はてなキーワード: 鳴かず飛ばずとは
自民党にお灸をすえるべきだ、と考えているのは有権者の極一部だけだ。
とりわけ都市部に住んでいる意識の高い人間が、そのように考える傾向がある。
一昔前に、自民党と旧社会党的な野党以外の第3極の政党を作るという動きがあった。
みんなの党はいつの間にか解党して無くなり、維新も鳴かず飛ばずの状況となっている。
つまり大半の有権者は現状変更を望んでいない、というのが民意なのではないか。
なぜ選挙ではいつも自民党が勝つのか、という問題が定期的に発せられるが、単純に多くの日本人が「今のままでいい」と考えているからではないか。
都市部に住んでいるリベラルは少数派であることを自覚した方がいい。
ノイジーマイノリティ、耳障りな少数派ってことだな。
ハイタッチ・ロータッチ・テックタッチという、IT業界のセールス手法がある。
当方、 東京のSaaSベンチャー企業で働いているが、初めて聞いた時にはそれに名前がついていることに衝撃を覚えた。
お客様は神様でもなければ、喜んでもらうことこそ喜びでもなかった最初は驚いて受け入れ難かったが、「営業人員もサポート人員にも限りがあるので効率よくやっていかないといけない、金にならない相手に時間はかけてられない」と考えてみるととても理に適っているのでいまでは大好きな考え方になっている。理に適っているだけではなく、過去の苦い失敗を避けている分だけ喜びが数倍だ。
いまから10年前、とある地方のWeb系企業勤めをしていたが、人生の損切りをして東京に戻ってきた。
成功を夢見て大きくなりそうな会社に入社したが、事業拡大も人員拡大せずただの零細企業でありつづける実態に失望し、20代後半を丸々費やしたところでこれはダメだと思い損切り。
つらかった。ずっと年収300万を超えることはなく貧乏生活。友人たちからは人生を諦めてると思われていた。
やってたことは、Webサイトの制作。1サイト作るごとに 30万円、拡張機能や独自開発入れて50万円。作りきり/売り切りなので、保守契約の積み上がりなどほとんどなく。
顧客はほぼほぼ零細企業。仕事を持ってくる付き合いのあるのも、フリーのウェブデザイナーやその周辺ぐらい。
金にならない人たち相手にばっかり商売をしていたので、受託での稼ぎを元手に自社サービスだ、といって挑戦もいくつかしたが全部鳴かず飛ばず。
全然会社も大きくならないし、給料も上がらなかった。絶望した。
30歳を目前にして将来を真剣に考えて、東京に戻る決断をした。
慣れた環境を離れるのは怖かったし、これからどうなるのか人生を取り戻せるのか不安だったが、ここにいると上り目なくて終わりだと思って勇気を出した。
人材エージェントに登録して、「今ある求人で一番給料が高いところを出して」って出てきたところに転職してみたら、一気に年収が倍以上になって驚いた。
金ってあるところにはあるし、ある会社にいないと金ってもらえないんだなって。
何回か転職をし、人生経験を積んでわかったことは、個人でも仕事でも金があると快適な環境で良い待遇を受けられるということ。
給与が高い職場では、同僚も取引先も人間レベルも仕事レベルも高くストレスは少ないことが多い。
住宅ローンを組んでマンションを買う時にも、大きく借りられるし、金利も低い。
同世代と比べると実家の太さ、容姿、フォロワー数、年収、才能、能力…
圧倒的な格差がありすぎる。こんなの生まれた時の遺伝子と環境の差じゃん…
努力でどうにかなる部分とか殆どないじゃん…何このクソゲー…このクソゲーを百年間やらねぇといけねぇのかよ…って絶望する
見るなと言っても見なかったら気づいたときには時代に置いて行かれて弱者男性になりそうで怖い
氷河期世代の人達が苦しんで絶望しながら生きているのもSNSで見てる
その人たちには悪いけど僕はそうなりたくない
自分で努力して頑張るしかないのは分かってるけど希望が無いなかで努力するのがきつすぎる
インフルエンサー目指してた時もあったけど鳴かず飛ばずだったから今はグレーなビジネスを始めようと思ってる
正直、何でこんな絶望しかない社会を作ったんだよって上の世代に対する恨みもあるし抵抗はない
SNSで倫理やモラルをちゃんと守って真面目に生きてても氷河期世代の人達みたいにボロボロになるだけってのを知ってしまってる
友達も
「多少悪いことをしようが稼いだ奴が勝ちなのが事実じゃん」
「ヒカルとか元情報商材屋の詐欺師でしょ?それでも金持ち有名人として女優と付き合ってんじゃん?成功者になれば過程とか関係ねぇんだよなー」
「与沢翼も金持ちとして海外で家族と幸せに生きているしな。グレーだろうが稼げればいいんだよ」
大体こういう価値観。僕もそう思う。氷河期世代の人達みたいになりたくない。負け組になりたくない。それなら法律スレスレで稼いでやる。
https://anond.hatelabo.jp/20240530143405
とかならまあわかる。
でもお前が比べてるの漫画家のなかでも滅多にない成功者じゃん。
お前が漫画家目指してもそんな風になった確率は限りなくゼロだよ。
何年か前にジャンプの超ヒット漫画のチーフアシが2ちゃんに降臨してお前みたいなこと愚痴ってたよ。
俺自身が漫画家目指してたのに先生のチーフアシとして慰留され続けて中年アシスタントになってしまった。
給料は高いし(年数千万)家も車も妻子も持てたけどでも、俺は自分のマンガを描きたかったはずだし
自分の漫画でヒットしてもっと幸せになれたはずなのにこうなってしまった。
引き留め続けた先生のせいで。それに甘んじたおれ自身のせいで。悔やんでも悔やみきれない。
みたいな。
で、その超ヒット漫画はその後まもなく大団円を迎えたんだが、そこまで言ってたそのチーフアシは晴れて独立して自分の漫画描くのかと思うじゃん?
描きやしねえ。描けなかったんだろうな。
結局超ヒット漫画のスピンオフ続編みたいなの描いてるよ。そんなに面白くないし絵も癖があるからファンの反応も微妙。
超ヒット漫画をもっと上手く絵や作風エミュレート出来る新人がいたりするし、チーフアシじゃない方のアシの方が絵が素直でうまいこともわかった。
チーフアシとしての地位やサラリーを捨てて漫画家一本に賭けてても高い確率でなにも手に入らず、チーフアシルートとは比べることすら出来ないひどい人生になってたなってたってことをさ。
「あっちを選んでさえいれば俺だって」ってなっちゃうんだよな。
ここ数年はTCG界隈が激変した気がする
ポケカのまさかの台頭、様々な古参カードのデジタル化の促進、新規カードゲームの跋扈
特に新規はワンピースやドラゴンボールといった、何度目かというカードゲーム化なんだけど、どうやら新規プレイヤー層を獲得しているらしい
遊戯王のラッシュデュエルが鳴かず飛ばずなのを横目に、最近はワンピースやポケカを取り扱ってはいるもののが増えている
そこにまた色んなコンテンツが参入していて、ちょっと話題になったのは名探偵コナンだろうか
基本的に子供向けか汚いオタク向けだったカードゲームが、最近は特に普通の人に受け入れられている土壌が確立しつつあって、それは界隈も感じているらしい
別にカードゲームなんてMtGの頃から生まれては消えをずっと繰り返してきているから新規のゲームが出るのは不思議じゃない
問題は遊戯王みたいな昔からやっている人だけしかいないゲーム以外がにぎわっていること
古参オタばっかりだったTCG界隈にちゃんとまともな人が増えている
逆に古参のゲームが歪で腐った人で成り立っているのが随分露呈しちゃっているけど
なぜ今になってワンピースカードが受け入れられているのかわからないけど、企業の戦略が実った結果なんだろうね
ゲーム性が終わっているのは15年前からだけど、今の遊戯王は特にTCGという皮をかぶった新規お断りのブン回しゲームになりはてている
フォーマットも全部使えるスタンダード以外に存在しないし競技性だけが重視されていて新規が入るスキが本当にない
ブルーアイズとか誰でも知っているカードばっかりが再録されているし、肝心のイラストも25年前からあんまり変わっていない
近年のカードゲームがイラスト方面に力を入れているのに対して、遊戯王ってぱっとみて「古臭くてダサくて幼稚」にみえるんだよ
ヴァンガードみたいな全面美麗イラストが当たり前になった時代に、あの古臭い茶色の枠を「きれい」と言えるのは相当遊戯王に毒されていないと出てこない
アニメ自体もやっていないから遊戯王の古参濃度はずっと横ばいのまま
あと臭い
MtGは逆に1種類のカードのイラスト違いが時に5種類以上でることもざらで、フォーマットも多すぎるから中古買取店が撤退しているという状況に陥ってる
とくにアメリカの大手中古買い取り業者がMtGから撤退したのは大打撃だったと思う
それにともなってやたら高額パックがでてくるし、ポケモン並みの面倒なヴァージョン違いを出してきたりと、マジできちんとユーザーに広める努力していないだろうってのが今の印象
なので取扱店舗も少なくなっているし、単にパックを買うという行為事態が日本を含めてやりづらくなっている
加えてポリコレを意識しているのがまるわかりで萎えるし、最近の日本語パックは誤字脱字やイラストの盗作が頻発していてマジで製品管理に致命的な問題を抱えている
「ジャンプルーキー!」っていう漫画投稿サイトがあって、そこでは「連載争奪ランキング」ってのがある。
「連載争奪ランキング」で人気1位になった作品はジャンプラで「インディーズ連載」枠として連載できる。
このシステムの成功例としては『ラーメン赤猫』とか『幼稚園WARS』があるが、そういう一部の成功例を除けば作家はアマチュア中心なので、そのクオリティも粗挽きなことが多い。
ジャンプラの読者層とも違うため、ルーキーではウケたものの連載時には鳴かず飛ばずってことも多々ある。
しかし『群青幽霊』の問題点はクオリティではなく、その内容がルーキー時とかなり異なっていたこと。
その作品が人気で連載権を得たのに、連載するのは違う作品ってのは、アリなんだろうか。
編集部が内容の確認をするって規約にも書いていて、それでこの作品が連載しているんだからアリってことなんだろうけど、ルーキー時からその作品を追っていた読者(連載権獲得に貢献した人たち)からすれば期待外れだろうね。
そうして“満を持して”連載された本作は1話から閲覧数が少なく、物議を醸すほど注目されてもいないんだけどね。
いわゆる「なろう系」と呼ばれるジャンルってアマチュア発のレーベルなこともあって、ある作品の設定や物語構造が流行ると皆それに乗っかって、検索で引っかかるよう関連付けして閲覧数を伸ばすって潮流がある。
結果、先駆け作品を表面上だけなぞったような、似たり寄ったりな作品が蔓延する。
まあ、これはなろう系に限った話ではなく、ジャンルや構造が同じなら似てる部分が多くなるのは当然で、その括りでパクリだなんだっていうのはナンセンスだと思うけれども。
それに、その程度のことは些末な問題だとメインの読者層も理解しているので、大半は“なろう系の手あか”を気にしたりしない。
でも、それが手垢まみれになると『田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている』という作品ができる。
これの序盤がね、『俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件』って作品と似すぎてるんだよね。
それぞれ原作とコミカライズ版があって、どちらとも『俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件』の方が先にでている。
特にコミカライズ版は絵がついたことで、余計に似ている部分が顕著になっている印象。
両作品とも序盤の数話は無料で読めるんで、気になる人は検索してみるといい。
フォローしておくと、似ているのは序盤だけで以降は独自のストーリーを展開していくので、頭のてっぺんから足の爪先まで“やってる”とまではいわない。
見てる側が老いてるくせに「ガキがガキらしいことやってる作品」ばかり見たがるせいなのか
それとも
作ってる側が「そういう作品が受けるだろう」と思って似たようなものを作り続けるせいなのか
たまごにわとり
でも、印象として「中年(30代~)俳優がメインの作品」が多いと思うんだけど
寧ろ「若そうに見えるけどアラサー以上」って俳優達が中心な気がするわ
そこで目が出てるか否かは運じゃない?
当たり役を掴めるか否かだけ
平成入ってから「ニチアサ俳優」であっても結構早い段階でメジャー路線に行ける人も出てきたけど、じゃない方も多いなと思う
出自がニチアサでも2.5次元でもメジャーに出てこれるようになったのは良かったんじゃないの。その影で鳴かず飛ばずの人も居るってのは当然だし
みんなそれぞれの立場で精一杯やりたいことをやるだけだよな。倦まず弛まず夢を追い続けられるか否かは本人次第だ
平凡な人間が老いて突然脚光を浴びることはほぼ無く、若い頃に躓いたらそのまま老いるのが普通だけど
突然良作に恵まれて俳優として大成するって人も居るだろうからね
賭けだね
自分と同い年の元ジャニーズ事務所所属の男性が故・喜多川擴からの性加害について告白しているのをさっきニュースで見て、ジャニーズ事務所に入った同級生がいたことを思い出した。
小中学生のころ何度か同じクラスになったことのある彼がジャニーズ事務所に入ったという話はすぐ近所じゅうに広まり、自分の耳にも入ってきた。しかもいきなりドラマ出演も決まったという。
当時はまだ喜多川擴の性加害の話は知らなかったし(北公次「光GENJIへ」は少し前に刊行済)、さほど仲がよかったわけでもないので、確かに背も高くてカッコいいしなぁと思ったくらいで、特に気にもとめなかった。
その後、ラジオ「サイキック青年団」で喜多川の性的嗜好について知った時には、同級生の彼のことはすっかり忘れていた。
数年前にふと思い出して、彼の名前で検索してみた。ヒットしたのは、彼がメインキャラクターのひとりとして出演した映画(ドラマじゃなかった)一本に関する情報と、ショップ店員として顔出ししている今の彼の姿。「芸能界では鳴かず飛ばずだったのかな、でも元気そうだな」と思っただけで、その時は喜多川の性的嗜好については考えが至らなかった。
ジャニーズ事務所に入っていきなり大きな仕事が決まり、その後、おそらくすぐに退所した彼。芸能界が肌に合わなかっただけかもしれないし、単に戦力外通告を受けただけかもしれない。でも、もしかして彼も……。今日見たニュースがきっかけで、一連の性加害告発が急に身近に、立体的に感じられてきたのであった。
久しぶりに彼の名前で検索してみたら、顔出ししてたショップのサイトはヒットしなくなっていた。今も元気に暮らしているのかな。