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はてなキーワード: 武家とは

2015-12-17

氏は職業に関連付けられるものなのにね

夫婦同姓の強制合憲だという、にわかに信じられないような最高裁判決が出ました。

夫婦同姓」という制度は、江戸時代武家文化が、とりわけ明治期以降に広められたものであり、古来の文化ではありません。氏は職業の家柄を表しているわけで、武士ならば武家の氏、商家ならば屋号職人師弟で名を世襲し、農家はその土地を表していたものです。江戸時代は、公的には氏を名乗ることは武士特権でしたが、既に姓の通称一般的には広まっていたようだと思われます

江戸時代の段階でも武家特権に憧れる人々は多かったでしょうが明治維新で「四民平等」が施行されたのを機に、皆が「武家並み」を目指したものであることは想像に容易いでしょう。

江戸時代政治社会統制は、武家一般の信仰である儒教に基づいて行われてきました。儒教では、男尊女卑ですし、年長者を敬えだとか、先祖を尊べだとか、そういった「道徳」があります。こうした儒教教義も、江戸時代以降には社会に浸透させられ、それが未だに「日本文化」だと信じこまれしまっています

氏は職業柄を表しているものです。ですから現代の、「夫婦共働き」や、職業のいわば個人主義化の時代にあっては、夫婦同姓の強制というのは江戸時代から儒教信仰帰結しかなく、合理性を欠いています。また言うまでもなく、「信仰自由」に反しています日本の、いわゆる「ガラパゴス」「鎖国」、閉じ籠り根性の表れだといえましょう。

女性活躍」などと誰かさんが言っていますけれど、まったくもって口ばっかりで、言行不一致ですよね。これからはとくに、労働者の実人口の減少を少しでも抑える必要があるはずなのに、結婚妊娠出産といったできごとのたびに就労から疎外されるような社会慣行が根強いのが現実です。

日本古来の文化」と声高に叫ぶ人がいるようですが、そのほとんどは信仰です。しか江戸時代以降の、ながくて数百年程度のものしかありません。誇りが無いから、こうしたプロパガンダ信仰にすがるのでしょうね。到底目覚めそうにないようですから、私は哀しいし、絶望的です。

形式的には「妻の姓にも合わせられる」といっても、それは養子婿のような形態に合わせた制度です。実際にはほとんどの事例で、夫の姓に合わせられています

氏名というのは根源的なアイデンティティですが、そのアイデンティティを奪うということが未だに正当化されているわけです。そして、奪う側に「差別している」「加害している」という自覚が無いことがほとんどですし、さらには奪われる側にまで喜んで差別される人がいるというのも残念ながら事実です。

「選択的夫婦別姓」という案は極めて light な案です。「奪いたくない」「奪われたくない」という意思のある人だけが改姓を避けるのですから

たかがそんなことも許さないのだから日本というのは極めて尊厳破壊的な国家だといえます

2015-09-27

http://anond.hatelabo.jp/20150921014754

この字は配偶者意味するが、訓読みの「つま」は「端・添え物」という意味である(例:刺し身のツマ、ツマはじき等)。

字の様から、この語に「家同士の婚姻」という時代制度性を読み取ることは必ずしも間違っていない。従って、ことの是非はともかく現憲法とは整合しない。(家制度否定するために設けられたとされる日本国憲法24条1項に「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」とある。)

この語は、家の奥の間を指す語から武家制度に由来する(例:大奥等)。この大げさな語を庶民配偶者に用いたのはおおむねジョークとしてであり、他に「女房(=貴族の家の手伝)」、「山の神(=女性であり、嫉妬深く、祟りやすいとされる)」など似た事例がある。

カーチャン

グループ内最劣位の者を基準とした呼称」。すなわち、家庭内において子ども基準としたときの「母」という立場に起因する日本的呼称であり、「伝統的」であるとともに、「核家族単位とした家族観を前提」とし「トーチャン」と対になる呼称であるところが意外とリベラルではあるものの、残念ながら子どもの居ない家庭などでの使用は難しい。



結論。今のところ日本語には、結婚後に、現憲法に則した『同等の権利を有する相手』の呼称がない。どう呼んでも問題がある点では同じ。

というわけで、好きに呼べばよろしい。ちなみに、「上記呼称尊称を付けることで、本来意味崩壊させる方向」に進みつつある現在の状況はそれなりの妥協案だと考える。(奥『さん』、嫁『さん』、妻『君』……最後は余り現代的ではないが。)

2015-09-20

日本人は、神輿を壊さず、現実に合わない部分は変えていくのが得意

ここ最近安保関連法案の騒動を見ていて、鎌倉幕府制度関係に想いを馳せた。


御存知の通り、鎌倉幕府は長期にわたって日本支配した初の武士政権ではあるが、長である将軍の力は初期において奪われ、そのあと数百年にわたって政治を動かしたのは北条家であり、彼等の代表執権として辣腕を振るっていた。

御成敗式目」という日本最初武家による法律を定めたのも鎌倉幕府だった。これも、お題目として後世にわたって尊重されてきたものの、内実は有名無実化して、現実に沿った行政が行われるようになった。

この手のことは鎌倉幕府のみならず、そのあとも幾度と無く繰り返されてきた。家祖の定めたものを壊すことはままならない。しか理想現実は食い違うばかり。西洋では、現実理想に近づけるか、理想現実に沿ったものへと変えようという試みが行われるのだが、日本では、理想を掲げながら「現実は違うよね」と開き直ってその場その場で恣意的運用を行い、たまに「お上」が理想ふいに持ちだして厳格な処罰を行い現場の引き締めを図る……こういうやり方を続けてきた。

家祖の定めたものは素晴らしい、変えてはならない、変えようとする人間は悪逆非道の大悪党だと罵るくせに、現実とそぐわない面には頑として従わず、従わないを当然と思い、「柔軟アな対応」と誇る。法を完全無視するほどの人治主義でもないが、かといって法治主義でもない。法や権威尊重し、時々それによって引き締めを図る程度にはその支配力を認めるけれども、普段は臨機応変な対応対応するというこの考え方を、なんというのだろうね?

神輿となったものを壊さず、作り替えたり新しい神輿を作り上げたりすることもせずに、それはそれで担ぎながら、現実はそれとは異なる対応を行い、人々もそれに従うというものだ。

日本国憲法もどうやら、その段階に入ったらしい、平和主義という理想理想として素晴らしいと誰もが思い、この理想を下ろす気はない。しかし、理想と相容れない現実中国が圧倒的な軍事力を背景に周辺国政治支配しようと目論む)が現れたときに、憲法はそのままにして、法運用解釈を変えることで対処しようとしている。日本社会のこれまでのあり方そのものじゃないか。

日本の歴史社会がそのようなものから、それを是として受け入れていくべきか、それとも西洋流の方法を是として、日本社会を変えていくべきか……悩ましき問題だ。

2015-09-16

現代身分制度

21世紀の日本でも士農工商が残っているなんて、

就職大阪に来るまで思わなかった。

というのも、新卒で入った会社にIさんという先輩がいる。

彼はとかく出自を自慢するおじさんで、逆に言うとそれしか自慢話は無かった。

口を開けば、

「ほら、うちの奥さん農民やろ?だからやぼったいいんや。」

「うちは武家やったからね、そこまで落ちへんのんよ。」

あいつのとこは、◯◯(非差別階級)やからあんまりつきあったらあかんで、ふひ」

などなど。


彼は極端かもしれないけどだいたい先祖武士の人はとかく先祖自慢を

したいような人が多い気がする。


増田ちゃんとこ、産まれはなんなん?」

「うちは皇族ですけど」

とりあえずこう答えている。

2015-08-27

古代中国中世日本武家貴族ってすげえよな

 よく知りもしない自分のおじさんが戦争に負けたり権力者の不興を買っただけで、自分の首が飛ぶんだぜ。

 十歳そこそこで常にそういう可能性を意識しながら過ごすのってどういう感覚なんだろうな。

2015-08-22

家という仕組みの基本は養子

武家という仕組みは養子制度によって成立していた。

ニセ科学遺伝子信仰によって養子制度崩壊し、不妊治療に置き換わった。

不妊治療養子制度に劣る。(養子制度は優れた子供を選べるという圧倒的な利点がある)

二十代で子供を産んでも育てるだけの資金力がない。

高齢で不妊治療をして子供を産んでも世代交代がうまくいかない。(進学時に定年など)

不妊治療を禁止して養子制度を推奨した方がいい。

2015-08-04

武家子孫の増田て居る?

この間、大政奉還の際に貰った退職金のような俸禄がさー、という話を旦那にしたら、

うちも武家だったが、そんな話は聞いたこと無い、それは尊皇派だったからだと言われた。

そういうものだったの?

2015-07-28

徴兵制絶対阻止

徴兵制はよくないと思う部分もあるよ。

徴兵されたくないし戦争も嫌だよ。

しかし、その一方で、

良かったかどうかは別として、

民主主義というと、ローマ重装歩兵時代から

兵役自由市民義務だったんじゃないか。

世界史記憶曖昧だが、武家的?な兵役の責務が

貴族貴族たる根拠となっていて、

リヴァイアサンだっけ?忘れたけど、

フランス革命後に近代国民軍ができたのも、

民主主義では、

貴族だけではなく平民が皆兵になるという

理屈があってのことだったとか

そんな風に習った記憶がある。

ひょっとして最近の考えでは

自然権がどうのこうのし

徴兵民主主義が結びつく根拠

なくなったかもしれない。

しかし、それでも違和感があるんだよなあ。

2015-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20150615170432

日本場合女性を守るために自然に発生した待遇差って部分もあったりするしな

「女は3歩下がって」は女性を守る為の武家風習、と言うレディーファーストデマの対極として作られたデマも本気にしてるのかこいつ。

これも「身分のある人が伴を連れずに夫婦だけで外歩く訳ないだろ」と散々突っ込まれてたが。

2015-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20150506052023

鯉のぼり江戸時代武家からはじまった。最初は真鯉だった。錦鯉が普及してカラフルになった。

鯉は中央アジア原産で有史以前中国から持ってきた。

しかしめちゃんこ古い化石もあってよくわからん

ウィキペディアに載ってたぞ。

別に外来種でも全く恥ずかしいと思わないが、気になったので調べた。

2014-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20140927113327

たまたま記事が目に入ってきたのですが、思うところがあったので書かせて頂きます

当方関東のどこかに住んでいる二十代後半男で、歴史ウェブサイトを立ち上げる為に頑張っているところです。

仕事柄いろんな場所に行き、地域の裏山なんかに眠っている中世の城跡の歴史などを調査する為に茂みの中に入って行く事が多いのですが、

中世の城跡、つまりかつて戦国時代軍事拠点であった場所地権者って、代々農業を営んでいる方が大変多いのです。

それはなぜか。

私自身の話が分かりやすいかと思うのですが、私の実家のお墓は地域小高い山の上にあります

地域に数件ある増田家の墓のみがその小高い山の上にあり、増田家以外の墓の多くが同じ地域の低地にあるお寺の敷地内にあります

てっきり増田家は地域の爪弾きもので、いじめられっこだったのかと勝手に思っていましたが、

どうやらその墓地周辺が中世戦国末期の城跡の主郭付近であり、増田家はその城主だった、とのこと。

そして現在増田家は、やはり農家江戸時代は庄屋さんで地域でも裕福だったが、やはり農家

なぜ農家になったのか?

調査してみると、豊臣による小田原征伐が原因らしい。

まず増田家は、地域の駅名に名が残るぐらいの地域の小領主

仮に小寺家しますが、小寺家の重臣として召し抱えられて、現在実家近辺の統治を任されていたとの事。

その小寺家は隣の隣の隣ぐらいの町拠点とする赤松家(当然仮の名)によって追放され、

増田家は赤松下り(前述の低地のお寺は赤松菩提寺末寺)、その赤松

当時関東平野制覇を目論む小田原の後北条家にやがて下ることになる。

北条家は赤松家を頭としその地方一帯を統治する◯◯衆を組織し、

増田家もその◯◯衆のメンバーとして、引き続き実家付近拠点統治を続けたとのこと。

そして問題小田原征伐。豊臣とその取り巻きにて小田原を包囲し、関東地方一帯の小田原方の城郭が同時に攻撃を受ける。

上杉前田真田に攻められた八王子城惨状や、忍城成田家の奮闘はこの時の事で、うちの実家付近拠点は簡単に落城

増田家の筆頭は小田原城に籠もり、◯◯衆として勇敢に立て篭った、のかもしれない。

そして小田原北条家は滅亡し、関東統治ネットワークはそのまま徳川家に与えられ、関東には徳川の家臣が流入してくる。

元々関東のそれぞれの地方統治してきた◯◯衆の大半はその際に潔く農業を取り仕切る庄屋層に転身し、

残りの一部は徳川への仕官を申し出てたりして引き続き武家である事にこだわり続けたとさ。

かくして、関東の大半の武士農家になり、少数の徳川家臣による統治を受け入れた。

この話を土地の古老に話したりすると、忘れ去られていた「イエ」の記憶を取り戻したようで、いたく感動される方が多い。

また逆に、「当家は代々武士家系・・・。」といった方に話をすると、複雑な顔をされる方が少なくない。

身分は固定されたもので、名前とともに受け継がれるようなイメージ漠然と抱いている方に多いのですが、

「単に先祖徳川方に付いて頑張っただけ」というストーリーに聞こえ、どうも「武士家系イメージに合わないらしい。

・・まあ元々が漠然としたイメージなので仕方の無い事ですが。

(ちなみにこれらは関東の話ですが、土佐長宗我部と一領具足の結びつきが幕末坂本龍馬時代まで尾を引いた事を考えると、全国各地である事なのでしょう。)

この話を踏まえて、血筋とは何なのか。

「イエ」の物語やその教訓は代々守り伝える限り残るが、

遺伝的な意味での「血筋」がはっきりと出るのは数代の限りなのではないかと考えている。

まり大事なのは家庭内での教育

農家さんの多くが確かに自分たち自身を「ただの百姓」と呼び、学も無く品格も無い、と自虐的に語るが、

失われた歴史ストーリーとしてお教えすると、生き生きと誇りを取り戻す。

しかしながらそれまで受けてきた教育は変わらないし、次世代に何を教え残すかも教育者としての自分次第。

ちなみに「農民」で一括りにされる事が多いですが、庄屋層は江戸時代からかなり恵まれ教育環境にあったとのこと。

うちのばあちゃんも地域で唯一女学校に行かせてもらえたらしく、単に士農工商かいファンタジーではくくる事が出来ない場合が多い。

家庭環境の違いは生まれによって確かにあり、教育の質は当然大きく変わってくる。

また、「武士家系」という代々受け継がれる「イエ」の物語が作り出す誇りと自信も大きいのかもしれない。

千葉県の某所にやはり「武士家系・・・。」という誇り高き地主タイプの方がいらっしゃいました。

その方の家はやはり小田原北条家に仕えていたとの事でしたが、なぜか江戸時代を通して武家として、徳川から本領を安堵されていたとの事。

何だろうな・・・。と思い調べてみると、何の事は無い、北条家に仕えながらも徳川家と内通をし、小田原征伐では豊臣側に付く代わりに、本領安堵約束をしていたという(うろ覚え)。

武士家系物語が作り出す誇りというものも、割と中身の無いものである

(ただし、これも一つの歴史であり、武家としての「イエ」の歴史を守る、という意味では尊い決断なのかもしれない。)

教育の質に関しては、言わずもがなであるが、近代的な教育人材登用システムが構築されてからはそのシステムをよく理解している事が肝心なのは当たり前で、

教育水準の高い家には、良い教育方針と良い物語が備わっているのかもしれない。

物語」によって得られた誇りを胸に、立身出世を志す感覚が備わっているかどうかは大きい。

教育の機会も家庭の経済状況などに左右されてきたが、時代とともに様々な仕組みが生まれてきた。

貧困理由とした教育機会格差問題は、薄められてきた。「志」の教育を出来ているかが大きいと思う。

最後大事になるのが、攻略法教育。つまり受験」というペーパーテスト人材登用システム攻略法を伝授できるか否か。

現代引きこもりの人々は、高い志を母親、あるいはテレビ漫画から植え付けられてきたのに、

攻略法を持たないのでその理想現実ギャップ屈辱感にまみれて腐っていく。(かなりもったいないと思う。)

そして、教育とは代々受け継がれるもの。早く気づいた方が有利なのは、間違いない。

明治時代から気づいている家庭もあれば、最近気づき始めた家庭もあるだろう。

伝統的な教育方針物語血筋の内と考えるならば、血筋ってのははある所にはあるのかもね。

ウェブサイト来年ぐらいには公開できたらいいなあ。)

2014-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20140720114736

日本売国右翼蔓延してるしもう無理だろう。

族滅と言う方向で見通し仕立てた方がいい。

私は秦の滅亡のとき日本脱出した秦皇帝末裔でその後日本

武家社会の一員となり今度の原発で再度日本からやってきましたが

先祖中国人です。とかでたらめ言いながら華人コミュニティーに入り

中国人の女をゲットしつつネアンデルタール人のごとく

微妙DNA華人にインサートするのが今とれる現実的愛国行動。

白人が好きなら、私は大航海時代日本に到来した

イギリス航海士の云々ってでたらめ言いながら(ry

2014-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20140617215514

18世紀の江戸中期、ウナギはもともと川の中でのたくってる、生活に余裕があるやつなら絶対喰わないような下賎な食べ物でありまして、すげー安い食い物だったんだよ。

19世紀の江戸後期、マグロ赤身トロはすぐに痛む足が早い食べ物ありすぐに腐って売り物にならないわけで、やっぱり下賎な者が買いやすいすげー安い食い物だったんだよ。

20世紀昭和中期、クジラの肉は牛豚鳥の動物タンパクが大量に安く手に入らない中にあって、一発銛入れればまとめてそれなりの量が確保できる、やっぱりすげー安い食い物だったんだよ。

安い食い物の評判がよくなり人気が出て、高価格の高級料理路線と低価格庶民の味路線の二本立てで国民食になり、それを聞きつけた海外でも喰い始めて需要が急騰、原材料価格が急騰すると貧乏国の連中が乱獲に走り、水産資源の枯渇を招きレッドリスト入りで、好きなだけ喰えなくなるって寸法。


さあマグロのとこの訂正だ

マグロトロの部位がすぐに痛むし、油でコッテリで粋な味じゃねえってんで、投げ売りされてたんだね。

トロに比べて赤みの方が長持ちするので、こちらの方が高かったと。

電気による冷蔵技術確立し配送用トラックにそれが載るようになると、トロを痛めずに店頭に出すことができるようになり、昨今の油まみれで柔らかいトロが歯がガタガタのじーさんばーさんと孫のセットにベストマッチで喰いまくってくれたおかげで、価値観の逆転が起こった的な。

うなぎTips

うなぎを食する文化はもともと上方の方から伝わってきた。

うなぎを腹から開いて串をさして関西の薄口の上等な醤油を塗って蒲焼にして露店売りしてた。

それを武家総本山江戸に持ち込んだところ、腹を開くうなぎ縁起が悪いハラキリだってんで武士に嫌われるし、上方の旨味で勝負する醤油東方の真っ黒でしょっぱいガッツリくるものとは違って受け入れなれないわけで、結局ヒエラルキー上方の連中に相手にされる食べ物にはなり得なかった。

それが変わったのは、千葉だったかの方で東方風味ながらも上質な醤油が開発されて、上方からうなぎ伝道よろしくがんばった意識の高い露天商の連中の満足を得たのと、その醤油みりんを混ぜたところ糞甘いタレが出来上がって江戸の連中に受けてからですね。

まりしょつぱくて甘けりゃ(ry

2014-04-01

世襲制身分が決まっていて、武家はい人生が過ごせてうらやましいなあ、でもしょうがない農民に生まれたのだからっていう、自己実現の手段はないが、全てを世の中のせいにできる時代

立身出世ができるようになり、大企業エリートはい人生が過ごせてうらやましいなあ、でもしょうがない自分にその才能がなかった/はその努力をしなかったのだからっていう、自己実現の可能性はあるが、その分、全てが自分責任になる時代

さて、どっちが生きやすいだろうか。

2014-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20140328111627

ちょっと妄想してみたけど、大沖縄島の地形次第、だな。

沖縄をそのまま大きくしたような土地だと、台湾史が中国史ほとんど影響与えてなかったことから分かるように、土着政権が大きくならないので、それほど違わない率が高い。

これだとつまらないので日本史というか日中関係から妄想してみる。

とりあえず遣隋使遣唐使が多少捗る気がするけど、武家台頭あたりまでは大差ないはず。

大陸南宋が成立して、日本武家政権の時期になると、流石に大琉球重要性に気付くことになる。

妄想的には奥州藤原氏みたいな形の琉球藤原氏(始祖は藤原純友?)か、琉球源氏(始祖はもちろん鎮西八郎こと源為朝)がいて、日宋貿易仲介して巨万の富を築いていると面白そう。

交易の規模が拡大し、平家政権の力は多少増す。それで頼朝の攻撃を跳ね返せるかは分からないが、足利尊氏よろしく都から追い落とされても九州で再起を図るシナリオがあり得る。

妄想なので、貿易チャンネルを握っている強みを生かし、瀬戸内水軍を調略で一挙に寝返らせる逆転攻撃があれば、源氏の攻撃を阻止できる、はず。

日本東西に分裂したままになるか、平家主導で再統合されるのかは謎だが、琉球存在感は増す。奥州よりも征服難しそうな相手なので、本土の政権がどうなろうとも、半独立を維持したままモンゴルの台頭を迎えることになる。

この後の展開はおそらく、

「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「おれは『海嘯』を読んでいたと思ったら いつのまにか『国性爺合戦』を読んでいた」

だと思われる。

2014-01-26

家系図どころか

anond:20140126222410

家系図を作れるのなんて、明治以前は武家公家じゃなきゃ無理。すでに存在してる家系図があるわけで。

後は、寺の過去帳をさかのぼるしかないな。

戸籍謄本を見せたくないんじゃ無いのか?

戸籍謄本なんていずれ見なきゃならなくなるものなわけだが……

自分の爺婆の素性くらいは知ってるだろ?会ったことないのか?

・実子ではない。養子

・両親のどちらかは、継親

・既に死亡している兄弟姉妹が山ほどいる。

・実は、先祖日本人ではない。

・実は赤の他人です。

などの理由がありそうなわけだが。

2014-01-11

昔は発達障害でも排除されずに生きられていたという意見に対し

三丁目の夕日賛美とかを持ち出して

昔がよかったなんて言うな、昔を美化するなって言ってるけれど

少なくとも空気読めない奴は今より昔の方が生きやすかったと思うんだが…

(男だけじゃなく女もね。農家のおかみさん武家の奥方が全員女子力抜群だったとは思わないから

それに昔と言ったって何百年も前とかじゃなく

つい十数年前くらいの事ならこっちだって覚えてる

今だと間違いなく障害者認定されて排除対象となるしかないだろう、成績のいい変わり者の子供達が

個性的」「将来大物になる」と持て囃されていた時代記憶にあるよ

「昔は消費税がなかったから昔はよかった」みたいな事だってあるし

昔が全てよかった訳でもなく今が全て昔より良い訳でもなく

今より昔の方がいい点も昔より今の方が良い点もあるってだけだと思う。

2014-01-01

http://anond.hatelabo.jp/20140101160014

支配階級と言っても、鎌倉時代あたりまでは公家武家農民も「入婿」の方が普通で、家はむしろ女系の血筋で継ぐものという認識が強かった。

2013-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20130528152147

うちは有名な武家一族だったから遡れたし遡った。

戸籍で確定してる。

と言っても5代前から傍流だけど。

http://anond.hatelabo.jp/20130528144954

まぁいちおうそうです。遡ると武家です。

日本ではだいたい、仏教がどの宗派かで、武家かどうかが、わかるよ。 だいたい、だけどね。

あなた先祖武士ですか?

https://twitter.com/fukuda_2000/status/339243192719380480

https://twitter.com/hk726/status/338972547272024065  

まあこれらのツイートは一例に過ぎないんだけど、最近twitterでやたらめったら「武士道」「武士精神」「武士は喰わねど高楊枝」etc.ってなツイートを見るんだけれどもさ。

うちの先祖は、父方も母方も武家じゃなく、商家農家の出で。名前家紋からすると遠い昔は公家だったみたいなんだけど(笑)それでも、武士精神ってなに?っていうのはかなりある。父方や母方のじいさん達は技官として、歩兵として陸軍海軍に進んでったけど当時は軍に進むことがエリートだったから、家が貧乏だとそれだけで入隊した人もいたもんだ、と聞かされていて。武士精神とはちげぇんだよなぁ。

で、ふと思ったのは、この日本先祖武士って人の割合はどんなもんなんだろうなってことなんですけどね。うちも「雑兵」まで含めると武士になるのかな(笑)それなら挙手するなぁ。

2013-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20130510234802

http://anond.hatelabo.jp/20130510234625

この「武家の考えや習慣」って、どのくらい商工農に浸透していたものなんだろう。

少なくとも夫が死んで出家ってのは農村文化にはないよな?

http://anond.hatelabo.jp/20130510233839

あと↑の総括の人に聞きたい

http://anond.hatelabo.jp/20130510234219

http://anond.hatelabo.jp/20130510234545あなただよな?

憶測で話してるわりに、相手には「ソース出せ」って言うのは正当だと思ってる?

http://anond.hatelabo.jp/20130510233556

あとこの場合の貞操とは婚前の貞操ですよね?

武家社会でも、旦那の死後ほかの男のところに嫁いだり、初産は危険から跡継ぎを生ませるために出産経験のある女性を娶ったりということはあったようですから

http://anond.hatelabo.jp/20130510231159

横だけど

そもそも貞操観念武家社会のものじゃなくキリスト教社会のものから

あと全員が武士だったわけじゃないから。大半は農民町人で夜這いあり吉原ありだから

二股浮気は駄目だけど、それ以外は大して問題視されてないから。

で、外国から受けた影響が抜けることを退化と呼ぶなら退化でいいとは思うけど。

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