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2024-10-24

日本漫画史上重要ギャグ漫画10選」書きたかったけど

そんな知識ないんで山上たつひこについてだけ書く。

突然だが、山上たつひこについて書く。

山上たつひことは誰だ。ギャグ漫画家だ。代表作は「がきデカ」。

なぜ急に山上たつひこについて書くのだ。

その直接のきっかけは

週刊少年チャンピオンマンガ10選(試案)」https://anond.hatelabo.jp/20241022172620

10選に「がきデカ」が入っていなかったからだ。

個人的には「がきデカ」はチャンピオン歴代漫画の中で「ドカベン」の次に重要マンガではないかと思う。

売上貢献的にも社会に与えたインパクト的にも、後進漫画家への影響でも、ブラックジャックより上じゃなかろうか。

まあそれはおいといて、悲しいのは「がきデカ」も山上たつひこも、若い人たちには知られていないことである

山上ギャグマンガ史の超重要人物である。「日本漫画史上重要ギャグマンガ10選」みたいな記事を作るなら、絶対入ってくる漫画であるしかし、令和の今においては、その功績に比べて、過小評価されているというか、全然知られていない気がして、この文章を書き残しておこうと思った。

なお、最初は本当に「日本漫画史上重要ギャグマンガ10選」を書こうと思ったけど、そんなに漫画のこと詳しくないんでやめた。詳しい人が書いてくれると嬉しい。とても読みたい。

さて、さっそく本題に入る。

山上たつひこは何をやった人なのか、なぜギャグマンガ史で重要なのか。

一言で言うと「漫画ボケツッコミを持ち込んだ人」である

これは単純にみえてすごい革命だった。

今の若い人は漫画ボケツッコミがあっても、なんも思わないでしょう。物心ついたときから漫画にはボケツッコミがあるから漫画ってそういうもんだと思っているから。でも、これって元をたどれば山上から始まっていることなのだ。

バカボン」とか読むとわかるんだけど、山上以前のギャグ漫画ってボケツッコミなんてないのよ。変な人が出てきて変なことをやるとか、なんかすごくシュール世界が繰り広げられてたりするのがギャグ漫画だった。

1972年山上が「喜劇思想大系」で初めて、ボケツッコミっていうシステム漫画に持ち込んだ。(ちなみに「喜劇思想大系」は山上ギャグ漫画デビュー作。それまではシリアス漫画を描いてた)

例えば、銀さんがぼけて、新八が「おいいっーーー!」て言ったり、ボーボボにビュティが突っ込んだり、ターちゃんにヂェーンが突っ込んだり……まあ、なんでもいいけど、こういうの基本的になかったのよ。こういうのの元が山上たつひこなんすよ。これ、すごくないすか。

山上ボケツッコミをどこから持ってきたかっていうと、これはもう明らかに吉本新喜劇をはじめとする、関西お笑いからだ。山上大阪育ちで関西の笑いに馴染みが深かったのである

それはともかく、山上漫画界にボケツッコミを持ち込んだら、すごい影響力があって、みんな真似した。というより、山上の真似であることも意識されないぐらい「ボケツッコミ」は浸透した。

山上の影響は非常に広範囲に及んでいる。例えば高橋留美子山上たつひこの影響を受けている漫画家の一人だ。がきデカを読んでから高橋作品ギャグシーンを読むと山上の影響がわかる。

一方で、「がきデカ」以降も、赤塚不二夫系統ボケツッコミ区分の薄い関東型のギャグ漫画もそれはそれで生き残っていた。「マカロニほうれん荘」なんかは関東よりのイメージだ。

追記:読み返してみたらマカロニほうれん荘結構、律儀につっこみ入れてた。だからこの記述無視してもらったほうがいいかも)

ギャグ漫画史を関東型と関西型のせめぎあい歴史として見るのも面白いと思っている。誰か詳しい人がいたら描いてほしい。

上記のとおり、山上が出てきてすぐに「ボケツッコミ」の天下になったわけではなくて、しばらくは南北朝時代みたいな感じだったんだけど、今ではギャグ漫画は圧倒的に「ボケツッコミ型」が多い。特に少年誌では。

これはうすた京介存在が大きいのかもしれないが、そのうすたも元をたどれば山上系譜である

もっとうすた京介が直接影響を受けたのは山上ではなく、ダウンタウンをはじめとするお笑い芸人なんだろうが)

今のギャグ漫画家は大体、山上の創始したボケツッコミ漫画をやっていて、山上チルドレンと言っても過言ではない。

もちろん、当の漫画家は山上なんて意識していないかもしれない。「がきデカ」なんて読んだことないという漫画家も多数いると思う。それでも、それらの漫画家が山上が作ったものの延長線上にいるということには変わりがない。

山上の作ったものフォロワーのもとで再生産され、世の中のスタンダードになる。そうすると、新しかった山上表現はありきたりなものになり、山上は忘れられていく。しかし、山上を知らない漫画家が作る漫画も、山上が切り開いた世界で作られた漫画だ。バッハを聞いたことがない作曲家バッハの影響を受けているのと同じことである

話が長くなったが、何が言いたいかというと、山上という漫画家がいたんだよということだ。別に山上尊敬しろとかはいわない(そもそも自分別に山上のこと尊敬してるとかではないし)。ただ、そういう漫画家がいたということを、なんとなく書き残しておきたくなっただけである

なお、これまで述べてきた通り、山上はすごい漫画なのだが、知名度がさほどでもないのは、山上自身漫画界と距離を取っていたことによるものだろう(長らく小説家に転身していた。最近たまに漫画も描く)。

こんなこと言っても詮無いことであるが、もし山上がずっと漫画を描き続けていたら、いまごろは永井豪みたいなレジェンド扱いだったんではないだろうか。

追記

・「本当に山上以前のギャグ漫画にはツッコミってないの?」

この疑問に答えるのは難しい。当たり前だが、この世の中の全部の漫画読んでいるわけじゃないし、特に昔の漫画については知らないことのほうが多い。

何をもってツッコミとみなすかについても、定義がないか主観的判断するしかないし。

細かく探せば、山上以前のギャグ漫画にも、ツッコミに見えるコマもあるんだろうとは思う。

ただ、それらは作品中に出てくる頻度がすごく少ないし、作者としては狙ってツッコミを描いたわけではないんじゃないかと思う。後世の我々から見たら、これはツッコミになっていると判断できるというだけなんではないだろうか。

意図的に「ボケツッコミ」をやり始めたのは山上で間違いないと思われる。

もっとも、今では名前の残っていないマイナー漫画家がやり始めて、それを山上が真似した可能性はある。

しかし、その場合でも世間への影響度からみて、「ボケツッコミ漫画」の創始者山上と言ってよいのではないか

・この文章を読んで「ボケツッコミ型」のギャグ漫画のほうが面白い、とか新しいとか、私が主張しているのだと思われた方がいるなら、それは否定しておく。そんな意図はない。

ツッコミのあるなしに関係なく、面白いギャグ漫画はいっぱいある。「伝染るんです。」や「稲中卓球部」をはじめツッコミほとんどないギャグ漫画にも面白いものはたくさんある。

・今ではギャグ漫画は圧倒的に「ボケツッコミ型」が多い。特に少年誌では。

この書き方はおかしかったかもしれない。「ボケツッコミ型」が多いのはあくま少年誌であって、青年誌少女漫画を見れば、昔から今までずっと「ボケツッコミ型」じゃない漫画のほうが多い気がする。

2024-10-02

三大主人公ちゃん付けされてるマンガ

ジャングルの王者ターちゃん

サイボーグクロちゃん

ちびまる子ちゃん

あとひとつは?

この絶妙登場人物みんなに愛されてる感と「だからって自分で言うな」感がたまらん。特にターちゃん、それフルネームなの?

笑って泣けて大団円、というちょっと古き良き昭和な印象の名作コメディが多いように思う。あっでも平成敗残兵

あいいや。教えてくださいお願いします。

2024-06-15

anond:20240615084721

ボコとかターちゃんのヂェーンとか美少女以外の女キャラはいくらでもいるだろ

国民作品がよければワンピースは2話時点でアルビダが出てくる

2024-06-04

田素弘(『八田まで』の人)の絵って徳弘正也(『ターちゃん』の人)に似てるよね?

田は「自分漫画とか全然読まないんっすわ」とかインタビューでスカしたこと言ってっから徳弘の作品が好きで影響されたってわけでもないだろうし。元アシでもないでしょ?なんなんだろうね?

2023-10-30

anond:20231029235211

そのネタシェイプアップ乱』にあったな

学園祭ミスコン美人メーターの指針が直接チンチンに付けてあった

美人キャラのあとにのちの『ターちゃん』のジェーン通常体なキャラが出てきたら指針が下がって不信感いだいたジェーン()が「機械なんかに人間の美醜が判断できるわけない」てゴネたらメーターの箱からジェーンミリキ()にアテられて失神したメータマンが運び出されてるオチ

2023-03-11

ヒロシのひとりキャンプのすすめ最新回にてマルコシアス・バンプの話が出ていた

高校時代の友人が聴いており、イラストが得意な彼女Vo.の似顔絵を描いたものを見せてくれた記憶がある

「なるほどー。こういう美麗な感じの人が歌っているバンドなのだなー」と思った

自分はその友人からスターリンなどを借りて聴いていたのだが、不思議マルコシアス・バンプは借りなかった

というかイカ天バンドに造詣が無かった

いま、イカ天出場バンド一覧を見ているが

「曲の一部だけ知っている」のが4組という有様である

(BLANKEYが出てたことすら知らなかった)

友人は色々なバンドを聴いていたが、とりわけ忌野清志郎の大ファンであった

当時はザ・タイマーズ活躍されていた様だ

RCタイマーズは可也推されたが、やっぱり借りて聴くことはなかった

基本的聴くジャンルが違っていたので情報交換はするけれども聴くかどうかは別だった

自分は別の友人からブルーマーダーを借り、TNTを貸したりしていた(爽やか!!)

事程左様に老いぼれアラフィフ高校大学時代辺りは文化的に華やかだった

(どの世代高校大学時代も華やかなものであろう。子供時代集大成というか大人になりかけというか。色々な物に傾ける情熱が違う)

音楽も色々聴いていたが、この時代に見ていた漫画小説アニメも己の中に根強く残っている

ちなみに番組内でインジョンの杉さんが言っていた「シェイプアップ乱」は知ってるが殆ど読んだことが無い

(今検索してみて「ジャングル王者 ターちゃん」の絵柄と間違えていたことに気づく始末だ。「人中が長い」んじゃなくて「人中が無い」んだな)

幼い頃からジャンプマンガアニメ化されていたので古いジャンプ作品も知ってはいるが、不思議とそれらの原作は読まなかった

中学の時にキャプ翼を全巻借りて読んだくらいだ

少年誌原作アニメは見るけど読む漫画少女誌が多かった。あと世代的に新書館青磁ビブロス辺りか

高校時代スピリッツとかを読んでいた

大学時代雑誌を読むよりも単行本の貸し借りが激烈で色々なジャンルのものが回ってきた

今もあの時代に読んで良かったなと思うのは寄生獣サンクチュアリだな

ものすごく古いマンガ文庫化するのが流行った時代だったので、そういうのもみんな読んでたなあ

ガラかめもこの頃読んだ

番組内でも言っていたが「50代専門チャンネル」有ったら面白いかもしれない

しかもすごく細分化されてるやつ

…というかそれって普通に5chの年代別板の映像化じゃねえか

インターネット老人会ならぬオフ老人会テレビ中継

まあ、結局そんな番組は見ないだろうけど

ほんと、年食うと今現在文化アップデートされねーから昔を懐かしんじゃうよな

音楽もサブスクでダラダラと聴いているばかりで

別に古いものを聴いてるわけじゃあないけど、特に新しいもの記憶に残らないというか

熱意…の問題なんだろうな

そら、アラフィフもものすごい熱量ジャニーズタレント韓国アイドルに傾倒している人とかいるけれども

自分にはそういったものは無い

毎日の疲れを癒やすべくR&Bとかばっか聴いてしま

音楽聴くという行為が「意識を向けて熱心に聴く」じゃなくて「環境音楽的に流す」になっている

老いとは虚しいもの

2023-01-23

anond:20230122232937

まどかマギカみたいな美少女アニメ(のスピンオフ)は男性ファンがおおい界隈なので女の人の見た目を不細工に描くのは難しい。

ファンの多い界隈、少年漫画とかアニメの多くに出てくる不細工な女キャラは、「不細工だけど凄い良い人」だとか「不細工だけどキメるときはキメる」とか基本的に良い存在として描かれる。

ターちゃんジェーンとかバレーボーイズの虎子とか。それ町の針原さんもいるね。

例えばネット広告で有名になったサバサバ女みたいな不細工キャラデザで内面も酷いというキャラ女性読者の多い界隈でないと存在が難しい。

サバサバ女は主人公というのが特異だけど、脇役として嫌なライバルキャラ存在するのはよくある設定だだと思う。

嫌な女を描くことができるのが、女性読者向け作品の特徴だと思う。

マミさんが加齢した容貌だと、見た目も酷く日常も失敗だらけで萌える要素が皆無になってしまう。

2022-12-25

anond:20221223122621

萌え系の作品不細工女の子を描くのは難しい。

他の美少女との画風の統一が難しくなるというのもあるし「ブサイクな女」というのは萌え系で男性ファンの多い作品界隈で描くのは難しい。

それでも町はまわっているの針原さんみたいに「タケルが懐くのは紺先輩よりタッツンより針原さん」みたいに見た目を凌駕する人間的魅力がある みたいな描写になるのが普通

あとたぶん男の作家は"実はいい人"じゃないブサイクな女を描くのが難しいんだと思う。

工業哀歌バレーボーイズの虎子やターちゃんジェーンも最終的には"いい人・人間的な魅力"が着地点になる。

ネット広告サバサバ女とか"中の上"とか言ってるタレ目の女みたいに「ブサイクだし人格的にも酷い」みたいなキャラ女性作家で、レディコミ界隈でしか描けないんだと思う。

2022-11-01

途中から面白くなった漫画

幽☆遊☆白書   ←バトル漫画になってから人気が出た

キン肉マン    ←バトル漫画になってから人気が出た

遊戯王      ←カードバトル漫画になってから人気が出た

ドラゴンボール  ←バトル漫画になってからさらに人気が出た

家庭教師リボーン ←バトル漫画になってから人気が出た

男塾       ←バトル漫画になってから人気が出た

リーダー伝たけし ←バトル漫画になってから人気が出た

ターちゃん    ←バトル漫画になってから人気が出た

2021-12-16

anond:20211216134842

元増田アニメ化した作品ばかり腐女子は好きなるの認識は正しいが

シグルイ普通に腐女子おるじゃろ

 

ただ基本的に『純粋作品を楽しむ>純粋ファンアートを作りたくなる>それがポルノ二次創作(BL)だった』というよりは

だいたい次のどちらかだから

 

A:コミュ症が他人コミュニケーションとったり・他人の褌でチヤホヤしてもらう為のツール

B:直球で他人の褌でお金を儲ける為のツール(専業同人屋では無くても原価以上に値段乗せるのが基本スタイル。配布とはいったい・・・?)

 

A or B の目的を達成するために知名度重要な要素だからアニメ化した作品が中心にはなりがちよな

 

あと、下ネタ&人を選ぶ絵柄&緻密で模写難しい絵柄の徳弘正也腐女子おるぞ。ターちゃんが昔アニメやってたからな。アニメ化は強いよ

もっこり半兵衛は陰間とか出てくるし、もっこり半兵衛の陰間でBLやればええのにな

2021-09-13

生き物を殺しまくる動画

ネズミイノシシは血が出なくてもうーん…となるけど非食用ウニを粉々にしまくる動画は見れる。

砕く音が気持ちいいとか言っちゃう皆さんはサイコだと思うね。

睡眠導入BGMに聴いてます~って何もわざわざウニ殺す要素はいらないっしょ。一定の打撃音がいいならミニマル音楽とかであるんじゃねーの。

死ぬことの哺乳類とそれ以外の断絶は大きいが大きいだけで哺乳類死ぬのも平気だしLiveleak産の人が死ぬ動画もたくさん見たしペット飼ってないから猫犬が死ぬ動画でも内容によっちゃ楽しく見れるし。飛行機に捕まって当然落ちる人たちにも一抹のユーモアを感じ取ってしまう。超えちゃいけないラインはどこだろうか。悪意を持って殺されるのはNGなのか。ウニ環境のためだかOKなのか。じゃあ戦争テロなどの確信犯不快感を覚えないのか。そうかなそうかも。戦争自爆テロ映像は見たい気がするけど日本通り魔事件映像積極的に見たくない…かな…。刺殺なせいもあるけどね。通り魔確信犯だとしても病人障碍者認知のゆがみまでは飲み込めないかもね。快楽殺人…いや殺害狂人ダメ、と。ついでにグロテスクなのも全部無理だす。

まあ自分はいいとして世間一般ラインもどこかにあるはずで、ウニ殺しは人気だしジビエブームもあって害獣狩猟も受け入れられてそうだわな。やっぱり環境を守るという錦があれば嫌悪感無く見れるか。

でもでもヘリからレジャーかのように害獣駆除する動画とかはちょっとなーって感じるよな

https://www.youtube.com/watch?v=OqdwDJ_LhCg

やってみたい気持ちもある。あるが。

これの何がダメか考える。オデの場合ブラックジャックターちゃんの影響で密猟に限らない楽しげなハンティングを嫌ってるのかもな。人殺しの顔をしろってやつか。違うか。

深夜だから適当ぶっこいてるや。寝よ寝よ。

2021-09-08

anond:20210908124846

悪いやつが退治されるのと将軍様庶民守護っているところ

フィクション世界くらいは単純な正義が貫かれて欲しい

 

でもターちゃんの作者(徳弘正也)の書いた庶民ことなどなんとも思ってない

(娯楽・余興として助けるフリをすることはあるが血なまぐさいことが大好きでカスしか思ってない)

性格のひん曲がった黄門様も好きよ

その対を成す助さんがいいヤツだったんだよなぁ〜・・・

2021-06-27

anond:20210627231020

萌え系の絵柄でそれやられてもなってのがある

もりしげ的な追い込み(こいこい7)だったら非日常性と相まっていいけど

 

劇画系や大御所系なら結構追い込むというかガチな展開あったりするな

いがらしみきおとか

ターちゃん徳弘正也氏が人情もの時代劇近年描いてるけど

あれは結構好きだな。幽霊パワーで解決パターン多すぎな気はするが

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