もっこり半兵衛の陰間でBLやればええのにな

アニメ化する前の「ジョジョの奇妙の冒険」ってすげえ女受け悪かったよな

ジョジョ三部の連載当時とかまだgantzの方が女人気あった(ただしgantzも実写以降と比べると女人気なかった)

自称漫画好きの女ってなんでアニメ化した作品ばかり好きになるんだろう。

もしも奇を衒いたかったら「狂四郎2030」とか「シグルイ」好きとか言ってた方が「コイツただもんじゃねえ」感出て良いと思うんだが。

2021-10-28

児童虐待性的搾取描写」に該当すると思われる名作漫画描写

名作漫画定義として、天下の朝日新聞社主催する、優れた漫画に授与する各賞の総称である手塚治虫文化大賞」の候補作に絞って記載した。

候補作の全てを読んでいるわけではなく、また、記憶を基に書いているので一部不正確な部分もある。またネタバレとなる部分もあるかもしれない。ご容赦願いたい。

作品一覧】

鬼滅の刃

ベルセルク

大奥

残酷な神が支配する

シグルイ

青野くんに触りたいから死にたい

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鬼滅の刃吾峠呼世晴

遊郭編における妓夫太郎と堕姫の境遇(堕姫は13歳で遊郭にて客をとるようになった際、客の目玉を簪で突いて失明させたので、その報復として縛りあげられ生きたまま焼かれる)

ベルセルク三浦健太郎

少年時代ガッツ境遇(9歳の頃、所属していた傭兵団の団長銀貨3枚で男娼として売られる)

・13巻における一連の描写(「蝕」時点でのキャスカ未成年

大奥よしながふみ

徳川家定境遇(幼少期より父徳川家慶より性的虐待を受ける)

残酷な神が支配する萩尾望都

・全部(最初から最後まで性虐待

シグルイ南條範夫山口貴由

・全部(全部)

青野くんに触りたいから死にたい(椎野うみ)

・全部(全部)

—————


以下雑観

・途中からめんどうになっちゃった

手塚治虫文化候補作における児童虐待性的搾取描写は「ドラえもんにおけるしずかちゃん入浴シーン」や「ドラゴンボールにおけるブルマのお色気シーン」のような作品の枝葉の部分ではなく、根幹部分に関わる部分

・マイフェイバリット漫画であるデビルマン」もたぶんダメ(最終巻の一連の流れ)

女性作家描写のほうが容赦ない

・「規制したいのは上記のような名作漫画ではなく、ポルノであって、コミックLOであって、クジラックスであって、へんりいだである

・わかるよ(おれにも娘がいるよ)

・でもおれは「キャノン先生トばしすぎ」は名作漫画だと思うし、柳生卓哉先生漫画も昼寝先生漫画もどっちも好きだし、無くなったら悲しいよ

—————-


全ての漫画に幸あれ

全ての児童に幸あれ

2021-06-09

日本一サウナと名高い『しきじレポート

無職になったので『しきじ

ワクチン接種前は、「ラブホサウナ」で1人サウナをしていました。

しかし、ワクチン2回接種し、久々にサウナに行きたくなりました。

しかも、職も失い、ちょうど時間もあるので、思い切って他県まで足を伸ばしました。

東京10年くらい住んでいたこともあり、池袋の『かるまる』や『てるまー湯』や『天空アジト』、『タイムスパ』などの有名東京サウナは一通り体験してますが、日本一と言われる『しきじ』は静岡ということもあり、なかなか行く機会がありませんでした。

あんまり行く前にテンション上げるとガッカリしがちなのでできるだけテンションを抑えますが、とにかくレビューする人が持ち上げまくるので期待値うなぎ上りでした。

あんまりサウナで「整い(サウナによるディープリラックス)」すぎると、無職ついでに人生の最高を終えてしまって自殺してしまうのではないかと怖くなるほどでした。

  

初手は風俗

無職になり、ワクチン2回接種も終えてますので、我慢していた風俗を解禁しました。

いきなり下ネタかよという話ですが、サウナで整いすぎて自殺する可能性があったので、一応最後風俗は行っておきたいなと(⇦言い訳

20歳のマアマアくらいの顔面偏差値女の子乃木坂には入れないけどAKBはいそうって感じでした。

若いですねえ。自分は40目の前のなので、若さが眩しいです。

自分は20歳の頃から人生ずーっと苦しく、このような生命に溢れてるお嬢さんが羨ましい限りです。

人生終わりかけの無職若い未来しかない女性アナル舐めまでさせて、本当に死にたくなりました。

デリヘルだったのですが、年甲斐もなく本番交渉をしてしまい、「ピル飲んでないし、おじさん無職から責任取れないじゃん」と断わられました。

放出したら、何とベッドの端っこから端っこまで液体が飛んでいき、嬢もびっくりしていました「絶対孕ませるマンじゃん、、、」と。『シグルイ』で腕を切られた主人公が死を意識してお粥みたいな液体を放出するシーンがありましたが、オッサンでも死を意識するとすごいなあと思いました。

放出後に嬢の顔をもう一度見ましたが、イマイチでした。やはり、死を前にしていろいろ焦ってるみたいです。落ち着かなきゃなーと思いました。中出ししてこんな嬢孕ませて何がしたかったんだと。

  

静岡駅に着いたら『さわやかハンバーグ

よっぴーっと言うWebライター激推ししていた、『さわやかハンバーグ』も静岡にあるとのことで、こちらでまずは腹ごしらえ。

この『さわやかハンバーグ』と言うのは期待よりも、少し訝しい気持ちでした。

なぜなら、個人的には『平家の郷』と言うハンバーグ屋さんがおそらくハンバーグ最強だと確信を持っていたからです。

実際に食べた感想だと、「ジャンルが違う」という感じでした。

平家の郷』は高級志向金持ちが楽しむ味ですが、『さわやか ハンバーグ』はあくまファミレスの最高級という感じ。

個人的には『平家の郷』が負けないでよかったです。

『さわやかハンバーグ』は美味しいですけど、深い美味しさではなく、メロンパン的なわかりやすい美味しさでしたね。

  

GO TO 『しきじ

風呂場に入った瞬間に思ったのは、「狭いな」ということ。

シャワーも10台くらいしかない。20人も入れば満杯になる浴場の大きさ。

『かるまる』や『マルシンスパ』や『タイムスパ』の巨大サウナ経験してると、あまりにもシンプルな作り!

普通銭湯サウナと水風呂ちょっとだけ大きくしただけに見えます

しかし、整い椅子サウナと水風呂の直線状に10台並んでいます

  

100度超えサウナ

100度超えと噂のサウナに入りました。

座った瞬間に、「呼吸がし辛い」程の熱気!

普段は頭とか股間タオルで隠すのですが、

当日は風俗に行って乳首攻めをされたためか、乳首が痛い!

初めてサウナ乳首タオルで覆ってしまいました。

先客4人が抜けるまでは抜けないぞ!と熱気に耐えますが、灼熱ですね。グリルされまくりですね。

1セット目から攻めすぎたらキツイかなー?と感じましたが。

何とかして先客4人とのサウナバトルに勝利

  

風呂

さて、『しきじ』が最強たるゆえんの最強水風呂

絶賛するレビューによると、この水がすごいらしい。

地下水から汲み上げて飲めるぞ!とか、目を開けて目の中を冷水晒すんだ!とか、水が伸びるんだよ!とか。

とにかくやばいらしい。

実は、サウナ前に体を洗ってる時点で、「なんかすごいな」というのは肌で感じていました。

肌がツルツルになる温泉にびびる体験はあるかと思いますが、水がスルスル体を流れるというか、そういう感じはありました。

これが冷水だと、、、、どうなってしまうのか。

風呂に入ると、確かに寒いのですが、「水風呂のあの刺さるような冷たさ」が無く、サクッとすごく馴染みました。

サクッと馴染みますが、すごく冷えますガチガチはがなるような寒さで無く、体が確かに溶けます

それで、「飲めます」という冷水の噴出口から冷水を飲みました。

、、、、。。。。。。

、、、、。。。。。。

「飲んだら体の中から冷える!!!!」

これはビビりました。

風呂で体の表面で無く、内臓が冷やされる感覚!!!

これは『しきじ』でないとなかなか厳しいですね確かに

感覚でした。

あんまり水ばかり飲むと水っ腹になるので控えましたが。

この体の中からも冷える体験はやばすぎました。

  

整い椅子あまみ超え〜

普通椅子なのですが、水風呂に降り注ぐ小さな滝がありまして、その滝の音を聴きながら、「整い」ましたね。

サウナと水風呂を繰り返すと、皮膚の表面にマダラに赤い斑点が見えるのですが、それは俗に「あまみ」と言われます

何とサウナ風呂1発目からあまみ

周りもあまみ完了な人たちがひたすら整い椅子ディープリラックス

考えてもいいし、考えなくてもいい。ひたすらディープリラックス

  

2セット目から休憩室へ

2セット目は薬草サウナ

風呂と整い椅子を終えてから、『しきじサウナーの間では噂にも出ないですが薬草風呂というのもあるみたいなのでそちらも体験

う〜ん薬草風呂普通でしたね。。。。

さらっとあがってしまます

2階は休憩室、仮眠室、ご飯どころとなっています

とある『しきじレポートでは天丼を食べていたので天丼を探したのですが、なかった。この店ではなかったのかな?

サウナ後のディープリラックスを抱えて、1時間ほど休憩。

  

静岡駅周辺のキャバクラ

その後は2店ほど静岡キャバクラへ行きました。

キャバクラ前にラーメン屋へ行ったのですが、「『しきじ』の地下水を使って作っています!」との触れ込みまでありました笑

キャバクラ案内所では、『しきじ常連黒服の人が迎えに来てくれて、お勧めの『しきじ』の楽しみ方を教えてくれました!

朝6時とかから人がいっぱいになる前に15分、8分、8分を整いなしで、水風呂との往復とのこと。やっぱ地元プロは違いますね〜あの100度超えを3連続はすごいな。

20代中心のキャバクラでは、美人系が何人か着いてくれました。

美人ってやはり得するの?」と聞いてみましたが、あんまり得もしないみたいです。自分人生がキツかったのは顔が理由ではないのかなーと少し思いました。

「俺は東大卒だぞ!」とオラついてみましたが、40目前無職では全く響かなかった。。。

40代中心のキャバクラでは、就職氷河期の話や子育ての話を聞けました。

自分結婚してないのですが、「子供障害持って生まれたらどうしよう」とか「赤ちゃんって何歳くらいまで大変なの?」とか「反抗期とか子供の進路とかヤクザにならないかとか精神病にならないかとか子育て不安はどうやって乗り切るの?」とか聞きました。ファミリー系の話題人生勉強にもなって、面白いですねえ。自分結婚は一生しないでしょうが、そういう人生なのかと。

  

結論『しきじ』は最強なのか?

個人的には『かるまる』の方が入りやすかった。

『かるまる』はしかし、サウナーにターゲットを絞ってますからね。

地元民に育てられる『しきじ』は、

地元ホームサウナ枠だったら日本最強」って感じでした。

2021-04-28

首を吊ってる母親を、自分の手でドアから降ろした話。

これも結構前の話になる。

「そういえばあの時、どんな気持ちだったっけ?」と思い返す機会があったので、折角なので文字に書き残しておきたい。

そうすれば胸に落ちるものも、もしかしたらだけど多少はあるんじゃないのかな?って感じで。

内容が内容なので、少し長くなるかもしれないけど、お暇な方がいらっしゃいましたら読んでやってください。

あんまり仔細に年月日を狭めすぎるとアレなので、時期は今から7年ほど前。

ちょうど今のような、若干寒さも落ち着いてきたかな?ってぐらいの春頃のお話だと思って下さい。

当時の俺は大学入学したての、ピカピカの一年生でした。

兄の方がとても優秀だったんで、随分と見劣りはするけれど、俺の通っていた高校レベルからすれば「まあ頑張ったんじゃないの?」程度の大学へと入学

その筋のマニアには結構有名な、二郎インスパイアの名店が近くにある登り坂の長い大学ですね。

あれは本当に数少ない良い思い出です。メチャメチャ美味かったな。店狭いし、オッサン怖いし、汚いけど。

オススメは小ラーメン・麺少なめ・ニンニクマシ・アブラシマシです。

しか高校まではチャリ通で10分だったところが、電車を乗り継いで1時間半になったのは本当によくなかった。

職場学校は、絶対に自宅から近い場所を選びましょう。近い場所にないのなら、あなた引っ越ししまいましょう。(経験則

そんなこんなで深夜までゲームやらアニメうつつを抜かしては、中途半端時間に目覚めて、一限は余裕でアウト。

気付いた母親に叩き起こされて、仕方なく起床。もそもそと着替えて、遅刻前提の移動。

それで素直に大学まで向かえばいいものを、「途中で行くのも面倒くせえな」と地元カラオケで朝割フリータイムしてたり、本屋立ち読みしてたり。

入学当初からそんなんだから、とにかく授業内容は良く分からないし、眠くて眠くて仕方なかった。

何よりも人見知りだったもんで、良くも悪くも自由大学形式の授業とサークル活動に、いまいち馴染めずにいた。

大学は少中高と違って、能動的に働きかけないと友達はできないもんなんです。あの頃の俺に教えてやりたい。本当に。

夢見ていた大学生活は、俺にとってはただの眠気との闘いに成り代わっていたのである……。

そんなんで仲の良い友達全然いないもんだから、授業サボりまくって、図書施設ビデオ設備で「ロード・オブ・ザ・リング」とか「戦場のピアニスト」とか見てたな。

いや、完全に余談でした。すみません

とにかく、こんなカスの具現化みたいな大学生活を送らないよう、新入生の皆さんは頑張ってください。

話を戻します。

俺が小学校に上がるぐらいの前に、うちの母親は一度離婚している。だから俺は種親の顔をほとんど覚えていない。

自分ママとパパと話すけど、ふたり全然しゃべらないなぁ」とか「やたらと関西実家に行ったり、親戚の子がうちに来るのはなんでだろ?」とか。

そんなことを子供ながらに思ってたんだけど、今思い返せばそういうことだったんだと。

そんなこんなで気付いたら第一父親が消えて、俺が小学校二年生ぐらいの時に、新しい父親が来た。

第二の父親は、俺は子供ながらに「良い人」だと思った。

そりゃ向こうも腹を据えて、血の通ってない兄弟二人を抱えるわけだから、多少の上っ面は確保してくるには違いないんだけど。

一緒にお風呂に入れてもらったことが嬉しかったのを覚えてる。そんな第二のお父さんの背中には、ご立派な龍のモンモンが彫られていたけど。

仮初でも、その人は優しくて良い人で、色んな場所に連れていってくれたりした。なんかホテルが多かったな。海ほたるとかもよく連れていってもらった。

多分これまでの人生25年、その人が来てからの数年が一番幸せだったんじゃないかな?

中学に上がる前ぐらいの、それぐらいの間。ホント幸せだったと思う。ボンボンボンボンで、当時Xbox360COD4ネット対戦してたの俺だけちゃうレベルで。

母親も、その時が一番楽しかったんじゃないかな?

俺も兄貴母親父親も、心から「家族」を感じてた最後の瞬間だったと思う。

で、俺が中学に上がった頃に、第二の父親が手掛けていた事業が一気に傾いてしまったと。

これは直接見たわけでもなんでもないけど、父親の元同僚の方に聞いた話なんで、間違いないことだと思います

首の回らないレベル借金も抱えることになったと。

そっからの酒乱っぷりたるや本当に凄くて、中学生ぐらいになると俺も兄貴も(特に俺は)夜更かしをするようになってるから

ベロンベロン状態で帰ってきた泥酔親父に、子供相手に何を言い出すねんみたいな絡み方をされだして。

うわぁ、イヤやな……って、毎日夜になる度に鬱になってたのを思い返します。寝てたら寝てたで起こしにくるし。逃げようないやん。

そんな紆余曲折を経る中で、第二の親父が俺に放った言葉

「お前なんて、オレの本当の子供じゃねえんだからな?」

この一言が本当に忘れられなかった。シグルイのあの人ばりに、(この傷は二度と戻らんな)と泣きながら感じたのを覚えてます

しかもこれ確か、母親の目の前だった気がするんですよ。なんか二人で揉めてて、俺が仲裁に入るじゃないけど、間に入ろうとしたらこうなったみたいな。

酔うと貯め込んだ本質が出るタイプの人っているじゃないですか。つまりはそういうことだったんだな、と。

それ以降、父親と心を通わすことは一切なくなった。もちろん話したりってことはあるけど、他人みたいなことで。

そんなこんなで、それでも気付いたら中学生になって、高校生になって。

第二の父親は家からはいなくなって、お金だけを入れながら、たまに連絡を取るぐらいの関係になって。

こっからはもう蛇足なんで、ちょっと飛ばし飛ばし

小中校まではすごい楽しかったんですよ。面白い友達もいたし。なんで急に大学ダメになったのか、不思議だなぁ。

母子家庭あんまり余裕のある生活じゃないけど、塾にも行かせてもらって、奨学金も出る。

大学にも行けるんだと思えば、ちょっとぐらいの家庭内のゴチャゴチャがあるぐらいで不幸ぶんなよ、俺よりひどいやつなんて山ほどおるぞと自分自分を戒めたりもして。

そして母親の様子がおかしくなりだしたのは、このあたりだったと思います。ちょうど俺が大学受験を終えたぐらいの時分。

深夜、お腹すいたなーと思ってリビングに行くと、母親ワインと大き目なビニール袋みたいなんを用意してて、一人で黙々と飲んでて。

で、ちょっとなんか変な感じがして、母親の目から。据わってるって言えばいいのかな。とにかく、明らかに普通じゃないけど、普通を装うとしているのが伝わってくるような、そんな感じで。

無言でいるのも変なので、「なにこれワイン?家での飲んでるの珍しいね、いいやつなの?」みたいなことを訊いた覚えがあります

うちは父親の件もあったので、母親とはすごく仲良しだったから。

思い返せば、極度のマザコンだったんだと思います特に兄貴が遠方の大学にいってからは、実家には俺と母親の二人だけだったから。

とにかく変な雰囲気だったから、「お酒家で飲むの初めて見たかも!俺もひとくちもらおっかなぁ」みたいな、おどけてなんとかしようみたいなムーブをした記憶があります

「いいよいいよ。飲んでみな」と、母親が余裕で許可をくれたことも結構意外でした。酔ってたのかな?分かんないけど。

ド深夜、テーブルライトだけつけたリビングの机、ワイングラス、謎の大きなビニール袋。

なんかすげえヤバイことになってんのかな?と。

なんでだろう、このあたりから薄々感じ取り始めたというか、そんな気がしました。今までにこんなことなかったよな?って。

そして寝て起きたら、横に母親がへたりこんでるんです。体育座りを右斜めに崩したみたいな恰好で。

俺は一瞬、本気で死んでると思った。でも慌てて抱き付いたら、ちゃんと体温も呼吸もしてたので、本気で安心したのを覚えてます

えっえっ?ってなって、どうしたん?って聞いたら「いや、ちょっと……」みたいなことで、手元を見たらスカーフ?とハンカチを束ねて作ったような、首吊り用の縄?があって。

正直ワインときから厭な予感はしてたから、メチャクチャ驚いたし、なんで?ってなった。

「それはだめだって、それだけはだめだよ。これからどうすんの?」って泣きながら問い詰めた記憶があります

人間、本当に近しい人であれば、ちょっとした行動から、「なんとなく自殺しそうだ」というのが分かるものなんだって思いました。

マジでここらへんの記憶が、ずっと頭からこびりついて離れない。身体を下ろした時よりもキツかったかもしれない。

未だに良く分からない。要するに母親は、部屋のドアノブに縄を引っかけて、首吊り自殺をしようとしたんだと。

しかも俺の部屋のドアノブだった。誰のだったらいい、ということじゃないけど。この時には、兄貴はとっくに外に出ていたはずなのに。

首元を見たら、真っ赤っていうか、うっ血したようなアザになっていて、「失敗しちゃった」みたいなことを半笑い、作り笑いで言っていたような記憶があります

未だに後悔しています

あれだけ明確に希死念慮を見せていたにも関わらず、なにもできなかった。

母親がこのとき、俺に助けを求めていたのかは分からない。あるいは本当のショックを与える前に、「私は死ぬからね」という予告をしたのかも分からない。

兄にも周囲にも連絡をしなかった自分の愚かしさ。せめて身内だけには言うべきだった。

でも、言ってもどうにもならないんじゃないか、言われた側に負担を強いるだけになるんじゃないかと、どこかで想ってしまっていたのも事実です。

母親自殺をするかもしれない。どうか助けて下さい。」この言葉を俺はいったい誰に伝えればよかったのか、いまでもわからない。

救い方があるとしたら、それは俺がどれだけ母親が好きで、愛していて、感謝しているかということを、心変わりするまで何度でもいうことしかなかったんじゃないかと。

ある日、大学に行った。四月の上旬。はっきりと覚えてる。

ちょっと早めに授業が終わったのか?サボったのか。正直どっちでもいいけど、俺は家に帰った。

なんだかすごい胸騒ぎがしてた。兄も俺も家にはいない。家にいるのは母親だけ。

ただいまとドアを開けた瞬間、やはり自分の部屋の前で、足元に椅子を置いて、スカーフで作った縄を首にかけて、うなだれて扉にもたれかかる母親を見つけた。

凄まじい衝撃と同時に、「やっぱりこうなった」とどこかで思う自分がいた。

首にかけているスカーフ素手では取れなかったので、キッチンからハサミを持ってきて、片方の刃で切り落とした。

抱き抱えた母親身体は、思い返せば想像よりもずっと軽かった。

「誰か、誰か助けてください」と今までにいったことのような言葉を金切り声で叫びながら、居間の上にあおむけにさせて寝かせた。

そして震える指でスマホをうって、まず兄にコールした。

兄は大学二年生で、本来なら学生寮にいたはず。この日はたまたま里帰りをしてきて、何かを読みに本屋にいってくるといっていた記憶がある。

しかすると母親は、この日を待っていたのかもしれない。兄弟が揃う日じゃないと死ねないと思ったのか。分からない。

ママが首を吊ってた。いま俺が下ろしたけど、意識がない。救急に連絡するから、すぐに帰ってきてほしい」

と言って、すぐに電話を切った。兄は「わかった」とだけ言っていたような気がする。

家の場所を伝えて、どうか助けてくださいというと、すぐに救急車と救助隊の方々が来た。

俺は人命救助の方法とかがまったく分からなくて、もしかすると心肺蘇生とか、胸骨圧迫とか、本当はいろいろなやりかたがあって、

待っている間にそれができていれば、母親を助けられたんじゃないかと思う。

でも本当に現実現実として受け止められてなかった。頭がヘンに冷静だったのは、「こんなことになったけど、きっと助かるよな」と無根拠に信じ込んでいたからだと思う。

ここではどうにもならないから、と救急車に乗り込んだ。

ハサミで深く切った指から血が流れていることに気付いた。痛みはまったく感じなかった。

俺「こんなんなっちゃったな」

兄「俺、これからどんな顔して顔あわせればいいかわかんないわ」

俺「そうだなぁ」

こんな会話を、兄弟で悠長に会話していたのをハッキリと覚えています

ここまではすごくハッキリ覚えているのに、ここから先があいまいなのが不思議で、不思議で。

確か夜の病棟に運ばれて、「自意識が戻る可能性はない」と言われたこと以外は、実はほとんど覚えてないんです。

翌日の病室の面会で、意識のない母親を前に過呼吸になるぐらいに泣いてしまたことを覚えてます

そして「自意識が戻る可能性はありませんが医療を続けますか?」というような旨を医師の方に伝えられて、「もういいです」と伝えたことは覚えてます

そしてずっと病院に居るわけにもいかいから、家に戻って、母親のいない家で過ごして。

三日後か四日後、電話の連絡で「お母さんは亡くなりました」と同僚の方から連絡をいただきました。

母親の死に目に会わなかったのは、自分にとって幸運だったのか、不運だったのか、未だに分からずにいます

からない、本当に今でもわかりません。

あのワインの日から自分に何が出来たかをずっと考えています

間違いなくサインとなっていたあの日ちょっとでも行動を起こす勇気自分にあったのなら、もしかすると母親は今も生きていたのかと。

2021-03-20

anond:20210320205946

道場は芝居をするところではござらぬ」(シグルイ

「結果はともかく、やってる感が大事だ」(政治

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